「カチャッ」
鍵を差し込むと、ドアは簡単に開いた。窓からほのかに月明かりが差し込んでいたが、部屋の中はほぼ真っ暗だった。7月初めの金土日を使った、3年生には最後の夏の大会前の合宿中、1階の食堂では野球部のミーティングが始まったばかり、ここには誰もいるはずがなかった。菅野は誰もいないのを確認すると中に入り、内側から鍵をかけた。
合宿所の4階、野球部の女子マネージャーの寝室だった。畳の上にマネージャー3人の荷物が少しずつ間隔をあけて無造作に置かれていた。エナメルバッグの横に置かれた、予め覚えておいた愛菜の白いキャリーケースを見つけるにはそれほど時間はかからなかった。
キャリーケースには鍵が掛かっていなかった。ファスナーをぐるりと回し、ケースを左右に大きく開いた。中にはドライヤーやバスタオル、ジャージなどの衣類に混じって、小分けにされた巾着袋やビニール袋があった。その中のひとつひとつに手を入れながら菅野が虜になっている「あるもの」を探し始めた。菅野が狂ったように虜になっている「あるもの」とは?
1つ目、2つ目の袋の中には発見することができなかった菅野は、3つ目の青いやや厚手のビニール袋に手を入れた。2つ目の袋まではわりときれいにたたまれていた衣類が、この袋の中だけは乱雑に入っている感じがした。明らかに、昨日着た衣類がそのまま袋に押し込まれた感じだ。ドキドキしながら衣類を弄っていくと、ブラジャーのワイヤーのようなものが手に当たった。
「(この袋の中にあるに違いない)」
そう確信した菅野はブラジャーを気に留めることなく、さらに袋の奥まで手を入れた。すると、やや分厚い布のギャザーの部分が手に触れた。布のかたまり全体がジメっとしている。
「(あったー、これだよ、これ!)」
菅野は袋の奥からその衣類を引っ張り出した。薄明りの中にうかびあがる「あるもの」、
それは愛しい愛菜の濃紺ブルマーだった。
「(やったー、ブルマーだぁ、愛菜ちゃんのブルマー、ついに見つけたぁ!)」
長い間探し続けてきた愛菜のブルマーに触れた瞬間だった。菅野は大きく息を吐き、愛菜のブルマーを顔に押し当てると、勢いよく息を吸い込んだ。ジメっとしたブルマーから、汗と表現できない愛菜の体臭が込み上げてきた。
「(なんという香りなんだ、この匂い、たまんねぇ!)」
菅野は興奮して爆発しそうになっている下半身を抑えることができなかった。
「(愛菜ちゃんのブルマー、穿いてオナニーしよう!)」
菅野はジャージを下ろし、愛菜のブルマーに片脚ずつ足を入れ、ブルマーをぐっと膝の上に引き上げた。これがいつもの菅野のオナニーの仕方だった。盗もうと思ったブルマーは、この後何回も使うのに、本人の匂いが消えないように決して直穿きをすることはなかった。
愛菜のブルマーはMサイズなのだろうか、菅野には少々きつめだった。太腿のゴムがはちきれんばかりにピンピンとなったが、そのままブリーフの上からウエストまでブルマーを引き上げた。ブルマーの締め付けが快感でもあった。
「(ああー、愛菜ちゃんのブルマー、気持ちいい。すごい、食い込んじゃったよぉ)」
菅野は恍惚の表情で愛菜のブルマー姿を思い浮かべ、ブルマーの上からはちきれそうになっている自分自身をこすった。
「(あ~、もういく、いく...)」
「誰か...いるんですか?」
突然後から呼びかけられて、菅野は狼狽えた。彼は気が動転して、自分を呼んだ声が、怯えきった少女の声であることに全く気が付かなかった。
「す...すみません。つい...その...」
そんな言葉がとっさに口をついて出た。
「えっ?先生...菅野先生ですよね?」
続いて発せられた声は、不安が消え、安心した声に変わっていた。
「愛菜...愛菜ちゃんか?」
「どうしたんですか。先生、電気もつけないで?」
愛菜が無造作に壁のスイッチに手を触れた。
「あっ、待って...」
「イヤァ!」
