(主に知的な)障害がある女性と仲良くなった話~二人目 ナルミちゃんとの思い出~

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ユウカさんに続きまして。

…ユウカさんって誰だ?という方は、

この話の前に「一人目」として別の話をしていましたので、そちらを見ていただくものとして。

今回みなさんに紹介致しますのは、今のご時世柄、

大変に「タイムリーな」話となってしまう方かもしれません。

何がとは言いませんが、お話していく中でお察しいただければと思います。

今回の主人公は、おそらく20代半ばと思われる「ナルミちゃん」です。

前回のユウカさんに対して、こちらはナルミ「ちゃん」

もちろん、20代半ばという若さがあるから敬称が異なるというわけではありません。

そんな失礼なことはいたしません。

彼女を「ちゃん」と呼ぶのは、その見た目から。

青紫色のアイシャドウに、少しラメ入りのウルウル系な口紅(リップ?)というお化粧を必ずしていました。

ネコちゃん系の、地下アイドルのような風貌で、身長も小柄でした。

確実に155センチ以下。

もしかすると140センチ台であったのかもしれません。

年齢がはっきりと分からないのは、ナルミちゃんに聞いても答えがその都度変わるから。

…その程度の知的な能力、ということなのでしょう。

驚くほどよく話せますし、話している雰囲気は「普通」に聞こえます。

が、内容を聞いていくと、その幼さがよく分かりました。

難しい話は何も分かりません。感覚的に話しているだけ。

例えばテレビのあらすじ。

おそらく幼児向けアニメの内容でも説明できません。

「悪いことをしてバイバイキーンと飛んでいく」程度のことは分かるようですが、それが関の山。

文にして説明しようとすると、それは難しい。

「説明」という行為自体がそれなりに高等技術なのですが。

それほどでもないと思われること…おそらく一ケタの足し算引き算も難しい。

自閉傾向がある方だと、この程度の知的な能力の方の場合、

やり取りとしての会話が難しい方もいらっしゃることと思います。

それは、自閉症の特徴の一つとして言語面での難しさがあるため。

自然と発達していくはずの言語的な能力が、

脳機能の何らかの障害のために育ちにくい…。

そんな様子が見受けられるのですが、

ナルミちゃんにはそういう要素はありませんでした。

純粋に知的な障害がある、という女性だったのだと思います。

…さて。

そんなナルミちゃんとの出会いは、かなり変わった入口からのものでした。

それは…恥ずかしながら。

僕が出会い系サイト」と呼ばれるものをいじっていることが職場でバレてしまったから。

どこで盗み見られたのか…あるおじさん職員に見つかってしまいました。

あの当時はまだ、緑に白抜きの吹き出しマークのアプリがライフライン化された今とは違い、

まだまだガラケーが頑張っていた時代でした。

なんとソーラーパネルを搭載したガラケーがあったほどですが、

みなさん覚えていらっしゃるでしょうか。

…そんなガラケー時代、活躍したのがメーリングリスト。

サービスを提供するサイトを介して、職場の連絡網が構築されていました。

そのため、直接的に個人のメールアドレスなどを知らずとも、

メーリングリストに登録されている者同士、誰でも連絡を取れるようになっていました。

まぁ、やっていることは今とほぼ一緒ですけどね。

それがまだ「メール」という手段であっただけで。

長くなりましたが、ある日の僕は、そのメーリング経由で届いたメールで、

このおじさん職員に呼び出されるわけです。

おじさん職員のことは、仮にヨシさんと呼ぼうと思います。

五十代のベテランさんで、若手の僕らでも話しやすい、良いおじさんです。

が、そんなおじさんから「ちょっと個人的に話したいことがあって」と。

ちょうど休みの日がシフトで重なった日の昼間に、食事ついでにと呼び出されました。

…え?夜飲みながら、ではないの?

