俺、会社員。24歳。
彼女、銀行勤務。24歳。
高○の同期生だった文恵と、単なる知り合いから友だち、友だちから交際相手と少しずつ進化発展を遂げていた。
俺は可もなく不可もなく普通クラスの男子だと思っていたのだが、文恵が言うには可はなく不可ばかり。
私が居ないと絶滅危惧種の仲間入りで、似たような種と強制交尾させられたり、精子を冷凍保存されて、DNAの組み換えで別の種に組み込まれるような魅力のない、環境に順応出来ない不器用な生物だと言う。
確かに文恵以外に付き合った異性はなく、文恵とも本人が告白したり申し込んで付き合い始めた訳でもなく、一人で生活したくなり実家を出て、引っ越した先の支店に口座を移した時に、その支店に文恵が居たというだけで、それがきっかけで話をしたりして、買い物に付き合わされたり付き合わせたりして、何となく今日まで喧嘩もなく過ごしてきた。
まあ喧嘩はなかったけど、意見や見解の相違は山ほどあったのだが、いつも俺が言い負かされていたのだ。
例えば将来、万一にも結婚してくれる変わり者が居るかも知れないから、結婚資金や生活資金を貯めろ、積み立てろと言い始めて、車を買う予定を中止して積み立て定期を2本もやらせたり、ボーナスが出る頃には子供の学費の為に全額を5年定期にしろとか言われて、ボーナスの1円単位まで定期にしたりしていた。
俺君は私が居ないと、全部お小遣いだと思って遣っちゃうから感謝しなさいと言う。
だから、通勤は原付二種っていう黄色のナンバープレートのスクーターを買ったとき、文恵は小型二輪車の免許は持っていたが普通二輪車の免許は持ってなかった。
俺が普通二輪車の免許を持っていたから、高速道路も走れるバイクを買おうとしていたら
「通勤にもったいない。黄色ナンバーなら私も乗れる。高速を走る事があるなら私の車を貸してあげる。預金しろ」
だった。
二人の時はこんな感じだが、共通の友だち(同級生)とか俺の会社関係(同僚とか上司)の前では、別人かと驚くほど俺を立ててくれる。
いや、二人でファミレスやラーメン屋で食事をしても見合う以上のお札を席で俺に渡して俺に会計させる。
レジを済ませると周りに聞こえる程度に
「ご馳走さまでした」
とまで言う事もある。
「文恵が払って俺がご馳走さま言いたい」
って言うと
「俺君がヒモで、別人かと私が貢いでる女みたいで馬鹿じゃん」
と笑う。
文恵は並み以上には美人だと思うし、言うことを聞いていれば大人しいし可愛いと思う。
だから他人の前でも二人でいても恥ずかしくはなく、逆に自慢げに手を繋いだりしてた。
ま、言うのには勇気が必要だったけど
「俺、キスした事ないねん」
って言うと
「しようか?」
って、キスさせてくれたり、キスしたら
「キスした事無かったんだから、エッチもまだやろな?私も、まだやけど、経験してみようか?」
って文恵の車に乗せられてラブホテルに連れて行かれた。
二人とも初めてだし、ルールもマナーも分からんし、ノータイム休憩と宿泊の違いも分からんし、未婚の男女で「泊まり」はマズイだろ。
「休憩」なら許してもらえるんじゃない、みたいな心境。
浴槽にお湯を張るのはセルフっていうのも知らんかったし。
