初投稿なので、読み難いかもしれませんが、ご勘弁を。
俺は三十代のサラリーマンで、営業をやってます。
仕事が忙しくて、恋人を作る余裕が無くて、たまの休みに風俗に行くのが楽しみなんですが、その日も何時ものように、お気に入りの風俗嬢を予約しようと、店に電話をしたら、何時も指名しているお気に入りの風俗嬢は、運悪く予約で一杯だと言われたので、諦めようと思いました。
すると店の店員から、俺好みの新人が入ったので、代わりにその子でどうですか?と、言われました。
どんな子かと特徴を聞くと、確かに俺好みでした。
更に新人なので、割引きすると言われたので、結局その新人を予約する事にしました。
呼び名が新人だと面倒くさいので、仮名をミカとします。
翌日、店に行き、待ち合い室で十分程待たされた後、店員に案内され、ミカとご対面すると、ミカは俺の顔を見るなり、小さな声で「え?嘘・・・」と呟きました。
その時は俺はその事はあまり気にしなかったのですが、すぐにその理由がわかりました。
ミカの案内で部屋に通され、俺はソファに座るように言われたので、言われた通りソファに座りました。
普通ならミカもソファに座り、軽く自己紹介をして、プレイに入るはずですが、何故かミカはソファに座らず、俺に背を向けたまま、小声で独り言を呟いていました。
俺は新人なので、多少サービスがぎこちない無いのは、仕方がないと思いましたが、流石に客に背を向けたままは失礼じゃないかと思い、少しムカっときたので、ミカに「座らないの?」と話しかけました。
するとミカはようやくソファに座りましたが、何故か顔を下に向けて、黙っていました。
ここまで来ると、いくら新人とは言え、客に対する態度じゃないだろと思い、俺は両手でミカの頭を掴んで、顔を上げさせました。
多少乱暴になってしまったので、ミカが「キャッ」と叫びました。
そして、ミカと数秒程見つめ合った後に、俺は無意識に「○○さん」と呟きました。
なんとミカは仕事の取引先の受付嬢でした。
何時もより、少し派手目なメイクや、普段見慣れている制服姿ではなく、ドレスを着ていたせいか、俺は最初ミカだとわかりませんでした。ミカはすぐに俺だと気づいたようでした。
そこでようやく、ミカの今までの不自然な行為が納得できました。
確かに風俗で知り合いに会うってのは、ネットとかではよくある話ですが、実際に自分の身に起こったら、パニックになりますよね。
しばらく気まずい空気になり、お互いに無言のまま数分がたち、とにかく何か話さなきゃと思い、少しパニックになった俺は、何故か仕事モードになり、営業スマイルで「お疲れ様です。」と挨拶をすると、ミカもつられてか、営業スマイルで「お疲れ様です。」と返してくれました。
それが取引先の受付ならば、営業に来たサラリーマンと、営業先の受付嬢としては、ごく自然な会話ですが、ここは風俗店な上、俺は客で、ミカは風俗嬢なので、とても不自然な会話でした。
そのせいか、お互いにクスリと笑ってしまい、気まずい空気が一気に和みました。
その後、ミカが色々と話してくれました。
ミカの話を要約すると、受付嬢の給料だけだと生活が苦しいので、風俗でも働いていて、働き出したのは一週間前からだそうです。
その後、ミカが「これからどうします?」と、訪ねてきて、俺は少し悩みました。
本音を言えば、ミカとHがしたい。元々そのつもりで風俗に来たわけですし、実を言うと、前々からミカの事は気になっていました。
ミカは二十代半ばですが、童顔なせいか女子大生ぐらいに見えます。
更に背は150ちょいで華奢な体なのに、胸だけは立派で、所謂童顔巨乳でした。
それが俺の好みにドンピシャで、何度かミカをオカズにして、妄想した事がありました。
そんなミカとHが出来るチャンスが来たのだから、嬉しいはずなのに、どうしても、ここが風俗店と言う事が気になってしまいます。
勿論風俗は何度も来ていますが、普段風俗に来ている時は、完全にプライベートモードなのに、今は目の前にミカ。つまり仕事上の知り合いがいるせいか、プライベートモードになりきれませんでした。
もしもこう言う形以外で、ミカとHが出来るチャンスがあれば、迷わずHしてたでしょうが、今回は場所が場所だけに、自分の中でミカをそう言う風に見れませんでした。
俺があれこれ悩みながら、沈黙しているとミカが「すみません。やっぱり私じゃ、嫌ですよね?」と、少し悲しそうな顔をして言いました。
それを聞いて、俺は思わず「そんな事無いです。むしろ、前から何度もミカさんとHしたいと思って、オカズにしてました」と、大声で言ってしまいました。
それを聞いたミカは、目を丸くして、キョトンとしてました。
その後は、また黙って下を向いてしまいました。
言い終えてから、自分が何を言った事を理解し、俺は恥ずかしくなりました。
それからまたしばらくの間、お互いに無言のまま、気まずい空気が流れました。
