僕の妻が快楽調教に堕ちていた④

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香織との行為が終わったのは、もう日も差し掛かる頃だった。

香織による騎乗位でのセックス…。

僕は一晩中その行為に夢中になっていたのだ。

果てては甘い言葉で再起し、また果てては快感によって揺れ起こされ…まさに快楽に囚われる…そんな甘い時間に包まれてしまった。

ふと気がつくと上半身を起こせるくらいには薬が抜けていた…。

僕は身体をベッドから起こすと、ベッドの下に舞子が居た。

僕は驚きを隠せなかった。

「ま、舞子?…ずっと、そこに?」

髪の毛をくしゃくしゃにして小さく座り込む妻が、そこには居たのだ。

「なんで…?い、いつから?」

僕は震えながら舞子に尋ねる。

「ごめんね…ちゃんと、最初から見てたよ。」

舞子は怒るでもなく、放心した表情で僕を見ていた。

「将吾も私の事を、見たんでしょ?」

舞子の頬には幾つもの涙が伝った跡が残っていた。

「私が、悪いから…ごめんね。こんな事に巻き込んで…。」

まさか、自分に対しての贖罪なのか?

僕の中で様々な考えが巡る。

「……ごめんなさい……間違ってるよね…でも、将吾の事、愛してるから…。」

そう言いながら俯き僕に腕を差し出して見せる。

そこには注射の跡が残る細く綺麗な腕が小さく震えていた。

「なぁ、舞子は…この後、どうなるんだ?」

僕は率直な質問をポツリと投げかけた。

「私と一緒よ。もぅ離れられない…。二週間もしない内に耐えがたい禁断症状が起こるわ。」

香織は淡々と話を進める。

「キメセクは特にね。脳にも身体にも染みつくのよ…。セックスをすればこの快楽を思い出す。ペニスを見たら条件反射に欲しくなる。私も舞子もしっかりと田坂に躾けられてるから…。」

僕はふと七海を思い出した。

でも辞められたケースもあるのではないか?

