この度は私の話をお読み頂き、また、多数のコメントと、続編希望を頂きました事を心より感謝致します。
私の中学校時代や、高校時代、大学生時代の話や、日常のエロのお話を書かせて頂いております。
一応は時系列で進行しておりますが、文中で時代背景が前後したりする場合がございますので、ご容赦願いたいと思います。
高校時代編としてRe・スタートさせて頂き6話目。高校時代の私は結構真面目(←笑)だったので中学時代ほどエロエピソードが無く、お楽しみ頂けるか一抹の不安は有りますが・・・。
さて、前回は禁断の妊娠騒動のお話をさせて頂きました。結果とすれば【勘違い】だったのですが、他校の仲間内から【妊娠】と言う話は伝え聞こえてくる事がありまして・・・。
片思いの誰それちゃんが妊娠して退学になったとか、中絶手術費用をカンパして欲しいなんて話が聞こえてくると、他人ごとでは無いよな・・・なんて反省する面も然り・・・。
そんな危機を乗り越えて騒動以降の我々の絆は更に深くなったとは言え、何となく行為に至る事も無く過ごして居たのですが、一方では新たな恋が芽生える時節でも有ります。
今回は、我々の騒動も落ち着きを取り戻し、ほのぼのと過ごし始めた時に起こったユウコの気持ちとカズエちゃんの思い・・・なんて言う、またしてもエロ度の低いどーでも良いお話です(笑)
——-本編——–
7月に入り、梅雨も明けずに気温だけが上下を繰り返し、チャリ通カッパ着用組には地獄の様な日々が続く。汗で蒸れたフラウスが透けて・・・なんて女子の姿に思わず胸キュン。
私とユウコの二人も、雨にも蒸し暑さにも蒸れるカッパにも負けず、相も変わらず仲良くチャリ通で登下校をしておりました・・・とさw
ユウコの妊娠騒動から3週間。投薬のおかげもあってユウコの便秘と肌荒れは徐々に解消され、気に病んでいた生理も無事に来たと見えてユウコも私もホッと胸を撫で下ろしました。
ユウコとの仲は騒動以前よりも密の物となり、行為こそ行っていませんでしたが想像妊娠?を経たユウコは【奥さん気取り】となって授業中以外は常に私の側に居る様になりました。
そんなある日の昼休み、車雑誌を読みながら昼飯のパンをかじろうとした時に、いつもの如くユウコとカズエの仲良しコンビが我がクラスにやって来た。
ユウコ:「Y♪お弁当、一緒に食べようよ!」
私:「うん。良いけどオレ、パンだぞw」
ユウコ:「そう思って!はい!Yの分のお弁当!早起きして作ったんだよ!(*^▽^*)」
私:「お!良いのか?ありがとう!初めて作ってくれたね!」
ユウコ:「うん♡頑張ったの!開けて!開けて!(^ー^*)フフ♪」
出ましたwご飯の上にピンクの桜でんぶでハートマーク♪海苔を細切りにして【LOVE】の文字が・・・。卵焼きにタコさんウィンナー等々の【The・LOVE弁当】でございます♪
私:「・・・( ̄▽ ̄;)」
私らの様子を眺めていたクラスメイト女子が囃し立てて来る。我がクラスでは私らの仲は略公認。ユウコとすれば私との仲は親公認。恥じる事も、秘める事も無い存在である。
私としてもユウコとの仲は親公認・・・とは言え、学校内では目立たない様にして居たかった。囃し立てられる事に慣れてもおらず、どう対処して良いのか判らずに固まってしまった(笑)
クラ女A:「珍苗字くん!ラブラブじゃん!」
クラ女B:「彼女のお手製弁当だ!見せて見せて!」
クラ女C:「良いな~♪私もお弁当作ってあげられる様な彼氏欲しいな~!」
クラ女D:「食べてあげなよ~!ねぇ!」
ユウコ:「うん!食ーべて♡(^ー^*)フフ♪」
クラ女ABCD・・・:「珍苗字くん!お弁当・・・食ーべて♡」
私:「・・・い・・・いただき・・・ます・・・( ̄▽ ̄;)(恥)」
ユウコ:「おいしい?(^ー^*)フフ♪」
クラ女ABCD・・・:「珍苗字くん!おいしい??(笑)」
私:「・・・は・・・はい・・・。おい・・・しい・・・よ!( ̄▽ ̄;)(恥)」
カズエ:「はぁ・・・。食べ難そ・・・(哀)」
高校に入って早4ヶ月。学校生活にも慣れて新たな友達が出来、クラスメイトとも信頼関係が構築されて気持ち的に余裕が出て来る時期。夏を前に年頃の面々は急に恋人が欲しくなったりするもので。