と、内心では思いつつ。

ラーメン行こうかと誘われ、おいしいラーメンをいただきに出発します。

車は出してくれるとのことで、僕は自転車で集合場所まで行きました。

正直なところ、直接自転車で向かうことができる場所ですが、

連れて行ってやるよと言われれば、断るわけにもいきません。

「休みの日にごめんよー」

「いえいえ、ありがとうございます」

「デートじゃなかった?」

「今の所相手がいないのでっ」

…この当時の僕はまだ、彼女がいなかったためにしばしば「彼女いないキャラ」をいじられていました。

そのあたり、色々世間話をしつつ…。

「あのさ、率直に聞いてもいい?」

「なんですか?」

出会い系ってイイの?」

この時点で、僕はまさか出会い系愛用者であることがバレているとは思ってもいないので。

適当に話に乗るしかないと思っていました。

それでも、ヨシさんは「誤解せずに聞いてほしいんだけど」という前置きで、

ど直球ストレートな豪速球をぶち込んできました。

「実は君がいじっていた出会い系っぽいケータイの画面が見えちゃってさ」

「…」

「それで一人の男として、話を聞きたいのと、ちょっと相談もあってね」

「相談、ですか?」

やはり、出会い系をいじっているとバレるのは、ものすごく恥ずかしいことで。

一瞬にして顔が真っ青になったと思いますが、

その後の話の流れは予想外で、すぐに正気に戻りました。

よりにもよって、こんなベテランのおじさんから相談、

しかも話の流れで出会い系が出てくるとは…。

だいたい、僕は職場で出会い系につなぐことはないので、

どこでバレたのかも気になる所でした。

が、その辺のやり取りは置いといて。

「車の中だからって、職場である以上安心しちゃダメだよっ」

…ええ。休憩中に、車に戻ってケータイを出会い系につなぐことはありましたとも。

そしてそれを、たばこ休憩のヨシさんにこっそり見られていた、と。

そんなこんな、色々な話をしながらラーメンをすすり、喫茶店に行き。

注文をして一段落という所で、ヨシさんはまた剛速球を投げ込んできました。

「突然なんだけどさ…この子、どう思う?」

そう言って見せられたのは、未だに登場する気配もない、

今回の主人公であるナルミちゃんの写真でした。

冒頭で説明したようなお化粧に、ゴスロリ風な黒いドレス。

そんな画像がヨシさんのケータイから出てくること自体が驚きでしたが、

女の子自体はメイド喫茶か何かの子なのか、かわいらしく見える子でした。

「え?…普通にかわいい、ですね」

「でしょ。もしサイトに出てきたらうれしい?」

「そりゃぁ、まぁ…」

「もしもさ、この子がね、条件はあっても、基本いつでもオッケーってなったら、定期的に会おうと思う?」

…どういうこと??

頭の中で「?」がたくさん浮かびました。

そう言われてみると…当時は「ホ別2」とか3とかいう言葉が当たり前のように飛び交っている時代でした。

が、何人かと出会いはしたものの、もう一度会おうとなった方はいませんでした。

女性の方は、良いカモだと思ったのか連絡先を聞いてくれたりしましたが…

こちらからはもちろん、相手からも連絡が来ることはなく。

出会い系=その場限り」という頭でした。

もちろん「セフレ」なる存在ができればうれしいですが、そんな簡単にはいきません。

そういう意味で考えると、条件というのがどの程度の何なのかは気になりますが。

はじめから「定期的に」という前置きがあると。

何やら気になるものは大いにあります。

「気にはなるけれど、会ってみないとちょっと分からないです」

「ははっ、そうだよな。そう言うと思ったよ。そんな君だからって話でもあってね。まさか君がって思ったけどね」

ちょくちょくディスられることに心が傷つきつつも、こんな立場では何も言えません。

そして、話もどんどん進んでいきます。

「良かったらさ、今日会えるけど、会いたい?」

「えっ、今日ですか?」

「うん。元気になれそうなラーメンも食ったし、君さえよければ」

「ヨシさん、結構グイグイ系のおじさんだったんですね…」

「いまさら気付いたの?」

…そんなこんなで、僕は全く見ず知らずのナルミちゃんと出会うことになりました。

場所は職場からそれほど遠くない範囲。

職場付近に住んでいて、僕が自転車を乗り回していることを知っているヨシさんは、

場所さえ分かれば自分で行けるだろうと、ナルミちゃんの自宅を教えてくれました。

昔ながらの長屋が何棟か並んだ、ちょうど真ん中あたりの棟の一番奥。

そこが画像の女の子であるナルミちゃんの自宅なのだそうです。

「あの、自宅へ行くんですか?」

「信じられないだろうけれど、訳ありでね。するのもあの家だよ」

「一人暮しなんですか?」

「まさか。あんなのに若い子が一人でいると思うか?」

「ですよね…え?でも、家族がいるんですか?」

「あぁ。おばあちゃんとお母さんがいる」

「えぇっ!?それ無理じゃないですか?」

「だからさっきも言ったんだけど、色々なんだ」

喫茶店を出る前に聞いた話によれば。

ナルミちゃんは、家族が理由でお金が必要な状態にあるらしく。

それゆえに、危険な不特定多数を相手にするよりは、

安定的に安全な人からお小遣いを稼ぎたいという思いがあること。

そして…。

「じつはさ、知的な障害があってね。それもあって、行動が制限されちゃうんだよね」

「そうなんですか」

「何も知らずにそういう状態の子と出会ってもさ、相手もアレ?ってなるだろ?」

「まぁ…そうですよね、たぶん」

「でも、君ならこういう業界にいるんだし、そのあたりバッチリだろ?」

「バッチリっていうか…でもまぁ、それでどうってことはないと思います」

「だろっ?それでいて君は幾分クソまじめすぎるけど、本当は適度に抜けていて良いキャラの好青年だからね」

…お選びいただけて光栄でございますわ。

「最後に言っとかないといけないのは、これは彼女自身の意志ではなくて、

お母さんやおばあちゃんの影響でこういう流れになった部分もあってね」

「どういうことですか?」

ここで初めて、ヨシさんのしゃべりが止まりました。

次に続いた言葉は…それ以外に言葉がなかったのでしょう。

普段のヨシさんであれば口にしないであろう言葉。

「君だから率直に言うけど。まぁあれだ。金づるだよな」

「あー…」

「世の中そんなもんだ。それで救われる人もいる。そうだろ?君は欲求を満たし、相手は対価を得て生活ができる。ニーズに対するサービスがあって、そこに対価が発生する。どんな場所にも金が付いて回る。そして俺らは生きている。結局金かって話で、嫌なもんだけど」

