妻以外の女を好きになってしまった。美熟女・有香。何年前の話になるだろうか?もう今となっては付き合っていた時期が朧げになってきている。
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「もう、終わりにしませんか?」
LINEで突然、有香からそう告げられた。結婚してから、妻以外の何人かの女性と肉体関係を結んだが、女の方から別れ話を切り出されるのは、これで二度目である。不倫が行き着く最終地点、「別れ」については、昔、愛した人妻・美香との逢瀬のときに悟ったことがある。
女性から切り出す別れ話は頑丈にできている。男が何と言い訳を重ねようとも、言葉を重ねて復縁への道筋を作ろうとするが、「別れる」という結果が覆ることはほぼない。女はその答えを出す前にしっかりと考え、その答えが正しいと確信を得てから告白する。だから、そこには気持ちの揺らぎというものが一切ない。
一方、男は駆け引きをしたがる。女の気持ちを再度確かめるために嘘の別れ話を持ちかけたり、相手の答えに合わせて自分の答えを正反対に変えることがある。しかし、女にはそういう駆け引きという選択肢はない。
女の「別れたい」という言葉に男への情の入る隙間は1ミリもない。何があっても、ラストシーンは「別れ」しかないのである。恋愛という形の中では、いつも恋をしたほうが負けなのかも知れない。
僕は有香を好きになった。それは有香が僕を好きになってくれる前に明確に存在していた。一方で好きになられた方は、恋愛の起点が相手よりも曖昧であるが故に、現在進行形の恋愛の輪郭がボヤケてしまい、そこに一点の明確な焦点が結べない。
だから、その恋愛に対するオマージュは好きになった方よりもより淡いものである故に、作り上げた恋愛をあたかも粘土を潰すように壊すことは簡単にできてしまう。
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振り返ると、有香とは知り合ってからの3年間の中で、1年ちょっとの肉体関係の付き合いということになる。1年の期間の中で身体を重ねたのは10回もないので、一つ一つの思い出を割とはっきりと思い出すことができる。
「会って話をしませんか?」。それから数日後、僕たちは二人で良く行った京都の某喫茶店で待ち合わせをした。ここは京都でも有名な名曲喫茶。ジャズやクラシックの流れる店の雰囲気を有香はとっても気に入ってくれた。
今日も店内には静かな曲が流れている。「この曲なんですか?」。コーヒーを運んでくる人に質問する。奥に居るマスターが出て来て曲名を教えてくれる。今流れてるのは「ショパン・ノクターン第4番」とのことだった。
「やっぱりいいよね。ショパンって」。有香がコーヒーを飲みながら呟く。有香はコーヒーを置くと、肘をテーブルにつき、手で顔を支える格好で曲に聞き入っている。
「難しい曲だよね。2番も好きだけど、これも好きだわ。とってもキレイな曲。」
「有香さん、最初に来たときに流れてたのもショパンだった?」と聞くと、有香は「あのときは確かドビュッシーだったわよね」と答えた。
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「このお店、本当に大好き。でももうしばらく来ることはないかな」。有香は遠くを見つめる目でぽつりと語る。コーヒーを飲みながら、僕は「もう終わりにしたいって言った理由は何なの?」って聞いた。有香はポツリポツリと語り始める。
「先週、会うって約束、無くなったよね。あのとき、私とっても一くんに会いたかったの。楽しみにしてた。夫にも嘘ついて会おうと思ってた。あのときの一くんの理由って「奥さんとの約束ができた」って理由だったよね。それはいいと思う。仕方ないと思う。奥さんを優先すべきだと思う。
でも、私にはもうこういうことを受け入れる余裕がなくなったの。夫に嘘つくことももう嫌なの。不倫だからねって思うと仕方ないけど、もうこういう気持ちになることを終わりにしたいの。」