淡い期待が脳裏を過ぎる。

「そうか…。とりあえず、病院…。いや、更生施設か…。」

僕は以前舞子の言っていた知人の施設を思い出していた。

「そうね…例えば、ほら。」

不意に香織が携帯を舞子に見せる。

『あんっ!!ぁぁあっ!!むりむりむりっ!!こんなのっ!イクイクイグゥゥーッ…』

『もっと欲しいっ!ぁぁあっ!挿れてっ!!田坂さんっ!挿れてー!!』

携帯から舞子の激しい喘ぎ声が響く…。

僕はふと舞子に目をやる。

するとそこには画面に釘付けになり、みるみる蕩けた表情に変わっていく舞子がいた。

「ま、舞子?おぃっ!?」

声を掛けるが舞子に僕の声は届いていない…。

『ぁあっ!!もっとっ!すごいっ!イクゥウッ…ィクィクィク…』

『ぅあっ!!ずっとイッてる!!降りられないっ!ぁぁあああっ!!』

画面の舞子は田坂のペニスに跨がり腰を振り続けている…。度重なる絶頂を受けても腰を止める事はなく、ひたすらに快楽を貪る…。

「やっ…やぁ…。おち、んちん…ほ、ほしぃ…」

舞子がうわごとの様に言葉を放つ…。

「ま、舞子?」

僕の呼び掛けに反応する事なく、ますます画面に釘付けになっていく。

『イクッ!イクイクーーーーッ!!!』

『ぁああぁっ!!ダメェエエッ!!壊れちゃうっ!おかしくなっちゃうぅぅうううう!』

画面の中の激しく腰を振る舞子と、画面の外でペニスを欲しがる舞子の両方が僕の視界で乱れていく……。

しかし、そんな舞子の姿を見てなお、僕は下半身を熱くさせていた。

この状況でどうして興奮しているんだろうか…自身でも不思議でならなかった。

「ちなみにだけど、将吾くんが飲んだお水もドラッグだよ?」

僕は耳を疑った。

「えっ!?どう言う…」

僕の反応に被せる様に香織は話す。

「じゃないとあんなに何度も勃たないよ!それに、めちゃくちゃ気持ちよかったでしょ?」

香織はそのまま続ける。

「最初の時と今回と…2回も使えばキメセクの虜だよね。将吾くんも、すぐにまた快楽に堕ちちゃうよ?」

まさか、と思う反面で妙に納得する自分が居た。

それと同時に、もう舞子が完全に田坂の言いなりである事も理解した。

「じゃあ昨日の事は最初から…」

僕は情けなさでいっぱいだった。

舞子の涙の理由もなんとなく理解した…。

僕を売って薬を貰うため…。

涙のわけは最後の罪の意識なのだろうか。

「…好きにしろ。」

僕は二人を残して、重い身体を引きずり部屋を出るとそのまま、身体を洗うためシャワーをあびた。

「二週間で禁断症状…」

香織の言葉を思い返した。

「やめられない…」

舞子は心の強い人だと思っていた…。その舞子でさえ薬の魔の手に堕ちた。

…僕はシャワーからあがると適当な服で身を包み、まだ少し肌寒い外へ出た。

アテは無いが、全くアテが無いと言う事もなかった。

七海の意見を聞く…まずはそこからだな。

「ひとまず、職場に連絡だな…。このまま残ると迷惑が掛かるし、辞めさせてもらうか…。」

とりあえず僕は職場に向かった。

ーーーーーーーー

まだ始業まで随分と時間はあるが、こんな事情を間に受けて貰えるとも思っていなかった。

入社して3年の若社員が、急に朝イチで辞意を述べるのだから充分イカれてるだろう。

「穏便に辞めさせてもらえれば…な。」

少し半笑いで会社の前に座り込む…。

しばらくすると後ろから声がかかる。

「あれ?将吾くんじゃない?どしたのこんな時間から。」

職場で僕のことを下の名前で呼ぶのは唯一この子だけだ。

白石ちさき、歳は2個下だけど2年先輩の複雑な関係だ。

「そっちこそなんでこんな早いの?」

と、軽く返す。

「え?私、事務当番だから色々しなきゃいけないのよ。ほら、入るか出るのかハッキリして!」

朝だからか少し機嫌の悪い態度で返される。

「辞めようと思ってさ。」

僕はサラリと告げてみる。

「へぇ〜……って、はぁ!?ちょっと何言ってるかわかってるの?」

当然の反応ではあるが、このまま仕事を続けるわけにもいかないのが現実だろう。

「なんでそんな急に?なんかあったの?」

こうなってくると説明に困る。ストレートに告げれば犯罪者扱いでもおかしく無い。今の僕は薬物乱用者でもあるのだから。

「すみません。いきなりこんな話になって……。」

僕はそう言うと立ち上がり、その場を離れようとする……。

「ちょっ、待って!ちゃんと説明しなさいよっ!!」

ちさきが腕を掴み、僕の歩みを止める。

その時、僕の携帯が鳴る。

「あ、ごめん。電話みたい……。」

僕はちさきの腕を振り払うように、少し強めの口調で言うと、ポケットから携帯を取り出し通話ボタンを押す。

『将吾!どこにいるの?さっきはごめんなさい…。私、ちゃんと頑張るから…。』

電話越しに舞子の声が聞こえる……。

「…また、連絡する。」

僕はそれだけ告げると電話を切ろうとするが、切る間際に電話越しに香織が大きな声で話してくる。

『将吾くん!お薬のこと、欲しくなったらいつでも言いなさいよ!とびきりの覚醒剤っ…』

僕は急いで通話を切ると、焦ってちさきに目をやる。

ちさきの固まっている姿を見て後戻りできない現状を理解した。

「ねぇ……将吾くん……今、なんて言ったの……?」

僕は焦りながら、どう誤魔化すか必死に考えていた。

「いや、あの……それは……」

「なにそれ!どういうことよ!答えなよ!!覚醒剤やってんの?」

「違う……これは……」

「なにが違うの?じゃあなんなのよ!今の誰!?」

ちさきの表情はどんどん曇っていく……。

「とにかく落ち着いて聞いてくれ。」

僕は大きく息を吸い込み、ゆっくりと吐くと落ち着いた声で話す。

「信じて貰えないと思うが、一旦聞いてほしい。端的に言うと嵌められた。それも夫婦揃ってだ。僕は会社の迷惑にならない様に、今日部長に辞表を出す。この後のことはまだ…考えて、ない…。」

