東!
みっちゃん!
吉田!
我ら、童貞三銃士!!!
ここは、都内のウキウキ高校。
そして我らは
童貞三銃士!!!
もう高3だぞ!
童貞三銃士!!!
そして、事件は世界史の時間に起こった。
世界史の教諭…安田(やっすん)
やっすん「…で、こいつがアメリカの企業をかなり独占したんですが、こいつをロックフェラーと言います」
ロックフェラー!!!
普通の高◯生なら気にも留めないが、彼らは頭は中学2年生なのであった。
頭は中学2年生!
それが我ら!童貞三銃士!
東(フェラじゃん…)
吉田(フェラだ)
みっちゃん(やばい…)
先生が「ロックフェラー」と黒板に書いた瞬間、吉田とみっちゃんは密かに目を見合わせていた。(東は一番前の席だったので目は合わせられなかった。けど、俺も気づいたということを知らせるため、わざとらしく背筋をピンとしたのであった。そしてそのことに二人は気づいた。これが彼らの絆だ!)これが我ら、童貞三銃士!
そして、昼休み
東「フェラだったな」
みっちゃん「ロック…岩、岩のフェラ?」
吉田「違うな、ROCKだよ」
?
吉田「あの、激しい音楽だよ。つまりロックフェラーてのは」
みっちゃん「激しい…フェラ…?」
吉田「そゆこと」
(この「そゆこと」のドヤ顔たるや!)
東「お前ら、これはもう…」
みっちゃん「そうだね……」
女の子にロックフェラーって言わせたい!!
吉田「任せなさい…」
参謀吉田!
吉田は成績は悪いが頭は切れるやつさ。
童貞三銃士の計画の立案はいつも彼であった。
吉田「交渉はみっちゃんに任せた」
みっちゃん「う、うん…」
交渉人(ネゴシエーター)、みっちゃん!
彼は三銃士の中で一番女子との関わりがあった。かつコミュニケーション能力も一番高く、計画の実行は主に彼が担っていた。
吉田「あくまで自然に…世界史の問題出し合いっこという形を作って、そしてロックフェラーと答えさせるんだ」
みっちゃん「なるほど…」
吉田「そして東はそれを、ボイスメモで録音するんだ。これはお前にしかできない」
工作人(エンジニア)、東!
機械に長けている彼は主に記録役であった。(他の二人はボイスメモの使い方が分からなかった)
吉田のプラン、みっちゃんの交渉術、そして東の機械工作……
3人の力を合わせた、童貞三銃士過去最大の作戦が今、始まろうとしていた!!!
吉田「まず狙うは河合さん…(可愛いから)」
昼休みは更ける。
…
みっちゃん「河合さーん!問題!」
河合さん「え!なになに?」
みっちゃん「世界史の問題です。アメリカの企業を独占した一家を何と言うでしょうか!」
河合さん「え!わかんない!」
失敗!!!
河合さんはアホの子であった。
(可愛さと知能は反比例する。
だがそれがいいのだ。:吉田)
みっちゃん「ご、ごめん吉田…」
東「大丈夫だ。河合さんの「え!わかんない!」はバッチリ録りました」
ナイス東!
吉田「まあ、ここまでは想定内…。正直ロックフェラーは少々細かい単語だ。それなりに賢い人でないと答えられまい。つまり…」
東「沢村さんか…」
吉田「そゆこと」
(「そゆこと」は吉田の口癖になろうとしていた)
長身長髪超貧乳、我らの沢村さんは常にクラストップだった。そして貧乳であった!!!
吉田「彼女に答えられない問題はない…。次こそ成功するはずだ」
みっちゃん「…うん、行ってくる!」
…
みっちゃん「沢村さん!こんにちは!あの世界史のことなんだけど…」
沢村さん「あら、何かしら?」
みっちゃん「今日先生が言ってたアメリカの企業独占したのって誰だっけ?」
沢村さん「えーと……」
ゴクリ……
沢村さん「えーと、何だったっけ?忘れちゃった」
はにかむ沢村さん!
この瞬間、童貞三銃士は悟った!
沢村さんがロックフェラーを答えられないはずがない…つまり、
沢村さんは「ロックフェラー」と口にすることを恥ずかしがったということである!!!
その事実だけで…僕らはもう十分でした……。
ありがとう、沢村さん………
fin.