くしゃみと共に寒さで目が覚める。どうやら掛布団を蹴飛ばして寝ていた様だ。
私の部屋は工場の中二階。地熱が伝わらないので冬は深々と冷え込む。
ぼーっとした頭に、灯油が燃えたであろうツーンとした臭いが鼻を刺激する。
ファンヒーターのタイマー予約が作動して、ヒーターが点いたんだと認識する。
昨日は葬式で疲れていたのにも関わらず、半年振りに再会したカオリと漸く一つになれた。
自分史上、一生の思い出になるんだろうな?なんて思える様な、素敵なひと時だった。
カオリは今、私の部屋で、私のベッドの下に引いた布団でスース―と安らかな寝息を立てているだろう。
漸く目が開きそうだ。薄く瞼を開ける。寒いが今日も良い朝と思えるのか??
私の目にぼんやりと・・・いや、フッと目に飛び込んで来たのは、私のベッドに両腕を組んで置き、眉を顰めて「ムムム・・・」とした顔で一点を見つめるカオリの姿だった。
私:「うわ!!か・・・カオリ???」一瞬で目が覚める。
驚いたカオリは再び目を細め、睨む様な表情で私の方を振り向く。
カオリ:「おはよー(怒ってるっぽく)」
私:「お・・・おはよ・・・。ど・・・どした?(低血?)」
カオリ:「朝からエッチな事、考えていたんでしょ・・・(睨)」
そういうと、私のナニを指さし、更に睨みつけてくる。
ハイ、もう解りましたよね。男子の皆さん♪朝にテントを張るのは男の仕事ですw
呆れた様な顔をするカオリ。事をしっかり説明するが、疑って聞く耳を持たない。
そりゃ昨日、二人で素敵な体験をした後だ。カオリだって色濃く記憶に残っているだろう。
漸く理解しだした時には、タイマーで作動したヒーターが、十分な初回暖房熱量を発し、弱まりだした頃だった。
カオリ:「知らなかった・・・。だって!男子と一緒に寝るなんて私、初めてだもん!」
私:「だから・・・男ってそうなの!男の生理現象なの!もう解ってよ・・・。カオリの弟だってそうだろ??」
カオリ:「弟のなんか見てないもん!!」
カオリには3歳年下の弟が居る。私の妹と、幼馴染のミホの妹の1級上の学年になる。
ミホはどうか知らないが、ある年齢になると、妹や弟と一緒に風呂に入るなんて事はなくなるし、
風呂上がりに裸でウロチョロしてたとしても、幼い弟妹の裸体なんて余り記憶に残らないのが当然である。
いまいち納得がいかない様な顔をするカオリをしり目に、私は先に着替えて洗顔をしに母屋へ向かう。
居間に居た父と、起きて来たばかりでまだ眠そうな妹に声を掛け、洗面所にて身支度をする。
母:「洗濯するから、カオリちゃんに洗濯物出しなさいって伝えてね!もう起きてるの?」
私:「起きてた。多分着替えてるんじゃない?」
母:「昨夜は二人でよく眠れたかな?(うふっと笑う)」
父は呆れた様に目線をそらす。我が母とは言え、息子の行為がバレてる?それともただの冗談だろうか・・・。
母:「朝ごはんの用意、もうすぐだから!カオリちゃんの支度が出来てたら呼んできてね!」
私は空返事をしつつ、じいちゃんのお骨が入った骨壺入りの木箱に手を合わせ、線香に火を点け拝んだ。
静まり返った工場を通り、鉄階段を上って自室へ戻る。
扉を開けようとノブに触ろうとしたら、声を殺して泣いている様な声が聞こえた。
何だろう?どうしたんだろう?と思い、風取り用の小窓を少し開けて部屋を覗いてみた。
もし、カオリが何かを切っ掛け?にして泣いていたら声を掛けてあげないと・・・。
カオリが私のベッドに寄りかかり、恥ずかしそうな表情をしてうつむいている姿が目に入った。
下に目を移すと、両膝を立ててショーツの上から秘部を指で摩り、オナニーをしている様な仕草だった。
秘密を見てしまったと思った。「えっ!」と声が出そうになったが、同時に胸に痛みが走った。
今朝の私の朝立ちを見たから?それともさっきの話で昨日の出来事を思い出したから?
