4月から高校生活が始まった。共学だった中学校とは違い、男子校だったため、景色が灰色に変わった。気持ちも灰色。マロンと気まずい関係になって以来、何も行動せずに、そのままにしていた。あの時に彼女を襲ったことを後悔した。いつしかマロンを記憶から消し去ろうとしていた。
引っ込み思案な性格が物事をダメにしていく。性格を変えよう。積極的な自分になろう。ただ今さらスポーツをやっても、同級生には勝てない。
そんな時に同じクラスのアキラが音楽バンドを誘ってくれた。僕が小学校時代にピアノを習っていたことを知っていたからだ。僕も女の子にモテそうと思ってOKした。それから音楽漬けの日々が始まった。
女子がたくさん来る学園祭では、バンドとして舞台に立った。とても緊張して演奏はヘタだったが、大舞台で立つだけで歓声を浴びた。それなりにモテた。マロンのことが徐々に記憶から薄れていた。
ある日、中学の友達からマロンに彼氏ができたと聞いた。別の友達はマロンがイケメンと一緒に渋谷駅を歩いていたと言う。関係ないフリをしたが、ショックだった。
数ヶ月前に一度だけ遠くからマロンを見たことがあった。身長がスラリと高くなり、美貌に磨きがかかっていた。あれだけの美少女は放っておくはずがない。そんなことを考えると余計に落ち込んだ。
マロンとの傷を癒やすためにも、高校時代3年間は2人ほど付き合った。素敵な子たちだった。でも、それぞれ長続きしなかった。彼女たちが悪いんじゃない。僕は自分に嘘をついていた。マロンに未練があるのに、何事もないフリをしている。寂しさを埋めるために女の子と付き合ったんだ。
マロンに嫌われるのが怖くて、何も行動せずにいた。このままでは前に進めない。ダメならダメで気持ちにピリオドを打ちたい。嫌われてもいい。会っておけばよかったと後悔だけはしたくない。大学受験を目前に控えた高校3年の冬休みに僕は行動に出た。
マロンと親しい元美術部員に連絡して、会う機会をつくってもらった。”なぜ会うのか”と聞いてきたらしい。3年も音信不通でいきなり会おうでは相手が構えるのも無理ない。しかもレイプ未遂の男だ。それでも1週間後にターミナル駅にある喫茶店で会うことになった。その部員は立ち会おうかと言ってくれたが、2人だけで会うことにした。
当日、待ち合わせ時間より早めに喫茶店に着いた。入り口近くの席に座り、話す内容を何度も頭の中で繰り返した。
数分後にマロンが待ち合わせよりも早い時間に現れた。約3年ぶりに間近で見ると、その美貌に圧倒された。
鮮やかな黒髪セミロングヘアー、意志をもった大きな瞳、透き通るような滑らかな肌、ふっくらとした唇。気品あるお嬢様顔。身長は165cmほどで、ダッフルコートを脱ぐと、相変わらずスリムな体をしている。でも、セーターの膨らみは以前より大きい。また胸が大きくなったのか。ウェストもくびれて、ロングスカートのお尻が豊かになった気がする。
「あっ、もう来ていたの」
「うん、久しぶり」
「久しぶり」
沈黙が続く。どちらも切り出せない。僕は言葉を絞り出した。
「今日は話したいことがあって。僕のことを嫌いかもしれないけど、どうしても伝えたいことがある」
マロンはまっすぐに僕を見て、無言で聞いている。ゴチャゴチャ説明しても伝わらないと思った。ストレートに言った。
「中学3年のあの出来事、本当にごめんなさい。今まで全く連絡しなくてもごめん。中学3年間、ほとんど毎日一緒にいて幸せだった。一緒に漫画を描いたことも楽しかった。僕は嫌われるのが怖くて、距離を置いていた。僕が近づくほど君を傷つけてしまう気がした。でもそれは違う。ちゃんと正面を向き合って話すべきだった。だから僕は」
涙が出てきた。想いだけを伝えよう。
「君のことが好きです。本当に幸せな時間をありがとう」
マロンもハンカチを取り出して涙を拭きながら、
「あなたの気持ちはわかった。もっと早く会えばよかった」
しばし沈黙が流れる。
「私、今混乱している。何を話していいかわからない。また連絡します」
マロンは急に立ち上がり、お店を出て行ってしまった。僕は1人で呆然とした。何か嫌われることを言ってしまったか。一方的だったか。このレイプ男と会わなければ良かったのか。しばらく受験勉強もロクに手がつかず無気力状態になった。
2日後に、マロンからメッセージがあった。見覚えのあるフレーズが表示されていた。
[明日、お家に行っていいですか?]
