美人であざとかわいい女上司に、翻弄されています

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※登場人物は全員仮名です。

僕は「東雲流唯(しののめるい)」

今年の春、地元のIT企業に新卒採用された新人です。

外見は身長160センチの痩せ型。

顔立ちは女性っぽくて、昔はコンプレックスでしたが今は慣れました。

特に目立つタイプでもなく、パソコンを趣味にしていたインドア派です。

その為か性格は内気で、人付き合いも下手で友達も居ません。

それでも、学生時代に2人の女性と付き合ったのですが……1年後位にフラれています。

理由は「男らしくない。頼り甲斐がない」

自分の性格上、”年上のお姉さんにグイグイ引っ張ってもらう”のが良いと分かっていて、最初は相手もそれで良かったのですが……時が経つと、やはり「男らしくない」というのが引っかかってくるようです。

それなりに努力はしたつもりですが、無理するのに疲れたり、ボロが出たりしていました。

そんな暗い話はここまでにして、就活中の出来事です。

パソコンはずっと触ってきた為、それを活かせる仕事に就きたいと思って参加した企業説明会。

僕が住む県内はコロナ感染者が少なく、感染対策しながら普通に説明会等はありました。

そこに来ていた1人の女性に、僕は心を奪われました。

マスクをしてはいますが、TBSアナウンサーの古谷有美さんに似た「かわいらしくて、色気がある」顔立ち。

髪型もデコ出しで、後ろで無造作に纏めたお団子ヘアー。

声は五等分の花嫁の時の、花澤香菜さんに雰囲気が似ています。

背が高くて、スポーツ経験者なのか肩幅が広く……ジャケットに無理矢理収めた、ブラウスのボタンを飛ばす勢いのたわわな巨乳。

時折後ろを向いた時には、大きいのにキュッと上がってるのが分かるお尻。

タイトスカートから伸びる肉付きの良い太腿と、スラリとした脚。

発する言葉と見た目に威圧感がありますが、威風堂々とした立ち居振る舞いに……僕は夢中になってしまいました。

「凄い……こんな漫画やアニメキャラみたいな人が実在するんだ!」

オタク気質の僕は、そんな理由から「この会社で働きたい!彼女の部下になりたい!」と思って、面接を受けました。

結果、採用という形になり……配属された部署で働き始めてから1ヶ月以上経った5月後半。

「流唯君!またここの数字間違えてる!何度言わせるの!」

「すみません……すぐにやり直します……」

「ちゃんと確認してから提出しなさい!」

僕に怒号を飛ばすのは、僕が心を奪われた女性。

「有栖川紗雪(ありすがわさゆき)さん」

年齢は35歳の未婚で、部署のリーダーです。

仕事に厳しく、滅多に人を褒めない事で有名で……今まで何人もが異動願を出しているとか。

後から聞いた噂では「彼女が説明会に行くと、下心剥き出しの輩が多く面接に来るが……そういうのに限ってすぐに異動願を出したり、辞めたりする」との事。

先輩達は慣れているのか、特に気にしている様子も無いですし……紗雪さんの怒り方は理不尽ではない為に、パワハラで訴えも起こせないのだとか。

年代的に「温室育ちの甘いお坊ちゃん」と言われる事もある僕ですが、彼女を恨んだり、ガッカリする事もありません。

「早く仕事を覚えて認められる」

これをモチベーションにしています。

定時になると、先輩達はそそくさと帰ります。

コロナ禍になる前は、紗雪さんの「飲みに行ける人居る?」の一言が部署をザワザワさせていたらしいですが……ご時世でそれが無くなって、ホッとしているらしいです。

「色々不便だけど、酒の席まで一緒になる事がなくなって良かった」

「定時過ぎたら放っておいてほしい」

男性も女性も、キャバ通いや合コンに夢中だったそうなので。

「紗雪さんと飲みに行きたかったなぁ……お酒は無理でも、ご飯なら大丈夫だろうけど……」

“もっと早くに生まれていれば、紗雪さんと過ごす時間があったろうに”と、僕はガッカリしていました。

一人暮らしのアパートに帰ると、僕はまずパソコンを立ち上げてエロ動画でオナニーします。

説明会以降は「高身長、巨乳、巨尻、お姉さん、熟女」みたいな検索をするのが日課になりました。

つまらない人生がかなり潤ったので……高望みはしませんが、何かしら起きないかなぁと妄想したりします。

そして6月に入り、いつものように仕事をして……皆が定時で帰って行く中、僕はまだデスクに居ます。

「流唯君、帰らないの?」

遠くのデスクから、僕に話しかけてくれました。

「すみません……ちょっと確認したい事があるので……」

そう答えると、紗雪さんはヒールをカツカツ鳴らしながら近付いて来ます。

「どれ?何が不安なの?」

座る僕の横に立つ紗雪さん。

「ここなんですけど……」

見上げると、衣替えでブラウス1枚の紗雪さんの巨乳が目に飛び込んできます。

「えーっと……ふん………ふん………」

腰を落としてディスプレイに目線を合わせて、尚且つほぼ密着に近い位に接近してくれます。

(いい香りする……)

シャンプーや香水のような科学的な香りではなく、甘いフェロモンがフワッと香って……マスクを突き抜けて鼻腔をくすぐります。

「それでOKよ」

「ありがとうございます」

「確認するようになったのは偉いけど、早く出来るようになればもっと偉いわよ」

普段とは想像もつかない優しい口調に、僕は驚いてしまいました。

「何?その顔は」

「えっ!?……あっ……いや……」

「”このおばさん、偉いとか言うんだ”とでも言いたげね?」

「そ…そんな事………」

「”偉い”とは言ったけど、これって基本だからね?褒められたと勘違いしちゃ駄目よ?(笑)」

既に立ち上がってはいたので、見下されながら言われたのですが……キュンとしてしまいました。

「す…すみません………」

「じゃあ、パソコン切って帰りなさい。私も帰るから」

僕に背を向けて、はちきれんばかりにタイトスカートを張らすお尻を揺らして戻って行く紗雪さん。

「あっ…あのっ!」

「何?まだ何かあるの?」

呼び止めたのには理由があります。

「あの……僕、紗雪さんの事……”おばさん”だなんて思ってませんから!」

別に言わなくて良かったかもしれませんが、どうしても言いたい衝動に駆られました。

「フフッ……そんな事気にしてたの?」

少し呆れたかのように笑う紗雪さん。

「すみません……どうしても言いたくて……」

「ありがと。君の言葉、素直に受け取らせてもらうわね」

「ありがとうございます!」

マスク越しに微笑む紗雪さんは、とてもかわいらしくて……ますます惚れてしまいました。

「じゃあ、早く帰りなさい。君が出ないと私も帰れないんだから」

「あっ…すみません……お時間とらせてしまって……」

僕もいそいそと片付けて、フロアを出て行きました。

(紗雪さんが笑ってくれた!)