尻すぼみに弱っていく僕の話ぶりを見て、ちさきは溜め息をついた。

「まぁ、にわかに信じられないけど分かりました。応接室で待ちますか?部長が出社したら、事情は伏せて通しますから後は自分で相談して下さい。」

…まさか…と唖然としつつ僕はちさきに深く一礼した。

「あ、あと、こ、今夜…帰る場所ないなら、その、ウチに…きなさい。また連絡します。」

少し先輩振ってちさきは言うと事務所へ入っていった。

僕は言われた通り、応接室で部長を待っていた。

1時間程した頃、部長が出社してくると、僕は考え抜いた作話で取り繕って事情を説明。辞意を伝えると、意外とあっさりと承諾された。

「勿体無いな…。実家のお母さんにもよろしく伝えてくれ。ご苦労だったな。」

さすがの部長も心の中で作話については見抜いていただろうが、深くは詮索しなかった。僕は深く一礼をして退社した。

ーーーーーーー

僕はその足で七海に再び連絡を取った。

先日と同じカフェで落ち合うと話を切り出した。

「昨日の今日で悪いな…。」

七海は特に何を言う訳でもなく、僕に話を振らせた。

「こんなこと聞いて申し訳ないが、率直な意見を聞きたい。七海はどうやって薬を克服したんだ?」

七海は僕の問いに驚いたのか、目を大きく見開くと、言葉を考えながら答え始めた。

「正直、私はまだ克服したとは思ってないよ。やっぱりいまだに思い出すし、機会があれば流されてしまうかもしれない。でも、今は旦那も居るしそう言うのが支えになってるんだろうね。」

七海は続けて話す。

「将吾とのこと、今でも後悔してるし、今も夢で見る…あの時何もなかったら…なんてね。こんなこと、こうやって将吾に言ってることも引っくるめて、きっと間違いも多かったと思うの。でも、ここまで立ち直れたのは将吾のおかげ…。だから、将吾の頼みには力になりたいし、いつだって相談にも乗りたいと思うよ。」