「そうですね…」

「だから自由だ。嫌なら何も気にせず断ってくれよ」

「あ、いや、そこは大丈夫です」

「何が大丈夫だよっ」

…そんなこんなで、僕は集合場所まで戻ってきました。

「最後に一つ。これが一番重要なことなんだけどね」

「なんですか?」

「たぶん…いや、分からないけれど。お母さんもおばあちゃんも、変な勧誘をしてくるかもしれない」

「勧誘、ですか?」

「まぁその、なんだ。色々怪しいものを売りつけるとかさ、あるだろ?」

「詐欺とか、そういうのですか?」

「んー、それはちょっと違うんだけどさ。その、オーラとかさ。スピリチュアルな、なんか宗教とか色々あるだろ?」

…一昔前、その手のものが流行った時期がありました。

が、流行り廃りに関係なく、古くから今まで、似通ったものは存在しているのでしょう。

「…そういう感じなんですか?」

「まぁ、君なら行けば分かるかな…色々ちゃんと知識があるみたいだしな。それもあってなんだけど。とにかくそういうのは気にせず断ればいいから。色々が発生するのは、あくまでナルミちゃんに関することだけっていうのを覚えておいてほしい」

この後の流れはこんな手順でした。

準備ができたら、教えてもらったナルミちゃんの自宅まで行き、ヨシさんに到着した旨をメールする。

そしてヨシさんからオッケーの返事が来たら、インターホンを押さず、そのまま玄関を開けて入れば良い。

この時点で、わけの分からない急展開な出来事に不安感はありつつ。

話の流れ的に、少なくとも殺されることはないだろうし。

そういう意味合いでの心配はなさそうだと、漠然とした安心感がありました。

それよりなにより、ヨシさんはこの話にどうやって絡んでいるのだろうか。

もしかして、ヨシさんもこの、ナルミちゃんという子と…?

