Yとユウコと大学時代⑨「Yとサユリと秘密の過去」

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この度は私の話をお読み頂き、また、多数のコメントと、続編希望を頂きました事を心より感謝致します。

長きに渡りお送りした中学・高校時代編でしたが、今後は大学生時代や社会人時代のエロ話が出来ればと思っております。

文中にて時代背景が前後したりする場合がございますし、誤字脱字も多く有るかと思いますが、予めご容赦願いたいと思います。

・・・とは言え、大学時代も結構真面目(←笑)だったので然程エロエピソードが無く、お楽しみ頂けるか一抹の不安は有りますが・・・。

さて、大学時代編も佳境の9話目。今話は晴れて大学2年に進級した私と、幼馴染であり、腐れ縁同級生であるサユリとの物語です。

サユリは幾度と無く過去の本編投稿にも登場しておりますので、親愛なる読者様であればサユリの事は既にご存じかと思います。

サユリは私が引越し前まで住んでいた商店街エリアにて共に育った幼馴染。物心が付いた時には既に側に居て、私のファーストキスの相手でもある。

今も尚存在する寿司屋の一人娘で174㎝の長身スレンダー。見た目的には女優の小西真奈美さんと橋本愛さんを足した様なクール系の色白美女である。

幼少期から綺麗な黒髪を腰を超す位まで伸ばし続けていて、前髪はパッツンの姫カット。小学生時代は「クレオパトラ」なんてあだ名されて揶揄われてた。

そんなクレオパトラ風の姫カットも高校卒業を機にバッサリカット。艶々の黒髪はそのままに顎位置のボブに変わり、中森明菜のデザイアヘアの様になった。

SE高校時代は英語科に属し、卒業後は地元女子大の英文科に進学し、英語科で培った英語力の更なる向上を目指して真面目に勉強を頑張っていました。

サユリは幼少期からバレエを習っていましたが急激に身長が伸びてしまい、恥ずかしさも有って小学校を以ってバレエを断念。続けていればプロになれた。

中1を以て私は転校してしまったのでサユリに会う事は金輪際無いと思っていましたが、進学先の高校で偶然再会し「K中同盟」と称してOB/OGの仲が復活。

気を許した仲間内では然程でも無いけど初対面の相手にはメチャクチャぶっきらぼう。慣れてしまえば面倒見もよく、乙女チックな一面を併せ持ち、涙脆くて人情肌。

そんなサユリの事を私は小学5年時代まで片思いをしておりまして、同じクラスになったミコトに気が移らなければどうなっていたのかな?なんて思う様な女子でした。

今話でも話題に上がりますが、実はサユリも幼少期からずーっと私に思いを寄せてくれてた様で、今回、約10数年の時を経てサユリと共に過ごす事になります。

私とサユリの情事と、秘められた過去が明らかとなるサユリ一色の第9話。その時々で起こった事を纏めたお話を、過去投稿も併せてお付き合い下さいませ。

いつもの如く、長文のクセにエロ要素は少ないと思いますので、次編への「続編希望ボタン」をポチっとして頂けると幸いでございます。

——-本編——–

【Chapter①サユリとの再々会】

1995年(平成7年)4月某日。無事に大学2年に進級した私はサークルの新歓コンパで酔っぱらい、店の外に出て夜風に当たって酔い醒ましをしてました。

昨年末に起こった寛子ちゃんの薬物騒ぎと、ユウコとコウスケの情事を聞いてショックを受け、昨年末から女人断ちをしていた私のテンションは低いままでした。

幸いな事に新歓コンパに集まった新入生女子はブスばかり。このままバックレてしまおうとフラフラ歩き出すと、公園のベンチに横たわる一人の女を見つけました。

私:「ん~??(酔いつぶれて放置されたクチかな?一人で大丈夫かいな?)」

輩A:「お姉ぇさ~ん♪大丈夫ですかぁ~♪(ツンツン)」

輩B:「お姉ぇさ~ん♪このまま寝てたら悪い人たちに悪戯されちゃいますよ~♪」

酔いつぶれて寝ていると思しきその女を取り囲み、介抱する気が有るのか無いのか、エロ事で頭がいっぱいのチャラけた輩どもの声が聞こえてきた。

「デカい女」「メガネの地味女」「レイプしちゃおうか?」なんて声が聞こえて来た。ヤバいかな?と思いつつも私はスルーを決め込みました。

輩どもが酔いつぶれた女のスカートを捲り、脚を撫でたりの悪戯を始めた瞬間、その女はいきなり寝ゲロをして輩どもはドン引きどころかスウィッチが入った。

「汚ねぇ!」とか「脱がしちまえ!」とか言ってるのに痺れを切らした私は「ウチのバツ2姉貴がすいません!」とウソと言いながら輩に向かって行きました。

姉弟だと思った輩どもに胸倉を掴まれて悪態を付かれ、挙句の果てには数発お見舞いを食らいました。良かれと思って良い人ぶって助けなきゃ良かった・・・。

一難去ってもその女は起きもしない。このまま放置してこの場を去ろうとしたんですが、客引き中のホスト氏に怒られて最後まで介抱する羽目に。

私:「・・・ったく。酔っ払い女は呑気なモンだよ・・・。どれ、顔でも見てやるk・・・あれっ??この女・・・。」

顔を良く見れば幼馴染のサユリでした。声を掛けるけど泥酔状態で意味不明な言動を繰り返し、挙句の果てには私に絡みだしてきた。

サユリ:「デカくて悪かったわねぇ~!メガネブスは今さら始まったこっちゃないのよ!どいつもこいつも・・・!(酔)」

私:「おい!サユリ?しっかりしろよ!・・・痛てぇ!叩くな!・・・つねるな!・・・嚙むなっつーの!」

そんな様子を笑って見ていたキャバクラ嬢が我々にペットボトルの水をくれた。せっかく貰ったのでサユリに飲ませようとするけれど・・・。

サユリ:「いらにゃい!なんでこんなに硬いの?私はまだ処女よ!男の人のなんて舐めたことないもん!(酔)」

私:「あぁ??サユリ?何言ってんだよお前・・・。良いから水飲め!ほら!おい!」

サユリ:「そんなに私に舐めてほしいの?大事なモノを嚙み切っちゃうからね!(酔)ガジガジ・・・。」

私:「バカ!サユリ!ペットボトルなんて歯で噛み切れる訳無いだろ?良いから大人しく水飲め!」

サユリ:「ガジガジガジ・・・。硬い!!(酔)」

キャバクラ嬢:「あははははっ!相当酔っぱらってるね~!時期的に大学の新歓コンパって感じかな??」

私:「え?あ、はい・・・。水、ありがとうございました。コイツ、どうしたら良いですかね??」

キャバクラ嬢:「どうしたら良い?って(笑)友達の女の子をほっとけないなんて、キミも優しいね!」

私:「いやぁ・・・コイツはガキん時からの幼馴染なんで・・・。仕方ないっす(笑)」

キャバクラ嬢:「ふふふっ!家を知ってるんなら送ってってあげたら?タクシー呼んであげよっか?」

私:「あ、タクシー代無いし、家は〇〇町なんで・・・歩きで大丈夫っす!」

キャバクラ嬢:「なぁんだ!すぐじゃん!君くらい身長ある子っぽいけど、背負って帰るしかないね!まぁ、がんばれww」

私:「はぁ・・・(汗)」

キャバクラ嬢の助言を素直に受け取り、仕方なしにデカいサユリを背負って家までの道のりを歩き、送り届ける事にしました。

———-サユリのご帰宅・サユリ両親との再会———-

ドンガラ☆ガッシャン!にゃおーん!

女将:「ちょっと!店のドアを壊さないでちょうだい!」

私:「あ!おばさん!?オレです!珍苗字です!」

女将:「え!?珍苗字??もしかして、Yちゃん??」

私:「そうっす!こんばんは!ご無沙汰っす!」

漸く辿り着いたのはサユリの家。先記しましたけどサユリの家は寿司屋を営んでいて、店の脇路地を入った裏手が住まいだった。

住まい用の玄関がある裏手まで回ろうと思ったけど、デカくて重いサユリを背負ったまま店の裏手まで行く気力は既にない。

すでに看板となり、暖簾が仕舞われた店の前で私も力尽き、酔いも有ってか足元もフラフラでへたり込んでしまいました。

店の引き扉に人の影。すでに戸締りも済んでいた様で、しゃがんで解錠する影が見えたかと思うと引き扉を開けてくれました。

女将:「Yちゃん!久しぶりねぇ!あらあらあら!ちょっとイヤだ!ゲロ塗れじゃないの!いったいどうしたのよ??」

私:「おばさん!コレ、サユリ!酔っぱらって公園で寝てて、襲われそうになってたから背負って来た・・・(汗)」

女将:「あらあらあら!酔っぱらってるの?サユリ?ちょっと起きなさい!サユリ!?こらっ!(ポカッ☆)」

サユリ:「うにゃぁ・・・。うぷっ!き・・・気持ち悪い・・・。吐きそう・・・。うぷっ!おえっ!!」

私:「サユリ!?ココで吐くなよ!オレのジャケットをこれ以上汚すな!うわぁ・・・(泣)」

女将:「Yちゃん!サユリ、ココに・・・地べたに下ろして良いから!Yちゃんは早くジャケット脱ぎなさい!!親方~!!!」

・・・なんて、閉店後の店先で大騒ぎ。親方であるサユリ父と一緒にサユリを引きずる様にして店のトイレまで運び入れた。女子ってやっぱり重い・・・。

女将:「Yちゃん!サユリのジャージだけど着れるよね?服、洗ってあげるから脱ぎなさい!」

私:「あ、いや!悪いっすよ!ちょっと休ませて貰ったら帰りますから・・・。」

女将:「良いからほら!おばさんの言う事を聞いて早く脱ぎなさい!ゲロ塗れの服着てタクシーもバスも乗れないわよ!」

・・・確かにサユリ母の言う事には一理ある。私は素直に服を脱いでサユリ母に手渡し、シャワーを借りてゲロが付いた身体を洗い流しました。

私に用意されたのはSE高時代のサユリのジャージである。私とサユリの身長は略同じ。体格だって似た様なものなので余裕で着れましたw

マニア的要素で言えば、女子のジャージを身に着けられるなんて嬉し過ぎる事かもしれないけど、サユリのジャージに萌える事は一切無い(笑)

閉店後の片付けと明日の仕込みをしている最中だったけど、熱いお茶と梅干を貰ってカウンター席で一息つく。私も大分飲み過ぎてしまいました。

親方:「Yちゃん!サユリの事、態々悪かったな・・・。」

私:「いやぁ・・・偶然とはいえ相手がサユリだったんで・・・。他の女だったらほっときましたけどね(苦笑)」

親方:「ヒーさん・・・いや、オヤジさんも若い時に同じ事をしたんだぞ!相手はウチの母ちゃんだったけどな(笑)」

私:「あ・・・そうなんすか?(笑)おばさんがココまで酔っぱらう様な感じには見えないけど・・・。」

女将:「若い時はね、色々有るもんなんだよ!あ~ぁ・・・拭いてみたけどこのジャケットはもうダメね・・・。」

私:「あぁ・・・良いっす、良いっす!どうせ安モンだし・・・。それよりサユリ・・・大丈夫っすか?」

女将:「散々吐いたからもう大丈夫でしょ!コンパに行くといっつもなんだから・・・。」

私:「ははは・・・(呆笑)サユリ・・・そんなにコンパ行きまくってるんですか?」

女将:「今度こそ良い男に出会うんだ!なんて言ってねぇ・・・。結局は毎回ゲロ酔いして帰って来るのよ(呆顔)」

私:「あはは・・・(呆笑)サユリ・・・喋んなきゃ美人なのになぁ・・・。」

親方:「いくら美人だって、愛想が無けりゃ男は振り向かんよ!その分、変な虫が寄り付かないだけ親とすれば安心だけどなww」

・・・なんて、サユリ両親と久々に話し込む。サユリ両親は生まれも育ちも地元の商店街で同い年同士。ウチの親父の5歳下で地元の後輩に当たる。所謂、幼馴染である。

サユリ父は寿司屋の二代目。サユリ母は米屋の娘。寿司と米と言えば切っても切れない間柄。この二人は幼少期から仲が良く、近所でも似合いのカップルだったらしい。

中卒で寿司職人修行に出たサユリ父。サユリ母の高校卒業と同時に結婚。25歳の時に父親(初代)が急逝して地元に戻って店を引き継ぎ、先輩職人を筆頭に置いて修行に勤しんだ。

その時のサユリ母は妊娠をしており、ウチの母と同日に産気付いて生まれたのが私とサユリである。そんな事も有って、私とサユリは生まれた時から正真正銘の幼馴染であります。

我が家もサユリ家も商売人の家。子育て中とは言え仕事も有って母親は忙しい。そんな我々は呉服屋であるキヨちゃん宅に預けられ、先輩ママであるキヨ母に子守をされて来ました。

私とサユリがキヨちゃんの事を「姉」と慕い、キヨ母の事を実母の様に慕っているのはそう言う事である。ま、昔の商店街では良くある事。過ぎ去りし昭和時代の出来事でございます。

