前回の話を書いていて色々書き残した事を思い出したので、2.5話という事で逆サイドのストーリーを書いてみます。
私は男なので半分妄想ですが、当時の彼女はの性格や嗜好を下に想像してみました。
私の名前ですがこの話から便宜上「宏樹」とします。
(何やってんだろ?私…)
床にブラジャーとパンツを並べてため息をつく。
初めて買った上下セットの下着。改めて自分が着てみると似合ってなさ過ぎてゲンナリしてしまう。
生まれて初めて家族以外の男に裸を見せる日に向けて部屋でたった一人の予行練習。
「はぁー」
再びため息を吐いてベットにダイブする。試しに着ていた”よそ行き”の服を脱いでしまったので、パンツ以外何も着ていない。
“「かわいいよ、恵ちゃん」“
彼の言葉を思い出すうちに、右手が自分の左の乳首に伸びていた。
「……………ん……」
乳首を触る指を左手に替え、右手をパンツの方に伸ばした。
“………くちゅっ…ぴちぴち……ぴちゃっ”
「ッ………んッ!ん〜〜」
パンツの上から手を入れてアソコの割れ目に沿って指を這わせる。
中には深く指を入れた事は無い。入れると中を傷つけてしまう気がして怖くて入れられない。その分、外の突起を指でいじるマスターベーションをストレスがたまった時などに時々行っていた。
(きもちぃ…)
突起をいじっていると頭が惚けて、快感以外の感情が消えていく。
「んっ……ぁッ………くぅ…」
ベットの上で一人快感にふける。
時間にして約10分。気がつけばパンツがしっとりと濡れていた。
(本当に何やってんだろ、私?)
濡れたパンツを脱いで全裸にる。そして、脱いだパンツを床の下着と並べた。
(やっぱりちょっと違うな)
今履いていた普段着の下着と、宏樹と二人で選んだ下着の違いはこうして比べるとわかりやすい。
普段着の方は面積が大きく全体的に丸くてふわふわしている。
それに対して一緒に買った方は「三角形」の形が明確でリボンやフリルで装飾されている。明らかに人に見られる事を意識したデザインだ。
「こんなのパンツじゃなくて、やっぱりパンティじゃん」
自分がこれを履く事を考えるだけで、意識過剰な気がして萎えてくる。だからといっていつまでも”子供パンツ”ではいられない。
普段自分が履いているのは母親が1000円3枚入りで買ってくる、子供用のパンツだ。いつかは自分で買わないといけないと思いながらもズルズルここまで来てしまった。
今脱いだパンツを見るとクロッチの部分が湿っているのが分かる。そして、純白のパンツは経年劣化で少し黄ばんで見えた。毎日履いている相棒のくたびれた姿を見ると自分も変わらないといけないという気持ちが湧いてくる。
(私がかわいい訳ないじゃん…でも、覚悟決めないと)
「かわいいよ。恵ちゃん」
宏樹の言葉に思わず身を捩る。
まさに今、生まれて初めて男に抱かれているのだ。
宏樹のリクエストで夏休みにもかかわらず制服の冬服を着ている。正確に言うと”着ていた”
現状では彼の手でブレザーとベストを脱がされ、ブラウスははだけて、乳房が顕になっている。
“ピチャッ……チロ…チロ…ピチュ”
「んっ……」
一心不乱に左の乳首を舐める彼を見ていると不思議な気持ちになる。
(赤ちゃんみたい)
くすぐったい刺激で興奮すると同時に、性欲を爆発させる彼氏をどこか冷めた目で見ている自分がいた。
「下いくね」
宏樹の言葉に緊張感が走る。
いよいよ、アソコを見られる時が来たのだ。
彼の手がスカートの裾から侵入し、中に履いているブルマの裾にふれた。
(スカートが汚れちゃう!)
「服脱がせて、お願い」
彼は私の言葉に頷くと、順に服を脱がせてくれた。
残されたのはパンツとブルマ、そして白のハイソックスだけ。
(恥ずかしい……全部脱がせてよ)
裸にブルマと靴下だけしか履いていない。この格好は裸よりも恥ずかしい。
宏樹の手がブルマの上からパンツの中に侵入してきた。そして、
「アッ‼︎」
彼の手がアソコに触れた瞬間、思わず叫んでしまった。彼の手がいきなり一番敏感な突起に触れたのだ。
彼はその悲鳴をうけても、躊躇する事なく、ブルマの左下側からも指を侵入させた。
“ピチャ…ピチピチ”
自分の下半身から恥ずかしい音が聞こえてくる。お漏らししたわけでもないのに、こんなに濡れる物だなんて、知らなかった。
「いやっ……パンツが…濡れちゃう」
思わずそう口にして視線を落とすと、ブルマについた小さなタグがうねっているのが目に入った。他人の手が自分のブルマとパンツの中に入ってアソコを触っている。猛烈に恥ずかしいという感情が湧き上がってきた。
私の声が彼のの耳に入ったのか、パンツをブルマごと一気に脱がせてくれた。
パンツを脱がされる間、ちょっと休めると思ったのも束の間、今度は下半身から感じた事のない感覚が伝わってきた。「ヒッ‼︎」
再び下を覗き込んで目を疑った。彼が私のアソコに頭を埋めていたのだ。
(もしかして、舐めてるの?)