時間通りにマロンがやって来た。無言のまま、僕の部屋に通した。久しぶりの訪問でマロンは部屋中をキョロキョロと見ていた。おもむろに、
「絵は描いているの?」
「うん、まあ」
「キーボードが置いてあるけど、音楽の方が楽しいの?」
音楽活動を高2でやめていた。やはり絵の方が好きだった。受験勉強の合間に、絵を描いていた。ファッション雑誌や写真集から女性を描いていた。どの女性の顔も、どことなくマロンに似ていた。
「音楽より絵の方が好きかも」
「それは良かった。私は三四郎の絵が好きだから」
マロンは椅子に腰掛けて、話し始めた。
「先日、喫茶店に呼び出された時は何を言われるだろうかと不安だった。あの日、私が誘惑してイケないことをしたから。」
僕の方こそマロンを襲って、イケないことをしたんだ。
「でも、謝ってきて驚いた。そして好きと言ってくれて混乱した」
下を向きながら、涙を堪えているようだ。
「私も好き。忘れようとしたけど、無理だった。楽しかった中学時代を否定したくない」
「僕も同じ」
マロンは真剣な眼差しで、
「私、来年4月に北海道の大学に行くことになった。推薦で合格したの」
「えっ、北海道?」
「お父さんの故郷だし、私は小学生まで北海道に居たんだ。家族が引っ越すことになって、私の好きな場所だから、一緒に行くことにした。もう会えなくなる前に三四郎に会いたかった」
もっと早く連絡すれば良かった。もっと一緒にいる時間ができたのに。
「三四郎はこれから受験だね。頑張ってね。応援している」
「ありがとう」
涙を拭きながら、マロンは床に置いてあったスケッチブックを手にとった。
「久しぶりにあなたの絵が見たい」
「それは…」
「えっ?!」
最近描いている絵のスケッチブック。そこにはファッション誌を参考に、いろんなポーズをしたマロンを描いていた。
「このモデルって」
「君の絵を描くと、心が落ち着くんだ」
嬉しそうな表情に見えた。
「中学時代より格段と絵が上手になっているね」
「でも、実物の方がものすごいキレイになってビックリした」
「三四郎だって、格好良くなって驚いた。女の子みたいに線が細かったのに。逞しくなって」
「君こそ素敵な女性になった」
「あなたこそ」
またあの頃のような温かい雰囲気になった。通じ合う人とは時間が経っても、すぐに元に戻れる。
「また、三四郎に描いてほしいなぁ」
「僕もぜひ描きたい」
「三四郎が真剣な眼差しで描いている姿にドキドキするんだ」
「そうなの?」
「でも、私を押し倒した時の目は違った」
「あ〜、変態の目だったでしょ」
「違うの。頬を叩いたのはあなたが怖かったからじゃなくて、私自身がおかしくなると思ったから」
「マロンがおかしくなる?」
上を向きながら、ためらいがちに言った。
「私、変なのよ」
「変じゃないよ、マロンはちゃんとしている」
「本当は、あの時に三四郎に襲われたかったのかも」
「えっ、そうなの?」
「これ以上進んだら、私が変になるって思って」
カバンから古びたお守りを取り出した。
「まだ、このお守りを持っているよ。幸運のお守り。大学の小論文試験や面接の時にも持っていた。そして合格した」
「お守りの中身って、例の絵だよね」
紐を外して、中から紙を取り出した。使い古された2枚の紙だった。
「そう、一枚は私が描いた三四郎の絵。もう一枚は三四郎があの時に描いた私の絵」
「その絵は君が持っていたのか」
会わなくなる原因となった、マロンがオナニーしている絵だ。
「欲しくて勝手に持ち帰っちゃった」
この絵もお守りに入れていたなんて。
「あなたが絵を描く時の目。あの目で見られると、とても興奮する。深い眼差しがすべてお見通しって感じで。心も体も裸になるようで」
周りの友人には絵を描いている顔が怖いと言われたことがあるが、マロンは興奮したと言う。
「三四郎が連絡してくれないから、別の男の人と付き合った」
「君なら、モテるだろうね。誰も放っておかないよ」
「カッコいい人、頭のいい人、面白い人と付き合った。でも、なんか心が通じなくて、ドキドキしなくて、すぐに別れた」
僕と同じだ。素敵な女の子はいたけど、マロンとは違うと思って別れた。
「また三四郎に私のことを見つめて欲しいって、ずっと思っていた」
僕のことを嫌いになったのではなかった。
「私の処女を三四郎に捧げたい、…かも」
今のセリフを頭で反復した。なんて言った?