私とユウコの様に中学時代から・・・ってのが中には居た様でしたが、手っ取り早くクラスメイト同士でくっ付き始めたのを見かける様になった時期でも有りました。
クラスによって男女比の差は有りましたけど、1学年全体で考えれば略50対50の男女比。余程でもない限り1人に1人はくっ付ける計算となる訳ですが、なかなかそうもいかないのが共学校。
男子校に進学したヤツに【共学校は良いよな!女居て!】なんて言われる事が有りましたけど、恋愛RPGの様に【フラグ】がしょっちゅう立つ訳でも無く、自ら行動を起こさぬ限り何にも起きません(笑)
私が居た1年生時のクラスってのは女子が6割を占める様なクラスで、私は然程感じてはいませんでしたが女子の勢力が強く、男子が肩身の狭い思いをしてた様な思い出が有ります。
一方では男子が9割を占め、女子が1割なんてクラスも有って、狼の中の子羊状態でさぞや・・・と思うでしょうけど、皆さん初心だったのか成立したカップルは見受けませんでした。
入学式早々にトラブって職員室呼び出しを受けた我々二人。【校内秩序云々】の注意を受けてイチャ付く素振りを封印してきたのですが、ユウコの気分は二人で危機を乗り越えた【リア充モード】全開である。
幸いな事に我がクラスでは、私とユウコの関係性は知られた存在で大げさに囃し立てられる事も無く、一部の仲の良い女子から軽く揶揄われる程度。男子も羨む素振りをして失笑する程度でした。
・・・でも他のクラスのヤツにしてみれば、仲睦まじい姿を面白くないと思う連中も居る訳で、私に因縁付けて来るヤツも時折いましたし、横恋慕を企ててユウコにモーションかける奴も居たりして・・・。
因縁については性格の悪い私が相手が立ち直れなくなる様な嫌味を言ってねじ伏せ、ユウコの方は男子に対する人見知りオーラを全開に出し、不思議ちゃんパワーを組合わせて戦意喪失させてました(苦笑)
まあ、基本的にユウコは対人恐怖症が有って、女子に対しては人見知り程度でしたけど、私の友人以外の男子に対しては嫌悪感をあからさまに出して拒絶反応を示していたんですよね・・・。
夏休みまであと一週間となった時、進路相談指導などの三者面談の為に午前授業が続く週があり、ユウコの【LOVE弁当】から逃れられてホッと一息付けた時がありました。正直、断り難かったんですよねぇ・・・。
そんな事をカズエちゃんにちょっと溢した事が有りまして、カズエちゃん自身も妊娠騒動以降のユウコの【リア充モード】には聊か引き気味だったそうで、休み時間中に一肌脱いでくれる事になりまして・・・。
カズエ:「ねぇ、ユウコ!もうお弁当止めてあげたら?珍苗字くん、揶揄われて食べ難そうだよ?」
ユウコ:「なんで?私とYは恋人同士なのよ!見て!(←左手薬指のファッションリングw)私たちは危機(←妊娠騒動w)を乗り越えた、夫婦の様なものなのよ♡」
カズエ:「だからって、学校でイチャ付くのは止めた方が良いって!そのリングも禁止!入学早々、厳重注意受けたでしょ!」
ユウコ:「・・・それは解ってるけど・・・。あ!もしかして・・・カズエ!私たちにヤキモチ焼いてる??(笑)」
カズエ:「や・・・ヤキモチなんかして無いわよ!(怒)あの一件以来、あんたちょっと変だよ!」
ユウコ:「変・・・って言われたって、私は・・・Yの側に居て、Yに悪い虫が付かない様にするのが私の使命なの!それだけは・・・絶対にやり遂げないと!」
カズエ:「は?何それ?前にも言ってたけど、使命って何??誰に頼まれてるの??」
ユウコ:「・・・それは・・・Yと・・・私と・・・頼んで来た人との秘密。カズエにも・・・言えない。」
カズエ:「はぁ・・・(溜息)とにかくさ、学校の中でイチャ付くの止めよ!お弁当だってさ、珍苗字くんと一緒に来てるんだし、朝渡せば良いじゃない!」
ユウコ:「でも、イチャ付いてる気はないし、お弁当だって、美味しそうに食べてくれるとこを見てたいんだもん!それはダメな事なの?」
カズエ:「ダメって事は無いけど・・・。うーん・・・。あ!恋人が居ない人がさ、ユウコたちを見てヤキモチ焼いちゃってお昼食べられなくなっちゃうでしょ!だから・・・ね!」
