バイト先の先輩の娘さんとの、波乱万丈な恋物語⑥ 春なのに

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前回投稿した体験談第五弾に多数の続編希望のお声を頂き、読者の皆様にはいつもながら感謝致しております。m(__)mペコリ

遂に交際一周年を迎えた、マー坊とせっちゃんの「バカップル」の恋の行方は!?皆様、今しばらく生暖かい目でお見守り下さいませ。

登場人物スペック

誠人(マー坊)→レストランでアルバイトをしている高校三年生。ちっぱい好きで仮性包茎、早漏、且つ童貞。

節子(せっちゃん)→中学二年生の二次元アニメ顔美少女。ちっぱいにコンプレックスを抱く、誠人命の処女。

鉄さん→誠人のバイト先の先輩にして、節子の父親。厳つい強面で、仕事には滅茶苦茶厳しいが、根はいい人。

・・・

時は巡り、早いものでまた、四月最初の日曜日がやってきた。

そう、俺のバイト先のレストランの恒例行事、お花見だ。

俺は自作の折り詰めが入った風呂敷包みを持って、参道の階段をえっちらおっちらと登って行くと。

「誠人さーん!コッチだよー!」

テンション高めのせっちゃんの呼び声が聞こえてきた。

見ると店長に鉄さん、そして緒先輩方もゾロゾロと集合して、宴の準備を進めている。

「マー坊!随分と早えじゃねーか!」

「御早う御座います、鉄さん!何かお手伝いする事は有りますか?」

「いや…今は特にねぇな。ここんとこ忙しかったし疲れてるだろうからよ、そこで寛いでろや」

「鉄さん、すいません。それじゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます」

と言うと俺は、ブルーシートに座り込んだ。

そこへせっちゃんが、ひょこひょこと走り寄ってくる。

「誠人さん、お早うございます!」

「せっちゃんおはよー。相変わらず元気一杯だね」

「うんっ!だって節と誠人さん、お知り合いになってもう一年だよ!なんだか、あっという間の一年だったね!」

「まぁ…色々有り過ぎた気もするけど、せっちゃん、これからも宜しくね」

「節こそ…宜しくお願いします!」

するとそこへ。

白のブラウスにタイトスカート、そしてジャケットを羽織ったお袋が参道の階段を登ってやってきた。

「遅えよ、お袋」

「ゴメンね、誠人。こんな宴に出席するなんて、久しぶりだから、つい、気合い入っちゃって…」

「前にも言ったけど、お袋はまだまだ充分美人なんだから、もっと薄化粧でもイケると思うぜ」

「本当にせっちゃんとお知り合いになってから、口が達者になったわね、誠人」

「おだてたところで何も出ねーよ、お袋。それよりアッチに店長と鉄さんが居るから、挨拶してきたら?」

そもそも、何故お袋が今回の花見に参加しているかと言うと。

「どうしても、店長と鉄さんに、バカ息子を雇ってくれている日頃のお礼を言いたい」と、半ば強引に参加してきた訳だ。

最も、店長も鉄さんも、「お袋が花見に参加したがっている」旨を伝えると、

「人数が一人増えたところで、別に構いませんよ」

「大いに結構!」

とむしろ大歓迎。

で、こうなった次第だ。

無論、店長と鉄さんに挨拶するお袋に、店の先輩方は興味津々。

何しろレストランで働いているのは、経理のオバさんだけと言う、なんとも「むせる」職場環境。

その殆どが妻子持ちの身とはいえ、先輩方もお袋が気になって仕方ないご様子だ(笑)。

「アレがマー坊のお袋さんか?随分と色っぽいべっぴんさんだな」

「有難う御座います(棒読み)」

「しかし、若いお袋さんだねぇ…もしかしてアラフォー?」

「19で俺を産んだから…まだギリギリ三十路…っすね(棒読み)」

「普段何してるんだ?ご趣味は?」

「今はアパレルの仕事してます。実家がプールバーしてるそうで、ビリヤードの腕前は相当っすよ(棒読み)」

等とくっちゃべっていると。

宴の舞台が整い、役者も揃った様で、鉄さんが店長に乾杯して音頭を促す。

「えー、それでは皆さん…今日は日頃の憂さを忘れて、周りの皆さんの迷惑にならない程度に呑んで食べて、そして騒いで下さい。それでは…かんぱーい!」

「かーんぱーい!!!」

と、先輩方は宴会モードに突入。

そこへお袋が、御酌をして回る。

若い頃には接客業もしていたと自称するだけあって、中々の腕前だ。