多分、両方だったのかも。切なそうに啼きながら、己の指で場所を探し、火照りを消そうとしている様だった。
着替えを始めた時に、昨日の感触を確認する様に思わず触りだしてしまったのだろう。
私は静かに扉に寄りかかり、カオリが事を済ますのをそっと待つ事にした。
扉越しに聞こえる「ん・・・ん・・・」とカオリの小さな啼き声が愛おしく感じた。
「ガン!」と私の背中に扉が当たる。
カオリ:「ああ!ご・・ゴメン!居たの??」
私:「今来た・・・。」
カオリ:「階段の音しなかったから分からなかった・・・(焦)」
私:「鉄階段だから強く上がるとカンカンうるさいんだよ。いつからか静かに上る様になったんだよ」
カオリ:「そ・・・そっか♪」カオリの顔は赤く紅潮していたが、私は気付かない振りをしておいた。
カオリに朝食の準備が出来た事、洗濯物を持って来るように母に言われた事を告げる。
ウチに泊まって丸2日。着替えた洗濯物が溜まる頃でもある。カオリは戸惑っていた様だった。
洗顔を済まして居間へ戻り、改めて父と妹、そしてじいちゃんへ挨拶をし、台所へ行って母に挨拶を済ませると、食器運びや家事を手伝いだすカオリ。
そんなカオリの姿を見て、普段はしない妹も真似をして手伝う素振りをする。父もカオリに感心している様だった。
母に洗濯物を聞かれたカオリは、下着類は入浴時に風呂場で洗ったと告げたが、母に促されて渋々洗い直しに出していた。
確かに昨夜の晩に風呂へ行ったカオリは、SEXの時に汚した下着とブルマを手洗いし、私の部屋の梁の隅にハンガーに吊るして干していた。
じいちゃんの葬式も恙無く終わり、寂しさは有るけれど、一仕事を終えた様な安堵感が起こる。
オヤジは疲れてぐったりしているし、母は嫁として可愛がってくれた義父を亡くした寂しさは有るけれど、いつもの様に振舞っている。
小4の妹も祖父が亡くなった事を受け入れ、寂しさに堪えてはいるけれど、時々カオリに抱き着いて甘えていた。
葬儀期間中、私と我が家にずっと付き添っていてくれたカオリ。感謝の気持ちでいっぱいだ。
食事を共にし、母の手伝いをしたり、父におかずを取り分けてあげたりと自然に接するカオリに、オヤジも母も感謝しきり。実の娘の様に接し、そして愛し始めていた。
食後、皿洗いをする母に家事のお手伝いを遠慮なく指示出しされたカオリは、率先して洗濯機を操作し、終わるとそそくさと洗濯籠に移し、物干し台がある2階の両親の部屋へ上がって行き、竿やハンガーに干す作業をしていた。
いくら洗濯したとはいっても、昨日汚した下着を恋人の母に見られたくないって言う気持ちがあったんだと思う。
その物干場を見上げれば、私ら家族の洗濯物に混じってカオリの洗濯物も風に揺れている。
カオリの白い制服ブラウス、タンクトップと小さなブラジャー、2枚のショーツ、そしてブルマが揺れている。
昨日漸くカオリと一つになれた事。何度も何度も抱き合いキスをして、カオリの温もりを沢山感じた。
カオリの優しさ、私に対するカオリの痛い位に溢れる思い。叶うなら、ずーっとカオリと一緒に居たいと思った。
お昼までのひと時、再びウチの狭い居間にて家族4人とカオリを交え、小さな炬燵に入ってお茶を啜る(笑)
カオリの側には妹がぴったり寄り添い、冬休みの宿題を教えてもらっている。妹も楽しそうだ。
母はそんな妹の様子を嬉しそうに眺めていた。
私はオヤジと事務所に移り、工場の今後の事を話する。預かってる車もあるし、抱えてる在庫部品もだ。
修理待ちで預かってる車は年内営業中の同業者へ依頼する事にして、部品や整備機器も使えそうな物は同業者へ提供する事に決めたと言う。
もし残った部品や工具類、整備機器があった場合は、全て処分業者に依頼する事にしたそうだ。