それから色々と喋った。途中から何を喋ったのかあまり覚えてない。「別れたくない」ということを幾度か口にはしたことは確かだった。
もう、バドミントンでは会えなくなった。子供が小学校を卒業すると、一応、部活を辞めるということになっていて、僕は1年前に部活を退部した。有香と会うのは1ヶ月ぶりだった。彼女の横顔は美しく、そして物悲しく見えた。最後は、「分かってくれてありがとう。」といいながら、有香は微笑みながら、握った僕の手を握り返した。
「この後、どうする?」と僕は言ったが、有香は「もう帰る。一くんはゆっくりしてね。」と言った。
「一人で帰れる?」と思わず口にしたが、有香は「何言ってんの?大丈夫よ。慣れた道だからね。」と笑った。
有香は店を一人で後にした。有香の座っていた椅子を見つめる。一人になって急に寂しくなった。涙が出そうになった。「LINEだけはつなげておいてくれるかな?これが僕の最後のお願い。」と僕はみじめっぽく、有香にお願いした。有香は、
「いいよ。うん」と了承してくれた。僕は3年間の出会いの記憶の中で、1年前、有香と身体を重ねたあの昼下がりのことを思い出していた。
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いつかの春先。いつもの名曲喫茶で待ち合わせをした。二人には決めたルールがあった。それは、地元では絶体に会わないこと。会うのは京都という約束をした。
僕は阪急、そして京阪電車を乗り継ぎいつもの喫茶店へ行く。喫茶店の扉を開けると、ふわっと中から聞こえる心地よい音楽で鼓膜が揺れる。今日はジャズではなく、クラシックが流れている。いつも座る一番西側の席が空いてるのでそこに座る。まだ有香は来てない。有香が来るまで待っていようと思ったが、手持ち無沙汰になったのでコーヒーを注文し、店内に流れるクラシックに耳を傾ける。
「これは誰の曲ですか?」と店員に聞くと、「シベリウスです」とすぐに答えが帰って来た。
僕が店に着いてから10分後、有香は店に現れた。
トレンチコートを脱ぐと、スレンダーな身体が露になる。有香は身長170センチ近いスレンダーな体型をしている。バドミントン部で一緒になり、すぐに彼女を好きになった。いつもはジャージ姿ばかり見ているが、有香の私服はおしゃれで、今日は膝丈のタイトスカートにベージュのニットを合わせたスタイル。スカートの裾はレース状になっている。
有香はいつものようにオリジナルコーヒーを注文し、「ここ、いつきても雰囲気いいわよね。」と言いながら、席に座る。「これ誰の曲?」といつものように聞くので、「シベリウスさ」と答えると、「あっ、そうなんや、何て曲だろうね。」といいながら可愛い笑顔で微笑む。
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喫茶店でいつものように長い時間を過ごした。クラシックを聞きながら、有香はいつもクラシックの奥深さを語ってくれた。
「有香って、どうしてそんなに深い話ができるの?」って聞いたことがあるが、
「クラシックを好きな人、特にピアノをやってた人だったら、これぐらいのことは知ってるわよ。別に凄いことではないわ。」と有香は答えた。
窓の外から漏れる日の光が長い陰影を作り始めた。夕方になったので、喫茶店を出て、高瀬川沿いを歩き、木屋町通りにある行き付けのワインバーに立ち寄る。入店に長い間待つこともしょっちゅうある人気店だが今日は幸運にもすぐに入れた。立ち飲み形式の粋なバーで店は客で一杯だった。
端のカウンターに陣取ると、有香はいつもの白ワインを注文する。そしてワインを口に運びながら、店内に流れる音楽に耳を傾ける。徐々に有香の頬が赤みを帯びてくる。ワインを飲む有香の顔、そしてグラスに当てる唇はいつも艶っぽい。僕は有香の細い腰にさりげなく手を回し、いい雰囲気のまま二人でワインを口に運んでいく。