俺は先輩方はお袋に任せ、自作の折り詰めの蓋を外すと。

「うわぁっ…誠人さん、凄いっ!」

と言うせっちゃんの驚嘆の声が上がる。豚肉の天ぷらに玉子焼き、紅鮭の塩焼きにほうれん草のお浸し、里芋煮にキュウリの浅漬け。

お浸しと浅漬け以外は全て自作した、我ながら自信の一品だ。

「男の人でここまで作れるなんて、凄いですよ誠人さん!」

「いや…せっちゃんのお母さんに比べたら、まだまだだよ」

「そんな事ない!玉子焼きなんか滅茶苦茶美味しそうだよ!」

「それでは…頂きます」

「いただきまーす!」

と俺は、まず玉子焼きに箸を伸ばすと。

「ハイせっちゃん、ア~ンして?」

「ハイ、ア~ン♡」

と、バカップル恒例の儀式を敢行。

先輩達からの冷やかしの声を受けながら、せっちゃんは玉子焼きをもぐもぐ。

「うんっ、誠人さん凄く美味しい!それじゃ誠人さん、何食べたいですか?」

「やっぱり唐揚げは外せないな」

せっちゃんは鶏の唐揚げに箸を伸ばすと。

「誠人さん、ハイ、ア~ンして♡」

「ハイ、ア~ン」

俺は唐揚げをパクパク。

「うんっ!去年と変わらない…いや、去年以上に美味い!」

「誠人さん…この唐揚げ、節が一人で作り上げたんです…」

「え、本当?せっちゃん、ガチで良いお嫁さんになれるよ!」

「え…本当、ですか?節、嬉しい…♡」

とせっちゃんは、赤く染まった頬に両手を当てる。

と、そこへお袋が。

「せっちゃん…この唐揚げ、一個貰って良いかな?」

「お母様、宜しければ是非どうぞ!」

と薦められるままにお袋は、唐揚げをパクリ。

「うん…本当に美味しいわね。コレならいつ、誠人のお嫁さんになっても大丈夫ね」

「お母様…」

「だけど、唐揚げだけじゃまだまだよ。男の胃袋とハートをガッチリと掴むには、美味しい肉ジャガを作れる事は必要不可欠よ」

「美味しい肉ジャガ…」

「次のお休み、我が家にいらっしゃい。美味しい肉ジャガの作り方を教えてあげるから」

「え、良いんですか?すいません、是非お願いします!」

「うふふ…良いわよ」

と言うと、お袋は再び、先輩方をもてなしに戻って行った。

「なんだか節達、もう、誠人さんとくっつくのが決まってるみたいだね…」

「せっちゃん…嫌?」

「まさか!だって節、誠人さんが大好きだもん!」

「俺もせっちゃんの事が大好きだよ」

と、我ながら内心、甘々な言葉に悶絶していると。

「そうだ、誠人さん!節、デザート代わりにお菓子を作ってきたんです。是非、食べて下さい!」

と言うとせっちゃんは、取り出した紙袋を俺に差し出す。

「この匂いは…クッキー?」

「当たりです!誠人さん、是非食べて下さいっ!」

紙袋を開けると、バニラとチョコ、二種類のクッキーが美味しそうな匂いを放ち、「早く食べろ」と言わんばかりに俺の食欲を刺激する。

するとせっちゃんが紙袋に手を差し入れ、チョコクッキーを差し出すと。

「誠人さん、ハイ、ア~ンして♡」

「ハイ、ア~ン」

俺はクッキーをバリボリと噛み砕きながら、ほろ苦い味を堪能する。

「せっちゃん…俺の好み、覚えててくれたんだ…」

「えへへ…美味しいですか?」

「美味しいけど…クッキーにする場合は…もうちょっと、甘みを加えても良かったかもしれないなぁ」

「そうなんですか…分かりました。次、作る時の参考にします」

「それにしてもせっちゃん…鉄さんからお菓子作ってるって聞いたけど、コレだけの腕前とは…大したものだよ」

「本当ですか?有難うございます!」

「まぁ、お料理もお菓子作りも勉強すればするほど、奥が深い世界だからね。鉄さんじゃないけど、文字通り❝一生勉強❞だよね」

と、そこへ鉄さんがやってきた。

「マー坊、どうだ!?節のお菓子作りの腕前はよ!?」

「ハイ…もう初心者じゃないですね、せっちゃんは。大した腕前ですよ、身内に出す分には」

「身内に出す分には、か…」

「ええ…ちょっとキツイ表現になっちゃいますけど、この味でお金を払うのは、いささか躊躇しちゃいますね…」

「誠人さん…」

「節、いいか。料理人にはな、褒め言葉よりもむしろ、批判の声が必要なんだ。この料理には、何が足りねえのか?もっと美味くする為には、何が必要なのか?褒め言葉じゃあ分かりにくいが、批判の声が有ればそれが明らかになる。マー坊はそれを踏まえて、節の腕前を評価してるんだ」

