僕は44歳の普通のサラリーマン。38歳の妻と中学1年の娘と小学4年の息子がいます。関西のとある街に住んでいます。
6歳年下の妻の美代子は女優の竹内結子に似た可愛らしいタイプ。身長も155cmと小柄で年齢より若く見えます。
妻は少し前からパートで働いてくれていました。僕の給料が安いこともありますが、子供達の塾代など何かとお金も必要だからということもありました。元々妻はある小さな会社の事務をしていたのですが、もっと長時間働いてもらわなければ困ると会社から言われ、その仕事を辞めざるを得ませんでした。その後妻が探して来た仕事がレストラン兼喫茶店のウェイトレスの仕事でした。
妻は元々接客のような仕事はしたくないと言っていたので僕も意外でした。しかし、専業主婦の長い妻にはなかなか希望の仕事は見つからなかったようで仕方なくといった感じでした。おまけにピンク色をベースにしたメイド服のような制服を着なければいけないらしく、それもかなり嫌がっていましたが、正直なところ、僕も妻になにか仕事をしてもらわないと困るので、すぐ慣れるよ、とかなんとか言って妻を後押ししたのを覚えています。そして、結局妻はその店でパートで働くことになりました。
妻が新たなパート先で働くようになってしばらく経つと週2回ほど夜のシフトで働かなければならないと言い出しました。夕方までの勤務時間だと店のシフトが回らないのでお願いされた、ということでしたが、僕は最初反対しました。夜のシフトと言っても午後10時までで決して遅くはなかったのですが、子供達のことも考えると夕食の時間には家にいてほしかったのです。しかし、断るとこの先続けられるかわからない、入っても週に2回ぐらいだからという妻の言葉に止むを得ず了解しました。
自分の妻の浮気に気がつくきっかけは人それぞれだと思います。僕にもきっかけと言えるかわかりませんが、振り返るとその時からどこかで可能性を想像させる出来事がありました。
ある時、僕は役所に行く用事があって会社を早めに切り上げました。家に帰っても妻はパート、子供達は学校です。リビングの片隅に四方をタオルで隠すように部屋干ししてある洗濯物を見つけました。最初は何も気になりませんでした。ふとある角度から見た時、タオルの中に吊るされてある洗濯物に目が止まりました。近づいて見てみると、それは下着でした。娘の物でないことは明らかです。黄緑と薄黄色、薄紫の淡い色のデザインでフリルに彩られた可愛らしいブラとショーツの上下セットでした。常に妻の下着をチェックしてるわけではありませんが、もう何年も妻が新しい下着を買ったことなんてありません。正確に言うと、その間妻が買ったであろう下着は実用的なシンプルなショーツがほとんどでブラトップなんかもそうです。このような「見せる」ことを意識したような下着は記憶がありませんでした。結婚した頃はこんな下着を着けてくれと僕からリクエストしたこともあります。でも妻は「もったいない」などと言ってあまり積極的ではありませんでした。子供が大きくなるにつれてセックスをすることも減り、もう何年も妻とはセックスレスでした。その妻が新しいこんな下着を…。僕は妻のタンスを物色しました。見覚えのある下着が並べてあります。しかし…。引き出しの底に隠すように、見たことのない下着が次から次へと出てきました。白いレースの透け透けの下着は身につけると陰毛が透けて見えそうです。Tバックの下着の中には股間のところが二本の紐になっている物もありました。ホルスタイン柄の着けたら乳首は隠せないんじゃないか?というデザインのブラもありました。
(美代、何のためにこんな下着を…)
自分の知らない妻の裏の姿を見てしまった気がして、僕の胸の中にザワザワとしたものが広がりました。でも、まだ僕は妻の美代子を信じていました。不安を確実にした出来事はその後に起こりました。
妻がレストランのパートを始めて4ケ月が過ぎた頃です。その日は雨で妻は夜シフトでした。帰宅しても妻は帰っておらず、僕は雨がひどくなってきたので塾に娘を迎えに行きました。娘を家に送り届けて時計を見ると午後9時半。僕は妻も迎えに行こうとふと思いつきました。車で妻の勤め先に向かいます。妻の働くレストランは電車で一駅のところにありました。
僕はレストランの駐車場に車を止め妻を待ちました。閉店の10時になり窓ガラス越しに見える店内にはもう客の姿は見えませんでした。妻は一向に出てくる気配がありません。時間は10時20分を過ぎました。いつもならもうそろそろ妻が帰ってくる時間です。僕は珍しく妻が残業でもしているのかと思い、店まで行って様子を見ようと思いました。その時、携帯が鳴りました。妻からの着信でした。
「え?まだ店なん?」
「ごめん。もう家に帰ってきてる」
「俺、ずっと店の前で待ってたのに?いつの間に…?」
「あ、今日ちょっといつもより早く上がったから…。ごめんね」
妻はそう言いました。たまたま僕が迎えに行った日に早く帰れたということなんでしょうか。自宅マンションに戻ると家の前に妻の傘が立て掛けてありました。その傘を見た時に疑問が浮かびました。妻の傘はほとんど濡れていなかったのです。こんな大雨の中、どうやったら傘がこの程度の濡れ具合で済むのか。駅から自宅まで10分近く歩くはずです。
(ほんとに…パートに行ってたんだよな…?)