ウチの道具は使い込まれた古いモノが大半だったので、惜しむ気持ちも有ったけど、オヤジは全て処分すると決めらたしい。
オヤジは某国産車ディーラーにて工場長になったばかりだったが、じいちゃんが死んだ後でも家業を継ぐ気は無かったそうだ。
私もまだ中学生だったけど、ガキの頃からじいちゃんの作業を見て遊んでいたので、タイヤ交換とかオイル交換と言った軽作業や、タクシーのシート交換、ファンベルトの交換にブレーキの分解整備位まではこなす事が出来ていた。
いずれは家業を継ぐんだろうと覚悟はしていたが、どうやら私に敷かれたレールは別な方向へ向いだしたらしい。
そんな時、幼馴染のキヨちゃんの父(呉服店店主w)がウチを訪ねて来てオヤジと話し出す。
キヨ父:「ヒーちゃん(オヤジのあだ名)、これからどうするんだい?」
オヤジ:「店を閉めようと思う。家も工場も40年以上は経ってて古いし・・・。」
キヨ父:「家はどうするんだい。引っ越すのかい?それとも壊してマンションにでも建て替えて家賃収入で悠々自適か?(笑)」
オヤジ:「取り壊して・・・引っ越す。」
その言葉を聞いたカオリが「え?」って顔でこっちを見る。母はカオリを見つめ、無言で顔を左右に振る。
私も正直驚いた。引越し?どこに?学校は?いつ?幼馴染のキヨちゃんやミホは・・・?
オヤジ:「実は随分前から消防の指導が入ってたんだよ。今どき木造の工場だぞ、火事になったら辺り一帯エライ事になる。」
確かにウチの工場も、家も古い。戦後に木造で建てられた物だ。窓だってアルミサッシではなく木枠だ。
消火器は所々に配置されてたけれど、柱や梁に油埃が長年染みこんだのが燃えたら直ぐに延焼するだろう。
建てられた当時は同じ様な木造商店街だっただろうが、時の移ろいでビルが立ち、商店も防火対策上建て替えられて行った。
裏のキヨちゃん宅だって当初は木造だったけど、昭和40年代末頃に3階建ての住居を兼ねるビルに建て替えたんだそうだ。
ウチの並びも時を追う事にビルが建ち並び、気付けばウチだけが古いまま取り残されていた感じだった。
広い歩道が整備され、行きかう人も多くなり、車の出し入れは歩行者の危険を伴うし、油やガソリンの臭いの苦情も出ていたのは事実。
預かりの車が工場内に入りきれない時は、取引先のガソリンスタンドに置かせて貰っていたり、駐車場を借りたりしていた。
オヤジとキヨ父は地元の先輩後輩の関係、子供時分からの付き合いでもある。
二人で小難しい事を話し合い、2、3件に電話をして何かを相談している。
キヨ父がオヤジの決断を理解したのか、オヤジの肩をポンポンと叩き、オヤジの車に乗り込んで二人でどこかに出かけて行った。
私:「オフクロ、引っ越すのか?」
カオリ:「おばさま・・・。」
母:「・・・。あなた達も気になるでしょうど、お父さんが決めた事、尊重してあげましょ。」
私:「・・・。」
母:「一番寂しいのは・・・お父さんのはずだよ・・・(泣)」
カオリ:「おばさま・・・。」
カオリは、オフクロの側へ行き、そっと手を握って寄り添っていた。
私は誰もいない工場へ行き、煤と油で真っ黒になった木造の梁を見上げ、泣いてしまった・・・。
私の知らない所で、もう凡そな話は既に決まっていた様だった。1年生の終業式をもって転校する事が決まった。
昼食後はカオリと二人で自室にこもり、何となくだったけどお互いに宿題を広げ、問題を教え合っていたりした。
妹は訪ねてきたミホの妹と遊びに出かけ、母も出かけると言って出て行き、ウチの中にはカオリと二人きりになった。
シーンと静まり返る我が家。年の瀬を慌ただしく走り回る車の音が聞こえるだけ。
私はカオリに我が家の事柄に巻き込ませてしまった事を詫びたが、カオリは静かに顔を左右に振り、にっこりと笑う。
カオリ、君はどこまで優しいんだ・・・。