疑問は膨らむばかりでした。

「玄関を開けると、お母さんが待ってるから、あとは話を聞いて楽しんでこれば良い」

…時刻は夕方。

日が沈み始め、長屋の並びはすでに薄暗く、そして静かでした。

長屋の他の部屋には人がいるのか、それともいないのか。

それすらも分からないような雰囲気で、どこかタイムスリップしたような感覚すらありました。

木が黒くなって、失礼ですが小汚い…作りとしては磯野家の玄関のような。

ああいう引き戸タイプの玄関を開けると。

全身白色という女性が、三つ指をついて頭を下げてお出迎え。

引き戸を開けて、少し目線を下げた所にそんな方がいらっしゃるので、正直なところ、すごく驚きました。

「ようこそおいで下さいました」

「え、あ、はい、どうも…」

「お入りください」

右手を小さく動かして、中に入るように身振りをしながら…上げられた顔は、なかなかとお綺麗なおばさまでした。

ナルミちゃんと同じく、青紫色のアイシャドウをされていて、

口紅は落ち着いた暗めのトーンの赤…に、見えました。

入って左手に通されると、そこは居間のようでした。

目立っていたのは、何か「祭壇」のようなスペース。

ヨシさんが言っていた意味が分かりました。

「ようこそ、我が家へ」

そして祭壇の前には、おばあちゃまも座っていらっしゃいました。

こちらも、上下とも白というコーディネートでした。

何か、そういう決まりでもあったのかもしれません。

「先に、いただくものを…」

「へっ?ぁ、はい」

ヨシさんから言われたのは、「とりあえず今回は」2万円。

ホテル代がない分、多少ありがたい額ではありました。

「では、先にお風呂へどうぞ」

「おふろ?あ、はぃ。ぃぁ?」

どういうわけか、お母さんは僕の服を脱がせ始めました。

何をされるのだろうと一瞬恐怖を感じましたが、ひとまず流れに身を任せるしかありません。

「こちらです」

「ごゆっくり」

裸にさせられると、僕はお風呂に通されました。

これも古い…聞いたことしかない「バランス釜」のお風呂でした。

賃貸選びのとき、これのお風呂がある部屋は避けてきたので、

写真で見たことはありました。

とりあえず、本当に「お風呂」が沸いていたので。

シャワーだけでなく、ふろにも浸かって、出ました。

脱衣所に出るとすぐに、お母様が登場します。

「お着物は、こちらをどうぞ」

「え、あ、はい…」

「お荷物は、お召し物と一緒に部屋に運んでありますので、ご安心を」

「ど、どうも…」

「では、こちらへどうぞ」

対応だけで言えばまるで旅館です。

手渡されたのは、本当に旅館にありそうな、色あせた藍色ベースの浴衣でした。

が、僕が今いるのは、お世辞にもきれいとは言えない…けれども、

室内は意外ときれいではある、昔ながらの古い長屋です。

さらに言えば、とてもやましいことをしに来ています。

いつもであればそれなりに胸の高鳴りがあるはずですが…。

今のところ、そんな要素はこれっぽっちもありません。

そんな僕の気持ちを放置したまま、狭い平屋では廊下といえるほどの通路もなく、すぐに隣の部屋です。

「こちらで、娘のナルミがあなたをお待ちしております」

「はい…」

「娘が納得した上でのことであれば、自由にお過ごしいただいて構いません」

「自由にって…例えば、どんなことですか?」

「そうですね。どのようなことをご希望ですか?」

「…」

大変に、自由にしにくい雰囲気です。この上なく。

「さ、ご遠慮なくどうぞ」

その一言を最後に、お母様は居間の方へと去っていきました。

そうなれば、とりあえず目の前の引き戸を開けるしかありません。

引き戸は見た目よりも滑らかに動きました。

引き戸にはめられたすりガラスが揺れる音とともに、低い地響きが響き渡ります。

「あっ、いらっしゃい」

引き戸を開けるまでの空気感など何も関係がないような、明るいソプラノボイスが出迎えてくれました。

敷布団と、小さなテレビが乗ったテレビ台、それに狭い部屋には圧迫感がある4段の組み立て収納ケース。

…収納ケースの上には、何やら白い布が被されています。

それが目の前に広がる部屋の中のすべてで。

写真で見た通りの顔のナルミちゃんは、布団にちょこんと座り、

小さなボリュームで幼児アニメを見ていました。

「お兄さん名前は?」

「名前?お兄さんは…」

「お兄さん?じゃぁお兄さんね」

どのように名乗ろうか迷い始めようと思った矢先、話は勝手に進んでしまいました。

話し方は、声質も相まって、まるで小学生のようでした。

フワフワがついた白いドレス?を着ていますが、

小柄な体形と話し方、声質、そして風貌が重なると。

目の前にいる相手が大人なのか子どもなのか、一瞬分からなくなりそうです。

ただ、風貌は「完全に子ども」ではなく。

