【メンエス】女子大生に転がされる。そして骨抜きにされる。【SSRセラピ】

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※実話が基ですが虚実ない混ぜです。現実のメンズエステで同様の行為はお控えください。

1.

何年か前。

仕事に追われ、彼女とも別れて。人肌恋しくなって、メンズエステに行くことにした。

その頃はメンエスの情報ってあんまりなかったけど、風俗やキャバにハマれなかった自分にはちょうどいい気がした。恋人のいない隙間を埋めてくれる、そんな癒しがほしかった。

何軒かネットで調べて、当たりっぽい子を見つけて予約した。

予約当日。電話で案内されたマンションに向かう。はじめてなこともあって、妙に浮き足立っていた。女の子の部屋に遊びに行く…そんなプライベート感がメンエスの魅力のひとつなのかもしれない。

山手線某駅から徒歩数分。薄暗い住宅街は人気もまばらで、都合の良い妄想にリアリティを抱いてしまったりした。

指定された部屋の呼び鈴を鳴らす。扉越しにもわかる、若い瑞々しい声が聞こえた。

「あ、こんばんは~」

扉を開けた瞬間に、甘ったるい香水とアロマの匂い。そして、ボディラインにはりついたTシャツとタイトスカート姿のセラピストが出迎えてくれた。

「予約してくださった”仮名”さん、ですよね?」

「…はい」

……もちろん実際はこんなふざけた名前は使ってない。

考えたけど、しっくりくる偽名が思い浮かばなかった。ということで、便宜上自分の名前は「仮名」ということで…。

「どーぞ入ってください♡」

柔らかい雰囲気のまま、手を引いてほの暗いワンルームに通される。

「はじめまして♡今日は来てくれてありがとうございます」

小ぶりなソファに2人で腰掛けると、その密着度に気分が昂ぶるのがわかった。

スタイルの良さで勘違いしそうだが、身長は160cmないくらいだろうか。

妖艶さと幼さが同居した、男好きのする顔立ち。手入れの行き届いた長い髪。

触れなくても吸いつきそうな柔肌。女子高生よりも洗練されているが、そこまで男慣れもしていなさそうな無防備さ。

服の上から主張する、メリハリのついた身体つき。特にバストは、「Gカップ」というHPの記述通りに、柔らかに膨らんでいる。ウエストの細さもあるが、そのボリュームは本物だった。

男が理想とする女子大生のエロス。彼女はズバリ体現していた。

そして何よりーーキャンディボイスと呼ぶにふさわしい、乃○坂46の山○美月そっくりの声。香水の匂いよりも甘い…きっと、語尾に「♡」を幻聴するのも彼女の声の甘さのせいに違いない。

「こういうところ、はじめてだから緊張してて」

「そうなんですか!?私先月入ったばっかりで…はじめてが私で大丈夫かな(笑)」

「いや、むしろ美月ちゃんで良かったっていうか…」

「え~?そういうの照れる…(笑)ありがとうございます♡」

美月(仮)の人当たりの良さのおかげで、お世辞抜きに軽口を叩けるのも心地よかった。

緊張がほぐれたところで、シャワーすることに。

「じゃあ…脱がせちゃいますね?失礼します…」

Yシャツのボタンをひとつひとつ外される。気のせいか、美月のしぐさが突然色っぽく感じられた。パンツ一丁になったところで、

「はい、コレ持ってください♡」

「タオル?」

「そうやって広げててくださいね…?」

と、タオル越しにパンツをゆっくりと下ろす美月。布一枚越しというむず痒いシチュエーション。そして美月の色気にヤられて硬くなった股間がゴム紐に引っかかり、薄い布を隔てた中、勢いよく解放される。

「んふふ…」

意味深に笑みをこぼす美月。なんだろう、羞恥プレイというかなんというか。これだけでも来て良かったと感じてしまう自分が情けない。

「シャワー浴びたら、紙パンツが置いてあるので…履いてきてくださいね?」

「は、はい」

癒しが一番の目的だったが、当然下心が頭を跨げて、股間を丹念に洗う。正直、シャワー中も勃起を鎮めるのに必死だった。高揚がおさまりきらないままシャワーを終え、紙パンツを履いた。

(すごい…心許ないな…)