信じられなかった。おしっこが出る部分から遠くないアソコを舐めるなんて。
「ちょっ、汚いって!やっ、ッ…あっ、あーあ〜ッ」下半身に彼の舌の触感がはっきり伝わってくる。経験した事もないザラザラとして暖かい感触。
気持ちがいいのかすらも分からない。恥ずかしいのに、やめて欲しいのに、言葉にならない。
「アッ、あっあぁぁ…」
どれくらい時間がたっただろうか、ふっと下半身から彼の気配が消えた。
(……終わり?……………)
「ッ‼︎んッー」
一瞬の間の後、下半身に鋭い感覚が走った。
この感覚は知っている。一番敏感な部分を指で触る感触だ。
「あ、あ、あっ、くぅ」
一定のリズムで刺激が襲ってくる。
「きもちぃ……あんッ!」
思わず声が出た。
もはやこれが快感だという事は疑いようがない。
「あっ……あっ、んっ!はぁはぁッアっ!」
「気持ちいい?恵ちゃん。痛くない?」
「大丈夫…止めん…といて」
中途半端なところで止めて欲しくなかった。
恐怖より快感を貪りたい気持ちが完全に勝っていた。そしてその直後、自分のアソコの奥からムズムズとした感覚が伝わっている事に気がついた。
(なに?…おしっこ?……あぁぁダメ)
「んっ、ダメっ、あっあっあ、アー……ッ」
下半身の奥に尿意にも似た感覚を覚えた瞬間、まるで電流でも走るように快感が全身を貫いた。
「はぁ、はぁ、はぁ」
(………………)
「もしかしてイッた?」
(……………イッた?)
快感が抜けて、ようやく思考が戻ってきた。
(そうか…今のが”イク”って事なんだ……)
“イク”という現象に興味が無いと言えば嘘だった。ただマスターベーションでも経験した事がなかったので、自分には縁がないと思っていた。そして、初めて感じた絶頂は想像を絶する程の快感だった。
好きな人に抱かれて、悶えるなんて想像しただけでも恥ずかしい。でも、本当に気持ちが良かった。
ふと、自分の目から涙が溢れている事に気づく。
(どんだけビビってたんだ。私は)
「何かしらんけど、涙出てるし。癖になりそう…」
「気持ちよかった?」
「……良かった。あんなにいっぱい濡れるもんだとは思わんかった」
「俺も初めてだから、ちょっとびっくりしたわ。でも、本当に可愛かったよ、恵ちゃん」
「ありがと。とりあえず服着てもいい?」
パンツを履こうと、布団の周りを探る。
少し離れたところにブルマと一体化したまま裏返しのパンツを発見した。
何とも間抜けな姿に急速に萎えてしまう自分がいた。一回しか使えない秘密兵器を無駄に使ってしまったような気分になる。
(全然見てくれなかったな。パンツ)
パンツを履くと、ほんのり湿っていて、その冷たさに身震いしてしまう。
(こんな事ならブルマを直接履けばよかった?)
「新品のパンツ、いきなりベトベト…もう一枚持ってこれば良かった。」
「ブルマ直履きでも問題ないでしょ?」
そんな所で意見一致しなくていいから‼︎
(そういえば、今回私しか服を脱がなかったな。)
「私ばっかり脱いで不公平じゃん。今度はちゃんとそっちも脱いでよ。」
「脱ぐと理性抑えられるか分からんかったし。そもそも男のアレって見た事あるの?」
「小学生くらいまでは普通におちんちん見せてくる男子とかいたけどね」
「はっきり言うなよ。こっちが恥ずかしくなるわ。覚悟が決まったら言って。その時は俺も脱ぐから」
(覚悟か…)
正直に言えば抱かれる前より恐怖が増したというのが本音だ。
生まれて初めて”雄”を見たような気持ちだ。
(とりあえず、今後は自分でパンツ買いに行こう)
彼にキスをされながら、私は一人そんな事を決意していた。