枕元に置いてあったスキンも前の客が忘れたって思ったし、後から知って二人で
「初めてだから、仕方ないよね」
って寂しく笑ったっけ?。
「好き」
とか
「愛してる」
とか
「付き合って欲しい」
とか二人とも一度も言わずに、結果的にはデートしてたしキスしてたし、エッチもしてた。
初めてエッチしたラブホテルで払った料金を文恵が
「あれなら俺君の部屋でいいよね?勿体ない。これからは俺君とこでしよっ」
って提案して、その後はエッチするしないに関係なくデートは基本俺の部屋、食材の買い物は一緒に行くみたいなルールが出来た。
引っ越したアパートには駐車場が一台分付いていたから文恵の専用駐車場になってたし、掃除するとか言ったからスペアキー渡したらそのまま返されずに車のキーと一緒にキーホルダーに付いてた。
別に困ることも無かったからそのままにしてた。
そうしたら銀行が休みの土曜日とか祝日は割りと勝手に来ては掃除したり布団を干したりしてくれてた。
平日も
「お母さんに注意されたから毎日は来れないけど、お腹出して寝てたりして風邪を引いたりしないでね」
なんて言いながら結構来てた。
平日は遅くはなっても自宅に帰って行ったけどね。
俺、土曜日も祝日も出勤で休みは原則日曜日だけだから、以前は土曜日には仲間と遊んだりしてたけど文恵が掃除しに来てくれたりするから、余り仲間と遊ばずに帰宅するようになってた。
もちろんヤリたい盛りだから文恵を抱きたかったのが大きな理由。
いつしか土曜日の昼間に文恵が来て、部屋の掃除や洗濯をして買い物して夕飯を作り、俺が帰宅する頃には風呂も沸いてるみたいな週末夫婦のような関係になってた。
翌日曜日にはデートして夜遅くに文恵が帰るのを見送ってというサイクルで、タンスの中には文恵の下着を含めて着替えなんかも当たり前に入ってるようになり、俺も不自然に思わなかった。
トイレの棚には文恵が使う生理用品なんかも置かれていたし、周りの人も単身赴任の旦那に会いに週末に来る奧さんみたいな認識だったし、それが嫌じゃなかった。
銀行で再会して四年、キスしたりエッチするようになって三年位が経った頃、平日に文恵が来て、エッチした時、文恵が
「変な女だと思うなよ」
と少し凄みながら言った。
「一年くらい前から俺君とエッチしたいって思う事が増えた。その前も俺君と会えると嬉しいし、エッチしたいって思ってたけど、なんか私が求めるのも恥ずかしいから我慢してた。ズーっと我慢出来てたんだけど、もう我慢出来ないかも知れない。土曜日が待ち遠しいし土曜日は俺君にメチャクチャにして欲しいって思ってる。ん〜やっぱ変な女だと思うよね」
そこまで言わせて、ごめんなさい・・・みたいな感情が湧いてきて、その夜は平日だったけど文恵は泊まり、完全に寝不足で翌朝、銀行に向かった。
男の基準で悪いけど、その時は4回、射精した。
文恵もそれなりに逝けたと思う。
朝、目覚めた時、文恵が
「ありがとう」
って俺に抱きついてきたから、俺も嬉しかった。
嬉しく思った気持ちが違う方向を向いてた。
俺は仕事帰りにドンキ○ーテにより、電動コケシとかローター、革の手枷や足枷、綿ロープなどSMっぽいグッズを購入して持ち帰って、部屋で試した。
動きは?震動は?手枷は?足枷?ロープ?