女将:「Yちゃん!お茶のお代わりは?お腹は空いてない?お茶漬けでも作ってあげようか?」

親方:「おう!残ったネタしかないけど、なんか好きなの握ってやるか?今日は良いマグロが入ってたんだ!」

私:「ああ♪マグロ良いっすね~♪でも、お茶漬けの方が良いなぁ(笑)サユリをおぶって歩いたからか、なんか小腹が空いてきましたww」

親方:「あいよ!Yちゃんのスペシャルお茶漬け一丁!!」

出されたお茶漬けを頂く。残った海鮮が盛られた豪華版である。コンパで食った居酒屋料理は油物が多かったので、あっさりとした海鮮茶漬けが余計美味く感じた。

小腹も満たして落ち着いた所で帰ろうと思ったのですが、最終バスもとっくに出ちゃったし、タクシーで帰る余裕もない。サユリ母のご厚意で泊って行く事になりました。

女将:「泊ってって・・・って言ったものの、生憎ウチは狭いからサユリの部屋にお布団引いたからね!」

私:「え?良いんですか?幼馴染とは言えマズくないですか??」

女将:「何を期待してる気?(笑)お生憎さま!襖を隔てた隣の部屋はおばさん達の部屋よ!」

私:「ああ・・・でしたよね!それなら良かった(笑)酔ったサユリに絡まれたら助けて下さいね(笑)」

・・・そんな会話をしてサユリの部屋に入った。サユリの部屋に入るのは小6の冬休み以来振り。畳敷きの和室だけど、当時は女子っぽいファンシーな部屋だった。

さすがに大学生にもなれば・・・と思ったけど、ピンクや赤を基調とした文房具やファンシーグッツで溢れていた。見た目と違ってサユリは乙女チックなのですw

ベッドにはサユリ父に運ばれて来て、薄汚れた服を着たままの状態でS字になって小さく丸まって寝ているサユリの姿。身長がデカいサユリが小さくみえた。

一応、危ないと思ってサユリの顔からメガネを外しました。サユリの寝顔は子供時代で時が止まっているかの様な、可愛らしく、安らかな素の表情だった。

———翌朝————

サユリ:「・・・うーん・・・。頭・・・痛っ!あぁ・・・気持ち悪い・・・。」

サユリ:「ここどこ?・・・私の部屋か・・・。どうやって帰ってき・・・いいいいいい!!!!!」

私:「ぐーすかぴー・・・(˘ω˘)」

サユリ:「なっ!?ち・・・珍苗字??なんでアンタがここに居る訳??ちょっと!起きなさいよ!(怒)」

余りの驚きにベッドから飛び起き、床に敷いた布団で寝ていた私にサユリはケリを入れてきました。しかも結構の本気度合いで・・・。

私:「ウボッ!!!!な・・・(泣)・・・痛ってぇなぁ・・・蹴るなよ!あぁ・・・頭痛ぇ・・・。」

サユリ:「なんでアンタが私の部屋で寝てるのよ!!(怒)」

私:「え!?・・・なんも覚えてないのかよ?あんだけ酔っぱらって、寝ゲロしてたら覚えてないか・・・。」

サユリ:「・・・寝ゲロ??私が!?・・・うわっ!クサッ!髪の毛にゲロ付いてる!!!」

私:「髪の毛なら洗えば良いだろ?オレなんかオマエをおぶった時に吐かれて、おNEWのジャケットをゲロ塗れにされたんだぞ!」

サユリ:「そんなの知らないわよ!それに昨日、アンタになんかいつ会ったの??」

私:「酔い覚ましで店の外をフラフラしてたら公園でオマエが寝てたんだよ!・・・で、かくかくしかじか・・・。」

・・・ってな感じで二日酔いの朝を迎え、私が覚えている限りの話を聞かせていたのですが、サユリは秘めた部分に違和感を感じた様で・・・。

サユリ:「ん??・・・ちょ!血だ!血が出てる!なんでパンツに血が付いてるの??」

私:「え?あ、本当だ・・・。あ~ぁ・・・スカートもシーツも真っ赤だよ・・・。」

サユリ:「うわぁ・・・(汗)・・・まさか!」

・・・と言ったサユリは、穿いたままだったストッキングとショーツを脱ぎ捨てて徐にスカートを捲り、ベッドに片足を載せて秘部を覗き込みました。

サユリ:「ちょっと!酔った勢いで私を襲ったでしょ!?(怒)」

私:「襲ってねーよ!なんでそうなるんだよ!オマエが裸で寝てたって、襲う気になんねーよ!」

サユリ:「なんですってー!今の私の裸を見た事あるの?小学生じゃないのよ!そんなに魅力が無いのか私は!」

私:「そういう意味で言ってんじゃねーよ!オマエは幼馴染だし、そういう気になんねーって!!」

———-幼馴染同士でケンカ中・しばらくおまちくださいw———-

サユリ:「・・・本っ当~にヤってないのね?」

私:「ヤってねぇつーの!おじさんとおばさんに聞け!襖を隔てた隣の部屋はおじさんとおばさんの部屋だろーが!」

サユリ:「じゃあなんでオ〇ンコから血が出てるのよ!お腹がしくしくして痛いし!」

私:「知らねーよ!新歓コンパで酔わされて、輪姦されたんじゃねえのか?何も覚えてないのか??」

サユリ:「えぇ・・・(汗)他の子だけちやほやされて・・・私一人ぽつーんと・・・。悔しくてお酒をガンガン飲んで・・・。それから・・・覚えてない・・・。」

私:「・・・ったく(呆)・・・店を出たのも覚えてねぇのか?〇〇公園にいたんだぞ?交番の隣の・・・。」

サユリ:「全然覚えてない・・・。本当にヤられてたらどうしよう・・・。そんなんで処女失ってたらイヤだ・・・(悲)」

私:「・・・本当だったら警察に行かないとな・・・。オレ・・・警察には暫く行きたくないぞ・・・(苦笑)」

サユリ:「そんな事を言わないで付き合っ・・・てって・・・ん??警察に行きたくないって・・・なんで?」

私:「色々有るんだよ・・・。ってか、誰だって警察になんか行きたくないだろ?」

サユリ:「そりゃそうだけど・・・。ねぇ・・・珍苗字・・・。ちょっと見てくれない?私のあそこ・・・(恥)」

私:「は??なんでだよ!鏡でも使って自分で見ろよ!自分のは自分が一番判ってるだろ?」

サユリ:「いやだ・・。大っきな穴が開いてたら怖い・・・。それに・・・自分でなんてじっくり見た事無いし・・・。」

・・・なんて言いながらベッドの端に座り直し、サユリは長い足に手を添えながらM字開脚をして「くぱぁ♡」と秘部を開いて見せてきた。

濃くも無く、薄くも無い状態で土手にのみ生え揃った恥毛が見え、初めて見るサユリの秘部は鮮血に塗れて赤黒くなっていました。

サユリ:「・・・どお?判る??(恥)ちょっと!顔を背けてないでちゃんと見てよ!」

私:「オレが見て判るかよ・・・。それに・・・恥ずかしくて見れねえよ・・・。」

サユリ:「私だって恥ずかしいんだよ!初めて見せる相手が珍苗字だなんて・・・。末代までの恥だ・・・。」

・・・なんてドギマギしている所に我々を起こしにサユリ母の登場。酔い覚ましの梅干しと熱いお茶を持って来てくれたのですが・・・。

女将:「サユリ?いい加減に起きなさ・・・って!こら!何やってんのあんた達は!サユリっ!!(ポカッ☆)」

———-お説教を受ける二人・しばらくおまちくださいw———-

女将:「はぁ・・・まったく・・・。」

サユリ:「だって・・・(恥)」

女将:「だって・・・じゃないでしょ!嫁入り前の娘がはしたない・・・。Yちゃんも鼻血拭きなさい!(怒)」

私:「ふぁい・・・(グスッ)朝から刺激が強すぎばすよ・・・。」

女将:「まったく・・・(呆)Yちゃん?ちょっとあっち向いてて!サユリ、ちょっと来なさい!」

もぞもぞとデカい身体を動かすサユリ。サユリ母はサユリの秘部を見て確認した様で、呆れ溜息をついてサユリの頭を再び小突いた。

女将:「これは生理でしょうが・・・。生理の開始予定日は大体把握してるんでしょ?」

サユリ:「え・・・生理??あ・・・そうだ・・・。そろそろだったっけ・・・。」

女将:「まったく・・・あんたって子は・・・はしたない・・・。幼馴染のYちゃんとは言え、お互いにもう子供じゃないんだからね!」

サユリ:「ごめんさない・・・。なんか・・・急に恥ずかしくなってきた・・・(真っ赤)」

私:「オレも・・・二日酔いが一気に覚めた気がするよ・・・。まさか・・・サユリのを・・・朝っぱらから見るとは・・・。」

女将:「あんた達二人は子供の頃から本当に変わってないねぇ!姉弟そのものなんだから・・・(呆)」

大将:「・・・おい、母さん!それ以上は・・・。」

心配して部屋を覗きに来たサユリ父がサユリ母が言ったセリフを遮った。この時は私とサユリがどういう関係なのかは気付かなかったし、知る由も無かった。

入浴を終えたサユリは部屋着のスウェット姿である。鏡台に座り、不貞腐れた表情をしながら化粧水をペタペタ。サユリも女子なんだな・・・と思う瞬間である。

サユリの顔を鏡越しに見ながら他愛の無い話を続ける。主には昨夜の出来事だったけど、急に寂しそうな顔をしたサユリが思わぬ事を言って来た。

サユリ:「ねぇ珍苗字・・・。1年ブランクが開いちゃったけど、また私と友達付き合いしてくれない?」

私:「え?そんな事を言わなくたって、オレはオマエの友達だよ。物心付く前からずーっとな!(笑)」

サユリ:「・・・うん(照)私・・・人付き合いって苦手でさ・・・。本音で話が出来るのって、アンタくらいしか居ないし・・・。」

私:「オレだって人付き合いは苦手だよ・・・。大学で友達くらいは出来たんだろ?今度紹介してくれよ(笑)」

サユリ:「大学の友達?・・・そんなモン・・・居ない・・・(悲)」

私:「え?」

サユリ:「居ないよ・・・。なんか・・・チャラチャラしてて苦手なんだよね・・・。彼氏がどうしたって、男の話しかしないし・・・。」

私:「そりゃ女子大だし、女子高出身者も多いだろうからチャラけた感じは仕方無いんじゃない?オレらは地味な共学だったし(笑)」

私:「それに、大学デビューで初彼氏って子も居るだろうし、嬉しくて自慢しちゃうんだろ・・・。それ位は大目に見てやれよ・・・。」

サユリ:「それは解ってるけどさ・・・。大学デビュー拗らせた身にもなれっつーの・・・。あ、珍苗字は?大学で友達出来た?」

私:「まぁ・・・。サークル入ったから仲間は出来たかな?あ!ミコト覚えてるか?大学もサークルもアイツと一緒なんだよ(笑)」

サユリ:「えっ!ミコト!?珍苗字と同じ大学なんだ・・・。小学生の時にアンタの事を好きだったみたいだけど、大丈夫??」

私:「あぁ・・・。入学式早々にひと悶着有ったよ・・・。他人がいっぱい居る前で【体操服泥棒】呼ばわりしやがってさ・・・。」

サユリ:「あははははっ!ミコトが仕込んだ【私の体操服、持って帰ったでしょ?】事件ね!あれは笑わせてもらったよ!」

私:「好きなだけ笑えよ・・・。小5のピュアなハートを傷付けやがって・・・。ま、アレが切っ掛けでオレのブルマ好きが開花したんだろうけどな・・・。」

サユリ:「アンタをブルマ好きの変態にしたのはミコトかぁ・・・(呆)ま、あの子もちょっと変わった子だったしね!変人同士、仲良くすりゃいーじゃん!」

私:「変人って何だよ(怒)それにミコトとはゴメンだよ・・・。サークルでも引っ掻き回して来るしな(苦笑)・・・で、サユリは?」

サユリ:「私も友達作ろうと思ってサークル入ったけど・・・。話掛けてもプイっと居なくなっちゃうし、コンパの誘いも段々来なくなっちゃった・・・。」

私:「オマエの酔いっぷりを見たら誰でも惹くわ(苦笑)【彼氏欲しい~!】なんて、本音丸出しの雄叫び挙げてんだろ?(笑)」

サユリ:「うっさいわね!でもさ、酔わなくても本音で話をすると惹かれるし、皆より頭一個分背が大きいから【怖~い】て言われるし・・・。全然楽しくないよ・・・。」

私:「そっか・・・。でも、サユリには本音で話が出来る女子友が居るだろ?メグミもだし、カオリちゃんとだって仲良かったじゃん。」

サユリ:「そうだけどさ・・・。メグは就職して忙しいみたいだし、カオリは浪人して・・・。あ!そうだ!カオリ、この春に大学受かったんだよ!」

私:「おお!本命の○○大か??スゲエじゃん!弁護士になる夢の第一歩スタートだな!」

サユリ:「恐ろしい位に勉強してたんだよ!・・・そうだ!1年振りにSE高・K中同盟で集まって、カオリのお祝いしてあげない?」

私:「お!良いね~!皆と集まるのも久し振りになるな!カズエちゃんは子育て中だけど、一応は声を掛けてみるよ!」

サユリ:「うん!ユウコちゃんとカズミにも声掛けてね!ユウコちゃんには去年の春から会ってないし、すっごく会いたい!」

私:「わかった!・・・でもカズミちゃんにも声を掛けるのか?」

サユリ:「うん!我らの妹!この春に卒業したでしょ?弄られ役が居ないとつまんないし!(笑)」

私:「弄られ役ねぇ・・・(苦笑)でも、カズミちゃんは来ないと思うよ・・・。警察学校に入ったし・・・。」

サユリ:「え!そうなの??カズミ、おまわりさんになるの??あのロリっぷりで警察官なんて似合わねぇ~!(笑)」

・・・確かに似合わなかった(笑)丁度、県警の婦人警察官採用枠が多かった時期で、古の刑事ドラマが好きだったカズミちゃんは記念受験したつもりが見事合格。

英語科に在籍していたカズミちゃんは、日常会話が出来る程の英語力を身に付けて卒業していた。採用試験の際にその英語力が決め手になったのかもしれません。

それに、可愛いロリっ子が婦人警官をやれば次期募集時のPRにもなる。翌年だったか翌々年だったかの募集パンフレットにカズミちゃんの写真が使われたんですよねw

某・警察24時系のTV番組にもちょこっと出た事が有ったりして、偶々夕食時に放送を観ていた私は、口に含んだビールを噴き出してしまったのは内緒ですww

余談はさておき、この日は二人して大学をさぼって二日酔い覚ましに専念。高校を卒業して早1年。空いた時間を埋める様にそれぞれ進んだ大学の話に興じました。

相も変わらずサユリは恋人に恵まれず、コンパに参加しても男との身長差と不愛想さ加減で相手にされず、19歳になった今でも純潔を保ち続けていました。

