もう15年くらい昔の話だけど、高校時代の思い出。
当時の俺はバスケ部に所属していて、特に強豪校という訳ではなかったんだが、顧問が鬼のように恐い人で、練習がとにかくキツかった。
冬休みになると、レギュラーメンバーとマネージャーだけ参加させられる強化合宿があり、雪山のボロいコテージみたいなとこに泊まって、選手は毎朝上半身裸で山道をランニングをした後、そのまま近くの川に飛び込むというようなことをやらされていた。
ランニングならまだ分かるけど、裸で川に飛び込むなんて本当に狂ってると思ってた。
真冬の川の冷たさは尋常じゃなく、ガチで地獄の時間だった。
朝のランニングと川への飛び込みは顧問がちゃんと見ているのでやらざるを得なかったんだが、最終日の朝だけ用事があるとかで来てなくて、代わりにマネージャーが監視役だった。
そのときのうちのマネージャーは1年生の女子。
ボブヘアの小柄な色白の子で、顔も結構可愛かったんだが、性格が真面目で冗談通じないタイプだったので部内では浮いていた。
鬼の顧問じゃなく1年のマネージャーじゃ全く怖くないので、3年生のスタメンの先輩何人かは、ランニングをやって川に着くと「こんなんマジやってらんねぇわ」とキレだし、途中で宿に帰ろうとした。
真面目なマネージャーの女の子は「ちゃんとやらないと顧問に言いますよ」なんて先輩相手に負けじと食いついたが、その生意気な態度が癪に触ったんだろう。
「てかお前ランニングもしないでずっと見てただけじゃん。そんな調子乗ったことよく言えたな。そんなこと言うんだったら自分から服脱いでやってみろよ」
と先輩の一人が女の子に詰め寄った。
女の子は最初戸惑ってる感じだったが、自分よりずっと体格のいい男数名に詰められて怖くなったのか、
「わ、わかりましたよ」と返事をすると、ゆっくり服を1枚づつ脱ぎ始めた。
上のジャージとヒートテックを脱ぐと、その下の黒いスポブラ(?)も首から抜き取った。
白い肌で、ほぼ真っ平らのおっぱい。
Aカップあるかないかくらいの薄い膨らみしかなく、乳首も陥没気味でポツンと小さかった。
女の子は寒さと恥ずかしさからか、耳まで顔が真っ赤に。
部員の視線から身を隠すようにして、半裸のまま小走りで川に飛び込んだ。
そして川からザバっと身を出すと、乳首の先が分かりやすいくらいに「ツン」と尖り出して、鳥肌が立ちまくっていた。
「ほら、やりましたよ」
と言わんばかりに、女の子はキッと先輩の方を無言で睨みつけた。
恥ずかしくないアピールなのか、隠さずに胸を張っていたが、寒さでブルブル肩が震えていたし、色白で貧相な上半身なので余計に痛々しく感じた。
先輩たちはそれを見て
「●●ちゃんめっちゃ貧乳じゃん」「まじ小学生みてえ」
と次々に指さして笑い出した。
女の子は目に涙を溜めて泣きそうな顔になると、何も言わずに川から出て、自分の脱いだ服を拾い上げると、そのままどこかへ行ってしまった。
流石に1年だし可哀想だなーと俺は思ったが、みんな特に追いかけることはせず、適当に時間を潰してから宿に帰った。
どうやら女の子は先に戻っていたようで、次のミーティングで会った時は目が泣き腫らしている感じだったが、顧問には何もチクっていないらしく別に怒られなかった。
そのマネージャーの女の子は、結局新学期になるタイミングで部活を辞めてしまった。
俺含めたバスケ部の人間とは完全に交友関係を絶ちたかったらしく、たまに学校内ですれ違っても、こっちに気づいていないフリをされた。