今となっては昔のことなので、思い出しながら書いてみようと思う。あれは、自分が大学の二回生だった時のこと。大学生の長い長い夏休みに入り、バイトと遊びに勤しんでいた。夜勤バイト明け、眠気を我慢しながら家路についていた時、目の前の風景が急に流れ、気づいたら道端に倒れていた。
何が起こったのか、まったく分からなかった。意識ははっきりしているが、体が動かない。足音がして、体が仰向けになった。車から発せられたライトが差し込んできてまぶしかった。逆光ではあったが、俺を起こしたのは女性だということはわかった。何となく「あ、車に衝突されたんだ」と思った。不思議と痛みは感じなかった。
そのまま、その女性に引き摺られ車に乗せられた。「医者に連れて行ってくれるのかな」と他人事のように思った。しばらくして、本当に病院に到着した。ストレッチャーに乗せられて、あれよあれよと病室に格納された。ベッドに横たえられた後、猛烈な睡魔に襲われ、眠った。
右足の鈍痛で目を覚ました時、目の前で看護婦がパイプ椅子に座っていた。俺が起き上がったことに気づくと、壁に備え付けられた電話で誰かと話し始めた。
間もなく、一人の女医が入ってきた。年齢は20代後半くらい、偏差値高そうな、いかにもインテリですといった顔立ちをしていた。訳も分からず、痛む右足をさする俺に、女医はまくしたてるように言った。
不注意でブツかってしまい申し訳ないとのこと。その時は夜勤明けで注意力が落ちており、道も暗かったこと。特段異常は無いが、右足に打撲があり、衝突したときに少し頭も打っていること。
この病院は親が経営しており、特別な個室で当面治療を受けられること。必要なものがあれば何でも言ってほしいこと。当然、治療費は請求しない・・・などなど。
それでけ言うと、踵を返して部屋を出ていった。勢いに茫然としたが、時間が経つと痛みで怒りが募ってきた。警察はどうした?いきなり人を轢いておいて、言い訳じみたことまで言って軟禁してからに・・・。
俺は周囲を見渡した。ベッドサイドに置かれた財布を握り締め、痛みをこらえながら立ち上がろうとした。その姿を見た看護婦が小走りに駆けよってきて、俺の胸を押さえて押しとどめた。
「まだ起きない方がいいです。しばらく安静にしてください」
「誰のせいですかっつーの!警察に連絡しとかないと!」
乱暴に返した。これまでの経緯もあるが、その看護婦は150cm程度と非常に小柄で、全体的に丸っこく、タヌキの様だったからだ。胸元の名札を見ると、「実習生/野島聡子(仮名)」とあった。たぶん、看護学生だったのだと思う。
「怪我に響きます。良くなってからでも遅くないでしょう?」
そう言って、意外に強い力で押さえつけてくる。が、より意外だったのは押さえつけてくる手の位置。俺の胸から下腹部に移動している。聡子は寝起きと怒りで硬くなっていたそれを、シーツの上から撫で始めた。
「ちょっと・・・何やってんですか!?」
「治療です。先生も言ってた通り、特別な病室ですから・・・」
シーツをどけて、いつの間にか着せられていた入院着がずり下ろされた。ビンッとチンコがそそり立つ。
「失礼します・・・」
そう言って俺の股間に顔を沈め、チンコを咥えこんだ。硬くなった肉棒が熱い口内に包まれた。ぐちゅぐちゅと音を立てながら、舌が這いまわった。
「じゅっじゅっじゅっ・・・ぷぁ・・・痛かったら言ってくださいね」
息継ぎをすると、看護婦はフェラを再開した。視線の先でナースキャップを被った頭が上下している。下半身で奉仕を受けながら、「なんでキャップが落ちないんだろう?」と考えていた。
「んっ・・・んふっ・・・ちゅっ・・・痛くないですか?」
未成年であろう幼い顔立ちにに上目遣いをされ、いよいよ俺は硬くなった。聡子は竿の側面を舐めながら、唾液と先走り汁でどろどろになった鬼頭を、手の甲で優しく撫でまわし始めた。
特別ってそういうことかよ。ようやく理解した。明らかに罠、というか口止めだ。確かに、医者が自動車事故の加害者など言えるものではない。それでこの色仕掛けか、嘗めやがって。理性が多少戻ってくるが、リズミカルに上下する柔らかな手から加えられる快楽が、それを押し流そうとする。
「好きな時に・・・出してくださいね・・・」
そう言って、再び鬼頭から竿を上部までを口の中に含みこんだ。中の動きは一層早くなった。舌先が尿道をつつき、かと思えば射精を促すように吸い付いてきた。俺は猛烈な射精感が込み上げてきた。
「・・・っ!いっく・・・!!!」
思わずタヌキ看護婦の頭を押さえつけ、口の奥で盛大に放出した。ビクンビクンと下半身が波打った。激しい射精の快楽と右足の鈍痛がごちゃ混ぜになった。二回三回と射精する間、聡子は精液を漏らすまいと肉棒にしゃぶりついていた。
射精が終わるとゆっくりと口を引き抜いた。手で口を押さえ、上を向いたかと思うと、首筋と胸が上下した。全部飲んだようだ。
「・・・っぷぁ・・・いっぱい出ましたね・・・」
無理やりなのだろうが、口元をぬぐいながら聡子はにこりと笑った。そして、濡れたタオルで俺の下半身を拭き、着替えさせてくれた。
「お食事を持ってきます。」
窓を開け放ってからそう言って、彼女は病室から出ていった。風が吹き込んでくる外を見ながら、俺は女医の言葉を思い出していた。彼女は「当面治療を受けられる」と言っていた。