O先輩が引退してからというもの、部活も惰性でこなすのみとなり、タイムの伸びも芳しくなくなってきた。
シーズンも終わり、プールでのトレーニングもなくなり、水着を着ることもなくなって、私へのからかいもなくなった。
そんなある日、同級生のSが今日の放課後、家に来ないか?と誘ってきた。
特に用事もなく、断る理由もなかったので承諾した。
Sは両親が早くに離婚し、父親と祖母との3人暮らしだ。
父親は私も会ったことがなく、仕事も何をしているか知らないが、夜はいつも遅いようだ。
Sは自分の部屋を持っていて、いつもそこに友達を呼んでいるそうだ。
私は初めて部屋に通された。
「ジュースとお菓子持ってくるから、ちょっと待ってて」
お気遣いなくなどという言葉も知らない私は、ただただキョロキョロしながら待っていた。
しばらくするとSが戻ってきて、
「好きなもの食べていいよ」
と出されたせんべいやキャラメルコーン。
祖母が買ってくれたのだろうと思いつつ、ジュースの入ったコップを手に取ると、コップが汚い・・・。
「ありがとう」
と言いつつ、結局お菓子やジュースには手をつけなかった。
テレビゲームをしばらくし、それにも飽きたころ、Sが押入れを開け何やら出してきた。
「これ、見るか?」
と、ビデオテープを1本手に取ってきた。
「何これ?」
と言いながらも、きっとHなビデオだろうと思っていた。
しかし、観ること自体は初めてで、ドキドキしていた。
学校では、友達らがこんなビデオを観たなどと話しているから、想像ではわかってはいた。
私の返事も聞かぬまま、部屋に備え付けのテレビデオにそのビデオを挿し込み、再生した。
「んん~、あ、あ~ん」
途中から始まったそのビデオは、男性の陰部が女性の股に入り込んでいるのがはっきりわかる映像だった。
あまりの衝撃的な映像に、吐き気を催し、トイレを借りた。
私は生まれて初めて観たエッチなビデオが裏ビデオだった。
気持ちの整理をつけSの部屋に戻ると、Sは自分のおチンチンを出して、何やら手を動かしている。
私が呆気にとられていると、
「CD@裏垢もやれ。そこにティッシュあるから」
こいつ何してるの?と私はわからなくてパニック状態だった。
そう、まだオナニーを知らなかったのだ。
ちなみに夢精はしていた。
トランクスがパリパリになり、何やら白くなっていたのをトイレで気づき、お漏らしだと思い、自分でトランクスを洗ったことが何度かあった。
「CD@裏垢、やったことないのか?」
私は頭の中で、これが友達らが言っていたオナニーなのか?と思いながらも、
「やらない・・・」
とボソッと言い、Sから目線を切った。
テレビ画面には、先ほどとは違う体勢で、男女が何やらまぐわっている・・・。
女性のおっぱいが映ると、私の股間が何やらムクムクとしだす。
男性の陰部が映ると、ムクムクが元に戻りだす。
「おい、オマエ勃起してるぞ笑」
とSが言うと、恥ずかしくなり、おさめようとすればするほど、どんどん硬くなり、大きくなっていった。
「もう脱げよ。オレも脱いでるだろ?」
と言われ、ジーパンの中で窮屈にもなったので仕方なく脱ぐと、
「オマエ、すげえなぁ・・・」
と呆れたような声が耳に刺さった。
私のおチンチンはSの1.5倍はあったと思う。
興味津々でSが寄ってきて、こうやって擦ってみろと促され、訳も分からず見よう見まねでやってみた。
すると、私のおチンチンは更に大きさを増し、何か透明な液体がおチンチンの先端を濡らし始めた。
それにビックリした私は手を止め、トランクスを履こうとした。
「そこでやめたら男になれないぞ!笑」
Sにそう言われ、またトランクスを脱ぐと、