ユウコ:「ヤキモチかぁ・・・。私もしちゃったしな・・・(←K中同盟の話を参照w)・・・うん、解かった・・・。そうする・・・(悲)」
カズエ:「学校終われば珍苗字くんといっぱい居られるでしょ!学校でまでイチャ付かなくて良いじゃん!珍苗字くん、リングしてないけど大事に持ってるんでしょ?」
ユウコ:「朝と放課後に一緒に帰る時は付けてくれるんだ!一緒に居る時はずーっと付けててくれるし♡」
カズエ:「でしょ?珍苗字くんもそうなんだし、ユウコもそうすれば良いでしょ!学校は学校!ラブラブモードは封印!ね!(笑)」
ユウコ:「うん・・・(寂)・・・解った・・・。カズエ?・・・心配してくれてありがと!大好き!」
カズエ:「うん!(苦笑)」
そんな感じで、カズエちゃんが助け舟を出してくれたその日の放課後。今日はユウコが三者面談となっており、既に面談日程を終えていた私とカズエちゃんはユウコが終わるのを駐輪場で待っていた。
カズエちゃんは駐輪場の輪留めに腰を下ろした。緩い体育座りの様な格好なので薄いミントグリーンのショーツが丸見え♪こちらとすれば目のやり場に困るけど、自然を振舞い目の保養です(笑)
カズエ:「はぁ・・・(溜息)」
私:「ん?溜息なんか付いてどうしたの?なんか有った?」
カズエ:「え!?あぁ・・・お弁当の事と、学校でイチャ付く事、ユウコに言っといたよ!あと指輪も・・・。学校では止めてくれるって。」
私:「言ってくれたんだ。ありがとう、助かったよ・・・。オレ、言葉足んないし、有り難いんだけどユウコに言い難くてて・・・。なんて言ったら良いのかって・・・。」
カズエ:「だからって私に言わせるなよ(苦笑)ユウコの彼氏でしょ!女の私が言うより、彼氏から言った方が絶対に効果有るんだから!」
私:「解ってるけど・・・。あの騒動以来、ユウコにちょっと遠慮があってさ・・・。傷付けちゃう気がしちゃって・・・。」
カズエ:「そんな事で傷ついたりしないって!しっかりしてよ!ユウコを守るって言ったんでしょ!暴走する彼女にブレーキ掛けるのも彼氏の仕事でしょ!(笑)」
私:「うん・・・。頑張る!(苦笑)カズエちゃん・・・本当、ありがとな!」
カズエ:「うん!・・・でもなんか、世の子になったユウコ見てるとさ、ムカつく時も有るけど(笑)好きな人が居るって良いな~!って最近思うんだ!」
私:「(笑)・・・カズエちゃんって、好きな人居ないの?」
カズエ:「え!?あぁ・・・だって・・・私・・・。」
私:「あ!そっか・・・。そうだったよな(汗)余りにも【普通】に接してくれるから、忘れちゃってたよ・・・。」
カズエ:「ううん、良いよ(笑)私は・・・神の子です!(お祈りのポーズを取る)」
私:「知り合った頃のユウコと全然違うからさ、なんか話し易くて(笑)」
カズエ:「そお?でも、ユウコとは小学校から一緒なんでしょ?」
私:「ん?違うよ!オレは中2になると同時に転校してきたから・・・。ユウコと知り合ってまだ2年ちょいだよ」
カズエ:「え!?そうなんだ・・・。ずっと知ってるんだと思ってたから・・・。」
私:「ううん、違うよ。オレはほら!【K中同盟】だから!」
カズエ:「あ、そっか。でも、転校して直ぐに仲良くなったの?」
私:「ユウコとは・・・転校初日に初めて会って、その後も必要最低限の話だけ(笑)うん、とか、いいえ、でしか返事してくれなくてね(笑)」
カズエ:「あはっ!(笑)」
私:「女子とは話してる姿は見た事有ったけど、男子とは略皆無でね。いっつも思いつめた様な顔してて、暗ーいし、笑顔なんて見た事なかったなぁ・・・。」
カズエ:「そうなんだ・・・。今と全然違うね(笑)珍苗字くんがユウコと話する様になった切っ掛けってなんだったの?」
私:「確か・・・中2の夏休み明け辺りだったかな?学校に忘れ物を取りに戻って、同じ事で戻って来たユウコと誰も居ない教室で鉢合わせしてね!」
※過去投稿参照:Yとブルマと。中学時代③「仲間発見?」
カズエ:「あは!(笑)ユウコ・・・しゃべった?」
私:「うん(笑)喋ったよ!荷物取ってあげたら【私の物に触らないで!汚らわしい!この世が滅ぶ時、あなたは地獄に落ちればいいのよ!】なんて怒ってさ、すげぇ事を言われてビックリしたよ!」
カズエ:「ふふっ(笑)あの頃のユウコらしいや(笑)」
