彼女がここへやって来てから、ふたりは初めて触れ合い唇を重ねた。女に変身した私の肩を抱いているのは、ジーンズにラフな白シャツ姿の彼女です。
ペニスバンド等、SM道具まで買ってきた彼女。どんな乱暴な扱い方をされるのか?ペニバンで犯される姿を想像しては、半分は期待、半分は不安、複雑な心境で待っていました。
しかし、いざとなると彼女は、女になった私を前に緊張している様子。
意外と彼女は臆病だったのかもしれません。否、彼女は男も女も知らないのです。それは私も同じでした。
「じゃ、エッチしよっか?」
既にシャワーは浴び終えているので、いつでも出来る態勢。私はドキドキしてきました。彼女は立ち上がると、その手を私の膝下に添え、もう片方の腕を背中にまわします。そして、そのまま私を抱き上げました。
「お姫様抱っこされる気分ってどう?土居さんをこうやって抱っこしたのは二度目だね。」
あの日。
憶えてはいないが、私をおぶってこの部屋に送ってくれた彼女は、動かなくなった私をお姫様抱っこしてベッドまで運んでくれたそうだ。
その時に彼女は、私が下着女装しているのを知った。それがきっかけで今日の奇妙な関係があるのです。
彼女は私をベッドに運ぶと、そこにそっと下ろしてくれました。
「じゃ、隣の部屋で待ってるから、初夜用の下着に着替えて用意出来たら声をかけてね。」
初夜という言葉に心がジンときます。
際どいショーツ&ブラ、セクシーな紫色シルク生地のミニスリップ。
(挑発的じゃないだろうか?)
心臓の動悸を抑えると、数十分後に声をかけました。
「うわぁ~土居さん、セクシー!悩ましくて、オレ、勃起しそう」
彼女は胸つぶし用のさらし?通称ナベシャツに、男女兼用と思えるボクサーパンツを履いています。元々男子っぽい彼女ですが、そんな姿でいると、女の子である彼女が“オレ”と言っても違和感がない。彼女も男になっている。
扇情的で妖しいランジェリーに身を包み、ベッド上でちょこんと座っている私を見た彼女は、先程までの緊張感がウソのように豹変します。
いきなり襲い掛かかって押し倒すと、身体の上に覆い被さってきました。
私の意思など関係なく有無を言わせず乱暴に愛撫してくるのです。
「きれいだよ、久子…」
「明さんも激しくて感じちゃう…」
行為に臨む前に、私は明美という名の彼女を“明(アキラ)”と、久之という名の私を“久子(ヒサコ)”と呼び合うことに決めていました。勿論、自分のことを彼女はオレ、私も僕とは言わず私と言います。男女逆転ですから。
彼女の乱暴な愛撫に、最初は驚き恐くもありましたが、段々とされている女の気持ちになると興奮してきます。
「ああ~ああ~感じちゃう、、」
気が付くと、自分でも信じられないような悶え声を上げていました。
「久子、なんていやらしい声を出してるんだ。お前は淫らな女だな。」
彼女は私のショーツを下ろすと、あらわになった勃起した男性器に一瞬驚いたような表情になりました。
「久子!これは何だ?女のくせに、こんないやらしいモノ生やしていいと思ってんのか?」
「や、やめて!見ないで…」
手で顔を隠し恥ずかしがっている私の顔を、彼女はニヤニヤしながら見ています。そして、しばらく私の男性器を興味深そうに弄んでいました。
しかし、彼女は男性器にはそんなに執着しない。私にとっては一番刺激してほしいところなのですが。
「明さん。最後のフィニッシュは、上になった明さんを、私が下から入れてみようか?」
「・・・?久子、お前は普段は大人しいのに、ベッドの上だとスゴいこと言うな。淫乱女みたいだな?」
私は自分の口から出た言葉が恥ずかしく、そして、それを指摘した彼女のことを意地悪と思いました。