僕は俯いて、七海の言葉を噛み締めた。

とても自身が薬に手を掛けたとは言えなかった。

昔の七海に会えたようで、僕はどこか救われていた…。

「そっか、分かった。ありがとうな。…また、どうしようも無くなったらまた頼むよ。」

少し考えて、僕は言葉を続けた。

「…子供、残念だったな…。でも、今の七海は今までで一番綺麗だと思うぞ。秋山と仲良くな…。」

僕はそう言うと席を立つ…。

「ねぇ、将吾?最後にさ…」

ーーーーーーーーー

ちゅ…ちゅぷ…

「こんな所で、最後だなんてね…」

人気の無い公園のトイレ…こんなところに若い男女が入り込んで弄り合っている。

七海は僕のズボンから顔を上げるとニコリと笑う。

またズボンに顔を埋めると僕のペニスを奥まで咥え込む。

ペニスに舌を絡めながらいやらしい音を立てて吸い上げる。

昔の七海はこんな舐め方してなかったなぁ…。昔を懐かしく思いながらも強い興奮が押し寄せてくる。

「七海、ヤバい…でそ…」

七海は腰にしがみつきペニスから口を離そうとしない。

「だひて…」

七海がさらに奥へペニスを飲み込む…。

その感触に自分でもはっきりと分かるほど快感が昂ってくる。

「ぅうっ!!…も、無理っ!!」

七海の喉奥にドロリとした精液が流し込まれる。

「んっ!んんっ!!」

七海は一瞬苦しそうな声を上げてそれを受け止める。

口の中いっぱいに精液の匂い、味が広がっているだろう…。

僕はどことなく優越感を感じながら七海を眺める…。

「ぁっ……ぁへ??ぁぁっ…」

七海から小さな喘ぎ声が漏れる。

それと共に、腰がカクカクと震え、目の焦点が合わなくなっていく…

「な、七海?どうした…?」

僕は七海の様子を心配しながら、ただ立ち尽くしていた。

「も、もっと…。もぅ一回…ねぇ…」

七海が再びペニスを咥え込む。

「ちょっ…七海?」

七海はさっきよりも激しく頭を振ってペニスに刺激を送り込む。

そのまま手を自身のズボンに入れるとぴちゃぴちゃと湿った音が響き始める。

「これ、やばぃよ…。また…この感覚…きちゃう…」

しゃがみ込む七海の下に大きなシミが広がっていく。まるで放尿とも取れるほどの水たまり…。七海が指を動かすたびに、ぴちゃぴちゃと愛液が滴れる。

「お、おぃ!七海っ?どう、したんだょ?」

快感を堪えながら七海に問いかけるが七海はペニスを舐めることに夢中になっている…。

そうしているうちに再びの射精感が込み上げてくる。

「くっ…で、でるっ!!」

脳にまで響いてきそうな濃ゆい快感が襲う。

七海の口腔内に二度目の精子が放たれた。

「ぁあっ!!ぅはっ!これっ、これヤバぃ!!」

どことなく既視感のある七海のその姿に僕は寒気を感じる。

「将吾のせーえき…もっと…ちょうだい…」

再び咥え込もうとする七海だったが、僕は七海を引き剥がすように頭を押し返す。

「ちょっと、待って!七海っ!?急にどうしたんだ?」

その七海の豹変した姿に僕は焦りを隠せなかった。

すると、突然携帯が鳴る。

香織からのメール、その中身に添付されている写真は、田坂のものと思われるペニスを舞子と二人で舐めているところが写っていた。

続けてまたメールが届く。

今度は動画が添えられていた…。

僕は七海を静止しながら動画を再生する。

そこには見慣れた風景が広がると、ドキッとする感情と背筋が冷えるような感覚に襲われる。

その場所は、つい先日まで僕たちが愛を育んでいた寝室、そのベッド上で田坂が動画撮影をしている。

『旦那さぁん、誤解せずに見てくれよな。お前の嫁さんが呼んだんだからな。』

田坂はベッドを撮影しながら続ける。

『旦那さんも楽しんだんだろ?こんなにシーツ汚しちゃってさぁ…。気持ち良かっただろ?…ここでこのまま続きさせて貰うからな。』

田坂はズボンを下ろすとその巨根をカメラに捉える。

動画を覗きこんだ七海が涎を垂らしながら媚び始める…

「田坂さん…田坂さんのチンポ…」

僕には狂気に映った…。この空間の全てが…。