パッと見だけで言えばやはり「かなりロリ路線の大学生?」といった具合です。

どこかに表示されているかもしれませんが、彼女によく似た雰囲気の、

オトナのための女優さんがいらっしゃることに最近気付きました。

「お兄さんは何がしたいの?」

「えっと、じゃぁ、服を脱いでほしい、かな」

「分かったー」

何も躊躇することなく、ナルミちゃんはふわふわ白ドレスを脱いでいきます。

「これも脱ぐの?」

「あ、それはそのままで良いよ」

ナルミちゃんはブラを両手で持って尋ねてきました。

ひとまず、付けたままにしてもらいました。

間違いなくAカップと思われる、谷間が見当たらないかわいらしいお胸でした。

僕はおっぱい星人ではなく、かわいいおっぱいが好きなので…全く問題ありません。

サイズ的にかわいいものが多いのかもしれませんが、

上下とも白の下着は、パンティに限っては少しセクシーでした。

隠されるべきお股の部分は、かなり狭い面積のダイヤ型の生地で守られているものの、

その他の部分は幾何学模様で、まるでクモの巣のようになっています。

「ねぇ、次はどうするの?」

「ぎゅってしていい?」

「うん!ナルミぎゅってされるの大好きなのっ」

僕が動くよりも先に、ナルミちゃんがぎゅっと抱きついてきました。

僕には妹はいませんが、妹がいたらこんな気分なのでしょうか。

いやいや、そんなことは決してない!と、友人たちは断言していましたが。

ただ、小柄なナルミちゃんに抱き着かれると、何か体の奥でキュンと切ないものがあり、今までに味わったことがないような気分です。

「女性の香り」も僕の鼻をくすぐり、気分は完全にそっち系にシフトしました。

大人な女性を求める人には全くもって不向きですが…。

このくらいの知的な障害がある方にはあるあるの、

自分のことを名前で言ってしまうあたりも、なかなかですが。

妹系の女の子と素敵な時間を過ごしたい人からすれば、

これは夢のような時間なのかもしれません。

「おしりとか胸とか、触っても良い?」

「いいよ」

体にセクシーさはまったくありません。

ただ、やわらかい中にもしっかりとプリッとした弾力があるお尻は、

とても素敵な触り心地であると感じます。

「ナルミちゃんは、こういうことたくさんしているの?」

「うん」

「エッチなことは好き?」

「エッチなことって?」

「え?今してる、おしり触られたりとか」

「これはナルミのお仕事だよ」

仕事。なるほど…。

「お仕事は好き?」

「好きだけどねぇ、痛いのはいや」

「他のお仕事は、どこに行ってるの?」

おしりやおっぱいを触られても、あまりこれといった反応はないようでした。

なので、頭や肩や背中や、色々な所を撫でてあげつつ、世間話もしつつ。

一応「前戯」のつもりで。段階を踏みました。

ちなみに、質問に対しては事業所の名前を答えてくれました。

彼女には言葉の面での苦手さはないようですが、関わり方には幾分一方的な部分があり、

そのあたりで萎えてしまう人もいるのかもしれません。

「ここも触るね?」

「いいよ。お兄さんもお股好きなの?」

この世に女の子のお股が嫌いな男などいるはずがないでしょう。

もちろん好きですとも。

「お股触られると、ナルミちゃんは気持ち良い?嫌?」

「よく分かんない。みんな聞くけどねぇ、知らないの」

実際の所、お股を触られながらもこんなふうに平然と話しているのですから、

おそらく本当に「何かされている」程度の感覚なのでしょう。

「ねぇ、ナルミちゃんは…なんか呼びにくいな。ナルちゃんって呼んでも良い?」

「うん。お母さんもナルちゃんって呼んでるよ」

感情がまったく感じ取れなかった、あのお母様…今もすぐ横の部屋にいるはずですが、どんな心境なのでしょう。

そんなことを思いつつもやることはやろうとしているのですから、僕はもしかして犯罪者も同然なのでしょうか。

さておき、あのお母様の母親っぽい所が初めて感じられ、なぜかホッとしました。

「じゃぁナルちゃんって呼ぶね。ナルちゃんは、フェラってできる?」

「フェラってペロペロのこと?」

「そうそう。知ってるってことはできるのかな?」

「うん。じゃぁ準備するね」

そう言って、ナルちゃんは収納ケースの上にかぶせられていた白い布を取りました。

「何味をくれるの?」

ケースの上にあったのは、寝かされた蜂蜜のボトルと、イチゴジャム、マーマレード、ブルーベリージャム、チョコクリーム…。

世間一般には、パンに塗られることが多いであろう甘めのものどもが数種類。

それと一緒にキッチンタイマーも置かれています。

当然のようにスプーンもたくさん。

「えーっと…これは、何?」

「好きな味を選んでねぇ、おちんちんに塗るんだよー」

…それはいったい、何プレーですか?