ひとしきり時間をそこで過ごし、ワインバーを出てから、二人で木屋町を歩く。
「夜風が気持ちいいわ。いい気分」と有香は呟く。僕は「◯◯のチビ餃子、食べに行く?」と聞いた。
「一くん、もうお腹一杯よ…もう無理」ワインバーを出て、木屋町から先斗町までの歩き慣れた道を歩き、いつもの場所に着くと、何も言わずにラブホテルに入っていく。
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僕が有香を抱くのはこれで何回目だろうか?覚えれないぐらい抱きたい気持ちはあるが、多分、今日で6回目ぐらいだと思う。
ホテルに入り、すぐにセックスを始める。早くセックスしたいという理由ではなく、有香が部屋でゆっくり寛ぐことを拒絶するからだ。おそらく、ラブホテルが醸し出す非日常的な空気が好きになれず、ここでゆっくり寛ごう、という気持ちに決してなれないのだろう。
「ラブホテルはセックスをするために来る場所」。有香の辞書にはそう書いてある。部屋に入ると、有香は着ていたトレンチコートをハンガーに掛けると、服をすぐに脱ぎ出す。そして裸になる前は決まって、「電気、消してくれる?」と言う。部屋の電気を消すと、いつものようにスカート、上着、そしてベージュのパンストを脱ぐと、有香はベッドにそのまま潜り込む。
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僕もパンツだけになりベッドに潜り込む。有香の方から僕にキスをしてきた。有香の息が僕の頬にかかる。息さえも艶めかしう匂いに感じる。
「キスしたかったの」。そう呟くと、ぽってりとした濡れた唇を開き。ヌルっとした舌を差し込んでくる。蕩けるような柔らかい唇の感触。抱き締めたときの暖かい肌の温度が僕の肌に伝わる。ベッドに入ると、いつものように少しだけ部屋を明るくする。
掛け布団を剥がすと、薄明かりの中にほんのりと有香の身体が見える。白い肌は透けるようで、表皮にはうっすらと静脈が見える。ピンクのブラジャー、ピンクのパンティを身に着けている。ブラジャーのフックを外すと、Cカップの美しい形のバストが現れる。その形は垂れることなく、乳首はツンと上を向き、水水しい弾力を保っている。
乳房に触れると、手のひらの冷たさに「きゃっ」という声が漏れた。ゆっくりと両方の乳房を揉みながら、もう既に固くなった茶色がかった乳首に舌先を這わせる。有香の乳首の感度は高く、乳首を吸い上げられると、有香は喜びで女の甘い吐息が漏れる。
乳房を手のひらで遊びながら、たっぷりと唾液を付け、舌先で乳首を攻め上げる。二人の子供を育てた大き目の乳首を吸い、舌で転がすたびに嬌声が甘味を帯びていく。
「あっあ、いいっ、ああ、ううん」。有香の口から軽い吐息が漏れる。
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「ああっ、もう止めて…」。
言葉とは裏腹に気持ちいい感覚が、身体の頭から足先までビリビリと走る。身体が小刻みに痙攣し、足先まで快感が突き抜けて次の言葉がでない。
「お昼からそこ洗ってないのに…オシッコもしたのに…恥ずかしい。いやじゃないの?」と有香は呟く。僕は「シャワーは絶体ダメ」と言っている。女のアソコは神秘の部分なので、その女の匂いが消えてしまうことは、僕にとって許容できることではなかった。
僕は有香の足先の爪を念入りに舐めてから、白く光る内股に挟まれた神秘の部分に鼻を近づけていった。目の前に見える秘部の淫靡な形にゴクリと生唾を飲んだ。
「いい匂い。たまらないよ。ここが好きなんだ…いいだろ~。なっ、有香、気持ちいいんだろ。」
柔らかい恥毛に鼻をこすりつけると、そこは蒸れた匂いがして、鼻先で熱気と湿り気が渦巻き、濃厚は女のフェロモンが放出されている。指で割れ目をぐいっと開くと、中には赤みを帯びた膣肉が見えた。奥にはヒクヒクと蠢くホールが空いていて、複雑に入り組んだ襞が丸見えになっている。美熟女の果汁たっぷりの熟れた膣肉はいかにも美味しそうに見えた。