これまでの事、これからの事。考えれば考えるほど判らなくなる。
黙りこくり、不安な思いを募らす私の頬に、カオリはそっとキスをしてきた。
カオリ:「大丈夫!側にいるから!」また、カオリが首を少し傾げながらにっこりと笑った。
私はカオリを抱きしめた。カオリも私を強く抱き返す。私はまた、カオリの身体を抱いた。
SEXをしたい訳じゃない。ただ、カオリの温もりを感じて一つになっていたかった。
昨日の行為から2回目の挿入となったが、カオリは痛がり、また涙を見せた。この時は偶然だったが外に出せた。
カオリは、自分のお腹の上に出された男の精液を初めて見て驚きを隠せない様子だったが、指で少しすくっては粘り気を確認し、その指先を鼻先で臭っては不思議そうな顔をしていた。
行為を終え、狭いベッドの中でお互い裸のまま、カオリは私を抱きしめ、自らの思いを巡らせていた様だった。
私は母親に甘える子供の様に、私を抱きかかえるカオリの温もりの中いた。
そんな状態でどれ位の時間が経っただろう。カオリがゆっくり身体を動ごかした思ったら、私の耳にそっと囁く。
カオリ:「Y・・・。私も・・・Yとずっと繋がっていたい・・・。」
そう言って、カオリはにっこりと微笑む。
私を仰向けに寝かせ、今度はカオリが私にキスをし、柔らかな唇で私の身体を愛撫し始めた。
顔全体から上半身、脚を経由して私のナニに到着すると、勃起しだしたナニを咥え、愛おしそうに愛撫する。
今回で2度目のカオリの奉仕だったか、昨日の行為をお浚いする様に、カオリは丁寧にナニを愛撫してくる。
カオリの温かく、柔らかい舌がくすぐったい。だけど、カオリの優しさがナニを通して伝わってくる。
私は無性にカオリの秘部を見たくなり、カオリの下半身を私に向ける様に促してみる。
カオリは恥ずかしがっていたが、私の方へ下半身を向けて跨ぎ、「69」の体勢になってくれた。
カオリは夢中で私のナニに愛撫をはじめ、私はカオリのお尻全体や秘部を隅々まで堪能する。
先ほど一度行為を終えたばかりでは有ったが、カオリの秘部は愛液で潤いを帯び、しっとりと妖艶に濡れている。
私はカオリの陰唇を両手でそっと開くと、ぽっかりと口を開けた膣口が見えた。キラキラとした愛液が湧き出て来る。
昨日まで私の指一本を苦しそうに通すだけだったカオリの小さな膣口を、私はこんなに拡げてしまった・・・。
カオリの粘膜は充血して赤みを帯び、カオリの呼吸に合わせる様に膣口が広がったり縮んだりを繰り返す。
溢れ出るカオリの愛液を味わう。カオリの綺麗な愛液。甘い・・・。いくらでも味わっていたい。
舌を動かす度にカオリは口からナニを放し、「ああ・・・♡」と切なく喘ぎ声を漏らす。
そんな私に仕返しする様に、カオリはナニを更に愛撫して攻撃してくる。
私はカオリの包皮を舌で舐め上げ、小さな突起を壊さぬ様にそっと舐め上げる。
その度にカオリは大きくビクッと!反応し、困った様な表情をして振り返り、私を見つめる。
恥ずかしそうな表情をするカオリが愛おしい、私はカオリの秘部の隅々を舌で愛撫し続ける。
その度にカオリの下半身がビク!ビク!と波打つ。カオリが刺激から逃れようと脚を閉じようとするが、私の身体が邪魔をして刺激から逃れられない。
カオリの喘ぎ声が早く、大きくなっていく。「う・・・♡うう・・・♡ふわぁッ♡!」と叫んだと思ったら、ガクッ!と私の上に崩れ落ちた。
横たわり、小さく丸まろうとするカオリの下腹部が痙攣する様に激しく動く。
カオリの呼吸は荒く、顔を真っ赤にして「はぁ!はぁ!ふぅ!ふぅ!・・・♡」と苦しそうに呼吸を繰り返す。
私の顔はカオリの愛液でベトベトだ。小刻みに痙攣するカオリが心配になり、声を掛ける。
私:「か・・・カオリ?大丈夫?」
カオリ:「・・・。」
