前回のキスから2週間後、Sさんから待望の貸し出し要望のメッセージが来た。
「お久しぶりです。ちょっと間が空いたけど、今度の土曜日に約束どおり美保ちゃんを貸してもらっていいかな?」
メッセージを開いた瞬間、胸が熱くなった。彼女を貸し出す…凄く背徳的な響きだ。Sさんは俺が喜びそうな言い回しをわざわざ選んでいるようでもあった。
「分かりました。是非お願いします。どちらで待ち合わせしましょうか?」
短い一文。送信ボタンを押したら戻れないという緊張感が凄まじかった。
「良かった。君のアパートまで迎えに行くよ。時間は朝10時でいいかな?」
「大丈夫です。よろしくお願いします。」
送信した後、脱力してしまった。ついに美保が俺以外の男に抱かれるのだ。元彼達だけでなく、現在進行形で。
美保にSさんとやりとりした事を伝えると、少し緊張したような、ドキドキしているような女の子の顔になっていた。
「その日くらいなら生理終わってるかな…うん、大丈夫だよ。」
美保は抱かれる気マンマンの返事をした。俺から言い出した事だが…複雑な気分にもなった。それがたまらなかった。
当日、Sさんは相変わらず爽やかな出で立ちで現れた。俺たちは2人でSさんを迎えると、「よろしくお願いします。」と頭を下げた。
「こちらこそ!今日は楽しませてもらうよ。」
俺たち2人はそれぞれの楽しませてもらうの意味を感じとっていた。
「これ…使ってもらっていいですか…」
俺は緊張しながら、Sさんに小袋を渡した。
Sさんは中身を見るとニヤっと笑い
「本当に好きなんだね。期待に応えられるようにするよ。楽しみにしといて。」
美保は中身を知らないので「?」という表情だった。
「じゃあ、行ってくるね〜。」
助手席に乗った美保の姿は、もうSさんの女という感じだった。2人を見送ると、何も手につかない手持ち無沙汰な長い長い待ち時間が続く事となった。
…夜10時を回っても、2人からはまるで連絡がない。悶々とした時間はどんよりと続いていた。こんな調子で、まさか初日から朝帰りか…そう思っていると
ヒュポッ
とスマホが鳴った。美保からラインが来た。
「もうすぐ帰るね♡」
そのメッセージを見て、ヘナヘナと力が抜けた。
30分後、アパートの外に車の止まる音が聞こえた。同時に美保から「着いたよ!」とラインが来た。
Sさんは美保と手を繋いで現れた。
「今日はありがとう。美保ちゃんとっても可愛いかったから、つい連れ回しちゃったよ。遅くなって悪かったね。」
「いえ…大丈夫です。」
「これ、返すね。」
Sさんは俺が渡した小袋を返してくれた。ガサガサと紙の擦れる音が聞こえる。俺の心臓はまた高鳴った。
「じゃあね、美保ちゃん。また今度ね。」
「うん、またね〜」
Sさんを見送ると、美保は俺に向かい
「聞いてなかったんだけど…スケベ。」
とニヤニヤしながら言い放つと、キスをした。
家に帰ると、俺は美保に堪らず抱きついた。明らかにお風呂に入ってきた匂いがして、さらに嫉妬心がざわついた。
「なぁに?我慢出来ないのぉ?笑」
俺は呼吸を抑えられず、はぁはぁと興奮しながら美保をベッドに押し倒した。
「ふふふ…興奮してる…変態なんだから。」
美保はいつもより少しSっ気を出した顔をしていた。Mよりのはずなのに、この日は少し違う顔に見えた。
「ほらぁ…気になってるんでしょ。これ。」
美保は小袋の中身をバサッとベッドの上に広げた。
中身はインスタントカメラと、大量のポラロイド写真が出てきた。
写真の中身は言わずもがな、美保とSさんのハメ撮りの写真だ。
俺は堪らず写真を拾いあげ、一枚ずつ確認していった。
美保が下着を脱いでいる姿、Iカップのおっぱいを自分で揉んでいる姿、気持ち良さそうに喘いでいる姿…想像以上の様子に興奮が止まらなかった。
「Sさんってね…キスだけじゃなくてエッチもすっごく上手だったよ…」
美保はまるで彼氏を自慢するかのように俺に言ってきた。
「ほら…この写真、わかる?私前戯でもうイッちゃったよ…。」
写真の美保は顔を手で覆いながら口を少し開けて気持ち良さそうな表情をしていた。下半身は写っていないが、手マンで逝かされている最中のようだった。
「これはね、気持ち良くしてくれた御礼にフェラしてあげてるとこ…」
ポラロイドなのでもちろん修正は入っていない。血管が浮き出てゴツゴツのSさんのチンポは、俺よりも大きく見えた。