ただそれだけの事に、僕は舞い上がってしまいました。

帰りの電車の中でも、表情に出さないように頑張っていました。

今更になって青春を味わっているような気分で帰宅して、その日を終えました。

次の日からは、紗雪さんの笑顔を見たくて……あわよくば褒めてもらいたくて仕事に打ち込みました。

「慌てずに、かつ迅速に確認する事」

これを念頭に仕事をして、紗雪さんからの怒号はなくなりました。

それから1週間経った月曜日の定時過ぎ。

「流唯君。ちょっと来なさい」

突然呼ばれた僕は戸惑いました。

(何かミスがあったのかも……)

2人きりになったフロア内で、僕はビクビクしながら紗雪さんのデスクに向かいました。

「流唯君、最近ようやっと出来るようになったじゃない。偉いわね」

優しい口調と、マスク越しの微笑みに……僕はかなり嬉しくなりました。

「ありがとうございます!」

「フフッ、そんな力強く言う?」

「あっ…すみません……嬉しくて、つい……」

「そんなに嬉しいの?」

「もちろんです!紗雪さんに認めてもらえるのは、僕の目標でしたから!」

「君ってかわいいわね。ねぇ、この後時間ある?」

「この後ですか?」

「一緒にご飯食べない?もちろんご馳走してあげるわよ」

まさかの展開に、僕は飛び上がりたくなりました。

「はい!紗雪さんとのご飯なんて、夢のようです!」

あまりに嬉し過ぎて、キモい言葉が出てしまいました。

「大袈裟ねぇ(笑)」

「あっ…すみません……あまりに嬉しくて……」

「そんな事言われたの初めてよ。何だか私も嬉しくなっちゃったな♪」

(笑ってくれてる!かわいい!)

「ご飯食べるにはまだ早いわね。ちょっと一服していきましょ?」

「紗雪さん、タバコ吸うんですか?」

「まぁね。流唯君も吸うんでしょ?」

付き合っていた彼女の影響で、タバコを覚えました。

「加熱式ですけど」

「私と一緒ね。じゃあ、喫煙所行きましょ」

「はい!」

紗雪さんがタバコを吸うのは意外でしたが、ご飯の前にも一緒に過ごせる喜びが大きくて、驚きは薄れました。

喫煙所に向かって歩く際に、僕は後ろを歩きました。

黒いタイトスカートは、推定膝上20センチのミニスカで……大きくてキュッとしたお尻が主張していますし、真ん中にあるスリットからチラチラ見える太腿と、ストッキングを履いた美脚もたまりません。

(紗雪さん……お尻エッチだ……凄い揺れてる……太腿もチラチラして……)

しばらく眺めたかったのですが、突然止まって振り向かれました。

「流唯君、何で後ろ歩いてるの?」

「それは……紗雪さんは上司ですから……並んで歩くなんて……」

「本当に?私のお尻を見たかったからじゃなくて?(笑)」

「い…いえ!……そんなんじゃ……」

「そんなに否定しなくていいじゃない(笑)男の子なんだから、胸とかお尻とか見ちゃうでしょ」

見透かしたように笑う紗雪さんに、僕は縮こまってしまいました。

そんな僕に近付いてきて、目の前で立たれると威圧感が凄いです。

「フフフ♪一部が大っきくなったから、身体が縮んじゃったのかな?」

「い…いえ……それは、まだ……」

「まだ?(笑)じゃあ、あのまま眺めてたら危なかったわね。誰かに見られたら大変よ?だから並んで歩きなさい」

思わず「まだ」と口走ったのを捕まえられて、恥ずかしくなりました。

言われた通りに並んで歩くのですが……真横を見ると紗雪さんの大きくて、たわわな胸が目に入ります。

形的には、五等分の花嫁の一花を彷彿とさせます。

声も相まって、余計にそう思います。

(これはこれでマズイぞ……正面見ながら歩くしかないな)

「〜〜〜〜〜でね、〜〜〜〜が〜〜〜〜〜」

紗雪さんが何かを話していますが、横を見ないようにする一心で話が入ってきません。

「ねぇ、聞いてる?」

「あっ……すみません……考え事してて……」

正面を見たままで謝ったのがまずかったのか、急にピタッと止まって両肩を掴まれました。

「人に話をする時は、目を見て話しなさい」

推定20センチの身長差(ヒール含む)の為か、見上げると怒った顔と暴力的な胸。

ガタイも良いので、肩を掴む力も強いです。

「すみません………」

目を合わせづらくて俯くと、至近距離に胸がありました。

「今度は胸?注意されて反省したフリして見るなんて、エッチな子ね(笑)」

「いえ……そういうつもりじゃ……」

「じゃあ、何考えてたの?正直に答えて」

(どう答えるのが正解だ?正直に言う?ごまかす?……ごまかしは……思いつかない……)

紗雪さんをチラ見すると、「分かってるわよ?」と言いたげな目線だったので……答えは1つしかありません。

「あの……紗雪さんの胸を……見てはいけないと思いまして……正面向いてようと必死で……」

「何それ(笑)私の胸は”見たら石化する”のかな?」

「いえ……そうじゃなくて……」

「目を見て話すついでに見るのはいいわよ?ただ……」

そのまま口元を耳に近付けてきました。

「私の胸、大きいでしょ?見たらまた一部が石化しちゃうかもね(笑)」

(はぁぁぁ……紗雪さん……いい香り……囁きも……ゾクゾクするぅぅ……)

ASMR効果なのか、脳が痺れました。

「あ…あの………その………」

「さぁ、早く行きましょ?身体がタバコを欲しがってるから(笑)」

ニコッと笑って歩き出す紗雪さん。

(かわいいぃぃぃ!色っぽい!ヤバ過ぎる!頭がおかしくなりそうだ!)

一瞬の出来事に、様々な魅力を詰め込んだ紗雪さんの破壊力にクラクラしました。

何とか追いついて、さほど遠くないはずの喫煙所に”やっとの思いで着いた”気分です。

「タバコにはコーヒーよね。流唯君は何飲む?」

「あの……自分で買いますから……」

「そう?じゃあ、今は自分の分を買うわね」

紗雪さんはブラックコーヒーを買い、紙コップに注がれるのを待っていました。

「う〜ん……これって時間かかるわねぇ。挽き立てなのはいいけど……」

ブツブツ言いながら待っている間、僕はいけないと思いながらも後ろ姿を眺めていました。

(紗雪さん、本当身体大きいなぁ……バレー選手みたいだ……腕もムッチリしてるし)

その時、「もうすぐかな?」と呟いたら……お尻をグッと突き出しました。

(ちょっ!……何してんだ!?こんな無防備に突き出して……まだコーヒー出来ないだろ!)

いくら背が高いとはいえ、わざわざ突き出す必要は無いと思います。

(しかもパンティーラインめっちゃ浮かんでるし!タイトスカートなのに屈むから……スリットから……見えそう……)

中学時代はそれなりに見ましたが、ある程度すると女子もガードの為に見る事はなくなり……付き合った彼女も外ではガードしていました。

(これってわざと!?またからかうつもりなのかな……でも……)

大きなお尻にフルバックのラインが浮かび……スリットからパンツが見えそうで、目が離せません。

(目を逸らせない……見入っちゃうよ……こんなの見せつけられたら……)

見ていると、コーヒーが出来上がったようで取り出そうとした際……こちらをチラ見してきました。

「フフッ♪良かったわね。いっぱい見れて(笑)」

「紗雪さん…………」

「目は見れないのに、お尻はジーッと見れるのね(笑)」

ニヤニヤ笑いながら喫煙所に入っていきました。

(やっぱり分かってたんだ!何てあざといんだ!でも………逆らえないよな……目の前にあったら……)

理性が本能を超えた自分を恥じましたが……後悔はあまりしていません。

理性が勝って”見ない”という選択の方が、きっと後悔するでしょうから。

僕はカフェラテを買い、出来上がってから中に入りました。

分煙機をテーブル代わりに……というか、コーヒーだけではなく胸を乗せて一服している紗雪さん。

(アニメで見るやつ!)