僕のもやもやした不安は急速に膨らみ始めました。
一度疑いが首をもたげると、いろいろなことが引っかかり始めます。そのうちのひとつが妻の後ろ姿でした。台所などで立ち仕事をしている妻の後ろ姿を見て気になることがありました。それは妻のお尻です。うまく書けませんが、妻のお尻がなにか丸みを帯びているような気がしました。太った、というよりうっすらと丸く脂が乗ったような。色っぽさ、女っぽさと言ってもいいかもしれません。その感じはふとした妻の表情にも表れているように思いました。「夫の勘」というやつかもしれません。
もうひとつはスマホです。家にいる時、妻はいつも自分の近くにスマホを置いていました。トイレに入る時もスマホを持っていきます。リビングで家族でテレビを観ている時も、気がつくと妻はスマホをいじっていました。
僕は妻のスマホを盗み見たいと思いました。そこに僕の疑問の答えがあると思いました。しかし、妻は常に肌身離さずスマホを近くに置いているのでなかなかチャンスはありません。子供がいる時に妻のスマホを見るわけにもいきません。妻が風呂に入っている時なら、と思いました。妻は脱衣所にまでスマホを持ち込んでいましたが、そこでなら子供の目も気にせずスマホを見れるはずです。妻の入浴中にこっそり脱衣所に行った僕は、隠すように着替えの下に置いてあった妻のスマホを開きました。ロックがかかっていました。思いつく暗証番号を押します。1回目も2回目もダメでした。自分の誕生日や子供の誕生日やなどではない番号のようでした。結局その時は諦めました。
次の日の夜、僕はどうしても諦めきれず、深夜寝ている妻の枕元からそっと妻のスマホを持ち出しました。そのまま部屋を出てトイレに籠ります。今妻が起きてきたら勝手にスマホを持ち出した僕が咎められます。そのリスクを負ってでも妻のスマホが見たくてたまりませんでした。
トイレの中でロックの暗証番号を入力します。
2710
意外にも一度でロックは解除されました。妻の暗証番号をいろいろ考えた時、妻の両親の誕生日じゃないかと思いついたのですが、奇跡的に当たっていました。
LINEを開きます。トーク画面に、すぐに聞いたことのない男の名前を見つけました。
カズヤ
カズヤとのトーク画面を開きます。
カズヤ[家でもまた風呂入ったん?]
妻[入ったよ]
カズヤ[今日2回目の風呂やん]
妻[今度もノブ抜きがいいなー]
カズヤ[俺からはノブさんに言えへんわ]
妻[カズくんと2人きりがいいよ]
妻[もう寝ちゃった?]
カズヤ[起きてるけど寝そう]
妻[今日朝早かったんだよね。もう寝てね]
カズヤ[寝るわー]
妻[おやすみー]
妻[※おやすみのスタンプ]
それはつい2時間ほど前までの妻とカズヤという男のやり取りでした。僕は体が震えてくるのを感じました。2人きりがいい、という妻の言葉。カズヤという男は誰なのか。
僕はスクロールして過去のトークをさかのぼります。
カズヤ[あさってならええで]
妻[お昼? やった〜]
妻[※笑顔のスタンプ]
妻[おうち?]
