間違えて男湯に入っちゃった

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高校三年生の時の話です。

受験のためビジネスホテルに泊まったんですが、そこには大浴場があるという事で夜入りに行きました。

脱衣場には誰もいなく、これは貸しきり状態かな?と少しウキウキしながら入り、まず身体と髪を洗ったあとお湯に浸かろうと浴槽へ向かいました。この時点で人影が見えたので先約が居ることには気づいていました。

いざこれから浴槽に入ろうというその時、

「お嬢ちゃんこっち違うよ!」と声かけられたのです。

お風呂に入っている人が二人いて、近眼の私はてっきり女性だと思い込んでいたんですが実際は男性の二人組でした。

頭にタオルをかけていたりしていたこともあり全く気づきませんでした。

私はビクッと驚いて何が何やらパニックになりアワアワしていたら、「女湯あっちだよ!」と言われ私が男湯と女湯を間違えたようだとわかりました。

そのホテルは大浴場ののれんが、青色の布に「女」の文字で女湯、赤色の布に「男」の文字で男湯となっていて、私は赤い色だけ見てあまり確認せず男湯の方へと入ってしまったのです。

私は逃げるように脱衣場に戻りましたが、そこには高校生くらいの男子と、小学校中学年くらいの男の子とそのお父さんらしき人がいて、私が現れたことにかなり驚いた様子でした。

私は慌てて身体を拭き服を着て隣の女湯に逃げ込みましたが、その間高校生くらいの男子は既にほとんど脱いでいたのにも関わらず男湯へ入らず、私をずっと眺めていました。

女湯に入り直した後冷静になり、間違えた自分への後悔やどこまで見られてしまったか考えたりして頭がグルグルしていました。

お風呂から上がったら、大浴場前の休憩ブース(マッサージチェアとか漫画とか自販機とかあった)に先ほど男湯で鉢合わせた男性二人組がいました。

改めて見るとなぜ気づけなかったんだと思うほどしっかりと「おじさん」という感じの二人でした。

私は気まずくて急いで部屋に戻ろうと思いましたが、向こうから「さっきは間違えちゃったのかな?こののれん紛らわしいよね~」と話しかけてきました。

悪いのは私だし、無視する訳にもいかないと思い「はい、さっきはすみませんでした」と謝りました。

すると、「いやいやこっちは全然大丈夫、むしろ得したかもだし笑」

「うんうん、いい目の保養させてもらえたよ。お嬢ちゃんスタイル良かったし」

等と(会話の内容はだいたいの記憶)ニヤニヤしながら話しかけて来たので私はもぅ恥ずかしさと恐怖で部屋に逃げました。

その後部屋で流れを思い返していたら、もしかして最初からあの二人は私に気づいていたんじゃないか?と思えてきました。

男湯にいたのはあの二人だけ、浴室のドアを私が開けた時にガラガラと大きな音が響くから私が来たことに気づかない訳もないし、当時髪もロングだった私を男と思う可能性もないかと思います。

だとしたら、身体を洗っている最中とかも話し声も出さずずっと見られて浴槽に入る瞬間最後の最後に声かけられたのかもと思うと悔しさが込み上げて来ました。

結局滑り止めで受けた受験も、第一志望合格できたおかげで行かなかったし恥ずかしい思い出だけが残りました。

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