俺はバンコクに住んでいる。一年を通して暑い。
その為なのか文化の違いなのかは分からないが、タイの女の子は陰毛を短く整えている。男の場合はどうなのだろうか。街中には脱毛サロンが幾つもあり男性可の文字も見かける。
脱毛自体に興味はないが、施術には大いに興味がある。WEBサイトを覗いてみたところ、女性スタッフの写真しか掲載されていない。興味に突き動かされ行ってみた。
店に入ると白衣を着た30歳くらいの清楚な女性が出迎えてくれた。メニューを渡され見てみると、軽く整えるパターン、ちょい残しのパターンなどあったが完全脱毛のコースを選んだ(ハリウッドと呼ぶらしい、費用は4、500円くらい)。
少し緊張しながら部屋に通されると病院の診察台と同じようなベッドがあった。狭い部屋だが清潔感がある。部屋と言っても壁は天井まで達していないし、受付に近い場所のため人の気配も感じる。
パンツを脱いで待ってて下さいとタオルを渡され、白衣の女性が部屋から出て行った。来た来た!と思うと同時に病室のような部屋でちんこを露出することに少し抵抗を覚えた。わざわざ一週間以上も精子を溜め込んできた俺、自分の心理状況が分からなくなってきた。部屋の外で先ほどの女性が誰かと話しているのが聞こえた。
少しすると扉が開き二人の女性が入ってきた・・・自分の期待を大きく上回ると返って困惑してしまうのは何故だろう。もう一人も30歳前後で綺麗な人だ。研修か何かだろうか?これから2人の綺麗な女性に性器を曝け出すというのに何故なにも言わない?通常は二人で施術するものなのか?
俺は下半身にタオルを被せてベッドに腰を掛けていたが、早速仰向けになるように言われた。一人はワックスの準備をしており、もう一人はサッとタオルを取りとりあえず陰毛の状態を確認する。
「だいぶ毛が長いですね。いつぶりになりますか」
・・・あ、あの初めてなんですけど。と答えると特に何も言われず、背を向けタオルか何かを畳んでいる。二人に背を向けられちんこ剥き出しのままワックスの調合を待つ。カシャカシャという音だけが聞こえ、誰も話さず時が止まったかのような静けさだ。
ヤバい、ちょっとだけ勃起してきた。と同時にこんな状況で勃起している状況に興奮を覚えた。あっという間にムクムクと亀頭が起き上がる。待っていたのはほんの一分ほどだが、さてと二人がこちらを向いた時にはビンビンになっていた。
恥ずかしい。とにかく恥ずかしい。
そんなことはお構いなしという顔でそれぞれベッドの左右に立ち施術が始まる。右(A)は両手に手袋を付けているが、左(B)は左手にしか手袋を付けていない。
Aがハサミで一通り短くカットし始めた。玉側の毛からチョキチョキ。足を広げて肛門の周りも刈り取っていく。するとBがへそ側の毛を切るため右手で竿を掴み下向きに押さえた。ひどく勃起しているためか、しっかりと押さえつけられる。
握る手の動きにエロさは全くない。亀頭には触れず竿を握り向きを変えるだけ。彼女の手の平にはちんこの波打つ脈がしっかりと伝わっていただろう。そのままの流れで竿の付け根に温かいワックスが塗られた。固まるまで少し置く。Bの右手は竿を握ったままだ。
いよいよワックスを剥がす。一発目が一番痛かった。どれだけの毛が抜けたのだろう。Aは激痛を抑えてくれるように抜いた個所を手の平で5秒ほど撫でてくれた。指先が竿の付け根に当たる。同時に二人の女性にちんこを触って貰えるなんて。
期待、困惑、羞恥、激痛、感動・・・この数分で俺の感情は振り回される。
施術は続いていく。毛の密集度が高いからか、表側と足の付け根の部分が痛かった。さすがに勃起も収まり暫し大人しくなった。痛みに耐えながら4本の手が俺の股間をまさぐっている様子を楽しむ。