「お父さん…」

「それにだな。そこで満足したら、成長が止まっちまう。何事も、一生勉強なんだよ」

「一生、勉強…」

「そうだ、一生勉強だ。節もマー坊も、そして、俺も、な…」

「鉄さん…」

「そうだ、節。マー坊のお袋さんから、料理を教えてやるって言われたそうじゃねぇか。しっかり勉強してこいよ、良いな!」

「うんっ!」

そして宴は進み。

折り詰めは空になり、用意したアルコール類もほぼ飲み尽くした先輩方は、酔い醒ましに烏龍茶やジュースで喉の渇きを潤している。

「そう言えば、せっちゃん」

「何ですか?誠人さん」

「前から気になっていたんだけど…節子って、どんな意味を込めて名付けられたか、知らない?」

すると。

せっちゃんの可愛らしい顔に一瞬、影が差したのを俺は見逃さなかった。

「あの…誠人さん…」

「どうしたの?」

「それは、此処ではちょっと…」

「…そうなんだ。じゃあ、これ以上は聞かないでおくね」

「…はい」

(なんだろう、せっちゃん。一瞬だけど見せた、あの暗い表情は…)

そして、春の青空が夕闇に支配され始めた夕刻。

俺はゴミをゴミ捨場へ運び、ブルーシートを片付けていた。

「よーしみんな、ストレス発散出来たかぁ!明日からまた、気合いを入れて働けよー!それじゃあ、解散!」

と言う鉄さんの酒臭い怒号を合図に、先輩方は三々五々と家路についていった。

「鉄さん…今日は、有難う御座いました!」

「鉄さん、今日はどうも…今後とも、ウチのバカ息子を宜しくお願い致します」

「とんでもねぇ!マー坊のお母様、コチラこそ今後とも宜しくお願いしますぜ!」

「それでは近いうちに、お店にも寄らせて頂きますので…その時は、宜しくお願いしますね」

「是非とも!そん時は、とびっきり美味い料理をお出し致しますぜ!」

「それでは鉄さん…失礼します。あ、せっちゃん、またね!」

「うんっ!誠人さん、バイバイ!」

・・・

翌日。

晴れて高校三年生になった俺は、新しいクラス編成の貼り紙を覗き込んでいた。

「・・・」

「どうした?誠人」

と、筋肉デブの慎也が、俺に声を掛けてくる。

「お前は兎も角、何で千夏までまた同じクラスなんだよ」

「お前も本当に、変わってるよなぁ…」

「だから言ってるだろ。俺を好きになってくれた女の子が、たまたま年下でちっぱいだったってよ」

と、噂をすればなんとやら。

「ヤッホー!お二人さん、おっはよー!」

と、千夏が声を掛けてきた。

「千夏、お早う!」

「…おはよー」

と、俺と慎也は対照的な挨拶を千夏に掛ける。

「もー、誠人クン?何、そのヤル気の無い挨拶?」

「お前のあの言葉、まだ100パーセント信用した訳じゃあねーからな」

「何処まで疑り深いのよ、誠人クンって…」

「お前もそれだけ美人だったら、そもそも男なんか選びたいホーダイだろうがよ」

「…誠人クン。アタシの事、男の子なら誰でも良いとか、思ってない…?」

と、少々ムキになる千夏。

「思ってない、と言ったら正直、嘘になるな」

「誠人クン。アタシ、せっちゃんに一途な誠人クンが好きだったんだよ。アタシだって、一途に愛されたいんだよ、本当に…」

「・・・」

「誠人。少々言い過ぎだぜ、今のはよ」

「…千夏。ゴメン」

「…え?」

「悪い、確かに少々言い過ぎた。ゴメンな、千夏」

「誠人クン…」

「それで、千夏。お前、意中の人って、居んのか?」

「…居る、けど、此処では言えない…」

と、千夏は顔を赤らめて恥じらう。

「…なら、これ以上は追及しねーでおくわ」

「有難う、誠人クン…」

そこで、予鈴のチャイムが鳴り渡る。

俺達は上履きに履き替えて、新しい教室へと早足で歩を進めて行った。

・・・

そして放課後。

俺と慎也は、教室で雑談に花を咲かせていた。

「しかしお前、本当に良いのか?お前の実力だったら、大学からお声が掛かっても不思議じゃあねーだろ?」