割れ目の上には尿道管が見え、さらにその上にはぷっくりと膨らんだ蕾が、その皮を剥かれることを待ち望んでいるように見える。僕は蕾の皮を剥くと、中から小指の先ほどのピンクの膨らみが現れた。そして、むき出しになったクリトリスを舌で刺激する。二本の指でヴァギナを濡らしながら、器用に舌先でチュチュっと淫核を吸い上げていく。もう一方の指で固くなった乳首も刺激する。
有香の身体がピンと反り返る。快楽の刺激が電流のように伝わっているのだろう。有香の足が僕の思うがままに開いていく。
「見られてる。いやっ、いい~…ねえねえ、そこ好きなの…気持ちいい…恥ずかしいわ。あそこ(クリトリス)、どうなってんの?わかんない。でも私、あそこと乳首が本当に弱いの…刺激されたらもう本当にダメ。」
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(私あんまり、フェラチオって得意じゃないんだけど。ぺニスを咥えながらいつもそう思う。ぺニスを口の中に強めに押し込んでこられる。頬の内側にぺニスの先が当たりながら、喉にペニスの先が当たり、思わずむせかえてしまう。)
「どう、気持ちいい?」と聞いてくるので、僕は「気持ちいいよ。」って答えた。
(でも、どうなの?私、あんまりフェラって得意じゃないのよ。夫にも誉められたことって、ほとんどないもの。)
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お饅頭のようにプックリと膨らんだ大陰唇。もう何度となく夫のぺニスを咥えてきた二つの小山は、色素沈着していて薄黒く染まっている。
有香を四つん這いにさせる。そして、むっちりと脂ののったお尻を鷲掴みにして、左右にぐっと開く。濡れたビラビラの小陰唇がよじれ、その奥の膣粘膜が露になる。有香のお尻も実に見事な綺麗な形をしている。そして、その奥に潜む菊門を見ると僕の征服感が高まってくる。
何度も綺麗なピンク色の蕾を観察した。アナルの周りを彩る襞が可憐に見え、ほんのわずかにレモンの先のような突起が見え、少し開くと中が見え、そこには白い粘膜が覗いて見えた。
僕はアナルに鼻を押し付ける。
「いやっつ、だめ、そこだけは・・もう、いやだって」。有香はすぐに拒絶の反応を示したが、僕はお尻を左右に広げたまま、そこの匂いを嗅いだ。汗の匂いに混じって、ほんの少し便臭がする。その匂いさえも僕にとっては有香そのものであり、ここを嗅いでいるときにペニスは最大限に勃起した。
僕はそこに舌を這わせ、チロチロと舌先を動かしながらアナルの襞の感触を舌で確かめた。鼻腔に感じた便臭とは違い、味は感じなかった。有香は嫌がりながら腰をクネクネと動かすが、それが却って僕を満足させた。アナル周りを舐めたり、アナルの中に舌先を入れたり、長い時間、アナルを堪能した。
アナルの下のヴァギナからは乳白色の液体があふれてきている。ぺニスの先をヴァギナの割れ目にあてがい、指先でクリトリスを刺激する。ぺニスを割れ目に沿わせながら、少しだけぺニスの先を入れる。ペニスの先端が暖かくなると、「あっ、ああ」という女の軽い吐息が漏れる。有香の膣口は主人以外の肉棒を簡単に受け入れながら、なおも奥へと誘いこんでいく。
「うっつ、すごい、柔らかい、包み込まれるよ。」
「いや、そんなこと言わないで、あああ、奥にくる・・」・この瞬間がたまらない。勃起したペニスをグッとヴァギナにねじ込んでいくが、有香自身がぐいと尻を押し付け、自ら肉棒を飲みこむ。有香のいいところは、子供を2人出産している割には、腟口の入口が狭くなっていて、ペニスのインサート開始から締まる感じが長続きすることだ。
揺れた肉壁がペニスにまとわりついてくる。男の味を知り尽くした、女盛りの蜜口の味は格別だった。具合のいい牝穴に声をあげてしまう。有香の身体が妖しくくねり始める。