動画内、二人の全裸の美女がそのペニスに群がると、無心で舌を這わせていく。

形の良い胸がぷるんぷるんと揺れている。

田坂がペニスを動かすたびに、二人がそれにつられてフラフラと揺れ動く。

『女ってのは、こうやって躾けるんだよ。一度チンポに群がってしまったらもう終わりだ…。どんなに美人だろうが関係なく、お預けされると媚びてしまうんだなぁ。』

舞子が田坂の太ももにしがみつきながらペニスに顔を寄せる。

自分の妻が他の男のペニスに媚びながら夢中でフェラチオをしている。

ゆっくりとペニスを引き離されるが、すぐに擦り寄っては再び吸い付く。

舞子の表情がどんどん厭らしいものに変わっていく…。

『はぁ…はぁ…欲しい…』

まるで犬の様に息を荒げて田坂に媚びる姿を見ながら僕は射精していた。

画面にはもう一人、一生懸命擦り寄る香織の姿も映っていた。

昨晩僕に見せていた艶っぽい表情とはまた違う、別の女の顔にも見えた。

「……くそっ!!」

僕の股間は再び痛いくらいに張り詰めると三度目の射精を迎える…。

その精液がコンクリートにポタポタと落ちる…。

瞬間、その精液に飛びつく様に七海が床に這いつくばっていた…。

ーーーーーーー

しばらく、七海を抑えることで、七海が正気を取り戻す…。

「やっぱり、将吾も薬したんだ…」

七海が事態を説明してくれる。

薬をした人間の体液からは、微量の薬効がしばらく分泌されること。

それにより七海の身体がフラッシュバックを起こしたこと。

僕はにわかに信じられなかったが、七海の様子から、嘘では無いことは理解した…。

自身のせいで七海の更生が崩れてしまったかもしれない…。

そんな後ろめたい気持ちを持ちながら、僕は七海と別れた…。

ーーーーーーーー

夕方になると、ちさきの退社時間に合わせて電話が鳴る。

「もしもし…」

僕が電話に出るなり電話越しから大きな声がする。

「あー!取らなかったらどうしようかと思ったよー!ちゃんと生きてたんだね!」

安否確認も込みの電話だったのか、ちさきの安堵が電話越しでも充分に伝わった。

僕は電話で伝えられた場所に移動すると、少ししてちさきが走ってくる。

「お待たせー!…ちゃんと来てくれたんだ。」

息を荒げてちさきは続ける。

「…私が警察に言ったりしたとか思わなかったの?」

僕はそこで初めてハッとした。

確かにその通りだ…誰にでも気を許して良い状況じゃ無いこともそうだが、七海の件もあって心境は流石に暗かった。

「まぁ、将吾くんを売ったりしないから安心して!」

ちさきは僕の顔を覗き込むと、ニッコリと笑った。

「じゃぁ、行こっか!」

そう言って歩き出したちさきの後を、僕は着いて歩いた。

ちさきは僕を見ずに話をする。

「ねぇ、将吾くんは…どうにかなってないの?」

「これから、どうするつもりなの?奥さんも…心配だよ、ね。」

僕は何も答える事は出来なかった…。

分からない…。実際まだ何も分からなかったから…。

しばらく歩くとちさきの住むアパートに着いた。

「ど、どーぞー!!」

中はいかにも女の子らしい、明るく整った部屋になっていた。

「しばらくはここで、過ごしてもらって良いから。…私も一人だと寂しいから、丁度良いよね!」

年頃の女の子の家に転がり込むほど、今の僕はアテが無かったのは事実だ。

「申し訳ない。寝るのはこの隅で良いから…」

そんな事を提案することしか出来ない自分が惨めだった。

「なんですか?私じゃ奥さんの役不足ですか?」

すこし怒った様にちさきが話す。

「私だって、男性を泊めるんだから…そ、その…覚悟くらいしてますからっ!」

僕はポカンと開いた口が閉じなかった。

「な、何もそんなこと!」

僕は慌てて訂正したが、ちさきは続けた。

「別に、初めてじゃないし…。将吾くんなら大丈夫…。」

ますますややこしくなる状況に僕は目に見えて取り乱した。

「じゃあ、私は着替えてきますから、将吾くんはのんびりしててください。」

ちさきはそう言うと脱衣所に入っていった。