恋人の事としてユウコの事を聞かれたけど、昨年の出来事から恋人関係は一時停止中。友人関係はそのままに、今年のユウコは勉学モードに専念中である。

サユリは私と許嫁のカオリ、そしてユウコの関係性を知っている。高校時代に私の「門番役」にサユリも立候補して来た事が有ったけど、私がやんわり断った。

幼少期から小学5年生までの片思い相手では有るけれど、サユリを門番役にしてまで「代理彼女」をやって貰う気が不思議と起きなかったんですよね。

それに、私とサユリはなぜか不思議とウマが合う。コイツと居ると自然体で居る事が出来、弱音だって吐けるし、守り守られている様な気がするのです。

今朝だって、サユリの秘部を見てもエロさを感じなかった。サユリも恥ずかしさは感じたけど、私に男は感じなかったらしい。ま、そこが幼馴染なんでしょう。

後の飲み会は主賓であるカオリちゃんや、佳境を迎えた短大組(ユウコ・ユミ)の都合が合わずに飲み会はお流れに。私とサユリ、そしてメグミの3人で飲みました。

この3人の飲み会を切っ掛けにして、私とサユリは三度、友達関係の縁を復活させた。ユウコの代わりじゃないけれど、サユリは私の傍に居てくれるようになった。

車通学は継続中だったので、大学終わりにサユリの大学へお迎えに行き、プラ~っとドライブをして飯を食べ、サユリを家に送り届ける・・・なんて日々が始まった。

我が家にも頻繁に遊びに来るようになり、めでたく今春からSE高の後輩となった妹のチヒロとも直ぐに意気投合。英語科に入ったチヒロはサユリの後輩でもある。

妹のチヒロは超・人見知り癖が有ったけど、サユリにだけは幼少期から「お姉ちゃん」と言って物凄く懐いていた。サユリもチヒロの事を可愛がってくれていた。

我が家に遊びに来たサユリの姿を見た我が両親はサユリを見て驚き顔。幼稚園時代や小学校時代振りで久々に会うから?と思ったけど、決してそうでは無かった様で・・・。

【Chapter②ユウコとサユリ】

5月に入り、1年間共に過ごして来た相棒とお別れをし、GW早々に私は新しい相棒を迎えた。手先が器用なサユリに手伝わせながら、外した装備品の移設作業をしていました。

我が愛車のダイナが車検を機に中古車として売られてしまい、その代わりとして昭和63年式のトヨタ・ハイエース・ロングバンDX(3・6・9人乗り)を与えれられました。

所謂50/60/70系ハイエースってヤツで、ハイエース最後のコラムシフト車。エンジンはトヨタ商用車の名機・3Y型2000㏄ガソリン仕様。前相棒のダイナと同じエンジン。

母方実家エリアの布団屋さんが使っていた車で、距離も少なく程度も良かったけど車内は綿埃だらけ。車内の掃除だけでも相当時間が掛ったけど、全然苦にはならなかった。

正直、私はダイナよりもハイエースの方が好きだった。従姉のサッちゃんから中古のハイエースを指差された時、ずっこけるどころか大喜びしてしまったのは言うまでもない。

サユリ:「ねぇ・・・まだ終わんないの?いい加減疲れて来た・・・。」

私:「もう・・・ちょい・・・。よし!スモークフィルムの貼り付け終わり!あとはコンポとスピーカーだww」

サユリ:「えー!まだやるの??手が真っ黒だよ!」

私:「コンポ取付とスピーカーの交換は簡単だからオレだけで大丈夫!サユリは手を洗ってきなよ!」

サユリ:「うん。」

サユリとの仲は高校時代よりも密な物となり、幼少期や小学生時代に戻った様な感じでも有った。勿論、まだキスもしてないし、友達以上の関係になって居た訳ではない。

私:「サユリ?もう少しで終わるから、終わったらコイツでドライブ行こうな!」

サユリ:「うん。・・・でも、なんで商用のバンなの?前のトラックよりは車らしいけど・・・。」

私:「知らねぇ・・・。ダイナを車検入れに行ったらコレが既に用意されてて・・・。文句を言える立場じゃないんだよオレは・・・。」

サユリ:「ふぅ~ん・・・。ねぇ?この車で大学に迎えに来ないでよ!前のトラックよりはマシだけど、恥ずかしいからさぁ・・・。」

私:「恥ずかしいなんて言うなよ!ボロくて汚い訳じゃないし、例え箱バンでも車を持ってる大学生なんてそうそう居ないぞ!」

サユリ:「そりゃそうだけどさぁ・・・。例えボロくても乗用車ならまだしも、こんな救急車みたいな車をカッコイイって言う女子が居ると思う??」

私:「うーん・・・確かにな・・・。でも、この世に一人くらいは居ると思うぞw」

サユリ:「誰よ!居るなら今すぐここに連れて来い!(笑)」

ユウコ:「おー!カッコイイ!今度はワゴン車だ!」

サユリ:「(;゚Д゚)え!?」

私:「ほらみろ!一人居たじゃん(笑)・・・おう!ユウコ!ベルの散歩か?」

ユウコ:「うん!課題尽くしの気分転換でね!あっ!サユリちゃん!久し振り~!(ぎゅううう!)」←サユリに抱き着いたw

サユリ:「うわっ!ゆ・・・ユウコちゃん!?久し振り~!(ぎゅううううう!)」←ユウコを抱きしめ返したw

ユウコ:「この前のお誘いはごめんね~!サユリちゃんに会えなくて寂しかったよ~(ぴえん)わたし、サユリちゃん大好き!」

サユリ:「ありがとー!くそぅ・・・相変わらずユウコちゃんは可愛いな・・・(ちゅっ♡)」←なぜか二人でキスしたww

ユウコ:「にへへ・・・(笑)キスして貰っちゃった・・・♡サユリちゃん・・・好き・・・♡」

・・・なんて二人で抱き合い、ボディタッチと何度もキスをしながらイチャイチャし始めました。ユウコとサユリはレズ関係って訳では無いので悪しからずww

174㎝のサユリと156㎝のユウコの凸凹コンビを高校卒業以来久し振りに見ました。この二人は在学当時「声を掛け難い美人コンビ」って言われてたんですよね(笑)

考えてみても下さい。小西真奈美と橋本愛を足した様な見た目のサユリと、元SKE48の松井玲奈似のユウコのコンビが校内に居るんですよ?男子の目は向くでしょう。

でもこの二人は「気安く声掛けんなオーラ」を強烈に出して居たのでチャラ男でさえ遠慮気味。仲良くしていた私はよく妬まれて、絡まれたもんですよ・・・(遠い目)

そんなユウコとサユリは、高校の卒業式後にユウコに付き添われてメガネを買いに行った以来で久し振りに会うらしい。在学当時もこの二人は仲が良かった。

暫し二人で立ち話をしていたけれど、買い物から戻って来た我が妹のチヒロに声を掛けられて家の中へ。私はユウコの愛犬・ベルと共に車弄りをし続けました。

———リビングで座談会・女三人寄れば姦しい?———-

サユリ:「・・・って訳でさぁ、コンパに行っても全然モテないのよね~(悲)」

ユウコ:「あははっ!その様子じゃ大学デビューも果たせそうもないね(笑)サユリちゃんはお酒を控えた方が良いよ!」

チヒロ:「私も身長デカい(165㎝!)からそんな事を言われるんだろうな・・・。高校入って既にデカいって言われてるし・・・。」

ユウコ:「サユリちゃんもチーちゃんも、背が高くて素敵なのにねぇ。私なんかチビだからさぁ・・・。」

サユリ:「なんだかんだ言ったって、男はチビ女が好きなのよ!ユウコちゃん、コンパでモテるでしょ!」

ユウコ:「うーん・・・どうなんだろう?コンパって1回しか行った事が無いから判んないや・・・。新幹線の時間も有って直ぐに帰って来ちゃったし・・・。」

サユリ:「そうなの!?それは勿体無い!その場に良い男は居なかったの??」

ユウコ:「どうだろう??私、チャラチャラした人って苦手なんだよね・・・。それにYに申し訳ないな・・・なんて思っちゃったりして・・・。」

チヒロ:「せっかくの場なのに、お兄ちゃんの事を考えなくても良いじゃない!でも、ユウコお姉ちゃんはお兄ちゃんの事、大好きだもんね!」

ユウコ:「・・・うん(照)いずれはお別れしなくちゃならないんだけど・・・。Yと他の誰かを比べちゃうんだよねぇ・・・。良くないね・・・それは・・・。」

チヒロ:「でも良いんじゃない!ユウコお姉ちゃんの男の基準はお兄ちゃんなんでしょ?お兄ちゃんより良い男はこの世にゴマンと居るし(笑)」

ユウコ:「こら!そんな事を言ったら失礼でしょ!お兄さんを選んだカオリさんに怒られちゃうよ!」

チヒロ:「カオリお姉ちゃんは怒ると怖そうだからなぁ(笑)余計な事は言わないでおこうっと!」

ユウコ:「その方が良いわよ(笑)私とカオリさんは繋がってるからね!告げ口しちゃうぞ!(笑)」

チヒロ:「え・・・(冷汗)」

サユリ:「ねぇ・・・。珍苗字とカオリさんって、連絡を取り合ったりしてるの?」

ユウコ:「ううん、相変わらずリセット中。私と弟くんとの件で、去年はちょっと連絡を取り合ったみたいだけど・・・。」

チヒロ:「あ、コウスケくん?ユウコお姉ちゃんとはどうなったの?コウスケくんとエッチしちゃった??」

ユウコ:「してないよ!(←未遂ねw)コウスケくんは好きな子ともう一回、ちゃんと付き合う事になったから・・・。」

チヒロ:「ふぅ~ん・・・。でも良いなぁ~!私も彼氏欲しいなぁ~♪高校時代に一人でも良いから付き合ってみたいな♪」

サユリ:「チヒロちゃんは私とは違うし、絶対に彼氏出来るわよ・・・。英語科って男は少ないけど、他校との交流が多いからチャンスはあるはずよ。」

チヒロ:「へぇ~!それは楽しみだ!良い人と出会えるかな?・・・って、サユリお姉ちゃんって本当に彼氏居なかったの?付き合った事って無いの??」

サユリ:「はぁ!?アンタ、殺すよ!(怒)」

ユウコ:「チーちゃん!余計な事を言わないの!本当に殺されちゃうよ(苦笑)」

チヒロ:「あははっ!冗談だってば!でも、本当に彼氏居なくて、誰かと付き合ってみたいんなら、お兄ちゃんと付き合ってみたら?」

サユリ:「はぁ?なんでよ??」

チヒロ:「最近よく遊びに来てくれるし、お兄ちゃんと良い感じじゃん!好きだったんでしょ?お兄ちゃんの事!」

サユリ:「え!?誰から聞いたのよ!」

チヒロ:「ん?キヨちゃん!(笑)」

サユリ:「キヨさんめぇ~!!(怨)」

チヒロ:「ユウコお姉ちゃんとお兄ちゃんは今、恋人付き合いを休んでるし、好きだったんならお兄ちゃんと付き合っちゃえば?」

サユリ:「え!?そう言う訳にもいかないでしょ!休止中とはいえユウコちゃんの恋人な訳だし、将来的にはカオリさんと・・・。」

ユウコ:「うーん・・・(考)・・・私の代わりでも良ければ・・・Yと付き合っても良いよ・・・。」

サユリ&チヒロ:「え!?良いの?え!?良いんだ??」

ユウコ:「うん。私の短大生活も今年で最後だし、実習行ったり資格取ったりで忙しくなるから・・・。正直、Yに構ってられなくなるかも・・・。」

ユウコ:「それに、高校の時にサユリちゃんから【Yを貸して!】って言われた事があるじゃない?」

サユリ:「え!?・・・あ、言ったねぇ・・・(恥)カズエちゃんの疑似彼氏の時・・・だよね?」

ユウコ:「うん。Yがサユリちゃんと一緒なら私も安心だし、少しの間でもYの門番役をお願い出来ればなぁ・・・って・・・。」

チヒロ:「サユリお姉ちゃんがお兄ちゃんの門番役だったら心強いな!私もサユリお姉ちゃんに毎回会えて嬉しいし!」

サユリ:「うーん・・・(-ω-;)」

チヒロ:「なんで悩むの?お兄ちゃんの事が好きだったんでしょ?」

サユリ:「え?・・・好きだったのは・・・小学校の時までよ!ブルマ好きの変態の事を好きになる女の気が知れないわ(笑)」

ユウコ:「・・・ごめんね(苦笑)ブルマ好きの変態の事が好きで・・・。」

サユリ:「あ・・・ゴメン・・・。ブルマ好き同士だったよね・・・。」

ユウコ:「別に良いですけど・・・( ̄- ̄)」

チヒロ:「・・・すねちゃった(笑)」

サユリ:「ゴメン・・・(汗)」

ユウコ:「・・・でもさ、Yとサユリちゃんって、どこか深~い所で繋がってる気がするんだよね・・・。チヒロちゃんともだけど・・・。」

サユリ:「深い所で繋がってる?私と珍苗字が??」

チヒロ:「え?私も??サユリお姉ちゃんと???」

ユウコ:「うん・・・。単なる幼馴染ってだけの関係じゃ無い気がするんだよね・・・。なんなんだろ・・・。」

サユリ:「ねぇ・・・。本当に珍苗字と付き合っても良いの?もし・・・結婚・・・とかってなったら・・・マズいよね・・・。」

ユウコ:「Yとサユリちゃんは結婚出来ないと思う・・・。だけど、なんか・・・ずーっと一緒に居る気がするんだよね・・・私たち・・・。」

チヒロ:「私たち・・・って・・・。私も??」

ユウコ:「うん・・・。Yとカオリさん・・・。コウスケくん・・・。私とサユリちゃん・・・。そしてチーちゃんも・・・。」

サユリ:「うわ・・・。なんか気持ち悪い・・・。それって・・・珍苗字が言ってたユウコちゃんの不思議な力・・・ってヤツ??」

ユウコ:「たぶんね・・・。頭の中にぼーんやり浮かんでくるの・・・。千里眼ってYに言われた・・・。」

サユリ:「ユウコちゃん?幼稚園の先生になるより、占い師にでもなったら??」

ユウコ:「それはダメ・・・。Yとカオリさんに係わる事しか浮かんでこないんだもん・・・。占えるなら、サユリちゃんの恋の相手を占ってあげるわよ・・・。」

チヒロ:「占い師だったらサユリお姉ちゃんの方が似合いそうだよね(笑)」

サユリ:「はぁ??なによそれ??」

チヒロ:「いっつも露出度が低い黒系の服を着てるし、水晶玉を持ってる姿なんてめっちゃ似合いそう!なんだっけ?クレオパトラ?みたいだし!」

サユリ:「うっさい!バカ!(ポカッ☆)誰がクレオパトラよ!(怒)」

チヒロ:「・・・痛った!叩かないでよ~!(ぴえん)」

ユウコ:「チーちゃん・・・。サユリちゃんにクレオパトラはNGワードなのよ・・・(汗)」

・・・なんてやり取りが有ったようで、ユウコに頭を下げられたサユリは散々悩んだ結果、人生初の恋人として、そして私の門番役としてユウコから一時的に引き継ぐ事になりました。