「これ、塗らないとペロペロしてもらえないってこと?」

「うん。だって味がなくてまずいからっ」

えー…まぁ、確かに正論な気はします。

いや、どうなのでしょう…?

「ナルちゃんは…今、何味が良いの?」

「えっ、選んでいいの?」

「ぃ、いいよ」

「じゃぁミルククリームーっ!これおいしいんだよー!」

なんだか嬉しそうにしてもらえて…それでも僕は、なんだか複雑な気分です。

やり取りしつつ、浴衣は脱ぎました。

あとはお作法に従わせていただきます。

「じゃぁ塗って?」

「えっと、どれくらい塗るの?」

「え?みんなペタペタってするよ」

まったく分かりませんし、スプーンとミルククリーム(手のひらサイズの大きな容器)を手渡されても、

やることは分かっているのにすごく戸惑いがあるのはなぜなのでしょう。

もしかしたら、一般のまともな人ならば、この時点で帰るのかもしれません。

しかし、僕らのような仕事をしていると、

ある程度以上「その人の世界観に飛び込む」ことが何の違和感もなく当たり前のようにできてしまえるので、

もはや職業病…文字通り病気なのかもしれません。

が、多様性とはおそらく、そういうことなのでしょう。

「これくらいで、いい、のかな?」

「うん。それ貸して?」

スプーンとミルククリームを僕から受け取ると、ナルちゃんは代わりにタイマーを手渡してきました。

「これでねぇ、音が鳴ったら、次の味を塗るんだよ」

「あ、そういうこと?」

設定時間は5分。

要するに、味が無くなるごとに塗っていては、ナルちゃんが糖分過多でとんでもないことになってしまうので。

それを防ぎつつも頑張れる時間というのが5分なのでしょう。

よく考えたものです。

「準備は良い?」

「うん」

肩幅に開いた両脚の間で、ナルちゃんがひざまずいて僕のそれを握っています。

さすがに「事前準備」の段階で僕のそれも萎えてしまっていましたが、

にぎられると同時に、早くも元気さが戻ってきそうです。

「じゃ、よろしくね。よーい、スタートっ」

考えてみると、こんな合図をするのも変なものですが…。

いちいち突っ込んでいると萎えてしまいそうなので封印します。

ナルちゃんは子どもがペロペロキャンディを舐めるかのように、

先っぽから根元に向かって、味が付いている部分を味がなくなるまで、丁寧にペロペロし始めました。

手コキもなければ、当然口で締め付ける感覚もなく、

本当に小さな舌べらが口から出て来て、チロチロと僕のそれを舐めてくれています。

テクニックも何も無いですが、新感覚すぎるフェラでもあり、

眺めている分には楽しい時間でした。

声をかけると、おそらくはおしゃべりに気が向いてお仕事が止まってしまうので、

ひとまず5分間は黙っていることにしました。

そして黙っている5分間のうちに、僕は思いつきました。

お母様は「ナルちゃんが納得していれば」何でも自由、と話してくれていたので。

おそらく、この遊びの正解はこういう形。

「終わったよ。次はどうする?」

「ねぇ、あと一回さ、他の所もペロペロしてくれる?」

「どこをするの?」

「それはねぇ…ほら、お兄さんここで寝ているから、お兄さんの体に好きな味を付けて」

なかなか「全身リップ」なるサービスをしてもらえる機会はありません。

が、ここではコミコミ料金なので、ナルちゃんさえ納得してくれれば何でもできます。

とはいえあんまり長く遊びすぎると心配なので、そこは考えつつ遊ばないといけませんが…。

案の定、ナルちゃんは喜んで僕の体をデコレートしてくれました。

スプーンですくう量が一般人が思う量とは異なっており、

すごい量を体の上にべちゃ!っとしてくれたので。

僕は仰向けのままスプーンを片手に、多すぎるピーナッツクリームやら、

イチゴジャムやらを体のあちこちにセルフサービスで塗らざるを得ませんでした。

絶対に誰にも目撃されたくない罰ゲームのような場面ですが、

ここまで来ると笑えてしまいます。

「汚れちゃうから、ナルちゃんも裸になって」

「はーい」

ブラもパンティも無くなると、ナルちゃんの体はいよいよ中二、三くらいの女子の体でした。

…いや、実際にはそんなお年頃の女子の体は目にしたことがないので、あくまでイメージですけどね。

まさか本気で生えていないのか?いやいやそんなバカな。

でも、お股はそれくらい、つるつるです。

「お兄さんの顔の上でさ、お馬さんになれる?」

「おうまさん?」

ウエットティッシュがあることは確認できていますが、そうはいっても起き上がると色々厄介そうな体の状態なので、

僕は仰向けのままナルちゃんを誘導しなければなりませんでした。

が、なんとか無事に、僕の頭の方から順に首、胸、お腹…と。

四つん這いになったナルちゃんがだんだんと僕の脚の方へと移動していき、

最終的にシックスナインの体勢になれる、であろう状態を整えられました。

「これでペロペロしてみて」

「わかった」

ネコちゃんに体をペロペロされているような感覚ですし、正直エロさはありません。

が、リクエストに何の躊躇もなく応えてもらえること自体はうれしく、

くすぐったさも心地よいです。

ナルちゃんの体がだんだんと僕にかぶさっていき、いよいよお胸が僕の目の前です。

「おっぱい触るね」

「いいよ」

随分と張り感の強いおっぱいです。

心なしか、乳首も小さめです。

大きさよりもかわいさ、きれいさ重視の僕にとっては、こういう胸でも問題ありません。

「ナルちゃんはさ、おっぱい触られると気持ち良い?」

「えー分かんない」

実際の所、そんなに何という感覚はないのか、

胸を触られても、吸われても、ナルちゃんの様子はほぼ何も変わりません。

それに、体に塗ったあれこれが無くなって味もなくなると、

ナルちゃんはどんどん僕の下へ下へと進んでいき、今度はそろそろお股が現れます。

「お股もかわいいね」

「ナルミかわいい?」

「とってもかわいいよ。触って良い?」

「いいよーっ」

かわいいと言われてうれしかったようです。

ナルちゃんの声が少し弾んでいました。

お股の方は…ぷっくりとした土手のようで、張り感強めな胸よりもむしろ、

こちらの方が柔らかいくらいの手触りです。

両手を使って御開帳させていただくと、小陰唇は小さめながらも、

やはり色素はそれなりに沈着しています。

子どものようなロリロリお股、ではありません。

ただ、年齢が20代半ばくらいと考えれば、きれいなお股です。

土手周辺を愛撫した感じに、なんだか少し湿り気は感じられましたので、

ナルちゃんの反応をうかがいつつ、指を挿入してみました。

「お股に何入れたの?」

「指だよ。痛い?」

「痛くないよ」

お尻を少し持ち上げ、股のぞきをするような形でナルちゃんが聞いてきました。

濡れているとは言えないまでも、唾を付けておけばなんとか問題ない程度のようで、

お膣さんはちゃんと僕の中指を付け根まで飲み込んでくれました。

何が入っているのか分かると、ナルちゃんは再びペロペロを始めてくれます。

…時折お尻を震わせますが、大きな反応はありません。

「はい、終わったよ」

「ありがとう。気持ち良かったよ」

「次はどうするの?」

「お兄さんのおちんちんをゴシゴシできる?」

「え~、それ疲れるからヤダっ」

なんと、ここに来て初めての「ヤダ」

どうしようかなと思いましたが…。

「じゃぁ10回だけなら、少しだから大丈夫でしょ?」

「少しで良いの?」

「そうだよ。少しなら疲れないし、できるよね?」

