【美優&優奈スピンオフ】美優12歳。「目覚め」…身も心もお兄はんのモノになった。【中学編】ヒロさん

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【美優&優奈スピンオフ】美優12歳。「目覚め」…身も心もお兄はんのモノになった。【中学編】ヒロさん公認作品

京都はすっかり寒なりました。

皆はん、お風邪など引かれておりまへんかえ?

身体が資本の芸妓は風邪なんか引いておれまへん。

少し早めに終わりましたので、投稿させてもらいます。

『思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを』

小野小町の有名な歌どすえ。

あの人のことを思いながら眠りについたから夢に出てきたのであろうか。夢と知っていたなら目を覚まさなかったのに…。

ウチの想いは寝ても覚めてもお兄はんのことばかり、そんなウチも中学生になった。

お兄はんの体験談では語られなかった内容を中心に投稿します。

激動の中学編どす。

…………………

四月に入り、無事にウチも中学生になった。

学校から帰ると制服姿のままである事が多かったんどす。

お兄はんって、特に制服が好きとか言わへんかったけど…中学に入り、やたら制服姿を好んだ気がした。

「こっち来いや」

「へい…」

お兄はんの横に腰を下ろすと

「ちゃうちゃう、ベッドに座ってくれや。」

「何どすかえ?」

「まあ、ええからっ」

ベッドの端に腰掛けると

ウチの制服の中に顔を入れはった・・・。

「あっ、お兄はん……」

太腿にお兄はんの舌がペロペロと這う。

ウチのスカートの前が大きく膨れ上がり、お兄はんがとてもエッチなことをしはる。。。

ショーツをずらされ、

ぴちゃぴちゃ………

「は、恥ずかしいどすえ…かんにんぇっ…お兄はんっ」

お兄はんはウチの恥ずかしい部分に舌を捻じ込みぴちゃぴちゃと音を立てて舐めはった。

身体が痺れるような…

ゾクゾクとする。

「あぁぁ…っんん」

声が漏れてしまう。

「ぴちゃ…ぴちゃ…おまえのここ美味しいでぇ」

と言って、ウチの胸を強く揉みながら、

「ええ乳してんなぁ…美優は」

「もう、あかんぇ…まだ明るいどすよ」

そして乳首をつまんだり、そして舐めてきました。

「あっ、かんにんぇっ〜」

思わず大きな声が出てしまいました。

お兄はんの舌の動きはとても気持ちよく、口ではあかんと言いながら、ずっと舐めて欲しいと思ったものどす。

そしてアソコをペロペロされているうちに、だんだん体が熱くなって、エッチな液で濡れていくのがわかりました。

その快感とはとても口では表せないぐらい凄いもので、何度も身体を捩らせ、お兄はんの舌技に弄ばれた。

ビリビリと快感が全身に伝わって…

そしてお兄はんは舌だけではなく、指でもウチのアソコを…

「美優、おまえけっこう濡れてきたなぁ…もしかして目覚めたか?」

お兄はんはウチをいやらしくさせるつもりなのか、とてもいやらしく攻めて来はった。

「目覚め?よー分かりまへん……あ~ん、もうあかんぇ~」

「気持ちよくなってきたか?」

「も、もう何で、そ、そんなこと、聞きはるんどすか…意地悪どすよ…」

「美優、すごくかわいいでっ…じゅるっ…」

「あぁぁぁ」

お兄はんの指の動きがだんだんと早くなり、クリトリスも同時に舌で転がされ、もうこんな快感は生まれて初めてどすよ…。

ウチも我慢しきれず、だんだん声が出始めましてん。

でも恥ずかしさで顔も真っ赤やったと思います。

お兄はんの必要なクリトリスを舐めたり、膣に指を入れかきまわしてきたりと、アソコから愛汁がどんどんあふれ出てくる。

それをお兄はんはワザと音をジュルジュルと立てて、吸い尽くす。

何ていやらしい行為なんどすやろう…。

目前にはスカートが膨らみ、その中でお兄はんの頭が小刻みに動いている。

ウチは益々大股開きになり、お兄はんがウチのアソコに顔を埋め、ブルブルと顔振りながら舐めて来はった。

あぁぁ、こ、これも凄い快感…。

より強くクリトリスを舐められると、すごい快感に襲われ、思わず、また声が・・・、

「あ~ん、かんにんぇ…あん…あん」

「美優かわいい声やな、もっと出してもええねんぞっ」

「も、もう、そ、そんなに出せるわけ、あ~ん」

横を向くと窓が少し開いている。

隣に、いや、ウチの家に聞こえたらと思うと、また恥ずかしくなってしまう…

「き、聞こえてしまいますぇ。」

「どこにや?」

「と、隣の家…ウチのおうちどす。あ~ん、あっ、あっ、あっ」

「気にするな、そんなん聞こえへんわっ!もっと声をだして、気持ちええんやろっ!」

「も、もう、お、お兄はんの意地悪~」

愛液が太ももに伝わるくらい大量に出てきて、

「美優すごいでぇ…いっぱい出てんでぇ」

「かんにんぇ…見ないで~、っんん…あっん…」

お兄はんはスカートをブハッと捲り、顔を出すと

「じっくり見させてもらうからな」

「お兄はん…ウチ、ウチ」

ウチは我慢できなくなった。

「そうか…ゆっくりするか」

「は、はい…」

優奈が来たらどないしようなんて、頭をかすりましたが、あまりにも気持ちよくて、もっと舐めてほしかったので、勿論了承しました。

どうしてもあの快感と舌の感触が…ウチは直ぐに制服を脱ぐと、ゆっくり畳むのをお兄はんはニコニコしながら待ってくれはった。

そして下着だけの姿になると

シャーっと勢いよくカーテンを閉めお兄はんに引き寄せられ立ったまま濃厚なキスをしました。

そしてベットに一緒に横になり、

「美優、愛してるで…」

と言ってまた濃厚なキス。

舌を絡め合う…物凄くキスが上手なお兄はん。

ウチの中で縦横無尽にお兄はんの舌が這いずり、優しくウチの舌を擽る…それだけでウットリしてしまう。

キスってこんなに気持ちいいものなんや…。

一生していたい…いつもそんな気持ちにさせられましてん。

そして、いつの間にかブラもショーツも脱がされていた。

澱みなく、スマートな脱がし方に、ウチは気付けば一糸纏わぬ姿に…。

そのうちウチの耳元や首筋を愛撫しながら乳首を舐めたり吸ったり、そして揉んだりしてきました。

「あんっ…んっん…あかんえっ…あ~ん」

お兄はんの愛撫はとてもこの世のモノとは思えないものでした。

一体、どんだけこの方は経験されてはるんやろう。

10人くらいなん?もっとかえ?