サユリとしてみれば、訳の解らん男と付き合って面倒臭い事になるよりも、昔馴染みの私と付き合う事によって、最初の失敗を恐れずに次のステップに活かす事が出来る訳で。

高校時代にユウコの親友であるカズエちゃんと行った「疑似恋人役」の様な物だけど、密かに私に思いを寄せてくれていたサユリはユウコの申し出が正直嬉しかったそうです。

一方のユウコとしてみれば、私が訳の解らん女に靡いて問題に発展するよりも、サユリの様な昔馴染みと一緒に居れば安心と思っての事だった様で、例の「不気味な力」を信じた。

ユウコ自身も、昨年のコウスケとの一件から恋愛事については少し休みたかったとみえて、尚且つ、自身の短大生活も佳境を迎えるので実習や勉強に集中したかった様です。

そして、サユリが私と付き合う事をなぜか妹のチヒロが大喜びし、「お姉ちゃん!」とサユリと会う度に甘えてばかりしました。我が両親は複雑な心境だった様ですが・・・。

【Chapter③似た者同士・実はサユリも??】

恋人付き合いに発展した私とサユリでしたが、照れ臭さも有り、幼馴染感が邪魔をして6月に入っても【友達以上・恋人未満】の関係からなかなか脱する事が出来ずに居ました。

私もサユリも、なんとなく一線を越える事に躊躇していた感もあり、例えそんな雰囲気になったとしても、お互いに照れ笑いをしてその空気感を打ち消してしまうのでした。

そんな我々二人のプラトニックな関係を打ち消すかの如く、偶然巻き起こったのが我が妹・チヒロの「キツキツスク水事件」でありました(笑)

過去投稿参照:「番外編・Yの入院と妹の苦悩?」

内容は上記の過去投稿内に有る一節を読んで頂きたく思うのですが、キツキツスク水騒動が決着した所で、サユリが我が家に到着して玄関に入って来ました。

チヒロ:「あ!サユリお姉ちゃん!いらっしゃい!」

サユリ:「ちょっとチーちゃん!なんでスク水を着て家の中をウロチョロしてんのよ!」

チヒロ:「ウロチョロって(笑)呼び鈴が鳴ったから【いらっしゃーい!】ってww」

サユリ:「そんな格好でいらっしゃい!・・・じゃないわよ!お兄ちゃんにスク水を着せられたの?」

チヒロ:「違うよ!(笑)高校の体育の授業でプールの授業が有るって言われてさ!」

サユリ:「プール?あぁ、そう言えば英語科はプールの授業有ったっけなぁ・・・。私もスク水を着たっけ・・・。」

チヒロ:「中学時代の水着でも良いって話だったから、お兄ちゃんに手伝って貰って納戸を探してたの!」

サユリ:「でも、なんでスク水姿で?探さなくても既に着てんじゃない・・・。」

チヒロ:「あ、これ?コレは中学の時ので、すんなり着れたのをお兄ちゃんに見せに行ったの!良かった!着れて!買わずに済んだww」

サユリ:「ふぅ~ん・・・。態々着れた事を報告しに行ったんだ・・・。」

チヒロ:「うん!最初に見つけたのが小学生の時のでさ!試しに着てみたら脱げなくなっちゃって、お兄ちゃんに助けて貰ったの!」

サユリ:「は?助けて貰った??」

チヒロ:「うん。キツくて身体に引っかかって脱げなくて・・・。ハサミで切り開いてくれた・・・(恥)」

サユリ:「はぁ・・・呆っきれた・・・。着る前にサイズ確認しなさいよ!でもプールかぁ・・・良いな~。高校時代以来プールなんて入ってないかも・・・。」

チヒロ:「お兄ちゃん達が居た普通科はプールの授業無いのに、なんで英語科だけ?って思ったよ!」

サユリ:「まぁ、確かにね!でもプールの授業って楽しかったよ!それにしてもスク水って懐かしい~♪」

チヒロ:「そお?地味でダサいじゃん!(笑)なんで濃紺なの??って感じ!・・・おっと!着替えて出掛けなきゃ!ゆっくりしてってね!」

サユリ:「サンキュー!スク水、チーちゃんに似合ってるよ!(コンコン☆)珍苗字?入るよー!」

部屋に入って来るなりチヒロのスク水姿を絶賛しだした。スタイルが良いとか、色白肌に濃紺のスク水が映えるとか、妹の事を女性から褒められれば兄貴として悪い気はしない。

いつしかスク水姿の賛辞から、自身のスク水に対する思いや思い出話になって行き、もう一度着てみたいとか、スカートタイプの旧スク水が大好きなんて熱弁を奮いだした。

私:「解かった解かった!スク水やレオタードに対するサユリの熱い気持ちは十分に解かった!(苦笑)」

サユリ:「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・解って・・・くれた??(笑)」←興奮して息が上がってるww