「えっ、処女なの?」
「そうだよ。誰にもあげていないよ」
「こんな素敵なのに」
「あなただってモテるから、童貞じゃないでしょ?」
「いや童貞」
「えっそうなの?友だちから街でキレイな子を連れていたって聞いたけど」
「すぐに別れた。なので未経験」
お互いに、なんだ~という顔になった。モジモジする。
「彼女がいたのに、高校男子がよくガマンできたね」
「大丈夫、自家発電すれば。またマロンのエッチな絵が描けばいいし」
「えっ、そんな絵をまだ描いているの?」
「ヤバい、口が滑った」
もう仕方ないね、という表情をされた。
「ちょっと見たいかも」
「えっ、僕が描いたエッチな絵を見たいの?」
「また、押し入れに隠しているのでしょ」
素早く押し入れに漁られて、すぐにスケッチブックを見つけられてしまった。
「隠し場所が前と同じ。成長していないね。お母さんや妹に見つかったらどうするの?」
スケッチブックをパラパラとめくりながら、時おり驚いた顔をしていた。
「絵はレベルアップしている。特に細い線の使い方がうまい」
「ありがと」
「でも、ディテールが甘い」
「元美術部部長、厳しいご意見を」
「顔は中学時代の私にみたいだけど、体は全く別人だよね?」
「君の情報は中学3年で止まっていて、記憶も薄れていた。後は資料を見ながら」
「何を参考にして描いているの?」
「エッチな雑誌やネットで落ちていた画像」
「美術部の顧問が言っていたでしょ、”スケッチは実物をきちんと見ないと向上しない”」
「”五感で感じて描け”と同じように言っていた。でも実物って言ってもね」
マロンは顔を真赤にして、気まずそうに言った。
「ごめんなさい。お互い、会えなかったから実物って言われてもね」
「でも、こうしてまた会えたらいいよ」
マロンはためらいがちに、
「また私がモデルやろうか」
「本当!嬉しい」
実物を見て描けることが純粋に嬉しかった。念の為、確認した。
「今日じゃないよね?」
「今日は心の準備ができていません。しかもアナタは受験中でしょう。勉強にまず集中して」
そりゃそうだ。受験前にマロンの裸を見たら、勉強をしなくなるだろう。
「希望大学に合格できるように応援している」
カバンから何かを取り出して、渡してくれた。
「これはお守りね。中身は絶対に開けてないでね」
「エッチな絵が入っているのでしょ」
「内緒」
マロンは笑顔で帰っていた。
それから僕は勉強に集中した。ストレス発散でオナニーも我慢した。マロンの裸が描けて、童貞を捨てられるかもという希望をもって、受験に臨んだ。
2ヶ月間、本当に勉強に集中した。人生でここまで頑張ったのは初めてだった。マロンのお守りを机に飾り、受験会場にも持っていった。
そして2月結果発表。
第1希望はもちろんのこと、ほとんど大学を合格した。夢のようだった。一番の報告は両親ではなく、マロンにした。電話の向こうから喜びの声が聞こえた。
数日後にマロンからメールが来た。
[合格おめでとう。頑張ったね。少し落ち着いたら、例のモデルはやります]
とうとう、その日が来た。妹が居ない日を調べて、マロンに候補日を返答した。
当日、マロンが大きなバッグを持ってやってきた。緊張の面持ちだったが、嬉しそうな顔をしていた。
「1つお願いがある。高校生活の思い出として、最初に制服姿を描いてほしい」
「いいよ」
「洗面所を借りるね」
1階に降りていった。マロンの高校生活はほとんど知らないから、制服姿を描けるだけでも嬉しかった。きっと可愛いだろうな。
「お待たせ」
セーラー服を着たマロンが現れた。あの高校はこんな素敵な服だったか。今でこそあまり見かけないが、セーラー服は本当に可愛い。こんなセーラー服の同級生がいたら、学校生活も楽しかったことだろう。