「旦那とどっちが大きい?」と一度聞いたことあるが、「あなたの方がずっと大きいわ」と有香は恥ずかしそうに答えた。ぺニスを奥へとねじ込んでいく。有香の暖かいヴァギナの中の腟粘膜にみっちりとペニスが絡まりながら中へと収納されていく。
「あっ、すごい締まるよ、、とっても気持ちいい。」
「あっ、あああ、一くん、大きい・・のね。いいわ、ちょっと、動かないで、だめええ!」。
その言葉を聞きながら、あえて意地悪く腰を振る。ペニスの先が有香の肉壁の内側をゴシゴシとこする。
「旦那とどっちがいいんだ?言ってみて?」
僕は有香のお尻をスパンキングする。パんパンという乾いた音が部屋に響く。スパンキングをすると蕩けた媚肉がきゅっとしぼんでいく。僕は挿入の間間にスパンキングをしていく。
「いや、うっん、あっっん、そんなの言えない…あああん。それと叩かないで」
「そういうわりには、有香のお尻は揺れてるけど・・本当は叩いてほしいんだろ。旦那以外の生チンポを突っ込まれてどう?気持ちいいか」
「ひっひ、ひいい、いいわ、いや、違うの、これは、ああ、奥まで、届いてる、ダメ、ああ、そんな深くまでっ・・」
イク前の物静かな喘ぎ声から変わり、有香は被虐の愉悦を得ているのか、バックから貫かれている尻を赤く染めながら、隠しようもない悲鳴のような喘声を上げ始める。
腰の動きが早まるにつれ、僕のなかで射精感が徐々に高まっていく。肉棒が出入りするたびに、膣粘膜から流れ出る愛液が白く泡立ち二人の陰毛を白く汚した。僕は有香の上に覆いかぶさると背中越しに乳房を揉みしだいた。有香の耳は真っ赤に好調している。
腰を大きく前進させ、その先端をねじりつつ、有香の子宮口の入り口を突く。有香がさっきあから絶頂しているのは、膣内の蠢きで分かった。僕は挿入の動きを止めず、有香を牝悦の深い沼へと沈めていくつもりでいた。もう最終章を迎えつつある。有香の身体がビクッと痙攣すると、
「あああ!イク~!いっちゃう~アクメがくる~、またイク、中はだめ、だめよ、いっちゃう」。耳元で一層甲高い声を発し、真っ赤になった豊尻をビクビクと跳ね上げながら、有香は身体を震わせ続けた。
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「素敵だったよ。有香。」
有香は肩を揺らし、息を切らしながら目を細くして天井をぼーっと見つめている。
「私もよ。すっごく気持ち良かった。一くんって…本当にエッチ上手いのね。私ね…3回もイッちゃた。」
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2年間もバドミントンをすると、自ずと体力はついてくる。お互い体力には自信あるので、セックスも1年前よりも長く激しくなってきている。有香は最初こそは恥じらいながらのセックスだった。最初こそ戸惑いや恥じらいこそみせていたが、緊張の糸が切れたとき、女は男よりもエロになることを証明してくれた。
「フェラって不得意なの。」と有香は言っていた。有香はフェラのときにたまに笑うことがあった。理由はないらしいけど、なんだか可笑しくなるらしい。
「ふふふっ、、なんだか見られながらって恥ずかしいわ」
「やだ、、恥ずかしい」
「イクときの顔、恥ずかしくて見られるのは嫌。」。そういって、いつも両手で僕の顔を隠していた。それが、逢瀬を重ねるごとに、だんだんとセックスに対する恥じらいがなくなってきた。最近は有香から、「こうしてほしい」とか、「これしてあげる」とか、セックスに対する積極的な姿勢も見られてきた。
彼女の膣内の次に感度の髙いクリトリスを吸いながら性器を相互愛撫するときは、有香は鳴き声を上げながら、美味しそうにペニスを咥え、頭を降りながら唇を激しく上下にピストンさせる。そして、セックスが終わった後は、心を静かにさせるため、いつもクラシックをスマホ動画で聞くことが僕らのルーティンだった。