愛菜の声が無人の廊下にまで響き渡った。愛菜は蛍光灯の光に照らし出された菅野を呆然として見つめていた。自分のキャリーケースが無造作に開けられており、彼女の前に立っている菅野の下半身には、濃紺ブルマーが身につけられていた。キャリーケースの中にあるいくつかの開けられた袋を見て、愛菜が自分のブルマーが菅野に弄ばれていることに気づくのにそれほど時間はかからなかった。
愛菜は蛍光灯の光に照らし出された菅野を呆然として見つめた。
「ブルマー...、泥棒って...、ブルマー変態がいるって...、菅野先生だったの...?」
愛菜は喉の奥から絞り出すような声で呟いた。菅野はつんのめるように慌ててブルマーを脱ぎ、ジャージをはき直すと、その場にへたり込み、苦り切った表情で項垂れた。
「愛菜ちゃん...、ちょっ...、ちょっと待って...」
泣きそうな表情で部屋から出ていこうと愛菜の後ろ姿に、菅野は必死に呼びかけた。
「愛菜ちゃん、お願い、ちょっとだけ...ちょっとだけ...話を...、聞いて...」
弱々しい菅野の声に、愛菜は黙って振り返った。
事件の舞台は東京のY高校だった。菅野はこの4月にこの学校に赴任し、化学の教師の傍ら、野球部の副顧問をしていた。小学校のころから10年以上ブルマーフェチであった菅野の夢は高校の教員になることだった。
「高校の教員になれば、女子◯生のブルマーを生で、近くで見ることができる。可愛い子のブルマーの匂いも嗅ぐことができるかもしれない」
そう夢みた菅野は昼夜勉強を続け、見事教員採用試験に合格したのだった。
「ブルマーが見たい!」
その一心でこのY学校に赴任したが、現実は残酷だった。女子はブルマーを穿くことを嫌がり、体育でも下半身にはいつもジャージ姿だった。また数少ないブルマーが見えるかもしれない可能性を持つバレー部やテニス部の顧問ではなく、菅野が任されたのは、野球部の副顧問だった。
最初は愕然とした菅野だったが、ブルマーの虜になるにはそう時間はかからなかった。
菅野は主に3年生の化学を担当していたので、3年生の生徒の顔と名前はほとんど一致するようになった。どのクラスにも必ず美少女系または可愛い系の女子が複数おり、その子たちのロッカーからブルマーを漁るようになったのだ。実際ブルマーを穿いているところをまともに見たことはなかったが、赴任して1か月後の5月には、佳子、美優、真夏、さとみ、瑠依の5人の美少女のブルマーを盗み出していた。大抵の女子は一度ブルマーを盗むと、警戒して二度と置いていかないのだが、佳子だけは違っていた。彼女はブルマーを盗まれた後も、平気でブルマーをロッカーに入れ続けている。そこでお仕置きとして、菅野はブルマーをトイレに持ち出し、ブルマーの股間から前面がテカテカになるまで何度も何度も精子をぶっかけた。
普段は可愛い女の子のブルマーを発見すると、匂いのついたまま自宅に持って帰り、まずはブルマーをかぶり、股間の匂いを堪能した。匂いに満足すると、ブリーフの上からブルマーを穿き、ブルマーの上からチンチンを擦り、発射しそうになるとウエストのゴムの上からチンチン出し、ブルマーを汚さないようにして周囲に精子をぶちまけるのだった。発射後は、ブルマーを脱ぎ、大きな枕に体操服と一緒に穿かせて、股間を弄繰り回すのが日課だった。
また学校では、6月1日になれば、夏休みをはさんで9月30日の衣替えまで、長めのシャツでブルマーを隠したまま校庭で跳ね回る、飾り気のない女子の姿を化学準備室の窓から眺めながら、可愛い女の子のブルマーを弄んでいるところを妄想する日々が続いていた。
そんな中、未だにブルマーを手に入れることのできない美少女がいた。愛菜だ。愛菜はとても優秀で、頭の切れる優しい女の子で、その上とても可愛いく、Y校一の美少女と言っても過言ではなかった。ラッキーなことに愛菜は野球部3人のマネージャーのうちの一人で、副顧問の菅野とは普段から頻繁にやりとりがあった。愛菜はYの文字がついた赤い野球帽をかぶり、野球部の選手登録などの仕事で化学準備室に来ることも多く、いつしか愛菜の進路についての相談も受けるようになっていた。