相変わらず胸の膨らみがすごい。彼女いわく女子校でもこの胸は話題で、たくさんの友達に触られたようだ。もちろん電車の中では痴漢によく会っていたので、友達複数でいつも通学していたという。
「さっそく始めよう。後でチェックしたいからカメラで撮影してもいい?」
「いいよ」
愛用のカメラを用意した。陰影を見たいからモノクロモードにした。
「セーラー服姿、可愛いね」
「ありがとう」
どうしてセーラー服って可愛んだろう。どんな女の子でも可愛く見える。まして美少女が着たら無敵だ。いつもの制服を着ているためか、徐々にリラックスしていた。
「好きなポーズをして」
大きなカバンの中から学校指定の革カバンを取り出した。両手で持ち、前にぶら下げた。バス停で待っている高校生の感じ。さっそく描いた。
「三四郎は絵を描く時に、ホントいい目になるね」
濃いめの鉛筆でラフスケッチをして、ペンを入れていく。
「素敵ね。この絵を後でちょうだい」
20分ほどで描き上げた。しばし休憩。
「三四郎、そろそろ本番を始めようか。どんなポーズがいいの?」
「大好きなアメディオ・モディリアーニの絵みたいにしようかと」
「モディリアーニか、いいね。作品は?」
「”横たわる大きな裸婦”のポーズで」
「あの絵ね。全身を晒すのね。緊張してきた」
「ちょっと部屋をセットするね」
ベッドの上にいくつかのクッションを置いて、さらに大きな赤い布を広げた。照明スタンドも数台設置した。
「さすが、こだわるね。ここに寝ればいい?」
「お願いします」
「ここで脱いだ方でいいでしょ?」
「また洗面所を使っていいよ」
「さっき考えたんだけど、絵をうまくなるためにも、いろんなポーズを勉強した方がいいよ。私が脱ぐところもちゃんと見て。カメラで撮ってもいいから」
「あっ、ありがとう」
お言葉に甘えて、脳内で記憶し、カメラで記録した。ベッドの上で、マロンはゆっくりと制服を脱いでいった。
「ゆっくりと脱ぐから、見たいアングルがあれば教えて」
本当にありがたかった。ゆっくりと脱いでいくマロンをあらゆる方向から見た。初めは絵のためと思っていたが、あまりに素晴らしいプロポーションのため、僕の理性は飛びかかっていた。高校生とは思えないボディは予想以上だった。
首に掛かっている紺色の三角タイを取る。胸のボタン3つを外す。左脇のチャックを上げる。両袖のボタンを外す。その1つ1つの動作を角度を変えて観察した。
ようやくセーラー服を下からまくり上げれた。すると、白いハーフカップブラが目に飛び込んできた。1/2カップブラともいうブラジャーは明らかにサイズが合っていなかった。上と下からオッパイがこぼれていた。横から見ると、ドーンと尖っている。寄せていないのに谷間が深い。思わず、声に出してしまった。
「相変わらず大きい!」
「うん、困るほど大きい」
「中3の時が87のEカップだったでしょ」
「よく覚えているね。このブラは90Fだから」
「それより、もっと大きいはず」
胸が大きいのに、デブじゃないのが素晴らしい。すでにチ●コは勃起していた。会話しながら、ホックに手をかけた。慣れた手つきでパチンと外す。
「自分で撮影していいと言っておきながら、やっぱ恥ずかしい」
両肩から紐を外したのに、両手でブラを押さえたまま、一度ブラを少しめくって中身をチェックをしている。
「私、乳輪が大きくなったから、全然キレイじゃないよ」
ブツブツ言いながら、ゆっくりとブラを取った。すぐに手と腕で隠した。
「垂れているし」
意を決したように、手を外した。頭がクラクラした。薄ピンクの乳輪に、小さな乳首。大きめのお椀のような美しい形、大きいのに弾力があるためか、垂れていない。3年前より大きくなったと思う。プロのグラビア・モデルやAV女優でも、こんな美巨乳はいないだろう。
