大学生最後の夏休み、高校の同級生と行った沖縄旅行でのラッキー体験。〜3日目(午前)〜

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気がつけば時計は6時半を回っていた。

カーテンの隙間から朝日が差し込んでいる。

由佳「ちょっと、着替えるね」

そう言うと、部屋を出ていった。

ガチャン(ドアが閉まる音)

…?(ドアストッパーで開けたままにしていたのだろう)

由佳が戻ってきたようだ、浴室に明かりが点った。

由佳は浴室に入ると寝ている二人が起きないようにそっとドアを閉め、カチッ、鍵を掛けた。

浴室の灯りがブラインドの隙間から漏れている…

隣に寝ている二人は起きそうにない。

僕は不完全燃焼でお預けされたので、由佳には悪いが1日目と同様に覗くことにした。

着替えを便座に置くと、シャツのボタンに手を掛け上から順に外していく。

3、4個外すと両肩からシャツを抜き…パサッ、シャツが床に落ちるのと同時に由佳の胸が露わになった。

横からだが、形は三角で小さな乳首はツンっと上を向いている。色白の肌なだけに乳首も乳輪も薄茶〜薄ピンク色をしていた。

そして下半身に目を移すと…

着ているはずの短パンではなく、水色のレースを多めに使った光沢のあるパンティが目に飛び込んで来た。

なぜ?と思って思い出そうとするも、思い出せない。

由佳はパンティとお揃いのブラを手に取ると、胸の前でホックを留め、クルッと回して胸をカップに納めた。

次に白い服を手に取って広げ、ノースリーブの白のマキシワンピを頭から被るように着た。

すると、浴室を出そうだったので、慌てて寝たフリをした。

カチッ(鍵が開く音)