愛菜のクラスの体育の授業の時は、化学室のカーテンの隙間から決まって愛菜を追い続けた。愛菜は、髪は肩まで長く、日に焼けた小麦色の肌をしている。スタイルが良く、身長も160センチはあるだろう。胸もおしりも、太もももピチピチと音がして弾けそうなくらいだ。愛菜のすそを出した白い体操服の下に穿かれているはずの濃紺ブルマーを想像しながら、菅野は興奮を止めることはできなかった。窓の半分をカーテンでさえぎると、愛菜のブルマーを追い続けながら何度も何度もオナニーした。あのブルマーの股間に手を伸ばしたい。ブルマーの上からオマンコをもみもみしたい。そういう欲望がどんどんふくらみ,彼女のブルマーを手に入れたくてたまらなくなった。放課後になると何度も教室やマネージャー室にある愛菜のロッカーを漁ったが、愛菜は決してブルマーを学校に置いていくことはなかった。
「(愛菜はスカートの下にブルマーを穿きっぱなしなのだろうか?」
答えはそれしかなかった。菅野は愛菜のブルマーを手に入れたい欲求が高まり、男が少女のブルマーの上から股間を揉んでいるエロ漫画の一部をコピーし、その上に「ブルマブルマブルマブルマ、ブルマよこせ。お前のブルマの匂いを嗅ぎたい」と書きまくり、愛菜の教室のロッカーの中に入れみたりした。
数日後、愛菜のロッカーの中にその紙がなくなっているのを確認すると、愛菜の反応が知りたくなり、わざとらしく
「愛菜ちゃん、元気?」
と声をかけてみたりしたが、愛菜はいつもと同じくにっこりして、特に変わった反応を見せることはなかった。
どうすれば愛菜のブルマーを手に入れることができるか、菅野の出した結論は、合宿で愛菜が学校に泊まった2泊目の土曜日の夜に愛菜のバッグの中を狙うことだった。
そんな彼のブルマーライフも破綻の時が来た。野球部の生徒は1階の食堂でミーティング中であり、菅野は誰も来ることはないと確信して4階のマネージャーの寝室に忍び込び、ブルマーを弄んでいたところ、忘れ物を取りに来た愛菜に発見されたのだった。
さて、愛菜をなんとか呼び止めた菅野は、服装を整え、寝室を出ると、愛菜と4階の廊下の片隅で話し合いを持った。しかし、言い逃れのできない彼は、しばらくは俯いたままだった。そんな気まずい雰囲気を救ったのは、なんと愛菜の方だった。青ざめ、今にも泣き出しそうにしている菅野に、母性本能を擽られたのかもしれない。
「先生、佳子や美結がブルマー盗まれたって言ってたよ。先生が盗んだんでしょ。」
観念して俯く菅野の顔を愛菜が覗き込んだ。
「それから、私のロッカーにエロい落書き入れたでしょ。ブルマブルマって何回も書いて。」
菅野の額に冷汗が浮かぶ。緊張と絶望感のあまり、血の気が引いていくのがありありと分かった。
「私、不安だったんだよ、キモかったし、一体誰がこんなことをするのかって。クラスの男子をみんな疑っちゃった。それに、ブルマブルマって一杯書いてあって、私のブルマーの匂いをかぐって何?ブルマー変態じゃん。」
「...」
菅野は恥ずかしさのあまり、何も答えることができなかった。
「先生はなんでブルマーが好きなの?」
「...、ブルマーの食い込みが...好きなんだ。」
菅野は絞り出すような小さい声で答えた。
「へえぇ~、お尻に食い込んでいるところ?」
「いや、お尻ではなくて、...その...前の...お股に食い込んでいるのが好きなんだ。」
「えぇ?いやだぁ、お股にそんなに食い込んでいるかなぁ?それを見てどうなるの?」
「...触りたい...と思って...興奮するんだ...」
話が進むにつれて、愛菜は好奇心に満ちたまなざしで彼を見るようになっていた。
