Yとユウコと大学時代⑫「サユリに華を咲かせましょ!」

Hatch コメントはまだありません

この度は私の投稿をお読み頂き、また、多数のコメントと、続編希望を頂きました事を心より感謝致します。

長きに渡りお送りした中学・高校時代編でしたが、現在は大学生時代のちょっとしたエロ話をお送りさせて頂いております。

文中にて時代背景が前後する事がございますし、誤字脱字も多く有るかと思いますが、予めご容赦願いたいと思います。

さて、大学時代編も終盤の12話目。大学3年に進級した私とサユリ、そして新社会人として念願の幼稚園の先生となったユウコのお話です。

前話の通りで約1年振りに恋人関係へ戻った私とユウコ。会えば必ず・・・と思うでしょ?そこはベテランカップル、節度は弁えてます(笑)

ま、4月から幼稚園教諭として働き出したユウコは初めての職場に悪戦苦闘。週末を迎える頃には体力を使い果たしてグッタリしてました。

私とサユリも3年生へ進級し、来春に控えた教育実習に向けての事前指導が始まり、実習受入れ先の学校へ申し込みや根回し行脚で大忙し。

夜に3人で集まったとしても、疲労困憊で軽く飲んで食事をし「また明日ね!」なんていつになく健全で平和な日々を過ごしておりました。

そんな今回は以前お話させて頂いたサユリ編が思いの外反響が有ったので、今回もサユリに纏わるお話をさせて頂こうかな?と思います。

いつもの如く長文のクセにエロ要素が少ないと思いますので、次編への「続編希望ボタン」をポチっとして頂けると幸いでございます。

——-本編——–

1996年(平成8年)。無事に大学3年へ進級した私はいつになく平穏な学生生活を迎え、季節は早くも6月下旬になろうとしていました。

平穏とは言えども大学3年生。教育実習本番は4年生時なのですが、本年度はそれを見越した講義も多く、やるべき課題も多いのです。

そんな日程が詰まった時では有ったけど、私にとって嬉しい?出来事が訪れた・・・のか、人生初の新車を手に入れる事になったのです。

週末の昼下がりにオヤジが所長を務める某ディーラーの営業所に呼ばれた私。「新車を買ってやったぞ!」とオヤジが豪語していたけれど・・・。

朝っぱらからオフクロに呼ばれて愚痴を聞かされていたサユリと、部活を終えて帰宅したばかりのチヒロもヒマ潰し兼退避でくっ付いて来ました。

ショウルーム正面には登録と納車準備を終えた新車を前に佇むバカオヤジ。我々三姉弟妹は複雑な顔をしながら微妙な新車を眺めておりました。

サユリ:「ちょっと・・・Yの新車って、まさかこの車じゃないでしょうね?(呆)」

私:「オヤジに【どうだ!】って自慢気に言われたけど、この車になるとは思わなかったよ・・・。」

チヒロ:「真っ黒でフェンダーミラーだし(笑)新車とは言えなんか古臭くない?」

私:「確かにな・・・。さっきカタログの仕様書を見たら、セダンはフェンダーミラーが標準なんだとよ。」

サユリ:「これなら今乗ってるデボネアの方がマシじゃない?あの車の方がクラシックカーっぽいし・・・。」

チヒロ:「私もそう思う!この車で高校の送り迎えはイヤだ(笑)」

私:「だよなぁ・・・。二十歳の大学生の愛車って感じじゃないよな・・・。」

サユリ:「・・・うん。私の車もだけどねww」

私:「サユリのは健全な旧車だしコレとは違うだろ?元を正せばサユリがオレのハイエースをぶっ潰すからよぉ・・・。」

サユリ:「なによ・・・。私は【車庫に入れるまで】は無事故だったのよ!【車庫から出す時に】セルシオを秒で潰したユウコちゃんよりはマシでしょ!」

私:「まぁ確かにな・・・。二人して修理が難しくて、金が掛かる所をぶつけやがって・・・。」

チヒロ:「ハイエース、門柱に刺さって車体が【くの字】に曲がってたもんね!あれは笑った!」

私&サユリ:「笑うなっつーの!(怒)」

チヒロ:「ひえっ!私が免許を取ってぶつけたりしたら何を言われるんだか・・・恐ろしい!!」

オヤジ:「おい!おまえら!新車を前に何をブツクサ言ってんだ!(怒)Yももっと喜べ!」

三姉弟妹:「コレは喜べない・・・(苦笑)」

某自動車ディーラーへメカニックとして就職し、とんとん拍子に昇級して工場長になったものの、部下の不祥事の責任を取らされて営業マンに格下げ処分を受けたウチのバカオヤジ。

当初は畑違いの営業部門への降格処分に腐っていたけれど、ユウコ父が経営する会社の営業車や社有車数十台を一気に引き受け、業績を認められてこの春に営業所の所長に昇進しました。

昇進した事に天狗になっていた訳では無いのでしょうけど、同じDNAを引き継ぐ我ら三姉弟妹と同じで、肝心要の時に「おっちょこちょい」の一面を出すのがウチのバカオヤジ。

1995年末に13年振りに#15系へフルモデルチェンジを受けたクラウン・セダンを某企業の社有車としてオーダーを受けたものの、メーカーから届いたのが仕様違いという大ポカをやらかした。

再度正式なグレードをメーカーにオーダーして無事納車に漕ぎ着けたのですが、ポカをやらかした車は受注引当も無く、オヤジが舵を取る営業所にて不良在庫として宙ぶらりんになっていた。

黒でフェンダーミラーの「スーパーデラックス」なんて最下級グレードは顧客のオーダー通りでしたが、注文記載を間違えてメーカーから届いたのはAT車では無く5速MT車と来たもんだ。

この当時、こんな仕様のクラウン・セダンをオーダーする様な一般顧客は滅多に居らず、オヤジが責任を取って売り切る事になったらしく、なぜか私の愛車としてローンと共にやって来たのです。

収入も無い大学生の身分で240万円近いローンを組むって訳にもいかず、オヤジが社員割引を使って購入し、私が少しずつ「親ローン」を返済すると言う詐欺の様な購入劇となったのでした。

バカオヤジ自身も、ユウコ父から買い取った#13系V8クラウンから#15系クラウン・ロイヤルに代替えを行い、オフクロの許可も無く2台一纏めで購入すると言う暴挙に出たのでありました。

あ、因みに今回のクラウンってのが2020年の初秋まで24年間乗り続けた愛車であり、エスティマに代替えするまで妻のカオリや、愛娘二人の成長を見届けた我が家の歴史を知る車であります。