最初に胸に目がいきましたが、タバコとコーヒーがあるのでマスクを外していました。

(35歳には見えない程にかわいい……)

ご時世の為に、素顔を見る時間が無いのがもったいない程に……かわいらしくて、色気が漂う素顔です。

「遅かったじゃない」

「カフェラテで時間かかったみたいで」

「ふ〜ん。ブラック買ってからミルク入れたら良かったんじゃない?」

「えっ?」

(ミルクなんて持ってないけどな……)

「私の胸とお尻で硬〜くしたモノから、いっぱいミルク出るでしょ?(笑)」

マスクを外した事により、いやらしい笑い方がモロに見えます。

「そんな事しませんよ……」

「そうよねぇ。ミルクっていうより、海鮮の匂いしちゃうもんね(笑)でも、残念だけど……」

分煙機に乗せた胸を、自分の人差し指でツンツンしています。

「私から母乳は出ないから(笑)入れてあげられないけどね?」

(めっちゃイジってくるなぁ!でも……嬉しい!)

もしかしてM気質があるのか?と思いました。

「ちゃんと買ったから大丈夫ですよ!」

「アハハッ♪ごめんごめん。かわいくって、つい……ね?」

胸を乗せている為か、腰を落としているので目線は僕の下です。

だからか、上目遣いで見つめられました。

(かわいいぃぃぃぃ!こんなんされたら許しちゃうって!ていうか……嫌じゃなかったけど)

「そういえば、紗雪さんのタバコ……フルーツ系なんですね」

匂いで気付きました。

「そうね。レギュラーは苦手だから、昔からメンソールとか甘い香りの海外タバコなの。”そんなのは邪道だ!”っていう意見もあるみたいだけど」

「好きなの吸えば良いじゃないですか。それに、紗雪さんに似合ってますよ」

「そう?”口うるさいおばさんが、フルーツ系でオンナ出してんじゃねーぞ”とか思わない?」

「思いませんよ!紗雪さんは厳しいですけど……かわいらしい人ですから……」

無表情で「ふぅ〜っ」と煙を吐いた紗雪さん。

「いきなり変な事言うから、ビックリするじゃない」

「どこがですか?いつもと同じですよ」

(全然表情変わってないし、ピクリともしなかったし)

「そう見える?よーく見たら、何か分かるかもよ?」

「いや……普通じゃないですか。紗雪さん、”かわいい”なんて言われ慣れてるはずですし」

「近付いて、よーく見てご覧なさい?」

(これは何が正解だ?拒否したら、またからかうんだろうな……)

その時ふいに「男のくせに」と言われた過去を思い出しました。

(よし!やってやるぞ!からかわれない為に、堂々と拝んでやる!)

変に意気込んで、僕は紗雪さんと目線を合わせて顔を近付けました。

「フフッ♪さて、分かるかなぁ?分かるまでジーッと見てくれていいよ?」

マスクが無い微笑みの破壊力に耐えて、僕は真正面から向き合いました。

(本当綺麗だなぁ……睫毛長いし……シワとかもなくて……エルフの血でも入ってるのか?って位に肌が若いし……小顔でシュッとして……唇も艶っぽくて……)

親戚が同じ35歳の女性なのですが、向こうは家事と子育てで疲れているのか「女っ気はとうに捨てた」と嘆いていました。

(それとは似ても似つかない……ずっと見ていたい……あぁ……引き寄せられる……)

タバコの匂いの奥に混じるフェロモンに引き寄せられて、ソーシャルディスタンスを無視するように顔を近付けると……紗雪さんは目を閉じました。

(えっ!?何これ!?しかも何か……若干アヒル口っぽくなって……)

そのままドギマギしていると、紗雪さんは自分の人差し指で唇をトントントンと突きました。

(まさかのアピール!?これって……”キスしてみなさい?”って感じか!?)

意図は分かりませんが……引力に逆らえずに引き寄せられて……そのままキスしようとしました。

その瞬間に僕の唇を人差し指で止めてきたので……ビックリしたら目を開けて笑っていました。

「フフッ、キスはダーメ(笑)”私の表情の変化を当てなさい”って話だったでしょ?」

「えっ……あぁ……そうですね………」

「鼻息がこそばゆくてバレバレだぞ?(笑)」

荒げないようにしていたつもりでしたが、隠しきれていなかったようです。

「あの……さっきのはどういう意味だったんですか?」

「さっきの?」

「唇をトントンしてましたし……」

「さぁ?(笑)少なくとも”キスしてごらん?”ではないけどね〜♪」

ケラケラ笑う表情に、「あざとかわいい!」と叫びたくなりました。

「お互いタバコが無駄になっちゃった。今度はちゃんと吸いましょ?」

紗雪さんの言葉に、僕も続いてタバコをセットして吸い始めました。

「意外と人来ないんですね」

僕達が居るのは、1階にある喫煙所なので他部署の人間も来るはずなのですが、誰1人入って来ません。

喫煙者はそれなりに多いと聞いていたのにです。

「私が居るからよ。私って嫌われ者だから」

「そんな………」

「私って厳しいじゃない?だから部署から何人も異動したり辞めたりしてるから、皆は私と関わりたくないのよね。でも、会社の役に立ってるのは自他共に認めてるけど」

噂に聞いた話を、本人が知ってるとは思いませんでした。

「だから流唯君も”すぐに音を上げる”なんて言われてたみたいだけど、続いてるわね」

「もちろんですよ。僕は……紗雪さんがきっかけでこの会社に入ったんですから」

紗雪さんは一瞬ピクッとしました。

「そうなの?」

「企業説明会で紗雪さんを見て……あの……心奪われて……”この人が居る会社に入りたい!”って思いまして……すみません……不純な動機で」

「そうなんだ〜。だから私がご飯誘ったら、あんなに喜んでくれたんだ」

「はい。コロナ禍になってから、誰も誘わなくなったらしいので……今日誘っていただいて、本当に嬉しいです!」

“心奪われた”と本音を漏らしたにも関わらず、嫌な顔一つしないで微笑んでくれる紗雪さん。

「上司として還元しなきゃと思ってたんだけどさ、誘っても誰も来ないから……誘うの辞めようかなっていう時に丁度コロナ禍とタイミングが重なったのよね。流唯君はかわいくて素直だから、来てくれるかな?って思ったのよ」

「はい!僕……”もっと早く生まれて、もっと早く入社出来ていたら紗雪さんと飲みに行けたのに!”って思っていましたから!」

「フフフ♪そんなに目をキラキラさせて喜んでくれるなら、誘った甲斐があるわね」

「すみません……熱弁しちゃいましたね……」

「いいのよ。いつものオドオドしてる時よりずっといいわ(笑)」

時計をチラ見した紗雪さんは、再びタバコをセットして吸い始めました。

「お店じゃ吸えないから、今の内よね。これ吸ったら行きましょ」

僕もタバコをセットして吸い……2人共終わりました。

「じゃあ行きましょうか」

紗雪さんと会社を出て、歩いて向かったのは近くの焼肉屋でした。

「適当に頼むけど……嫌いなお肉はある?」

「全部好きですよ。あっ…ご飯は欲しいですね」

「じゃあ、注文するわね」

紗雪さんがお肉やご飯やサラダ、ノンアルコールビールを注文してくれました。

「じゃあ、今日もお疲れさま」

「お疲れさまです」

乾杯して、2人で焼きながら食べ始めます。

「紗雪さん、焼肉屋とか来るんですね」

「普通に来るわよ。来ないように見える?」

「紗雪さんって、お洒落なフレンチとかイタリアンとか……ジャズがかかってるバーとかに行きそうなイメージなので」

「若いのにイメージが古くない?(笑)私ね……ずーっとバレーやってたの。だからこんな体型なのよね」

「(やっぱりスポーツ経験者だったんだ)こんなって……素敵じゃないですか」

「体育会系で生きてきたから、お洒落なお店よりもファミレスとか焼肉屋が落ち着くのよね(笑)部活帰りとか試合後とかによく来てたから」

「そうなんですね。意外でした」

「ずーっとスポーツやるつもりだったけど、大学の途中でケガして……引退したのね。だから就活は苦労したなぁ……役に立つスキルが無かったから」

「(ケガしたら終わる……スポーツの世界は大変だな)でも、今はIT企業のリーダーじゃないですか」

「何とか入った就職先で、お茶汲みコピー取りの雑用係のOLだったのよ。でもね、”このまま終わりたくない!”って燃え上がって、スキルアップの為に色々頑張って……この会社に転職したの。ガツガツ出世欲出しまくってたら、”厳しくて怖い、アマゾネス”になってたわけ(笑)」

「(アマゾネスか……言い得て妙だなぁ)のし上がったわけですね」

「フフフッ、こんな話したの初めてだから……何か恥ずかしくなっちゃった」

頬を赤らめる紗雪さん。

(かわいい!キュンとする!)