でも一緒に住んでいるから、ウチが一番とか、中学生なのに女同士の勝ち負けを考えていましてん。

するとお兄はんを征服したというか、変な独占欲が沸いてきて、またそれがウチの気持ちを高揚させ、もっとして、と思っていました…ホンマに悪い子どもどす。

お兄はんの舌使いはすごくいやらしい動きをします。

ただ乳首を吸うだけでなく、乳首を舌で包み込むように、舐めてきます。要するに乳首の頂点と横の部分を丁寧に舐め分けてきます。

ただでさえ乳首は硬くなっているのに、もうこれ以上大きくならない状態になってしましました…。

最初はざらざらしてじめっといた舌の感触が、今は逆にそれが快感にかわって行き、思わず声が漏れる。

「あぁぁ…お兄はん…気持ちいい…」

最近はやたら、このタイミングで乳房を強く吸われる。

ぢゅーーーっ…これはかなり痛い。

ちゅぽっとお兄はんの唇が離れると赤い跡が…

「これは、俺のモンの印やで。」

「沢山、付けて下さい。ウチはお兄はんのモノやさかいに。」

「そうか、ほな、もうちょい付けるわ。」

何度も何度も左右の乳房に吸い付き、赤い跡を増やして行きはった。

すると乳房の下を舐めたかと思うと

お兄はんの舌がだんだんとお腹、臍周り、そして下半身あたりに移動しています。

そして秘部に到達すると、太ももをガッチリ掴まれ、大きく股を広げられ、またクリトリスを愛撫してきた。

まずはゆっくりとベロンっていう感じやったと…

間隔を置いてベロン、ベロンしてくると、快感が終わったかと思うと、またベロンとされると、快感が体中に伝わり、何かじらされてるようどす。

「あんまり焦らさんといて下さい…」

「へへ、舐めるときはじっくり舐めていかへんとな」

「あ~ん…あかんぇ、あかんぇ…」

「ん?あかんのか?」

分かっているクセに意地悪に聞き返すお兄はん…

「あ~ん、意地悪っ…お兄はん、もっとして」

お兄はんの舌がクリトリスをだんだん激しく舐め、

「あん…あん…あん…そこ、そ、そこ、いい、あ~ん」

「美優…とっても可愛いでぇ…ここ、もっと声を出しやっ」

「あ~っ、も、もう…また、そ、そんなこと~」

ピチャ…ピチャ…

ジュルっ……

「あーっ…もう、もう…なんか変どすよ…」

「もっと変になったらええで」

「あぁぁぁぁぁ〜……くっ…んんん~あ~っ」

ウチは身体が宙に浮くように跳び上がり、簡単に逝かされてしまいましてん…。

す、凄過ぎます…お兄はん。。。

でも気持ちよくて、たまりません。

「美優、すごいでぇ…舐めても舐めてもいっぱい出てくんでぇ」

「そんなん言わんといて…く、下さい。」

「なんや、感じてくれてるんやから、ええやろっ」

と言ってまた膣口あたりを指で触ってきます。

周辺部までヌルヌル感があり、触られるだけですごく気持ちがええんどす。

お兄はん、ウチの気持ちトコを全部知ってはるみたいどした。

「美優、今度は俺のをしてくれ」

と言って、お兄はんは横になると隆々と天に向かって硬そうなモノが…

先端には薄らと透明な液が滲み出ていた。

ウチは大きくなっているアレを触ると

「お兄はん、硬くて熱いどすよ」

「へへへ、いつでもオマエを貫ける準備が出来てんねん。」

ウチはお兄はんのおっきなモノをチュルッと吸い込むように咥えた。

「ぅぅぅ…」

お兄はんのかすかな声が。

鼻先にお兄はんの陰毛がくしゃりと当たる…。

ウチは気にも止めず唇が妖しくお兄はんのモノを刺激した。

まるでかぶりつくように咥え、吸い付き、舐める…。

何度なく教え込まれたウチなりの知識でお兄はんに気持ちよくなって貰いたい…。

そして、幾らかの攻防の後で、悲しくも激しく勃起したペニスはウチの口の中でビクンビクンと波を打つ。

お兄はん…ウチのフェラで感じてくれはっている。

とても嬉しい。。。

「み、美優…あ、あかん」

ウチの頭を掴むとお兄はんは脚まで動き始めた。

「ぁ…..っっ…..」

お兄はんを逝かせることが出来るかも…ウチは口を凹ませ、懸命に頭を振った。

じゅぷ…じゅぽ…

じゅるかっ…じゅ…

リズミカルに、お兄はんのおっきなモノを刺激していく…。

時折、溢れ出た唾液が口から溢れる。

お兄はんは小さく声を上げる。

「ぁぁ…」

ますますいきり勃っていくお兄はんのモノ。

亀頭を舐め、カリの部分に舌を這わす…子どもながら、純粋にどうしようもお兄はんのモノが愛おしく思う。

「ぁあ…」

「ぁぁ……」

お兄はんは呻きながら、流れでウチのの身体に触れてきはった。

頭、首筋、肩、そしてお兄はんの愛してくれる乳房へと…。

「ぁっ…」

乳首を捏ねられ、じーんっとした…一瞬の快感が突き抜けた。

「あんまりされると逝ってまうわ」

お兄はんはウチを引き離し、横に寝かせた。

軽くキスすると、お兄はんは股の間に膝を着くと、優しい目をして、耳元で囁く。

「ゆっくり挿れるからな…」

「お兄はんにお任せしますぇ」

焦らすように、お兄はんのモノでアソコの周りをぐりぐりと回すように刺激される。

「あぁぁ…っん…お兄はん早くっ」

思わずエッチを求める言葉が出てしまう。

ゆっくりとお兄はんの大きなペニスがズブズブとウチの中へ。

まだ、最初の挿入時はあまりのおっきさにかなりの圧迫感がある。

「あぁぁぁぁぁ」

ウチは声を張り上げました。

少し動きを止めて、

「ゆっくり動いた方がええか?」

艶っぽい顔がとてもセクシーなお兄はん。

「お、お兄はんの好きにして下さい。」

「かわいいやっちゃなぁ〜」

ゆっくり動き始めると、だんだんと大きなペニスと膣の大きさが馴染んでくるんどすよ。

ホンマ、女の身体は不思議どす。

12歳の身体にあのお兄はんのおっきなオチンチンが…しっかりとフィットしている感じがするんどすえ。

だんだんと圧迫感も消えていき、お兄はんのピストン運動に合わせてウチは喘ぎ声を出していました。

それもおっきな声なんどす。

「あ~んっ……あ~っん…あ~ん」

次第にお兄はんの腰の動きが早くなり始めると、

「あん…かんにんしてっ…」

それに合わせて喘ぎ声も早くなってきます。

ウチのあまりの大声にお兄はんも思わず

