中学を卒業するまで、富裕層が多く暮らす地域に住んでいた。
公立に通ってたけど、発育の良い女子がたくさんいて、同級生にはキッズモデルやアイドルをやっているやつもいた。
それはそれは目に優しい学園だったのだけど、そんな中でもひときわ輝いている少女がいた。
色白で艶やかなロングヘアを持つR。
芸能活動こそしていなかったものの、貿易商の娘で、ロイヤルな雰囲気が漂ってる気品のある子だった。
芸能人でいうと、TW◯CEのミナに似ている綺麗系美人だ。
大人しい性格だったから、なかなか話す機会はなかったけど、俺は小5のときに一度だけ見たRのパンチラをオカズに、中学時代は一生オナニーをしていた。
トータル2Lくらいはぶちかましたんじゃないかな(笑)
そんな風にRでシコってる男子生徒が、俺の学年には何人もいたと思う。
*
そして、事件は嵐のように突然やってきた。
中2の9月、休み時間に廊下で友達とだべっていたら、幼馴染の女友達Mが話しかけてきた。
「ひま?」
「ひまだけど、なんで?」
俺とMは不思議な関係だった。
仲が良いわけではないのに、お互い誰にも話せないような秘密を共有している間柄だったんだ。
飼育小屋のウサギを蹴ったとか、薬局で万引きしたとか。
さしずめ裏垢友達といったところ。
だから、そのときも俺はMが何か良からぬトクダネを持ってきたのだと察した。
友達には先に教室に戻ってもらい、俺はMと二人で階段の踊り場に移動する。
「で、またなんかしたん?」
そう無愛想に尋くと、Mはいつもより深刻な表情を浮かべ、ボソッと口を開いた。
「Rを盗撮した。裸」
小さな声だった。
しかし、その内容は今まで聞かされたどんなニュースよりも衝撃的で、俺の心を揺さぶった。
……Rを盗撮した?
頭の中が真っ白になっていく。
「なんでそんなことしたん?」
「なんとなく」
俺は高鳴る鼓動を押し殺し、冷静を装った。
だけどダメだ。
Rは俺の長年の憧れだったから。
俺は乾いた口内をツバで潤して、必死に声を絞り出した。
「……それ、誰かに見せたん?」
声は震えていた。
だって、他の奴にRの秘部を見られたくなかったから。
Mは、「そんなことできないよ」と鼻で笑って、首を横に振った。
だけど、すぐに表情が暗くなる。
「じゃあ、ヌいたん?」
そう尋くと、踊り場の時が一瞬止まった。
地雷を踏んだか?と心配になったが、しかししばらく沈黙が流れると、Mは肩の荷が下りたように穏やかな口調で喋りだした。
「それは質問?それとも確認?」
大人っぽい表情。
自分に呆れているような顔だ。
「……確認」
そう言うと、Mは笑って、
「うん。そう。想像どおり」
と頷いて、さらっと視線を外した。
「見たい?」
俺の下半身に問う。
「Rの裸」
情報量が多すぎて、ちょっと混乱したけど、その質問の答えは決まっていた。
見たいに決まっている。
「金とかゆするつもりじゃないよな?」
「まさか。その代わり、誰にも言わないで」
「分かった」
「じゃあ放課後、福祉会館で」
Mはそうやって俺の純情を弄ぶと、予鈴とともに教室に戻っていった。
「なんなんだよ、あいつ……」
その日、俺の下半身は6限までずっと勃ちっぱなしだった。
*
放課後、三叉路で友達と別れた俺は、通学路を遡って、福祉会館に向かった。
福祉会館に着くと、すでにMはエントランスで待っていて、メイクを軽く直していた。
「遅いよ」
悪い目をしている。
「すまん」
そして俺もきっと同じ目をしていた。
「いこっか」
「で、どこでスる?」
Mは化粧ポーチを鞄に仕舞うと、恋人のようなノリで俺の腕に手を回してきた。
