熟年になってからの悪戯 その時がやってきた

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先日の夢のような4日間が終わり少し寂しさを感じながら過ごした。

4日間で3回。まあ成功と言えるのだと思う。

さあ、今回は見事に命中したような気がするがどうだろうか。

妊活カレンダーによると次の生理は3月14日だ。

先月は生理の有無のチェックを失敗したので今回は3月16日に行く事にする。おそらく真っ最中。そうでなければ妊娠の可能性高い。

それまで期待に胸を膨らませて過ごす事になる。

3月10日。姉からLINEが入った。

「この前は付き合ってくれてありがとう。これから毎月行こうかな。そうなった時は相手よろしくね」

「気の強い姉らしくなくしかもハートマークついてるわ。まさかバレてへんよな」

「いや、また相手よろしくってご機嫌やからもし気づいてたとしても拒否ってないって事なんかな?」

色々考えた末

「了解です。また声かけて」

と優しく返事する。

3月16日。仕事を上手く切り上げてまた姉の家に。

「また例の取引き先行っててん」

「お疲れやね。上がって」

「オシッコ漏れそう!トイレ貸して」

真っ先にトイレへ。

早速ゴミ箱チェック。

「あれ?無い」

今日は確実に生理のはずやけど。

「えっ?ひょっとして妊娠?」

嬉しさとやはり戸惑いが湧いてきた。

トイレを出て姉を見る。

特に変わった感じはなくいたって普通だ。

少し遅れてるだけなのか?もしかして私との子供が既にお腹にいるのか?

訊きたいけど訊けるわけもない。

「また今月実家行こうかなあ」

「そうなん?いつ?」

「まだ決めてないけど様子見てから」

「そうなんや」

様子を見るというのはやはり生理が遅れてるんじゃないかと思った。妊娠の確率上がった。何故か興奮してきた。今目の前にいる姉のお腹には私との子供がいるんだと思ってお腹をじっと見てしまう。

もうその後の雑談はまるで頭に入ってこなかった。

とりあえず実家に行く日が決まったら連絡ちょうだいと姉の家を後にした。

その後数日は姉の妊娠が頭から離れなかった。

妊活カレンダーでは次の排卵予定日は3月25日〜3月28日で可能性最も高いのは3月28日になってる。今日は28日だが姉からはまだ連絡は無かった。

「やはり生理が遅れたから排卵日もずれたのだろう」

と思った。

3月29日。姉からLINEが入った。

「予定日確定したんかな?」

と思って開いた。

「明日のお昼ウチに寄れる?」

「来た、とうとう来た」

「時間作って行くようにするわ。でもどうかしたん?」

「ちょっと相談したい事あるねん」

「忙しいのにごめんね」

「大丈夫やで」

3月30日。月末でバタバタしていたが何とか仕事のかたをつけ姉の家に向かった。

「忙しいのにごめん」

表情がいつもと明らかに違う。

ついにこの日が来たんだ。実の姉が私の子を宿すという日が。

しかし姉は沈んでいた。当たり前の事だった。

身に覚えの無い事なのだ。

「私な・・・」

「うん」

「・・・・」

「どうしたん?」

「離婚しようと思うねん」

思いもよらぬ言葉だった。

咄嗟に言葉が出ず黙ってしまった。

「こんな事あんたに言うのもどうかと思ったけど、この前に話した事でさ、」

「うん」

ドキドキが止まらない。

「少し前私が寝てる間に旦那に変なことされたみたいやねんわ」

「えっ?」

「全く何の感覚も無かったけど・・・ちょっと待ってな」

姉が寝室に行き何かを手にして戻って来た。

「これ分かる?」

ハッキリと陽性反応の出た妊娠検査薬だった。

「わ、分かるけど・・・」

現実を見た。間違いなく私との子供だ。

「こんなん聞きたくないやろうけど、私な、まだ生理が普通にあるんやんか。でも今月予定日過ぎてもこないから、ひょっとしてもう生理無くなったんかなとも思ったんやけど、何か体調おかしい感じしてさ、念のために調べてみてん。そしたらコレ」