「ふぅ……あまり長居は出来ないな…」

僕はため息をつくと、改めて部屋を眺める。

部屋のあちこちには、写真立てやぬいぐるみが置かれていて、七海の部屋を思い出していた。

「…本当に女の子の部屋みたいだな。」

僕はソファーに座って、ボーッとしていると、一つの写真が目に止まる。

その写真はちさきと男が仲良く二人でピースをする写真。

「彼氏…か?」

こんなに写真あるのに一枚だけ…

そんな事を思っているとちさきが帰ってくる。

「あぁ、それ元彼との写真ですよ。もぅ片付けなくっちゃですね。」

ちさきは僕の隣に座ると話を続ける。

「彼とは高校で知り合ったんですけど、やっぱり社会人になると時間も合わなくてねー。」

「彼は大学に進学して、私は就職でしたから…なんだかんだで結局ダメになっちゃったんです。」

ちさきが懐かしむように話し出す。

「今考えると、あの時別れなければ良かったんですかね。」

そんな話をしながら、ちさきが僕の肩に身体を寄せる。

「ちょ、ちょっと、何やってるんだよ!?」

僕は思わず少し距離をとった。

「……えへへ、ごめんなさい。でも、さっきも言ったでしょ?将吾くんなら、良いですよ?ってー。」

ちさきは少し僕を見つめるとソファから立ち上がった。

シャンプーの香りがふわっと舞う。

「何か飲みますか?」

ちさきが笑顔で言うと冷蔵庫に向かう。

「お茶しかないですけど、どうぞー」

僕はお礼を言いながらコップを受け取ると口に運ぶ。

「今日も疲れましたねー。」

ちさきはソファではなく、ベッドを背にして床に腰掛けると、僕を見る。

「将吾くん、これからの事考えてる?」

ちさきの質問に僕は答えられなかった。

「もし、将吾くんが望むなら、ずっと私の部屋にいても良いんですよ?」

ちさきはそう言いながらも僕の顔色を伺う。

「……僕は、どうしたら良いのか、分からないんだ。これからどうなるのかも…」

僕は正直に気持ちを伝えた。

「こうやって、ちさきさんが優しくしてくれることに甘えてるのも、本当は良くないんじゃないかって…」

「将吾くんらしいね。」

ちさきは笑いながら話すと、立ち上がり、また僕に近づく。

「じゃぁ、もっと甘えてみる?」

覗き込むようにちさきが屈むと、ニットの首元からちさきの胸が覗かせる。

大きくはないが形の良い胸の先端には綺麗なピンク色の突起がハッキリと見えた。

僕はすぐさま視線を外したが、ちさきはそんな僕を見てクスクスと笑う。

「やっぱり、期待してるじゃん。」

ちさきが両手を広げると、ダボっとした上服が大きく広がる。

「大丈夫だよ、将吾くん。怖くない。」

そう言うと、ちさきは僕の事をぎゅっと抱きしめる。

僕はそのまま何も言わず、ただ呆気に取られるままに時間が過ぎた。

ちさきの身体からは女の子らしい心地の良い匂いが広がる。

シャンプーやボディソープの匂い…。それ以外にも心地の良い匂いがした。

「女の子にここまでさせておいて、怖気たりしないよね?」

ちさきは少し意地悪そうな顔で話すと、僕から離れてベッドに横になる。

「じ、じゃあ、将吾くんも…その、シャワー浴びてきなよ。」

たどたどしく、布団の中からちさきは僕に告げる。

僕はちさきの言葉に返事をする事なく、脱衣所に向かった。

ーーーーーーーー

「本当に良いのか…。やっぱりそう言う事なんだよな…」

シャワーを浴びながらこれからの事を考える。きっと身体を重ねることになるのは明らかだったが、今日の昼間の七海との一件での薬の副作用についても不安があった…。

ちさきにも効果が出るのだろうか…。

「やはり断るべき…だよな。」

…ふと舞子の顔が浮かぶ…。

送られてきた動画内での淫乱な姿…。

夢中で他人のペニスを咥える、妻の姿を思い出すと下半身が熱く昂ってくる。

「どっちにしても、もぅ戻れないんだよな…」

そんな事を考えながら、リビングに戻る。ちさきはベッドの上でスマホを触っていた。

「お、おかえりなさい、将吾くん。」