「お、おいっ大丈夫か」

「か、感じ過ぎて…っんあっん」

「そ、そうか…ほな、もっと早く動くでっ」

「は、はい……」

お兄はんはどんどん激しく腰を動かしたかと思うと、今度は腰を”の”の字のように動かしてはった…。

こんな所がホンマにお上手なんどす。

こんなことされたら、気が狂いそうなぐらい感じまくってしまった。

「あ~ん…か、かんにんっ……き、きもち…っんあ」

ウチの膣もまた愛汁が大量に溢れてかえり、部屋中にグチュグチュと音が響き始めてしまったんどす。

「お、お兄はん…エッチな音が、き、きこえるっ…いやっん…お兄はんっ」

「やらしい音やでぇ…へへっ…やめてもええんやで」

ものすごー、意地悪なお兄はん。

「あっ…あっ…あっ…もっと、もっと早く~」

堪らずウチから求めていました。

もう気持ちが良すぎて、良すぎて…。

グチュッ…グチュッ…グチュッ

奥を激しく突き上げられ、ついにウチは

「い、逝きますぅ………あっあぁぁぁ」

お腹をツンと突き上げ、盛大に逝ってしまいまてん。

12歳の少女はそこにはいませんどした。

もう立派な雌になっていたと思いますえ。

お兄はんの言葉を借りれば正しく女として

「目覚め」たのかもしれまへん。

そんな風に思うだけで、もっと気持ちよくなっていた。

ウチ、今は正真正銘なお兄はんの女・・・。

身体はまだピクピクしているのに、お兄はんはウチの両手を掴み、益々、激しく腰を打ち付けてきはるんどす。

パチン…パチンっ…

お兄はんはウチに口付けをし、貪るように中を掻き回して、いつものように唾液を大量に送り込んできはった。

とてもいやらしい感じがする。

「ゔゔゔ………ゴクっゴクッ」

ウチが飲み干すと、満足したような顔をしはって、

「美優、逝きそうやっ」

「い、逝って、お兄はんも逝って」

「中で出してもええか?」

「き、危険日やと思います…でもウチは構いまへんよ…」

少し残念そうな顔をしはって

「そ、そうか…」

お兄はんはオチンチンをすぐに引き抜き、お腹の上に出してくれはりました。

精子の勢いもよく、ウチの顔付近まで飛んできましてん…へへへ。凄い…。

「はぁ…はぁ…はあー」

お兄ちゃんは転がるように横になり、まだ息が荒いみたいどす。

「はぁ…はぁ…お、お兄はん」

そしてウチも同じ状態でした。

ちょっとして息を整えると、

「美優…よかったで…やっぱ、オマエは最高やわ」

「ウチも…」

ウチが手を大きく開くとお兄はんが上に乗ってきはり口付けをしてくれた。

濃厚に舌を絡ましあい、愛しあっているのを確認した。

学校から帰って直ぐに、こんなのとするなんて…ウチはとても淫乱になってる気がした。

でも、でも、お兄はんが好きで好きで仕方なかった。

裸で抱き合い、何度もキスをしていたら

玄関のドアがドンと開き

「こんにちはっ!!」

優奈が入ってきた。

姉のこんな乱れた姿は見られる訳には行かないと思い、布団に潜り込みました。

「お、おう優奈かっ。」

「お兄ちゃ〜ん、抱っこっ」

布団の中で息を殺していたら、優奈がお兄はんに飛びついていた。

もう〜、ウチのお兄はんなのに・・・。

小さな優奈までヤキモチを妬いてしまう姉どした。

「よっしゃ、お菓子でも買いに行こうかぁ」

「あー、お兄ちゃん、裸やん!」

「ありゃー、お兄ちゃん裸でお昼寝してもうたわぁ」

「キャッキャッ」と喜ぶ優奈をあやしながら、服を着てお兄はんはコンビニに行ってくれはった。

ウチのことを気遣って、出かけてくれたんどす。

今のうちに、急いで服を着ました。

ホンマ、ドキドキどしたよ。

でも、この危険な行為も嫌ではなかった。

何よりも優先されるのは、お兄はんと愛し合うことでした・・・。

「目覚めた」ウチはその晩も盛りのついた動物のようにお互いを求め、愛しあい充実した中学生生活を送っていました。

ここで、中学生活を語りますね。

ウチが通っていたのは公立中学で、マンションから近い所にありました。

どこにでもある普通の中学校。

しかし、小学生の頃と同じように、休み時間は図書館で読書をするような大人しい生徒やったと思います。

が、お兄はんに抱かれるようになったウチの身体は子どもながらも、色気があったのかもしれまへん。

学校へ行くと、下駄箱に

あっ…また・・・。困るなぁ。。。

恋文が入っていた。入学してから、既に20通以上の恋文を受け取った。

それも一年だけではなく、二年や三年の先輩からのもあった。

ウチにはお兄はんがいるのに・・・。

申し訳なかったが、誰一人とお返しすることは無かった。

しかし、恋文だけでは留まらなかったんどす。

「ちょっと、遠坂、頼みあんねんけど。」

「あっ、山瀬さん、なんどすか?」

「知り合いの先輩がアンタのこと好きらしいねん、ちょっと話、聞いてあげてくれへん?」

「そ、それは・・・ちょっと。」

「えっーーー、何?私のお願い聞いてくれへんのっ!?」

山瀬さんって、目立つ女子グループのリーダーって感じの方でした。既に、三年生ともお付き合いをされているようでした。

あまり、トラブルを好まないウチは

「ほな、お話ぐらいなら。」

「サンキューっ!そうこなくっちゃあ!クラスメイトやもんねっ」

ほんま調子のええ方どすなぁ。

ウチとは真逆で苦手なタイプどした。

放課後、指定された美術教室へ行くと、一人の男子生徒がいはった。

「あの〜」

「おっー!遠坂、来てくれたんか!」

「山瀬さんに頼まれましてん。」

「俺、三年の藤間ちゅうねん。」

「はぁ…それで用件は」

「あっ、内藤分かるか?俺、内藤と同じ野球部やねん。」

「すんまへん、内藤って方、存知まへん。」

「あちゃー、そうかい。山瀬ちゃんの彼氏や。」

そう言うことか・・・。山瀬さんの彼氏さんが内藤って方なんどすね。

それで、ウチに頼んで来はったのか…。

「俺、遠坂のこと、一目惚れしたんや!めっちゃ可愛い…いや、めっちゃ美人やん。」

「そんなん、そんなん…美人やなんて」

そうなんどす。自分で言うのも恥ずかしいんどすが、恋文にもやたら美人やとか色っぽいとか描かれていた。