「中学時代も大きかったけど、さらに大きくなったんじゃない?」
「私もビックリしている。これ以上は大きくなって欲しくない」
次に紺のスカートのチャックを下ろした。お尻からスルリと脱ぐ。ウエストが細いから、豊かなお尻とのギャップが大きい。いわゆるボンキュッボン体型だ。
パンティーに手をかけると、後ろを向いた。白くて大きなお尻が出てきた。胸も魅力的だがお尻もたまんない。お尻フェチなら一目惚れだろう。胸フェチの僕が尻フェチにもなったのはマロンのせいだろう。正面を向くとアソコを右手で隠したまま、ベッドに寝た。
「ポーズを取るね。違ったら指示してね」
モディリアーニの裸婦のごとく、右手を耳に、左腕を頭上に置いた。下半身をこちら側に向けてもらった。前より陰毛が増えているが、毛色が茶なので白人女性のようで美しい。
「じゃあ、描くよ」
”横たわる大きな裸婦”の女性のように目をつぶらずに、こちらを見つめていた。僕も集中モードに入った。乳房からお尻へとなだらかな曲線美。弾力のある透き通る白い肌。強い眼差し。匂い立ちそうな腋。整えていない自然のままの陰毛など、美しさとエロスが混在する肢体だった。一流カメラマンでも出会えそうもない肉体を独り占めしていた。
「三四郎の目って魅力的だよね。すごく興奮してきた」
あの時のように目がトロ~ンとしてきて、唇が濡れていた。マロンの持つ女性フェロモンが部屋に充満していた。
「美しすぎてドキドキする」
僕の言葉が終わるかいなかで、マロンは左足をクッションの上にのせた。
「ねぁ。モディリアーニの絵と違うけど、私の大事な所をちゃんと描いてほしい」
足を広げると、薄い密林からピンクの赤貝が覗いて、透明な液体が溢れていた。
「さっきから見つめられて、いっぱい濡れちゃった」
ツバをゴクリと飲んだ。勃起しすぎてズボンが苦しい。
「私、三四郎に会えない間、あなたのことを想像して1人でやっていた」
彼女が人差し指でアソコをゆっくりといじり始めた。
「こうやって…」
マロンの熱気に押されて僕は真剣に描いた。描くほど、マロンは感じていた。そしてラフ絵は完成した。
このオナニー姿を見て、僕の本能スイッチがオンになりかけた。それに気づいたのか、
「三四郎、今日は我慢しなくていいよ。こっちに来て」
スケッチブックを置いて、僕はマロンに近づいた。
マロンは足を広げたまま、僕を手招きした。近づくと目を閉じて、唇を求めていた。僕はキスをした。そういえば、女性とキスするのは初めてだった。マロンが初キッスの相手。唇を重ねると、次第にお互いの舌がからみあった。生暖かい唾液を交換する。吐息が漏れた。
お互いに無我夢中でキスをした。キスってこんなに気持ちいいものとは知らなかった。マロンが僕のシャツのボタンを外してくれたので、自分でズボンを下ろした。ブリーフはとんでもないテントを張っていた。マロンが僕に言った。
「見せて」
ブリーフを脱ぎ切る前に膨張したペニスが飛び出した。愛おしそうにマロンが見る。
「すごいっ」
再びキスを続けて、僕の手をとって大きな胸を差し出した。
「触って」
そういえば女性の胸を触るのも初めだった。これまた初めて触るのがマロンの胸。絵画やエロ本で見ていたが、見ると触ると別次元だった。マシュマロのように柔らかいけど、手毬のように弾力があった。
優しく揉むと、
「あんっ、うっ」
声が漏れた。触っている時に乳首に当たると、より大きな声で、
「ああんっ」
乳首が感じるようだった。人差し指で右乳首をタッチする。触るたびに声を上げて硬くなってきた。まるでチンチンが勃起したようだった。
「舐めて欲しい」