「うん。いいよー」

…あっさりオッケーしてくれました。

言われた通り、僕のそれを鷲づかみして、上下に動かし始めてくれました。

テンポ的には…たぶん、ラジオ体操第二のイントロのピアノくらいのBPMでしょうか。

当然あっという間に10回の上下運動が終わるはずですが、

20往復に達しようとしてもそのまま続けてくれています。

…そう。数を数えられないのでしょう。

誰かと一緒に、指をさしながら一つずつ物を数えていくのであれば、

数を数えることもできるかもしれませんが。

作業をしながら数も同時に数えるという技能は、ナルちゃんのキャパを超えたものとなるようです。

「ナルちゃん上手だね」

「うん」

「今さ、お股で指が動いてるの分かる?」

「分かるよ」

「今…指は入った?出た?」

「入ってるよ?」

「そうだね。出ていくのも、分かる?」

「うん」

「じゃぁ、お股の指と同じ速さで、お兄さんのおちんちんをゴシゴシできる?」

「できるよ」と言ってくれましたが、当然できません。

言われたことの意味が理解できていないのです。

でも、とりわけ知的な障害がある方々というのは、よく分からなくても「はい」「分かった」と。

分かってなくても「分かっていない事が分からなくて」適当に返事をしてしまうことがよくあります。

仮に知的な障害が軽度の方であっても、分からない事をどう伝えれば良いのか分からなかったり、

そもそも「分からないことを伝えること」自体に抵抗を感じる人がいたりと。

それぞれの理由で、「分かりません」を言えない人が相当数います。

そのため…お仕事などで彼ら彼女らと接する場合、

確認のために「何をどうすればいいのか」「こういうときはどうすれば良いか」と。

そんな質問を通して理解度を測り、ミスやトラブルを回避する必要があります。

「ほら、今は普通な早さだね?」

「うん」

「じゃぁ…今は?早い?ゆっくり?」

「少し動いてるよ」

「そうだね。じゃぁ、ゴシゴシも少しに、ゆっくりにできる?」

「こーぉ?」

ナルちゃんのゴシゴシが、ゆっくりそーっとした動きに変わりました。

「そうそう!」と褒めてあげると、うれしかったようです。

うれしくなると、自分で「疲れるからヤダ」と言っていたことなどすっかり忘れ、

こちらが言うことに付き合ってくれちゃいます。

適切な内容を適切なタイミングで褒める、感謝する。

大人も子どもも、誰だってそうしてもらえればうれしいものです。

「じゃぁ次だよ。次はどう?」

「たくさんになった!」

「お股痛くない?」

「痛くないよ」

「それなら良かった。ナルちゃんも、たくさんゴシゴシして?」

「うんっ」

ナルちゃんのBPMが上がりました。

もっともっと!と言うと、それを握る力が強くなり、ぎゅっと握って素早く思い切りゴシゴシしてくれました。

…さすがにちょっと痛くなってきたので、ありがとうと言ってストップしてもらいました。

今のところ「半立ち」状態ですが…。

ナルちゃん自体はかわいいので、それとなれば元気になるに違いありません。

「最後にさ、おちんちん、入れても良い?」

「いいよ。ちょっと待ってね」

ナルちゃんは立ち上がり、収納ケースの一番下を開けました。

驚きましたが、いわゆる「電マ」がそこにはありました。

他にも色々見えましたので…そういう道具が色々あるのかもしれません。

「これ付けないとねぇ、ママに怒られちゃうんだよ」

ナルちゃんが取り出したのはコンドームと、ローションでした。

ローションはまぁ、必要に応じてと言うことなのでしょう。

「じゃぁさ、これ、ちゃんと付けるんだけど、付ける前にスリスリして良い?」

「スリスリ?」

ナルちゃんには布団に仰向けになってもらい、両ひざを両手で抱いて、体を丸めるようにして一度胸に付けてもらい…。

そこからもうワンステップ、という流れで両脚を開いてもらいました。

その両ひざを持って、ナルちゃんの割れ目に僕のそれをあてがいます。

「あれ付けないと怒られちゃうよ?」

「うん。入れないから大丈夫だよ。まずはこうやって…ね?すーりすーりって。これならいいでしょ?」

「うーん、ダメならママが来るから大丈夫っ」

…やはり、ママはすぐそこで、こちらの様子に聞き耳を立てているのでしょう。

声が筒抜けなのか、すりガラスなのでよく分かりませんが、引き戸のすぐ向こうにいるのか。

もしかしたら、カメラでも仕組まれていて監視されているのか。

いずれにしても、そんな雰囲気はガンガンに感じていましたとも。

それでも母親公認の、こういう場なので。

来たら来たでやめればいいわけで、生では入れていないのだから、気にすることはないでしょう。

実際の所、お母さんは入ってきませんでした。

ナルちゃんのぷっくり割れ目は柔らかくて気持ちがよく、

僕のそれは想像していた通り、バッチリ元気になりました。

「おちんちん元気になっちゃった」

「元気になったの?」

「そうだよ。ピンピンでしょ?」

「ホントだぁ」

「約束通り、これを付けるからね…。ほら、付けたよ。おちんちん入れていい?」

「うん、いいよー」

おそらく、何をしているのか分かっていないのではないかと思いますが、

かと言って嫌そうな様子もまったくありません。

文字通りの「無知」な状態で、やり取りとして、もしくは「遊び」として…。

「おちんちん入れるよ。準備はいい?」

「いいよぉ」

ローションを付けなくても、少しずつそれは進んでいったのですが、スムーズさには欠けました。

なので一旦先っぽを抜いて、ナルちゃんの割れ目にローションをぬりぬり。

その間のおしゃべりは割愛して…再び先っぽをお膣さんの入り口にあてがうと、

今度はすんなりと僕を受け入れてくれました。

なかなかの締まり具合です。

「おちんちん入っちゃったねぇ」

「すごい?」

「すごいよっ。とっても気持ちいいよ」

「気持ちいい?」

「気持ち良いよ。ナルちゃんは大丈夫?」

「気持ち良くできたらお母さんに褒められる?」

「え?どうかな。褒めてもらえるの?」

「うん。それでねぇ…」

企業名は出せませんが、Mマークのファストフード店や、

お寿司が載ったお皿がたくさん回っているお店の名前が出てきました。

外食に連れて行ってもらえるようです。

「そうなんだ。ナルちゃんはさ、今してることって好き?」

「セックスのこと?」

「あ、知ってたんだ?」

「うん。なんかセックスって教えてもらった」

「誰に?」

「おじさーん」

「おじさんともセックスしたの?」

「したよー?」

…一体どれくらいの人と、いつからこんなことをしているのでしょう。

「ナルちゃんはさ、お寿司は何が好き?」

「ツナマヨーっ!」

「あー、おいしいよね。…セックスは好き?」

「え~…でも言ったら怒られるもん」

「嫌いって言ったらお母さんに怒られるの?」

「うん」

「なんで嫌いなの?」

「だってお腹苦しいもん…」

なんとなんと。

それほど表情が変わっていないようにしか見えませんが。

嫌だったとは思いませんでした。

ちなみに…もちろんではありますが、こうやって話をしている間も、

僕の腰は休むことなく動き続けています。

ローションのおかげで、それなりの締まりがあってもヌルヌルとピストンすることができ、非常によい気持ちです。

当たり前ですが、行為の最中にこんなにしゃべっていたことなど、未だかつてありません。

…本当はもっとたくさんしゃべっていますが、割愛していますよ?