紗雪さんの過去話をきっかけに、あれやこれやと話し込んで2時間程経ちました。

「ふぅ〜……美味しかったです」

「フフッ♪流唯君が楽しそうにしてくれてるから、本気にしていいのよね?」

「何がですか?」

「私に誘われて夢のようって話」

「もちろんですよ。本当に嬉しくて、楽しい時間を過ごさせてもらいました」

「ありがとう。ねぇ、LINE交換しない?」

「えっ!?いいんですか!?」

まさかの言葉に、つい声を張り上げてしまいました。

「そんなに嬉しい?(笑)」

「もちろんです!」

「じゃあ、交換しましょ」

友達が居ない、彼女も居ない、親と連絡取る以外に使うしかないLINEを紗雪さんと出来るというのは……僕にとってはご褒美です。

「ありがとうございます!紗雪さんのアイコン、ワンちゃんなんですね。飼ってる子ですか?」

かわいらしいトイプードルでした。

「実家で飼ってる子よ。1人暮らしで飼うのが難しいから、今はぬいぐるみで我慢してるけど(笑)」

「ぬいぐるみとか、かわいいですね」

「本当にそう思ってる?(笑)」

「はい!紗雪さんは、かわいらしいお姉さんですから」

色々コミュニケーションを取ったせいか、スラスラと言えるようになっていました。

「フフッ♪ありがとう。これで色々お話出来るわね」

「本当にありがとうございます!」

「じゃあ、行きましょうか」

紗雪さんがカードでお会計をしてくれてそのまま駅に向かい、紗雪さんは駅のロータリーでタクシーに乗り、僕は電車に乗りました。

21時前の電車ですが、人が少ないので普通に座れました。

車内で早速LINEします。

『紗雪さん、今日はごちそうさまでした。色々お話させていただいて、本当に楽しかったです』

『こちらこそありがとう。私も久しぶりに楽しかったわ。また誘うから、ダメな時は予め言ってね?』

社交辞令なのかもしれませんが、今日1日の様子だと希望が持てます。

『紗雪さんからのお誘い以上に大事な用事なんて、僕にはありません!』

『上司の誘いが大事なんて、若いのに時代に乗れてないのかな?(笑)でも、君がそう言ってくれるなら遠慮しないわよ?』

「キターーーーー!!」と叫びたい気持ちを抑えて、冷静に返信します。

『はい!ありがとうございます!』

少し間が空いて、紗雪さんから届いたLINEに衝撃を受けました。

『流唯君、タクシー運転手のおじさんが私をチラチラ見てくるのよ』

紗雪さんのからかいなのか、本気なのか分からず……返信に困りましたが、既読スルーは失礼なのでとりあえず返します。

『紗雪さんが魅力的過ぎるからですかね。でも、大丈夫なんですか?』

そのままトーク画面を開いていたら、返信が来ました。

『ミラー越しに目が合うと逸らすのよ。かわいそうだから……ボタン数個開けてサービスしちゃおっかな?どう思う?』

「なっ……」と一瞬声に出ましたが、他の乗客に気付かれてないようです。

(おいおいおい!紗雪さん、自分で何言ってるか分かってるのか!?あんな大きな胸でボタン外したら……谷間が………)

まずは紗雪さんが危険な目に遭う可能性を考えました。

『そんな事したら危ないですよ!やめた方がいいです!』

こういう時って1秒1秒が待ち遠しいというか、やたら長く感じます。

『でもね、すっごい情熱的な視線を感じちゃうのよね。だから見せてあげてもいいかな?って……外しちゃった(笑)』

僕には笑えませんでした。

『紗雪さん、ずっとやってたら危ないですよ!』

ドラマとかなら、今すぐ駆け出して助けに行ったりするのでしょうが……僕は電車の中ですし、紗雪さんのタクシーはどこに居るか分かりません。

『今、信号待ちで停まってるの。だからジーッと見られてる(笑)スカート上げて、こっちもサービスしちゃおっかな?』

更にエスカレートする紗雪さんの言葉に、居ても立っても居られず……連結部に移動してLINEの電話をかけました。

「クソッ!出ない………紗雪さん………」

確かに、僕も紗雪さんをエッチな目で見てしまっていたので……タクシー運転手と同じです。

ですが、「他人に見られるのは嫌だ!」と変な独占欲が働いてしまっていました。

そして、僕のアパートの最寄り駅に着き……もう一度LINEの電話をしました。

「もしもし、流唯君?」

今度は出てくれました。

「紗雪さん!大丈夫なんですか!?」

「あらあら、電車内で大声出したらダメじゃない」

「今降りたんですよ!そんな事より……」

「フフッ♪ねぇ、もしかして私がタクシー運転手さんに襲われたとか思ってる?」

クスクス笑いながら話す様子に、僕は違和感を覚えました。

「えっ……大丈夫……なんですか……」

「ウフフッ♪大丈夫よ。だって……最初から嘘だからね〜(笑)」

急に力が抜けて、膝から崩れました。

「見られてないし、もちろんサービスなんかしてないわよ(笑)流唯君がどんな反応するか、悪戯したくなっちゃっただけよ♪」

「紗雪さん…………」

「ごめんね。まさかそんなに本気になるなんて思ってなくて……やり過ぎちゃったかな?」

怒りはありませんでした。

「はぁぁ……良かったぁぁぁ……」

「1回目の電話の時には、着いたからお会計してたのよ。その時に、”やり過ぎたかも”って気付いたの」

「はぁ……安心しました……紗雪さんが無事で……」

「本当に?”僕は服の上からしか見てないのに!”って思ってたんじゃないのかなぁ?(笑)」

「ち…違いますよ!本当に心配で……」

「ウフフッ♪じゃあ、そういう事にしておいてあげる(笑)私はそんな簡単に身体を晒すような安い女じゃないから、安心しなさい」

「はい!分かりました!」

「じゃあ、また明日ね。おやすみなさい」

「はい、おやすみなさい」

とりあえず無事だったようなので、駅の駐輪場に停めてある自転車に乗ってアパートに帰りました。

色々あって疲れてしまい、すぐにお風呂を沸かしてから入って、その後は寝ました。

「あぁ……見逃し配信のアニメ見てないや……まぁ、明日でいっか………」

早く寝たおかげでぐっすり眠った僕は、朝6時半に起床。

朝食を準備しながらスマホの電源を入れると、LINEが来ていました。

「紗雪さん……あぁ、夜に送ってくれて……ん?エッッッッッッ!!」

文章と共に添付された写真に、朝から叫んでしまいました。

『流唯君、さっきは心配かけてごめんね。お詫びの印にすっぴん写真あげちゃう(笑)』

そこに写っていたのは、すっぴんらしい紗雪さんのかわいらしい顔。

その下は、左腕で巨乳の乳首を隠して、谷間を見せつけている自撮り写真でした。

メイクを落としても、全然変わらないかわいさと色気。

上目遣いっぽい、挑発するような誘うような目。

お風呂上がりなのか、髪を下ろして真ん中で分けているいつもと違う髪型。

何より形が良くて丸いお椀型の大きな胸と、見事な谷間。

「AVのパッケージみたい……」

呟いた僕は、すぐさま返信しました。

『紗雪さん、おはようございます。今写真拝見しました。とてもセクシー過ぎて……昨夜見てたら眠れなくなってましたよ』

朝はサクッとラピュタパンですませる僕は、目玉焼きとベーコンを焼いていたらスマホが鳴りました。

『流唯君、おはよう。私のすっぴんがセクシー過ぎて眠れなくなるかもなんて、おかしな子ね(笑)』

(いやいやいや……そっちじゃなくて……)