「でもウチの学校って、みんなブルマー穿いてるけど、シャツ長くして見せないじゃん。」
「...そうなんだ、だから余計、ブルマーを見たい、ブルマーに触りたい気持ちが募ってきてしまったんだ。」
「へえ、そんなもんなんだ。」
愛菜は妙に納得しているようだった。
「ところで、先生って、いつ頃からブルマー好きになったの?」
執拗に質問を続けてくる愛菜にとまどいながらも、菅野はもうすべてを話すしかないと堪忍した。
菅野は小学校高学年ころからブルマーに異常に興奮を覚えたこと、そして初めてブルマーの上からお股を触ったこと、中学校に入って同級生のブルマーを水泳の時間に盗んだこと、高校では今回のように合宿中に同級生のブルマーを盗んだこと、大学では家庭教師先の洗濯機から教え子の中◯生の物だと思って盗み出したブルマーが、母親のもので、それがばれて大変な目にあったことなどを、ゆっくりと少しずつ話した。
「そうなんだぁ、先生、先生の一生はブルマ一色で、すべてがブルマーのために回っているみたいだね。すごいキモいんだけど...、先生の友達でブルマー好きな人っているの?男子がブルマーの話してるの聞いたことないんだけど。」
「...いると思うけど、...そんなに多くないかもしれない...」
「ねえ、先生、私のブルマー、持って帰るつもりだったんでしょ。さっき穿いてたよね。ブルマー持って帰って何に使うんですか?」
愛菜は意地悪そうな目で菅野を覗き込んだ。
「...」
「まさか、先生、いつも私達を教えているとき、ズボンの下にブルマーを穿いているんじゃないでしょ...。先輩が、エッチなことするネタにするんじゃないかって言ってたけど、それってどういうこと?」
「...」
「じゃあ先生、ちょっと待っててね。」
愛菜はそう言うと、立ち上がり、菅野が忍び込んだマネージャーの寝室の中に消えていった。
ほどなくして、愛菜が戻ってきた。ジャージの上着の中に何かを隠しているように見えた。
「はい、先生これ、じゃあ家に帰ったらどうするのか教えて。」
愛菜はジャージの中に隠し持ってきたブルマーを菅野の目の前に差し出した。
「えっ...」
「さあ、まずブルマーをどうするの」
菅野にとっては屈辱だった。18歳の教え子に、自分の隠してきた性癖を責められている。
「私、どうしても知りたいんだ。男の人のこと。ねえ、先生どうするのか教えて」
ぐいぐいと攻め込んでくる愛菜をもうはぐらかすことはできなかった。
「...まず、ブルマーの...匂いを...かぐんだ...。」
「ふーん、汗くさいだけじゃないの?」
「うん、愛菜ちゃんには分からないかもしれないけど、ブルマーの匂いってのがたまらないんだ。」
菅野は重い口調で話し始めた。屈辱感が彼を襲ったが、愛菜はそんなことはおかまいなしに、菅野を珍しそうに見つめていた。
「それって、ひょっとしてオマタのとこの匂い?」
愛菜はスッとと言ってのけた。菅野はドキまきした。
「いや、それもあるけど...、なんて言うのかな、甘酸っぱいような...」
「あっ、知ってる。それ...自分の匂い。お風呂に入るときブルマーを脱いで洗濯機に入れるとき、ムッとするくらい匂う時があるよ。」
愛菜があどけなく頷いた。
「ふーん、でも何でブルマーなの?下着の方がいいんじゃないの?」
愛菜は菅野からブルマーを取り返し、自分のブルマーに鼻をあてた。
「いや...、ブルマーじゃないとだめなんだ。ブルマーの、あの食い込みや、モッコリした感じが、目に見えない下着よりも好きなんだ...」
「男の人って、こんな匂いが好きなの?へんなの...」
菅野は胸を鋭く抉り取られるようだった。愛菜のブルマーが二人の間を行ったり来たりする。
「でも、ブルマーの匂いかいで、それからどうするの?興奮するわけでしょ。」
「...」
これが本当に菅野が清純さをイメージしてきた愛菜なのだろうか?菅野は信じられないものを見るような目で愛菜を見つめた。