紙の薄さもさることながら、屹り立った男の欲望を到底隠してくれるものではなかった。竿は正面がなんとかカバーしているものの、玉は容易に横からハミ出してしまう。なんとも情けない格好だ。

「あっ、おかえりなさい」

恥ずかしさからタオルを巻いていたが、美月になんなく剥がされてしまう。

「ちゃんと履けました?…ふふ、えらいえらい(笑)」

「だいぶ恥ずかしいんですけど…」

「んー…でも慣れたらコレが…気持ちよく♡なっちゃうらしいですよ?」

「そうかなぁ…」

否定してみたものの、なんとなくわかる気がした。一応隠しているけど、女の子の前で堂々と性欲を曝け出し、許容される背徳感。これもまたメンエスの魅力のひとつ…かもしれない。

「じゃあまずはうつ伏せになってください」

施術のマットに横になると、前方と側面に鏡が置かれていた。

「セラピストの身体を視覚でもご堪能ください」

と、言っているも同然だ。

自制しようと思いつつも、美月のルックスについ目を奪われてしまう。細く伸びた女子大生の生脚。身体に密着するその柔らかさも、静かに興奮させられる。

「ん〜…なんか顔やらしい(笑)」

「いや目の毒っていうか…綺麗だからつい」

「(笑)」

とはいえうつ伏せの状態なので、まだ冷静になれた。

世間話程度に美月の大学生活の話を聞く。女子大で、しかも音楽学科だという。美月は漫画の中によくいるお嬢様なのだろうか…。

「全然ですよ(笑)自分の勉強したい専攻を選んだってだけで…」

「国立落ちちゃって、私大に進んだんですけど。奨学金も高いし今のうちから働こうって」

「あー…芸術系の学部って学費高いですもんね」

まあたしかに。本当にお嬢様ならこういうバイトもせず、学生一本でやっていけるんだろう。それでも彼女の上品な雰囲気は、生まれ育った環境が染みついているように感じた。

多愛ない会話を楽しみつつ、結構本格的なマッサージに背中や足の凝りがほぐされていく。

聞くと、ここで働く前は通常のエステ店で働いていたとのこと。美月のようなセラピストばかりではないが、エステ経験者は少なくないという。

「だから結構力入れちゃいがちで…(笑)痛かったら言ってくださいね?」

「ん……腰すごい凝ってますね〜」

ここまではまあ通常のエステとそう変わらない。…いや知らんけど。どうやら、ここからがメンエスの本番だった。

「そしたら右足だけ開けますか?」

「こう…ですか?」

「ありがとうございます」

「じゃあリンパ流していきますね?」

と、美月は太ももの付け根を、指先から肘で前後に撫でつけはじめた。当然、美月の腕が紙パンツからハミ出た玉に掠る。

「っ…!!」

「……痛くないですかー?」

何度も往復し、若くすべすべとした美月の肌が、鼠径部を刺激してくる。

加えて、腰のあたりに伝わってくる…おそらく、Gカップのおっぱいが、反復の度にムニムニと押し当てられる。

男にとってこれは、大げさに言えば拷問のようだ。

美味しそうな女体を前に、ただじっと弄ばれるような施術を受けるなんて。

美月は平然と施術を続けているが、こちらとしてはもう、声を抑えるのに必死だった。

「い、いえ…」

「っ…ん…!」

「…♡」

「…気持ちいい、です」

「…ふふ、良かった♡」

玉を掠るのは時々で、意図的なのかそうではないのか。前戯未満の刺激に煽られ、ハミ出しているものが玉だけでないのが、確認しなくてもわかった。

「そしたら次は…大丈夫ですか?息荒くなっちゃってますけど(笑)」

「いや…何かすごいですね」

「え〜まだはじまったばっかりですよ(笑)」

右足の次は左足を開き……そうして、両脚のリンパを流し終えただけでヘトヘトだった。

なんだか、何か大事なものを失ったような気がする…だが、美月が言ったように、こんなものは序の口に過ぎなかった。

「肘を突いて、膝立ちできます?」

「はい。…あの、これって」

「四つん這い、です(笑)」

先ほどまでの姿勢であれば、まだ股間の興奮は暗がりで隠せたかもしれない。しかし、この四つん這いでは、むしろ美月に勃起を見せつける姿勢になってしまう。しかも、何ともみっともない四つん這いの状態で。