私:「そん時に言葉の端々でサタンとかエホバなんて言っててさ。オレ、葬儀屋の親戚居て・・・カズエちゃん達の宗教の事、ある程度は聞いてて知ってたからさ。この子がそうなんだなって思ったんだ。」
カズエ:「嫌だな・・・とか、変な子だな?って思わなかった?」
私:「いや・・・。宗教信仰は自由だし、否定も肯定もしないよ(笑)でも、その宗教の人とは初めて会ったし、気安く話しかけちゃダメなんだろうなとは思ったけど、なんか、妙に気になっちゃってね(笑)」
カズエ:「ふぅ~ん・・・。」
私:「その帰りに【一緒に帰ろう】って言ったら【ついて来るな!】なんて怒ってさ(笑)同じ方向に帰ってるのに(笑)」
カズエ:「ついて来るな!って?(笑)」
私:「略無理矢理並んで歩いて一方的に話しかけてたら、慣れてくれたのか諦めたのか、家に帰るまでの間だったけど初めて色々話してくれたんだよね(笑)」
カズエ:「何をしゃべったの?」
私:「他愛の無い話だよ。家はどこ?なんて聞いたりしてさ。返事は単語と頷きだけだったけど(笑)でも、オレの家に着いた時、元はユウコの家だったって教えてくれたんだ(笑)」
カズエ:「え?引っ越した家ってユウコの家だったの?」
私:「そ!新築に引っ越したんだってさ!デカい家でさぁ(笑)オレの前の家は古くて狭い家だったから、ユウコの元家でもオレにはデカく感じたのに、狭くて嫌だったって嫌味言われたんだよ(笑)」
カズエ:「ふっふふ(笑)」
私:「・・・で、別れ際にさ、オレらとは仲良く出来ないけど、それでも良ければよろしく!なんて言って微笑んでくれたんだよ(笑)そん時に初めて笑った顔を見た気がして、それが印象深くてね。」
カズエ:「ふふっ(笑)」
私:「それからかな?ユウコに話しかけても良いんだな?って思って、何かの同意を求めてみたり、例え無視されても些細な事で声掛けたりしてさ(笑)」
カズエ:「それから・・・付き合うようになったの?」
私:「いや、まだだよ。その前に切っ掛けになった出来事が有ってね!」
※過去投稿参照:Yとブルマと、中学時代⑤「新たな出発?」
カズエ:「切っ掛け?」
私:「うん。その年の暮だったかな?オレ、ピアノやってるんだけど、音楽教室の帰りに偶然、街中でユウコに声掛けられてね!」
カズエ:「え!?街で??」
私:「そ!ビックリしたよ(笑)一緒にバス乗って帰ったんだけど、ユウコの方から話掛けてくれて・・・。別れ際に【あなたの事が羨ましくなった】なんて言われてさ(笑)」
カズエ:「羨ましい・・・?」
私:「うん。羨ましいって言われて不思議に思ったけど、そん時は転校前の友達の事を話してたからね。それかな?って。」
カズエ:「あ・・・友達・・・。」
私:「・・・うん。ユウコは・・・クラスでも孤立してた感じだったからねぇ・・・。ま、仕方ないけど・・・。」
カズエ:「・・・(寂)」
私:「2年の冬休みが明けて・・・3学期初めに、オレの後追いで幼馴染が転校して来てさ、アホ女子なんだけど(笑)」
私:「同じ居住エリアだったし、幼馴染とユウコと3人で一緒に帰ったんだけど、ウチに寄るって事になって、なぜかユウコも混ざって幼馴染とおしゃべりになってね(笑)」
カズエ:「え!?ユウコが??自分から寄るって言ったの?」
私:「そうだよ!幼馴染と色々話をして、最後二人きりになった時にユウコ自身から宗教の事カミングアウトされて、それでも友達になってくれる?なんて言われて。そっからかな?」
カズエ:「ユウコが・・・宗教抜ける切っ掛けになったのって、あなただったんだ・・・。」
私:「ん??ユウコから・・・何か聞いてた?」
カズエ:「・・・うん。ユウコが最後に集会に来た時に辞めるって聞いたの。いっぱい悩んだけど、世の子として生活したいからって・・・。冗談で、男?って聞いたら笑ってた・・・。」
私:「・・・そうだったんだ・・・。」
カズエ:「私たちは・・・信者同士でも男女交際とか・・・結婚するまでは出来ないし、特に世の人となんかは絶対ダメ・・・だから・・・。」
私:「今まで信じて来た教えと、世の子との生活って言うのかな?ユウコ自身も色々悩んで、随分と葛藤が有ったみたいだよ。オレの事も一つの切っ掛けにはなったんだろうけど・・・。」