「今日は何がいい?聞きたい曲のリクエストある?」。僕が聞くと、有香は決まって「おまかせするわ。何でもいいわよ」と言う。セレクションのセンスを試されているようで何だか緊張した。
「じゃあ、これにする。」マルタ・アルゲリッチの「ショパン・ソナタ3番」を選ぶ。有香が胸に顔を埋めてくる。「いいよね。ちょっと見せて…うんうん、最近の動画ね。マルタってもうおばあちゃんよね…でもすごいわ…この年でこの難しい曲、凄く上手く弾けるんたもの。天才よね。勉強したわね…
一くん。この前、ミケランジェリの話したわよね。それ繋がりね」
「そう、その通り」
有香の髪をかきあげる。ふわっとした感触といつものいい薫りが鼻をくすぐる。
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「最近、すごいエッチが積極的だね。いいよ、凄く」。有香にそっと囁く。それには有香は「うん」というだけで答えず、僕の太ももを触っている。太ももの内側を触る指先がチョロチョロと動きながら、下へ動き、ぺニスを包み込む。
「まだ、こんなに固いの?すごいわね。」。有香の吐息が耳にかかる。有香はそう言いながら、ペニスに顔を近づけると、ぺニスをしごき始めた。セミロングの黒髪を揺らし、右手の手のひらで亀頭をこすり付け、チロチロと裏筋に舌を這わせる。
そして、亀頭を口に含むとジュブジュブと音を立てながら、頭を上下に振り始めた。泡立つ唾液が肉棒の表皮を垂れていき、口の中では舌が別の生き物のように動いている。
「もう一回する?」と僕が聞くと、「先っちょだけ少しだけ入れてくれる?」
有香のバックから指先を割れ目に這わせる。まだ濡れて暖かい。少しだけ先を入れる。
「あっ、ううん」という軽い吐息が漏れる。
「ねえ、このままにしていられる?これが凄くいいの。なんだかとっても安心するの」。そう言ってまた目を閉じる。
「ねえ、有香ってフェラ、どうしてそんなに上手なんだ?」
有香の黒目がちの目が僕をじっと見つめる。
「人妻だからよ。」という答えが返ってきた。
「最近、セックスのほうは旦那とはどうなの?」。旦那のことが気になって仕方なく聞いたわけではなく勢いで聞いてみた。有香の答えを待つ間、豊かな乳房を揉みながら、少しだけ深くぺニスを入れる。
「ううん、待って。そのまま。そのままよ…………最近…?前とは違うの。してるけど…まあ、いいやん。旦那のことは」
「何?どうしたん?」といいながら、ヒップを横に大きく開くと同時にぺニスのピストンを始める。
「あああん、ダメだって…まって、いいっ…待ってて…ねえ」
有香は振り向き僕にキスをすると、。「旦那のことはいいんだって…それよりも、お風呂入ろうよ」
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「シャワー、一緒に浴びる?有香、おいでよ」。
二人は服を脱ぎ、脱衣室で裸になった。僕は先に浴室に入り、ソープでペニスを丁寧に洗い、お湯を張った湯舟に浸かる。浴槽の天井を見上げながら、有香という女を抱いた満足感に浸る。汗をかき、少し気だるい疲れた後のお湯の温かさが気持ちいい。
カチャと浴槽の扉が開き、髪の毛を後ろで括り、アップにした有香が入ってくる。顔は上気していて頬のあたりが薄くピンクに染まっている。細身の身体にCカップのバストなのでウェストが程よく括れて見える。ヒップも肉付きがよく、何よりもヒップから太ももにかけてのラインが美しい。
「きれいな身体だ」。
思わず呟く。乳首がツンと上に向けて立っているのが分かる。この光景、この明かりの中で見渡す有香の全身像がたまらなく好きで好きで仕方がない。自分のペニスがまたもや大きくなるのが分かる。僕は浴槽を出ると、有香を思いっきり抱きしめた。有香の手が僕の腰に回る。しばらく抱きしめたまま時間が過ぎる。
「愛してるよ、有香」
「愛してるの?その言葉、嘘でも嬉しいわ。ぎゅっとして。暖かい、、この感じ、、安心する。」