多分、お兄はんに抱かれるようになって、少しだけ綺麗になったのかもしれまへん。

当然、自分では小学生の頃の美優と何も変わっていないと思っていました。

「遠坂って、めっちゃ告られたやろ?」

「はぁ…、ほんの少しだけどすけど。」

「もしかして、この学校の誰かと付き合ってのか?」

とても必死に聞いてくる藤間って人。

目が血走り、少し怖い感じがした。

「そ、そんなこと、藤間さんには関係ありまへんぇ。」

「冷たいなぁっ!彼氏居ないなら付き合ってくれよっ!」

「ウチ、まだ、中一どすよ。」

「関係ないわっ!ってか、いずれかは付き合うやろ!遠坂が誰かのモノになる前に俺のモノにしたいんやっ。」

あらっ、俺のモノとか・・・、図々しいお方やなぁ。かなり自分に自信がありそう。

確かに身長もお兄はん程はないけど、そこそこ高いし、顔もお兄はん程、男前では無いけど、モテそうな方やった。

「藤間さん、ウチなんかまだ全然子どもやし・・・」

「何言うってんねん!顔をいいし、身体も・・。いや、まぁ色っぽいし。」

身体かあ…。これは悩みどした。

お兄はんとセックスをするようになってから、やたら胸やお尻が丸みを帯びてきた。多分、女性ホルモンが刺激されたんじゃないかと、お兄はんは言っていた。

それにお兄はんがいつもウチに言っている。

「思春期の男子には、美優の身体は刺激的やでぇ!多分、オマエとやりたいと思ってる奴は沢山おるでぇ。気付けや。」

この人もお兄はんが言うようにウチの身体が目当てなんやろうね。。。

当然、ウチは断った。

「大変申し訳ございません。実はウチには大事なお方がおりますので。」

「えっ!?大事な方?誰や、一年か?二年、まさか野球部の奴やないやろうなっ!」

「それ以上は言えまへん…」

「なんやねん、もう、されとんのかい!傷モンかいなっ」

されとるとか傷モンとか…失礼な方どすなぁ。

「・・・」

「清純そうな顔して、やることやっとんのか!」

酷い言われようどした。大事な人がいると言っただけでここまで卑下されるとは。

だから、同年代は嫌なんどす。

こんな風に変に好かれることが多かった。

お兄はんには言えまへんなぁ…こんなけったいな話。

それから、数日後、学校から帰ろうとしていると

「ちょっと、遠坂っ!お茶でも行かへん?」

山瀬さんに声を掛けられた。後ろにはグループのお友達もいた。

えっ、早く帰ってお兄はんに可愛がって貰いたいのに〜。

「あの〜。そうどすなぁ…」

ウチがモゴモゴしていると、

「ちょっとだけやし、おいでやっ!」

半ば強引にファミレスに連れて行かれた。

また、誰かの仲介やろか?

嫌やなぁ〜。少し憂鬱どした。

皆はん慣れた感じでドリンクバーを頼んだ。

「ウチはチョコパフェで…」

「遠坂っ!マイペやねぇ!」

「ホンマや、遠坂さんって変わってるよね」

なんか、物珍しいモノを見るような感じで皆はんは私を見ていた。

なんか、場違いな感じどすなぁ。

「遠坂、藤間先輩を振ったの?」

「えっー?野球部のキャプテンの藤間さんに告られたの?」

「あの方、キャプテンさんだったんどすね。」

「そうよ、何考えてんの?アホちゃう!」

「そんなん言わはっても・・・」

「遠坂さんってボーとしてるけど、モテるよねー。」

「モテるやなんて…そんなことありまへんぇ。」

「ウチらのクラスの男子も”遠坂いい女”やぁ〜、なんてよく騒いでるし。」

「そーどすか…」

「ラブレターも沢山もらってるやろ?」

「・・・」

何や吊し上げされてるみたいどす。一刻も早く逃げ出したかった。

「そんなこと言われても・・・もう帰ってええどすかぇ?」

「ちょっと、まだ、肝心な事聞けてへんよ。」

「肝心な事?」

「アンタ、彼氏いるの?」

「えっ?……」

「何、驚いた顔してんのよっ」

「だって、藤間さんに彼氏いるからって言うたんやろ?」

どうやら、藤間って人が喋ったみたいどすなあ。

口の軽い方やなぁ。

目立たないようにしてきたウチはあまりお兄はんの話はしたくはなかった。

「大事な方はいるとは言いましたけど…」

「ハハハ、それ、彼氏ってことでしょう?」

「マジでっ、遠坂さん彼氏いたんやぁー」

「ま、まぁ…一応。」

「ふーん。同中の人?」

「先輩?」

「ちゃいますよ。」

「もしかしてサッカー部の大石くん?一緒の小学生でしょう?」

「大石くんも遠坂さんの事が好きやって噂になってたよ。」

あいやぁ〜、大石くんか・・・。悪いことしたなぁ。

大石くんはあれから、何も言って来なかった。ウチがお兄はんとそう言う関係な事も噂になっていない所をみると、大石くんはあの件は誰にも喋っていなかったみたいどす。いい人やなぁ。

「大石くんどすか?小学校が同じだけどすえ。」

「じゃあ、誰よっ?」

「あの〜、同じ中学の方ではありまへん。」

「他校なの?」

「もしかして高校生とか?」

「教えてよー」

ウチはあまりの質問攻めに面倒くさくなってしもうた。

「ちゃいます。」

「・・・大学生のお兄はんどす。」

「えっーーーーーー!」

「だ、大学生っ!」

「マジでっ!?」

そんなにビックリすることなんやろうか?全員目を丸くして驚きはった。

「もうええですやろ?お先に帰らせて頂きます。」

ウチが席を立とうとすると、山瀬さんが

「見せてよ。」

「見せて?」

「俄には信じがたいわ。」

「確かにね。中学生と大学生なんて聞いたことないもんね。」

そうなんや。。。確かにそうかもしれまへんね。

ウチもお兄はんに「彼女」やって言って貰えるまで、彼女になれる何で思わへんかったし。

山瀬さん達が疑うのも仕方ないことかもしれませんどした。

「なら、ダブルデートしようよっ♡」

「ダ、ダブルデートどすかえ?」

「その大学生の彼氏さんが、遠坂のことが好きならダブルデートぐらいしてくれるでしょう?」

「いや、そんな…忙しい方やさかいに。」

とんでもない事を言わはるわぁ〜。

そんなん中学生のデートにお兄はんなんて連れて行けへん。

「ほんの数時間でもいいわよっ!」

「でも…」

「えっー?ホンマは嘘なんちゃうの?」

「嘘なん?サイテーっ!!」

もうーーーー!