翌日も使い方の練習をして、ロープの結びかたなんかを何度も試した。
土曜日の朝、ベッドの下に手枷足枷と綿ロープを隠して俺は出社した。
今日、文恵は来るだろうと思っていた。
そして予想通り、文恵は来てくれた。
帰宅すると夕食は既にテーブルに並んでいて、いつもなら俺は先に風呂に入り、一緒に食べて、文恵が入浴中に俺が片付けと食器洗いを済ませる。
その夜は違った。俺が
「文恵と一緒に風呂に入る。文恵の背中を流したい」
と譲らなかったんだ。
だから、先に食事を済ませて俺が片付けている間、文恵には休んで貰って、それから一緒に入浴した。
勿論、背中だけでなく文恵の全身をくまなく手洗いして、愛撫に近い行為で文恵を暖気運転した。
触れば声が洩れるような状態になり、キスすれば脱力して、とろけるようになった文恵を裸のまま、ベッドまで運んで、灯りを消して抱きついてキスを繰り返した。
文恵の身体を愛した。
こんなに文恵の身体を愛しく触った事は無かったかも知れない。
合体する前に何度か文恵が逝ったのも分かった。
脱力して目を閉じている文恵に
「ごめん、新しい事にチャレンジするから付き合って」
と言って、ベッドの下から手枷と足枷を取りだし左右の手首、足首に装着した。
枷に付いてる金環に綿ロープを通して右の手首と右の足首を結び、左も同じようにした。
「何が始まるの?」
文恵は興味深い表情で聞いた。
俺はタンスの一番下の引き出しからローターや電動コケシを取りだし、ローターから使う事にした。
電動コケシはコンセントに接続して、いつでも使えるように準備して、ベッドの宮に置いた。
ローターは新しい乾電池が入っていて、試した時よりも遥かに力強くスムーズに動き、俺は文恵のクリトリスに静かに当ててみた。
灯りを消していたので、思いの他、クリトリスの急所に当てるのが難しくて、文恵に
「なに?なに?」
と言った。
「あん」
とか
「んっ」
とか喘ぎ始めの声を期待していたんだけど。
文恵の声がソレっぽい声になった場所が急所に近いと思って、その辺りをゆっくりローターが当たる位置を変えながら急所の芯を探すと、程なく、文恵が
「ぁふん」
と声をあげた。
ここか、と思ってローターをしばらく当てては離し、また当てては離し、を繰り返すと明らかに文恵の声が上がり、息が粗くなり、続けると仰向けになってた胸の辺りが呼吸の音に連動して上下に揺れ、手足に力が入り、枷を金環が音を立てた。
初めてだから文恵が嫌がれば止めようと決めてはいたけど、嫌がるどころか
「いい〜いい〜、いいょ〜」
と言うので続けた。
暗闇に目が馴れてきたけど、もって文恵の表情を確かめたくて、左手を伸ばして灯りを点けた。
文恵がいつものように
「灯りを消して」
って言うと思ったけど言わずに代わりに
「はぁふん、あん、あ〜、いい、いい〜」
みたいな言葉を繰返し時々、身体を反らしたり左右に振ったりする。
文恵の股は手枷足枷の影響ではなく、開いている。
俺がローターを当て易く協力してるようだった。
左手でベッドの宮から電動コケシを取り、片手でダイヤルを操作して強弱を調整してから、文恵の膣に当てる、文恵の腰が浮き上がり左右に揺れた。
文恵の膣から離れないように電動コケシを当てながら中に入れようとすると、気が抜けるようにスクッと入ってしまった。
クリトリスにはローターが当たっている。
電動コケシを軽く押し込むと文恵の腰が浮き上がり、電動コケシを抜きに掛かると文恵の腰が下がって来ることに気付いた。
「感じてる?気持ちいい?」
と聞くと、うん、うんと頷く。
文恵が気持ちいいならと思って、続けていると突然
「あ〜逝くぅ、逝っちゃうーっ」
と叫んで腰が小刻みに上がったり下がったりして、カクカクした瞬間に、ジョ、ジョ、ジョーとオシッコが洩れた。
文恵はオシッコじゃないって言うけど。
まだ潮吹きなんて知らない頃だったし。
ローターと電動コケシをベッドに置いて、バスタオルでシーツを押さえて処理をしてたら、手枷足枷のまま、文恵が