「俺だって、みんなが思う程バカじゃねぇよ誠人。俺の実力じゃあ、ラグビーの名門校に進学しても補欠で終わりだぜ」

「じゃあ、さほど名前が知られてない大学だったら…」

「俺は元々、ラグビーは高校で辞めるつもりだったからな。今更未練はねぇよ」

「…まぁ、お前の人生はお前が決める事だからな。お前がそうしたいんだったら、俺がこれ以上、口を挟むのは野暮だわな」

そこへ。

千夏が、俺達の会話に割り込んできた。

「え、慎也クン、ラグビー辞めちゃうの!?」

「…ああ。親父の家業を手伝わなきゃいけないし、今の俺ん家には、大学に進学するだけの金銭的余裕なんて無いからな」

「…そう」

「アレ?千夏、お前、進学希望だろ?今更、どうしたんだ?」

「…なんでもない。それじゃね!」

と言うと、千夏は教室から出て行った。

「…?」

「何なんだ?アイツ…」

「…それじゃ誠人、俺、練習に行くわ」

「…ああ。じゃあな」

と言うと俺は、レストランへと歩を早めた。

「今日は!」

「おう、マー坊!早いとこ、厨房入れや!」

「ハイ、了解です!」

俺はタイムカードを打刻して白衣に着替え、手洗いとアルコール消毒をして厨房に乗り込む。

「それじゃ、今日もお願いします!」

「おう、マー坊!悪いが早速、そこの牛肉を賽の目に切ってくれ!」

「了解です!」

そして、午後九時前。

「なぁ、マー坊」

「何ですか?鉄さん」

「単刀直入に言う。お前、この店で働き続ける気はねぇか?」

「え…俺が、ですか?」

「ああ。こないだの花見ん時な、店長から言われたんだ。❝彼は今や、この店には必要不可欠な人材の一人ですね❞ってな。俺は❝アイツはまだまだだが、逆に言えばそれだけ伸びしろの有る奴です❞って返答しといたよ」

「鉄さん…」

「まぁ、結論を急ぐ必要はねぇよ。ゆっくり考えて、答えを出せ」

「分かりました」

「おう、今日もご苦労だったな。早く上がって、明日に備えろや」

「ハイ、それじゃ失礼します」

・・・

「うん、そうそう。出来るだけ大きさを揃えて…」

「こう…ですか、お母様?」

「やれば出来るじゃない、せっちゃん!その調子、その調子!」

そして、次の土曜日。

せっちゃんは俺の自宅のボロアパートで、お袋のお料理教室を受講していた。

「そうしたら、まずは牛肉と人参、それから玉ネギを炒めて、火が通ったところでメークインを投入!あ、その前に水気はよーく切ってね!」

「節のお家は男爵イモを予め焼き付けてから煮るんですけど、誠人さんのお家はメークインを炒めるんですね…」

「そうよ。その家にはその家の、秘伝のレシピが有るの。色々な作り方を知る事もまた、お料理上達の秘訣なのよ、せっちゃん」

「お母様、有難う御座います!」

「それより誠人?暇を持て余しているんだったら、ちょっとお使い頼まれてくれないかしら?」

「ああ、良いぜ。で、要件は?」

「今年の自治会費、納めてきてくれる?後、押麦と味噌買ってきて?」

「了解。んじゃ、ちょっくら行って来るわ」

そして俺は、つつがなく要件を済ませ。

玄関の鉄扉のドアノブに、手をかけようとした時だった。

「あっ、ああぁん…」

俺は、その色っぽい喘ぎ声に思わずドキンとしてしまった。

間違い無く、せっちゃんの喘ぎ声だ。

俺は鉄扉越しに微かに聞こえてくる、せっちゃんの喘ぎ声に耳をそばだてていた。

「お母様っ、そ、そこは駄目ぇ…」

「せっちゃんって、本当に可愛らしいわね。特にこのアソコ、そしてクリちゃん…」

「あ、ああん、き、気持ち良い…節、す、凄く感じちゃうぅ…」

「うふふ…女同士だからこそ分かるのよ、気持ち良いところって…にしても意外よねぇ、せっちゃんが未だに処女だったなんて…」

「んっっ、せ、節、約束したんです…誠人さんが高校卒業したら、そ、その時にせ、節の処女をあげるって…あ、ああっ、だっ、だから、それまでいっぱい、エッチの、とっ、特訓しようってぇ…んっ、あっ、あっ、お、お母様、そこ、滅茶苦茶、感じちゃうぅっ…!」