「どうなのよ、ねえ...、そうなんでしょ。」
「ウ、ウン...、まあ、そうだ...。」
「それでそれで?」
愛菜の好奇心はとどまるところを知らないようだった。
「わかったあ。自分でしちゃうんでしょう?」
愛菜がいたずらっぽく目をくりくりさせながら、声を出した。菅野はただ、黙って頷くだけだった。
「それってオナニーっていうんでしょ。どうやってやるの?ブルマーの匂いを嗅ぎながらするんでしょ?」
菅野は愛菜のあまりにもストレートな言葉におののいた。
「いや...さっき見られてしまったけど...ブルマーを穿くんだ。」
「あーっ、それでさっきブルマー穿いてたんだ。じゃあ、オナニーしようとしてたってこと?ひやー!ブルマーを穿いたまま出すの?」
核心を突かれ、菅野はグーの音も出なかった。
愛菜は再び菅野からブルマーを奪い取ると、ウエストのゴムの部分を広げ、ブルマーを立体的にした。
「じゃあ、今これ先生が穿いてるとするでしょ、そうしたらどうやってやるの?」
菅野は言われるままに、ブルマーの前の部分に手を当てた。
「ブルマーを穿いたら、ここを、...この前の部分を自分で擦るんだ。」
「擦ると出ちゃうんでしょ。ブルマーの中に出しちゃうの?」
「いや、ブルマーは何度も使うので...汚さないように、外に出すんだ。」
「えー、外に出すって、どうやって?」
「出そうになったら、このウエストのゴムを下げて、こうやって外に..」
菅野は情けなかったが、いつものオナニーの方法を愛菜に教えた。
「じゃあ、出た精子、どうするの?」
「いつもは、ティッシュに、出すんだ。ブルマーを汚さないように。」
「今日はどうするつもりだったの?ティッシュないじゃん。」
愛菜の荷物にひっかけるつもりだったとは、口が裂けても言えなかった。
「...」
「だって先生さ、佳子のブルマー、凄い汚してるでしょ、佳子のブルマーテカテカになってたよ。女子の間では、みんなこれは精子だ、変態がいるんだ、って言ってた。」
「...」
「先生がやったんでしょ!」
「...そう...だ」
菅野はもう消えてしまいたかった。
「ブルマー汚さないって嘘じゃん?」
「違うんだ、...佳子さんのブルマーは5月に一度盗んでもう手に入れていたんだ。それで...2枚目は、もう盗まないから...汚してしまおうかと...」
「うわー、きもい。先生って自分の性欲を満たすためにはなんでもやるんだ。」
「いや、決してそんな...、」
「みんな、ブルマー泥棒、ブルマー変態がいるって、結構噂になってるんだよ。」
「そうなの?先生の耳には全く入ってこなかったけど...」
「そりゃそうでしょ。私ブルマー盗まれました。私ブルマー汚されましたなんて、担任の先生に言える?担任男だし。」
「そうなのか,,,」
「ブルマー泥棒、ブルマー変態が菅野先生だったって知ったら、みんなびっくりするだろうなぁ。まさか先生とは思っていないだろうし。」
「愛菜ちゃん、お願いだ。何とかこのことは黙っていてくれないか?」
菅野はブルマー泥棒という、こんな破廉恥事件で職場を追われたら...、そう思うと絶望感を感じるのを禁じ得なかった。
「先生、ずいぶん勝手なこと言うじゃない。私にもこんな嫌な思いをさせておいて。あのブルマブルマって書きなぐってあったキモい絵を見せられてから、すごい不安だったんだから。」
「...本当に...本当にごめんなさい。」
「それに今日だって、人の持ち物勝手に開けて、しかも私が穿いていたブルマーを盗もうとするなんて、先生クビになっても仕方がないんじゃない?」
菅野は絶望的な気持ちになったが、愛菜にお願いするしかなかった。
「本当にごめんなさい。もうこれ以降、人のブルマーに勝手に触ったり、盗んだり絶対にしません。だから...誰にも言わないでください。お願い...」
菅野は泣きそうになって愛菜に懇願した。