キスを止めた。下手くそだが、相手に気持ちよくなってほしいという想いで、勃起した乳首を口に含んだ。舌を使ってコロコロと転がす。拙い動きだが、舐めるほど硬くなるのがわかる。声がどんどんと大きくなった。反対の乳首も同じように舐めてみた。すると全身をビクンビクンと揺れ始めた。
「なんか、オシッコが出そうな感じ」
「えっ大丈夫?我慢できない?」
すると、アソコから透明な液体が溢れ出てきた。出し切った後、細かく震えていた。
「ごめんなさい。漏れちゃった」
「でも、オシッコの匂いがしないよ」
ベッドに広げた赤い布に染みが30cmほど広がっていた。
「ごめんね。汚して」
「大丈夫だよ」
大事な場所を見ると、薄い陰毛が朝露のように濡れていて、照明でキラキラと光っていた。閉じていた赤貝は開いていて、ピンクから真っ赤に染まっていた。探検隊が秘宝を見つけたように、僕は顔をうずめた。溢れた愛液を一心不乱で頬張った。舐めるほど、泉は溢れた。
「三四郎、そんなに舐めたら、ダメだよ」
クリトリスが特に感じるようだった。上下に舐めるたびに、大きな声を出した。呼吸は乱れたマロンは、
「今度は三四郎のを見たい。ちょっと立って」
僕はベッドの上に立った。マロンは膝立ちになったため、ちょうど顔の前に股間がきた。
「すごく大きいね。ちゃんと見せて、私のお守り」
竿を右手で握って、左頬を寄せた。
「硬い」
頬ずりした後、舌を出して竿を下から上へ舐め出した。思わず声が出る。
「初めてだから上手じゃないけど、気持ちよくなってほしい」
美しい顔にある小さなお口から舌をチロチロと可愛く動いていた。こんな可愛い子が僕のチンチンを舐めている!
「三四郎はこの部分が好きだったよね」
亀頭の裏側を丁寧に舐めてくれた。温かい舌の感触が伝わった。
「大人の男になると、先端が広がるんだね」
キノコのように亀頭の出っ張った笠の部分を心を込めて舐めてくれた。
「透明な液体がたくさん出てきた」
ペロリとチンポ汁を舐め取ってくれた後、亀頭をスッポリとお口に含んだ。お尻の穴がキュッと締まった。ぎこちない動きだったが、スッポリと咥えたことに感動した。
「うまくなくて、ごめんね」
次に彼女はゆっくりと四つん這いになり、美しいお尻をこちらに突き出した。
「ねぇ、昔こんなポーズの絵を描いていなかった?」
「描いた。でも想像だから、細かい部分は適当だった」
「今度は本物よ。よく観察してみて」
丸い大きなお尻。滑らかな曲線が美しい。毛がないお尻の穴が丸見えだった。ピンクの貝殻からポタポタと潮が滴り落ちていた。思わずお尻の穴から舐めてしまった。
「あっ、そこは汚いよ」
「マロンのだから、大丈夫」
だんだん我慢ができなくなった。
「挿れたくなっちゃった」
「いいよ。でも妊娠しないようにゴムしてくれる?」
「ゴム?コンドームを持っていないなぁ」
「大丈夫、わたし持ってきた」
カバンから新品のコンドームの箱を取り出した。
「自分で買ったの?」
「そう、でも恥ずかしいから、通販で買った。親が受け取らないようにずっと家で待っていた」
箱から取り出すと、小袋が20枚入っていた。封を開けると、ゼリーに濡れた円形のゴム素材があった。
「どうやってつけるんだろうね」
童貞と処女には全くわからなかった。パソコンの電源を入れてネットで調べた。たくさんのサイトで図式入り説明が詳しく紹介されていて助かった。正しい向きでつけないとダメらしい。調べていたため、チ●チンは柔らかくなっていた。
「また舐めると大きくなるかな」
チ●チンが小さいため、マロンはまるごと口に入れた。驚くほど気持ちよかった。飴を舐めているように口内で転がした。あっという間に大きくなった。
「もう口に入らない」
説明通りゴムを正しい方向につけた。時おり毛を巻き込んで痛い。ようやくはめることができた。もっとチンチンを硬くするために、両オッパイを揉んだ。