「おい」
「こうしてるほうが自然でしょ?」
見慣れた八重歯がちらりと覗き、すこしだけ緊張がほぐれる。
そうだ。
今から犯罪行為をしようとしているんだから、緊張していて当然だ。
俺もMの温もりに縋るように、彼女のノリに合わせた。
「人気のない場所がいいよな」
「福祉会館自体、人気ないから」
「確かに」
俺たちは、福祉会館を一周したのち、施設の一番奥にある囲碁室の隣の多目的トイレに入ることにした。
新築同然のこの施設は、どこも清潔で快適だ。
二人でそっとトイレの個室に入り、それから静かに鍵を閉めた。
「疲れたー」
「疲れるほど何もしてないだろ」
くだらない会話をしながら、Mは鞄からスマホを取り出し、オフってた電源をつけた。
「絶対に流出するなよ」
「分かってるよ。てか他のやつに見せたくないし」
「俺は?」
「それは……別」
Mはいたずらっぽく言うと、慣れた手つきで例の動画を開いた。
画面に表示された再生マークを俺に見せつけてくる。
それを押せば、Rの裸とご対面だ。
「ホント、お前クズだよな」
「お互いにね」
ここにきて、罪悪感が込み上げてきた。
だけど好奇心が圧倒的に勝る。
俺たちは、同じ一点に視線に落とし、疼く下半身に全神経を集中させた。
「いくよ?」
「うん」
再生マークがタップされる。
すると、セーラー服の美少女が小さな画面の中で滑らかに動きはじめた。
*
この日のRはポニーテールで、夏休み中だからか校則では禁止されている編み込みをほどこしていた。
『Mちゃん、私のこと撮ってる?』
『撮ってないよ!お母さんからラインきてるからちょっと読んでるだけ!』
『もう、お風呂でスマホはダメだよ!』
『すぐ仕舞うって!』
場所は、銭湯の脱衣所みたいなところ。
尋くと、部活の合宿先の浴場らしい。
Mと楽しげに喋るRは、俺の知ってる柔和な笑みを浮かべていた。
『なんか恥ずかしいんだけど!』
『女同士でしょ!』
『そうだけど、日本のお風呂の文化って慣れないなあ』
言い忘れていたが、Rは小学4年までイギリスで育った帰国子女だ。
ロイヤルな雰囲気は、そんな彼女の経歴から醸し出されていたのかもしれない。
Rは恥ずかしがりながらも、ゆっくりと紺色のスカートのファスナーを下ろしていく。
そして……。
『こっち見ないでよ〜』
『見ない見ない。てか私もあとで脱ぐし』
白いパンツが露になった。
何度も何度も脳内で想起していたあの姿だ。
このとき、俺の学ランのズボンははち切れんばかりにパンパンになっていた。
もう我慢の限界だ。
「ヤベッ……」
そう呟くと、Mは動画を止めて、こちらをぎろりと睨んできた。
「何で止めるんだよ?」
「脱げば?」
「……」
「モヤモヤしてるんでしょ。ココ」
俺の股間に、Mの細い指先があたる。
「ンッ……」
声が漏れた。
中学生の童貞ちんぽは、伝熱線みたいに感度が高い。
そう誘導されて、今すぐちんこに手を伸ばしたい気持ちはあったけど、しかし一人でするのはやっぱり気が引けたから、俺もMを睨み返した。
「お前もヤれよ」
そう言うと、Mはグロスで潤んだ唇を舐めて、また悪い顔をした。
「あっち向いて」
と甘い声。
学校では聞いたことがない声だった。
「……」
俺たちはそれから無言のまま、恐る恐る各々の性器に手を伸ばした。
「こっち見ないでって」
なんて言いながら、Mは自分のスカートを捲くし上げ、ふっくらした股間を露出した。
……Mの生パンチラ。
これはこれで、乙。
Mはタイプではなかったけど、顔は整っていたし、そそられないわけではなかった。
その光景は壮観と言ってもいい。