ゆっくりと目を開け、ぽーっ♡とした表情で囁く様にポツリと答える。
カオリ:「わたし・・・どうしたんだろう・・・。」
カオリは生まれて初めて絶頂を味わったんだと思う。
色白なカオリの身体は薄ピンク色に染まり、顔は真っ赤に火照っている様だった。
少しすると落ちついてきたのか、カオリはうっとり♡とした表情で私に抱き着き、目を瞑るとスーッと眠りに落ちて行った。
寝落ちしたカオリ。不完全燃焼になってしまった私だが、幸せそうな顔をして寝息を立てるカオリを無理矢理起こす気にはなれず・・・。
ティッシュで顔とナニを拭き、服を着直し、カオリの眠りを妨げぬ様に部屋をそーっと出て工場へ降り、整備書の類を纏めたり、処分しても良さそうな部品を少しでも片付け様と作業を始めた。
夕方、母も妹も帰宅し、父の帰りを待つ。帰って来たのは19時半を回っていた。
夕食が用意され、私たち家族4人にカオリを交え、普段感じない和気藹々とした雰囲気の中で食事が進む。
カオリにお酌を受けて、照れながらも上気分のオヤジが居る。葬式後だとは思えない、笑いに包まれていた。
翌日、大みそかを迎える。大方の大掃除を終えたのが14時を少し過ぎた頃だった。
毎年の年末恒例だった、母方実家での年越しと新年会へ向かうため、父と母、妹が帰省に向かった。
帰省と言っても同じ県内だし、市の中心部から県北の母方実家に向かうだけ。下道で2時間位の距離だ。
私はサマーキャンプ事件も有り、イトコに顔を合わせたくなかったので行かない事にした。イトコが戻って来ているかなんて知りたくも無いし、第一、今ウチにはカオリが居るのに・・・。
2日の昼までは家族は帰ってこない。カオリと二人きり。邪な気持ちが湧いたのは嘘ではないが、邪魔をされる事も無くカオリと一緒に居る事が出来る。
そんな邪な思いを察知したのか、カオリの口から思いも寄らぬ忠告を受ける。
カオリ:「二人っきりになっちゃったね・・・。」
私:「うん。誰にも邪魔されずにカオリと過ごせるよ(笑)」
カオリ:「でも、今日はエッチしたくないよ。怖くなっちゃった・・・。」
私:「怖い?」
カオリ:「昨日・・・私、途中で訳が分からなくなっちゃった・・・。」
おそらく、絶頂を迎えた時の事を言ってるんだろう。カオリの顔が紅潮して真っ赤だ。
カオリを抱けないって事にガッカリはしたけれど、グッと堪えてカオリの意見を尊重する事に決めた。
私は自宅の戸締りをして、私の住む地元の街をカオリに案内する事にした。
カオリも、私の地元を見たいと喜んで誘いに乗ってくれた。
帰省客で混み合う駅前は勿論、商店街や官公庁庁舎関係、通っていた小学校、現在通う中学校等々。
中学校はたまたま日直の先生が居たので、事情を話すと快諾。許可を貰って校内に入り、私の教室を見せてあげた。
カオリ:「ふーん!ここがYの教室なんだ。私の教室ともあまり変わらないね(笑)」
そんな事を言いつつ、教室を眺め、私の席の場所を聞いてきた。
私:「ここだよ。苗字の五十音で男女で並びなんだけど、ちょうど教室の真ん中辺りなんだよ。」
カオリは私の席の隣の席に座り、「こんな感じかな?」黒板に向かって勉強する素振りをする。
「ふん♪ふん♪ふん♪」と指で席を数え、カオリは席を移動する。
カオリ:「私の席はここなんだw」そう言って空いた席に座る。
カオリは私の少し右斜め前位。一人挟むけど、カオリの後ろ姿を十分に見つめていられる。
カオリ:「少し離れているから、同じ班じゃないかな?(笑)寂しい!」
戸締りの為に我々を探しに来た日直の先生に促され、私たちは家路に就いた。
その夜は頼んでいた出前の蕎麦を二人ですすり、紅白を観て楽しみ、SEXをする事なく大人しく眠りに就いた。
昭和から平成に変わるまで、あと一週間・・・。