そういいながら、有香の手が僕の股間にそっと触れる。
「元気ね、、もう勃ってる、、」
僕はゆっくりと乳房を揉み上げると、乳首を口に頬張り、そして舌で転がしてあげる。
「んん、あああん」。
僕の肩にのせた有香の手に力が入る。乳首もこの女は感度がとても高い。セックスの後だけに、より感度も増しているようだ。片足を浴槽の縁にのせると、目の前に有香の秘部が現れた。薄っすらとした陰毛の下のぷっくらとして重なり合った二つの小山が見える。左のほうが少し大きめで、その頂上には小さなホクロがある。
小山を指で押し広げると、中にピンクの襞が見える。襞の上には赤く勃起したクリトリスが顔をのぞかせている。襞めがけて、下からシャワーの温水をあてる。細くて強い温水がシャワー口から出て、ピンクの肉壁の気持ちのいい部分に当たっている。有香は眉間に皺をよせ、快感に背中が仰け反らせ、喘ぎ声もだんだんと大きくなってきている。
クリトリスにボディソープの泡をつけて、優しく指でマッサージしてあげる。シャワーの温水をクリトリスに当てると、「ああん、、はあん、あっ、ああっ」という女の甘い声が漏れる。シャワーを当てながら、クリトリスを優しく嘗め回す。クリトリスを吸い続けながら、割れ目の中に指を差し入れる。中指と人差し指を交差させ、二本指でヴァギナをかき回す。有香の濡れっぷりに興奮する。
「ああん、、だめ、、だめ、、ああ、いやっ、ううん、いいいいい」といいながら、ピクピクと腰を動かし、背中を仰け反らせると、有香は僕の身体にしなだれかかってきた。
「イッったの?」
「うん、、イった。一くん、好きよ。」
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浴室の照明を青色の照明に変える。浴槽に張ったお湯が青く染まる。ジェットバスなので、バブルバスにも出来るが、有香がお風呂にはいるときにはルールがある。
ルールその一。髪の毛は洗わない、髪を濡らさないこと。
ルールその二。身体に匂いをつけないこと、あそこ以外はボディソープで洗わないこと。自宅以外でお風呂に入った証拠を絶対に残さないため。
他にも細かくある。
例えば、セックス中は絶対にキスマークをつけない、中出しは絶対にしない、アナルプレイはNG、バイブや電マは有香専用を買ってくること、男の匂いや髪の毛、陰毛などが身体についたまま帰宅しないようにセックスが終わったら必ずお風呂に入ること。不倫の証拠が残らないようにコロコロテープで下着をきれいにしてから出ることなど、色々と徹底している。
二人で浴槽につかる。これまでラブホテルの浴槽につかりながら色々な話をした。有香は今の旦那と結婚する前は、あまり男性経験が無かったらしい。2~3人の男しか知らずに割と若い時に結婚している。
「結婚する前にもう少し遊べばよかったかしら、、2~3人って少ないわよね。だから男遊びに対して怖さみたいなのがあるのかも」。そういいながら目を伏せる。
「さっき途中だったけど、最近、旦那とはどうなの?」。僕は聞いてみた。
「何が?仲は別に悪くないけど、、、セックスは1年前と比べたら減ってるわ。前は週に3回ぐらは有ったんだけど、今は週1ぐらい。でも、別に欲求不満ってわけじゃないんだけどね。」。そういいながら有香はいたずらっぽくクスっと笑う。
「ふ~ん、そうなんや(週1って結構多いやんか)」と頷く。
「有香、、、俺たち出会って3年ぐらいで、こういう関係になって半年ぐらいだよね、、どうして俺を選んでくれたの?」
「ふふっ、、選んだ理由ね~、それは内緒にしとくわ。でも大事なこと言うわ。私、もうそろそろ40でしょ。結婚して、これまでずっと家庭優先で過ごしてきたの。それが長くて、何となく男の人と普通に食事に行ったり、遊びに行ったりということを避けてきたような気がするの。
でも、それでも別に不思議でもなかったし、今の生活に不満はなかったの。旦那と子供のためを優先して自分の時間を使うのは当たり前だからね。