サユリ:「何が【新車買ってやった】よ!お父さんが仕事でヘマした車でしょ?しかも【親ローン】とか言ってYに払わせるなんて詐欺もいい所じゃない!」

チヒロ:「そーよ!お父さんが買った新車の方がカッコ良いじゃない!こんな年寄り臭い車じゃお兄ちゃんが可哀想だよ!」

オヤジ:「うるさい!二人して親のやる事にいちいち口答えするな!(怒)」

サユリ:「口答えするわよ!理不尽すぎるもの!それに、私たち姉妹はまだしも、彼氏がこんな車に乗ってて喜ぶ様な女の子が居ると思う?」

オヤジ:「なに?それならこの世に一人くらいは居るだろ!」

サユリ:「誰よ!居るなら今すぐここに連れて来なさいよ!(怒)」

オヤジ:「おいY!ユウコちゃんに電話しろ!今すぐ呼んで新車を見て貰え!」

私:「あ?今の時間、ユウコはまだ仕事中だっつーの・・・(-_-;)」

サユリ:「はぁ・・・。ま、車の支払いはY自身に頑張って貰うとして、勝手に新車を2台も買っちゃって、お母さん鬼怒りしてたわよ!」

オヤジ:「鬼怒り?・・・母さんが怒っている事をなんでサユリちゃんが知ってるんだ?」

サユリ:「朝からお母さんに呼び付けられて、ここに来る前までずーっとお父さんの愚痴を聞かされてました!(怒)」

私:「仕事行く直前に【新車買ったから】って、しれーっと言いやがって・・・。オヤジが出てった後からオフクロ凄かったよな(苦笑)」

チヒロ:「・・・うん。家じゅうに暗雲が立ち込めて、一気にピリピリムードになったもん。午前中部活で良かったぁ・・・。」

サユリ:「・・・ったく(-_-;)なんで養女に出た私が家の事を心配したり、悩まなきゃ無いのよ!お父さん!しっかりしてよ!(怒)」

オヤジ:「しっかりって・・・。サユリちゃん?セリフ回しが母さんにそっくりだな・・・。」

サユリ:「・・・なんですって?(-_-メ)」

オヤジ:「あ・・・いや・・・(冷汗)」

サユリ:「帰ったらちゃんとお母さんに土下座で謝りなよ!Yもチーちゃんも、お父さんの援護してあげて!」

私&チヒロ:「援護・・・(冷汗)」

サユリ:「そ!・・・返事は?(怒)」

私&チヒロ:「は・・・はぁ~い・・・( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)」

サユリ:「お父さんは?(怒)」

オヤジ:「は・・・はい・・・。」

成人式の際に双子の姉弟である事が解ったサユリ。私との恋人関係は解消となり、サユリ家の養女では有るけれど「珍苗字家の元長女」として頼られる存在になってました。

誕生から1年足らずの親子関係では有ったけど、同じDNAを持つ家族である。言葉のやり取りや掛け合いだって珍苗字家の間(ま)を持っており、家族に馴染むのも早かった。

サユリが我が家に来る事はオフクロが一番喜んでいたりして、サユリ家の両親も勿論公認済み。一見平和そうに見える珍苗字家の均衡はサユリが守って?居たのでしたww

———-なんやかんやで祝!納車&デボネアの嫁ぎ先は??———-

オヤジ:「・・・ま、装備説明はそんな所かな?保証の関係も有るからシャコタンにしたり改造すんなよ!」

私:「しねぇよ!シャコタンなんてオレの趣味じゃねぇし・・・。」

オヤジ:「そうだったな(笑)・・・あ、そうだ。Y?今日はこのまま真っすぐ家に戻るか?」

私:「ああ、サユリの車をウチに置いたままだし、実習用の課題も纏めなきゃなんないし・・・。」

オヤジ:「そうか・・・。それなら、乗って来たデボネアをハタヤマ工務店まで届けてくれないか?」

私:「ハタヤマ工務店?エリコん家にデボネア持ってってどうすんだよ?」

オヤジ:「サユリちゃんがぶっ壊した門柱を直して貰ったろ?その代金の代わりだ(笑)」

私:「はぁ!?このデボネアじゃ代金の代わりになんねぇだろうが・・・。支払いは門柱をぶっ壊したサユリが払うのが筋だろ?」

サユリ:「ちょっと!私はゴジラか?私がこの手で壊したみたいに言わないでよ!正確には私が運転した車がぶつかって・・・」

オヤジ:「細かい事は気にするな!」

サユリ:「気にするわよ!ブツブツ・・・(怒)」

オヤジ:「兎も角、ハタヤマ工務店のオヤジさんがコレで良いって言ったんだ(笑)」

私:「マジかよ・・・。エリコのオヤジさん、デボネア貰ってどうする気なんだ?オヤジさんってセルシオ乗ってんじゃんか・・・。」

オヤジ:「実はな、この車はオマエの同級生のエリコちゃんが乗るんだってよ!」

私:「は?エリコが!?アイツ普段、自分ちのカリーナバンを乗り回してんじゃん!車いらねーだろ?」

オヤジ:「この春に別の営業所に移動になって、通勤用の車が必要になったらしくてな。工務店の看板が入ったバンで通勤って訳にもいかんだろ?」

私:「だからって女子社員がデボネアで通勤か?どこの重役だ?って言われるぜ??」

オヤジ:「今時、こんな古いデボネアに乗ってる重役は居ないだろ(笑)それに、エリコちゃん自身が欲しがったんだよ!」

私:「はぁ!?エリコが??」

オヤジ:「エリコちゃんはアンティークが趣味で、車もこういった旧車が好きなんだとよ!工事を手伝いに来た時に譲ってくれってうるさくてな!」

私:「そう言えば・・・車を弄ってる時にオレにもそんな事を言って来たな・・・。冗談かと思ってたけど本気だったのか・・・。」

オヤジ:「ブツクサ言いながらもオマエは、解体部品を駆使してデボネアを綺麗に再生しやがったし、廃車する位ならエリコちゃんに託した方が車の為だろ?」

私:「うーん・・・。それでオレに新車のクラウンを当てがったって訳か・・・。門柱の修理代と、オーダーミスの不良在庫が捌けりゃ一石二鳥だよな・・・。」

オヤジ:「ま、そう文句言うな!クラウンはサユリちゃんに回して貰って、エリコちゃんにデボネアを届けてくれや!書類は今夜届けるって言ってあるから!」

私:「解かったよ・・・。でも、せっかくの新車をサユリに運転させんのかよ?家に着くまでボコボコにされそうだな・・・。」

サユリ:「・・・なによ!古いけど私もクラウン(昭和49年式のMS80型w)のオーナーよ!ぶつけたりしないから安心せい!(笑)」

オヤジ:「サユリちゃん!ついでで悪いけど頼んだぞ!オレ、仕事戻るからさ!みんな、気を付けて帰れよ!」

・・・なーんて言われて、エリコの家までデボネアの回送。自分の新車をデボネアのルームミラー越しに眺める。運転するのはサユリ、助手席には笑顔のチヒロである。

サユリにハイエースをぶっ潰されて、代わりの愛車としてやってきたデボネア。僅か4ヶ月程の相棒だったけど、まさか親友の元に嫁ぐとは思っても居なかった。

あ、因みにエリコとは、中2時に転校したS中時代の同級生であり、私とユウコ共通の親友である。私とユウコはブルマ好き、エリコは男子の体育短パンに萌える女。

昼休み中になぜか3人でフェチ談義をしてしまい、卒業式後に恥じるエリコに頼まれて、私の体育短パンとエリコのブルマをトレードしたフェチ仲間の一人であります。

詳しくは過去投稿である、Yとユウコと大学時代⑦「寝取り作戦?アキコの姉・ヒロコちゃん②」の終盤・11月付近のお話をお読みいただきたいと思いますw

———-エリコとサユリw———-

デボネアのラストランを楽しみながら、エリコ宅である工務店に到着。社長兼棟梁であるオヤジさんから何かの作業を教わっているエリコの姿を見つけた。

私:「エリコー?デボネア持って来たぞー!」

エリコ:「ん?・・・おーっす!あ!デボネアちゃん!キタ―――(゚∀゚)――――!!」

エリコ父:「お?来たか!珍苗字くん、態々悪かったな!」

私:「いえいえ!あ、名義変更した書類一式は今夜オヤジが持って来るそうです。」

エリコ父:「ああ、オヤジさんから連絡貰ってたよ!ボロ車って聞いてたけど、すこぶる極上じゃねえか!」

エリコ:「でしょ!凝り性の珍苗字がせっせと直して、綺麗になってく所を密かに観てたからね!バッチリよ!」

エリコ父:「そうだったのか?・・・なんか大事な車をエリコが奪い取ったみたいで悪い事したなぁ・・・。」