私:「十分過ぎる程な・・・。オマエ、そんなんでよく人の事をブルマ好きの変態なんて言えるよな・・・(呆)」

サユリ:「私は・・・・性的な目で・・・はぁ・・・スク水や・・・レオタードを・・・見て・・・ないから!はぁ・・・はぁ・・・。」

私:「オレだってそんな目でブルマを見てないよ!サユリがスク水女子を見てた様に、純粋に可愛いと思って・・・って、先ずはいいから落ち着けよ!(苦笑)」

身長がデカいサユリは自分の身体にコンプレックスを持っていた。年齢相応の可愛い服はサイズが無いので着れないし、ブルマやスク水だって大きなLLサイズだった。

バレエのレオタードやチュチュもサイズが無かったりしたそうで、小動物の様な身のこなしをする低身長女子に憧れ、小さいサイズのブルマやスク水に憧れを抱いていた。

サユリがバレエを辞めたのも、同じ小6女子と並ぶと頭1つ分背が大きく、手足も長いので踊ると目立ち過ぎて恥ずかしかったからだそうだ。なんとも勿体無い話で・・・。

サユリは足のサイズも大きかったので、サユリの足に合うトゥシューズが無かったりして、無理して穿き続けていたら爪が割れて血染めになった事も有ったらしい。

私:「そっか・・・。そんなコンプレックス持ってたんだな・・・。」

サユリ:「・・・うん。スク水やブルマはおチビのメグ(144㎝!)に着せたりしてね(笑)」

私:「あー、メグミな・・・。確かに小っこいから小学生っぽく見えるもんな・・・。」

サユリ:「うん。あとはユウコちゃんも似合うだろうな・・・って思ってたよ。」

私:「ん?ユウコか?(引き出しに仕舞い込んでいた小物入れから写真を取り出し)・・・ほら。ユウコのブルマ姿だよ・・・。」

サユリ:「え!?・・・うわぁ!可愛いっ!!ユウコちゃん、カラーブルマ(エンジ)似合うね!これ、いつの写真?」

私:「中学卒業して・・・高校入る前の春休みだよ。カオリがウチに来た時に、アホのミホが絡んでブルマ姿のお披露目会になったんだ・・・。」

過去投稿参照:Yとブルマと、中学時代⑩「卒業後の春休み!カオリvsユウコPart.2」

サユリ:「ミホかぁ・・・。アイツはコスプレ好きだもんね・・・。珍苗字と同じでブルマ好きだったし・・・。」

私:「ほれ、こっちがカオリ(濃紺・白2本線)で・・・これがミホ(緑)だ・・・。写真を見せた事はユウコに内緒だぞ!」

サユリ:「解ってるって!・・・ぽちゃミホはどうでも良いけど、許嫁のカオリさんも可愛いね!ブルマ似合ってる!」

私:「そうか?カオリもサユリ並みに身長あるんだぞ。」

サユリ:「え!そうなの??」

私:「うん・・・。最後に有った時は170㎝って言ってたな・・・。高校でもう少し伸びたかもしれないけど・・・。」

サユリ:「あ・・・。三人で並んでる写真見ると大きいのが判るね。ユウコちゃんの頭の半分位おっきいし・・・。それでも可愛いんだ・・・。」

私:「カオリは可愛いっていうよりカッコ良く感じたよ。アイツもサユリみたいにスラーッとしてて、足も長くてカッコ良くてさ・・・。」

サユリ:「え!?(恥)」

私:「中学の時に参加したサマーキャンプでカオリと出会って、カオリのブルマ姿を見た時にサユリの事を思い出したんだよな・・・。」

サユリ:「ええ!?(恥)」

私:「オレ・・・サユリの事がずーっと好きだったじゃん・・・。可愛らしいしカッコ良かったし、サユリのブルマ姿って好きでさ・・・。」

サユリ:「・・・(恥)」

私:「背がデカい事にコンプレックスが有るは解るけど、カオリはそんな事を気にしてなかったよ。可愛い服も着てたし、背の高さを自慢してたよ。」

サユリ:「え・・・(驚)」

私:「サユリだって着たい服を着てオシャレして、やってみたい事、やりたかった事をした方が勝ちなんじゃないか?カオリみたいにさ・・・。」

サユリ:「・・・。」

私:「ユウコだってそうだぞ?アイツは宗教が絡んでて、制服やブルマ好きってのを隠して過ごして来たけど、はっちゃけた時のアイツは凄いぞ(笑)」

サユリ:「高校入ってからS中の新制服を態々作ったんでしょ!他校のブルマは勿論だけど、メイド服とかまで持ってて笑ったもん!」

私:「ユウコも自分の気持ちを抑えて過ごして来たし、やりたい事や、やってみたい事をやれて、スッキリした顔してるよ(笑)」

サユリ:「ふふふっ!ユウコちゃんか・・・(笑)高校の時にユウコちゃんから同じ事を言われたよ。はっちゃけたもん勝ち!って(笑)」

私:「だろ?(笑)オマエのライバルだったミコトも、実はブルマとファミレスコスプレが好きらしいぞ!」

サユリ:「ええ??ミコトが??」

私:「うん(笑)アイツ、高校の時に緊縛好きの男と付き合ってたんだって。色んな学校の制服や体操服を着せられて、縛られた姿を見られたんだってよ。」

サユリ:「え?緊縛って・・・縄で縛ったりするやつ?SMみたいなやつでしょ?ミコトって・・・まさか変態??」

私:「変態なのは付き合ってた男の方だけど、ミコトは制服だのブルマの着せ替え人形をさせられて、いつもの自分じゃない姿を見て開花したらしいぞ(笑)」

サユリ:「開花って・・・。あの堅物のミコトが??」

私:「そ!(笑)アイツもユウコをリスペクトだよ。アイツもサユリと同じで大学デビューを狙ってて、最近同じサークルの先輩と付き合いだしたぞ!」

サユリ:「な!!ミコトになんか負けてらんない!私の彼氏はミコトも好きだった珍苗字なんだから!ギャフンと言わせてやる!」

私:「ギャフンとは言わねえと思うけど・・・(笑)ま、サユリもコンプレックスを捨てて、やりたい事をやってみれば??」

サユリ:「・・・うん。そうする・・・。ねぇ珍苗字?高校入って直ぐにあげた、私たちK中同盟のブルマってまだ持ってる??」

私:「ん?有るよ?なんで??」

サユリ:「やっぱり・・・私のブルマを返して・・・。あれは・・・私の分身だから・・・。」

私:「分身?・・・あぁ、スク水とブルマ好きのサユリには大事なモンだよな!ちょっと待って!」

・・・と言いながら、押入を開けてブルマコレクションの中からサユリのブルマを探し始めたんですが、箱一杯のブルマを見てサユリは呆れ顔・・・。

サユリ「ちょっと!なにこの量??タッツやヨッちゃんみたいに女子から無理矢理奪い取った物じゃないでしょうね??」

私:「違うよ!みんな貰いモンだよ!ユウコのが一番多いけど、あとのはキヨちゃんから貰った売れ残りの新品だよ!」

サユリ:「キヨさん?売れ残り??あぁ、そっか・・・呉服屋だもんね・・・。あ!そのエンジのって○○中のよね?」

私:「そうだよ。同じエンジでも、こっちは△△中ので、こっちはXX小のラインと校章入り・・・。」

サユリ:「すっご!体操服が変わって今は使われてないヤツじゃん!サイズは?私でも穿けそう??」

私:「え?穿くのか??サイズは○○中のがLL、△△中のが3Lかな?XX小のはSSだよ。」

サユリ:「微妙なサイズね・・・。売れ残りだから仕方ないか・・・。ねぇ!他にも有るんでしょ!キヨさんから貰った新品、全部出して!」

私:「ええ??全部??」

サユリ:「そ!全部!あ!スク水も有るんじゃない!レオタードも!!それは全部私が貰うからね!!」

・・・って事で、コレクションを全品サユリにお披露目する羽目に。先ずは自分のブルマを取り戻し、キヨちゃんから貰った新品を漁り始めた。

私:「オマエ・・・エンジ系のブルマが好きなのか?」

サユリ:「うん。赤いブルマって女の子らしくて好きなんだ・・・。○○中のって憧れも有ったから・・・。」

私:「ふぅ~ん・・・。ま、穿けるなら持ってって良いぞ・・・って、もう穿くのかよ!」

サユリ:「え!?ダメ??」

私:「いや・・・ダメって事は無いけど、いきなりスカートを捲ってストッキングを脱ぎだしたからびっくりしたよ(笑)少しは恥じらえよ!」

サユリ:「ああ、ゴメン(笑)アンタの前だと恥じる事も、気取る事も無いし、ついね!(笑)」

私:「まぁ良いさ(笑)オレもオマエと居ると気が楽だよ。さ、穿いてみなよ!」

サユリ:「・・・うん。・・・あ、やっぱり、あっち向いててよ!急に恥ずかしくなっちゃった・・・(恥)」

私:「はいはい(笑)穿き終わったら教えてな~♪」

ガサガサ・・・モソモソ・・・と、サユリがブルマを穿く音が聞こえます。パチン☆っと音がした。はみパン&ハミ尻でも直したんでしょうね。

女子がブルマのはみパン&ハミ尻を直す仕草ってのは実に萌える。アレが嫌いだっていう現役世代の男子は居ないはず。私は大好きである。

それにしても、サユリもブルマやスク水が好きだったなんて思いもしなかった。やっぱり類は友を呼ぶのでしょうかねぇ・・・。

着替え終わったのか、脱いだスカートを畳んでいる様な音が聞こえた。サユリのブルマ姿を見るのは中1以来振り。ワクワク感も有ったw

サユリ:「・・・こっち向いて・・・良いよ・・・。」

私:「はいよ!サユリのブルマ姿なんて久々に見・・・なにやってんだよ・・・オマエ・・・(驚)」

サユリ:「・・・へへっ(恥)・・・珍苗字に・・・私の全てを見て欲しくて・・・。」

綺麗だった・・・。ブルマを穿くって言っていたサユリは、一糸纏わぬ姿で立っていた。驚きは有ったけど不思議とエロさは感じず、綺麗っていう感想しか浮かんでこなかった。

私:「お・・・オマエ!な・・・なにやってんだよ・・・。ブルマ・・・穿いたんじゃなかったのか?」

サユリ:「・・・うん。ブルマはこれからいつでも穿ける・・・。でも今は・・・私の全てを見て欲しい・・・。好きな人に・・・見てて欲しい・・・(恥)」

174㎝の長身で色白のサユリの身体。着痩せするタイプだったのか胸は意外と有る。少し乳輪は大きめだけど肌の色に少しだけ色付いた薄茶色。同色の小さな乳首が身体に不釣り合いで可愛らしかった。

目を下ろして行くと、しっかりとくびれたウェストに続き、張りの有る女性らしい下半身が目を引く。土手部分には色白の肌に似つかわしくない黒々とした恥毛が濃くも薄くもない状態で生え揃っていた。

その先にはサユリ自慢の長い脚。張りがあり、きめ細かな肌の太ももと、光を反射する様な綺麗な脛が続いていた。サユリと目が合うと恥ずかしそうに伏し目がちに目を逸らし、急に全身が紅潮しだした。

私:「サユリの身体は・・・綺麗だな・・・。スタイルも良いし・・・。元々そうだけど・・・良い女になったな・・・。」

サユリ:「・・・ありがと(照)・・・この身体は・・・今は珍苗字のものだよ・・・。私たち・・・付き合って・・・るんだから・・・(微笑)」

私:「サユリ・・・。」

サユリ:「珍苗字が私との【幼馴染関係】を壊したくないってのは解ってるよ・・・。」

私:「・・・。」

サユリ:「でも私は、物心ついた時からずーっとYの事が好きだった。なんでか解らないけど・・・私にとって・・・大切な人だと思ってた・・・。」

サユリ:「中1の終わりでYが転校しちゃった時、私の身体の一部がなくなったみたいで・・・。寂しくて・・・仕方なかった・・・。」

サユリ:「高校で再会出来た時・・・嬉しくて堪らなかった・・・(笑顔)ユウコちゃんと付き合ってても、またYと一緒に居られるって・・・。」

サユリ:「ケンカしたり、ムカつく事も有ったけど、Yと私は昔から直ぐに仲直り出来たし、かけがいのない人なんだって思い出したよ・・・(微笑)」

私:「・・・そっか・・・。ありがとうな・・・サユリ・・・。オレにとってもサユリは・・・ガキの頃からかけがえのない存在だったよ・・・。」

私:「オマエは・・・いっつもオレの側に居て、笑ってくれて・・・怒ってくれて・・・励ましてくれて・・・慰めてくれて・・・。守ってくれたよな・・・。」

私:「オマエが居なきゃ・・・今のオレは無いよ・・・。オマエはオレに生きる勇気をくれた・・・。いっつも背中を押してくれたもんな・・・(涙)」

サユリ:「・・・うん。Yに死んで欲しくなかったし・・・。喘息で苦しかったのは私も同じだったからね・・・。」

私とサユリは生まれた時から小児喘息を患っていた。苦しくて苦しくて、幼心でも死にたいって思う事も多かった。自分も辛いのにサユリは私を励ましてくれた。

呼吸気管と身体を鍛える為にサユリはバレエを、私は剣道を習い、お互いに成長するにつれて小児喘息は治まったけど、常に何事でも励まし合って来ました。

喘息以外でもサユリはいっつも私を気に掛けて「大丈夫?」「大丈夫だよ!」「一緒に行こう!」「頑張ろう!」って、最後は笑顔で手を繋いでくれました。

空気の様な存在で当たり前の様に傍に居て、当たり前の様に過ごしてきた幼少期の日々。好きだけど「幼馴染」って言葉が邪魔をして思春期を共に過ごしてしまった。

私:「幼馴染かぁ・・・。」

サユリ:「・・・ん?」

私:「何なんだろうな?幼馴染って・・・。」

サユリ:「さぁ・・・。何なんだろうね・・・。幼馴染である前に男と女だよ・・・Yと私は・・・。友情から愛情に変わっても・・・良いよね・・・(微笑)」

私:「友情から愛情か・・・。・・・本当に良いのか?最初の男がオレなんかで・・・。」

サユリ:「・・・うん。Yを思い続けて10数年だよ・・・。そろそろ・・・私の思いを叶えて!お互いに・・・ユウコちゃんからの許可は貰ってるんだし!(笑)」

私:「ユウコのヤツ・・・(笑)どこまでお人好しなんだかアイツは・・・。」

サユリ:「Yが・・・カオリさんと再会するまでの間だけど・・・。ユウコちゃんに代わって・・・私がYを守ってあげる!」

私:「本当に良いのか?それで・・・。もう・・・今までも十分に守られているけどな・・・。」

サユリ:「うん!私の守りは固いよ!(笑)知ってるでしょ?昔っからだもん!」

私:「ふん(鼻笑)知ってるよ!・・・サユリと居れば・・・オレは安心だよ・・・。」

サユリ:「・・・うん!任せて!・・・ねぇ!二人で幼馴染の壁を越えちゃおうよ!Yとなら・・・初めて越える壁も怖くない・・・。」

私とサユリは、二人で幼馴染の壁を越えました。記憶にすら残っていないサユリとのファーストキスから10数年。サユリの唇はとても柔らかかった。

サユリの肌はキメが細かくてすべすべで柔らかく、吸い付く様な肌触りだった。カオリともユウコとも、今まで経験したどの女よりも素晴らしく感じた。

サユリが放つ身体の匂いはどこか懐かしい感じがした。幼少期に嗅いだ記憶が有ると言えば決して嘘ではないけれど、気持ちが安堵する様な落ち着く匂いがした。

緊張するサユリを優しく宥め、ゆっくりじっくり、そして丁寧に愛撫を続けて解して行き、サユリの身体の準備が十分に整ったのを見計らい、私とサユリは一つになった。

苦痛に歪むサユリの顔を見るのは辛いけど、抱きしめて労わりながらも攻め続け、サユリの願いを受けて私はサユリの中で果てました。サユリの目から大粒の涙が零れた。

お互いに絶頂を迎えた時に、幼い頃の私とサユリが手を振りながら消えていくのが見えた気がした。不思議な事にそれが見えたのはサユリもだったそうです。

———-時間経過・破瓜を終えたサユリ———-

私:「サユリ?大丈夫か?スポドリあるから飲みなよ・・・。」

サユリ:「え・・・ありがと・・・。なんか・・・頭の中が真っ白だ・・・。」

私:「取り敢えず水分補給して、ゆっくりしてな・・・。アソコ・・・拭くからな・・・。」

サユリ:「うん・・・ありがとう・・・。私・・・血・・・出た?」

私:「うん・・・少しだけな・・・。痛くしてごめんな・・・。」

サユリ:「メグとか・・・カオリから聞いてたけど・・・初めてって本当に痛いんだね・・・。それに・・・苦しかった・・・(恥)」

私:「ごめんな・・・。もっと優しくしてあげればよかった・・・。」

サユリ:「ううん・・・良いよ、大丈夫・・・。途中からなんか・・・気持ち良くなってきて・・・訳解かんなくなっちゃった・・・(照)」

サユリ:「最後に・・・お腹の中がかぁ~!って熱くなったのが解かったよ・・・。何か解かんないけど・・・嬉しくなっちゃった・・・。」

私:「あ・・・。中に出しちゃったけど・・・大丈夫なのか?」

サユリ:「・・・たぶん・・・。もう直ぐで生理だし・・・。でも、妊娠しちゃったら・・・ユウコちゃんとカオリさんに怒られちゃうね・・・。」

私:「怒られるどころの騒ぎじゃないよ・・・。・・・ま、サユリと結婚・・・ってのも良いか・・・。」

サユリ:「結婚は出来ないと思うよ・・・。私とYは結婚出来ないんだって・・・。ユウコちゃんの不気味な力がハッキリ見抜いたみたいよ(笑)」

私:「アイツの前で【不気味な力】って言うなよ(笑)オレに近付く女の事は結構当たってるんだから・・・。」

サユリ:「ふぅ~ん・・・。ユウコちゃん・・・かぁ・・・。」

私:「ん?ユウコがどうした?」

サユリ:「うん・・・。ユウコちゃんとは一生付き合って行く様な気がするんだ・・・。私のDNAがそう言ってる気がする(笑)」

私:「DNA?・・・案外サユリもそう言う力を持ってるのかもしれないな(笑)ユウコに関して・・・かもしれないけど(笑)」

サユリ:「どうだか・・・(呆笑)・・・ねぇY?良かったらもう一回してくれない?(恥)」

私:「え?大丈夫なのか?もう少し身体を休ませた方が良いんじゃない?」

サユリ:「ふふっ!大丈夫・・・。なんか・・・身体が欲しがってる・・・♡ロストバージンしたばかりだけどね!(照)」

・・・結局この日は、処女卒したサユリに懇願されて3回戦挑んでお互いに力尽きました。サユリとのSEXは不思議と相性が良かった気がした。

サユリが感じる場所が手に取るように解かり、初めての攻めに挑むサユリも、私の弱い場所を知っているかの様に攻めて逝かせてくれました。

この日を切っ掛けにして、私とサユリは恋人関係の絆がより一層深まり、お互いに求め求められ、身体を重ね合わせる様になって行きました。

この事は二人でユウコに報告をし、門番役の一時変更を含めて私の相手がサユリに変わった事をユウコの口からカオリに伝えて貰いました。

ユウコからサユリの事を前以って聞かされていたカオリは怒る事は無く、安堵した様な声を出してユウコと長い時間電話で話し込んだそうです。

そしてユウコも、私とサユリの関係を笑顔で見守ってくれていました。私とサユリの関係に衝撃的な事実が判明するまでは・・・。

【Chapter④幼馴染の壁を越えて・Yくんとサユリちゃん】

私とサユリの関係は、今までに無い位に良い関係を保ち続けていました。勿論、ユウコとの関係も悪くは無かったけど、それ以上って感じだった。

付き合っている事はお互いの両親は既に知っており、微笑ましく見守ってくれるのかと思いきや、付き合いを止める様に言われる事も多かった。

せっかく良い関係を保てているのに、親の口出しで付き合いを止めるなんて考えは一切起きず、お互いの気持ちを尊重して突き進む事にしました。

金も無い大学生同士なので遠くまでは行けないけれど、お出かけ好きのサユリと海だプールだ山だと出掛けて、10数年分の思い出を一気に作った。

ユウコと妹のチヒロも連れてプールに行った時、サユリはスク水姿を披露した(笑)長身スレンダーの女子大生サユリのスク水姿は結構萌えた。

サユリに巻き込まれたと笑っていたけど、ユウコと妹のチヒロもスク水姿。プールサイドに居た野郎共の視線を一気に浴びで恥ずかしがっていた(笑)

