なんて返信したいいのかしら、頭が回りません。明日にも逢いたいなんて返信したら軽い女に思われるかも、着ていく服はどうしよう、今度はこの前みたいにはいかないわ、きっとセックスを要求されるわ。ただ身体は熱くなるのが自分でも分かります。
夕方になってやっと返信しました。
「遅くなってすみません。金曜日の午後なら時間とれます」
事務的なメールを送ってしまいました。心臓はドキドキしてます。
「分かりました。じゃ2時にいつものパチンコ屋さんでまってますね、美味しいパスタの店行きましょう?」
「分かりました」
普段から家族の連絡程度しかメールのやり取りはしないので気がきいた文章が浮かびません。
(私の印象って大丈夫かしら?)
逢うのは3日後、デート用の下着と服を買いに出掛けました。上下お揃いの白に黒いレースがついているブラとショーツ、ベージュ系のキャミソールと透明感がある黒いストッキング、刺繍付きの白い膝上丈のタイトスカートにVネックの薄い茶系のブラウスを買いました。
逢う前日にメールが来ました。若い時のような高揚感が心身を包みます。家族を裏切ってしまった後ろめたい気持ちや後悔がないのが不思議です。
(上手くやろう、誰にも知られないように……)
家族を送りだすまではTシャツとGパン、シャワーを浴びて下着をつけて、念入りに化粧をしました。アイメークを念入りにして、赤めのリップにしました。カーディガンを羽織り黒いヒールを履いて家を出ました。
人目があるのでタクシーを拾い待ち合わせのパチンコ屋に向かいました。近くで下りて歩くと彼が店の前で待ってました。
「凄いね、お洒落でセンスいいねぇ、とても奥さんだとは思わないよ」
「えっ!そんな褒めすぎよ、舞い上がっちゃうわ」
「そんなことないよ、素敵だよ……約束の美味しいパスタの店行こうよ」
背中に手を回されエスコートされました。こんなに大事されたの何年ぶりかしら、女性としての喜びと優越感が感情を刺激します。
(飲食店で働いてるから女性の扱いになれてるのかしら……年下なのに)
美味しいパスタを食べてエスコートされるままにタクシーに乗りました。私の手の上に彼の手がのせられました。一瞬彼の目を見てしまいました。腰を抱き寄せらて身体が密着してしまいました。
(タクシーの中でこんなことして大丈夫なのかしら)
彼の手が膝の上にそしてスカートの中まで、私の太ももを擦ります。タクシーの運転手からは多分見えない位置です。
「結構美味しかったでしょあの店」
「ええっ…」
彼の手がスカートの中で動いていて、動揺してる私は気のきいた返事ができません。彼が私の顔を覗きこみさらに手が嫌らしい動きをします。
(恥ずかしい…でも嬉しい…)
タクシーが郊外の広い通りに停まりました。直ぐ近くのホテルに歩いて入りました。
(ラブホテルなんていつ行ったか覚えてないほど久しぶりです。)
エレベーターに乗って5階で下りて部屋に入ると、その豪華な部屋にビックリしました。こんなに素敵な部屋を私の為に……期待感で心臓はドキドキ
「今日の服装って凄くセクシーでたまんないよ、みんなジロジロ見てたよ」
「なに言ってるの、そんなこと…恥ずかしいわ」
「記念に撮らせて、そこに立ってみて」
「もう~顔はダメよ」
カーディガンを脱ぎ撮らせてしまいました。
「たまんないよ、ドアの方向いて振り返って」
(撮られるってなんかドキドキするわ┉┄)
「シャワー一緒に浴びようか」
何も恋人どうしのよう………↘