でも、一くんと出会ってね、、一つ変わったの、、少しだけなら遊んでもいいかなって。最初はその気持ちも気のせいかなって否定してたけど、、なんかそれも違うかなって。うまく言えないけど、女として見られたい、女を終わりたくないって少し怖くなったせいかしら」
「身体の関係を許してくれたのは何故なの?」
「簡単よ。君のこと、多分だけど大好きになったから。一くん、これまで私なんかのために色々してくれたよね。バド部の飲み会の企画してくれたり、皆でご飯食べてるときもお酒注ぎにきてくれたり。それから、私の取り留めもない話を優しく聞いてくれた。
覚えてる?こんな私のどこがいいの?って聞いたよね。その時に、「全部好き」って一言だけ言ってくれたよね。それがね、すごく嬉しかったの」。
言葉を続ける。今日の有香はいつにもなく饒舌だった。
「でもね…一くん。この関係っていつかは壊れる。それは絶体に来るわ。それを考えたら、今さらだけど、「止めとけば良かった」って思うの。もし、別れを告げるときが来たら、多分、私から言うと思う。自分が信じられなくなって、それを一くんのせいにすると思う。だから、もし嫌いになったら、面倒くさくなったら、直ぐに言って欲しい。そのときは、傷つけあわずに別れたいの。お願い」
思わず、寂しい気持ちが増して有香を抱き締める。
「そうだね。俺からは別れたいって言わない。それはないと思う。でも、もし有香からサヨナラを告げられたら、有香を傷つけずに別れる自信が今はない。有香を罵倒してしまうかもしれない。」。
「そうか…うん、わかった。もうこの話は終わり。もう終わり…何だかのぼせてきたわ。そろそろお風呂上がろうか」。
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お風呂から上がり、ベッドの上で有香の脚をマッサージしてあげる。足先の指一本一本を口に咥える。指一本一本がいとおしい。有香の軽い吐息が漏れる。
「一くん…ありがとう。もういいよ。ねえ、時計の秒針っていつも一緒じゃないよね。私ね感じるの…家に帰ったら時間のたつのが遅く感じるの。それがたまに辛く感じる。でも、今はあなたと少しでも一緒にいたいの。」。
帰りは、いつも自宅から3駅以上離れた駅で有香と別れる。地元では絶体に会わないのが鉄則。駅から歩き、少し駅から離れた電気屋のパーキングに停めた車の中でもう一度抱き合う。
「離れたくない」。キスをしながら、有香のスカートの中に手を差し入れる。パンティの中に手を入れ、指をヴァギナに入れると、
「もう、ダメよ…ああっん、パパにばれちゃうから~」と言いながら、有香はシートにもたれ掛かり、指先の動きを受け止めている。有香の指先がズボンの上からぺニスを触る。
「ねえ、一くん。入れて…お願い。身体が疼くの。このまま帰りたくないの。」。車の後部座席で騎乗位で挿入した。有香はゆっくりと大きく腰を動かす。締まるヴァギナの感覚は5分程度でぺニスを射精衝動に駆り立てる。
「イク、出すよ」。有香の腰をぺニスから離し、もう出ないと思っていた精液が僕のお腹に降りそそいだ。射精後、しばらくキスをしながら抱き合ってた。快感で有香の芯を溶かし、その甘美な波で横に座る人妻はさらに妖しく美しく僕の目に映っている。
「もう行くね。次はいつ会う?」
「有香…今度、日帰りで温泉でも行かない?」
「どこ?」
「有馬温泉なんてどうかな?」
「いいよ。そこだったら大丈夫。だってパパと行ったことあるから」
「どういう意味?」
「行ったことないとこだったら、思わず口にしたらバレるやん。いいよ。また連絡して。じゃあね」
車から降り、駅に向かう有香の後ろ姿を見おくる。その3週間後、有馬温泉の日帰り旅が実現した。ただ、有馬温泉での話はもうやめておく。言葉ではうまく表現できないほど、素晴らしい時間だったので、とりとめのないセックスの話はここで終わりにします。
(終)