私:「いやぁ・・・。同型の解体車の部品を使って直したんで殆ど費用は掛かって無いし・・・。でも、この車で門柱を直して貰った代金になるんですか?」

エリコ父:「オヤジさんにはウチで使ってる全ての車の面倒を見て貰ってるし、代替えする時は激安にして貰ってるからな!お互い様ってこった!(笑)」

私:「はぁ・・・スイマセン・・・。門柱の修理の件、本当にありがとうございます。」

エリコ:「私にデボネアをよこしたおかげで、珍苗字だって役得あったでしょ!」

私:「あ?役得??」

エリコ:「新車買って貰ったんでしょ!何を買って貰ったの?ランクル?カルディナ?まさかのまたダイナ??(笑)」

私:「なんでダイナなんだよ!・・・アレだよ、15#クラウンセダン。」

エリコ:「ぷっ!だっさ!ハイヤーみたいじゃん!あははっ!」

私:「笑うな!買って貰ったって言うけどな、車と一緒に240万近い親ローンを背負ったんだからな!」

エリコ:「親ローンだったら気楽で良いじゃん!有る時払いの催促無しだし!」

私:「まぁな・・・。月々1万円ずつ240回をオフクロに払うんだぜ?踏み倒せねぇし恐ろしいよ・・・。」←社会人5年目時に全額返済しましたw

エリコ:「あはは!ま、ガンバレww・・・あれ?クラウンを運転して来たの誰?ユウコちゃんじゃないよね?助手席に居るのはチヒロちゃん?」

私:「ん?・・・ああ、ユウコはまだ仕事中だし違うよ。オレの姉貴だよ・・・。」

エリコ:「ふーん・・・。あれ?珍苗字ってお姉ちゃん居たっけ?兄妹って妹のチヒロちゃんだけだったよね?」

私:「ああ・・・。話せば長くなるんだけど・・・かくかくしかじか・・・って訳で、20年振りに判った双子の姉貴なんだよ。」

エリコ:「え?双子??マンガみたいな話だな・・・。ん??車ぶつけて門柱壊した人って、もしかしてそのお姉さん??」

私:「あぁ・・・そうだよ・・・(苦笑)」

エリコ:「( ̄m ̄〃)ぷぷっ!そんな人に新車を運転させて大丈夫なの?ウチに来るまでハラハラしたんじゃない?(笑)」

私:「まぁな・・・。車を近くで見るのが怖いよ・・・。」

エリコ:「ねぇ!お姉さんを紹介してよ!私、初めて会うよね?」

私:「あぁ・・・別に良いけど、会ってどうすんだ?」

エリコ:「珍苗字と双子だってんだから、どんな顔をしてるか見てみたいのよ!(笑)女装したアンタみたいだったりして!」

・・・なんて会話が聞こえたのか、ゆっくりとクラウンから降りて来たサユリ。仏頂面なのはいつものお約束だけど、今回はムカついたバージョンの仏頂面であるw

危険を察知したチヒロが少し遅れて車から降りてサユリを宥めつつ、獲物を狙うジョーズの如く、ゆっくりとした足取りでサユリがエリコに近付いてきました。

私:「ああ、サユリ?コイツはS中時代の同級生のハタヤマ・エリコ。オレとユウコのダチだよ。」

サユリ:「どうも・・・初めまして。Yの双子の姉の、少数苗字サユリです・・・(ムカつき顔)」

エリコ:「うわ・・・身長デカっ!それに、珍苗字とどことなく似てる!」

サユリ:「(-_-メ)ピキピキ・・・(怒)」

熱心な読者様とサユリファンならば既にお解りかと思いますが、姉のサユリは女優の小西真奈美さんと橋本愛さんを足した様な見た目+身長が174㎝もあるスレンダー系大女である。

低身長のおチビ女子は憧れも有って好きだけど、リア充オーラを出す彼氏持ちの低身長女子が大嫌い。サユリが通う女子大で、そう言う女子に囲まれていれば嫌気が差すのは当たり前。

一方のエリコは約150㎝の低身長で彼氏持ち女子。見た目的には女優の深津絵里さん風味で少し気が強い系である。挙句の果てにサユリと同じく言葉尻に棘が有って、言い回しが案外キツイw

お互いに牽制し合いながら自己紹介や世間話をしてたけど、エリコに彼氏の有無を聞かれたサユリがキレた(笑)「やべぇ」と思いつつもどんなバトルになるのかワクワクしたのは内緒です。

———-時間経過・仕事帰りのユウコ先生w———-

ユウコ:「はぁ・・・(溜息)エリコったら・・・。」

私:「エリコはヘタレのクセに負けん気だけは強いからなぁ・・・(苦笑)」

ユウコ:「サユリちゃんとケンカしたって負けるの解ってるじゃない・・・(呆)」

私:「ああ、サユリの圧勝だったよ(苦笑)おチビのエリコの頭を押さえ付けて、最後はパンツ丸出しで腕ひしぎ逆十字固め・・・。」

ユウコ:「(じろりんちょの目で)・・・バカ。クチ喧嘩の段階でサユリちゃんを止めなかったの?面白がって見てたんじゃないでしょうね!」

私:「チヒロと二人でもちろん止めたさ!エスカレートして取っ組み合いになってって、関節極められたエリコが即タップして終了!」

ユウコ:「はぁ・・・(呆れ溜息)」

私:「最後は笑ったぞ!二人で握手して【お前のパンチはなかなかだったぜ!】みたいな感じだったんだから・・・。しかも夕日をバックに・・・。」

ユウコ:「まったくもう・・・(呆)・・・ねぇY?最近のサユリちゃんって、なんかイライラしてなぁい?」

私:「あぁ・・・。大学が始まって、また新規の彼氏持ちの自慢話が周りで始まったらしくてな・・・。」

ユウコ:「それでか・・・。新歓コンパとか飲みに誘われる季節だし、サユリちゃんも行けば良いのにねぇ・・・。」

私:「なーんかスルーされてるみたいだよ(苦笑)オレと付き合ってた時に散々自慢した挙句、付き合い中止になって超凹んでたのを笑われたらしいしな(笑)」

ユウコ:「はぁ・・・(呆れ溜息)仕返ししたつもりが仕返しされたのか・・・。彼氏持ちのおチビ女子に絡むの止めれば良いのに・・・。」

私:「はははっ!アイツの妬みだろ(笑)大学始まって2ヶ月半経ったけど、コンパのお誘いも無いみたいだし、相変わらず男には縁遠いみたいだよ・・・。」

ユウコ:「サユリちゃんは見た目と違って、夢見る乙女の一途っ子だもんねぇ・・・。誰でも良いって訳にもいかないんだろうし・・・。」

私:「それはユウコもだろ?・・・なぁ?サユリの彼氏になる様な良い感じの男、職場の幼稚園とか、他の女の先生の知り合いに居ないか??」

ユウコ:「え?居る訳無いでしょ!私はYしか男の人の友達は居ないし、職場は女性だけだし・・・。誰か居ないか?って言われても・・・うーん・・・(悩)」

・・・暫し宙を見つめながら腕を組み、考え込むユウコ先生の図である。短大卒業と就職を期にユウコは全盛期の広末涼子っぽいショートカットに髪型を変えた。

今までのセミロングでも良かったそうだけど、実習の際にだっこやおんぶをした園児に髪を強く引っ張られる事が有ったんだそうで、それを恐れての事だった。

それに元気な園児を相手に走り回る事だってある。束ねても長い髪は視界を遮るし、邪魔と感じたユウコは潔くショートカットに変えたのだ。もの凄く似合ってた。

あ、因みに本日納車された我が新車のクラウンに関して、ユウコはお約束の感想を述べました。「おー!カッコイイ!今度は新車のハイヤーだ!」ってね(笑)

ユウコ:「うーん・・・。あ!」(←頭上に光る電球が見えたw)

私:「ん?なんか閃いたか??」

ユウコ:「うん。お父さんの会社に出入りしてる業者さんに、サユリちゃんが好みそうなカッコイイ人が居た!」

私:「ん?業者さん??」

ユウコ:「うん!印刷機器メーカーさんなんだけど、今年新卒で入った人が居て、上司の人と一緒にウチに来た事が有ったの!」

ユウコの話を聞けば、今年の春に大学を卒業し、最大手の某・印刷機器メーカーに入社した新人が居たそうで、大得意先であるユウコ父の会社へ上司と共に挨拶へ来たらしい。

その男の事を気に入ったユウコ父はユウコを同席させて食事会を催した。正直言ってしまえばユウコと引き合わせるつもりだった様だけど、興味の無いユウコは華麗にスルー(笑)

ユウコ父の命令で2度程デートをしたものの、ユウコは勿論の事、相手の男もユウコは好みでは無かった様で。その際にユウコは相手から好みの女性像を聞かされていたのでした。