わざとと分かっていても、振り回されるしかありません。

『すっぴんも確かにかわいらしくて、色気が溢れ出てますけど……首から下の話ですよ』

またしばらくしたらスマホが鳴ります。

『大事な部分は隠してるじゃない(笑)どうせ見慣れてるでしょ?今時はスマホやネットで何でも出来ちゃうんだから』

(確かにそうなんだけども……紗雪さんは身近な人だからなぁ……)

大人のお姉さんの余裕が溢れ出るLINEに、僕は正直に返信しました。

『紗雪さんの写真だから、余計に驚いたんですよ!上司のセクシー写真なんて普通見れませんよ』

それに対しての返信は、意外過ぎるものでした。

『流唯君、朝ごはん食べてたら写真送ってみて?』

急な話の切り替え方に戸惑いながら、写真を撮って送りました。

『ベーコンエッグ、パン、野菜ジュースかな?明日から鶏肉を追加した方がいいわよ?』

『鶏肉?何でですか?』

食べている最中に返信が来ました。

『私の写真でシコシコしちゃったら、タンパク質を失うでしょ?(笑)鶏肉で摂取しないとね』

文章と共に、クスクス笑うキャラクターのスタンプが来ました。

(ほんっとあざといなぁ!)

『じゃあ、明日からサラダチキンも追加しますよ。これで紗雪さんから、凄い写真が来ても平気ですよ!』

何となく意地になっていました。

『そう?じゃあ、今夜はレバー食べた方がいいかもね』

「鶏肉の次はレバー?何の意味があるんだ」

からかいの策略に乗っていると分かりつつも、期待してしまっている自分が居ます。

『レバーはどんな効果があるんですか?』

食べ終わって歯を磨いていると、返信が来ました。

『あれ位で興奮しちゃうお子様だもん。もっと凄いの送ったら、鼻血出しちゃうでしょ(笑)だから、レバーで血液を作っておくといいわよ?』

見下すように、ニヤニヤ笑うキャラクターのスタンプと共に来ました。

(ほんっっと意地悪!バカにして!)

ですが、相手は紗雪さんなので……こんな会話が出来る事自体がご褒美です。

「はぁぁぁ……やられっぱなし……やっぱり年上のお姉さんにはいつまでも勝てない」

ですが……ちょっと反撃に出る事にしました。

『今の言い方だと、凄い写真送ってくれるって捉えて良いんですよね?僕は鶏肉とレバーで身体つくっておきますよ!』

『”ヌード写真”とか言って、”赤ちゃんの頃の写真でした〜”なんていうパターンはいりませんからね(笑)』

どうくるか分かりませんが、ネットニュースの釣り記事みたいな手は封じました。

返事が来ないので「怒ったかな?」と不安になりました。

早起きしたので時間がある為、冷蔵庫にあった缶コーヒーをお供に一服していました。

その時、スマホが鳴りました。

『今着替え中』

この文章と共に来たのは、1枚の自撮り写真。

「ちょっ!………ゲホッ……ゲホッ……」

大きな鏡に写る紗雪さん。

上半身はピンクのブラウスを着ていますが、お尻を鏡に向けて撮っています。

そのお尻は、黒いTバックを履いていて……。

(紗雪さん!お尻見えてる!じゃなくて、見せつけてる!)

真っ直ぐは無理らしく、全体像は見えませんが……大きくてキュッと上がった美巨尻でした。

「すっっっご!!プリッとしてる!何かのコンテストに出てそう!」

まさかの写真に股間が膨らみました。

しかし……オナニーする時間は無く、どうしようも無いまま家を出ました。

(駅に着いたら返信しよう……)

