あかりの初めての出張からしばらく経った。
あかりとは普通にデートし、普通にセックスもした。
心のモヤモヤは懸命に奥へと追いやった。
ある日、あかりは友達との飲み会に出かけた。
夜、あかりの携帯から電話があった。電話口から友達の声が聞こえる。
「あかり飲みすぎちゃってるんで危ないから迎えに来てくれませんか?」
過去にも何度か同じことがあった。
飲み過ぎるとテンションが上がって自分から次々に酒を飲もうとし始める。
そのまま飲み続けると突然限界を迎えてダウンしてしまう。
友達もそのことをよく知っているので、やばいと思ったら俺に電話をかけてくる。
俺は車であかりを迎えに行った。
「ありがと〜♡家で飲みなおす?」
「まだ飲み足りないの?」
「うん!まだまだ飲める!」
こんな時のあかりは危ない。そして翌日記憶がさっぱり消えている。
「私そんなこと言ってたの?」と言うのがだいたいいつもの流れだ。
俺はある意味チャンスかもしれないと思った。
A先輩のことや沖縄出張のことを聞いても、次の日にはあかりは忘れている。
俺の家に帰って冷蔵庫から酒を出し、あかりに渡す。
あかりはグビグビと飲みながら、友達との会話続きと思われることを話している。
何の話だかさっぱり分からない。
「そう言えば、最近知り合いが初めて3Pしたって自慢してたんだよ。男2女1で。それって絶対女の子大変だよね?」
唐突に話をふってみる。
「3Pって3人でエッチするってことだよね?そりゃもう大変だよ。」
「ん、あかり経験あるの?」
「う〜ん、秘密♡」
「え〜何で秘密なの?減るもんじゃないし教えてよ。」
「じゃあ問題!どっちでしょう?」
「…あると思う。」
「正解!」
「おお、あるんだ?いつの話?」
「それは秘密!」
「また秘密?いいじゃん。」
「だめ〜♡」
「じゃあ、誰としたの?」
「う〜ん、よく知らない人。」
「なんだそれ。どんなシチュエーションだよ?」
「旅先の思い出って感じかな。」
この時点でほぼ黒。沖縄のチャラい男2人と3Pしたのは間違いない。
「3Pってどんな感じで大変なの?」
「だって、相手が2人もいるから。入れられてる時ももう1人の舐めたり、休みなく交代で入れられたり。」
「そんなAVみたいな世界なんだ。」
「AV見たことないから分かんない。」
「そんなに何回もやられたの?」
「うん、朝までずーーーーーーーっと。はい、この話はもうおしまい。」
あかりはその後、また友達としていた会話の続きを始め、しばらくして寝てしまった。
あかりが飲み残した酒やおつまみを片付けていると、机の上に携帯が放置されている。
俺は携帯に手を伸ばした。
あかりがいつも横で携帯を触っているので、パスワードは覚えている。
とりあえず写真フォルダから。変な写真はない。
LINEを見てみるが怪しい履歴も残っていない。
何も無いかと諦めかけた時、〇〇〇な関係というグループを見つけた。
先ほどの履歴には無かった気がする。
「次はいつ沖縄出張なの?」
「来月の終わりくらいかな」
「日程決まったら連絡しろよ?」
「多分ね〜」
「絶対だぞ!」
そんな感じの履歴が残っていた。
これは沖縄のチャラ男たちとのグループか?
さかのぼって読んでいくが、何が書いてあったか記憶にない。
一番最初までいくとアルバムが作成されましたと書かれている。
アルバムを開いてみる。
予想通り、いや予想以上の画像が飛び込んできた。
最初は後ろから胸を鷲掴みにされているあかりの写真。
服をめくられ、A先輩に見せらてたことがある水着を下に着ている。
水着を鷲掴みにされながらピースサインのあかり。
男が手ブラであかりの胸を隠している。上半身裸。
全裸でM字開脚。男に足を持たれてあそこが丸見え。
コンドームを口で咥えてピースサインをしているあかり。
あかりが男のものをフェラしている写真。
次の写真では根元までチンコを咥えている。
挿入されているあかり。このあたりからカメラを気にしてる余裕が無さそうに見える。
口を大きく開けて感じていると思われる写真がたくさん出てきた。
顔に大量の精子をかけられた写真もあった。
最後の写真はベットに寝ているあかりの上にコンドームが並べられていた。
男のアカウントを開いてみる。
1人目は友達登録すらされていない。
2人目。こっちは履歴が出てきた。
大量の履歴があるが、読む気にならず画像から見る。
男のチンコの画像が数枚。全く見たく無いが、俺のよりかなりでかい。
あかりの写真も大量に。
家の鏡で自撮りした写真のようだ。
どれも違う服。
服を着た写真と、服とスカートをまくって胸とあそこを出した写真がセットになっている。
よくみると会社に着てきた服だ。
そう言えば出張以来、あかりは会社にスカートをはいてくるようになった。
毎日送っているのか?
夜の公園と思われるところで、服をめくって胸を出している写真もあった。
どういうことだ?
俺は会話履歴をさかのぼった。
どうやら男に言われて撮った写真のようだ。
「そのまま公園1周な」
「それは無理だよ…」
「無理とか無い。できる!」
「めっちゃ怖かったよ…」
本当にやったようだ。
「俺たちとビーチでやった時の興奮思い出せただろ?」
「ちょっとだけね♡」
「今度沖縄来た時はもっと刺激的なとこに連れて行くから。」
「期待しとくね」
翌朝、あかりは昨日のことを全く覚えていなかった。
「そう言えば、次の沖縄出張っていつだっけ?」
「来週末だよ。今度は1人だから頑張らないと。」
あかりはまたこのチャラ男2人に犯られてしまうんだろう。
けど何も言えない根性無しの俺だった。