その男の好みの女性のタイプと言うのは、背が高く、サバサバしてるけど情が深い下町女タイプ。それを聞いたユウコは自分には全く当て嵌まらないと思って安心してたらしい。

私:「ん??背が高くてサバサバしてるけど情が深い下町女タイプ??随分と具体的だけど好みが渋いな・・・。」

ユウコ:「私もそう思った(笑)そんな人って居る?って思ったけど、なんか引っかかってたのはサユリちゃんの事だったんだ・・・。」

私:「サユリねぇ・・・。仮にソイツと会わせたとして相手は勿論だけど、サユリが気に入るかどうかは判らんぞ・・・。」

ユウコ:「凄くカッコイイ人だったよ!星の金貨に出て来た、竹野内豊さんみたいな感じなの!サユリちゃんより背は低いけどね(笑)」

私:「へぇ・・・イケメンじゃんか・・・。オヤジさん、ユウコの当て馬にしようとしたんだろうけど、ちょっとヤキモチだ・・・。」

ユウコ:「ふふふっ!私の好みじゃないよ!私はYの恋人だぞ!Yが一番好き!(ちゅ!)」

私:「お?(ちゅ!)ぎゅうううう・・・♡」←お互いに抱きしめ合ったww

ユウコ:「・・・ねぇ!サユリちゃんに会わせてみようよ!」

私:「そりゃ良いけどさ・・・。どうやってお膳立てする?居酒屋かなんかで一席設けるか?」

ユウコ:「そうだね!軽く食事して・・・みたいな、ダブルデートっぽいのが良いんじゃない?お店選びは私に任せて!」

私:「え?ユウコに任せて大丈夫か?居酒屋とか知ってるのか??」

ユウコ:「うん!・・・さ!Yはサユリちゃんの携帯に電話して!サユリちゃんの反応次第だけど、私も帰ったらお相手に連絡してみるからさ!」

・・・なんて感じで取り急ぎでサユリに電話をしてみた。嫌がる様な声を出して居たけど、ユウコからの紹介って事で取り敢えず会ってみる事に決まった。

ユウコ:「サユリちゃん、どうだった?」

私:「なんかブツクサ言ってたけど、ユウコの紹介なら信じて会ってみるって。会う日は再度日程調整って事にしといたよ。」

ユウコ:「そう!それは良かった!もう直ぐ夏が来るけど、サユリちゃんに春が来るかな?」

私:「どうだか・・・。ま、アイツにもちゃんとした相手が居れば、イライラする事も無くなるだろうし・・・。」

ユウコ:「そ・・・そうだね(苦笑)なんとか纏めてあげたいね!(責任重大じゃぁ・・・w)」

・・・なんて感じでユウコに連絡を取って貰い、日程調整の上で7月のとある週末にサユリを相手と会わせる事になったのですが、思いも因らぬ事態になって行く訳で。

———-日数経過・サユリに花を咲かせましょ?———-

「居酒屋で軽い飲み会」なんて言ってたユウコだったけど、紹介の場として用意されたのは、国賓や政財界の著名人が利用する某高級ホテルのフレンチレストランだった。

挙句の果てにこのホテルのレストランには親友のメグミがウェイトレスとして勤務中。サユリへの「紹介の場」と気付いて終始ニヤニヤ笑いながら料理を運んで来たりして。

前日までブツブツ言っていたサユリだったけど、今日の為に美容院に行って髪を少しカットし、プロの手でしっかりとメイク。普段は薄化粧なので代わり映えが凄かった。

洋服だって相変わらず露出度が低い黒系の服が常だったけど、今日はコンパ用の勝負服らしい白系を基調とした清楚なワンピース姿だった。コレがまた可愛いらしかった。

レストランに先に着いた私とサユリ。待ち合わせ時間が刻々と近付いているのにサユリは「やっぱり帰る!」と怖気付く。お相手を連れたユウコを見て覚悟を決めた様で・・・。

ユウコ:「サユリちゃん!こちらはイノウエ・ショウゴさん!東京の○○大学卒で、今年から社会人で地元に戻って来たのよ!」

サユリ:「・・・ども(照)少数苗字サユリです・・・。」(※サユリも珍しい苗字なので伏せてますw)

ユウコ:「イノウエさん!サユリちゃんは人見知りが有って慣れるまではよそよそしいけど、すっごく良い人ですからね!」

ショウゴ:「う・・・うん(照)すごく・・・き・・・綺麗な・・・子だね・・・(冷汗)」

ユウコ:「でしょ!私も大好きなの!・・・で、こちらはサユリちゃんの弟で、私の恋人の珍苗字さん♪」

私:「ども、初めまして。珍苗字Yと申します。色々有って・・・苗字は違いますけど、サユリとは双子の姉弟です。」

ショウゴ:「え!?双子?二卵性・・・かな?でも、どことなく似てるよね?・・・珍苗字くんは・・・弟・・・か・・・。」

私:「はい。最近解った事なんですけどね。詳しくはサユ・・・いや、姉貴から聞いて下さい(笑)」

ショウゴ:「あ・・・うん。いや、オレ・・・一人っ子だったから・・・珍苗字くんがオレの弟になるのかな・・・なんてね(笑)」

私:「は?・・・まだ気が早いんじゃないですか?(笑)姉貴がイノウエさんを選ばなかったら、弟もクソもないですよ(笑)」

ユウコ:「Y!クソなんて言っちゃダメよ!お上品になさい!(笑)・・・サユリちゃん!まだ緊張してると思うけど、お話してみたら?」

サユリ:「え?あ・・・うん。・・・あ・・・あの・・・その・・・ゴニョゴニョ・・・(照)」

私:「なんだよ!サユリらしくねぇ(笑)ワインでもギューッと飲んで気合入れろよ!」

サユリ:「うっさい!バカ!・・・私が緊張思惟の人見知りだって言うの知ってるでしょ!」

膝に置いた手を固く握りしめ、真っ赤な顔で俯いたままずーっとテーブルを睨みつけていたサユリ。超・人見知り癖は有るけれど、こんな初々しいサユリを見るのは初めてだった。

サユリの様子を見ながら私とユウコでショウゴさんから色々話を聞き出し、ショウゴさんもサユリに色々話しかけてくれたけど、サユリは俯いたまま頭を上下左右に振るだけだった。

時折、ショウゴさんの顔をチラッと見ては再度真っ赤になって俯くを繰り返していたけど、紹介を打診した際にサユリが疑問に思っていた事をショウゴさんにぶつけてみました。

私:「ショウゴさん?ユウコから聞いたんですけど、好みの女性のタイプって具体的だったし、随分とシブいっすね!」

ショウゴ:「ああ(笑)あれね!・・・実はオレが高3の時にバス停で見かけた子のイメージなんだよ(笑)中央駅のバスプールで毎朝見かける子が居てさぁ・・・。」

ショウゴ:「バス停に並んでる他の子よりも、頭一つ分位背が大きくてさ(笑)遠慮がちに背を縮めてる仕草がなんか可愛らしくて!」

私:「あ~!背が高い子ってそんな仕草を自然としますよね!見た目とかどんな感じの子だったんですか?」

ショウゴ:「髪が物凄く長くて、しかも綺麗な黒髪でさ・・・。いつも後ろ姿だけだったんだけど、ちょっと振り返った横顔を見た事が有って・・・。」

私:「へぇ~!振り返った横顔、めっちゃブスで期待外れだったとか?(笑)」

ショウゴ:「いやいや!とんでもない!色白で鼻筋が通ってて、銀縁メガネでキリッとした目をしててさ・・・。ドキッとしちゃったんだよね(笑)」

私:「あ~!見返り美人ってヤツですか?解かるな(笑)制服からどこの高校の子か調べたりしなかったんですか?」

ショウゴ:「うーん・・・SE高校ってのは解ったんだけど、何年生か判らなくてね!春先から見かける子だったから、1年生なのかな?なんてね(笑)」

私:「へえ・・・。ん?SE高?オレら三人はSE高出身ですよ!ショウゴさんが高3の時に高1って・・・オレらの世代ですよ?」

ショウゴ:「え?SE高なの?あぁそっか・・・ユウコさんと一緒だよね?オレの2個下かぁ・・・。」

私:「オレらの同級生で髪が長くて長身で・・・色白で銀縁メガネ・・・。ん?あれ??まさか・・・サユリの事か??」

サユリ:「・・・え?」

私:「サユリ?高校時代はバス通だったよな?始発に乗って、中央駅で乗り換えか?」

サユリ:「・・・うん。ユミとメグと一緒・・・。カオリは雨以外は自転車だったから・・・。」

私:「うーん・・・ユミとメグミ・・・チビ二人か・・・。サユリ?ちょっと後ろ向いて立ってみ?」

サユリ:「え?なんでよ??」

私:「いいから!ショウゴさん?ちょっとコイツ見てて!」

ユウコ&ショウゴ:「??」

私:「サユリ?ちょっとこっちを振り向け・・・。」

サユリ:「なんなのよ!もう・・・。」(←ちょっと怒り顔で振り返ったw)