ちさきは作った様な笑顔で僕を迎える。

「あぁ…。」

それを見て、僕も照れくさそうに返事をした。

「ほら、こっち…来なよ。」

ちさきがこう言う行為に慣れていないのが明らかだった。恥ずかしいのを我慢しながら誘っているのが伝わってくる。

「わ、わかった……」

僕はゆっくり近づくと、ちさきの隣に横になる。

「ね、電気、消していいかな?」

「ちさきに、任せるよ。」

僕がそう言うと、ちさきはそそくさと電気を消した。

真っ暗な中、布団の中二人きり…。

ちさきが僕の胸に顔を埋めるとキュッと背中で腕を結んだ。

「はず…かしいかも。」

ちさきは顔をあげて僕に言う。

そんな事を言われたら、こっちまでますます恥ずかしくなる。

「ちさき、ほんとに良いの?」

ちさきが胸の中でコクンと頷く。

僕はその姿を確認すると、ちさきの上服を脱がしていく…。

真っ白くキメの細かい身体が僕にすり寄る。

布団の中、ゆっくりとその胸を舌で転がすとちさきから甘い吐息が漏れ始める。「んっ……」

僕の手はちさきのパジャマの中に入り込み、下着越しにちさきのお尻を撫で回す。

「将吾くん、なんか……手慣れてるね……」

ちさきが呟く様に言った言葉が耳に残る。

「まぁ、一応僕も男だから……」

僕はそのまま、ちさきの上に覆い被さるとキスをする。

「ん……」

最初は優しく唇を重ねていたが次第に激しくなっていく。

「将吾くん、もっと……」

ちさきが甘えるように舌を出す。僕はその姿にドキッとしながら口を犯す。

お互いの唾液が混じり合い、ピチャピチャと音を立てる。

「ねぇ、将吾くん。私達、これ不倫だよね?」

ちさきは時折り意地悪な笑みを見せるが、それも僕の興奮を煽った。

「あぁ、そうだね。」

僕は素直に答えると、ちさきのパジャマのズボンに手を入れていく。

「でも、将吾くんは私のこと好きじゃないもんね?私は将吾くんが好きだけど……」

ちさきの言葉を聞きながらも僕は手を動かし続ける。

ショーツの上からでもハッキリと分かるほどにちさきが愛液で濡らす。

「パンツ、シミになるな。」

僕は充分に濡れたその布を横にずらし、指を入れる。

「あ、だめ、将吾くん……そこ、汚れちゃうよ…」

ちさきは嫌がるが、僕は構わずに膣内に挿入する。

「うぅ……将吾くん……ダメ…ってば……あっ」

僕はちさきのズボンとショーツに手を掛けるとゆっくりと脱がしていく。

ちさきの陰部の周り、うっすらと生えた毛はほとんど整えられておらず愛液が絡まる。

「や、見ないで……」

その言葉とは裏腹に、ちさきの秘部はヒクつきながら僕のモノを受け入れる準備をしていた。

「こんなにしてるのに…恥ずかしいなんてないだろ。」

「あ、あんまり言わないでよ……」

ちさきは顔を赤らめて僕から目を逸らした。

「じゃあ俺も、舐めてもらおうか。」

僕は自分のパンツを下げるとちさきの手をそこに誘導する。

「え……あ、うん。」

まだ慣れない男のペニスを不思議そうに見つめながら、手で握ったり離したりを繰り返す。

「ほら、恥ずかしいなら布団に籠ってやりなよ。」

僕は少しだけ強引にちさきを布団へ押し込む。

「もう…将吾くんいじわる……」

そう言いながらちさきは、ようやく僕の股間に顔を埋めると舌を動かした。

ぴちゃぴちゃと慣れない口使いでペニスを舐めていく。

「ん……ちさき、気持ち良いよ…」

僕はちさきの頭を撫でながら、快感に身を任せていた。

「将吾くんの、大きくなってきた……それにビクビクしてる……」

ちさきはそう言うと再び口に含む。

「んぐっ……」

喉の奥に当たると苦しそうに涙目になった。

それでも懸命に僕のをしゃぶっている姿はなんとも言えない感情にさせる。

その慣れない手つきが、昔の七海を思い出させた。

「んぐっ、、んっ!くるひっ!」

ちさきは僕を見上げて、何かを訴える様な表情をした。

「大丈夫、ちゃんと出来てるよ……もう少し我慢してごらん。」

僕はそう言うと、ちさきの頭を押さえて腰を振る。