カズヤ[うちはダメ]
妻[※ショックのスタンプ]
妻[彼女くるの?]
カズヤ[来るかもしらん。ラブホで]
妻[彼女かー]
カズヤ[ホテル代出してくれたらやる]
妻[わかった。何時にする?]
(美代…!)
トイレの便器に座り、妻のスマホ画面を見つめながら、僕の目の前が真っ暗になりました。
やはり、妻は浮気をしていました。
元々モテるタイプではない僕には釣り合いの取れない妻だとは思っていました。しかし、結婚しつ14年妻が自分を裏切る日が来るとは想像もしていませんでした。
LINEのトーク画面をさらにスクロールすると、数日前、僕が妻をパート先のレストランに迎えに行った日のやり取りが出てきました。
カズヤ[今日もノブさんすごかったな]
妻[もう3人はやだよ…]
カズヤ[めっちゃ気持ちよかったし]
妻[恥ずかしいのもうイヤ]
カズヤ[ノブさんに言うてや]
カズヤ[俺知らんし]
妻[だよね…]
カズヤ[落ちた⁇]
妻[うん大丈夫]
さっきから何度か出てくるノブという名前も気になりました。ノブという名前の男もLINEの友だちにいるのか…?僕は妻とカズヤのトーク画面のいくつかを自分のスマホで撮影しました。そして、ノブという名前のトーク画面も探そうとしたところでリビングに気配を感じました。妻が起きてきた気がしました。僕は慌てて寝室に戻ります。妻は布団にいませんでした。おそらくリビングにいるのでしょう。スマホを持ち出したことに気づいている可能性は大です。
でも僕はスマホを妻の枕元に戻し、妻が寝室に戻ってきてからも寝たふりを続けました。妻は何も言いませんでした…。
どのタイミングで妻を問い詰めるか。僕は次の日も会社で何も手につきませんでした。そして、もう居ても立ってもいられなくなりました。
家に帰る前に妻にLINEをし、駐車場まで来るように言いました。子供達の前で話をすることはできないと思ったのです。車の中、運転席で待っていると妻が
来ました。何か察しているような表情です。助手席に座った妻に僕は口を開きました。
「…俺になんか言うことない?」
「え?…ないよ」
「まだ嘘つくん?」
「…嘘ついてないよ」
「ほんとのこと言ってよ」
「…何?ほんとのことって」
「美代、浮気してるよね?」
「してないよ」
「もう、嘘つくなって」
「…」
「…全部知ってんねん」
「してないもん…」
「そうやって言い続ける気か?」
「…」
「俺が知ってること、美代のお父さんお母さんに言っても知らんって言い続けられるん?LINEのやり取り全部見た。写メも撮った。それ見せてもいいんやな?」
妻の顔色が変わりました。
「やめてよ…」
「ほんとのこと言えよ、それなら!浮気してるんやろ!」
妻の目に涙が溢れてきます。
「…ごめんなさい」
「謝って済む問題ちゃうやろ。謝る前にほんとのこと言え。カズヤって誰やねん?今のパート先のやつなんやろ?夜シフトっていうのも嘘やないか。パートや言いながら男と会ってセックスしてたんやろ!」
「ごめ…ごめんなさいぃ…」
妻は泣きじゃくります。僕は妻の涙に惑わされることなく妻を問い詰めました。
「カズヤって誰や?店長か?」
「…違う」
「じゃあ誰やねん?」
「アルバイト…」
「アルバイト?アルバイトって…学生か⁈」
「大学生…」
「お、お前…大学生と浮気してたんか?」
「…」
「年いくつや、そいつ」
「…22歳」
「お前、38やろ?16歳も年下の男と浮気してたんか?信じられんわ!」
妻の浮気相手が大学生と聞いて僕のショックが増しました。てっきり妻と同い年くらいの男を想像していたのです。
「そのカズヤってやつに今から電話しろ」
「え…?」
「電話しろ言うてんねん!」
僕は妻に電話をさせました。カズヤという男が電話口に出たことがわかると、僕は妻から携帯を奪い取りました。
「お前がカズヤか?やってくれたな。人の嫁に手出してタダで済むと思ってんのか!」