自転車で最寄り駅に行き、ホームに着いたらスマホを確認しました。

「紗雪さんからLINE来てる……」

開いてみると『スカートを履こうとしてた写真どうだった?』

『あれ〜?既読ついたのに返事ないなぁ。もしかして、昨日の写真と合わせてシコシコしちゃってるのかなぁ?(笑)』

予想通りの返事が来ていました。

『返信に困っていたら、駅に行く時間になったんで今来ました。とんでもない写真でしたね!確かに股間が疼きましたよ(笑)』

思わず正直に返事をしました。

少ししたら、LINEが来ました。

『あらあら、お子様だから興奮しちゃった?(笑)ムラムラしたからって、女子高生に痴漢しちゃダメよ?(笑)』

確かに周りには、これから学校へ行くだろう女子高生が多数居ます。

『そんな事しませんよ!(笑)それに、紗雪さんの魅力に比べたら、彼女達はお子様です!』

そうこうしている内に電車が来たので、スマホをしまって乗りました。

それなりに混雑するので、下手に動くと冤罪になるのでジッとしています。

ポケットの中で、数回バイブが鳴ったので……多分紗雪さんからでしょう。

会社の最寄駅に着いたら、スマホを見ます。

『流唯君、股間の膨らみはバレてない?(笑)』

『当てちゃったら捕まっちゃうよ?』

『返事が無いって事は、ちゃんと我慢出来てるのね。偉い子ね』

妙な褒められ方だなと思いつつ、返信しました。

『今、会社の最寄駅に着きました。バレてないっていうか、勃ってませんからね(笑)』

歩いて会社に向かう途中、コンビニで昼食を買います。

大体の人は社食か、近くのお店でランチしたり、キッチンカーで買って食べるみたいですが、僕はコンビニでパンやおにぎりを買います。

コンビニを出て歩いていると、スマホが鳴りました。

「ん?紗雪さんから電話?……もしもし」

「流唯君、後ろ向いてみて」

言われた通りに振り向くと、紗雪さんが歩いて来ました。

ビジネス街を颯爽と歩く紗雪さんは、周りのサラリーマンやOLとは一味も二味も違うオーラを発していました。

今朝送られてきた写真の通り、ピンクのブラウスに黒いタイトスカートでした。

「おはよう。このまま一緒に行かない?」

「はい。喜んで!」

朝から色んなやり取りをした紗雪さんと出社するなんて、不思議な気分でした。

「流唯君、今日は早いのね」

「1本早い電車に乗りましたから」

「私ね、来たらまずは部署のフロアの喫煙所に行くの。流唯君も行かない?」

「もちろん行きます」

エレベーターで5階まで上がり、部署のフロアに入ったらバルコニー的なスペースに出ます。

1階程立派ではないですが、一応喫煙所があるのです。

来る途中で買ったコーヒーと共に、2人で一服します。

「流唯君、今朝は楽しかったわね」

「楽しいと思ってくれたなら、僕も嬉しいですよ」

「最初から2枚送ってあげれば良かったかな?シコシコするチャンスを逃しちゃったみたいだし(笑)」

「いやいや、写真は凄くセクシーでありがたかったですけど……写真で出来る程子供じゃないですからね(笑)」

軽く反撃に出ました。

「ふ〜ん、意外と大人なのね(笑)」

しばらく沈黙した後、タバコを吸い終わったら……紗雪さんがいきなりバックハグしてきました。

「えっ……紗雪さん?」

「ドキドキしてる?やっぱりお子様じゃない」

紗雪さんの巨乳が首や後頭部に当たり、細くて長い指を首に絡ませてきました。

「ちょっ……当たり前じゃないですか……こんな……」

「誰も来ないから見られないわよ。本当は……こういう事されたかったでしょ?」

密着してるので、フェロモンが鼻を直撃して……ムニュッとした感触も味わえて興奮します。

「あらあら、スーツがムクムクしてるじゃない。もしかして童貞君かな?」

「違いますけど……紗雪さんですから……興奮しちゃいますって……」

「ねぇ、普段私でオナニーしてるでしょ?どんな風にしてるか聞かせてみて?」

「し……してないですよ………紗雪さんでは……」

紗雪さんと被るタイプの動画でしてはいますが、紗雪さんを直接ネタにした事は無いです。

「じゃあさ、私としたい事はあるでしょ?それを話してみて?」

紗雪さんの手が、僕の勃起した股間をまさぐってきます。

「あぁっ……紗雪さん………」

「ほらほら、ちゃーんと答えてみなさい」

さすがは大人のお姉さんというべきか、とても艶かしい手つきで、どんどん勃起してしまいました。

経験人数は2人でどちらも年上でしたが、こんな事をされたのは初めてです。

「あっ……あの……紗雪さんの胸を……押し付けられたり……」

「へぇ〜、他には?」

「あぁっ……あっ……お尻で……踏まれたり……思いっきり……抱きしめられたり……んっ……あっ……あっ……」

答えている最中にも、遠慮無しに股間を触られるので時折変な声が漏れました。

紗雪さんの口元が耳に近付き、「フゥ〜ッ」と吐息をかけられました。

「あぁぁっ……」

「フフッ♪受け身ばっかりじゃない(笑)顔も中身も女の子みたいでいいのかな?」

「すみません……僕……やっぱり………」

男なら「押し倒したい」位言わなければならないのかもしれませんが、無理でした。

「でも、流唯君はそれでいいんじゃない?”されるがまま”で」

股間はもう、スーツから出たがっているように膨らんでいました。

それを見抜いたのか、紗雪さんの手がベルトを外してジッパーを下げてきました。

「ちょっ……紗雪さん……それは………」

「”それは”って何?あぁ、そういえば”おちんちんを触られたい”とは言われてなかったなぁ」

中のボクサーパンツが少し顔を出したら、紗雪さんは手を離しました。

「えっ……ちょっ……離しちゃうんですか……」

「本当は”手でシコシコしてあげよっかな”って思ったけど……流唯君は望んでないみたいだからね〜(笑)」

甘くてエッチな大人のフェロモンを撒き散らしながら、意地悪な口調で言ってきます。

「紗雪さん………お…お願いします………」

「えぇ?何をお願いしますなの?ハッキリ言ってもらわないと分からないなぁ〜?」

「手で……紗雪さんの手で……僕のチンポを……しごいてもらいたいです……お願い……します……」

股間はもう限界でした。

今すぐに解放されたくて、たまらない程に膨らんでいるのです。

「フフッ♪しょうがないなぁ〜。お姉さんが君の望みを叶えてあげよう」

紗雪さんの手が、スーツのズボンとボクサーパンツを下げて、僕のモノを露出しました。

「はぁ……はぁ……はぁ……紗雪さん……」

「あらあら……意外と大っきいのね♪こんなにビンビンにしちゃって♡」

綺麗で細い指を絡ませて、熱くなっているモノと冷たい指の温度差が心地良いです。

「あぁっ……気持ちいいです……紗雪さん……」

「あっつくて硬い……私に密着されてこんなにしちゃったの?何てエッチなのかしら(笑)」

5本の指でしっかりと掴んでくれて、そのままゆっくりと上下させてくれました。

(これが手コキ……凄い……こんなに気持ちいいんだ!)

初体験の手コキは、”心奪われた上司に会社の喫煙所で”という夢のような現実に舞い上がりました。

「フフフッ♪どう?気持ちいい?」

「気持ちいいです……最高です……紗雪さん……」

ゆっくりねっとりしたスローの手コキに、今まで味わった事の無い快感を覚えました。

「先っぽ真っ赤じゃない。そんなに興奮した?」

後ろから巨乳を、ムギュウゥゥゥッと押し付けてくれているので、その感触もたまりません。

「あぁぁ……紗雪さんの胸が……」

「気持ちいい?どんどん大っきくなってる♡」

「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」

「感じてるの?やらしい子ね(笑)そろそろ出ちゃうんじゃない?」

急に動きが早まって、更に気持ちよくなりました。

「あぁっ……紗雪さん……それは………」

「上司にシコシコされて気持ちいい?エッチな目で見てた上司にされて感じてるんでしょ?」

「はい……感じちゃいます………」

「フフフッ♪若い子のおちんちんって、見てるだけでも興奮しちゃうわね♡」

紗雪さんの身体を押し付けられて、フェロモンが鼻を直撃して、冷たくて柔らかい手が心地良くてイキそうになりました。

「紗雪さん……イッちゃいます……」

「もうイッちゃうの?(笑)まぁいいわ。そのままドピュッと出しちゃいなさい♡」

「あぁっ!イクッ……」

喫煙所のアスファルトに、僕の精子が飛びました。

「あらあら、いっぱい出たわねぇ♪」

「はぁ……はぁ……はぁ……」

「フフッ♪気持ちよかった?」

「はい……こんなの初めてです……」

「本当にシコシコしてなかったのね。こんなに出たんだから(笑)」

確かに出る時の勢いも、落ちている量も普段のオナニーとは桁違いでした。

「それは……紗雪さんにしていただいたから……」

「だからこんなにビックンビックンしてるの?おちんちん(笑)」

赤くなって脈打ったモノは「まだまだ足りない」と言わんばかりに上下していました。

「でもダメよ。これから仕事だからね?だからしまっちゃいなさい」

紗雪さんはずっと僕の後ろで、身体を押し付けてくれています。

モノをズボンに収めたら、アスファルトに垂らした精子を見て冷静になりました。

「あぁ……どうやってごまかそう……」

「簡単よ。この消火用の水かければいいじゃない」

紗雪さんは喫煙所内にあるペットボトルの水をかけます。

「ごまかせて……ますかね?」

「地面に吸収されるのを待てばいいわよ(笑)」

さっきまでの空気はどこへやら、紗雪さんは何事もなかったかのようにタバコを吸い始めました。

僕も落ち着きたくて、一緒に吸います。

「流唯君、本当にされるがままでいいの?」

「えっ?」

「私と君は一回り以上離れてるんだよ?普通ならさ、流唯君が私を襲ってきて……私が”ダメ!私、おばさんなのよ!?”とかって言ったりするじゃない?(笑)」

「僕は紗雪さんを、おばさんとは思いませんよ。でも……やっぱり情けないですよね……受け身ばっかりなんて……」

俯く僕に近付いて、優しく肩に触れてくれたので見上げると、笑っていました。

「私は流唯君は今のままでいいと思うよ。私って体育会系で生きてきたから、結構気が強いのよね(笑)だから……襲われるより、襲う方がいいかな♡」

「紗雪さん………」

救われたような気分で居たら、身体を屈めて耳元に口を近付けてくれました。

「でも………だからといって、期待はしないでね?フフフッ♪」

梯子を外されたような、肩透かしを喰らったような気分になる僕。

「さぁ、朝礼を始めなきゃいけないから行きましょ」

振り返ると、タイトスカートに包まれたお尻を揺らして歩く紗雪さん。

(ほんっっと……勝てない……でも、いいんだ。紗雪さんには……勝てない位がいいんだから)