ウチは思わず

「嘘ちゃうもん!とっても格好いい人なんどすよ、っ!」

「じゃあ、その自慢の彼氏、見せてよっ!」

「ほな……少しだけなら」

言うてしまいましてん。。。

はぁ〜〜〜。

「そうこなくっちゃっ!」

「じゃあ日曜日!○○前に12時で!」

トントン拍子に決まってしまった。

「はぁ……」

えらいこと引き受けてしもうたわぁ……。

めちゃくちゃ憂鬱になった。

その夜、お風呂から上がりゆっくりとテレビを三人で見ていた。

「優奈、そろそろ寝ようか?」

「うん、お兄ちゃん一緒に寝てな。」

「はいはい、」

お兄はんはいつものように、優奈を布団に入れて寝かしつけた。

優奈の寝付きはとても早い。

優奈が眠ると、ウチはお兄はんに話をした。

「お兄はん…お願いがありますねんけど」

「なんや、改まって?そんな隅っこで何やねん。」

ウチは優奈が寝ると直ぐにお兄はんにくっついていたので、少し離れた所から動かないウチにそう言わはったと思う。

度胸を決めて、お願いをしてみた。

「お兄はん…日曜日デートして欲しいねん。」

「何や今更、しょっちゅうしてるやん。」

「ちゃいますねん。ダブルデート…どすねんえ。」

「だ、ダブル?」

「あの…実は・・・・」

今日の出来事を詳細に話をした。

お兄はんは、困った顔をしながらも耳を傾けてくれはった。

「かんにんね…お兄はん。こう言うことがありましてん。」

お兄はんはとても難しそうな顔をして溜息を付いた。

「はぁーーーー、中学生とダブルデートってなぁ…」

「嫌ならええんどす。」

そりゃそうどす。大学生のお兄はんが中学生のお守りなんて…そんなんさせられまへん。

ウチが馬鹿やったんどす。

「美優、ごめんやけど、かんにんやわ。」

「そうですわなぁ・・・。」

ウチはそう言うといつものようにお兄はんのそばに寄り添い、頭をくっ付けて甘えた。

「変なことお願いしてしもうて…」

「ホンマにえろうすいません。」

お兄はんは優しく頭を撫でてくれはった。

ジッとウチの顔を見つめながら何かを考えてはるみたいどした。

「ええのか?ホンマに?」

「美優、ほんまは行って欲しいんちゃうか?」

とても優しい表情でウチにそう言うとウチは表情を一つ変えることなく答えた。

「かましまへん。」

お兄はんはウチの髪を撫でながら、ふっと笑うと

「ほな、行こうか?」

「えっ。」

「だから、そのダブルデートちゅーのに行こうか?」

えっ!!お兄はん!

