私は毎朝通勤で電車を利用しています。
A駅から乗り、B駅で乗り換えてC駅で降りるのです。
B駅はターミナル駅でホームには乗客が列をつくり並んでいます。
私はA駅に到着した時間から常に先頭にいるのです。
階段付近のためか快速がやってくる頃には後ろには多数の行列ができてるのです。
ドアが開き私は真っ先に座席に座ります。
押し込まれるように次々と乗り込んでくる乗客の中に女子高生三人組がいるんです。
あくびをする振りをして見上げて三人を見てみます。
一人はポニーテールでしっかりした顔立ち、もう一人はそばかすのある田舎っぽい顔立ち、最後の一人はおとなしい感じの子。
会話からポニーテールがリーダー的な存在だとわかります。ほとんど彼女が話していて横の二人はうんうんと聴いているからです。
そのうち私の目線に気がついたのかポニーテールは私を見つめてきました。
しばらく見つめあいが続いてから私は寝た振りをしてうつむきました。でも目は開けたまま彼女たちの生足を見てました。ソックスと靴…そしてスカートの裾…。
顔をあげるとまたポニーテールと目があい、
そばかすは横で私たち二人を交互にみているのです。おとなしい三人目の彼女は我関せずとスマホで何か見てます。
見つめるのは危険だと私の心が警告してきました。
目線は彼女らのスマホに移行し落ち着かせるために背面から機種名を想像していました。
やがてC駅に到着し、私は肘やカバンが彼女らに当たらないように降りたのです。うっかり胸に肘なんか当たると捕まりますから。
翌日も同じように先頭に並び、真っ先に座席に座りゲームをしようとスマホを胸から取り出して気がつきました。前に立っているの昨日の女子高生三人でした。
表情は平静を装いながら内心はポニーテールを挑発したくてたまりません。
横を見ながら見上げると、おとなしめの三人目は相変わらず無関係で無関心でスマホ操作しています。
うつむくときにチラッと見ただけですが、ポニーテールの彼女は間違いなく私を見てました。
絶対に目を注視したらダメだぞと言い聞かせながら頭をかく振りをして見上げましたら、そばかすの彼女の制服が半袖であるのに気づき、さらにつり革を持っているので脇の下が丸見えです。
きれいに処理してるんだなと感心しているとポニーテールが私の目線に気がついてそばかすに耳打ちしました。
そばかすはあわててつり革から手を離して反対側で掴みました。
見たいのはポニーテールのだなと思ったので、C駅近くになると迷わずはっきりと顔をあげて見上げました。
車内広告を見る振りをしてますが、はっきりとポニーテールの目を見てから脇の下を見ようとしたんです。
ポニーテールはガードするように両手でスマホを握りつり革から手をはなした時に電車は大きく揺れました。そばかすとおとなしめの子はつり革をつかんでましたが、ポニーテールは掴んでなかったのでよろけました。
「キャー!!」
そばかすにぶつかり髪が乱れて慌てるポニーテールの彼女。
「大丈夫?」そばかすに肩を擦られて
「う、うん」
というポニーテール。
降りる駅なので立ち上がり彼女を見ると、私を見ながら下唇を軽く噛んでいました。
絶対に身体が触れてはいけないぞと十分注意しながら、なかなか今日は面白いのが見れたなと思って降りたのです。
別の車両に行くのか気になっていましたが、彼女たちはまだ同じドアから乗車してくるのです。
でも押されて私の前に立たないといけない時には、まるで川の流れに逆らいながら産卵のために登っている鮭のように、逃げるように移動しているんです。
別のドアから乗ればいいのにとほくそ笑んでました。
そんなある日、スマホでゲームしようとして気がつきました。
目の前はデニムの短パンをはいている女性でした。
広告をみる振りをして見上げると白いTシャツの女子中学生な感じでした。
スマホに夢中で気がついてません。
かわいいなと思いながら短パンから見える足に目を移しました。
もちろん足をみたんじゃありません。うつむいて考え事をしているんです。
中2くらいだな。
でも平日朝に私服で中学生が電車?
何か変だ。
私は回りを見回しました。
混雑した車内で皆が各々各自何かしています。
寝ている人、新聞読んでいる人、スマホ…
そんな人混みの中で例のポニーテールとそばかすがこちらを遠くから見ていたんです。
妹かな、何かの罠かな。
そう思いながら、中学生の胸はどんなんだろうと思えてきました。
しかし胸は危険だぞ、胸を注視するのはあまりにもリスク高い…。
そこで眼鏡を使う事にしました。
眼鏡をはずして、汚れを確認するように上にかざしたんです。
「ハァー」
息を吹き掛けてティッシュで拭き取ってから上にかざして汚れをみる時に胸をみました。
小さなふくらみがTシャツの上からでもわかりました。すぐに頭を下げてスマホのゲーム画面に戻りました。
白いTシャツにピンク色の英字がプリントされていて、リュックもピンク。
髪はポニーテール。
短時間でなかなか情報収集できたなと笑みがこぼれそうでした。そしてふとスマホ画面見てると、そのすぐ横に彼女の短パンのチャックがあるのに気がついたんです。
「まてよ、ひょっとしたら中学生じゃなくて小学生かも」
それなら辻褄があう。
C駅の向こうには私立の女子校があるが、中等部は別の場所にあり、小学部のみなんです。
そうなるときっとまだ毛が生えてない可能性あるな。
ピンクのプリント、ピンクのリュック、そして…見上げるとポニーテールを結んでるゴムもピンク。
ピンクで統一してるなら下着もピンクかも。
私はスマホを見てる振りをして短パンのチャックを見て、中の下着を想像しました。
ピンク色の下着だな…その中は…
そこでハッと気がつきました。
無毛の割れ目、その割れ目の位置とは、このチャックの位置そのものじゃないかと。
私の頭の中ではデニムの短パンは肌色に塗り替えられ、チャックのみ残されていました。
縫い合わされたチャックは、すなわちピッタリ閉ざされた少女のスリット。
そして開くためのスライダーは少女のクリトリスの場所。
しかし決して撮影はダメ、もちろん触るのもだ。
痴漢になってしまうぞ!
私は妄想の最中、顔を徐々にあげていきました。
おへそはこの辺り、そして…少女の裸体が私の頭の中で形成されていきました。
胸、そして乳首…。
でも、マズイ。
短パンのチャックは目の前にあったから、スマホを見てるのとチャックを見てるのと区別はつかないだろうが、胸は違う。
ここで見上げるのは明らかに不自然だ。
ここまでだな。
C駅に到着して立ち上がりドアに向かうときに女子高生三人とすれ違う時に例のポニーテールが私を見てるのはわかりました。
チャックを見てるのを彼女はずっと横で見てたに違いない。
でもチャックを見てたか、スマホを見てたかは立証できまい。
私はすれ違う時にポニーテールにはっきりわかるように、それでいて回りにはわからないように口元だけ一瞬ニヤっとしたんです。
「そう。キミが想像してる通りの部分を妄想して見てたんだよ」
彼女に伝わるように、わかるように。