なかなかこちらに来ないので薄目で探すと、洗面台で髪を整えていた。

普段はストレートのセミロングだが、今日はコテで巻いているようだった。

僕は完成を待とうと目を瞑ったが…いつの間にか少し眠ってしまったようだ。

由佳「啓介君…啓介君…」

声に気づきパッと目を開けると…

とても綺麗だ。

薄明かりの中でもはっきりとわかるほど綺麗な由佳がこっちを見ていた。

僕は声も出せず見とれていた。

由佳「ねぇ、(智と尚子は)まだ寝てるから一緒にご飯行かない?」

反射的に

「あっ、いいよ」

僕は直ぐに着替えを済ますと、廊下で待つ由佳の元へ急いだ。

由佳「皆寝てるのかな?…まぁ起きててもいいよね、スマホ持ってるし。」

「そうやね」

横になって歩いたが…

ダメだ。何故か緊張して会話が続かない。

何か話さねばと思い

「髪…変えたの?」

由佳「そう!変かな?」

「いや、すごく可愛いよ!、彼氏が羨ましい」

由佳「彼氏いないって昨日言ったよ?朝だって…」

「あっ、そうやったね」

由佳「絶対、わざとやろ!」

「いや、わざとじゃないって」

由佳「えーっ…まっいいけどっ」

朝食会場に着いた。

由佳「じゃあ先に席取ろうか」

「外にしない?」

由佳「いいねっ」

眺めが良い適当な席を選び

「ここで良い?」

由佳「うん」

部屋から持ってきたタオルを席に掛け、食事を取りに行った。

いつもは和食をメインに取るのだが、今日は洒落た感じに洋食をメインに取ってみる。

僕が取り終わる頃には由佳は席に戻っていた。

「あっごめん、待っててくれたと?」

由佳「うん、さぁ食べようっ」

今日、旅行の3日目は特に予定は入れず自由行動にしていた。

「今日さ、女子は何すんの?」

由佳「んー、決めてないと思うよ」

「由佳ちゃんは?」

由佳「私?私も別に決めてない。啓介君は?」

「俺も特には…何処か行きたいとこある?」

由佳「行ってくれるなら、古宇利島かな」

「古宇利島??」

由佳「知らんと?有名だよ」

スマホのマップで確認…1時間弱で着きそうだ。

「へぇ、車で行けるんだ。いいよ!」

由佳「えっ本当!嬉しいっ(笑)」

この笑顔がホントに可愛い。

「とりあえず、車使っていいか皆に聞かなね」

由佳「そういえば皆、まだ寝てるのかな?」

「さぁ…メールや着信はないね…」

スマホを見る由佳…

由佳「あっ着信着てた…電話していい?」

「うん」

…電話…

あっもしもし、ごめ~ん。

うん、先に朝食たべてる。

啓介君。

いや、そんなんじゃないって。

うん、はーい。

…電話終…

「誰?」

由佳「香子」

「なんて?」

由佳「今から来るって」

「男子も?」

由佳「ごめん、聞いてない」

「俺、どうしよっかな…」

由佳「電話してみる?」

「いや、いいよ。女子が来たら戻ろうかな」

僕は、さっさと食事を済ました。

「コーヒーいる?」

由佳「うん、ありがとう」

「ホットでもいい?」

由佳「うん」

コーヒーを持って戻る。

「ところで、古宇利島って何がいいと?」

由佳「何がいいっていうか…まぁ恋の島で有名らしいよ」

「へぇ…恋の島…」

由佳「はぁ…私も彼氏欲しいなぁ(微笑)」

頬杖ついてこちらを見てくる。

ちょうどその時、香子ちゃん達が来た。

「あっ、香子ちゃん達来たよ」

由佳は振り向き手を上げた。

「じゃあ、俺、部屋に戻るけ」

由佳「えぇー、居ればいいのにー」

「いや、居づらいやろ」

香子「帰ると?」

「うん」

香子「居ればいいのに、ねぇ(由佳の方を向く)」

真理「居ればいいやん、貴明君達も起きてたから来るんじゃない?」

尚子「智君も来るって言ってたよ」

「…じゃあ、待っとこうかな」

香子「由佳はもう食べたと?」

由佳「うん」

香子「今日の予定決めた?」

由佳「ううん、まだ」

「えっ?古宇利島は?」

由佳「あっ、行けたら…」

香子「古宇利島いいね、もしかして二人で行く予定だった?」

由佳「そんなことないよ」

「二人って、車二人だけで使っていいと?(笑)」

香子「そっか〜」

尚子「みんなはどうすると?何処か行く?」

明日香「お土産とかは明日買うやろ?」

香子「うん」

真理「私も邪魔じゃないなら古宇利島行ってみたいなぁ」

由佳「もう、邪魔とか本当にそんなんじゃないって!」

香子「由佳が良いならみんな行く?(笑)」

尚子「うん、行ってみたい」

明日香「うん、私も。男子はどうすると?」

「えぇ…知らん」

香子「じゃあ、来たら聞いてみよう」

(男子到着)

香子「ねぇ、男子って今日は何する予定?」

貴明「んー、決めてない」

浩平「ちょっと二日酔いなくらい」

香子「古宇利島行く?てか車使っていい?」

「古宇利島いいやん、俺行ってみたい」

「古宇利島っちなん?」

「島」

「島は分かる。何があると?」

「橋?」

「えっ?橋だけ?」

「あとは…何っけ?」

真理「ハートロックとか?」

貴明「ハートロック?」

真理「海にあるハートの形をした岩かな」

圭太「他には?」

真理「他には…無い」

貴明「えぇ…何時間くらい?」

「往復2時間かな」

浩平「午後には帰って来るっちゃろ?」

「たぶん」

貴明「啓介も行くと?」

「いや、何か俺が運転手らしい」

貴明「ふーん、まぁいいや俺は」

浩平「俺も午前中は休んどく」

圭太「俺もいいや」

「こっちに居て何すると?」

貴明「寝る」

「じゃあ、俺も行こうかな…車乗る?」

「8人やけ大丈夫やろ…9時出発でいい?」

香子「うん」

由佳「うん」

「オッケー」

「じゃあ9時に玄関ね」

(9時玄関)

「じゃあ行こうか」

助手席は水族館の時のこともあり、由佳。

後部座席は真ん中が男子で両端に女子が座るようになった。

「狭くねー」

香子「両手に華やろ(笑)」

他愛もない話をしながら約1時間…

古宇利島大橋に着いた。

「ここ?」

由佳「うん、たぶんここ」

「凄いね、まじ海綺麗」

由佳「よかったぁ、喜んでくれて(笑)」

後部座席でも同じようなことを話している。

綺麗な景色を眺めながら古宇利島大橋はあっという間に渡りきった。

「次、どうする?」

真理「ハートロックは?」

「ああ、忘れてた。何処?」

由佳「ちょっと待って、ナビ入れるね」

由佳「いいよ」

「じゃあ、行くね」

10分くらいでティーヌ浜(ハートロック)に着いた。

駐車場に停め、海岸を歩いたが…

「ハートロックって何処?」

「ここの何処かと思うよ」

由佳「あれかな?」

やや沖にある岩を指さした。

「ああ、あれ?」

確かに、見ようと思えばハート型に見える。

真理「たぶん…ネット調べたけどあれだと思う」

「結構強引なハートやね(笑)」

「まぁそんなもんやろ」

由佳「香子ちゃん何しようと?」

砂浜に何か書いている…

駆け寄って見ると…相合傘…由佳と啓介

由佳「ちょっと!」

「てかさ、昨日から意味深な行動多くない?二人って寄り戻ったん?」

香子「んー、啓介君次第かなー」

尚子「啓介君、由佳ちゃんのこと好きって言ってなかった?」

「てか、昨日二人で寝てたけど何もなかったと?」

「いや、何もなかったよ…てか智も尚子ちゃんと寝てたやん!何もなかったと?」

智と尚子ちゃんが顔を見合わせる。

「実は、付き合ったっちゃん」

このことは女子もまだ知らなかったようだった。

由佳「えっ?いつ?」

尚子「美ら海水族館で」

香子「なんて言ったと?」

「普通に『付き合ってください』って言ったよ」

明日香「抜け駆けやん」

真理「ホント、ずるーい」

尚子「真理ちゃんも明日香ちゃんも最近まで彼氏いたやん。」

「啓介も告白したらいいやん!」

香子「場所もちょうど良いんじゃない」

「こんな感じで告白って嫌じゃない(苦笑)」

香子「え?別に良くない?ねぇ」

由佳「うん、してくれるなら」

(んんん、困った。)

「ちょっと待って…よし」

「由佳さん…別れた後もずっと好きでした…前にも言ったけど、由佳さんの笑顔がとても大好きです…これからも一緒に笑い合っていきたいので、僕と付き合ってください…お願いします。」

僕は手を差し出した。

「はい♡ずっとアピールしてたんだよ」

由佳はその手を取った。

「おおお」

拍手をしてくれた。

帰りの車の中は恋話と恋愛ソング中心に盛り上がった。

僕はまだ前回別れた理由を聞けていないのでモヤモヤした部分もあった。

午後、その話を聞くことになる。

午前の部終わり。

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