お兄はんはウチのことを可哀想と思い、快諾してくれはった。

でも……それは。。。

「ええの?お兄はん…」

「ほんまですか?」

「うん。美優、嬉しいか?」

嬉しゅうなって、ついつい笑顔になってしまった。

「はい・・とても嬉しいどす。」

「へへへ、そうか。いい彼氏、演じたるわ。」

やっぱり、とても優しいお兄はんやった。

お兄はんはウチの嫌がることは一切しない上に、ウチの言うことなら、何でも聞いてくれはる。

こんな素敵な彼氏…それがウチの大好きなお兄はんどした。

「お兄は〜ん♡」

「何や?」

「キス…」

優しくキスをされ、そのまま、抱き合った。

「あっん…お兄はん、沢山沢山、抱いて…」

その夜はウチは激しくお兄はんを求めた・・・。

あーー、お兄はん愛しておりますえ。

日曜日になり、河原町の阪急百貨店前の待ち合わせ場所へお兄はんと行った。

少しドキドキ、お兄はんには悪いけど、ちょっと嬉しい。

既に山瀬さん達が待っていた。

山瀬さんがウチらを見つけて、手招きしている。

側に行くと。

スタジャンを着た、彼氏さんが、

「チワッスっ、内藤ス」

内藤勇太郎さん。三年生の野球部の方みたいどした。山瀬紗弥さんの彼氏さん。

そして、可愛くオシャレをしてきた山瀬も挨拶してきた。

「こんちわっ。はじめまして山瀬です。」

「こんにちは。遠坂美優どす。」

「ハハっ、藤間を降った遠坂やろ、知っとるでぇ!」

お兄はんは二人にちゃんと挨拶してくれはった。

「うん、はじめまして、美優の彼氏の松木やで、よろしくな。」

いやぁ〜ん、初めて人前で「彼氏」って言って貰えた。ニヤニヤが止まらへん。

でも山瀬さんは変な顔をしてまだこんな事を言わはる。

「へぇ〜マジで彼氏いたんや、遠坂って。」

「ホンマやっ!」

「はい。ウチ、嘘なんてつきよりませんぇ。」

失礼な内藤さんはお兄はんを見て一言。

「背が高くてイケメンやん。」

「ハハハっ、イケメンかいな。ありがとな。」

お兄はんはそんな失礼な人にも眉を一つ動かす事もなく、サラッと対応してくれはる。

そんな余裕のお兄はんが素敵どす。

お二人は興味本意でウチ達をジロジロ見ていた。

「あっ、そのスニーカーお揃やん♡」

「おっ、スゲッ!スーパースターか、ラブラブですやん!」

実はさりげなく、お揃いのスニーカーでデートに来た。先日、いつもお兄はんが履いているadidasのスニーカーと同じモノの色違いを買うてもろうた所なんどす。

デート前にせっかくやし、ウチがオソロで行きたいって言うたら、「ええで、オソロで行こうか。」と快諾してくれはった。

こんな我儘まで訊いてくれはるお兄はん。

「ハハハっ、参ったなぁ、バレたかっ。」

「中学生とオソロッスかぁ、やりますね。」

「せっかくのデートやから、俺が美優に無理矢理履かせたんや。」

えっ?!お兄はん…そ、それは。

お兄はんは、自分からオソロにしたいと友達に言ってくれはった。

さりげない気遣いが少女のウチにはたまらなく嬉しい。

「内藤くんも山瀬さんもオシャレな格好してんなぁ」

「へへ、あざーす」

「可愛いですか♡」

「うん、うん、山瀬さん、可愛いよ。」

内藤さんはネックレスをしたり、山瀬さんはハイソやブーツを履いたり、目一杯オシャレをしている感じどした。

お兄はんはいつものようにシンプルない格好で、ウチもお兄はんに買うてもろうた可愛いパーカーにデニムのミニスカートどした。

「内藤くんは中1ちゃうよね?」

「はいっ、中3スっ。」

「そうか、いいなあ、微笑ましくて。」

「なんか、松木さん達は兄妹みたいw」

山瀬さん、兄妹やなんて、酷っ。

四人で街中をブラブラした。

「あっ、腹減ったし、ここ入りましょうや。」

「はいはい、どこなりと。」

ファーストフード店に入った。

二人はよく来ているみたいで、直ぐに注文が決まっていた。

お兄はんは二人に、

「ええで、好きなもん食べや、奢ったるさかい。」

「マジっすか。ゴチっす!」

「ラッキー!さすが、大学生っ!」

お兄はんにそこまでしてもらうのは…と思い。

「お、お兄はんっ!」

「美優、ええから、黙っときっ。」

結局、全員分のお金をお兄はんが払った。

四人で食事をしていると二人が色々言ってくる。

「ねぇ、松木さんって本当に遠坂の彼氏さんですか?」

未だに信じてないんどすやろか?疑り深い人やなぁ。

ウチはいつもとは違う強い口調で言い返した。

「ほんまどすぇ!!!」

お兄はんはウチの頭を撫でながら、

「ふふっ…山瀬さん、ホンマの彼氏やぞ。」

「マジっすか!松木さん、大学生ですよね!」

「中学生となんか付き合って恥ずくないんすか?」

し、失礼過ぎるっ!なんなん、この人達。

「全然。」

お兄はんは微動だにせず、軽く返した。

「へぇーーっ。」

「ふぅーん。」

「遠坂のどこがいいんですか?」

「そうやなぁ、全部かな?」

「まあ、顔もめっちゃ可愛いしな。」

いやーん、ホンマ、どないしよう。

堂々と「全部」とか「可愛い」とか、お友達の前で言うてくれはるお兄はん。

ウチはホンマにこの人の彼女なんやなぁ〜って改めて思う。

「・・・」

この発言にさすがの山瀬さんもぐうの音も出なかった。

食事も終えたので、もうお兄はんのお披露目も済んだ。ウチは早く帰ってお兄はんとイチャイチャしたかったので、

「もうええですやろ?ウチ達帰りますぇ。」

「美優、もうええんか?」

「へい。」

二人で席を立つと、内藤さんが

「ちょっとだけ、ゲーセンでも行きまへんか?」

「行きましょうよっ。いいでしょう、遠坂っ!」

「お兄はん、どないしよう。」

「俺はかまへんで、行ったらええやん。」

お兄はんがええなら・・・。ウチは渋々了承した。

前を歩く二人が堂々と手を繋いでいる。

すると、お兄はんは腕をくの字にしてくれた。

ウチはそこに腕を通して、べったりとくっ付いた。

幸せ……♡♡♡

それを見た二人が

「付き合ってるの、ほんまみたいやね。」

「ほんまや、めっちゃラブラブやん!」

「そうやで、俺たちラブラブやで笑」

お兄はんは照れることもなく、笑って答えた。

でもウチは顔が赤くなっていたと思います。

四人で大きなアミューズメント施設に行った。

山瀬さん達はキャッキャッとマイペースで遊んでいた。

お兄はんはお金だけ出して、

「俺はここでタバコでも吸ってるわ…みんなと遊んでおいで。」

と、言うとタバコを吸いながらパチンコのゲームをしはった。

あまり普通のゲームとかされないみたいどした。

結局、お金だけ出させられた感じがして、お兄はんにとても申し訳なかった。

二人のそばでゲームを見ていたけど、やはりお兄はんが気になる。

偶に、お兄はんに顔を向けると

ニコッとし、軽く手を振ってくれる。

かんにんね……ほんまにかんにん、お兄はん。

ウチのために、ここまでしてくれはって・・・。

内藤さんがお兄はんの所に駆け寄り、突然、変なことを言う。

「松木さんっ!勝負しまへんか!」

「すまんっ、ゲームよう分からんねん。」

「エアホッケーですよ!」

エアホッケーと聞いたお兄はんは立ち上がり

「ええでぇ、やるか!」

「俺、得意なんスよっ!ジュース賭けましょう!」

「ええで。」

どうやら、内藤さんに付き合ってゲームをしてくれるみたいどした。

大声で声援をする山瀬さん。

「ユウくん、ガンバレ〜!」

「お兄はんっおきばりやす!」

ウチも負けじと声援を送った。

なんか、大きな台の上で平べったいモノを相手ゴールに入れるゲームでした。

お兄はん、出来るんやろか?

しかし、そんな心配は杞憂どした。きう

カツンカツンと軽く点数を重ねるお兄はん。

す、すごい・・。

勝負にならないぐらい圧倒的にお上手。

結局、お兄はんが圧勝しはった。

とても悔しがる内藤さん。

「く、くそっー!松木さん、強すぎやわ!」

山瀬さんも内藤さんが勝つと思ってはったんやろう。

掛ける声も悲しげ…。

ちょっといい気味どすぇ。

「ユウくん〜。。」

チラッとウチを見て、ピースをするお兄はんにウチは飛び跳ねて喜んだ。

「お兄はん!やった!やった!」

「ごめんごめん、勝っちゃったなぁ。」

お兄はんがまたパチンコに戻ろうとすると、負けず嫌いの内藤さんがお兄はんの肩を掴み

「ちょっと待って松木さんっ!アレやりましょう!」

指を差し張ったのは、グリーンの網に囲まれた野球の施設どした。

そこには、バッティングセンターみたいなものがあり、どうやら野球関連の勝負を挑もうとしはったみたい。

「コイツで勝負しましょっ!」

「スピードガンか…別にええで。」

「へへ、甘く見んといてな、松木さんっ!」

なんやよう分からんけど、奥の的に当てて、スピードが表示される仕組みみたいどす。

「遠坂さん、ユウくん、野球部のエースなんよ!その上、ボーイズリーグにも加入してるんよ。ホンマ、凄いんだからっ!」

「そ、そうなんどすか?」

「ボーイズなんて、将来プロになる子ばっかりよ。」

よーわからんかったけど、部活の他にもボーイズという、野球チームに所属して本格的にやっている人みたいでした。

そ、そんなんズルイわ。

お兄はん、野球部には所属されてはったけど、野球部では万年補欠で球拾いやった……って言ってはったなぁ。

でもバレーはお上手やったしなぁ〜。

お兄はんってホンマに何にも昔の事を語ってくれへんから、謎が多すぎる。

でも、流石に、現役の野球部の投手と万年球拾いでは勝負にもならへんことぐらいウチでも分かった。

お兄はん…かんにん…かんにんね。

恥を欠かせてしまうのが心苦しかった。

そんなウチとは対象的に内藤さんは自信満々に言い放つ。

「オレ、野球部なんスよ。」

お兄はんは頭を掻きながら、困ったなあ〜みたいな表情で

「そうか、こりゃ勝てそうもないなぁ。」

はぁ〜、そうどすよね。

「お兄はん、内藤さんってピッチャーみたいどすよ。」

しかし、お兄はんは余裕な顔をしてウチにこう言った。

「ええから、美優は見とき。」

「で、でも・・・お兄はん。」

内藤さんはグリーンのネット内を潜り、スタジャンを脱ぎ、ボールを手に取ると、

肩をぐるぐる回し、山瀬さんに手を振る。

「紗弥っ!よー見とけっ!」

「ユウくんっガンバッ」

内藤さんが的に向かって投げた。

ビュッとウチでも分かる速い球。

「ユウくんっ!ガンバレーー!」

バシッーー!!!

パンパカパーン♪♪

本日の最高記録が出たら、ファンファーレが鳴るみたいどした。

「どうやっ!本日の最高記録やでぇ!」

「118キロか…中々速いな。」

横でお兄はんが誉めていた。

「まだまだ!行くでぇ!!」

バシッンと音を響かせるとまたもファンファーレが鳴り響く。

どうやら、また記録更新しはったまみたい。

「121キロ。おう、凄い凄い、120超えたか、大したもんや。」

お兄はんは素直に誉めていた。

「ユウくん、凄いでしょ?」

「うん、うん、アンタの彼氏、凄いわ」

内藤さんはニヤニヤし、最後の一球を投げた。

バシッンっ!!