電話の向こうのカズヤはうんともすんとも言いません。
「おい、聞いてんのか?」
「はあ」
「お前、まだ学生らしいやないか。どう責任取るつもりやねん?」
「はあ」
「はあ、ちゃうわ!舐めてんのか、お前?」
「…別に舐めてへんけど」
「とりあえず、お前出てこい。会って話しろ。それでこれからどうするか決める」
「え?今から?今日は用事あるから無理なんやけど」
「お前、ほんま舐めてるやろ!断われる立場やないやろ、お前が!」
「でも、ほんま今日は無理なんで」
「あ、明日はどうなんや?」
「明日やったら、まあ…」
カズヤという男の人を食ったような態度に怒りを覚えながら、僕は次の日の夜、とあるファミレスで会う約束を取りつけました。
カズヤは約束の時間を大幅に遅れてファミレスのボックス席に現れました。
怒りとイライラを抱えた僕でしたが、現れたカズヤに少し驚きました。僕の身長を遥かに上回る180cmを軽く超えた長身。しかも22歳という若さ溢れる甘いジャニーズ系のイケメンでした。いかにもモテそうなルックスに妻がコロッといったのかと思うと嫉妬心がさらに強くなります。
ドカッと無遠慮に座ったカズヤに僕は思わず言いました。
「最初になんか言うことあるやろ?」
「え?」
「謝れよ、最初に」
「はあ…まあ、すみません」
「本気で謝ってんのか、それで?」
「…でも、俺が謝らなあかんのかなぁ」
「な…!お前なぁ!」
「いやだって、確かに俺から誘ったけど、美代子、いや、奥さんが断ることもできたわけでしょ?」
「い、言い訳する気か…!」
「言い訳とかやなく。奥さん俺よりだいぶ年上やし、無理やり誘ったわけやないし、むしろ奥さんの方が悪いんちゃうかと…」
「人の嫁に手出しといて、そんな屁理屈…」
「いや屁理屈とかやなく。基本奥さんの方が積極的というか、俺はどっちでもよかったのに奥さんの方が会いたい言うて会ってたとこもあるし。聞いてないっすか、奥さんから?」
「そ、そんな話は聞いてない」
「ていうか、元々俺やなかったんですよ、美代子の相手。俺は後から…」
「おま…呼び捨てにするな!」
その時、カズヤの携帯が鳴りました。カズヤは僕を気にするでもなく電話に出ました。
「ああ、今もう来てます。奥の席にいます。はい…」
カズヤが電話を切るとすぐに、もう1人若い男が現れました。カズヤより少し背は低いもののガッチリした体格。精悍な日に焼けた肌。短髪にアゴ髭を生やしていました。
「おう」
その男は僕をチラ見すると、カズヤ同様遠慮なく席に座りました。
「どうなってん?」
「ノブさんの話、今からしようとしてたとこで」
ノブ、という名前には心当たりがあります。
「あ、そうなん?まだ俺の話してないんや?」
ノブはそう言うと、まっすぐ僕を見つめました。
「旦那さん、俺らに文句言うん間違ってんで」
「き、君は一体誰や…?」
「俺はちょっと前まで美代子と同じ店でバイトしてたこいつの先輩でノブって言います。自分の嫁さん管理できんと、俺らに文句言われてもしゃーないですわ」
「そ、その態度は何や」
「あの、はっきり言わしてもらうけどさ。俺も店でバイトしてて主婦とか知り合うことあったけど。ま、いろんなんおるけど7割は家庭のこと考えて浮気なんかせんで。あとの2割は予備軍。軽く一線超えるんは残り1割。美代子はその1割やで」
「お、お前まで呼び捨てにするな…!」
「最初に美代子とヤったん、俺やねん」
「な…⁈」
「美代子が店に来てからちょいちょい口説いててん。飲みに行こうとか、エッチしたいとか。口では断わってたけど満更でもないんやなってのは雰囲気でわかったわ。だってさ。あかんかったら何があってもノーやし、そんな会話すること自体嫌がるやん?美代子、夜飲みに行く時間ないとか、主婦からかったらダメとか、そんなことしか言わんねんで。年離れてるからとかさ。エッチなんかしない!なんて一言も言わへん。で、そんな会話があって、美代子が店入って2ケ月目ぐらいかな。俺1人暮らしやから、家に飯作りに来てくれ言うてん。手料理に飢えてる言うて。仕事終わって昼間うちのマンション来てくれてさ。シチューとか作り置きできる煮物とか作ってくれたわ。で、その時に美代子と初チューして。初オメコしてん」