せっちゃんの可愛らしい喘ぎ声に、俺の愚息は忽ち臨戦態勢に突入。

そのまま愚息をシコシコしたがったが、流石に玄関前では公然わいせつ罪になってしまう。

「あらあらせっちゃん、こんなに潮吹きしちゃって…でもまだまだよ、せっちゃん…」

「あ、ああっ、あああっ…だ、だ、駄目、せ、節、も、もう、イキ、イキそう、ですぅ…」

「しかし、誠人も以外と律義よねぇ…ねえ、遠慮せずにイッて良いのよ?せっちゃん…」

「あ…ひぃっ、だっ、い、いっ、イクうっ、節、イッ、イッ、イッちゃうっーーーっ!」

俺は最早我慢出来ず、ボロアパート前に有る公衆便所に駆け込むと、少便器に愚息を晒し、そのままシコシコとしごき始める。

鉄扉越しのせっちゃんの、痴態を想像しながら。

そして忽ち少便器に、大量の白濁液を発射する。

「ふぅ…」

俺はトイレットペーパーで尿道にこびり付いた白濁液を拭い取ると、何食わぬ顔で自宅の鉄扉のドアノブをひねった。

「お袋、ただいま。おっ、滅茶苦茶美味そうな匂いだね、せっちゃん」

「誠人さん…おかえりなさい…」

「誠人、お帰り」

「ほら、領収書とレシート、それにお釣り」

「誠人、ご苦労様。それじゃせっちゃん、誠人も帰って来た事だし、早速試食しましょうか?」

「は…はい…」

「アレ?せっちゃん、どうしたの?まさか…お袋にイジメられた!?」

「ちょっと、誠人!変な事言わないでよ?せっちゃんはただ…」

と、絶妙なタイミングで、お袋の携帯の着信音が鳴り響き始める。

「もしもし、もしもし?ハイ、ハイ…分かりました。それじゃ…」

と、お袋は携帯を切ると、そのまま出掛ける準備をし始める。

「どうしたの、お袋?また、何かトラブル?」

「ま、そんなところね。悪いけど、家とせっちゃんを頼むわね。大丈夫、夜まで帰ってはこないから…」

「・・・」

「それじゃ誠人、行って来るわ」

「あぁ、お袋…気を付けてな」

と、玄関の鉄扉がバタンと閉められた。

そして、自宅には俺とせっちゃんの二人きり。

「あ…せっちゃん、取り敢えず、肉ジャガ、食べようか?」

「あ、は、ハイ…」

俺は皿を三つ取り出すと、メークインが崩れない様に気を付けながら、肉ジャガを皿に盛り付けて。

「それじゃ、頂きます」

「…いただきます」

と俺達二人はビミョーな空気が漂う中、昼食の肉ジャガを食べ始めた。

「うんっ、すっげー美味い!せっちゃん、肉ジャガを作るのは初めて?」

「…はい」

「初めて作るにしては、中々だよ!合格点はあげられないけど、及第点くらいはあげられるかな…アレ?せっちゃん、さっきから元気無いけど、どうしたの?」

「・・・」

「せっちゃん、ハッキリ言って。俺の事、軽蔑してる?」

「全然…」

「じゃあどうしたの?もしかして俺って、そんなに頼り無く見える?」

「そうじゃ…無いんです…今日は、節の誕生日、なんです…」

「えっ、そうだったの!?せっちゃん、お誕生日、おめでとう!」

「…誠人さん。お食事が終わったら、節に着いてきて、貰えますか…?」

「・・・?う、うん、分かった…」

と俺達は肉ジャガを平らげると。

せっちゃんに案内されるままに、電車に乗り込んだ。

「せっちゃん。大丈夫?お袋に、変な事、されなかった…?」