どうやら、同じ121キロみたいでした。

「そうか、そうか、自信があるわけやな。」

「お、お兄はん。。大丈夫?」

「どうやろな…」

この時点で負けは確定と思っていた。

こんなこと思うなんて、なんて失礼やったんやろう。のちのち、お兄はんの圧倒的なパフォーマンスに驚くことになるが、この時点ではそんなこと微塵も思わへんかったんどす。

「すご〜いっ!ユウくん!」

どうだっみたいなドヤ顔で、内藤さんネットから出てきた。

もう勝った気満々な顔でお兄はんに言った。

「お次どうぞ、大学生のお兄さん♡」

「せめて100キロぐらい出して下さいよ。」

「松木さん、ユウくんは特別やから、無理しないで下さいね笑」

二人の余裕な表情が少し鼻につく。

絶対お兄はんを舐めてはるわ。

かんにんえ、お兄はん、恥を欠かせてしまいますね。

泣きそうになりながら、頑張ってくれようとしはるお兄はんに声を掛けた。

「お兄はん…がんばってください…グスン」

「おいおい、たかがお遊びやないか?それにまだ一球も投げてへんで♡」

「諦めたらそこで試合終了や…笑笑笑」

ぽんぽんと2回、ウチの頭を叩き、着ていたma-1をウチにポンと羽織らせ、ネットを潜りはった。

なんだか、とても格好いい。

ウチを見つめると、

「オマエの彼氏をよー見とけよっ。」

軽くストレッチをして、肩を何度か伸ばしはった。

野球どころか運動なんてしてないし、怪我だけはして欲しくなかった。

軽く投げる格好をしはると、何故かとても様になっている。

お兄はんが足場を気にしながら、股関節を広げていたら

「早く、投げて下さいよ」

内藤さんが急かしてくる。

「しゃーないなぁ、小僧っ、よー見とけっ。」

軽く振りかぶると、ビシュッと音が鳴り

的にズバババーっ!

内藤さんより、凄い音が鳴り響いた。

パンパカパーン♪♪♪

あっ、ファンファーレ!

最高記録なんどすか?

直ぐに電光掲示板を見ると内藤さんより遥かに速い速度が表示されていた。

「129キロ」

うひぇっ?なんどすかぇ?

どう言う事?

訳が分からなかった。

唖然としていたら、横にいる二人がオロオロとしている。

「えっ?マジで?」

「ちょっと、う、ウソっ」

二人を見てお兄はんの凄さを認識した。

どうやら、とても凄いみたいどす。

野球はよー分からへんけど、ファンファーレも鳴ったし、内藤さんより速い球やったんで、とにかく凄いことは分かった。

とても嬉しくなり大声を出した。

「お兄はんっ凄い!」

でもそれで終わらなかった。

次に放たれたボールも凄まじい音を立て、的に当たる。

バシッンーーーーーーっ!

パンパカパーン♪♪♪

またもファンファーレが鳴り響く。

ボーゼンとする内藤さん。

「132キロ!」

この表示に周りで見てはった他のお客さんもザワ付き始める。

客A「お、おい130超えとるやんか」

客B「すげーなぁ、あの兄ちゃん。」

客C「あのフォーム、ホンマもんやん。」

何か、周りの人もかなり驚いている様子にウチは高揚してしまう。

なんなん、お兄はんって…。

一体何者なん?

実はこんだけ身体を重ねていても殆ど知らない。

島根県出身の同志社のイケメン男子。

そしてウチには勿体ないぐらいの優しい人。

この程度しか知らなかった。

お兄はんは体験談を読まれている方は分かると思いますけど、殆ど、自分の功績は語らない。

どちらかといえば、アホな事の方が多く語られている。

当然、こんな性格なんで、ウチにも過去の栄光なんて教えてくれへん。

誉められたり、自慢することを美徳としない昔気質の人なんどすよね。

そこがまた、惹かれてしまいます。

そして、最後の一投を投げる前に、ウチにニコッと微笑みをくれた。

ウチも笑顔で返すと

ズバババーーーーんっ!

パンパカパーン♪♪♪

最後の一球も盛大にファンファーレが鳴り響いた。

またも最高記録更新しはった。

「133キロ!」

内藤さん達二人はボーゼン…。

ウチは人目を憚らず、「凄いっ、凄いっ、」と飛び跳ねて手を叩いて喜んでしまった。

バレーでもスーパーマンやったのに、野球でも超スーパーマンやったお兄はん。

この人、ホンマにウチの彼氏なん?