「こんな恥ずかしい思いをさせて・・・俺君・・・責任とってよ」
と言った。
俺は文恵の身体を俯せにして手枷足枷のお陰でお尻を突き上げた姿勢をしている腰を抱えた状態でチンコをマンコに挿入。
俺が思うに文恵が一番好きで一番感じる体位。
「あん、まだ・・・だめ。まだ・・・駄目だってば。あ〜逝く」
「えっ?もう?」
お構い無しに突きまくって一番奥の行き止まりみたいなトコで中出し。
この日は壁に掛かっているカレンダーに文恵が付けている印はハートが3つ。
ほぼ完全な安全日。
ちなみに生理の日は国旗、日の丸で危険日は鬼の顔。
しばらく呼吸を整えてから文恵が
「本当にマジ責任とってよ。私さ、俺君無しじゃ生きていけないんだから」
と涙目で睨んだ。
「明日、お父さんいるかな?」
「私の?」
「うん」
「いるよ。俺君はいつ来るんだって、毎週待ってるよ」
「えっ、なんで?」
「私の旦那さんになる人だから。お父さんには義理だけど息子だからね」
「明日、不出来な娘を貰いに行くか。あ、俺ん家も寄るか、二人で?」
「俺君のお母さん、知ってるよ。つうか、俺君のお母さんに頼まれたから俺君の世話してたんだし」
「なにそれ?」
文恵が言うには・・・俺が実家を出て一人暮らしを始める時、まともな暮らしが出来る筈もなく、お袋が俺の引っ越し先に近い所の銀行に文恵が勤めているのを思い出して文恵の親に改めて挨拶に行って、文恵に俺の世話を頼んだらしい。
俺がお袋曰く、
「奥手でマイペースだし、見る目も無いから、嫌じゃなかったら文恵ちゃん、俺のお嫁さんになって。そのつもりで接していいから」
と言われていて、実際に俺が支店に来た時
「悪くはないかも?」
って思って俺と文恵の将来の為に預金させたり、結婚したら無駄になる車の購入を止めさせたりしたのだそうだ。
だから文恵から俺のお袋にも付き合い始めた頃から全部、話をしていたそうだ。
キスした時も、初エッチした時も内容は話さなかったけど
「キスした」
とか
「結ばれた」
程度の話はしていたらしい。
それで、俺のお袋が文恵の両親に会いに言って息子が
「結婚のご挨拶に伺いますので宜しくお願いします」
と挨拶していて、文恵の両親も娘と俺が付き合ってる事を早い時期から知っていて、結婚前に妊娠だけは勘弁して欲しいと言われたから、本当は俺と同棲したかったけど、通い妻みたいな事をしていたという。
カレンダーの鬼の顔は文恵の父親の顔を真似たらしい。
「よくも騙したなぁ。こうしてやる」
と言って、まだ手枷足枷状態の文恵を逝かせまくったのは言うまでもない。
正乗位で手枷で隠せない文恵の顔を見ながら、エッチしながら俺は
「俺は文恵さんが好きです。俺と結婚して下さい」
とプロポーズしました。
文恵が返事をしようとする度に激しく突きまくり、返事が出来ないようにして
「俺じゃ駄目ですか?嫌ですか?俺は文恵さんを諦めません。文恵さんが返事をくれるまで、こうして待ってます」
と言いながらチンコを挿入してました。
「ばか・・・責任とって、死ぬまで一緒にいろよ」
それが文恵の返事だった。
文恵も俺と同じように預金していたので、親の援助を受けなくても結婚式も挙げられたし、若いうちにマイホームを持つ事も出来た。
後は学費などの為に預金したお金を使う子どもを作る事です。
日々、励んでいます。
文恵は拘束・緊縛プレイにはまったらしく、翌日休みの夜は自らベッド周りに道具をスタンバッています(笑)。
よく、お金を貯める事を貯金と言いますが、個人が現金を貯金箱などに貯めたり郵便局に預ける事は
「貯金」
銀行に預ける事は
「預金」
というそう。
結婚した変わった事が二つある。
一つは結婚前は頼んでもしてくれなかったフェラチオをしてくれるようになった事。
もう一つはカレンダーから鬼の顔が無くなり代わりに弓矢の的が書かれている事。
でも基本的には日の丸以外の日は欠かさず愛し合っている。