浴衣を着たサユリと花火大会や七夕祭りも見に行った。勿論、浴衣を着たユウコと妹のチヒロも一緒である。嬉しそうな笑顔のサユリが可愛らしかった。

お盆休み期間も過ぎ、私は今年も親戚から頼まれて小・中学校の野外活動撮影の手伝いをしました。春からバイトを始めたミコトは既に先行していました。

写真やカメラに興味が有ったサユリも私と一緒にバイトに参加。ミコトと再会したサユリは、私と付き合っている事をミコトに自慢して勝ち誇った顔をしていた。

ミコトとサユリって言うのは幼少期時代からなぜかライバル視をしており、羨むおチビのミコトの頭を押さえ付け、サユリはケラケラと笑ってました。

———-時節変更・年末の我が家にて———-

秋が過ぎ、冬を迎え、私とサユリは10代最後のクリスマスを旅先の小樽で過ごしました。ユウコにヤキモチを妬かれたけど、素晴らしい時間を過ごせた。

旅から戻って来たその夜。年末の我が家のリビングにて、買って来た土産物を開いて私とサユリ、妹のチヒロ、ユウコの4人で座談会をしておりました。

食卓には晩酌中の我が両親。サユリから手渡された土産に喜びつつ、サユリの顔や、一挙手一投足を愛しそうに眺めて感慨深い顔をしておりました。

ユウコ:「ぷーっ!」

私:「ユウコ?さっきから何ふくれっ面してんだよ!お土産買って来たのに嬉しくないのか?」

ユウコ:「お土産は嬉しいけど・・・。サユリちゃんと二人っきりで旅行に行っちゃうんだもん・・・。」

私:「誘ったけど、実習だ、資格試験だって、年末は追い込みで忙しいって言ってたじゃんか・・・。」

ユウコ:「仕方ないでしょ!本当なんだから!私だって小樽に行きたかったのにー!」

チヒロ:「お兄ちゃん達が旅行中、ユウコお姉ちゃんずーっとブツクサ言ってたんだよ!【ずるーい!】って!(笑)」

サユリ:「ふふっ!ゴメンね!その代わりじゃないけど、ユウコちゃんには特別にピアノ型のオルゴールも買って来たよ!」

ユウコ:「・・・え!?オルゴール??・・・開けても良いの??」

サユリ:「どうぞ!早く開けてみて!(笑)」

ユウコ:「(ガサガサ・・・)うわぁ!可愛い!サユリちゃん!ありがとー!!(ぎゅうううう!)」←サユリに抱き着いたw

サユリ:「どういたしまして!(ぎゅうううう!)機嫌直った?(笑)」←ユウコを抱きしめ返したw

ユウコ:「うん!(カリカリ・・・カリカリ・・・♪♪♪)あ!バッハのメヌエット・ト長調だ・・・。この曲好き・・・。」

チヒロ:「うわ~!綺麗な音色~!」

サユリ:「実はそのオルゴールと音源はYが選んだんだよ!ユウコちゃんの為に・・・って。ヤキモチ妬かせんなよ(笑)」

ユウコ:「え・・・!?(私の顔を見て微笑み)・・・Y?・・・ありがとう・・・(照)」

私:「どういたしまして♪・・・おかげで帰り飛行機はサユリのご機嫌取りで生きた心地がしなかったけどな(笑)」

サユリ:「当たり前でしょ!今の私はYの恋人なのよ!ユウコちゃんの事は一旦気持ちから切り離しなさいよ!(笑)」

私:「解ってるけどさぁ・・・。でも、ユウコにオルゴールを買ってあげたら?って言ってくれたのはサユリの方だろ??」

サユリ:「え・・・。よ・・・余計な事を言わなくて良いってば!ユウコちゃんの事は・・・私も好きだし・・・ゴニョゴニョ・・・(照)」

ユウコ:「サユリちゃん・・・ありがとう!Yも・・・ありがと!(涙)」

私&サユリ:「どういたしまして!」

・・・なんて、旅の土産話に花が咲いたのですが、話題も変わって年明け早々に行われる我々世代の成人式の話となりました。

ユウコ:「ねぇ、サユリちゃんも晴れ着を着るんでしょ?」

サユリ:「うん!キヨさんの所で借りたんだ!当日、着付けと髪のセットをしてもらうんだ。」

ユウコ:「あ、じゃあ私と一緒だね!何時から?」

サユリ:「朝の6時!ウチから歩いて行けるからまだ楽だけどね・・・(汗)」

ユウコ:「私は5時って言われた・・・。でも、ほぼ一緒だね!お店で会おうね!」

サユリ:「うん!ユウコちゃんの晴れ着姿を見るのが楽しみ!写真撮ろうね!」

ユウコ:「うん!楽しみ!・・・あ、でも、居住エリアが違うから、式場は別々だよね・・・。」

サユリ:「え!?ああ!そっか!会場は別々だ・・・。あちゃー!いっしょだと思ってた・・・。」

ユウコ:「残念!・・・でも、式の後で特に予定が無かったら、みんなで集まろうよ!みんなでお酒飲も!」

サユリ:「お!良いね!じゃあ、ウチで寿司パーティーしようよ!お父さんにお願いしとかなきゃ!」

・・・なんて、話が聞こえた途端、我々のやり取りを見ていたオヤジが突然席を立ち、話を遮る様に話しかけて来ました。

オヤジ:「あ・・・さ・・・サユリ・・・ちゃん?成人式の後の話なんだけど・・・。」

サユリ:「はい?あ!大丈夫ですよ!父にはちゃんと話をしときますから!」

オヤジ:「いや・・・そうじゃなくて・・・。おじさんが・・・店の予約を入れといたから・・・。」

サユリ:「え!?そうなんですか!?あれ??なにも言って無かったな・・・。」

オヤジ:「・・・うん。Yとサユリちゃんに・・・おじさん達・・・話したい事が有るんだ・・・。良ければ・・・ユウコちゃんにも・・・な・・・。」

ユウコ:「え・・・。私・・・も・・・ですか??」

オヤジ:「・・・うん。キミら三人は成人になる訳だし、キチンと・・・話しておきたい事が有ってな・・・。チヒロにも・・・同席してて欲しい・・・。」

チヒロ:「・・・?私も?なんで??まぁ、お寿司食べられるからいっか♪」

私:「まさか盃を酌み交わして、説教をぶったれる訳じゃねえだろうなぁ(笑)そんなだったら行かねえからな!」

オヤジ:「いや、そんなんじゃない・・・。大人になるからこそ・・・知ってて欲しい事が有ってな・・・。友達と飲んだ後・・・少し時間を作ってくれ・・・。」

私&サユリ:「・・・??・・・解ったよ・・・。解りました・・・。」

・・・そう言い終わると、オヤジとオフクロはリビングから出て行った。我々3人を両家が祝ってくれるのかな?って思ってたけど、そうでは無かった。

サユリ:「一体何だろ?おじさん、いつの間に予約してたんだろ?予約表には入って無かったよ?」

私:「さぁな・・・。いつもの如くのシークレット予約なんじゃないの?3階の大広間でぽつーんとさ・・・(笑)」

ユウコ:「私も・・・って言われたけど、良いのかな?なんか・・・変な胸騒ぎがする・・・。」

私:「ん?例の力か?(笑)・・・って、おい、ユウコ?大丈夫か?顔が真っ青だぞ??」

ユウコ:「・・・うん。よく解かんないけど・・・貧血かな?・・・クラクラしてきた・・・。ちょっと・・・横にならさせて・・・。」

ソファーに横になったユウコ。中学時代はよくぶっ倒れていたけど、こんなにも具合が悪そうなのは初めて見た気がした。それでも呑気なのはチヒロだった。

チヒロ:「ウチの親と、サユリお姉ちゃんの親とで一緒に食事するって言われて緊張しちゃったんじゃない?(笑)」

私:「バカ。例えそうでも、突然具合悪くなったりするかよ・・・。それに、成人式まで2週間ちょいも有るんだぞ?」

サユリ:「そうよ!例え冗談でもそんな事を言っちゃダメ!女の貧血ってバカに出来ないんだからね!」

チヒロ:「はーい。・・・なんかサユリお姉ちゃんに怒られると、本当のお姉ちゃんに怒られてるみたい(笑)」

サユリ:「当たり前でしょ!お兄さんであるYと付き合ってるんだから、義理のお姉さんみたいなもんよ!」

チヒロ:「解ってるって!サユリお姉ちゃんって、本当は私のお姉ちゃんなんじゃないか?って思う時が有るよ!」

サユリ:「ええ!?なに言ってんのよ!チーちゃんが私の本当の妹だったら、もっとイジメてあげるわよん!(笑)」

チヒロ:「怖っ!でもさ、客観的に見てると、お兄ちゃんとサユリお姉ちゃんって似てるよね!確か誕生日って同じでしょ?」

私:「ん?・・・あぁ、そうだったな・・・。確か・・・血液型も同じだったよな?直したけど・・・お互いに左利きだったし・・・。」

サユリ:「あー、そうだったね(笑)目付きも仕草も性格も似てるし、ここまで似てる奴が居るんだ・・・って不思議に思ってたよ(笑)」

私:「はいはい、悪うございましたね!ガキの頃は【双子みたいだね!】って言われたよな。どこが?って思ってたけど(笑)」

サユリ:「アンタと双子だったら、今の私は超・やさぐれてるわ(笑)」

チヒロ:「昔に何かが有って、引き離された双子の兄弟姉妹だったら凄いよね!マンガでそんなの読んだっけな~!」

私:「バカな事を言ってんなよ!さ、時間も時間だし、サユリを送って来るからさ!ユウコはこのまま寝せとけ!戻ってきたら送ってくから。」

ユウコ:「・・・ん?大丈夫だよ・・・大分落ち着いたから・・・。サユリちゃんを送ってあげて・・・。もう少ししたら私も帰るから・・・。」

私:「いや、無理すんなよ・・・。もし帰るんだったら車は置いてけよ!フラフラしたまま運転すると余計危ないからよ・・・。」

ユウコ:「大丈夫だってば・・・。」

私:「ダメ!そんなんで事故ったら元も子もないぞ!チヒロ?ユウコを家まで送ってってくれよ!」

ユウコ:「大丈夫だってば・・・。歩いて帰れるし・・・。夜道をチーちゃん一人で返す訳にもいかないもん・・・。」

サユリ:「じゃあ、ユウコちゃん家経由で行けば良いんじゃない?近いんでしょ?」

私:「ああ、そうだな・・・。車は明日取りにくれば良いし、オレがユウコん家まで乗ってっても良いし・・・。」

ユウコ:「うん・・・わかった・・・。じゃあ・・・お願いします・・・(ペコリ)」

・・・って事で、ユウコ宅経由でサユリを送る事になりました。ユウコを玄関先まで送り届け、サユリ宅までの道のりをハイエースが進んで行きます。

間もなくサユリ宅に到着・・・となった時に、別れを惜しむかの如くサユリが急に甘えだし、家を通り越して郊外のラブホに入って一夜を過ごしました。

私との処女卒から幾度となく身体を重ね合わせ、SEXにも慣れて来たサユリは率先して私の身体を攻めてきました。妖艶な笑みを浮かべたサユリはエロかった。

サユリはエロくなると甘える猫の様に身体をくねらせる。唾液をたっぷりと塗して舐め上げて、ブボブボと音を立ててのバキュームフェラは最高だった。

この夜のサユリはなぜか物凄く求めて来た。いつもは痛がるクセに「もっと強く突いて!」なんて声を荒げ、熱いイキ潮を初めて浴びせて来ました。

自ら騎乗位となり、激しく腰を動かして私の愚息を味わい、性の快楽に浸っている様でした。まるで最後の別れのSEXでもするかの様に・・・。

【Chapter⑤切れない縁、切れない絆・サユリとYと・・・。】

私とサユリは年明け早々の1月4日にめでたく20歳の誕生日を迎えました。名実共に20歳で成人式に参加出来ますが、26日生まれのユウコだけは19歳での参加である。

そんな成人式当日。朝早くからキヨちゃん宅の呉服屋に出向いたユウコは着付けを行い、髪を結い、成人式開始までの時間を潰す為に我が家にて待機していました。

着物姿のユウコを見るのは初めての事で、セミロングの髪を上手くアレンジしてアップにし、綺麗なコサージュを付けたユウコはグッと大人っぽく感じました。

チヒロ:「ユウコお姉ちゃん可愛い!晴れ着似合うね!私も成人式はぜーったいに晴れ着着る!!」

ユウコ:「ふふふっ!ありがとう!チーちゃんは背が大きいから着物似合うだろうねぇ~!サユリちゃんも綺麗だったよ!」

私:「へぇ・・・。着付け終ってから写真撮ったんだろ?現像したら見せてくれよな!」

ユウコ:「うん!・・・でも今日、式が終わったら会うじゃない!じっくり見せて貰ったら?私はどお?可愛い??」

私:「うん!可愛いっていうより綺麗だよ!いつものユウコとは違って大人っぽく見えるし!」

ユウコ:「ふふっ!ありがとう♡Yのスーツ姿もカッコ良いね!惚れ直しちゃった♡」

私:「そうか?チヒロにはサラリーマンみたいだって笑われたよ・・・。」

ユウコ:「そんな事無いって!キリっとしててカッコ良いよ!サユリちゃんもきっと褒めてくれるよ!」

ユウコ「あ!サユリちゃん酷いんだよ!私の着物姿を見て【七五三みたい!】って笑うんだもん!」

私:「あはは!七五三かぁ!後で会った時に同じ事を言って仕返ししてやるよ(笑)」

チヒロ:「ん?七五三??・・・あ!千歳飴の袋が残ってた!ちょっと持って来る!」

ユウコ:「ちょっと!チーちゃん!止めてよ!(汗)」