カズエ:「他の信者さんに知れたら排斥されちゃうし・・・。ユウコ・・・内緒にしてたけど・・・抜ける事を真剣に悩んでた・・・。ユウコの決断は凄いや・・・。」
私:「抜けた後の最初は良かったんだけど、ユウコ・・・心が不安定になっちゃってね。楽園からサタンの世界へ引きずり込んじゃって・・・悪い事したかなって思ってた・・・。」
カズエ:「ユウコから・・・それは聞いた。珍苗字くんがずっと側に居てくれたって・・・。死ななくて・・・良かったって・・・。」
私:「なんか・・・オレも責任感じちゃってね・・・。側に居て・・・支えててあげなきゃなって思っちゃってね・・・。」
カズエ:「珍苗字くんの事が切っ掛けでも、辞める事はユウコが自分で決めた事だし・・・。私には真似出来ないかも・・・。」
私:「そっか??オレが知ってる初期のユウコとカズエちゃんは随分印象が違うし・・・。オレはてっきり世の子だと思ってたよ(笑)」
カズエ:「私は小学校の途中からなの。それまで私は世の子として生活してたし、友達も居たから当り障りのない程度で接してきたから・・・。」
私:「ご家族全員?」
カズエ:「ううん、母と私と妹・・・。母が仕事で病んじゃった事が有って・・・その時から・・・。父は神様を信じてないし・・・母には止めろって言い続けてたんだけど・・・。」
私:「ユウコも・・・カズエちゃんみたいに【世の子風味】が出来てれば良かったんだろうけどね・・・。もっと違うユウコになってたかもしれないけど・・・。」
カズエ:「ユウコは・・・物心付く前のちっちゃい頃かららしいから・・・。真面目に信じてたんでしょ・・・。」
私:「そうだろうね(笑)でもさ、脱会して吹っ切った後のユウコの笑顔は・・・キラキラしてて素敵だったよ!」
カズエ:「ふぅ~ん(笑顔)」
ユウコ:「おーい!お待たせ―!帰ろ~!(笑)」
昇降口にユウコの姿が見えた。ユウコは「ててて・・・」と小走りで駐輪場に向かってくる。カズエちゃんが縁石から立ち上がる。
私&カズエ:「おーい!待ちくたびれたぞー!(笑)」二人でユウコに向かって手を振る。
カズエ:「私も・・・好きな人が出来たら・・・素敵な笑顔を出来るかな?」
私:「ん?・・・今のままでも十分だけどな!(笑)」
カズエ:「え・・・(恥)・・・珍苗字くん・・・(照)」
私:「ん??」
カズエ:「・・・ううん!なんでもない!(照)」
ユウコ:「はぁ!はぁ!お待たせ!帰ろ!はぁ!」
私:「うん。帰ろ!あ!指輪は装着済み(笑)」
ユウコ:「あ、私も!・・・装着!へへッ♡(手を見せる)」
私:「指輪は・・・登下校のみな!あとは学校外で一緒に居る時!・・・恥ずかしいからよ(笑)」
ユウコ:「うん、良いよ!私もちょっと恥ずかしい(照)」
私:「あ・・・そうだ・・・ユウコ?あの・・・弁当の事なんだけど・・・。」
ユウコ:「ん??(少し首を傾げる)」
私:「あの・・・すっげー嬉しいし・・・一緒に食べるのも良いんだけど・・・。教室で貰うと・・・恥ずかしいからさ・・・。作ってくれた時は・・・朝に・・・貰えない?(笑)」
ユウコ:「あ・・・(笑)うん、わかった!」
私:「悪いな・・・。オレ・・・恥ずかしがりや・・・だからさ・・・(照笑)」
ユウコ:「うん(笑)Yの・・・知らない一面を見た気がする・・・(照)」
私「はは・・・(照)」
ユウコ:「学校で・・・くっ付くのも止めようね(笑)実は・・・私も・・・恥ずかしくって・・・(照)」
私:「・・・うん。あ!イチャ付くならさ、カズエちゃんの前だけにしようぜ(笑)」
カズエ:「え!?なんで??やめてよ!(笑)」
ユウコ:「・・・?(照れてるカズエを見て)あ♪うん!そうしよ!(笑)」
カズエ:「・・・勘弁してよ(笑)」
ユウコ:「カズエ!世の子は良いよ(笑)ほら!こんな事も出来る!ちゅ!(←私の頬へキスしてきたw)」
カズエ:「・・・サタンめ!この世が滅ぶ時、二人は地獄に落ちればいいのよ!(笑)」
ユウコ&カズエ:「ぷっ!あはははははははっ!」
そんなこんなで夏休みに入り7月一杯の夏期課外講習は有れどカズエちゃんは飲食店でバイトを始めた。お母さんは猛反対したそうだけど、オヤジさんからの勧めを尊重して人見知り解消も兼ねてバイト経験しようと思ったそうです。