ショウゴ:「・・・あ・・・。え!?」

私:「ショウゴさん?今のコイツはおかっぱ頭でツーポイントメガネだけど、高校時代のメガネは銀縁、お尻位まで髪を伸ばしてて・・・。」

ユウコ:「・・・え!?まさか・・・サユリちゃんの事??」

ショウゴ:「え・・・。あ・・・ま・・・まさか・・・あの子が・・・え?・・・サユリ・・・ちゃん??」

怪訝そうな顔をするサユリだったけど、ショウゴさんとすれば「片思いの君」との再会?である。何ともロマンチック♪・・・なんて思ったのですが・・・。

サユリ:「あの・・・それが私だったとして、片思いをして貰ったのは嬉しいんですけど・・・。私・・・ショウゴさんが思ってる様な女じゃ無いと思いますよ・・・。」

ショウゴ:「・・・いやぁ(苦笑)まだ会って30分も経ってないし、お互いにまだ知らない事も多いから、そんな事を言わないでよ!」

サユリ:「私・・・ショウゴさんよりも背がデカいし、ガサツな女だし・・・。」

私:「おいサユリ?せっかくの場なのにシラケさせんなよ(苦笑)」

ユウコ:「そうだよサユリちゃん!ショウゴさんはとっても良い人だし、今日は楽しくお話をしようよ!」

サユリ:「・・・。」

暫く黙んまり状態で飲み食いをしながら我々三人の話に聞き耳を立てていたサユリ。メイン料理が出て来た辺りで決心が付いたのか、サユリは力強く顔を上げて突拍子の無い事を言い放った。

サユリ:「しょ・・・ショウゴさん!?」

ショウゴ:「え!?・・・あ・・・はい??(焦)」

サユリ:「グビグビグビ・・・!ぷはっ!はぁ・・・。」(←グラスに入ったワインを一気に飲み乾したw)