なぜか千歳飴の袋を持っていたチヒロ。聞けば自分が七五三を迎えた時の袋を保管していたらしい。嫌がるユウコに持たせてチヒロは大笑い・・・。

ユウコ:「ちょっとぉ・・・(悲)これから成人式を迎える気分が台無しじゃない・・・(凹)」

チヒロ:「きゃははははははっ!超ウケる!!本当に七五三みたい!!(パシャ!パシャ!)」←写真を撮りまくったw

私:「おい!チヒロ!悪ふざけもいい加減にしろよ!兄ちゃん怒るぞ!」

チヒロ:「あはははは!超・お腹痛い!(笑)ユウコお姉ちゃん、ゴメン!」

ユウコ:「ゆ・る・さ・な・い!!!(怒)」

私:「あ・・・怒った・・・。ユウコもイヤなら手渡されたって素直に持たなきゃ良いだろ・・・(困)」

ユウコ:「え・・・(汗)・・・千歳飴の袋ってなんか可愛かったんだもん・・・。初めて持ったし・・・。」

私:「初めて??・・・あぁ、宗教の絡みでやって無いんだよな?七五三・・・。」

ユウコ:「うん・・・。子供心に羨ましいな・・・なんて思ってたから・・・。」

私:「そっか・・・(微笑)ま、気分は味わえたよな・・・。千歳飴は入って無いけどな(笑)」

ユウコ:「残念・・・。千歳飴って食べてみたかった・・・(悲)」

チヒロ:「あ!お兄ちゃん?ユウコお姉ちゃんと二人で撮ってあげるよ!」

私:「いいよ別に・・・。撮るなら七五三じゃ無くて【成人式】としてユウコを撮ってやれよ・・・。」

ユウコ:「良いじゃない(笑)せっかくだし、二人で撮って貰おうよ!大人になった記念だし!」

チヒロの悪戯心から思わぬ展開となった。ユウコは成人式と共に、幼き日に味わえなかった七五三をも味わう事が出来た。この時の写真はアルバムに残ってる筈です。

そんな事をしながら時間潰しを終えて、私はユウコとミホを乗せて成人式会場へ。久々に会うS中時代の同級生。勿論、我ら共通の友人・エリコの姿も在りました。

———-時間経過・成人式後———-

成人式を終えた我々は、サユリ宅の寿司屋で合流しました。私とユウコ、サユリにメグミ、ユミにカオリちゃんのK中同盟。そしてなぜかミコトも合流した。

カズエちゃんは第二子を妊娠中との事で、第一子妊娠中よりもつわりが酷く、成人式自体も欠席。めでたい話では有るけれど、会えずに一同残念がっていた。

サユリ父が大盤振る舞いをしてくれた寿司を食べ、一応の解禁となった酒を【乾杯程度】で飲み、高校卒業から約2年の空白を埋める様に楽しく会話に興じました。

生魚が苦手だったユウコも年齢を経て食べられるようになった様で、ネタを選びつつも寿司に舌鼓。お神酒の日本酒で酔いが回ったユウコはサユリに抱き着いて甘えてました。

20時過ぎ、惜しむ気持ちは有るけれど、程よく酔った所で一人、また一人と帰って行く。カオリちゃんだけは真っすぐ帰って行ったけど、残りのメンツは彼氏と・・・である。

サユリ:「いや~!楽しかった!料理も全部食べてくれたよ!みんな着物の帯でお腹を絞められてるのに良く食べるわ(笑)」

私:「特にミコトの食いっぷりが凄かったな(笑)アレはオレらに対する当て付けの妬け食いだぞ(笑)」

サユリ:「それを言ったらカオリもじゃん(笑)私がYと付き合ってるって言った瞬間、急に食べ始めたからね(笑)」

私:「カオリちゃん、まだオレに片思いをしてるのかな?」

サユリ:「何を自惚れた事を言ってんのよ!ユウコちゃんは別として、この中で彼氏が居ないのはカオリだけでしょ!」

私:「まだダメか・・・男嫌い・・・。でも大丈夫か?高校の時みたいにユウコvsカオリじゃないけど、サユリvsカオリにならないか?」

サユリ:「大丈夫よ!カオリは私に逆らえないから!逆らって来たら、英語を教えてあげるのを止めるだけだしw」

私:「ふん(鼻笑)お手柔らかに頼むぜw・・・さて、少しはテーブルを片付けますか!」

サユリ:「大丈夫よ!仲居さん達がやるから!あ、おじさん達、来てるってよ!上(3階の大広間)に居るみたい。」

私:「そっか・・・じゃあ行くか?・・・あれ?そう言えばユウコは??」

サユリ:「カオリと一緒に着付けと髪を解きに行ったよ。お腹いっぱいで苦しいって(笑)直ぐ終わるだろうから、私も行って来ようかな?」

私:「うん。久々だしキヨちゃんとこに顔出そうかな?」

サユリ:「じゃあ一緒に行こ!おじさん達に声掛けて来たら?」

・・・って事で、私は3階の大広間へ。我が両親と妹のチヒロが神妙な顔をして、静かに酒を飲みつつ食事を始めていました。

私:「お待たせ・・・。あれ?何、静まり返ってんの?せっかくの寿司が台無しじゃんか・・・。」

チヒロ:「うん・・・。なんか二人して全然喋んないの・・・。こういう空気感ってなんか苦手・・・。ねぇお兄ちゃん?なんかやらかした??」

私:「あ??何も(笑)去年の1月から今日まで、平穏無事に過ごして来たよ。4月の進級も無事に出来そうだしな(笑)」

オヤジ:「・・・Y?サユリちゃんとユウコちゃんはどうした?」

私:「ん?ユウコは先に着物の着付けを解きにキヨちゃんとこに行ったよ。サユリも着替えたいって言ってるんだけど、挨拶がてらオレも行って来て良いか?」

オヤジ:「ああ・・・。食べ始めたばかりだから・・・行って来て良いぞ・・・。」

・・・まるでお通夜の様で、なーんか重苦しい空気だった。成人祝いをしてくれる様な雰囲気では無いし、オヤジからの申し出は一体何なんだろう・・・。

1階に下りると、常連客がサユリの晴れ着姿を見て褒め讃えていた。満更でも無い様子のサユリは珍しく、常連客に愛想を振り撒いていました。

私:「おじさん!おばさん!ごちそうさまでした。サユリとキヨちゃんとこ行ってきます。直ぐ戻りますから・・・。」

女将:「はいよ!・・・あ、Yちゃん?戻って来る時におカヨさん(キヨ母)を連れて来てくれるかい?」

私:「おカヨさん?ああ、キヨちゃんのお母さんね?解かりました・・・(なんでキヨ母??)サユリ?行こうよ・・・。」

サユリと二人で徒歩にてキヨちゃん宅である呉服店へ向かう。サユリの家からは徒歩で5分ほど。晴れ着姿のサユリが商店街を歩くともの凄く目立つ。

余程のバカじゃない限り今日は成人式だったって解かる筈なのに、道行く買い物帰りの爺さん婆さんから声を掛けられる。正直、面倒臭い・・・(苦笑)

———-時間経過・着替え終えた女子二人と若女将———-

キヨちゃん:「いやいやいや!お三人とも成人式お疲れさんでした!ユウコちゃん!着物似合ってたよ!サユリもね!」

サユリ:「サユリもね!って、私はついでか?ユウコちゃんの引き立て役みたいじゃん!」

私:「まぁまぁ・・・( ̄▽ ̄;)」

ユウコ:「キヨさん!今日は本当にありがとう!また着物が着たくなったら借りに来ますね!」

キヨちゃん:「はいよ!いつでもおいで!何なら着物作ってくれても良いんだよ!待ってるからね!(笑)」

私:「あ、そうだ・・・。キヨちゃん?おばさん居る?サユリのお母さんから呼んで来てって頼まれたんだけど・・・。」

キヨちゃん:「チヅルおばちゃん(サユリ母)?何か有ったっけ?ちょっと待ってね!女将さーん!珍苗字さんがお呼びでーす!」

店の奥からキヨ母の登場。サユリ母の言付けを告げると既に解かっていた様で、いつもの笑顔とは違う真剣な顔で着物の上に羽織を纏った。

キヨ母:「キヨ、ちょっと出掛けて来るから、店は頼んだよ。」

キヨちゃん:「はい、いってらっしゃいませ・・・。」

ピリッとした空気感だった。経理の専門学校を出たキヨちゃんは家業の呉服屋を継いだ。まだ2年目だけど新人女将として見習い中の身である。

家業を継ぐのは楽だろうなんて思っていたけど、家業とは言えキヨ父が社長で、キヨ母は敏腕女将。娘であるキヨちゃんは一従業員の立場である。

私は家業を継ぐ事は無くなったけど、寿司屋の跡取り娘でもあるサユリは、キヨちゃんの様子を見て身が引き締まる様な思いがしたそうです。

私とサユリ、ユウコ、そしてキヨ母を従えてサユリ宅へ歩いて行く。いつもなら笑顔で話しかけてくれるのに、この時は思いつめた様な顔をしていた。

私:「おばさん?なんか・・・元気ないみたいだけど・・・大丈夫ですか?」

サユリ:「ばっかねぇ!おばさんは疲れてるのよ!私たちと同じ成人式の着付けを今日、何組やったと思ってんのよ!」

私:「それは解ってるけど・・・。元気がないおばさんを見るのって滅多に無いからさぁ・・・。」

サユリ:「おばさん!後で肩揉んであげるね!Yも揉んであげるんだよ!」

・・・なんて、幼少期に戻った様な気分だった。おばさんは私とサユリのやり取りを見ていつもの優しい笑顔をしてくれた。

サユリ:「ただいま!お母さん?おばちゃん連れて来たよ!」

キヨ母:「チヅルさん、来たよ!ヒロノブ(サユリ父)さんもご苦労さんだねぇ・・・。」

サユリ父:「女将・・・。忙しい所、態々申し訳ないです(ペコリ)」

キヨ母:「ヒサオ(オヤジ)さん達は来てるのかい?」

サユリ母:「はい。3階の大広間でお待ちです。私たちも直ぐに参りますので・・・。サユリ?女将さんをご案内して!」

サユリ:「え?あ・・・はい・・・(汗)え・・・っと・・・お・・・女将さん!ご案内します。こちらへ・・・。」

とんでもない緊張感だった。いつもの優しい笑顔のキヨ母では無い様な気がした。それもそのはず、この商店街でのキヨ母はヤ印にも怯まぬ大女将だった。

面倒見も良くて気っ風も良い。困った時のキヨ母頼みって言葉がこの商店街には根付いていて、ある意味で頭が上がらない商店主も多く居たのでした。

大広間に入ったキヨ母はウチの両親と暫し話し込んだ。何の話をしているのやら?と思った時に仕事を抜けてサユリ両親も部屋に入り、5人で話し始めた。

暫くして大広間の上座中央にキヨ母が座り、その左右にお互いの両親。対面する下座に私とサユリが座り、ユウコと妹のチヒロは我々の更に後ろに着いた。

キヨ母:「Yちゃん、サユリちゃん、そしてユウコちゃん。新成人おめでとう。心よりお祝いを申し上げます。」

我ら3人:「あ・・・ありがとうございます・・・(ペコリ)」

キヨ母:「今日、この場を設けたのは、新成人となったあなた方二人に大事なお話が合ってご両親にも来て頂きました。」

私&サユリ:「はぁ・・・。」

キヨ母:「チヒロちゃんにはYちゃんの妹として、ユウコちゃんにはYちゃんの側近としてお話を聞いて欲しいの。」

チヒロ&ユウコ:「・・・はい・・・。」

キヨ母:「Yちゃん、サユリちゃん、心して聞いてちょうだい・・・。実は・・・」

私とサユリは、今から20年前に珍苗字家に生まれた二卵性の双子だった。先に生まれたサユリは私の姉と言う事になる。そして、チヒロにとっても。

私&チヒロ:「え・・・。うそ・・・(驚)」

サユリ:「はぁ??え・・・うそ・・・。私は・・・Yと・・・チヒロちゃんの・・・姉・・・。」

キヨ母:「そう・・・。ウソ偽りなく、本当の事なの・・・。これを見てちょうだい・・・。」

キヨ母が差し出して来たのは戸籍謄本だった。今の今まで戸籍表なんて見た事も無かったし、見せられた事も無かったので判らなかったけど、確かにサユリとは姉弟だった。

珍苗字家のサユリの戸籍に×が引かれて除籍され、サユリ家の戸籍に養女として記載されていた。しかも改名を受けており、元の名前は漢字は違うけど妹と同じ「チヒロ」だった。

サユリはなぜ珍苗字家の長女ではなく、サユリ家(サユリも珍しい苗字なので伏せます)の養女となり、一人娘として育てられて来たのか?という理由が明らかにされていった。

時を遡る事、21年前の1975年(昭和50年)。ウチのオフクロとサユリ母は略同時期に妊娠が判り、新しく芽生えた初めての命の誕生を心待ちにしていた。

この時のオフクロは26歳。サユリ母は25歳。共に妊婦と言う事も有り、商店街に嫁いで来た歳の近いオフクロをサユリ母は友達の様に慕ってくれていた。

臨月を迎えた同年年末。時節的には忘年会シーズンで寿司屋であるサユリ家も大忙し。大きなお腹をしていても、若女将として店に出て、出来る範囲での仕事を続けていた。

客足も途絶えて閉店準備を始めた際に、昼に届けた出前の器を取りに行くのを忘れた従業員が居たらしく、出前先は近くと言う事も有ってサユリ母が器を取りに出かけた。

無事に器を受け取り、店までの帰り道でべろべろに酔っぱらったサラリーマンと肩がぶつかるぶつからないで絡まれた。イキがるリーマンと臨月妊婦・サユリ母の図である。

サユリ母は低頭で謝ったそうだけど、イキがるリーマンの怒りは収まりはしない。サユリ母が着ていた着物の襟を掴み、罵声を浴びせた挙句、地べたに強く押し倒されてしまった。