お股から覗く水色の三角ゾーンは、だんだん俺の鼓動を速くさせた。
レースがついていて可愛いデザインだ。
ギャル系のMは黒とか赤を着てそうなイメージだったから、ちょっとそのギャップに萌えた。
「見ないでってば」
「ごめん……」
「そっちも脱ぎなよ」
「あ……ああ……」
俺はMに促され、学ランのズボンからイチモツを取り出す。
恥ずかしいくらい熱り勃っていた。
それを見て、Mは笑う。
動画が再開されると、俺たちの右手は同時に動きだした。
画面の中のRはセーラー服のリボンを解き、今度は上を脱ぎはじめた。
ゆっくりと、丁寧に……。
そして、ついにRのブラジャー姿が、俺の目に飛び込んできた。
「でかっ……」
上半身を見るのは初めてだった。
たゆんと柔らかそうなおっぱいは、やっぱり発育がよく、想像よりもエロい。
「谷間できてるじゃん」
「やっぱ男はでかいほうが好き?」
Mに顔を覗き込まれ、なんか気分が盛り上がる。
「そりゃあ、な」
強がって、ちんこの皮を全部剥いてみせると、Mはそれに触発されたのか、自分もセーラー服の下からブラに包まれた乳房を取り出した。
「お前もデカいじゃん」
「興奮する?」
「まあ」
Mのはハリがあって、健康的な美乳。
また動画が止められる。
「恥ずかしいから、ちょっとだけだよ」
「うん」
大胆になった俺たちは、しばらくお互いの情けない姿でシコった。
いわゆる相互オナニーってやつ。
「あたしでもイける?」
「当たり前だろ」
だけど今日の目的はこれじゃない。
それはMも望んでることじゃなかったから、俺たちはふたたび画面の中のRに視線を戻した。
ーー動画再開。
Rはブラのホックを外しはじめるところだった。
両手を背中に回し、無防備なポーズをとっている。
『そういえば、香水って使ってる?』
『まだ使ったことないよー』
『何歳から使うものなのかな?』
『高校生くらいからでいいんじゃない?』
ガールズトークに花を咲かせているせいでなかなか手つきは遅いけど、Rは着実に肌色の面積を増やしていった。
Rのエロい肢体を見逃すまいと、顔を画面に近づける。
すると、隣でMが生温かい吐息を漏らした。
「アンッ……」
耳に息がかかり、ぞぞっと全身に電気が走る。
見ると、Mは自分の胸を揉みはじめていた。
どうやら、このシーンがお気に入りのようだ。
俺は何も言わずに右手の動きを早めた。
もう限界は近かった。
『おっぱい成長したねー!』
『だから見ないでってばー!』
Rはブラを脱ぎ、それを紫檀のカゴの中に仕舞う。
こちらを振り返る。
腕で隠そうとしているけど、残念ながらその乳首は丸見えになっていた。
桜の蕾のようなピンク色の乳首だ。
ツンと勃っていて初々しい。
乳輪のあたりから盛り上がっていて、それは綺麗なパフィーニップルだった。
触りたい……。
舐めたい……。
犯したい……。
そう思ったとき、隣でMが切ない声を出した。
「やばい……イキそう……」
「え?」
動画が止められる。
Mを見ると、薄茶色の乳首を人差し指で転がしながら、そのまま絶頂を迎えていた。
「アッ……アッ……アッ……」
立ったままイッてる同級生の姿は、なんとも滑稽だ。
しかし、たまらない。
腰をガクガクさせるMは、なんだか猿みたいだ。
「キモチィ……」
必死に性感帯を刺激しながら、Mはそのままへなりと便器に腰を下ろした。
「ハァ……ハァ……ハァ……」
果てると、Mは潤んだ瞳で俺をじっと見つめてきた。
ちょっと怒った顔をしている。
「何だよ?」
「誰にも言わないでよ?」
「言うかよ」
「信じてる」
このときばかりはMのことをちょっと可愛いと思った。