「あ、あああ~、あー!」
と中◯生とは思えない、おぞましい声を出し、Sはティッシュに何やら受けていた。
私がパチクリ目をしていると、
「これが精子だ」
と自慢げに主張してきた。
「オマエも早く続けろ」
促されるままに、興味にもかられて、女性のおっぱいを見ながら、女性のおチンチンを右手で上下させた。
次第におチンチンが熱くなり、今まで見たことないほどパンパンに赤くなっている。
さらに言いようのないくすぐったさが下半身を支配し、徐々にお漏らしに似た感覚を覚え、
「あ、あ~~っ」
と声を漏らし、白い液体が5度ほどティッシュを持つ手に勢いをもたらしながら飛んできた。
「オマエ、すごい量だぞ」
白いと思われた液体は、何やら黄色味がかっていて、すごくネバネバしていた。
言い知れぬ脱力感と悪いことをしてしまったような罪悪感に苛まれ、濡れたおチンチンの先端を新しいティッシュで拭い、トランクスとジーパンを履いた。
なにやら気恥ずかしさで言葉があまり出てこず、初めて見た女性の陰部やセックスの仕方などに興味を持つ間もなく、それを超えた気持ち良さと申し訳なさでそそくさとSの家をあとにした。
■続き
友達のSの家で、1人エッチの初体験を済ませた私は、2人だけの禁断の秘め事に気恥ずかしく思いながら、登校したのだが、それは私の思い過ごしだった・・・。
「オマエ、やっとオナニー覚えたらしいな!笑」
「人の家でシコってんじゃねーよ!笑」
クラスの女子は明らかに白い目で見ていた。
Sは昨日眼の前で起きたことを、さも私だけが起こしたことのように、面白おかしく雄弁をふるっていた。
殺してやろうかと怒りに震えた・・・。
私は更にふさぎこんだ。
その日以来、部活へも行く気はせず、放課後はすぐに家路へと急いだ。
家に帰ると、覚えてしまったオナニーがしたくて、ウズウズして、トイレに籠り、O先輩を想像して射精した。
気持ちと行動が伴っていない、非常に情けない時期だったと、今でも呪わしく思い出す・・・。
オナニーをすることで、今まで見るのも嫌いだった自分のおチンチンに関心が高まった。
オナニーをすることで、亀頭にくっついていた包皮が剥がれてきていることに気づいた。
これを剥がせば皮被りではなくなると思い、何回かで綺麗に剥がれたが、亀頭が敏感ですぐに勃起した・・・。
そんなことを繰り返すうちに、男性ホルモンが分泌され始めたのか、陰毛も生え出し、数週間でおチンチンから陰茎に変身したのだった。
それに大きさや太さもパワーアップしたように感じた。
定規でなんとなく測ってみた・・・。
勃起時で15cmほどだったと思います。
※太さは測ってないですが・・・。
そんなことをしてるうちに、オナニーへの関心も、自分の陰茎への興味も薄れてきて、つまらない日々を送っていました。
中1から中2への階段を上る、そんな思春期真っ只中のこと。
ある日、同級生の女子から手紙をもらいました。
「O先輩から渡してって言われたから」
あまり関心なさそうに受け取ると、ドキドキしながら自宅に帰って、ベッドに横になりさっそく手紙を開きました。
「~ToCD@裏垢~突然のお手紙で驚いたかな?もうすぐ中◯も卒業です。めっちゃ早い3年間だったよ。そんなことどうでもいいか笑最近、部活行ってないんだってね・・・。ちょっと残念だな泣CD@裏垢くんはきっとすごい選手になれるよ!だから、がんばってほしいな!イヤなこともいっぱいあると思うけど、あたしは必死だったころのCD@裏垢くんが大好きだったよ笑Fight!CD@裏垢!!~FromO~」
どんな気持ちでこの手紙書いてくれたんだろう・・・。
忘れかけていたO先輩へのドキドキがまた押し寄せてきたんです。