美保は興奮している俺のチンポをヨシヨシするかのように、亀頭を柔らかい手で撫でてくれた。
「Sさん遅漏でね、アゴ疲れちゃうくらい舐めたんだけど…最後はいっぱいお口に出したの。
『すぐに飲んだら入れてあげないよ』って言われちゃって…」
写真には美保が口を開けて溜まった精液を見せつけている姿が写っていた。精液の量も多く、匂ってきそうな量だった。
「飲むまでクチュクチュするよう命令されたから…しばらく口の中に匂い残っちゃったの。でも、最初からここまで出来る子は居ないって褒めてもらったよ。」
Sさんと元彼達に美保を染め上げられているような気分になった。美保の口の中に精子を塗りたくられているようなものだ。
見続けていると動悸が止まらない。見たくないようで、見ないとおさまらない。Sさんは美保のMっ気はもちろんだが、俺が喜びそうな事も的確に見抜いてプレイをしているのだ。
「これが…初挿入だよ…。見て…すっごく気持ち良かったんだから…。」
Sさんの太いチンポが美保の割れ目を押し広げている姿がはっきりと写っていた。
…ゴムはしている。けど、自分以外のものが美保の中に確実に入っている。どうにかなりそうだった。
対位を変えただけなのか、何回めのエッチなのかわからない。バックを楽しむ美保の姿、胸を鷲掴みにされた美保、正常位、沢山の写真があった。
騎乗位で跨り感じている美保の姿は、巨乳を揺らして感じている躍動感があり、息遣いまで聞こえて来そうな写真だった。
直前まで生理だった為、美保とは1週間エッチをしていない。俺は堪えきれなくなり美保のエッチの報告と手コキだけで射精が我慢出来なくなってしまいそうだった。
美保の服を脱がすと、勝負下着が現れた。見た事のない、布地面積の小さい下着だった。
「可愛いでしょ?Sさんとデートして選んでもらったの。」
「…今日つけていった下着は?」
「買ってあげるからちょうだいって言われて…あげちゃった♡」
Sさんの手元に美保の下着が有ると思うと、大事なものを取られた気持ちになった。脱いで洗ってもいない下着で何をしているのか…汚された気分だ。これも多分Sさんの嫌がらせ(喜ばせ)なのだろう。
一刻も早く美保に挿入したい…全て脱がし思いのままカブリついた。ゴムをつけると美保はチンポを誘導し、入りやすい位置まで持って来てくれた。
「こんなにエッチが充実するなんて、あなたと付き合うまで思ってなかったよ…浮気エッチも、あなたとのエッチも大好き…♡私今日沢山楽しんだから、あなたも好きにしてね…♡」
美保とキスをしながら、繋がりあった。生理前から今日の寝取られプレイを経て、やっと繋がり合えた気がした。
不意に、胸元に目がいった。美保の鎖骨より下のあたりに、キスマークが残されていた。
Sさんからの「ごちそうさま」というメッセージだった。
それを見つけてなお、俺は一心不乱に腰を振った。
「やぁあああ…すっごく激しい…!気持ちいいよぉ…やばいくらい…イッちゃうかもぉ…」
「何回イかされた!好き勝手されて、気持ち良かったのか!?」
「分かんないくらい…!イかされました…!ごめんね…!気持ち良かったんだもん…!」
「さっきの報告も…Sさんの指示か…!」
「そうだよ…!こういう風に報告したら絶対喜ぶからって…!」
何でもお見通しのようなSさんのやり口にすっかりハマっていた。嫉妬と興奮で訳が分からなくなり、口調も荒々しくなったが、美保は犯されるように抱かれている事もすっかり楽しんでいた。
射精をしても興奮が止まず、結局朝方まで美保を抱き続けた。空が白み始めた頃、美保がクタクタになって崩れ落ちる様に眠った。
冷静になり、シャワー浴びて寝るかと思った矢先、Sさんからのメッセージが届いている事に気付いた。
「お楽しみは終わったかな?次の機会は君達で決めてくれたらいいよ。刺激が欲しくなったらまた言って来てね。日曜日はゆっくり休むんだよ(笑)」
見計らったかのようなタイミングで、お見通しのようなメッセージを送って来られた。手のひらの上で踊らされているようで悔しくも興奮してしまった。
今回はSさんからだったが、これで次回の機会を作るならば俺たちがお願いをして美保を差し出す事になる。主従関係を明確にされてしまった。
次の関係をどうするか…考えるとまた興奮をしてしまった。まだ調教は始まったばかりだ。