「いいえ…大丈夫、です…」

「そう。なら、良いんだけど…」

「誠人さん。この駅です…」

俺は、せっちゃんの案内の元、駅から離れたお寺へと到着。

そしてそこには、石造りのお地蔵様が俺達を見守る様に立っていた。

「せっちゃん。此処って…」

「此処は…節のお家の菩提寺です」

「えっ…?」

せっちゃんは俺の目を真っ直ぐに見据え。

「誠人さん。節は…双子だったんです」

「双子…だった?」

「ハイ…此処には、節の姉…❝美しい季節❞と書いて、季美子と言う姉が、眠っています…」

「眠っている、って事は…まさか…」

「…姉は、この世に生を受けてほんの数分…僅か三回、おぎゃあ、おぎゃあ、おぎゃあと産声を上げただけで…天に召されたそうです…」

「つまり、今日はせっちゃんのお誕生日であると同時に、お姉さんの命日でもあるという事か…」

「そう、です…」

せっちゃんの瞳からは、今にも涙が溢れ出しそうだ。

「せっちゃん…そのお話、何時聞いたの…?」

「ぐすっ…節が中学に上がってすぐ…」

「せっちゃん。良かったら、コレ、使って…」

と俺は、ツータックチノのポケットから取り出したハンカチを手渡す。

「ま…誠人さん。節、姉の事を思うと…ほんの数分しか生きられなかった、姉の事を考えると…ぐすん、申し訳なくなるんです…」

「せっちゃん。こう考える事は出来ない?お姉さんは産まれてきたその、ほんの数分を、必死に生きたって…もしかしたら、その三回の産声は、せっちゃんへのメッセージだったのかもしれないよ。❝私の分まで、生きて❞って…」

「誠人さん…」

とだけ言うとせっちゃんは、堰を切ったかの様に俺の胸の中で号泣し始めた。

「うわぁぁぁぁーーーん!誠人さぁーん!」

「せっちゃん…今は、泣きたいだけ泣けばいいよ…」

「誠人さん…!誠人さぁーん!うわぁーーん!」

せっちゃんはお地蔵様の前で、ひたすら泣きじゃくり続ける。

それを俺は、ただ見守るしか出来なかった。

「お姉ちゃん…ぐすっ、お姉ちゃぁーん!うわぁーーーん!」

「…せっちゃん。まだ、泣き足りないかな…?」

「ぐすっ…お姉ちゃん…誠人さん…う…ううっ…」

「あの…せっちゃん。お地蔵様に手を合わせて、良いかな?」

「…ぐすっ…はい」

俺はお地蔵様の前にしゃがみ込むと、手を合わせて、季美子ちゃんに祈りを捧げた。

「まだ見ぬせっちゃんのお姉さんの季美子さん。俺とせっちゃんの事を、天から見守っていて下さい。俺はせっちゃんを不幸にしない様に、精一杯努力します」

そして俺は、目を真っ赤にして泣き腫らしたせっちゃんに向き直る。

「せっちゃん…俺、今日一日だけ、せっちゃんのお兄ちゃんになって良いかな…?」

「節の…お兄ちゃん…?」

「あぁ。俺は季美子さんの代わりにはなれない。その代わり、今日だけ俺がせっちゃんのお兄ちゃんになってあげるから…駄目かな?」

「うんっ、良いよ!誠人お兄ちゃん!」

「あはは…思いっ切り泣いて、やっと何時もの元気なせっちゃんに戻ったね」

「誠人お兄ちゃん!節、もしかしたらまた、お姉ちゃんの事を引きずるかもしれない…でも、もう迷わない!節、季美子お姉ちゃんの分まで一生懸命、誠人お兄ちゃんを愛するからね!」