有頂天やったと思いますえ。

12歳の少女には、これがどれだけ嬉しいことか。

女性の皆はんなら分かってくれはると思います。

ネットから出てきたお兄はんにブルゾンを渡すと

「お兄はんっ!格好良かったぇ。」

興奮気味に声を掛けた。

お兄はんは肩を回しながら

「あーっ、肩痛いわ〜。」

先程までドヤ顔だった内藤さんが、お兄はんに恐る恐る声を掛ける。

「あ、あの経験者の方ですか?」

「どうやろ?昔のことやし、忘れたなぁ〜」

「そんなアホなっ!」

「まあ、かじる程度や。内藤くんの方が凄いで。」

「そんなん…松木さんって。」

落ち込む内藤さんには悪いけど、ウチはずっと喜んでいた。

「お兄はんっ!凄い凄いっ!」

「ちょっと、なんなんっ!」

「遠坂の彼氏、ヤバすぎっ!」

終始、上から目線だった、山瀬さんも流石にお兄はんの凄さに感服していた。

松木ヒロ…ウチの最愛のお方。

身も心も完全に支配された。

チラッと見るお兄はんはとてもおっきく見える。

この後、この人に抱かれると思うだけで、子宮がキュンとなった。

多分、この人の子種を本能的に欲していたと思う。

雌が強い雄に惹かれるのは自然の摂理からして至極当たり前のことやった。

お兄はんは落ち込む内藤さんにジュースを手渡し

「内藤くん、君も充分凄いで。」

「でも、松木さんには全然敵わないスよ。」

「かじる程度どころか、本格的にやってはったんでしょ?」

「う、うん。まぁな。」

「やっぱり……」

「高校で?」

「一応、ピッチャーやってたわ。」

「道理で…」

「どこまで進んだんですか?まさか甲子園まで?」

「甲子園なんて、夢のまた夢や。中途半端にベスト4止まりやわ。」

「えっー高校野球でベスト4って凄いスよっ!」

二人の会話に聞き耳を立てていたら、お兄はんはなんと球拾いではなピッチャーやったのが分かった。

「140キロぐらい投げてはったんじゃないスか?」

「まぁ、それぐらいわな。」

「スゲ〜ぇ。」

二人は野球談義に花を咲かせていた。

ウチと山瀬さんは

「いいなぁ〜遠坂。」

「何がどすか?」

「同大、その上イケメンで背が高くて、スポーツマン。どんだけハイスペックやねん。」

「ハイスペック?」

「そうよ。松木さんみたいな人をハイスペックって言うんよ。」

「へーぇ。そうなんどすね。」

「はぁーーーー、勘弁してよ。自分の彼氏の凄さも分かってへんの?」

「優しいお方どすえ。」

「・・・ず、ズルイ。」

クラスイチ目立つ山瀬さんがウチのことをとても、羨ましがる姿が何とも言えないほど、いい気分どした。

お兄はん、おおきに…。

「あ、あぁぁ、ユウくん、松木さんに投げ方教わってるし…」

お兄はんは内藤さんに簡単に手解きをしていた。

すっかり、内藤さんはお兄はんにすっかり心酔しているみたいやった。

こうして、ダブルデートは楽しく終えることが出来ました。

でも、寂しいことに、この日は自宅に帰った。

日曜日やったので、週初めは自宅に帰されたのだ。

もうー、抱かれたかったのに・・・。

翌日は学校では、山瀬さん達から羨望の眼差しで見られた。

どうやら、山瀬さんが、みんなに喋ったらしい。

「遠坂、昨日は乙っ」

「あ、山瀬さん。」

「あの後、ユウくんがアンタの彼氏のこと、凄い、凄いって言うてたわ。」

「そうどすかぁ。」

「ねぇねぇ、山瀬っちから聴いたけど、めっちゃイケメンのスポーツマンらしいやん。」

「へへ、そうどすやろか?」

「ねぇ、出会いは?」

「告ったの?告られたの?」

「うーん、ウチが大好きになって、彼女にしてもらいましてん。」

「えっ?それって凄ない?」

「大好きになっただけで、彼女にしてもらえるの?」

「隣に住んではったさかい…接する機会も多かったんで。」

「そ、それって…もうそう言う関係なん?」

ドンドン直球で攻めた来はるクラスメイト。

「そんなん内緒、内緒どすよ。」

「えっーーいいやん!」

もうたまりまへん。。。

ウチはソッコー、逃げるように帰宅した。

校門を出ると見慣れた一台の外車が停まっていた、

ま、まさか…。

ドアが開くと、そこには清春兄さんが…。

(お兄はんはウチに気を遣って、この方との話は描いて来なかったと思います。そういう気遣いもお兄はんの優しい所。敢えてウチは触れさせてもらいます。読者はん、初お目見えの人物どすえ。)

清春兄さん。

ウチの義理の兄…。つまり、腹違いの遠坂家の正真正銘な息子。その次男にあたります。

現在、24歳で某大学院生。

いかにも、品のいい風貌で細身で優しい雰囲気がある人。

ガッチリとしたスポーツマンのお兄はんとは真逆なタイプどした。

「久しぶりやなぁ。」

「清春兄さん…」

「こんな所まで何しに来はったんどすか?」

「そんなもん、可愛い妹の美優に会いに来たに決まってるやろ?」

「立ち話も何やし、まあ、車に乗れよっ。」

「清春兄さん、ウチ…今日、友達と約束があるさかいかんにんして下さい。」

「なんや、それは大事な約束か?」

「は、はい。テスト勉強する予定やさかい。」

清春兄さんは、少し考えていたが、

「テストなら、しゃーないなぁ。」

ホッとした。。。

「ほな、また、来るわっ。」

「ええかっ、美優、おまえは俺のモノやで。」

「えっ……」

清春兄さんは車に乗ると、去って行きはった。

まさか、こんな所まで来はるとは…。

清春兄さんは、幼い頃からお婆はんの家に預けられていた時から可愛がってくれはった。

ただ、いつの日からか、ウチへの可愛いがり方が変わって行った。

超潔癖症な方で、ウチへの愛情が捻じ曲がって行っていたのが、とても怖くなっていた。

低学年の頃から、ウチを見る目は女を見る目と同じで、まるで、成長を楽しみにしてはるような感じやったんどす。

勉強を見てやると言われ、やたら、身体も触られた。最初はたまたまだと思ったが、どうやら、そうでは無いと気付くのも早かった。

四年生の頃は膨らみはじめた乳房も触られた。

五年生の頃は、耳を舐められたりもした。

正直ゾッとしたが、逆らうことはできまへんでした。

もっと酷いことも…。なんたってウチは・・・。

これは長くなりそうなので、次回に持ち越しという事で。

ウチはこの人に処女を捧げることになるのは間違い無さそう…なんて諦めもありました。

でも、どうやら、中学生になってから、ウチを抱こうとしてはった。

「美優、おまえは妖艶で男を惑わす魅力がある。中学生になったらさぞかし美味しい果樹になるだろう。」

この言葉が脳裏から離れなかった。

でも、お兄はんに出逢えて、全てを捧げた。

今は、清春兄さんなんてどうでもいい。ウチはお兄はんだけのモノ。

処女ではないことを知ったら、清春兄さんはどうなってしまうのか…。

そして何よりあの目がとても怖い…。虫でも観察するようなあの冷たい目。

今回、一年の猶予を貰って、お婆はんの家から出れたのは本当に良かった。

そうでなければ…ウチは………。

そんな話なんてお兄はんに出来るはずも無く、心に仕舞い込んでいた。ウチの闇の部分でした。

また、来るって・・・。

早くお兄はんに抱かれたい。

その一心で走ってお兄はんの待つ家に帰った…。

長くなり過ぎたので一旦終えます。

……………

いつも応援してくれておおきにね。

小学生の三部作で終えるつもりでしたが、こんだけ読んで貰えると嬉しくなりますえ。

ちょっとお兄はんの気持ちが分かりました。

文章スタイルもこんな後書きを入れるのも全てお兄はんの模倣どす。

個人的にもお兄はんのスタイルはとても読みやすいし、綺麗に纏まっているからどす。

皆はんもそう思わはるやろ?

ウチはお兄はんの褌で相撲取ってるだけの、ズッコイ子どす。かんにんね、お兄はん。

お兄はんの投稿はウチに気遣っている部分が

とても多い。今回、清春兄さんに敢えて触れました。ウチが女になるためのファクターの一つだったから。

何より、裏話の方が、皆はんも興味がありますやろ?

なんか、調子に乗って書いていたら、アホみたいに時間が経つことがありますわ。

お兄はん、よう、毎日更新してはったなぁ。

やってみると、はじめて大変さが分かりました。

さすがに今は忙しそうどすな。

ホンマにこんな少女の話なんて面白いんやろか?

ちょっと背伸びした子どもの話やと思うねんけど。

舞妓って職業に興味を惹かれていらっしゃるのかえ?

沢山、読んでくれはってるのに、コメントが少ないのは少し残念どす。

是非ともより多くのご意見が聞きたいどす。

投稿する身になると、とても嬉しいものなんどすよ。悪口でも、何でもええし、エッチな質問でもかましまへん。

長くなり過ぎたので、ここで切りましたが、当然、清春兄さんとの絡みを含めて、色々と激白します。お兄はんの知らないことまで描くつもりどす。

どうぞ、ご期待下さい。

お待ちしておりますえ。

お兄はんへ

この場をお借りして、先日はお兄はんおおきに。

大阪から静岡に帰る前に、京都に寄ってくれはって、とても嬉しかったどすよ。

ウチが逢いたいって言うたら、少しだけ時間をくれはりました。

ほんの2時間程やったけど、お兄はんの元気な顔を顔が見れて嬉しかったえ。

いつまでもウチの我儘を訊いてくれはるよね。

好きどすよ…お兄はん。

純子さん、かんにんね。

今度は奥さんとゆっくり来て下さい。

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