「オッパイが好きだね」
「ずっと夢見ていたから」
十分な硬さになったので、挿入を始めた。
「場所はココでいいのかな?」
「ちょっと待って」
自分の指で穴の位置を確かめてくれた。マロン招きで、ゆっくりと穴に入れた。
「もし痛かったら、すぐに言って」
「うん」
たくさん濡れたため、最初は円滑に入った。途中、壁が狭くなった。
「ちょっと痛いかも」
しばし動作を停止。中は暖かくて気持ち良かった。
「ゆっくりにやれば大丈夫かも」
「わかった」
「痛っ。ストップ」
女の子しかわからないため、相手のペースに任せた。止まっている間、目の前のオッパイを舐めた。
「あっ、それいいかも、胸を舐められると痛みが和らぐ」
「わかった、いっぱい舐める」
右乳首を舐めて、左乳房を揉みながら、ゆっくりと挿入していった。残りあと数センチまで挿入できた。
「もう全部入りそうだよ」
「うん。最後はキスして」
舌を絡ませるキスをしながら、すべて挿れた。痛いけど気持ちいいと言った。
動かさずに数分間止まったままキスをした。痛みが薄れてきたらしい。挿れた後はどうすればわからないので、AVで見たように腰を動かしてみた。実際はどのように動けばいいかはわからない。
本能に任せよう。ギコチなくも、ゆっくりと前後に動かしていくと、急に周囲の壁がチンチンを締めてきた。
「まだ痛いけど、なんか気持ちよくなってきた」
「なんか締まっている感じよ」
じわりとした感触で締められた。
「三四郎が気持ちいいように、動かしていいよ」
「まだ痛いんでしょ」
「あなたの気持ちいい表情が見たい」
その言葉を聞いて、無我夢中で動かした。2人の脳がつながると、僕が気持ちいいと相手も気持ちいい。相手が気持ちいいと僕も気持ちいい。
「私もだんだんと気持ちよくなってきたかも」
「僕も気持ち良いよ」
「嬉しい」
「だって、君とこうしているから」
「私も気持ちいいっ」
「僕、もうイキそう」
「うん」
「一緒にイキたいなぁ」
「キスして」
キスをしながら、動かし続けた。我慢したけど、限界に近かった。マロンの両腕が僕の首を締めた。愛されている感じがした。マロンの声が大きくなった。
「なんか、変な感じ。頭がおかしくなりそう」
「僕、イクっちゃいそう!」
「キテ!!」
マロンの体の中で発射した。思いっきり発射した。会えなかった3年分の想いが放出された。こんなにセックスって気持ちいいのか。本当に受験中に知らなくてよかった。マロンもうっとりとした顔になっていた。しばらく起き上がれなかった。
しばらく経って、起き上がった。マロンも目を覚ました。ゆっくりとアソコから抜くと、「あっ」と声がした。痛いというより驚いたらしい。愛液の中に血が混じっていた。処女だったんだと改めて実感。血で赤くなったコンドームの先にはたくさんの白い液が溜まっていた。
マロンの大事な場所をティッシュで拭いてあげてから、ゴムを取って拭いた。そのままマロンの横に倒れた。
「めちゃくちゃ気持ちよかった」
「最初は痛かったけど、無我夢中の三四郎を見ていたら、気持ちよくなっちゃった」
前から気になっていた質問をベッドの中で聞いた。
「僕の受験でくれたお守りの中身って、何が入っているの?」
「自分で確かめてみたら」
お守りの紐を外して、中身を見た。
「あれ?何も入っていない。空っぽ。なんで?」
「今日描いた私の絵を入れてほしいから」
もっと早く告白していればよかったと後悔した。北海道に行く前まで、何度かデートをした。3年間を埋めるように濃い時間を過ごした。でも付き合おうと言わなかったが、過ごした時間は完全に恋人同士だった。僕の初恋の人は世界一だった。
そしてマロンは、はるか遠くの地へ行ってしまった。