「最初は信じられなくて、検査薬が不良品に違いないと思って違うメーカーとかのも買って調べてん」

「うん」

それしか言えなかった。

「ちょっと考えたんやけど、排卵予定日付近は実家にいたから絶対大丈夫やねんけど、その後は家で飲んだりしたからその時かも。排卵日がずれてたかも知れんし」

「でも意識無くなる飲み方してないねんけど・・・ハッキリ形として出たから」

「ええ機会やからこれを突きつけて離婚しようかなと思ってる」

「・・・・」

「でも、この検査薬試した3日後に生理というか出血あって自然に流れてん」

コーヒーカップ持つ手が震えてしまう。

なんて臆病者なんだろう。

中々言葉が出ない。

涙が溢れてきた。何の涙かわからないが止めどなく流れた。

「どうしたん?」

「・・・・」

「なんで泣くん?」

もう全て話すしかなかった。どうなっても良いと思った。

「それな、」

「うん」

「間違い無く俺の子供やねん」

姉の表情が一気に引き攣った。

「それどういう事?こんな時に変な冗談言わんといてっ!」

「ほんまやねん」

一から順を追って説明した。

昨年の秋に実家に集まった際に酔い潰れた姉に対して実の姉なのに性的に興奮してしまっていたずらした事。

してるうちに抑えられなくなって精子を指で入れた事等悪戯の内容も白状した。

最初は悪戯だったが段々と姉との間に子供が欲しくなった事。

最初の二回は悪戯のみで精子を指で押し入れた事。姉の生理日を知っていた事。

姉の生理を知ってわざと排卵期に実家で泊まるように仕向けた事。

3回目に一線を越えてしまった事。それからは子供を作る事が最優先になった事。

先日実家に数日泊まったのも排卵期に旦那から逃げて来たのを知っていた事。

だから排卵期の姉と毎日子作りSEXできるのが今までの人生で最高に幸せを感じた事。

姉を愛してる事。

姉の全てを受け止めたい事。

私の全てを受け止めてもらいたい事。

ウンチを飲み込んだ事だけは言えなかった。

姉はボロボロと涙目を流していた。

「それほんまなん?」

「ほんまや」

しばらく沈黙が続いた。

「全く気づいてなかったわ。あんた、自分が何したかわかってるん?」

「実の姉にそんな事ようできるな!っていうか、姉に興奮するっておかしい!」

「それに子供って、実の姉弟で子供って。もしできたらどうするつもりなん?どう育てるん?私、旦那にどう言うん?」

「わかってる。もうどうなってもええって気持ちでただ姉貴との子供欲しかった」

「それと、」

「何?」

「姉貴とのSEXから抜けられなくなってしまった」

「あんた、実の姉弟やで!実の姉をそんな風に見るっておかしいやろ?」

「俺も少し前までそう思ってた。でもな、なってしまったんや。理屈では説明できへんねん。仕方ないねん。ほんまに酷いことしたと思う。でも抑えられへん」

2人とも泣いていた。

「あんたほんまにアホやわ」

「許されへん・・・」

「うん。わかってる」

「この前の赤ちゃん、旦那のと思って吐き気がしたけど、あんたの子やったんやな」

どういう意味なんだろうか。私との子なら良いって事だろうか?いや楽観的過ぎる。

「今日はもう帰ってくれる?ちょっとショック大き過ぎて何も考えられへん」

「でも旦那に言う前で良かったわ」

「わかった。今後は俺から連絡しないから。どんな事でもするし、許されなくても構わへんから」

「これだけは言っとくけど・・・あんたのやった事って犯罪やで!」

「ごめん」

まだ涙が止まらない。姉も泣いている。

それじゃあと姉の家を出た。見送りは無かった。

今更何も無かったように以前のような姉弟の関係にはもう戻れないのは明白だ。

昨秋からの夢のような期間が頭から消える事はない。

何よりも姉の身体の全て、感触、匂い、味は一生残るだろう。

あの特別な世界を知ったら普通の恋愛なんてできないとしみじみ思った。

この後しばらくの間は自分の愚かさに打ちひしがれる毎日を過ごす事になった。

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