野郎だらけのAV鑑賞会から半年後
O崎と気まずくなった俺は同じクラスのSとよく遊んでいた
Sの家は当時珍しい定額制のインターネットが引いてあり
しかも家族が不在がち
ネットが家にない俺からすれば恰好の遊び場だった
そんなある日
S「俺君はAVみたことある?」
俺「あるよ。O崎のとこで。ほら顔射事件ってちょっと話題になったじゃん」
S「顔射って?」
この頃Sは全くと言っていいほどエロ知識がなく
夢精をしたらやばい病気に感染したと勘違いして学校を休む位だった
なので
俺「お前の兄貴の部屋の引き出しにテープが入っていたらそれもってきな。たぶんAVだから」
Sは直ぐに行動して、暫くするとラベルのないテープを持ってきた
デッキに入れて再生ボタンを押すと大音量で喘ぎ声が流れ、テープは当たりだった
確か女子◯生ものだったと思う
でも当時の女子◯生ものって言っても、結構歳いった女優に制服着せてるもんだからお世辞でも見れたもんじゃなかった
それでもSは食い入るように見ていた
それからSは新しいものを見つけるたびに教えてくれるもんだから
二人での鑑賞会とエロサイト鑑賞を頻繁に行なった
Sはエロ知識の増え方と比例するように地味で目立たなかったSが明るくなり
クラスのエロトークにも参加するようになったから
皆変貌ぶりに驚いていた
それから暫くすると鑑賞会がきっかけでSが変わったことが知られ
顔射事件以降エロの行き場を無くした仲間たちがSの家に押しかけて
鑑賞会はまたも大所帯
大所帯になると初めての人が多いと同じビデオを何度も見る羽目になり
ネットも順番待ちだったり色々面倒になった
そんなこんなで2学期の期末頃だったか、いつも休みがなく来れない強豪部活組が合流し
勉強会名目の鑑賞会が行われた
その時も俺は何度も見た内容だったので飽きていたが
それ以外の仲間は食い入る様に見ていた
暇を持て余していた俺はふと玄関チャイム鳴らしたらどうなんのかな?と思いつき
こっそり部屋を抜け出して、体半分を玄関の外に出しながら
Sの兄貴が帰ってきたときに押す、チャイム二連押しを真似して押してみた
すると仲間がいる部屋から
ガタっ、ガタガタガタ、ガラガラガラ、ガチャガチャ、バタバタ
色々慌てる音が聞こえたと思ったら
バァァァァァァァァン!!
物凄い音をたててドアが開き
顔面蒼白でテープを握り締めたSが猛スピードで廊下を駆け抜ける姿が見えた(笑)
爆笑しながら仲間のいる部屋に戻ると全員なぜか正座
だけど勃起してるのがもろバレ
テレビに流れてるのは偽装して流した超有名な銀河SF映画
あまりにシュールな絵に笑いが止まらなかった
だけど俺はこの後仲間の報復で殴られて鼻血を流した
今思えば懐かしく馬鹿みたいな思い出である
最後に後日談
今じゃ二児の父となったSだけど
一番最初に見た女子◯生もののテープを兄貴から貰って
今でも大事に取ってあるとのこと
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