俺の勤め先にパートでやってきた人妻は、幼馴染の典子だった。
中学卒業で離れ離れになって以来、30年ぶりの再会だった。
お互い、思いを寄せていたものの、唇を重ねただけの関係だった。
言葉は要らなかった。
お互いの連れ合いには悪いと思いながらも、見つめ合って連れ込み宿の格子戸をくぐり、30年ぶりに唇を重ねた。
6歳年下の可愛い女房がいながら、昔、思いを寄せた幼馴染を抱きたい気持ちは治まらなかった。
仄かに香り立つ四十路女の艶かしく甘い匂いは、女房と違う媚薬のような匂いだ。
湯船に浸かりながら向ける誘うような目配せ、落ち着いた四十路女の仕草と身のこなしは昭和の色気を感じた。
これから恵む恍惚の夢に色めき立つ女の肌と濡れる雌蕊の匂いに、雄蕊もそそり起った。
畳の上に敷かれた布団、並べて置かれた枕、そこに寝そべる典子はゆっくりと脚を広げた。
しっとりと湿り気を絶やさない雌蕊が裂けて、噎せ返るような艶香が肉欲を煽った。
「典子、綺麗だね。可愛いオマンコ見せておくれ・・・」
足を拡げると緋肉が覗き、女が見せる羞恥の美が極まった。
欲情の炎が燃え盛り、雌蕊に唇を寄せ、花弁をめくり、花芯に舌を添えて転がした。
幼馴染との婚外淫戯に悶え乱れてしまう典子は、ついに自ら交合を乞うた。
色めく典子の緋肉に俺の雄蕊が埋もれゆく・・・
典子は乳房を淫靡に震わせて、悦楽の淫水を滴らした。
妖艶な四十路女の肉に浸りきり目を閉じれば、ランドセルを背負っていた無邪気な典子、異性を意識して思いを寄せはじめていたセーラー服の典子の姿が蘇った。
激しい交合に揺れ彷徨う乳房、滴る汗、俺と典子は貪るように姦淫の熱に蕩け落ちた。
これ以降も月に数回、愛しき幼馴染の吸い尽くすような女肌、蠕動する雌蕊に雄蕊を囚われ、突姦を繰り返した。
女房を抱くとき、やっぱり女房は可愛くて、これほど肌が合う女はいないとつくづく思うのだが、典子と会うと、典子の淫気に惑わされ、温かき緋肉の抱擁を堪能したい欲望に駆られ、情事に没頭してしまった。
情事を重ねること5年、俺と典子が五十路を迎えたとき、典子が突然旅立った。
パートにやってこない典子は、店まであと200mのところでバスと接触した軽トラに自転車ごと飛ばされ、息を引き取った。
告別式で泣き崩れた典子の夫を見て、俺は胸が抉られた。
遺影で微笑む典子が、
「ごめんなさい、あなた・・・」
と夫に向けた贖罪の笑みに見えた。
御導師の緋の衣の赤が、典子の緋肉の赤と重なった。
引導が渡された。
「お前は俺の女房じゃない。夫の元に帰れ・・・さようなら、典子・・・」
30年越しの思いを遂げて5年間愛し合った幼馴染を見送った。