ナルちゃんの場合、行為の名前は植え付けられていても、ただそれだけのことなので、

挿入されていようと何の関係もありませんし…。

注意力に課題があったり、多動傾向があったりする人の場合、

「愛する人との最中でも行為に集中できない」という例え話をされることもあります。

そういう方々の場合、気持ち良さよりも「同じ行為の繰り返し」に飽きて来て、

耐えられなくなってしまうのかもしれませんが、さておき。

僕は「気持ち良さを得られる行動の繰り返し」は大好きですので。

少し不憫に感じる部分はありつつ、このまま行為を続けさせていただきます。

「お腹のどのあたりが苦しいの?」

「え?このへんかなぁ?」

ナルちゃんはおへそとお股の間あたり…いや、それよりはお股に近いくらいのあたりに手を当てました。

「おちんちんが入ると苦しいの?」

「うん…」

「こうやって奥の方をコンコン突かれると苦しいの?」

「うん…」

「もっとする?早く終わってほしい?」

「終わってほしい」

当然ですが、ナルちゃんの表情はどんどん曇っていきます。

無理やりするのが好きな危険な人は…たぶん、こういう雰囲気が好きなのでしょう。

でも、僕はそうではないですし…何より、すぐそこにはお母様がいらっしゃる。

「じゃぁさ、ナルちゃんぎゅってされるのは好きでしょ?」

「うん」

「こうやって…ほら、ナルちゃんもお兄さんにギュってなって?」

「こーぉ?」

お互いに最も密着できて、なおかつ動きやすい体位…といえば、抱き着き正常位しか知りません。

何も言わなくても、ナルちゃんは自ら僕に脚を絡めてくれました。

腕と脚とで、ギュッとしがみ付いてくれています。

こういう状態を、最近では「だいしゅきホールド」などと言うそうですが、確かにそうなのでしょう。

「ほら、こうやってギュってできると、あったかくてうれしいでしょ?」

「うん」

「これなら頑張れるよね?」

「ずっとギュってしてくれる?」

「もちろん!だからナルちゃんもギュってしていてね?」

「うんっ!」

ナルちゃんの腕と足の力が一層強くなりました。

こんな妹がいたらうれしいなぁ…と、頭によぎります。

「ほら、おちんちん動いてるね。ナルちゃんのお股をコンコンしてるね」

「うん…」

「だんだん早くなっても、ギュってしていれば頑張れるよね?」

「うんっ…」

「強くコンコンされても、ちゃんと我慢できるよねっ?」

「うんっ!…」

ナルちゃんの体をぎゅっと抱きしめながら、思う存分腰を動かします。

お腹の奥はとても苦しいと思いますが…それでも、

お膣さんの奥の奥まで、思うがままにおちんちんを打ちつけます。

よくよく聞いてみると、僕のそれがお膣さんに打ちつけられるのを感じるたびに、

ナルちゃんの口か鼻からは短く息が吐き出されていました。

それは感じているというよりも、おそらくは本当に、

苦しさに耐えているが故の息遣いなのでしょう。

そんな状態でも行為をやめようとは思えない僕というのは、

意外と危ない性質をもつ人間なのかもしれません。

「もうすぐ終わるよっ…最後はどうなるか、知ってる?」

「お腹がねぇ、熱くなるの」

「熱くなるのは好きっ?嫌?」

「えー、わからない」

「そっか。でもねっ、もうすぐ、熱くなるからねっ」

「熱くなったら終わり?」

「そうだよっ。だからほら、最後はもっともーっと早くなるよ」

「うん…」

「たくさんコンコンするからねっ。あと少し頑張れるねっ?」

「うんっ」

自然と弱まっていたナルちゃんの腕と足の力が、再び強くなりました。

そんなふうにされると、不思議と興奮してしまいます。

「いくよぉっ!熱いの出してって言って?」

「熱いの出してっ」

言われた通り、僕は最高速でおちんちんのピストンを続けた後、

思いっきり熱いものを打ち放ちました。

同じ2万円でも、出会い系で出会った相手とであれば、こんなに自由に…いや、自由ではない部分もありましたが、

それでもこんなに思うがままのプレイを楽しむことなど到底できません。

「すごく気持ち良かったよ。ナルちゃん、たくさん頑張ってえらかったね」

「うんっ!」

抱き着き正常位のまま、顔をしっかり見て褒めてあげると、

ナルちゃんはとてもうれしそうに笑ってくれました。

そして、だいしゅきホールドが強くなりました。

うらやましくなるほど素直なナルちゃんです。

「これ、どうすればいいの?」

「えっとねぇ、ティッシュに入れて捨てるんだよ」

コンドームを外すと、案の定普段よりもたくさん出ている…ような気がしました。

お楽しみの結果をティッシュに包んでいると、お母様が登場です。

「娘はどうでしたか?」

…その聞かれ方が、妙に生々しく感じられました。

「気持ち良かったです」

「また来てくれますか?」

「いいのであれば…でも、あとは条件次第かも、ですね」

…そう。お金は大事ですし、限られています。

「いくらなら大丈夫ですか?」

「いくらって言われると…」

…ここでなんと、おばあちゃまも登場されます。

「あんたは優しそうだから、ワタシやナルミの面倒を見てくれんか?」

「え、面倒というと?」

「他の男と違ってなぁ、あんたはこぉ、ナルミと自然とやり取りできるし、気遣って優しくもしてくれて、無理やりはせんようだし」

いや、そうでもないですが…でもまぁ、そう言っていただけるとありがたい限りです。

というか、やっぱり監視カメラでもあったんですか?

それとも、そんなに声が筒抜けなのか…。

さておき、そんなこんなで。

僕がナルちゃんとおばあちゃまの食事を用意したりできれば、お母さんがいなくても大丈夫ということで。

その食事の食材代や、ナルちゃんを遊びに連れて行ったりする経費をもちさえすれば、

行為自体はフリーにしてやろう、と。

そんな話にまとまったのでした。

ただ、僕がいても「お客さんは来るかもしれない」とのことで…。

そうとなったら、そのお客さんはどういう気分なのだろうかとも思いましたが。

休みの日のうちの何日かはナルちゃんに付き合うものとすれば、

さほど多くはなさそうな出費で気持ち良くなれる。

それはおいしい話のように思えました。

そんなわけで…この話も、もうしばらく続きます。

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