我ら3人:「???」

サユリ:「あのっ!・・・わ・・・私と・・・つ・・・つ・・・付き・・・合って・・・貰えましぇんか!?」

私&ユウコ:「・・・はぁ!?」

サユリ:「私は・・・デカくて、メガネブスで、マンガ好きのオタクで、ブルマとかスク水が好きな女で、潰れそうな寿司屋の跡取り娘ですけど・・・。」

ショウゴ:「え?・・・ぶ・・・ブルマ??(最初はきょとん顔をしてたけど、次第に優しい笑顔になってうんうんと頷く)」

サユリ:「こ・・・こんな私でも良かったら・・・け・・・け・・・け・・・結・・・婚を前提に・・・お・・・おお・・・お付き合いして貰えましぇんか!?」

私:「え??け・・・結婚って・・・おいおい?サユリ??ワインを一気飲みして酔いが回ったか?(焦)」

サユリ:「まだシラフよ!最初に会った時、胸にズキューン!と来た!コレが何なのか解らなかったけど、私のDNAが【運命】って叫んでる!!」

ユウコ:「う・・・運命?・・・サユリちゃん??・・・お水でも飲んでちょっと落ち着いたら???(呆笑)」

サユリ:「私は冷静よ!これを逃したら、いーっしょう独身の様な気がしてきた!あー神様!ありがとう!運命の人なのよ!あはははははっ!(≧▽≦)」

私:「おいおい・・・(汗)・・・ショウゴさん?スイマセン・・・。コイツ、酔っぱらうと・・・ぶっ壊れるですよ(笑)」

ユウコ:「このワイン・・・アルコール度数が強かったかなぁ・・・。サユリちゃん・・・普段はこんなんじゃないですからね!(苦笑)」

ショウゴ:「ははっ!良いよ良いよ!正直、オレもサユリちゃんと同じ気持ちだったんだ・・・。オレで良ければ・・・謹んで申し出をお受けするよ・・・(笑)」

私&ユウコ:「(;゚Д゚)(;゚Д゚)・・・へ!?」

メグミ:「(´∀`)bグッ!」

一昔前に松田聖子の「ビビビ婚」ってのが有りましたけど、サユリとショウゴさんが正にそれ。ウソの様な本当の話で、この二人は出会った途端に魅かれ合った様です。

今までのサユリの様子がウソみたいに饒舌となり、私とサユリが20年振りに姉弟に戻った話や、姉弟とは知らずに幼馴染として過ごして来た時代の笑い話をしていました。

この後の食事は美味かったのか不味かったのか一切覚えていない(笑)盛り上がる二人を横目に私とユウコは倦怠期のベテラン夫婦の如く、無言で飲み食いを続けました。

———-時間経過・カップル誕生を見届けた元サヤ同士w———-

サユリとショウゴさんのラブラブカップル成立を見届けた私とユウコは、三次会と称してユウコ父御用達のバーで飲み直しておりました。

ユウコ:「いやぁ・・・サユリちゃんのはっちゃけっぷりには驚いた・・・(呆)いきなり【結婚を前提に!】だもんね・・・。」

私:「まぁな・・・。オレもびっくりした・・・。あのはっちゃっけっぷりはユウコにリスペクトの証だろ?」

ユウコ:「私はあそこまではっちゃけてないよ・・・。サユリちゃんって、もう少し冷静だと思ってたけど・・・。」

私:「だよなぁ・・・。2次会のカラオケで石川優子とチャゲの【ふたりの愛ランド】を紹介初日に二人で歌うか?普通・・・。」

ユウコ:「だよね(笑)サユリちゃんもだけど、ショウゴさんも相当浮かれてた(笑)食器洗い洗剤のCMみたいに手を繋いで帰ってった。」

私:「足元見たか?スキップしてたよな・・・。ま、誰かを好きになると勢いって言うのか、冷静じゃなくなるしな・・・。」

ユウコ:「そうだね・・・。私も中3の時にYと教室で初めてのエッチをしちゃったし・・・(恥)あれも勢い・・・なのかな・・・。」

私:「勢いと言うのか、お互いに大胆だったよな(恥)実際の出会いは中2の初めだけど、アレからユウコとの付き合いが始まったんだからな・・・。」

ユウコ:「ふふっ!うん♡・・・初めてYと会った時からもう8年目だよ!長いねぇ・・・私たち(笑)」

私:「長いねぇ・・・(笑)カオリと再会して、結婚した後もユウコとの関係は続いていくんだろうけどなぁ・・・。」

ユウコ:「うん、いーっしょうね!(笑)恋人じゃなくなっても、Yの親友としてずーっと側に居ます!」

私:「ふふっ!(鼻笑)切れない縁、切れない絆だなぁ・・・(遠い目)」

ユウコ:「うん!絶ーっ対に切らないよ!(笑)・・・ねぇ、Y?」

私:「ん?」

ユウコ:「コレ・・・(大きめのハンドバッグに忍ばせていたブルマをチラ見せw)今夜・・・しない?(恥)」

私:「え?・・・したいの?・・・それ(ブルマ)、態々持って来てたのか?」

ユウコ:「うん♡・・・仕事が始まったのも有るけど、しばらくしてないでしょ?私・・・したかったんだよ♡」

私:「バカ・・・酔ってるのか?今夜は日本酒飲んでないだろうな?」

ユウコ:「うん。今日はワインしか飲んでないけど、お酒を飲むと私はエッチになるのよ♡」・・・なんて所で私の携帯が鳴りました。

ユウコ:「ん?・・・なんか鳴ってる?Yの携帯じゃない??」

私:「ん??・・・あ、サユリだ。どうしたんだ??(ピッ!)もしもし・・・。」

サユリ:「あ、Y?今どこに居る?まさかユウコちゃんとラブホじゃないでしょーね??」

私:「どこって・・・ユウコと二人で○○町のバーで飲んでたよ。サユリこそどこに居るんだ?」

サユリ:「え・・・○町のラブホ街・・・(恥)」

私:「なに??もう行くつもりなのか??いくら意気投合したからって初回で行くのは止めとけよ!」

サユリ:「行かないって!ここの前を通らないとウチに帰れないでしょ!そんな事より助けてよ!」

私:「助けてって、いったいどうしたんだよ??ラブホ代ならショウゴさんに・・・」

サユリ:「バカ!そんなんじゃないわよ!!うるさいヤツに捕まっちゃったの!」

私:「ん?うるさいヤツ??捕まったって、いったい何やらかしたんだ?」

ユウコ:「・・・?うるさいヤツ?捕まった??サユリちゃんどうかしたの??」

慌てるサユリから話を聞けば、二次会お開き後にショウゴさんと二人で街ブラをしていたそうですが、サユリ宅に程近いラブホの前に立ち止まって話し込んでしまったらしい。

ラブホの前で男女が別れを惜しんでヒソヒソ話。第三者からすれば売り子と交渉でもしている様に見えたのでしょう。そんな時に限って巡回中のパトカーが二人をロックオン。

偶々別件で【買春を持ち掛けて来た男にしつこく付き纏われた】と警察へ通報した一般女性が居たらしく、怪しまれたショウゴさんが職質の餌食になってしまったようで・・・。

私:「解った判った!ユウコと一緒に行くから、そこで待ってて!」

サユリ:「うん!タクシーぶっ飛ばして早く来て!」

我々が飲んでいた○○町のバーから○町のラブホ街まではタクシーで行く様な距離でも無い。取り敢えずバーを出て、ユウコに事情を話しながら小走りで向かう事にしました。

ユウコ:「一体何が有ったの?サユリちゃん、どうかしたの??」

私:「ラブホの前で話し込んでたら警察が来て、買春を持ち掛けてるヤツと勘違いされてショウゴさんが職務質問されてるんだとよ!」

ユウコ:「えー!!!」

———-激録!警察24時!ロリっ子ポリス見参!?———-

15分程小走りして現場に着いてみれば、それぞれが警察官に囲まれて事情聴取中。肝心なサユリは制帽から延びる直毛の一本お下げ髪の女性警察官に事情を聴かれてました。

最寄りの交番から駆け付けた警察官の一人ってのが、これまた我々と絡みが有ったヤツである(笑)勘の良い熱心な読者様ならば「ああ、あの子ね!」とお解りになるかと・・・。

私:「サユリ!大丈夫なのか??」

サユリ:「あ!Y!何とかしてよ~!」

私:「何とかしろって言ってもなぁ・・・。それよりショウゴさんは?」

サユリ:「まだあっちで事情聴かれてる。違うって言ってんのに、コイツしつこいんだもん!」

私:「コイツって・・・( ̄▽ ̄;)」

サユリ:「Y?この婦人警官、誰だと思う?(笑)」

私:「あ?知るかよ!婦人警官に知り合いなんて居ねーよ!」

婦人警官:「(くるりと振り向き)せんぱぁ~い??」

私:「あ??」

婦人警官:「まったく!いったい何なんですか!聴取しろって言われた相手はサユリ先輩だし、向こうの男性はサユリ先輩の彼氏だって言うし!」

ユウコ:「ん??・・・あ!か・・・カズミ!?」

正体に気付いたサユリに逆に弄られ、半べそをかく寸前だったこの婦人警察官。私とユウコ、そしてサユリの後輩であり、弄られ役の妹分だったカズミちゃんでありますww

※過去投稿参照:Yとブルマと中学時代①「転校生と新入生」及び、Yとユウコと高校時代⑪「せんぱい!」等がありますw

何やらこの時節、警察学校を出て職場研修中との事で、所轄署の交番に配属されていたのでありました。真新しい制服に身を包み、制帽を被ったロリ顔が可愛らしかったです♪

私:「か・・・カズミちゃん??なんで??」

カズミ:「私、職場研修中で○○交番に居るんです!通報を受けて来てみればサユリ先輩だし・・・。」

上司警察官:「ん?おいおいホッタくん?ちゃんと聴取しなきゃダメだろ・・・。」

カズミ:「あ、はい!あの・・・所長?本職にこの人たちからの聴取は無理です・・・(凹)」

上司警察官:「無理って事はないだろ・・・。キミたちは一体何者?聴取に協力してくれないと困るね!(ちょっと怒り気味)」

サユリ:「聴取は受けますけど、相手が後輩なんでなんか面白くて!」

私:「おいおい!(汗)」

上司警察官:「後輩?ホッタくん?この人たちは何者?キミの知り合いか?」

カズミ:「はい・・・本職の先輩方です。こちらは中学と高校の先輩で珍苗字さん。こちらは幼馴染のオオカワさん。」

カズミ:「・・・で、本職が聴取しているこちらの大きな女性も高校時代の先輩で・・・(^_^;)」

サユリ:「こらカズミ!大きな女性ってのは一言余計よ!(怒)」

上司警察官:「なんだ?キミたちはホッタくんの知り合い?先輩だって??」

私:「・・・はい。彼女は私の恋人で、こっちのデカいのは私の双子の姉です。苗字は違いますけど・・・。」

カズミ:「えー!?せんぱいの双子のお姉さん!?サユリ先輩が??うそでしょー!?」

私:「あれ?言って無かったっけ??」

カズミ:「聞いてませんー!!その件も詳しく聴取しますからね!!」

上司警察官:「双子の姉だって?先ずは彼女さん?キミの身分証見せて貰える?向こうで聴取を受けてる男性は?」

ユウコ:「私たちがお姉さんに紹介した人で、私たち三人はあの男性と食事をしたんです!」

・・・なんて聴取に応えるユウコ先生。別のパトカーが通報を受けていた買春男を見つけたとの無線が有った様で、我々は無事に職質から解放。

ショウゴ:「いやいや・・・まいったまいった・・・(冷汗)職質なんて初めて受けたよ・・・。」

サユリ:「あーん!ショウちゃん!大丈夫?」

ショウゴ:「あぁ、サユちゃん!大丈夫だよ!怖かったね・・・(なでなで♡)」

私&ユウコ:「ショウちゃん?サユちゃん??この短時間でそこまで行ったか・・・( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)」