「辛くなったら言ってくださいね…?」

そんな羞恥心を知ってか知らずか、美月は優しげに囁くと、オイルを滴らせながら、臀部からゆっくりと指を這わせていく。

「っ…!」

「ふふっ…くすぐったい?」

「……き、気持ちいいです…」

「ふふ♡」

「………」

「……ピアノを…」

「え……えっ…?」

「…ピアノを、弾く時に…」

「指をどうやって開くか…聞いたことあります?」

突然、美月が斜め上のことを聞いてくる。

どうも返事に窮しているのを見て、からかっている様子だった。

…美月はもしかして、Sっ気が強いタイプなのだろうか…。

「た…」

「…卵を割らないよう、っに…!」

「握る…か、かたち……で……」

「…………正解、です(笑)」

指先は徐々に降下していく。

フェザータッチで割れ目に沿っていき、そして……

「んっ…!!」

「……かわいー…♡」

みっともなく、膝が、腰が震える。声が漏れる。その度に微笑む美月に、より興奮を煽られ、ますます性感が高まる。

「気持ちいいですかー?」

「は、はい…」

「ふふ…」

「っ…!!」美月は胸の方に指を這わせる。下半身は触れるか触れないかだが、乳首はガッツリいじってくる。密着度も上がって、みずみずしい女子大生の弾力と体温がなんとも気持ちいい。豊満なバストが服越しにも伝わってくる。

だんだんと、美月の手先が大胆に絡んでくる。何度となく両の手の甲が股間を滑っていく。

「ああっ…!」

そのせいだろうか、すでにペニスも完全にハミ出し、亀頭が美月の太ももに触れているのを感じた。身を震わせる度に、太ももに擦りつけられる。声を抑えられるはずもなかった。

「……♡」

それを咎めるでもなく。美月は吐息混じりの微笑みで応え、施術を止めようとしなかった。

さすがに自分から擦りつける度胸はなかったものの、美月の寛容さに無意識で甘えてしまう。

そんな状態が何分間続いたのだろう。腰が砕けそうになってきた時、美月が言った。

「…そろそろ仰向けになりましょうか」

(ようやく解放される……)

至福だったがある意味生き地獄のような時間の終わりを感じ、気を緩めた瞬間だった。

「んうっ!」

美月の両の手が、ふわりと玉を包んだ。その優しげな手つきとは裏腹に、悪寒にも似た快感が全身を襲う。

「……ふふ♡」

こちらが緊張を解いた瞬間を狙っていたのか、美月は悪戯っぽく笑った。

まさぐるわけでもなく、ただ包まれているだけ。

…そう、卵を潰さないよう握るかたちで。

それだけなのに、男の自尊心と性欲をぐちゃぐちゃにかき乱され、美月の掌の上で踊る猿同然だった。

やがて、たっぷり10秒はかけて、ゆっくりと手が離れる。膝をついていられず、思わずうつ伏せで倒れ込む。

その背中に、美月が抱きつくように密着した。

「ふふ…大丈夫ですか?」

「っ…ちょっと、ヤバかったです」

「ごめんなさい、少しやり過ぎちゃいました(笑)」

「でも…あんまり気持ち良さそうだったから、つい楽しくなっちゃって♡」

(小悪魔どころじゃない…悪魔だ)

だけど、

(こんな悪魔になら騙されてもいいかも…)

オイルまみれにされながら、美月の沼にドプドプと沈んでいく自分がいた…。

2.

…少しのクールダウンの後、仰向けの体勢になった。

一拍置いたとはいえ美月の密着によって、勃起はおさまらないどころか完全にそり返っている。

対面では何のごまかしも効かない。

紙パンツはもはや、何の意味も為していなかった。

「……あんまり話さないようにしてるんですけど…」

「ちょっと、おっきすぎ(笑)」

「す、すみません…」

「…まぁ皆さんこうなっちゃうんですけど…」

さすがにスルーしてもらえなかったようだ。

一応申し訳程度に紙パンツを被せようとするが、スルスルと横にズレてしまう。

「だいぶ元気っていうか…大きい、ですよね?」

「え……さぁ、見比べたことがないので…」

子どもの頃にからかわれたことはある。別れた恋人らと致す時、痛がられたこともままある。

だけど、自分が標準以上かなんてわざわざ確かめたこともなかった。

まるで異世界転生主人公のような気分に…いや、そんなことより。

こんな紙パンツを履いているのだ、他の客のモノも美月は見てきたのだろう。

歴が浅いとはいえ、自分と同じように美月と肌を重ねている男が何人もいると考えると、卑小な独占欲で心が狭くなっていった。

(…はじめて会った娘に何考えてるんだ…)

