以前、手にモノを押し付けたり、前から押し付けたりした話を書くと予告しましたがもうちょっと横道にそれた話に付き合ってください。
一人の子をもう一人の痴漢と奪い合ったことを思い出した。
いつも乗る電車で見る女子◯生。黒髪ロングのミニスカートで、肉付きはよくないがスタイルがよく、ミニから伸びた足もすらりとしている。同じ制服の子をたくさん見るが、まるで校則でスカートの丈がひざ上15センチ以上とすることと決まっているのではないかと思うほど誰もがミニスカートになっているのだ。
後で調べたら、偏差値としては少々残念な学校だった。
何度か背後につき、最寄り駅から彼女が下りるターミナル駅まで約10分の股間押し付けを楽しんでいた。
一切こちらの動きに拒否することなく、尻肉に突き立ってビクンビクンとうごめく俺のモノを受け止めてくれていた。
背も一般的な女の子より高めなので、お尻の一番出っ張ったところにモノが当たり、とても心地よかった。
すっかりその子に入れあげてしまい、その子が現れた日には必ず背後につくようになっていた。
それでも彼女はほとんど同じ時刻の同じ場所から電車に乗ってきていた。
ある日。
いつもと同じようにその子の背後に立った俺は違和感に気づいた。ある男がその子の横にその子に向いて立っていた。板尾創路に似ている男だった。
スマートフォンを片手でいじりながら、空いた方の腕の肘を曲げて俺の方に突き出す。まるで俺をけん制し、近づけないようにするかのように。
肘は俺の腹を押し返していた。
「肘!」肘が邪魔だと俺は声を張り上げたが男は意に介せず、同じ姿勢を続けた。少々むかついた俺はぐいぐい押し返したが、スマートフォンを持つ手を見て、ようやく彼の意図に気が付いた。
(もしかして、彼女の胸を狙っているのか)
もうその男への怒りから彼女を楽しむ気が失せていた俺は男の動きを観察することにした。
スマートフォンを持つ手が電車の揺れに合わせるように動き、彼女に徐々に近づいていく。そんなに存在が強調されていない彼女の胸を狙っていることは俺にははっきり分かった。
彼女もやがてその意図に気づき、男から離れようと体を引く。
(そう。こっちにおいで。今日は俺が君を守るよ)俺もいつもは押し付けのために突き出し気味になっている体を少し引き、彼女が下がるスペースを作った。
案の定下がってきた彼女の体がぴったり俺に密着する。
俺は身を乗り出してあからさまに男の手を注視した。
再び彼女の胸を狙おうとする男が俺の視線に気づき慌てて離れる。
その仕返しなのか、今度は俺が彼女に何かしていないかと探るようにじろじろと見始めた。
思わず笑ってしまった。
その日はそれで事なきを得たが、それから、板尾創路(笑)との彼女をめぐる攻防が始まった。
男も同じ場所に俺より前の駅から乗っていて、彼女がいないときに俺の姿を見ると俺の乗る駅で一度降り、そそくさと別のドアに移っていく。
が、彼女がいると見るや俺の存在を気にしているわけにもいかないようで彼女の前に立とうとする。
ある時は男をブロックしようと彼女の前に出て男との間に割って入ったが、男の執念がものすごく渾身の力で押してくるので力負けしてしまい、結局その男と俺で彼女を挟み込む形になってしまったこともあった。
その日、彼女は俺に尻肉を犯され、前からは胸を狙われてしまった。
男の動きはどうもあからさまで、またいつものように彼女の後ろについて乗り込んだ俺の横から男はやってきて、それを見た彼女がいつも進むドアの方ではなく通路の方に行っても男は俺の前を通り過ぎて彼女を追うようなありさまだった。
いくら痴漢OKでも、それを周りに見られるのが嫌なのは当たり前。
やがて彼女はあまり姿を見せなくなっていった。
それでもたまに見かけると俺は背後からモノを突き立てたり、カバンを持った手の指先でお尻のふくらみを撫でまわしたりし、その感触を楽しませてもらっていた。
その間もその男から執拗に狙われていたのか(それとも俺のせい?)、やがて本当に見かけなくなってしまった。
1年ほど楽しんだがその男には疑問がある。
どうして、前に立って顔を見られるリスクは容認できているのに、周りからまず見られることのない下半身ではなくわざわざ見られやすい胸を狙うのだろう。
しかも、彼女の胸はわずかに膨らんでいる程度にしか見えない。
もしかしたら前後で下半身を狙われていたなら、OKしてくれたかもしれないのに。
これが性癖というものだろうか。
他人にはつくづく理解しがたいものである。