「それじゃせっちゃん。取り敢えず、お誕生日のプレゼントしないとね…」

「それじゃ、誠人お兄ちゃん。節、アソコに行きたい!」

とせっちゃんが指差したのは、場末のラブホテル。

「えっ…せっちゃん…?」

「節、ラブホテルにキョーミが有ったんだ!誠人お兄ちゃん、早く行こっ!」

と誠人お兄ちゃんはせっちゃんに引き摺られる様に、誰も居ないラブホテルの受け付けに。

そこには部屋の内装を表示したパネルが鎮座しており、料金と利用状況が明示されている。

「お兄ちゃん、どれが良いかな…?」

「俺はこの可愛い部屋が良いな。料金も意外と安いし」

「じゃあここにしよっ、お兄ちゃん!」

と俺はなけなしの小遣いから部屋代を精算機に投入し、出て来た鍵を手にエレベーターでお部屋へゴー。

「なんか…普通のホテルとあんまり変わらないね、お兄ちゃん…」

「せっちゃん、お誕生日プレゼント、本当にこんなので良いの?」

「うんっ!節、誠人お兄ちゃんと一緒に居られるのが、最高のお誕生日プレゼントだよっ!」

「それじゃせっちゃん。…何しようか?」

と、我ながらマヌケ極まりない言葉。

すると。

「誠人お兄ちゃん。節の一人エッチ…見て?」

と言うとせっちゃんは、ベッドに上がるやいなやパンティーの中に右手を差し入れ、そのまま秘部を愛撫し始めた。

「あ…あっ…」

そのまま左手で、器用にブラウスのボタンを外し、スポブラの上からちっぱいをもみもみ。

「お兄ちゃん…あっ、節っ、誠人お兄ちゃんに一人エッチ見られてるぅ…うんっ、す、凄く、興奮しちゃうっ…」

せっちゃんの顔は早くも紅潮し、大きく開かれた股間からは「くちゅ…くちゅ…ぐちゅっ…」という卑猥な音が響き渡る。

「誠人お兄ちゃぁん…節の一人エッチ、んっ、こ、興奮するぅ…?」

「答えは…こうだっ!」

と言うと、俺はツータックチノとトランクスを脱ぎ捨て、亀さんがズルむけ状態となり、臨戦態勢に突入した我が愚息を見せびらかす。

そして俺も、ルパンダイブ…は流石に危なすぎるので、普通にベッドに上がった。

「あ、あぁん…誠人お兄ちゃんの皮被りおちんちん、興奮してガチガチになってるぅ…」

と言いながらせっちゃんは、秘部から右手を引き抜くと、愛液まみれの指で我が愚息をしごき始める。

「誠人お兄ちゃん…節のアソコ、指で触ってぇ…」

と、甘ったるい声をあげる。

俺はまず、右手の親指でクリトリスを愛撫しつつ、人差し指をせっちゃんのワレメに差し入れる。

それと同時に、左手でスポブラの上からちっぱいを撫でる様に愛撫する。

「あ…あああっ…き、気持ち良い…よぉ、っ…」

「この間の、観覧車のリベンジ、しなくちゃね…」

俺は左手でスポブラをめくって可愛らしいちっぱいをさらけ出すと、固く勃起したピンク色の乳首をコリコリと摘む。

「あっ…あぁん…節、乳首…弱いのぉっ、お兄ちゃん…」

「その❝お兄ちゃん❞って呼び方、なんだか危ない感じで興奮してきたよ、せっちゃん…なんだか、本当に実の妹とエッチな事してるみたいだ…」

「節も、誠人お兄ちゃんとエッチな事して…んっ、こんなにっ、興奮するの、はっ、初めてぇぇっ…」

「せっちゃん…右手がお留守だよ…」

「だぁってぇ…お兄ちゃんに乳首、あ、イジられたらぁ…き、気持ち良過ぎてぇ…皮被りおちんちん、握ってなんかぁ、いっ、いられないよおぉっ…」

俺は右手の人差し指をワレメから引き抜くと、親指と人差し指でクリトリスを優しく愛撫する。

すると、アコヤ貝の殻の様な包皮がめくれて、輝く真珠の様な陰核が、その神聖な姿を表した。

無論、せっちゃんのワレメからは洪水の様に愛液が、ダダ漏れ状態となって溢れ出している。

「これが…せっちゃんの陰核…すげぇ…」

「お兄ちゃあん…節のクリちゃん、いっぱい刺激してぇぇ…」

俺はせっちゃんの股間に顔を近付け、パンティーをずり下ろすと舌で陰核をペロペロと愛撫する。

正直。

舌での愛撫は、慣れないうちは意外と疲れるものだ。

しかし。

この間の観覧車での失態を取り戻すべく、俺はひたすらクリトリスを舐め回す。

時にイタズラ小僧の様にレロレロと、時に紳士の様にゆっくり優しく。

「あ、や、い、いやぁんっ、せ、節、節…お、おっ、おかしくなっちゃうー!」

と叫びながらせっちゃんは、俺の顔面に豪快に吹き出した潮をぶちまける。