急いで僕もフロアに戻り、いつも通りに仕事を始めました。

昼休み。

フロアから人が居なくなり、僕は紗雪さんに手コキしてもらった喫煙所があるバルコニーで昼食。

ベンチに座って1人で昼食を食べて、時間になるまでスマホで漫画を読んだりしながらタバコを吸うのが昼休憩のスタイルです。

コンビニで買った昼食を食べ終わり、喫煙所内で飲み物片手にタバコを吸っていました。

すると、ガチャッとドアが開きます。

「流唯君、昼休みはここに居るんだ」

「紗雪さん……珍しいですね」

いつも昼休憩時は僕1人なのです。

「1人の時間を邪魔しちゃったかな?(笑)」

「そ、そんな事ないですよ」

スマホを慌ててポケットにしまうと、紗雪さんはタバコを一回吸ったら僕の左隣に来ました。

「フフッ♪何か見られたらマズいのかな?」

「違いますよ……紗雪さんは上司ですから……上司の前では使えませんよ」

「本当かな?エッチな動画探してたんじゃないの?(笑)」

「昼休みにそんな事しませんよ(笑)」

「そういう事にしといてあげる(笑)」

密着してくるので、ムチッとした二の腕がブラウスとワイシャツのバリアをいとも簡単に崩し、肉感的な感触を味わいます。

(太いけど……柔らかいなぁ……こんな腕で抱き締められたら……たまらなく気持ちいいだろうな)

“抱き心地良さそう”ではなく、”抱かれたい”と思う辺りが「男らしくない」と言われる原因でしょう。

喫煙所内にある高いテーブルに胸を乗せた紗雪さんは、僕をチラチラ見てきます。

「ねぇ、私の腕に触れてどう思った?」

イジる気満々の笑みを浮かべています。

「柔らかくて、気持ちいいなって思いました」

「あら、素直じゃない。”当たってました?”とか言うかと思いきや(笑)」

「隠し事はしませんよ(笑)」

「この腕に抱かれたいんだもんね(笑)」

笑った紗雪さんはタバコを灰皿に置いたら、僕の耳元で囁いてきます。

「ねぇ、また気持ちよくなりたい?」

囁きでゾクゾクした僕を、笑顔で見てきます。

「気持ちよくなりたい?」

「あ……あの………」

「”なりたくないと言ったら嘘になる”とか、まどろっこしいのはいらないからね」

「な…なりたいです………」

ごまかすつもりは無かったのですが、もちろん「はい」なので答えました。

「素直ね。じゃあ……あそこの非常階段に行きましょ?隣のビルとかから見えないから」

喫煙所を出たら2人で階段に行きます。

アスファルト製の階段で、このビル全体を行き来出来るようになっていて、柵というかアスファルト製の壁になっているので死角になります。

「流唯君、そこに座って」

言われた通りに、階段に座る僕。

「脚開いてみて?」

閉じていた脚を開くと、紗雪さんの目線は僕の股間をジーッと見ています。

「何もしてないから勃ってないね(笑)”気持ちよくなりたい”って言ってたくせに……贅沢なんだから。フフフッ」

見下す笑い方にも、胸がキュンとなった僕。

「流唯君、ちょーっとだけ願望叶えてあげよっか?」

「ちょっと……?」

自分の胸を指でツンツンと突きながら「私の胸、生で見せてあげちゃおっかな♪」と言ってきました。

「ほ、本当ですか?」

「あらあら、目キラキラさせちゃって♪」

紗雪さんはボタンを外していき、3つ位外したらブラウスを広げました。

「フゥ〜……涼しい(笑)」

目の前には、丸くて綺麗な形の大きな胸に走る谷間。

チラチラ見える黒いブラからはみ出す、とても綺麗な肌でした。

「紗雪さん………綺麗…………」

「送った写真より、露出は少ないよ?」

「生って……やっぱり迫力が違います……」

「流唯君、顔と手……動かしちゃダメよ?」

言われた瞬間に両側から頭を掴まれて、そのままジワジワと胸を近付けてくれました。

(はぁぁぁ……すっっごい………見た事ない位大っきい胸が……あぁぁぁ……フェロモンもヤバすぎるぅぅぅ!!)

動けない分、深く息を吸い込みました。

「フフッ♪匂い嗅いでるの?」

「紗雪さんの匂いが」

「”35歳のおばさんだから加齢臭がする”って?(笑)」

食い気味で被せられました。

「い、いえ!そんな事言ってません…」

「じゃあ、どんな匂いする?」

「甘くて……濃くて……ウットリするような……」

“甘酸っぱい”とか”爽やか”とかではなく、上手く言えませんが濃厚な匂いがします。

「大人のオンナだからかな?お子様にはキツいかしら」

「そんな事ないです……」

近過ぎて見えない位に、紗雪さんの胸は至近距離にありました。

「そろそろ我慢できないよね。どうやって気持ちよくなりたい?また手?それとも……」

マスクを外して、口を開けたら舌をペロッと出しました。

「私の口で……気持ちよくしてあげよっか?」

(何がどうなってこうなった!?凄く最高なシチュエーションだけども!!)

今更ながら頭が混乱して、どう答えていいか分からなくなっていると……股間をまさぐられました。

「頭は混乱してても、おちんちんは気持ちよくなりたがってるみたいね(笑)じゃあ、お口でしてあげちゃおっかな♪」

全てを見透かす紗雪さんには、何をしても無駄なようです。

「あ……あの………」

「流唯君、時間は限られてるの。だから……君の質問には後で答えてあげる」

全く無駄が無い動きで、僕のモノを露出させた紗雪さん。

数歩下がってからしゃがみ、目線を僕のモノに合わせてくれます。

「スーッ………フフッ♪精子の匂い(笑)」

裏筋に鼻をくっ付けて嗅がれる……これもまた初体験です。

「あぁっ……紗雪さん………」

「まさか、これだけでイッちゃわないよね?(笑)すっごいビクビクしてるけど」

「多分……大丈夫です………」

「朝出してるから大丈夫かな?(笑)でも……これならどうかな」

裏筋の敏感な部分を、「ペロッ」と舐めてくれました。

「あぁっ!……」

「シーッ。あんまり大っきな声出さないの」

「す…すみません………」

朝のように、細い指でギュッと握ってくれたら……亀頭や裏筋にキスしてくれます。

「チュッ…チュッ…チュッ…チュパッ……チュパッ……」

「紗雪さん……気持ちいいです……」

「フフッ♪昨日キスしようとした唇……おちんちんに奪われちゃって残念ね(笑)」

「紗雪さん…………」

「”時間は限られてる”って言った私が焦らしちゃダメね。じゃあ……いただきます♡」

急かしたつもりはないのですが、紗雪さんは口を開けて、いきなり限界まで咥えてくれました。

「あぁ……紗雪さん………あったかい………」

心奪われた上司が、昼休みに外でフェラしてくれている……夢のような現実です。

ジュポッジュポッ…ジュポッ…ジュポッジュポッ。

「んっ………んっ………んっ………んっ……」

顔を上下させて、時折僕をいやらしい目で見てくれます。

「あぁ……はぁ……はぁ……はぁ…紗雪さん……」

「んっ……んっ…んっ……美味しい♡……んっ……んっ……んっ……んはぁっ……んっ……」

一旦口を離したら亀頭を丸呑みして、舌で形を確かめるように舐め回してくれます。

ジュポッ…ジュポッ…ジュルルルルッ。

「あぁぁぁ……気持ちいいです……たまりません……あぁっ……」

「チュパッ……フフフ♪凄い感じちゃってるね」

(何なんだこれは!?めっちゃ気持ちいい!!溶けてなくなりそうだ!!)

