前回の話から一ヶ月後の話です。
この日、席替えがあって窓際の3号車の一番後ろになりました。
そして、その場所に席を動かしたら、前の席に彩乃がいました。どうやら僕は彩乃の席の後ろになったようです。
「あれっ?A君の席ここ?」
「そうだよ。」
「よろしくね。」
俺は、仲がいい彩乃の後ろの席になれて嬉しくて心の中でガッツポーズをしました。
そして早速、新しい席での授業が始まりました。
先生「早速ですが、昨日出した宿題の答え合わせをします。①の答えが分かる人は手を挙げてください。」
そして、彩乃が当てられました。
「①の答えは〇〇です。」
彩乃は答えて、椅子に座りました。しかしその時に黒のスカートが椅子に引っ掛かってめくれてしまいました。
「(!?彩乃のスカートが椅子に引っ掛かってパンツ丸見えじゃねえか!)」
当然、パンツ丸見えになっていましたが本人は気が付いていないようです。
「(どどどうする!?教えるか!?)」
俺はそのことを教えるか悩んでいました。けど、教えないと皆に彩乃のパンツを見られてしまう(この時は皆気付いていない)、しかし教えたら気まずくなるのでどうしようとしばらく悩みました。
「(仕方ない、教えてやるか)」
そして仕方なく教えることにしました。が、声で教えると周りに聞こえるので、ノートの一部をちぎって、そこに書いて渡しました。
「ん?何?」
「こ、これ。」
「何?紙?」
「中を見て。」
そして、彩乃はその紙を見ました。
紙の内容「スカートが椅子に引っ掛かって下着が見えてるよ」
「……っ…!///」
その紙を見て彩乃の顔が赤くなり、俺の方を申し訳なさそうな顔で見てきた。
「(やっぱかわいいなぁー。)」
その後、彩乃はスカートを直して前を向いた。
そして帰りの時、
「A君、今日はありがとう。私のスカートが椅子に引っ掛かってることを教えてくれて。」
「びっくりしたよ。気を付けろよ?(笑)」
「変なもの見せちゃってごめんね。今度から気を付けるから。それと、教えてくれて嬉しかったよ。」
「どういたしまして。」
俺は少し照れながらそう言った。しかし、それを言った直後に風が徐々に強くなりながら吹いてきた。
「風が強くなってきた…」
彩乃は不安な感じでそう言って、スカートの後ろの方を押さえた。
そして、押さえながら彩乃は歩いていたが、徐々に風が強くなってきてスカートがヒラヒラと揺れ始めた。
「やばっ、スカートがめくれちゃう…」
彩乃は不安げな顔をして、必死にスカートがめくれないように押さえていた。
しかし風がどんどん強くなってきて、ついに彩乃が心配していたことが起ころうとしていました。
ビューーーー!!!!!
「…!くっ…!!!!!」
物凄く強い風が吹いてきて、彩乃は必死にスカートを押さえていました。しかし…
ビューー!!!!!!!
「きゃっ…!!!」
ビュー!!!!!!ビューー!!!!!ビューーーーーー!!!!!!!!!!
「!!!きゃあああっ!!!!!!」
度重なる強風により彩乃のスカートが押さえきれずにめくれてしまいました。
「きゃっ!!!くっ…!!!!!」
さらに彩乃はめくれあがったスカートを戻そうと必死に押さえていますが、その間にも風がどんどん強くなり、押さえてもほぼ無意味でした。
「っ…!!!////」
そして彩乃は恥ずかしがりながら俺の方を見た。
「も、もう…!さっきからずっと私のパンツ見てるよね…!」
「みみ見てないって!」
「ふーん、そうなんだ。まあ、別に見ててもいいよ。恥ずかしいけど。///」
そう言って、彩乃は諦めたのか強風が吹いているにも関わらず、スカートから手を離して、押さえなくなった。ただ、すごく恥ずかしいそうな顔をしていた。
「やっと止んだね。」
そしてしばらくしたら風が止んだ。
「可愛かったよ。あっ…」
「あっ…A君また心の声が漏れてるー(笑)」
「うるせぇ(笑)」
「でも嬉しいよ。ありがと。」
こうして、また俺らは今までよりさらに仲良くなりました。