ユウコは一家で海外旅行へ出掛け、私は6月から始めていたバイトに精を出しました。タクシーを主に扱う工場だったので夜遅くまでやっており、18歳未満がバイトを許されるギリギリの22時まで毎日バイトを入れてもらった。
特に金が必要って事は無かったけど、暇を持て余すよりはマシ。整備士資格もない私に出来る仕事は、すり減ったタイヤの組み換えや、軽い事故などで壊れたライトやランプ類、凹んだドアやフェンダーを予備の部品に交換と言った軽作業がメイン。
引越し前の地元でじいちゃんが整備工場をやっていた時代、じいちゃんの手伝いで良くやってた作業だったので特に教わる事も無くサクサク作業が出来たけど、仕事的には毎回ある訳でも無く、簡単過ぎてつまらなさを感じる時も有りました。
ある時、場内が混み合っていた際に、ラジエターがパンクしたと言う他社のタクシーが乗客を乗せたままSOS修理で入って来た。焦る運転手、イラつく乗客。人手も足りず、なかなか手を付けて貰えない様子を見かねて私が修理をやってのけた。
そんな緊急修理なんてじいちゃんが作業してるのをガキの頃から見て実際に仕込まれてたし、部品庫にはその車に使える部品が山ほどある。箱に記してある部品番号を見ればどの車の何用の部品かなんて判るまでになっていたし・・・。
そもそもタクシーなんてそんなに車種は無い。トヨタに日産、三菱にマツダ。当地では小型タクシーしか居なかったので車種は絞られる。構造と手順さえ覚えてれば何とかなるもんです。作業終了時は手の空いたベテランに確認して貰って合格点が出た。
その時の私の対応を工場長に見込まれて、何故か車検班に入れられて略毎日車検整備。その合間にベテラン整備士から一通りの整備を教わって充実した夏休みを過ごす事が出来ました。勿論、高校生には場違いな位に懐にも余裕がwww
そんなバイト生活ばかりもしてられない高校生。夏休みも残り2週間ちょいとなった時、帰国したユウコから入電を受けてカズエちゃんと共に朝っぱらから訪問し、お土産の分配を受けつつ宿題の総仕上げをする事に・・・。
本当に南国の楽園に行ったのか?と思う程にユウコは色白のままで、カズエちゃんと私はキツネに抓まれた様な気分。撃ち落されて内湾に沈んだゼロ戦の姿や、破壊されてそのまま残された戦車の写真を見せれられて凄さと共に胸が痛んだ。
各人の夏休み生活の話しをつつ宿題の総仕上げをする。ユウコは我々なんかより数倍成績も良い。宿題も旅行先に持参して大体終わらせており、そんなユウコの手助けも有って三時のおやつになる頃には8割方が片付いてしまった。
私:「いや~8割方終わったな(汗)あとは楽なヤツだから一安心だな・・・。」
ユウコ:「(^ー^*)フフ♪良かったね!いっしょに遊びに行ったりできるね!」
私:「どこか・・・行きたい所ある??」
ユウコ:「う~ん・・・。カラオケ!(*^▽^*)」
私&カズエ:「・・・いつでも行けるじゃん!( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)(冷汗)」
ユウコ:「う~ん・・・。ボウリング!(*^▽^*)」
私&和枝:「・・・5月に行ったじゃん!( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)」
ユウコ:「う~ん・・・。Yと一緒に居られれば・・・それで良いや♡」
私:「・・・ユウコ(照)」
カズエ:「はぁ・・・。また・・・ラブラブなりよ・・・(哀)」
急にどーんよりとした溜息を付いたカズエちゃん。我々のイチャ付きを見せ付けたからなのか?と思ってユウコと二人で詫びたけど、どうも違う様で・・・。
「実は・・・」と話し出したカズエちゃんに我々二人は驚愕。飲食店でバイトしていた話は聞いていたけれど、バイト仲間の年上男子高生より告白を受けたのだそうだ。
「良かったじゃない!カズエ!世の子デビュー出来るね!」と喜びの声を掛けたユウコでしたが、カズエちゃんのライフポイントは見る見るうちに下がって行きます・・・。