カズミ:「ねぇ?せんぱい?一体どういう事なんですか??」

私:「オマエもしつこいね(笑)ユウコの知り合いをサユリに紹介したんだよ!」

カズミ:「えっ!本っっっ当にサユリ先輩の彼氏なんですか??」

私:「そうだよ(笑)なに?羨ましいのか??」

カズミ:「そりゃ羨ましいですよ!あんなカッコイイ人・・・(悔)サユリ先輩に勿体無い!」

サユリ:「カズミぃ?それはどういう意味かな??本気で泣かすぞ?コラ!」

カズミ:「う・・・。(くるりと振り向き)ユウちゃん!私にも紹介して!私も素敵な彼氏が欲しい!」

ユウコ:「あのね・・・(^_^;)警察官なんだから自分の足で探しなさい!それに警察にもいっぱいいるでしょ?」

カズミ:「カッコイイ人なんて居ないよ!みーんなゴリラみたいなマッチョだし!私、ゴリラはイヤ!」

ユウコ:「ゴリラって・・・( ̄▽ ̄;)」

上司警察官:「ホッタく~ん?そんな事を言っちゃって良いの?ホッタくんは男性警察官からの人気が高いんだよ~(笑)」

カズミ:「所長~!人気が有ったってゴリラはイヤなんです!細マッチョだったらまだ許せるけど・・・。」

上司警察官:「ハイハイ。細マッチョかゴリラか知らんけど、交番に戻るよ~。」

カズミ:「はぁ~い・・・。ねえ?ユウちゃん?これからどうするんですか?また飲みに行くんですか??」

ユウコ:「え?もう飲まないと思うけど・・・(ユウコの目線が一瞬ラブホに向いたw)」

カズミ:「まさか!これからせんぱいとラブホですか??私はまだまだ仕事なのに!(ブツクサブツクサ)」

ユウコ:「・・・あのね( ̄▽ ̄;)早く仕事に戻んなさいよ・・・。」

上司警察官:「ホッタく~ん?行くよ~!」

私:「ほら行け!彼氏を捕まえる前に、先ずは世に蔓延る悪いヤツを捕まえて来い(笑)」

カズミ:「あーん!もう!せんぱいまで!後でサユリ先輩との姉弟話も含めて絶対に聴取しますからね!サユリ先輩に彼氏が出来たなんて私、超~悔しいですから!」

・・・なんてブツクサ言いながら仕事に戻って行ったカズミちゃん。我ら3人はホッとしたのも束の間、今度はサユリの暴走に付き合わされる事になる訳で・・・。

———-一難去ってまた一難?鉄とサユリは熱いうちに打て?———-

サユリ:「まったくカズミのヤツ!私に恋人が出来たらダメなのか?悔しいって、私は時効成立で完全犯罪を遂げた犯罪者か?」

私:「そう意味で言ったんじゃないだろ?ショウゴさんみたいなイケメンをゲットしたオマエが羨ましいんだよ!」

サユリ:「はんっ!思い知ったか!高校時代、私に向かって彼氏居ないのなんのって、散々バカにしたのはカズミだからな!」

ユウコ:「まぁまぁ・・・サユリちゃん!後でカズミにはしっかり言っておくから・・・。どうか・・・怒りをお沈め下さい・・・(-人-)アーメン」

サユリ:「ちょっと・・・私はゴジラか?・・・ま、こんな所で立ち話してたらまた煩いのに絡まれそうだし、ラブホにでも入っちゃおうか!」

ショウゴ:「え!?(焦)」

ユウコ:「あ~♪ラブホってお酒も飲めるし、カラオケも有るから丁度良いかもね!4次会だぁ~!」

私:「おいおい・・・サユリ?ユウコも炊き付けるなよ!それにこのラブホ、結構値段高いぞ??」

サユリ:「大丈夫よ!このラブホには偶に出前を持って来るのよ!部屋も綺麗だし、支配人も知ってるからLet’s-Go!よ!(笑)」

私&ショウゴ:「・・・( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)(焦)」

先陣を切るサユリの後を付いて行くと、正面入口では無く従業員通用口が有る裏手へ。手慣れた様にインターフォンを鳴らして「○○寿司でーす!」と声を掛けた。

オーナー?店長?支配人?らしき人に声をかけて何やら交渉中。暫くして2部屋分の鍵を受け取ったサユリは、我々を手招きして事務所らしき部屋に招き入れた。

私:「おいサユリ?なんか手馴れてんな・・・。」

サユリ:「出前の器を部屋に置いたまま帰る人も居るし、掃除前の時は鍵を借りて回収しに行ったりするのよ!」

私:「あ、なるほど・・・。」

サユリ:「ほいで、オーナーのご厚意で2部屋分の鍵をお借りしました!さっそく部屋に向かいましょー!」

ユウコ:「おー!(笑)」

ショウゴ:「えぇ・・・(焦)」

エレベーターに乗り込んで借りた部屋が有るフロアへ。静まり返る廊下だけど、耳をすまぜば微かに聞こえて来る喘ぎ声。盛り上がっている様です(笑)

用意された部屋は廊下を挟んで向かい同士。手際良く鍵を差し込んで扉を開けたサユリ。その後ろにはワクワク顔のユウコがぴったりと寄り添ってます。

サユリ:「こらこらユウコちゃん!ユウコちゃん達の部屋は向かい側よ!ほい、鍵!」

ユウコ:「ありがと・・・。Y?私たちはこっちの部屋だって・・・。」

私:「・・・サユリ??部屋飲みするんじゃ無かったのか?」

サユリ:「野暮な事を聞かないでよ!(うふ♡)・・・Yはユウコちゃんのお相手をしてなさい!」

私:「おまえ・・・初日に本気なのか?」

サユリ:「ん?エッチするだけがラブホじゃないでしょ!誰にも邪魔されずに二人でゆっくりと話がしたいのよ!」

私:「話ねぇ・・・(ユウコをチラ見したらヤル気満々の顔してたw)それだけで終わりそうな気がしないけど・・・。」

サユリ:「ユウコちゃんとごゆっくり~♡・・・さ!ショウちゃん!入って!」

ショウゴ:「・・・え!?あ・・・ちょ・・・ちょっと待って!オレ・・・ち・・・珍苗字くん・・・と・・・話をしたい事が有って!」

サユリ:「・・・え?Yと?」

ショウゴ:「そっ!お・・・男同士の話!直ぐ戻るからさ!ユウコちゃん?サユちゃんのお相手してて貰えない?珍苗字くん!つ・・・付き合ってよ!(焦)」

私&ユウコ:「は・・・はぁ・・・。」

サユリ:「あ!ちょっと!Y!」

私:「ん?なんだ??」

サユリ:「余計な事を言わないでよ!私と付き合ってた・・・なんて話は絶対にしないでよ!(小声で耳打ち)」

私:「解ってるよ!口が裂けてもショウゴさんにそんな事を言えるかよ・・・(小声で耳打ち)」

サユリ:「頼むわよ!私の幸せが掛かってるんだから・・・(小声で耳打ち)」

私:「解ってるって!ユウコの事、頼むよ!姉貴!(笑)」

サユリ:「任せなさい!さ!ユウコちゃん!私とイチャイチャして待ってようぜ~♪(笑)」

ユウコ:「え!?・・・うん♡」

私はユウコと入るはずの部屋にショウゴさんと二人きり。まさか・・・ショウゴさんは男色??・・・んな訳無いか・・・。でも、掘られたらどうしよう・・・(怖)