「ん、んー!!おぉっ…」

ちさきは必死に抵抗したが、いつしか僕は夢中になってそれを続けていた。

ちさきのその姿は先日見た、動画の中の舞子の様だった。

「ちさき……出すぞ……」

「んっ……んっぐぉ!!」

ちさきは僕の精液を口一杯に出されると、やっと解放される。

「はぁ……はぁ……将吾くん、ひどい……」

少しムッとした表情で、口の中に纏わりつく精液を手のひらに出す。

「ほら、もう一度。」

「えっ?うそっ!ちょっ…んぐっ!」

僕はちさきに再びフェラチオさせると、自身のペニスがムクムクと起き上がるのを感じる。

「うぇ…。うぶっ…んぐっ…」

ちさきは僕のペニスを握りながら先程同様に喉奥に咥え込む。

しばらく続けると、ちさきは自分からペニスを奥深く咥え込むようになっていた。

「ちさき、もういいよ。」

ちさきの口から僕のモノが引き抜かれると、ちさきは名残惜しそうな声を出す。

「あぁ……」

ちさきはどこか惚けたような表情で僕のペニスに視線を送る。

「次はここに入れようか…」

僕はそう言って、ちさきの膣内へと指を入れる。

「あぅ……将吾くん……」

そこはさっきよりも更に濡れて、トロリとした液体が股を伝っている。くちゅりと音を立てて二本指が飲み込まれると、ちさきの身体がピクんっと跳ねる。

「すごい濡れてるな…」

僕はわざと聞こえるように言いながら、膣内で指を動かす。

「あ、やだ……も、もぅ欲しくて…」

「入れようか?」

僕は意地悪に聞くと、ちさきは首を縦に振る。

「も、挿れて?」

ちさきの言葉に僕は答える代わりにペニスを挿入する。

「ああぁっ!!」

膣内はヌルヌルとしていて厭らしくウネってくる。

「あぅ……将吾くんのが……入って……」

「動くよ。」

僕がそう言うとちさきはコクリと小さく首を動かした。

ゆっくりと動かす度に膣がぎゅうぎゅうと締め付けてくる。

僕はちさきに覆い被さる様に身体を重ねると、ちさきの腕が背中で組まれる。「ああっ!やだっ、頭ぼーっとする…」

ちさきは顔を赤らめながら僕を見つめる。

ぐちゅぐちゅと湿った音が部屋に響くと、ちさきの脚が絡まりつく。

「将吾くん……キスして……」

「うん……」

僕は言われるままに唇を重ね、舌を絡めていく。

お互いの唾液を交換し合うと、ちさきは幸せそうに微笑む。

「んふっ……将吾くん、好き……」

そう言われると僕はより一層腰の動きを早めていく。

ちさきの陰部がうねうねとペニスを咥え込み、脚を絡ませて離れようとしない。

赤く紅潮したちさきの表情がとても艶っぽく見える。

「ぁあっ!きもち、良い!このまま、このままっ!!」

ちさきが背中の手に力を込める…。

絡ませた脚も更に強く僕の腰を押さえ込む…。

「くっ、出る……っ!」

「ああんっ!いぃ、なんかくるっ!ああああっっ!!!」

ドクンドクンと脈打つペニスが、ちさきの子宮に大量の精子を送り込む……。

「ああぁっ!出てる……いっぱい……んっ!」

ちさきの身体から力が抜けるとベッドに大の字になる。

「あっ、はぁ…はぁ…。すご…」

ちさきは肩で息をしながら下半身をヒクヒクさせている。

僕はゆっくりとペニスを引き抜くと、秘部からドロリと白濁液が溢れてきた。

僕はふと我に帰るとちさきに謝る。

「中で…ごめ…」

「んーん、大丈夫だよ……私、一応ピル飲んでるから…」

ちさきは力なく笑うと、身体を起こして僕に寄ってくる。

「私で、満足出来たかな?」

どこか寂しそうな表情を浮かべるちさきを見て、僕はちさきを抱き寄せる。

「すごく、良かった。」

「そっか……ならよかったぁ……。」

ちさきは安心したのかそのまま眠りについた。

僕はちさきの寝顔を見ながら、どこか安心した様な気持ちになっていた。

僕は布団から降りると、そのままソファで眠りについた。

ーーーーーーー続く。

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