理性で抑えようとしても、美月の魅力にすでに頭をヤラれてきていた。

「…あ、ヤバいヤバい笑。それじゃあ続き、やっていきますね」

仰向けの状態だと密着度は更に増す。

まずはふくらはぎから足先を、美月は跨った体勢でほぐしていく。

なんといっても、先ほどまで鏡越しでしか叶わなかった生脚を至近距離で拝めてしまう。

チラチラ見えていたTバックもスカートが捲れて、形の良い桃尻を見事に強調している。こんなの、刺激を与えられなくても興奮はおさまりそうになかった。

「なんていうか、すごい…」

「?」

「お尻、綺麗だなって…」

「…セクハラだ〜(笑)」

「いや、その…すみません…」

「……いいですよ?」

「え?」

「触って…いいですよ?」

背中越しに手を取って、自分からお尻を触らせる美月。

Tバックだったから、ほとんど生尻のようなものだ。

手に吸いつくような柔らかさにハリの良さ。陶器のようにスベスベな、キメの細かい肌感。

「すごい…!」

……いや、これこそ逃れようのないセクハラだ…。

「ふふ…特別♡ですからね?」

心なしか、息が弾んでしまう。

こんな美人女子大生のお尻を触らせてもらえるなんて、

(なんという役得…!)

息が弾み、興奮で心拍数が上がってしまう。気をつけていないと、揉む手に力が入りそうになってしまう。

決して勃起不全だったわけではない。以前の恋人とのセックスに、満足していなかったわけでもない。

ないのだが、この腹の底から湧き上がる性欲は、不安すら感じるほどの興奮は、精通したての頃以来の激しさだった。

「……硬いの、すごい当たる(笑)」

「それは…美月ちゃんが、その…上手すぎて」

「え〜?人のせいにするの(笑)?」

「そういうこと言うなら…えいっ」

「うっ…!」

振り向きつつ、美月は乳首を指でまさぐってきた。

やはりこちらへの刺激は露骨で、クニクニと性的に弄ばれる。

「おしおき…です♡」

(とんだご褒美です…)

男の上に跨り、見下ろしながら。

美月は、悪戯っぽく笑っていた。

濡れたように光る眼光。その艶っぽい表情が、網膜に焼きついて離れない。

「っ…!」

「かわいー声、もっと出していいですよ…♡」

疑いようもなく、この娘はドSなのだと確信した。

「仮名さんいじめるの、ヤバい…愉しいかも♡」

「ありがとう、ございます…?」

「あは♪いじめられて嬉しいんですか〜?」

なんて堂に入った痴女っぷり。この若さで末恐ろしい。視覚のエロさも相まって、最上級のAVを観ている錯覚に陥りそうなほどだった。

もし、ひとこと命令されたら…。それはもう、猿のようにセンズリをこくことだろう。

「ヤバい、止まらなくなっちゃう(笑)。ちょっと動きますね…?」

跨ったまま、今度はこちらを向く美月。

正面から見上げる美月の体つきは、フィギュア体型とでも言えばいいのだろうか。男の性欲を100%体現したボディライン。穴が開くほど眺めても足りない。

美人は3日で飽きるなんて嘘だ。しかし、3日眺めていたら衣食住を忘れて破滅するかもしれない。人間の集中力に限界があって良かった。

「…またエッチな目してる(笑)」

「…やっぱり…男としてしょうがないと言いますか…」

「もう…♡そんなじっくり見られたら普通に恥ずかしいんですよ?」

「いや、目に焼きつけて帰ります」

「……減らず口」

膨れながら、美月は少し頬を赤く染めているような気がした。

いくら男慣れしているとはいえ、こういう反応は歳相当の女の子に思えて、ますます惹かれる。

「…ちょっと熱いかもだけど…」

「え?」

「ぎゅー…♡」

上から覆い被さられ、美月の柔らかい身体に包まれる。

美月の匂いが、一気に鼻腔に侵入してくる。

女子大生の香りだす色気で、頭がピンク色に染められる。

胸の弾力も…やはり、巨乳はこうも男をバカにできるのか、

(あー……おっぱい……好き…)