「お、お兄ちゃん…ごめんなさぁい…」

「あはは…せっちゃん、コレでおあいこだね。お兄ちゃんはせっちゃんに精液を、そしてせっちゃんはお兄ちゃんに潮吹きを…御互いに、顔射し合っちゃったね…」

「うん…それより誠人お兄ちゃぁん…もぉっともっと、節を…感じさせてぇっ…」

「じゃあ…コレは、どうかな…?」

と言うと俺はせっちゃんをベッドに寝かせると、せっちゃんの股間に再び顔を埋める。

「すげぇ…せっちゃん、ワレメ、こんなになっているんだ…」

女性器をこれ程間近でまじまじと観察するのは、コレが初めてだった。

その、愛液で潤ったサーモンピンクの綺麗な陰唇を両手の人差し指でこじ開けると、そっと舌を差し入れる。

「い…いっ、いやぁぁぁぁ…!」

「嫌?なんで?こんなに、感じてるのに?」

「だ…だって、節のアソコ、汚いし、恥ずかし…い、いっ、しぃぃぃぃ…」

「せっちゃん…せっちゃんの身体に、汚いところなんて有る訳無いじゃん。俺は…俺はせっちゃんの全てを知りたいんだよ」

と言い放つと、せっちゃんの反応に構わずワレメに差し入れた舌で膣内を掻き回す。

すると。

「もう…お兄ちゃんばっかりぃ…節もぉ、は、反撃、しちゃうんだからぁ…」

と言い放つと体勢を変えて、俺の股間のズルむけおちんちんにむしゃぶりつき、所謂❝シックスナイン❞の体位となった。

俺はせっちゃんのワレメをむさぼり、せっちゃんは俺の愚息をしゃぶりまくる。

俺もせっちゃんも、互いの敏感な部分を愛撫される度に、うち震える快感で動きが止まるが、それに対して反撃だと言わんばかりに互いの性器を愛し合う。

…どれくらいの時間が経過しただろうか。

俺のズルむけ状態の愚息は射精感が込み上げ、せっちゃんの紅潮した小柄な身体は小刻みに痙攣しまくっている。

どちらも、絶頂が近い証しだ。

俺はせっちゃんをイカせるべく、右手親指でクリトリスを押し込む様に愛撫しながら、舌の動きを大きく、早くする。

「ああんっ、誠人お兄ちゃあん!こ…こんなに節の、ふ、フェラに耐えられるなんて…よ、よ、予想外だよぉーっ!」

「せっちゃんだって…こんなに股間を濡らしちゃって…あ、ううっ、で、で、出そ…、出るうっ!」

と叫びながら俺は、痛痒い放出感と共に白濁液を発射してしまった。

そのまま賢者モードに移行した俺は、暫く身動き出来なかった。

ペッティングでここまで体力を消耗したのは、正直コレが初めてだ。

「…誠人お兄ちゃん。気持ち良かった…ですか?」

ベッドに半裸の身体をぐったりと横たえたせっちゃんが、俺に呼び掛けてきた。

「…うん。せっちゃんは…どうだった、かな…?」

「節…二回も、イッちゃったの、初めて…」

と言いながら、せっちゃんは白濁液まみれになった可愛い顔で、俺を覗き込んでくる。

「誠人お兄ちゃん…何時もは直ぐに発射しちゃう早漏おちんちんが…今日は良く、我慢出来たね…(笑)」

「せ…せっちゃん…俺、初めて、自分のセックスに自信が持てた…気がする…」

「うふふ…お料理と一緒で、セックスも❝一生勉強❞なんですね、お兄ちゃん…」

「そうだね…」

バカップル二人は顔を見合わせ、どちらからともなく笑い合うと。

風呂場のシャワーで、御互いの身体を洗いっこする。

バスタオルで身体の水分を拭いていると、時間終了を知らせるアラームが室内に鳴り響いた。

「せっちゃん…帰るよ!?」

「うんっ!」

そして俺達は、入口付近に誰も人が居ないのを確認すると、逃げる様に駅へ向かってまっしぐら。

そのまま電車に飛び乗り、家路につく。

「しかしせっちゃんに…あんなヘビーな過去が有ったなんて…」

「節も最初は…頭が混乱しました…正直、今でもまだ何処か、姉の存在を受け入れられていないというか…」

「だけど…例えほんの数分であっても、お姉さんがこの世に生を受けたのは、紛れも無い事実だからね…きっと空の上から、俺とせっちゃんの事を見守っていてくれているよ、絶対に…」

「誠人さん…有難う…」

・・・

この日から。

俺達バカップルは、❝季美子さんの御加護❞に見守られることとなったので、あった。(…本当か?)

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