次に金玉の出番になった。今後は下を向いていたちんこを上に向けられ手の平で軽く押さえつけられる。勃起していなかったちんこはBの手の平にすっぽり包まれる形になったが、初めて亀頭に触れられた反動で、みるみるうちに勃起した。ワックスを玉に塗っていく。ちんこが連動して動かないようにしっかりと押さえられる。
先ほどと違い亀頭を握っている。ワックスが乾くまで握ったまま。我慢汁がBの手の平に付着しているはずだ。
俺は少し肩で息をしていただろうか。玉の毛を抜いた後に、痛くないかと聞いてきた。
・・・初めは痛かったけど、今は大丈夫です。
そう答えると二人が少しだけニヤけた気がした。そりゃそうだろう、こんなに勃起していて痛みが勝っているはずはない。ではなぜ分かりきったことを聞いてきたのか。俺の反応をみて楽しんでいるのか。この精神的困惑がより一層の興奮を呼び起こすとは知る由もなかった。
いよいよ残るは竿のみになった。Bが右手で亀頭を軽く握り、Aが裏筋に下向きへとワックスを塗っていく。裏筋をなぞる指が気持ちよくて、ビクっとなってしまった。Bの左手は俺の太ももを撫でている。もうワケが分からない。竿の施術は全く痛くなく、快感が圧勝してしまっている。Bがティッシュで手の平を拭くのが見えた。俺の我慢汁だ。
裏筋へのワックス塗布は続く。ふと二人の表情を見ると完全にニヤけている。亀頭を握る手の平に少しだけ回転運動が加わったような。ワックスを剥がされツルツルになった裏筋を軽く撫でられる。
次は竿の表側だ。反り返ったちんこを下向きにしなければならない。最初と同じように亀頭部分を残し竿を握る。久しぶり顔を出した亀頭は我慢汁で光っていた。竿の施術はあっという間に終わってしまった。射精は出来なかったが、この種の興奮は初めて味わったかもしれない。まだちんこが脈打っている。
と、油断していた俺に突如快感が襲ってきた。脱毛痕をケアするためのクリームを金玉に塗っている。4本の手で丁寧に塗り込んでいく。金玉、内股と来てからへその下から竿の付け根まで。急な襲撃にドキドキしてきた。
竿は・・・竿はどうなる?へそに貼り付いていたちんこが持ち上げられ、竿にもクリームが塗られていく。亀頭には触れず、上から下への一方通行だ。あくまで施術中ですよと言わんばかりに。
するとBの手がかすかに上下運動するのを感じた。そして、手はゆっくりと上昇していき亀頭を包んだかと思うとまた下降していく。女性二人は俺の反応を見て遊んでいるのだろうか、俺は困惑している。困惑しているがこの非日常的空間で二人の綺麗な女性に亀頭をいじられ興奮している。射精しそうだ、射精してよいのか。
Bは親指と人差し指で輪っかを作りカリ周辺にゆっくりクリームを塗りこんでいる。我慢汁がカリまで達しBの指に絡まっている。これでも施術だと言うのか。すると玉や内股をケアしていたAが指先で俺の亀頭をツルンっとなぞった。
射精しそうだ。ここまでされたら射精しても良いだろう。イキそうだと言うべきか、いや、言うと彼女らは手を止めるかもしれない。黙って射精しよう。そう、これは誤爆だ。
ビューッと音がしたんじゃないかと思うくらいの勢いで精子が飛んだ。真上を向いていた亀頭から垂直に放たれた精子は女の子目線まで達し二人の手に降り注いだ。Bは驚いて手を離した。恍惚の余韻で送り出される精子は俺のへそ周辺に飛び散った。
二人は笑いを堪えながら精子を拭いてくれた。これは互いの想いが通じた結果だったんじゃないか。黙って射精を促し黙って射精する。あくまで施術中に誤爆してしまったという結果に導くために。
「済みません」という俺に、「大丈夫ですよ、気にしないで」という二人。この最後のやりとりが感慨深かった。