誰かの子供を宿した話

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その日私は同棲していた彼氏の希望で、目隠しプレイをしていました。

馬乗りになって腰を振り、中にたっぷり出されたままキスをして、そのままうつ伏せにされたから、

「やだ、ベッド汚れちゃうよ」

私の呼び掛けに反応がありません。

違和感を感じつつも寝バックで挿入され、

「ちょっともー!今出したばっかじゃん~」

と笑いつつ、まんざらでもありませんでした。

かなり長く突かれていたと思います。

演技混じりだったのがほんとに感じてきて、

「あっ、イク」

シーツを握りしめながら私が言うと、

「中に出すぞ」

知らない男の声でした。

私は一気にパニックになり、

「えっ、誰?やだ、やめて!」

声をあげて逃げようともがきますが、男に馬乗りになられて、逃げられないままイかされ中出しされました。

腕は縛られていなかったので自分で目隠しをはずすと、そこには彼の姿。

「どうだった?」

柱の影から出てきたのは彼の友達。もちろんちゃんと服着てます。

「途中で声だけかけてもらったんだ。燃えただろ?」

私は枕に隠れながら、

「もー、やだー。見ないでよ~」

ずっと彼が相手だったんだと安心しつつ、変なプレイに困りつつ、内心ほんのちょっとだけ、いつもよりドキドキしながら余韻を楽しみました。

その後も彼は時々、同じ事をしてきました。

「ネタバレしてたらそこまで感じないよ」と思いつつ、「しょうがないな~」と、付き合ってあげていました。

ある日の検査で、待望の赤ちゃん。

「デキ婚になっちゃうけどいいよね」

そう思って彼氏に言うと、浮かない表情。

「…ごめん、堕ろしてくれないか」

「えっ、なんで…… 結婚したら子供欲しいって言ってたよね……」

「いや…その…… 子供は欲しい。結婚もしたいと思ってる。でも今回は堕ろしてくれないか」

「えっ…………」

「あっ、ほら、デキちゃった結婚とかさ、あんま良くないと思うんだよね。だからさ、それは結婚してからにしよ?ね?」

「なんかヘン!何言ってるかわかんないよ!」

大喧嘩です。

結婚したいと言われたのに、ちっともうれしくありませんでした。

しまいには悲しくなって泣き崩れていると、

「悪かった。話すよ。話すから怒るなよ?」

「…………」

「あのな、父親が俺じゃないかもしれないんだ」

「どういう…こと…?」

「わかるだろ?ほら……目隠しして………」

遅ればせながらすべてを悟った私は、彼を徹底的に罵り(何を言ったか覚えていません)、家を出ました。

子供に謝り、産婦人科へ。

今では産んであげたら良かったかなと思います。

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