どちらともなく二人でタバコに火を付けて吸い始め、只々無言の時間が過ぎて行く。気まずい雰囲気と言うのは正にこんな時間を言うんでしょうね・・・。

無言の時間を突然切り裂いたのはショウゴさんの方で、紹介したサユリの感想を述べて来たり、今後どうして行きたいか?なんて話し出して来ました。

ショウゴさんもサユリの事が甚く気に入った様で、恋人としての次のステップも一瞬頭を過ったけど、いきなりラブホに入った事に驚いたみたいだった。

私:「いやぁ・・・オレも驚きましたよ(苦笑)まさかラブホに入るとは・・・。」

ショウゴ:「サユリちゃんって・・・結構大胆なんだね(苦笑)」

私:「普段はこんなんじゃないっすよ(笑)今日は楽しかったんじゃないすかね?アイツ・・・久し振りに男と付き合うみたいだし・・・。」

ショウゴ:「そうなんだ・・・。・・・オレ・・・みたいなのが・・・お姉さんの彼氏でも良い?」

私:「良いって・・・(笑)オレはどうこう言えないっすよ!サユリ自身が決める話だし、それにユウコの紹介でもありますから・・・。」

ショウゴ:「・・・ありがとう。・・・あのさ・・・男同士として・・・珍苗字くんに話を聞いて欲しい事があるんだけど・・・。」

私:「・・・なんすか?」

話を聞けばショウゴさん、女子と正式に付き合うのは初めてらしく、中学高校と附属の男子校で6年間は部活(陸上部w)三昧で女っけなしの学生生活を送って来た。

大学でも陸上部に入って練習三昧。女子との交流は少なからず有った様だけど、付き合いにまで至る事も無く就職活動を開始して社会人になっちゃったらしい。

私:「・・・マジすか・・・。えーっと・・・中高大だから・・・10年間も女っ気なしですか??」

ショウゴ:「・・・うん、お恥ずかしながらまだ童貞・・・。恋人は右手だったから・・・(苦笑)」

私:「右手?(オナニーか?)ああ、そう言う事(笑)・・・でも、ユウコとデートしたんですよね?」

ショウゴ:「・・・うん。社長(ユウコ父)さんからの命令で渋々ね・・・(苦笑)」

私:「渋々って言えども、2回もデートしたらしいじゃないですか・・・。」

ショウゴ:「・・・うん。ユウコちゃんには悪いと思ったけど、少しでも女に慣れないとな・・・と思ってね・・・。」

私:「ははは・・・。ユウコが相手だったら、少しは気が楽だったんじゃないすか?」

ショウゴ:「とんでもない!緊張しちゃって・・・キョドってたよ(苦笑)ユウコちゃんが気を遣ってくれたから・・・間が持った様なもんで・・・。」

私:「・・・そうなんすか・・・。ま、初めて女子と二人きりになると緊張しますよね・・・。どうして良いのか・・・どう振舞って良いのか判らなくなるし・・・。」

ショウゴ:「珍苗字くんもそうだったんだ・・・。」

私:「・・・はい。ま、適当に振舞いましたけどね(笑)」←気になる異性と初めての二人きり・・・は小5時代のミコトが初ww

ショウゴ:「適当に振舞えたのなら良いさ(笑)大学ん時、付き合いたいな・・・って子が居たんだけど、オレがガッチガチになっちゃってダメだった・・・。」

私:「あはは!最初はそんな感じっすよね!・・・でも、サユリとは良い感じだったじゃないすか!自然だったっすよ!」

ショウゴ:「え!?・・・そう??めっちゃ緊張はしてたけど・・・。でも・・・疲れる感じはしなかったな・・・。」

私:「それはサユリとの相性が良いんすよ!いくら好きでも、一緒に居て疲れる女は長続きしないっす!」

私:「・・・フッと気付いた時、素の自分で居られる様な安心感って言うのか・・・空気感が有る女が一番っすよ・・・。なに言ってんだ?オレ(笑)」

ショウゴ:「・・・いや、何か解かる気がするよ。・・・珍苗字くんにとって・・・ユウコちゃんがそうなのかな?」

私:「・・・たぶん(笑)・・・今の所は・・・ですけどね!」

ショウゴ:「・・・ふん!(鼻笑)・・・サユリちゃんの部屋・・・行ってこようかな?・・・もし・・・(SEX)する事になったら・・・どうすりゃ良いかな?」

私:「素直に言ったら良いじゃないすか・・・初めてだ・・・って。何も恥ずかしがる事ないっすよ。サユリは・・・そんな事をバカにする女じゃないっす。」

ショウゴ:「・・・前に付き合ってた人が居たって言ってたけど・・・。サユリちゃん・・・経験は有るんだよね?比べられたら・・・嫌だな・・・。」

私:「大丈夫っすよ!今のサユリはショウゴさんにゾッコンっす!ショウゴさんが元カレの記憶を上書きしてやれば良いんすよ!」

ショウゴ:「・・・(考)」

私:「サユリの事、好きなんすよね?姉貴の事を幸せにしてやって下さい!姉貴の笑顔を消したら遠慮無くぶっ飛ばしますからね!(笑)」

ショウゴ:「・・・うん。・・・よし!サユリちゃんといっぱい話をして来るよ!色々頼むぜ!弟!(笑)」

私:「( ̄ー ̄)bグッ!・・・弟呼ばわりは気が早ぇーっす!(笑)」

力強く立ち上がったショウゴさんは部屋から出て行きました。姉とは言え元カノが他の人の物になるんだな・・・なんて、何とも言えない感情が沸き立ちました。

悲しいとか嫌だとか、そう言う感情では無い。サユリの幸せを願えば嬉しい筈なのに、なんか・・・淋しさを感じた様な気がしました。バイバイ・・・サユリ・・・。

吐き出したタバコの煙が虚しく部屋を漂います。そんな時に部屋をノックする音。ユウコが来たのか?と思ったら、扉の前に居たのはショウゴさんだった。

私:「あれ?どうしたんすか??」

ショウゴ:「いや・・・ノックしたんだけど応答が無くてさ・・・。それに・・・ちょっと様子が変でさ・・・(焦)」

私:「え!?様子が変??」

私も部屋を出てサユリたちの部屋をノックするも応答がなく、ドアに耳を密着させて様子を窺えば微かに聞こえるユウコの泣き声が・・・。

私:「・・・ん?」

(ユウコ):「サユリちゃん!ダメ!ダメ!逝っちゃう!逝っちゃうー!!」

(サユリ):「ユウコちゃん!いっしょに逝こっ!いっしょに逝こっ!い・・・逝くーーーー!」

(ユウコ&サユリ):「あ゛ーーーーーーーーーっ!!!!」

私:「・・・ん!?(まさか・・・レズってる?)・・・おいおい・・・。」

ショウゴ:「・・・なに?何か聞こえた?」

私:「あー・・・(汗)たぶん・・・二人して・・・レズってます・・・。」

ショウゴ:「・・・え!?れ・・・??レズ??(恥)」

私:「・・・はい。サユリ・・・ユウコの事が好きなんですよね・・・。」

ショウゴ:「え!?好きって・・・お・・・女同士だよ?」

私:「サユリは低身長のおチビ女子が好きで、高校の時からユウコを可愛い!可愛い!って、抱きしめたりキスしたりしてたんですよね(苦笑)」

ショウゴ:「え・・・女同士で?ユウコちゃんは・・・嫌がったりしないの??」

私:「ユウコもサユリの事が大好きだし、サユリに抱き着いて甘えたり、キスしたりするんすよ(笑)」

ショウゴ:「ええ~・・・(冷汗)」

私:「多分・・・ですけど、オレらが話し込んでいる内にイチャイチャし始めて、本格的になったんだと思いますよ・・・。二人の初レズかぁ・・・(呆)」

ショウゴ:「ええ~・・・(冷汗)そう言うのって、エロ漫画の世界じゃなく本当にあるんだ・・・。」

私:「あるんでしょうね・・・。サユリもユウコも、そう言う系の少女漫画が好きでしたから・・・(苦笑)」

ショウゴ:「はぁ・・・(溜息)・・・じゃあ・・・今日は・・・オレら男は用無し?」

私:「でしょうね(苦笑)部屋でタバコでも吸って、二人から呼ばれるまで待ってますか・・・。」

ショウゴ:「・・・だね。・・・あれ?部屋の鍵は??」

私:「え!?・・・あ!インロックしちゃった!!!(焦)」

ショウゴ:「おいおい・・・(呆)タバコも荷物も部屋の中だぜ・・・。」

私:「あ~ぁ・・・。フロント行きますか・・・。男二人で(笑)」

ショウゴ:「ラブホで男同士かよ!おホモだちだな!(笑)」

私:「(ショウゴさんの腕に顔を寄せ)うふっ♡」

ショウゴ:「おいおい・・・止めろよ!気持ち悪りぃ・・・(苦笑)男を相手に童貞捨てる気は無いからな!」

私:「冗談っすよ!オレも掘られたくないし!(笑)フロント行ってきます!」

結局この日はそれぞれの情事や4Pに至った訳もなく、ユウコとサユリのレズプレイ?のみでフロントからのコールを受けてご休憩時間が終了。素直に解散となりました。

帰りのタクシーの中では真っ赤な顔をしたユウコの姿。ちょいちょいと腕を突かれ「サユリちゃん、かなりのテクニシャン・・・(恥)」と蚊の泣く様な小さな声で耳打ちされました。

翌日、サユリはショウゴさんから改めて申し込みを受けて正式に交際を開始し、暫くしてショウゴさんも無事に童貞を卒業。サユリ曰く、ショウゴさんのナニは太かったらしいです(笑)

その後の二人はお互いの両親からお墨付きを貰って順調に交際を続け、大学卒業後に某高校の英語教師をしていたサユリは27歳の時に妊娠が判り結婚。翌年に長女のココロちゃんを無事に出産。

交際期間中にご両親を病気で矢継ぎ早に亡くした一人っ子長男のショウゴさんを気遣い、サユリ家が「マスオさん」として迎え入れ、婿取りでは無くサユリはイノウエ姓になりました。

何篇かに渡ってお話させて頂いたサユリのエロ・エピソードはこれにて終了。彼氏を得たサユリは名実と共に「姉」として我が家の家族と、我が友人達と変わらぬ付き合いを続けています。

近年の話題は過去投稿の一節をお読み頂ければ幸いです。過去投稿参照→日常雑記:「娘たち。父・珍苗字Y!」

・・・ってな訳で、大学3年編はこれにて終了。実習準備で忙しい1年を過ごし、ユウコと私の付き合いは極一般的なカップル生活となるので割愛しますw

次編は大学編の最終章に突入。4年生となり、教育実習先でのちょいエロ・エピソードや、卒業に向かって・・・なんてお話になって行くかと思います。

物語の継続は、温かくも有難い、読者様より続編希望を頂いた際のまた次回と言う事で・・・。

Categories
未分類
Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です