正直なことを言うと、彼女にもセクシーな下着姿になってもらい、疑似レズビアンをしたい。一度だけ見た、彼女の下着姿が目に焼き付いている。
いきなり彼女は、枕元に置いてあったローションを取り出しました。
すると、私に腰の下に枕を置くよう促し、強引に股を押し開きました。彼女からは勃起した男性器と尻が丸見えです。恥ずかしさの余り手で顔を隠す。
「少しじっとしてるんだよ。」
彼女は私の肛門、つまりアヌスにローションを丁寧に塗り始めました。そのヌルヌルした感触が気持ちいい。
塗り終わると、そこをマッサージしてくれるのです。そうやって、20~30分も、やさしく扱ってくれました。
アヌスの緊張が和らぐと、彼女はそこに指を突っ込んできました。想像以上に痛かったけど、一本、二本、三本と入ってくると、徐々に快感になってくるから不思議です。
「久子、、そろそろオマンコするか?ここに挿れられたくないかい?」
彼女は私の尻の穴に指を突っ込みながら、そう耳元に囁いてきました。
「え!あ、あ、は、はい…」
これから始まることは分かっています。処女を奪われるのです。
数分後。
ペニスバンドを装着した彼女は卑猥でした。股間にあるものが生々しい。
「これ、普通サイズよりやや小さめだから、挿入ると思うんだけど…」
バックはムードがなくて嫌なのは、ふたりとも同じです。正常位から。
仰向けに下になった私は、大きく股を広げました。恥ずかしい格好です。
「下に枕を敷いて、ちょっと腰を突き上げて。久子は普通の女の子と穴のある位置が違うから。」
彼女は私の上になると、再びアヌスをやさしく揉んでくれた。そして、挿入が試みられた。丁寧にやさしく。
異物の挿入をアヌスが拒否する。
中々挿らないが、彼女はそんな私を気遣って諦めずに丁寧にやってくれる。
数度の試みのあと先端が少し挿った。
想像以上に痛く悲鳴を上げそうになったが、歯を食いしばって我慢する。
ペニバンの先端が挿ったのを確認すると、一旦一息入れ、彼女は言った。
「じゃ、本当に挿れるよ。やっちゃうよ。少し痛いと思うけど、一緒に気持ち良くなろうね…」
彼女が腰を突き出した。
「うぐ、ぐ、ううう、、、」
激しい痛みに襲われた。
私はシーツの端を掴みながら堪えた。
再び彼女がが腰を突き動かした。
やがてそれは激しくなり、激しいピストン運動になった。苦悶の表情をしている私に、彼女は腰を動かしながらキスをしてくれた。私は彼女の背中に腕をまわし激痛に堪える。
彼女のペニバン?否、これは生身の彼女のペニスなのだ。彼女のペニスが激しく出し入れされる。
突く、突かれる、突く、突かれる。
私は彼女の背中に爪を立てていた。
気が付くと、涙が流れていた。
激痛と女の悦びと快感に、、様々な感情が交錯して、私は女のように泣いていた。一度泣いてしまうと、感情が高ぶりが止まらい。
突かれながら泣いている、私の異変に気づいたのか?彼女は腰の動きを止め、そっとペニバンを抜いた。
「ご、ごめん。ちょっと乱暴過ぎたかな?丁寧にやってるつもりだったけど、、犯された気分になっちゃったのかな。痛かった?本当にごめん。」
彼女のやさしい言葉に、益々感情が高ぶり、泣き止むことは出来なかった。この感情は何なのだろう?
泣き止むことのない私に困惑しながらも、彼女は添い寝してくれた。
私はしばらく彼女の腕枕の中で泣いていた。とても幸せだった。
そして、朝まで眠った。
考えてみればおかしな話です。
私は24才男。彼女はまだ22才女の子なのです。24才の男が、セクシーなレディースランジェリーを身に着け、22才の女の子の腕の中で泣いている…。
アブノーマルな日々はこれからです。