「...」
二人の間にしばし沈黙が続いた。
「じゃあ先生、もう人のブルマーを勝手に盗んだり触ったりしないって約束できる?」
「する。絶対する。もう絶対に人のブルマーを盗ったりしない。誓って...」
菅野の答えを聞いて、愛菜は一人で納得したように、何度も頷いた。菅野もその様子を見て、安堵感を募らせた。
「じゃあ先生、もうしないって約束だよ。そしたらさあ、このブルマー、先生にあげるよ。」
菅野をあざ笑うように、愛菜はブルマーを菅野に手渡した。
「えっ、どうして?」
「だって先生、私のブルマーがどうしても欲しかったんでしょ。汗くさいからちょっと恥ずかしいけど、私がいいよと言ってるんだから、持っていけばいいじゃん。」
「...ブルマーがないと、困るんじゃないの?」
「大丈夫、これは昨日穿いてたブルマーだから。明日のブルマーはちゃんとあるから。それに、先生が穿いたブルマーなんて、私穿けないよ。」
「それも...そうだな。」
菅野はそう言われるとちょっと残念な気もしたが、愛菜が自分からくれるという宝物を拒む理由はなかった。
「わかった、ありがとう。」
「じゃあ、先生、それしまったらミーティングに来て。みんな菅野先生がいないね、って言ってたよ。私もスコアブック持ったらすぐに降りるから。」
愛菜はそう言うと立ち上がり、寝室に消えていった。
合宿が終わり、月曜日から通常の日課に戻った。夏休みまであと少しだった。愛菜は相変わらず赤い野球帽をかぶり、明るく振る舞っていた。菅野には、
「こんにちは」
と挨拶するだけで、あまり目を合わせることもなく、特別な会話もないままだった。
ブルマー泥棒の噂も広まっている様子はなく、菅野は徐々に落ち着きを取り戻していった。
そんな時、突然、養護の竹下先生から声をかけられた。
「菅野先生、お忙しいところ申し訳ないけれど、先生に折り入って相談とお願いがあるの。今日の放課後時間をとってくださらない?」
「(愛菜が何か言ったのか?)」
菅野は一気に不安が押し寄せてきたが、努めて平静を装い、返事した。
「相談とお願いですか、わかりました。4時半頃になりますが、保健室に伺います。」
竹下は40歳くらいだろうか、とても整った顔をしていて、メガネをかけている、安田美沙子似の美人系だ。おそらく結婚しているのだろうけれど、男性職員からはとても人気があった。性格もとても良く、若い菅野にも度々声をかけてくれていた。菅野にとってはどこかで会ったことがあるような懐かしい雰囲気を持つ人だった。
こんな竹下だから、多くの生徒が竹下をしたって保健室へ行き、相談をもちかけていることは知っていた。
放課後、4時半を回った頃、菅野は竹下のいる保健室を訪れた。
「菅野先生、よく来て下さったわ。ありがとう。」
「いいえ、先生とお話しできるのを、私も楽しみにしてきました。」
「そうなの?初めて教員になって、生徒はどう?」
「みんな、人なつこくって、とても可愛いですよ。」
「それはよかった。じゃあ本題に入るわね。」
竹下はそう言うと、自分の机の引き出しから2つのものを取り出した。1つは黒いビニール袋に、もう一つは封筒に入っていた。
「(まさか?ブルマー?)」
菅野の顔に不安がよぎった。
「先生、こっちの黒い袋、何が入っていると思う?」
「(大きさ的にはブルマーだな、でもまさか。)こっちですか。何だろう?」
菅野は努めて平静を装った。
「これ実は、ある生徒のブルマーなの。若い菅野先生には刺激が強すぎるかしら?」
竹下が袋からブルマーをとり出した。
「ブルマー?...ですか?...」
菅野は少しずつ血の気が引いていくのを感じたが、何とかとり繕おうとした。
「ブルマー、こんな近くで見たことある?」
「(これ佳子ちゃんのブルマーじゃん。毎日拝ませてもらってますよ)いいえ、こんな近くで見るの初めてです。何だか緊張しますね。」