告白を受けたものの、合否の返事が出来なかったカズエちゃん。世の子風味とは言えども信仰者、神の教えに背いて男女交際をするのはご法度である。しかも相手は世の子。信仰者男子でも結婚するまでNGである。
とは言え、せっかく巡って来たチャンスは無駄にはしたくない。バイト終わりに店の外で恐る恐る立ち話をしてから帰るのがデフォになったそうですが、日を追う毎に慣れて親密化して帰宅時間が遅くなりだした。
ある時に帰宅時間が遅いのを心配したカズエ母がバイト先に様子を見に行ってみれば、見知らぬ男子と話し込む娘の姿。こんなのが他の信仰者に見つかれば排斥行為とみなされてエライ事になる。
怒ったカズエ母は相手の男子を罵り、店に乗り込んでバイトを辞めさせ、家に連れ戻された挙句、お尻を出させられて聖書の教えに反する行為の罰として「鞭(ゴルフの替えグリップだそうです)※」を受けたそうです。
※いしいさやさん著書の【よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話】をお読みください。めっちゃ参考になります。
信仰者とは言え、16歳の高1女子(カズエちゃんは16になってたw私とユウコは早生まれなのでまだ15歳♪)がお尻に鞭を受けるってのは羞恥&屈辱的である。その手の行為が好きな人には興奮出来るでしょうけど・・・。
カズエちゃんは久々に鞭を受けたんだそうで、痛いわバイト止めさせられるわ、外出禁止(元信者とは言え、親を知ってるユウコの誘いだったので今日はOKだったw)を受けて相当凹んでいたんですね。
ユウコ自身も鞭の罰を身をもって知っている。痛さは勿論の事、恥ずかしさも屈辱的な事も・・・。ユウコはカズエちゃんを抱きしめて慰めていました。
カズエ:「ユウコ・・・。私・・・もう嫌だ・・・。宗教なんて辞めたいよ・・・。」
ユウコ:「それは・・・カズエが決める事だよ・・・。」
涙ながらに語るカズエちゃん。もっと話を聞けば・・・別のバイト仲間男子にもコクられて、キスさせそうになったんだって。モテるな・・・と思ったけど、カズエちゃんのベースは全然悪くない。
以前、ユウコに雰囲気が似ていると書きましたけど、ユウコは元SKE48の松井玲奈さんに雰囲気が似ており、カズエちゃんは女優の長澤まさみさんに似てるな・・・と後年思った程の美形である。
二人に共通して言える事は背格好と体型、髪型がそっくり。後ろから見ればまるで双子。マイナスポイントは極度の人見知りと、初対面の相手に対して人付き合い苦手オーラを強烈に発する事・・・。
ユウコは徐々に直ってきましたけど女子に対してだけで、男子は私の友人で気を許した相手だけ。カズエちゃんも略同じで、ユウコと同じで初対面の相手に対する対人恐怖症も持っていた・・・。
なぜ、私とは普通に接せられたのか?と言う疑問。それは私がユウコの彼氏であったという事。常にユウコの側に居て会ったり話をする機会も多く、カズエちゃん自身が私を無害と判断した証拠であるw
・・・入信前まで世の子を経験したカズエちゃんにしてみれば、キスなんていずれ年齢が経てば出来るものだろうと思ってた。とは言え、今は聖書の教えを胸に生きる信仰者。
性に厳格な宗教でも有るのでSEXは勿論の事、オナニーだってHな妄想だってNG。男女交際だって手を握る事でさえ排斥行為とみなされてしまう事をカズエ母から教えられていた。
カズエちゃんは告って来た相手から肩に手を置かれて恐怖を感じ、その手を強く振り払い、自身が宗教信者である事、男女交際も出来ない事を正直に告げるとその相手は気味悪がり、挙句の果てにはバカにしたんだそうですよ。
カズエ:「私は一生・・・人を好きになんてなれないんだ・・・。好きになってくれた人の気持ちにも答えられない・・・。ユウコが羨ましいよ・・・(泣)」
ユウコ:「カズエも私みたいに・・・世の子になっちゃえば良いんだよ・・・。」
カズエ:「どうやって辞めれば良いのよ!ただ辞めるって言えば辞められるの??そんなの無理じゃん・・・(号泣)」
ユウコ:「私は・・・好きな人が出来たって・・・その人と・・・付き合いたいって・・・正直に伝えたよ・・・。最初は・・・怒られたけど・・・。」
私:「え・・・(驚)」