「ハグするの、好きなんです…♡」

耳元で聴く美月の声は、本当に脳にクるものがあった。

快楽物質が理性を次々にかき消していく。もはや麻薬同然だ。

何より、程よく引き締まった肉の質感が、血の巡りを更に早める。

今更ながらメンエスは恐ろしい。安くはない金額だが、支払いさえすればこんなSSRな美女に(ほぼ全裸の男が)密着できるなんて。

せめて三十路を越えてから踏み込むべき娯楽だったかもしれない。こういう類の快楽を20代で知るには、毒のまわりが効きすぎる。

「顔、近い…」

「…ドキドキする」

「ん…♡」

「私も、仮名さんのこと…」

「焼きつけちゃいます…♡」

「……」

「……」

(あ…)

一瞬、頭が真っ白になった。

ごくごく自然に、恋人のように唇が重なった。

美月の吐息が、自分の中に入ってくるのを感じる。

もうどうしようもなかった。恋愛と性欲の違いを判断する頭はとっくに麻痺していた。

そんな鈍くなった頭で、理解できるはずもない。

この時はもう単純に、

(メンエスってヤバい、最高…!)

程度の認識だった。それ以上に危険だったのが美月だった。

すでに毒牙にかかっていることをこの時は知る由もなかった。美月の甘い毒は、たかだか1人の男くらい、いとも容易く破滅させるということも。

「ん…♡ちゅ…♡」

「んんっ…♡ちゅ♡…ちゅ…♡」

喘ぐように盛れる美月の声とリップ音が、現実以上に大きく鼓膜を揺らす。

もっと、美月を感じたかった。触れたかった。

舌を入れない触れるだけのキス。それがじれったく、唇をついばむに思わず吸いついてしまう。

「んっ♡♡んん…♡ん、っちゅ…♡」

(もっと…もっと…!)

だんだんと気が大きくなって、恋人のように肩を抱き寄せる。

これで我に返ったのか、胸の愛撫に手が伸びようとした時、美月から唇を離した。

「っ…はぁ……♡」

「…はぁっ…はっ…!」

唇が離れても、感触がいつまでも残っているようだった。

美月がどんな顔をしていたか思い出せない。そのくらい混乱していた。

今にして思えば、そんな自分を見て心の底で笑っていたに違いない。

「だめ…」

「…え?」

「……ホントに特別なんだから…絶対、ナイショにしてくださいね…?」

「は、はい…ぜひ」

「…ふふ♡絶対ですからね…♡」

頷くと、ゆっくりと横になることを促される。

美月は再び跨り、指先を胸板からツツー…と股下まで這わせた。

「マッサージ…ここからが本番なので」

「覚悟、してください(笑)」

どこか照れくさそうに笑う美月。

「ハハ…」

思わず乾いた笑いで返したものの、そんな余裕はすぐに消えた。

まず、太もものマッサージ。つまり、これでもかと鼠蹊部のキワを重点的に責められる。

目が会う度に漏れる妖艶な笑み。こちらとしても、耐えきれずに顔を覆いたくなる。しかし、美月の両脚が器用にも腕の自由を奪っていた。

「ホントはお触り禁止なので、こうやってホールドするんです」

なるほど、他のセラピストもそうだが、美月なら尚更だろう。

正直、Gカップの巨乳を揉みしだけるなら今すぐにでも手を伸ばしたかった。…嫌われたくないから、どうせできるはずもなかったけれど。

「でも今は…別の意味で捕まえちゃってますけど(笑)」

「必死で耐えてる顔、かわいー…♡」

こんなことを言われたら、海綿体が自然と波立ってしまう。美月の手元で、ビクンビクンと本能で応える。

「…こっちはすごい元気(笑)」

「すみません…」

口では謝ってはいた。

だけど、

(これって…イけるのか…?)