そして、今度は俺の方から「これからどうします?」と、尋ねました。
するとミカは、恥ずかしそうに「俺さんは、風俗嬢の私と、受付嬢の私、どっちの私としたいですか?」と、尋ねてきました。
その上目遣いで、少し小悪魔っぽい表情は、風俗嬢のミカでもなく、受付嬢のミカでも無い、一人の女性としてのミカのような気がしました。
俺はそんなミカの表情を見て、思わず「風俗嬢でも無い、受付嬢でも無い、ありのままのミカさんとしたいです」と、呟いていました。
すると、ミカは突然俺に抱きついてきました。
突然の事にビックリした俺は、反射的にミカを受け止める際に、ミカを抱きしめてしました。
そして、ミカに押し倒される形で、ソファに倒れこんでしました。
混乱する頭で俺は何か言わなきゃ、と口を開こうとしましたが、結果的にそれは出来ませんでした。
なんとミカが俺の口封じしてきたからです。
それも自分の唇を使って。
多分、俺とミカが唇を重ねていたのは、数秒程だったのでしょうが、その時の俺には、その数秒が数十分近くに感じました。
ミカが唇を離して、無言のまま俺を見つめていると、俺も無言のままミカを見つめてしました。
すると一瞬ミカが不敵な笑みを浮かべ、至近距離でも聞き取れない程の小声で何かを呟きました。
俺はミカが何を言ったかは、耳では聞こえませんでしたが、何故かミカが何を言ったかが理解できました。
そして、ミカはそっと目を閉じました。
俺も目を閉じて、そっと腕をミカの頭の後ろに回して、自分の方に近づけました。
それから、今度は先程よりも長く、そして激しく、お互いの唇を重ね合わせました。
正直言って、ミカのキスは風俗嬢としては、お世話にも上手いとは言えませんでしたし、素人にしても、ぎこちない感じでした。
後から聞いた話ですが、ミカはプライベートと仕事を合わせても、数える程しか、キスをした事が無かったそうです。
でも、俺も特別キスが上手いわけでは無いし、経験だって、殆どが風俗なので、人の事をとやかく言える立場では無いんですがね。
数分後、ミカはそっと唇を離して、俺の上からどいて、ソファからも離れました。
そして、いきなり深々と頭を下げ「ごめんなさい」と謝ってきました。
俺はまたもや、混乱しました。
ミカは何に対して、謝ってるんだろうか?と。
いきなり抱きついて、キスした事に対する謝罪なのか、それとも俺の告白(?)に対して、お断りします的な意味なのかと悩んでいると、ミカがごめんなさいの意味を教えてくれました。
「私、俺さんとはHできません。勿論、俺さんの事が嫌いなわけじゃないです。むしろ、大好きです。実は私も前から俺さんの事が気になってました。だから、さっきの俺さんの答えが凄く嬉しかったです。だけど、俺さんとは、Hできません。なんと言うか、今ここでHしちゃうと、それって風俗嬢としての私と、お客さんとしての俺さんがHする事になるから、それは嫌なんです。俺さんとは、ありのままの私でHしたいです。勿論、俺さんは、今ここにお金を払って来ているし、私はお金を貰って、ここに居るわけだから、俺さんがどうしてもって言うなら、私は断れませんが」と、一気にまくしたててきました。
それを聞いた俺は、嬉しくなりました。彼女も前から俺の事を気にしくれていた事や、俺とは客と風俗嬢としてはしたくないと、言ってくれたのが嬉しかったんです。
だから、俺はこう言いました。
「わかりました。俺もありのままのミカさんとHがしたいです。だから、今日ここではしなくて良いです。」
その日は結局、ミカとはキス以上の事はしませんでした。
その代わりと言ってはなんですが、終了時間まで、何度もキスをしました。
そのキスは多分、客と風俗嬢のキスではなく、営業のサラリーマンと、営業先の受付嬢のキスでもなく、単なる恋人同士のキスだったんだと思います。
そして、終了時間になり、帰り仕度をしていると、ミカから一枚の名刺をもらいました。
名刺自体は風俗嬢が客に渡す様の仕事用でしたが、裏にはミカのプライベートの連絡先が書かれていました。
「本当はお客さんと、個人的に連絡を取るのは禁止なんですけど、俺さんはお客さんじゃなくて、取引先の人だから、大丈夫ですよね?」と、悪戯っぽく言われました。
それを聞いて、思わず笑ってしまいそうになりました。そして、「普段は絶対にこんな事しませんけど、特別サービスです」と、言われました。
それからしばらくして、ミカは風俗の仕事を辞め、俺たちは恋人同士になり、ありのままのミカとHをする事になりました。
あと、これは余談ですが、風俗で恋人プレイみたいなのがありますが、俺たちは逆に風俗プレイ(?)をしています。
もし需要があれば、そちらも書いてみたいと思います。
初投稿で、読みにくい文章だったでしょうが、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございます。