会社から毎年人間ドックを受けさせられています。その日も例年通り行きつけの検査施設で検査を受けていました。
やったことがある人は知っていると思いますが、腹部超音波検査は暗い個室のベッドに横たわり、ズボンを鼠径部ギリギリまで下ろし、ヌルヌルの温かいジェルを腹部に塗りたくってからプローブを滑らせて内臓を検査していきます。陰毛は見えてしまいますがしかたありません。毎年やっているおなじみの検査です。
その日、いつもと違ったのは検査技師が若くてめちゃめちゃかわいい子だったことです。これはラッキーと思いました。プローブ越しとはいえ、こんな子にお腹を触ってもらえるなんて単純に嬉しい。検査は腹部を膨らませて行うので、彼女が声掛けをしていきます。
「はい、大きく息を吸っておなか膨らませて下さい」
言われた通りにお腹を膨らませます。彼女はプロープを滑らせます。ヌルヌルして暖かくいい気持ち。
「はい、ゆっくり吐いてください」
息を吐きます。またプローブが滑っては止まります。
「吸ってぇ〜」
え?なんか声が色っぽくね?
「吐いてぇ〜」
やっぱり色っぽいよな、そう思った途端に気になり始めてしまいました。なまめかしい囁くような優しい声なのです。彼女は頭の近くに置かれたモニターを見つめながら作業するので、必然的に私の耳の近くで囁くことになります。
「はい大きく吸ってぇ〜」
やばい、こんなに可愛い子にこんなふうに囁かれるとなんだかエロい気しかしてこない。
「はいゆっくり吐いてぇ〜」
これは検査なんだ、検査。検査。ただの検査。
必死に心のなかでそう唱えましたが駄目でした。かわいい彼女のエロい囁きにすっかりスイッチが入ってしまい、ペニスが大きくなり始めます。
やばい、こんなところ見られたら恥ずかしい、と焦った瞬間よけいに興奮してフル勃起になってしまいました。履いているのはダブダブの検査着のズボンなので天井を向いてテントを張ってしまい、勃起していることがまるわかり。
彼女は幸いまだモニターを見つめていました。今のうちになんとかせねば、と左手をズボンに入れてパンツのひっかかりを外し、天井を向いていたペニスを平らにしました。でも浅はかでした。ズボンを鼠径部まで下ろしているので、そんなことしたら今度は亀頭が顔を出してしまうのです。
でもスイッチの入った私はもうヤケクソでした。この際見せつけれやれ、と思うと一層勃起は強くなり、竿まで出てきてしまいました。そしてプローブを動かそうと彼女が視線を腹部に落とした瞬間、当然のごとく気づかれてしまいました。
「あ」
「あ、済みません」
彼女の手が止まります。薄暗い中でも見る見る顔が紅潮していくのがわかります。その様子をみた私はもう恥ずかしいという気持ちは消え、ムラムラした気持ちだけに支配されていました。
「…」
何か言ってくれればいいのに、彼女は固まったまま。
「いや、先生の声が色っぽいな、と思ったらこんなになっちゃいました。先生のせいですよ!」
「…そうなんですね、済みません」
「…」
「でも大丈夫ですよ」
「私は大丈夫じゃありません。先生かわいいから」
私は少し怒った声で言いました。なんとか我慢しようとしていたのに彼女のせいでこんなになってしまったんだから俺はなにも悪くない、という気分です。すると彼女はなんとズボンに手を入れカチカチのペニスを握ってきたのです。
「あ!」
驚くのは私の番でした。彼女はズボンをおろし、温かい手で優しく緩急をつけて握ってきます。検査室のベッドでこんなことを、という意外性と実際の気持ちよさとで快感が急激に高まります。
「あ、駄目ですよ、駄目先生!」
「大丈夫ですよ」
「いや大丈夫じゃないです、出ちゃいます」
次の瞬間、信じられないことに彼女は私のペニスを口に含んだのです。シチュエーション的に限界に近かった私にとって、柔らかく温かい彼女の唇と舌はあまりに刺激的でした。
「うっ…」
彼女は構わず唇と舌とでリズミカルに刺激してきます。これは夢か何かか?彼女が舌先を固くしてカリを舐めてきます。
「あっ、先生!」
「大丈夫ですよ」
全然大丈夫じゃありません。会ったばかりのかわいい子が真面目に検査を受けるためのベッドで私のペニスを舐めているのです。我慢できなくなった私は思わず彼女の頭を股間に押さえつけてしまいました。
「んっ、んっ」
ところが彼女は嫌がるどころかますます舌の動きが激しくなっていきます。
「先生!」
もう限界でした。こんなところで出しちゃまずい、と思えば思うほど興奮が高まり、彼女が口全体でペニスを吸い上げるようにしたところで堪らず彼女の中に大量に発射してしまいました。
彼女は別室に去り、しばらくして戻ってきました。口をすすいできたようです。
「あの…」
「いいんですよ、しかたないことですから」
「いや、その…」
「ふふ、元気ですねこんなところで。じゃあ検査の続きしちゃいましょう。はい吸ってぇ〜」
検査は終わり、彼女がジェルを拭いてくれてベッドから下りました。
「ありがとうございました」
「はい、お疲れ様でした」
「あの、良かったら…」
「次は眼圧です。ファイルをあそこに持って行ってください」
検査室のドアを開けて彼女はそう言います。
「あ、はい」
彼女とはそれっきりでした。あんな声と容姿では検査でスイッチ入ってしまう人が他にもいるのではないか、と思いましたが誰にでもあんなことをしているのかどうかはわかりません。
超音波検査はそもそもの検査時間自体がかなり長く、個室で技師と二人っきりになるからこそこんなことが起こり得るのだと思いますが、あまりなラッキーすぎるできごとでした。
今年の検査も彼女に当たりますように。