普段は態度がデカい女だけど、だからこそ、こうやって甘えられるとグッとくるものがあった。
それからしばらく雑談していると、Mは落ち着きを取り戻し、むくと立ち上がった。
落ちたグロスを塗り直し、水分補給をしたりマイペースなやつ。
「ごめん。先にイッて」
「女でも女の乳首で興奮するん?」
「Rくらい美人だとね」
「ふーん」
俺はRが同性愛者ではないことを知っていたから、ちょっとその癖の由来が気になっていた。
それを察したのか、Mはふっと笑って、自分の気持ちを補足した。
「嫉妬かな」
「嫉妬?」
「嫉妬を通り越して羨望かも。よく分かんないけど、スリル」
俺はその言葉に妙に納得して、わかる、と頷いた。
「もう1回シていい?」
「いいよ」
俺はケツに力を入れて寸止めしていたちんこにもう一度手をあてがい、スタンバる。
「おちんちん、大きいよね」
いつもツンケンしてるMの態度が、今日はなんだかしおらしく感じる。
「ふつうだろ」
反対に、俺の態度はいつもより男っぽくなっている気がした。
しかし、Mに手を出すまでの度胸はない。
普通の男だったら、きっとここでMを襲っているところだろうけど、俺は陽キャでありながら草食系だったから、そこまではできなかった。
Mもそんな俺の性格を見込んで、こういう遊びに誘っていたんだと思うし。
一時停止していた動画がふたたび再生されると、画面の中のRは白いパンツを下ろしはじめた。
ケツがさらけ出され、いっきにちんこが膨らんでいく。
「ヤベッ……」
案外肉付きのいい尻で、ちょっとびっくりした。
同級生の丸裸の下半身なんか想像したことがなかったから、脳味噌を殴られたような感覚に襲われた。
「生々しいよね」
恥ずかしがって背中を向けたせいで、Rのマンコはこちらを向いていた。
毛のないパイパンが、カメラにしっかり収められている。
無修正マンコを見るのは、これが人生初だった。
よく考えたら児ポだよな、なんて思いながらも、俺は女子中学生の裸体から目を離すことができなかった。
Rが靴下を脱ごうと前屈みになる。
すると、紅潮したびらびらがモロ見えになった。
クリトリスまでばっちりと映っている。
皮に包まれているけど、大きなクリトリスだ。
「意外な形」
「ああ」
「普段一人でいじってたりして」
細い太腿の間にはさまったそれは、Rの可愛い顔には似つかわしくない形相をしていた。
もう大人の快感を覚えいてもおかしくないほど、しっかりと熟れていて美味しそうだ。
「動画止めて」
「うん」
「イクッ」
「うん」
今度は俺が先だった。
俺はRの剥き出しになった肉厚マンコを凝視しながら、個室の壁に射精する。
「……ッ!!」
「壁が……!」
「ごめん……ムリッ……!!」
「あたしもッ……!!」
同じくらいのタイミングで、Mも2回目の絶頂を迎えた。
「イクッ……!!」
「……ッヤベッ!!」
「アンッ……!!」
ドピュッドピュッと永延と噴き出す精子。
隣では、高揚したMがぽたぽたとお漏らしをしていた。
*
それから、俺とMは中学を卒業するまでオナニー仲間になった。
MはRと仲が良いことを利用して、パンチラ動画やおしっこ動画、しまいにはオナニー現場まで撮影してきた。
俺たちは好奇心と罪悪感をなすりつけあうように、いっしょに思春期を消化した。
最後まで一線は越えなかったけど、Mはお漏らしフェチだったから、お互いの用を足す姿を観察し合ったり、用を足したあとのしょっぱい性器を舐め合ったりはした。
まじで他人には明かせない過去。
特にあっちは俺ごと記憶を抹消したいと思ってるだろうな。