僕はノブの言葉に口を挟むことができませんでした。顔から血の気が引くのが自分でもわかります。
「その時の美代子、勝負下着っての?精一杯身につけてきましたってのすぐわかったわ、服脱がせた時。若いチンポ欲しがってたんやなってすぐわかった」
ノブは俺の表情を伺うようにニヤニヤ笑いを浮かべます。そして、スマホを取り出すと、一枚の画像を僕に見せました。
それは妻の美代子でした。少し引きつった、でも少し笑みを浮かべた妻が全裸で直立してカメラを見つめています。
色白の肌。小さい胸に赤みがかってプクッとした乳首。そして、股間に茂る濃いめの黒々とした陰毛まで写っていました。
「お、お前…こんな写真…!」
「おばさんで乳も小さいしさー。ま、顔は結構可愛いけど。写真撮らせろ言うたら、割と簡単にOKやったで。そりゃ、それぐらいさせんとな。乳首尖らせてるし」
そう言うと、ノブとカズヤは2人で笑いました。そして、もう一枚写真を見せました。
ベッドらしきとこで、妻が全裸でM字開脚をした写真でした。言われたのか、妻は両手を頭の後ろに組んでいます。妻の性器が丸写しになっていました。妻は恥ずかしそうな、困ったような顔をしています。
さらにもう一枚はベッドに仰向けになった妻が足を開いて、自ら性器を広げた写真でした。妻の肛門まで剥き出しになっています。
「マン毛がケツ毛まで繋がってるし。手入れせいっちゅうねん」
そう言ってまた2人はゲラゲラ笑いました。
僕は黙って怒りと情けなさに身を震わせることしかできません。
「それでな、旦那さん。こんな感じで元々美代子は俺と先オメコする関係になってんけど、俺カズヤに言うてん。あのおばちゃん、多分お前が口説いてもヤらせてくれんでって。一回口説いてみ、って。美代子は俺との関係、店で誰も知らんと思っててん。で、ある日カズヤがコクったわけよ。ずっと好きやったから2人で会ってくれって。美代子どうしたと思う?」
僕はもう何も言葉が出てきません。
「ちょうどな、そん時俺バイト辞める予定やってん。そしたら、俺がバイト辞める時まで美代子カズヤへの返事保留して、辞めた途端カズヤに2人でご飯食べに行ってもいいって返事してんねん。な?」
カズヤが繋ぎます。
「そう。ノブさん辞めた次の日に言うてきたもん。おいおいマジかい?て。バレんかったら平気なんかい、て」
「俺と完全に縁切れたわけでもないのにやで?カズヤと俺それぞれにバレんかったらええって思ったんやろな。カズヤも最初に2人で会った時にヤったんやろ?」
「ヤった」
「旦那さん、しばらくヤってなかったんやろ?美代子、好きものやで。めちゃオメコから汁出して、デカい声出して鳴きよるし」
「んああぁっ!んああぁっ!やろ?」
カズヤが妻の声をマネして笑います。
「当然、すぐに美代子が俺とカズヤの二股かけてるってことがわかってな。ていうか、最初からバレてるけど。そこからは俺とカズヤ共有になってんねん」
「美代ホール」
「そうそう、俺ら美代ホール言うてんねん。溜まってきたから美代ホール使おか、言うて」
「3Pもしてるし」
「動画もあんで。これ観たら旦那さんもしゃーないなって思うんちゃう?」
「そうそう、俺らが悪いわけやないし」
「俺らに文句言う前に、自分が嫁満足させてなかったこと反省した方がええと思うで」
「旦那のチンポ小さいし、早い言うてましたよ」
僕はいつの間にか反論する気も彼らを怒鳴りつける気力もありませんでした。
自分の知らなかった妻の姿。その前にただうなだれるだけでした…。