高級な肉や魚等を食べた人が「今まで食べてたのは何だったのか」と例えるように「今までのフェラは何だったんだ!」と、叫びたい気持ちでした。

チュプゥッ…ジュプッ…ジュプッ…ジュルッ。

おまけに、指をいやらしく絡ませて陰茎を上下させてくれるのも、気持ちよすぎます。

ジュルルルッ…ジュルッ……ジュルルルッ。

「あぁぁ……紗雪さん……イキそうです……」

「イキそう?いいよ」

口をアーンと開けたら「いっぱいお口に出していいからね♡」と言ってくれました。

ジュブゥゥゥゥゥッ…チュプゥッ…ジュルルッ。

「あぁっ!イクッ………」

ドピュッと発射された精子に、紗雪さんの顔が一瞬悶えました。

「んっ…んっ…んっ………はぁぁ………」

「紗雪さん………飲んでくれたんですか?」

「フフッ♪若い子の精子って美味しいのね。くせになっちゃいそうだなぁ」

あまりの出来事と、妖艶な微笑みにゾクゾクしてしまった僕。

左腕のスマートウォッチを見た紗雪さんは、僕のモノをスーツの中に収めてくれました。

「そろそろ時間になるから、早く戻りましょ」

また何事も無かったかのような振る舞いに、僕はテンションがついていけません。

立ち去る紗雪さんを追い、僕もフロアに戻りました。

午後の仕事開始後、僕はドキドキしながらも仕事は集中出来たので怒られる事は無かったです。

もうすぐ定時のチャイムが鳴る頃、皆は帰る準備を始めていました。

(朝は手コキ……昼はフェラ……この流れは……今夜エッチ出来ちゃったりするーーー!?)

都合の良い展開を期待していたらチャイムが鳴り、皆が出て行きました。

(紗雪さんはまだ居る……これは………お誘いしてもらえるかも!!)

ところが、僕は世の中を……何より紗雪さんを甘く見過ぎていたようです。

立ち上がった紗雪さんは、荷物を持って僕のデスクまで来てくれました。

「流唯君、私……」

「はい………」

「この後デートだから、今日は帰るわ。お疲れさま」

そのまま立ち去り、フロアを出て行きました。

何かが崩れ去った僕は、少しフラフラしながら退社しました。

(デートかぁ………そうだよなぁ……あれだけ魅力的な人だもの。きっと、東京カレンダーみたいなデートをセッティングする男が居るんだろうなぁ……)

電車に乗って帰り、家の最寄り駅から自転車でスーパーに行き、食材とビールを買って行きました。

半ばヤケになりながら自炊して、見逃し配信のアニメを見ながらずっとビールを飲んでいました。

(はぁ……紗雪さん………連絡先を交換出来て……手コキもフェラもしてくれて……胸も少し見せてくれたのに………)

憂鬱な気分を晴らそうとしますが、中々晴れてくれません。

(まぁ……そうだよな……特別扱いされてるなんて考えていたのが……そもそもの間違いだったんだ)

時間は夜の9時頃、突然スマホにビデオ通話で着信が来ました。

「さ、紗雪さん!?……もしもし」

「流唯君、お疲れさま」

「お、お疲れさまです……」

「あら?何か元気ないじゃない。もしかしてタイミング悪かったかな?」

「いえ……そんな事ありませんよ……」

(何でビデオ通話?しかも紗雪さん……風呂上がりっぽいな……もしかしてホテルか……)

「フフッ♪顔赤いよ?もしかしてヤケ酒でもしてたんじゃない?」

「な…何でそれを………」

「あら、カマかけただけだったのに(笑)」

「さすがですね………」

紗雪さんは少し顔が蒸気していて、首から下はラフな白いTシャツを着ているのが分かりました。

どうやらスマホをスタンドか何かに立てかけているようで、大きな胸の膨らみも分かります。

「流唯君、ヤケ酒の原因は……私がデートって言ったからじゃない?」

「えっ!?……いえ……違いますよ………」

「本当かなぁ?”朝も昼もヌイてくれたのに、さっさと帰るなんて!!”とか思ったんじゃないかなぁ?」

「紗雪さんって……何かの能力者ですかね……」

「年の功ってやつよ(笑)ちなみにネタバラシするとね……デートはウソ(笑)」

ニヤニヤ笑いながら答えてくれました。

「えっ!?そうなんですか!?」

「本当は実家の両親と約束してたのよ。3人で食事して帰って来ただけだから」

「そ…そうだったんですか………」

「私、付き合ってる人居ないし。居たら君にあんな事しちゃってないもん(笑)」

「紗雪さん………」

「フフッ♪安心した?」

「はい………そんな立場じゃないのに……ホッとしてしまいましたよ……」

「流唯君、素直でかわいい♡」

優しい微笑みにドキッとした僕に、紗雪さんは更に続けてくれました。

「ヤケ酒させちゃったお詫びに………今日見せられなかった部分、見せてあげよっか?」

「えっ……どういう事ですか?」

紗雪さんはそのままTシャツを捲っていき、下乳が画面に映りました。

「流唯君、下乳見えてる?某有名ブランドのポスターみたいでしょ(笑)」

丸くて柔らかそうな下乳が見えています。

「紗雪さん……バッチリ見えてます……とっても綺麗で………」

すると、自分の右の指で下乳を突きだした紗雪さん。

「ほらぁ、柔らかいでしょ?」

弾力性抜群なのが、画面越しにも分かります。

「紗雪さん……凄いです……エッチですね……」

「興奮してきた?(笑)じゃあ……もっと捲ろうか?」

片乳を画面に近付けてきて、ゆっくり焦らすように捲っていきます。

(キターーーーー!!これ乳首見えちゃうでしょ!!紗雪さんの乳首……ハァ…ハァ…ハァ…)

ゆっくりと肌色が増えていく様子を、瞬き厳禁で凝視していたら……いきなり画面が真っ白になりました。

「はい、これ以上はダメ〜(笑)」

画面から離れた紗雪さんは、普通にシャツを着て笑っていました。

「ちょっ!……紗雪さん………」

「ウフフッ♪おちんちんはガッチガチかな?(笑)残念だけど、まだ見せてあ〜げない(笑)」

スマホの画面越しなので、どうする事も出来ない歯痒さが残ります。

「まぁ、いつかは見せてあげてもいいかな?流唯君にならね」

かわいらしい微笑みに、僕は許すしかありません。

「期待してます………」

「フフッ♪今日疲れちゃったんだけど、流唯君と話してたら楽しくなったから、ありがとうね♡ぐっすり眠れそうだわ」

「僕は眠れそうにないですけどね……」

「エッチな動画でシコシコしたらいいんじゃない?流唯君は大人だから、私の写真じゃ精子出ないんだもんね〜(笑)」

(この人は………ほんっっっとにあざとい!でも、かわいすぎるから憎めない!)

「頑張って寝ます……」

「あぁ、今日は鶏肉食べたかしら?タンパク質摂取しないとね」

「はい……蒸し鶏食べました……」

「偉いじゃない。ちゃんと私の言う事聞いたのね(笑)じゃあ、また明日からよろしくね」

「はい……おやすみなさい……」

「おやすみなさい………チュッ♪」

かわいらしい笑顔で、唇を尖らせて……その瞬間に切られました。

(最後の最後にエアーでキスなんて……かわいいが過ぎるだろ!!)

その後は悶々とした気持ちを鎮める為に、動画を探して3発程オナニーしました。

(はぁぁ……紗雪さん………これからも……また話してくれるかなぁ……今以上の関係に……なれるのだろうか……)

僕の心を奪った女上司は、あざとかわいい人でした。

この先も翻弄されたいという思いが、僕の生きる糧になったのでした。

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