運悪くサユリ母は器を持ったままうつ伏せの状態で倒れてしまったそうで、受け身が取れずに全体重がお腹の子供に圧し掛かった。サユリ母はそのまま破水し、痛みも有って動けなくなっていた。

忘年会の酔っ払いが横行する繁華街の裏路地。女が一人倒れて居たって助ける様な奇特なヤツは居ない。その時、忘年会帰りだったウチの親父が倒れていたサユリ母に気付いて店まで連れて帰った。

急いで救急車を呼んで病院に入ったサユリ母だったけど、お腹の中に居た子供は倒れた際に衝撃を受けて圧死。流産するという結果となり、サユリ母は再び妊娠が出来ない身体となってしまった。

サユリ母が運び込まれた病院には、出産準備の為に入院したばかりだったオフクロが居て、サユリ母の悲報をオヤジから聞かされたオフクロは自分の事の様に悲しみ、泣いたそうです。

年が明け、3が日を沈んだ気持ちのまま過ごしたオフクロは、1月4日の早朝に産気付き、14時間もの時間を掛けて先ずはサユリを、その20分後に私を無事に出産した。

体調が回復したサユリ母は、生まれたばかりの私とサユリを見て我が子の様に喜び、流産をしたけど母乳が出たのでオフクロと変わり番子でお乳を与えて、母親の気分を味わったそうです。

退院後の二人は仕事に復帰。家業の事務をして、家事をして、子育てをするなんて大変な事である。しかも我々は双子。仕事を抱えた母親が一人で双子を見るなんて至難の業である。

この時、まだ女子高生だったオヤジの末妹(写真屋の叔母)が学校から帰宅後に我々の面倒を見てくれていたそうだけど、女子高生の叔母が出来る子守事なんてたかが知れている。

我々は乳児喘息を患っており、咳や呼吸を自らコントロールが出来ずに泣いてばかりいて、女子高生の叔母はお手上げ状態。代わりにサユリ母とキヨ母が面倒を見てくれていた。

子宝に恵まれ、出産まであと一歩と言う所で夢を断たれたサユリ母。我々の面倒を見ている内に情が移って行き、オヤジとオフクロにどちらか一人の養子縁組を申し入れた。

姉弟を引き離す事に一番反対したのはキヨ母だったけど、サユリ母の事情はキヨ母もウチの親父とオフクロも痛い程に解かっている。一番最初の申し出は勿論断ったそうです。

その後もサユリ両親は幾度と無く我が家を訪ねて来ては、養子縁組の申し入れを低頭の上でしたそうで、根負けしたウチの爺ちゃんが条件を提示して申し入れを受け入れた。

私は珍苗字家に生まれた「長男孫」であり、将来的には家業を継ぐ身である。跡取り長男孫である私を養子に出す訳にもいかず、爺ちゃんはそれだけは強くこだわった。

一方の長女であるサユリ(当時はチヒロ)は、いずれ嫁いで珍苗字家を出て行く身である。寿司屋を家業とするサユリ家の「跡取り娘」として早く嫁がせたと思えばと、我が両親に言い聞かせた。

そんな事を言われても、納得が行かないのはオヤジもオフクロも同じである。相当な親子喧嘩になったそうだけど、双方の言い分を黙って聞いていたキヨ母が仲裁をし、この話は纏まった。

サユリの改名の謎と言うのは、養女である事を意識させない為でもあり、我が子として育てて行く為に裁判所に申し立てをして「サユリ」と改名する事を受理されて現在に至っている訳で・・・。

その後の我々はキヨ母の下で子守を受け、姉弟ではなく「幼馴染」としてキヨちゃんと共にスクスクと成長して行き、私とサユリの幼馴染関係が構築されていきました。

オフクロとすればサユリを養女に出した事を悔いる気持ちも有った様で、4年後に生まれた妹に改めて「チヒロ」と命名し、サユリと出来なかった母娘関係を惜しみなく注ぎました。

共に成長し、私とサユリが交際を始め、恋人関係になっているのを知ったお互いの両親はキヨ母と相談をして、成人式を迎えた日に我々の出生の事を話す事に決めたんだそうです。

サユリ:「そんな・・・。そんな事ってあり?本当の親じゃないなんて・・・。」

キヨ母:「サユリちゃん・・・。あなたのご両親は育ての親なのよ。本当の親と同じなんだから、そんな事を言っちゃダメ。」

サユリ:「はぁ・・・バカバカしい・・・。何が跡取り娘よ・・・。こんな店を誰が継ぐのよ・・・。こんな店の為に、私を養女にしたって?バッカじゃないの!」

サユリ:「私はこんな店なんか継ぐ気は無いからね!養女の私はしょせんよそ者!血の繋がりだって無いんだし!!!つぶれちゃえば良いんだ!!!」

そう声を荒げた瞬間、サユリの顔が大きく振れた。痛みを感じた頬を押さえるサユリを目の前で睨みつけたのは、他の誰でも無い、ウチのオフクロだった。

オフクロ:「サユリちゃん!生意気な事を言わないの!あなたは【サユリ家】の娘なのよ!どんな気持ちであなたを手放したか、私の気持ちが解ってる???」

しかめっ面をしてオフクロを睨んでいたサユリだったけど、ツーっと涙が頬を伝い、次第に大粒の涙に変わって行き、「お母さん・・・」と言いながらオフクロに抱き着きました。

オフクロもサユリを抱きしめ返し、優しく身体を摩り、頭を撫でながら、成長した我が娘の身体と温もりを感じ取る様に抱きしめ続けました。オヤジもサユリを優しく抱きしめた。

落ち着きを取り戻したサユリは、生みの親と育ての親、そしてキヨ母を前に正座をして自ら言い放ったセリフを謝罪し、弟妹である私とチヒロも、サユリと共に深々と頭を下げて無礼を詫びました。

その後は、改めてお互いの両親から成人となった祝いの言葉を告げられ、特級酒で祝いの盃を酌み交わし、実印と銀行印を手渡され、【成人として・・・】なんて説教染みた話を延々聞かされました。

———-時間経過・宴の後の3姉弟妹と側近のユウコ———-

今回、一番ショックを受けたのはサユリかも知れないけど、私も妹のチヒロも同じ気持ちだった。でも、似た者同士のサユリと双子の姉弟だったと思ったら、なぜか笑いが込み上げてしまった。

チヒロ:「ねぇねぇ!サユリお姉ちゃん!これからは【お姉ちゃん】って呼んでも良いんだよね?」

サユリ:「好きにしてよ・・・(苦笑)チヒロちゃんはまだしも、Yが双子の弟とは・・・。」

私:「なんだよ?オレだって同じ気持ちだよ・・・。サユリが双子の姉貴だなんて・・・。しかも、元の名前はコイツと同じチヒロだったなんて・・・。」

チヒロ:「あ!そうだよね!その話を聞いてびっくりしちゃった!でも、サユリお姉ちゃんが私の本当のお姉ちゃんだなんて嬉しい!」

サユリ:「はぁ?なんでよ?」

チヒロ:「だって私、お兄ちゃんなんかより、お姉ちゃんがずーっと欲しかったから!おねぇちゃーん!」←サユリに抱き着いたw

サユリ:「ちょ!こら!私に甘えるなんて100万年早いわ!」

私:「甘えさせてやれよ・・・。ずーっと姉貴を欲しがってたのは本当なんだから・・・。兄貴のオレでは役不足な面も有るしさ・・・。」

サユリ:「・・・妹か・・・。私と同じで背がデカい妹だけど、私、一人っ子じゃ無くなった!(ぎゅううう!)」←チヒロを抱きしめたw

私:「ふん!(鼻笑)仲良くしろよな・・・って、ちょい、サユリ??(耳を貸せとゼスチャー)」

サユリ:「ん?」

私:「(オマエとエッチしたのって・・・近親相姦になるよな?)」←小声で囁くw

サユリ:「・・・あ!そうなるよね??・・・うわぁ・・・最悪・・・。末代までの恥だ・・・。墓に入るまで隠し通さないと・・・。」

チヒロ:「あ・・・。そう言えば、お兄ちゃんとお姉ちゃんが付き合ってたのはどうなるの?」

私:「ダメに決まってんだろ・・・。サユ・・・いや、姉ちゃんとは・・・何も無かったからな・・・。」

サユリ:「そ・・・そうよ!(苦笑)Yとは何も無いんだから!・・・あ~、か・・・彼氏・・・作んなきゃな・・・。」

チヒロ:「ふぅ~ん・・・。何か怪しけど、信じてあげる!(笑)」

私&サユリ:「妹のクセに生意気言ってんな!(二人でチヒロの頬を抓ったw)」

チヒロ:「痛い~ぃ!もう!二人して可愛い妹を虐めるな!」

・・・って訳で、お互いの両親とキヨ母は酒盛りを続け、妹のチヒロはサユリの部屋に泊まって今夜は姉妹で過ごす事になった。

私は大人しくしていたユウコと共に家路に着いた訳ですが、帰路道中のユウコはずーっとだんまりを続けていたのでした。

私:「ユウコ?今日は悪かったな・・・。家の事とは言え、とんでもない事に付き合わせてしまったよ・・・。」

ユウコ:「・・・ううん。Yとサユリちゃんが姉弟だなんてビックリしたけど・・・。私の予知がまた当たっちゃった・・・。」

私:「そうだな・・・。ユウコのおかげで・・・サユリと楽しい時間を過ごせたし・・・。これからもサユリとは良い関係を続けられると思うよ・・・。」

ユウコ:「・・・グスッ!・・・グスッ!・・・ごめんね・・・。私が余計な事を言ったから・・・Yとサユリちゃんは・・・姉弟で・・・。」

私:「良いんだよ・・・。ユウコのせいじゃないよ・・・。オレもサユリも知らなかった事だし・・・。仕方ないよ・・・。」

ユウコ:「・・・グスッ!・・・でも・・・。Yとサユリちゃんは好き合ってたんだし・・・。こんなお別れになるなんて・・・。」

私:「お別れじゃないよ!オレとサユリは姉弟として、これからもずーっと・・・家族として付き合って行くんだから・・・。」

ユウコ:「サユリちゃん・・・Yの恋人じゃなくなっちゃうんだよ・・・。寂しくない?Y・・・ひとりぼっちになっちゃうよ・・・?」

私:「ひとりぼっちかぁ・・・。ひとりぼっちになるのも良いかもな・・・。ユウコとも・・・いつかはサヨナラをしなくちゃならないんだし・・・。」

ユウコ:「・・・Y・・・。」

私:「ん?」

ユウコ:「私を・・・私をひとりぼっちにしないで・・・(涙)私はYと家族にはなれないけど・・・Yの側にずーっと居るから・・・(涙)」

私:「ユウコをひとりぼっちになんかするかよ・・・。ユウコはオレら姉弟妹にとって・・・家族も同然だよ・・・。」

ユウコ:「・・・グスッ!・・・私も家族にしてくれるの?」

私:「当たり前だろ?・・・姉弟妹って訳にもいかないから・・・従姉妹って所か?(笑)家族・・・?親族か・・・。間違いではないだろ?」

ユウコ:「・・・グスッ!・・・従姉妹・・・(笑)・・・従姉妹だったら・・・結婚も出来るし・・・エッチも出来るよね?(恥)」

私:「あ??エッチ??ま・・・あくまでもイメージだけどな・・・(笑)」

ユウコ:「従姉妹のユウコちゃん・・・。なんかエッチな響きだ・・・。」

私:「バーカ(笑)結局、今年もユウコと一緒に過ごして行く事になるんだな・・・。」

ユウコ:「なに?そのイヤそうな言い方(笑)Yに構ってあげられるのも3月までよ!4月から私は働き出すんだし!」

私:「そう言えば、決まったんだよな?就職先・・・。」

ユウコ:「うん。厳しそうな先輩先生がいっぱい居る幼稚園だけど・・・。家から通えるし、頑張るからね!わたし!」

私:「ユウコ先生・・・か・・・。ユウコは・・・どんな先生になるかな?頑張れよ。」

ユウコ:「Yも頑張ってよ!未来の中学校・社会科教師・珍苗字Y先生!(笑)」

私:「来春の教育実習本番が今から気が重いよ・・・。」

ユウコ:「ケイコ先生が笑ってたよ!ササジマ先生(中3時の担任)も!似合わないってw」

私:「うっせぇわ・・・(苦笑)」

・・・ってな訳で、長文でお送りした大学2年時のサユリ編。サユリとの関係は恋人から姉弟の関係に変わり、この後も良好な関係を保ちつつ、親族として今も尚続いています。

この春に高校を卒業し、大学生となった長女のハルカと中3となった次女のハルナ。同じく大学生となったサユリの長女のココロちゃんと中3の次女アユムちゃんは従姉妹関係になります。

今話を纏めていて、姉であるサユリとある相談をしました。私とサユリが姉弟で有る事を娘達に伝えるか否かと言う事を・・・。あの時の親の気持ちが解る様で、少しばかり悩んでいます。

そして、ユウコの愛娘であるサクラちゃんにも、成人を期に伝えねばならぬ事が有るけれど、その事はユウコもコウスケも墓場まで持って行くそうです。そのお話はまたいずれ・・・。

次編は無事に進級した大学3年編へ進みます。過去投稿にてチラッと登場した「トモコちゃん」が登場します。エロ要素は結構あるかも??

次編の大学3年編はトモコちゃん一色の1話完結。高校進学を期に私とユウコを巻き込んで恋愛解禁デビューを目論むトモコちゃんの様子に萌えて下さいw

物語の継続は、温かくも有難い、読者様より続編希望を頂いた際のまた次回と言う事で・・・。

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