ユウコ:「私は・・・Yの事が大好きになった・・・。神の教えは解ってたけど・・・。自分の気持ちに・・・正直になりたかった・・・。」
カズエ:「・・・。」
ユウコ:「好きな人の側に居たい・・・。好きな人に触れたい・・・。好きな人を・・・愛したい・・・。教えを守っていたら・・・絶対に出来ないって解かったから・・・(涙)」
私:「・・・ユウコ・・・(涙)」
ユウコはカズエちゃんを抱きしめながら、優しい目付きで私を見つめてにっこりと微笑んだ。私に対するユウコの気持ちが・・・痛い程に心に伝わり、涙が止まらなかった・・・。
カズエ:「ユウコ・・・(涙)私にも・・・出来るかな・・・。」
ユウコ:「うん・・・。出来るよ・・・。自分の気持ちに・・・正直にならなきゃ・・・。ね、カズエ!(微笑)」
カズエ:「自分の気持ち・・・。私も・・・【解放】・・・出来るかな・・・?」
ユウコ:「・・・解・・・放・・・?」
ユウコの気持ちにせっかく感動していたのに、その感動を打ち消す様に発せられた言葉を聞いた私は嫌な予感がした・・・( ̄▽ ̄;)
ユウコ:「解放・・・。そうよ!カズエ!解放よ!!」
カズエ:「・・・え!?どういう事??ぐすっ(涙)」
ユウコ:「カズエの・・・その心に秘めたモヤモヤを、Yに解放して貰えば良いのよ!」
カズエ:「・・・え!?な・・・なんで・・・珍苗字くんに!?」
ニヤッと笑ったユウコは、カズエちゃんに耳打ちする。アノネ・・・(ノ゚ー゚(; ̄□ ̄)ナヌッ?
カズエ:「ちょ!!!そ・・・そんなの無理に決まってるでしょ!!!!(顔が真っ赤!)」
ユウコ:「どうして??私は・・・解放されて気持ち良かったわよ!(*^▽^*)」
カズエ:「そ・・・それは!アンタの恋人だからでしょ!(怒)私は・・・違うもの!!」
ユウコ:「Yなら・・・カズエの事も解放してくれると思うんだけどなぁ・・・。」
はい・・・。嫌な予感・・・的中・・・( ̄▽ ̄;)
ヤリたい盛りならば一も二も無く手を上げるんでしょうけれど、早い内から数名と経験し、ユウコと言う恋人が居る私はヤリたいだけの盛りはもう過ぎていた(苦笑)
カズエちゃんはユウコの友達であり、私にとっても一人の女友達であり、恋愛の対象や性欲の対象(パンチラは別w)としては一切見てはいなかったんですよね・・・。
私:「ゆ・・・ユウコ?それは・・・マズいんじゃない?カズエちゃんには・・・カズエちゃんの考え方が有る訳だし・・・(焦)」
ユウコ:「私が・・・許可したら大丈夫でしょ?私の前で・・・してくれても良いし・・・。」
私:「そ・・・それは・・・違うだろ(汗)カズエちゃんは・・・好きな人と・・・すれば良いんだし・・・。しかも・・・ユウコの前でって・・・(冷汗)」
カズエ:「いくら珍苗字くんとだって、ユウコの前では絶ーっ対に嫌だー!(≧△≦)」
ユウコ:「・・・ダメか・・・。気持ち良いのに・・・。」
私:「・・・そういう事じゃないと思うけど・・・。」
カズエ:「そうよね??珍苗字くんもそう思うよね???・・・ちょっと!目を逸らせてないで、私と目を合わせてよ!」
私:「・・・うん・・・。ってか・・・カズエちゃん・・・。スカートからパンツ見えてる・・・(照)」
ユウコ:「あ・・・ピンクのボーダー。良いな・・・可愛い・・・。」
カズエ:「はっ!!(恥)」慌ててスカートを抑えるカズエちゃん。
私:「カズエちゃんって・・・。可愛いパンツ穿くよね・・・(照)」
ユウコ:「パンツは世の子風味なのにね(笑)大体の信者は地味なの穿くのに♪」
カズエ:「く・・・!(恥)・・・このサタンめ!この世が滅ぶ時、二人は地獄に落ちればいいのよ!(怒)」
ユウコ&私:「あはははははははっ!(*^▽^*)(*^▽^*)」
・・・ってな訳で、世の子になったユウコの気持ちと、世の子になりたいと願ったカズエちゃんの思い。カズエちゃんの願いが叶うのは、高3の夏休みまで待たねばなりません。
その頃の私とユウコの関係がどうなっていたのかは、この時はまだ知る由も有りません。その時が来た時にまたお話をさせて頂こうと思っております。
残念ながらエロ度の低い我が高校時代編。物語の継続は温かくも有難い、読者様から続編希望を頂いた際のまた次回と言う事で・・・。