下半身に言及される度、頭の中はある期待でいっぱいになっていた。

「気持ちいい…?」

ネットで見た真偽不確かな情報。

「メンエスにはヌキがある」

「個室型のメンエスは裏オプが9割」

「ち○この話題出すセラピは頼めばいける」

数年前だが、今以上に不透明で、釣りっぽい口コミで溢れていたように思う。

嫌われたくはない。自分から言い出す度胸もない。

そもそも癒しが目的で来たのだから。

…そう何度反芻しても、あわよくば、という下卑た欲望はとどまるところを知らなかった。

「ここも…」

当然と言えば当然の反応だ。ここまで性欲を煽られて、射精したがらない男はいない。よっぽど訓練されたマゾでなければ。

「……♡」

ここまでの施術でも十分過ぎるほど良い思いはした。

万が一がなくても、美月にまた会いに来ていたと思う。

「んうっ…!!」

だけど、

もし万が一があったら?美月が頼みを聞いてくれたら?

会いに来る可能性は格段に上がることもまた、間違いなかった。

「ここも、弱いんですね…♡」

だけど、

「だけど…」

美月は一枚も二枚も上手だった。

そんな下心、当たり前に見透かされている。

かといって、相手からの要求を呑んだり、ましてや美月から提案したりはしなかった。

自分の価値を下げるような真似は、彼女は決してしなかった。

「出しちゃ、だめですからね?」

提案はしない。いや…そんなのは屁理屈でしかない。

「あっ…あっ…!」

でも、バカな男を手玉にとるには、十分すぎる扱い方だった。

「だめ…♡」

だめと言われれば言われるほど、タブーは冒したくなる。

もちろん、バカな男ほど。

「出しちゃだめ…だーめ…(笑)」

美月はいつの間にか、腹のあたりに跨って、乳首を両手で弄っていた。

「んっ…だめ…出しちゃだめ…♡」

小刻みに動く美月の股下で、グチュグチュとオイルの音が激しくなる。

そんな音のせいで、無意識に自分の腰も動いてしまう。

「あっ♡あん…♡ふふ…腰浮いちゃって…ん♡…ますよ…?」

美月も感じているのか、それとも演技なのか。

そんなことはどうでもよかった。

美月が喘ぐ度に、腰が勝手にテンポを速める。薄いTバックの肌触りと美月の割れ目の柔らかさが、ひたすらに絶頂に導く…。

薄暗いワンルームに響くのは、2人の喘ぎ以外には、グチュッグチュッという音と、下から美月の尻を突くパンッ、パンッ…という音だけ。

「気持ち…よすぎ…!!」

たくさんの刺激が同時に襲ってくる。いや、視覚のエロさも大変なことになっている。

男の上で腰を振っている姿は、秘部をこすりつけて喘ぐ美月は、セックスしているようにしか見えなかった。

「気持ちいいね…♡」

「でも…だめ…」

「っ…!……く…!」

言葉では衝動の制止を促しながら、裏腹に腰の動きは止まらない。

「気持ちいいけど…だめ♡」

「もうっ…!」

限界だった。

「……だめ」

「せーし」

「出しちゃ…♡」

「だめ、だ……!っ…ああぁ……!!」

「んっ……♡♡」

「あっ…!!あっ…!く…はぁ…っ……!」

「……♡」

「っ…!も、もう……!!あぁ…!」

美月は果てた後もしばらく、精魂を抜き取るように手をまさぐる。

「あーあ…♡」

ゆっくりと絶頂の波が引いていき、美月はようやく満足そうな感嘆を静かにこぼした。

「っ…!はぁ…はっ…!」

腰が痙攣して、一睡する間もなく筋肉痛になりそうだった。

いや腰だけじゃない。全身を襲う虚脱感。身体がグニャグニャになったように、息を荒げながらマットの上に音を立てて倒れる。

しばらく鉄分不足になるんじゃないかというくらい、一気に精を使い果たしたような気さえした。

「……すっごいぬるぬる…♡」

「……!っ……!!」

霞む目で美月を見る。

オイルとたった今吐き出した濁った子種で白く汚れた秘部…。それを指で拭いながら、愛でるように不透明な糸を弄ぶ。

そんな所作ひとつで、男の本能が未練たらしくピクッと波打った。

「絶対、ヒミツですよ…?」

薄汚れたひとり遊びを惚けた顔で続けながら、流し目で美月は微笑む。

「誰にも言っちゃ」

「だめ…ですからね♡」

メンエスではじめて会った女子大生に掌の上で転がされ、骨抜きにされて。

これが、足元もおぼつかない、底なしの幸福のはじまりだった。

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