「実はね、このブルマー悪戯されているの。わかる?」
「悪戯?」
「そうなの、このお股の部分から前の部分にかけて、白いシミがテカテカとして広がってるでしょ。先生これなんだと思う?」
「(精子に決まってるジャン。俺の精子だよ。)さあ?何だろう?チョークの粉かな?」
「違うわよ。だって匂いを嗅いでみて。」
竹下はテーブルに置かれたブルマーを菅野に差し出した。
「これ、精子でしょ?男の人だから、匂いわかる?」
「精子?う~ん、これは...そうかもしれませんね。」
「そうでしょ。私何なんだろうと思って、一回家に持って帰って主人に聞いてみたの。そうしたら、一発で精子に間違いないと言ったわ。」
「そんなこと旦那さんと話してるんですか?そうですか。では誰かがかけたのに間違いないですね。それにしても酷い。このブルマーはどうしたんですか?一体誰のブルマーなんですか?」
「本人がね、絶対名前は言わないで欲しい、って言うの。だから教えられないけど、5月に一回ロッカーからブルマーを盗まれたんだって。本人は最初は更衣室に自分が置き忘れたのかもしれないと思って、また、次のブルマーを持ってきて、ロッカーに入れておいたら、今度は度々ブルマーが弄られていて、すごい匂いがしてくるようになったんだって。おそらく犯人が何度もブルマーに精子を出していたのよ。本人は怖くなって、誰がやってるのか、犯人を捕まえようと思って、ロッカーにしばらくそのままに入れておいたらしいのよ。」
「そうなんですか。ブルマーが好きな変態がいるんですね。」
「そうなのよ。去年まではこんな事、一度もなかったのよ。今年になったら急に起こり始めたの。」
「起こり始めたとは?」
「他にも何人か、ブルマーを盗まれました、って訴えに来る女子がいてね。みんな3年生なのよ。一体誰なんだろうねぇ。3年生の男子なのか、ひょっとして男性教員なのか?」
「先生、教員なんて、そんな冗談言わないでください。自分は全く知りませんでした。女子はこういうことは男の先生には話さないんですかね。それにしても、ブルマーを盗むなんて、酷い奴がいるもんだ。」
菅野の力説に、竹下は苦笑いしたようにも菅野には見えた。
「菅野先生、こっちの封筒の中も見てもらえます?」
「はい。こっちは何だろう?」
菅野は封筒を開けた。中には菅野が愛菜のロッカーに入れた、エロ漫画の上に悪戯書きをしたものだった。
「これ、どう思う?」
「うわー、どう思うって?これ本当に相当イカれてますね。これは誰なんですか?」
「これもね、絶対名前は言わないで欲しいって言われてるの。6月頃、ロッカーの中の自分の体操着が誰かに触られている感じはしたんだけど、特に盗まれたものは無かったので安心していたら、この手紙が入ってたんだって。この子はブルマーを学校に置いていかなかったから、盗まれなくてよかったけど。だから犯人は余計、彼女のブルマーが欲しくなっちゃったのかもね。」
「そうなんですか。(愛菜は大部前に竹下先生に相談してたんだ)」
菅野はふと我に返った。自分は何故竹下に呼ばれたのだろう?自分が犯人だと疑われているのだろうか?それとも...愛菜が喋ったのか?
「この漫画の内容もショックでしょうね。それで、自分に相談って何ですか?」
竹下は菅野の不安を振り払うように、これまでとはちがう柔らかい表情で答えた。
「菅野先生、ウチの学校で一番若いから、高校3年生の男の子に一番近いでしょ。だからこの犯人の気持ちがよくわかるんじゃないかと思って、意見を聞いてみたかったの。菅野先生、ブルマー好きですか?気になります?」
これは、からかわれているのか、それとも自分が犯人と知っていて問いつめようとしているのか...
「なかなか答えるのにしんどい質問ですね。もちろん男ですから興味はありますが。」
菅野は答え方が難しかった。全く興味がないと言ってしまうと男として嘘になるし、あくまでも平均的な男の答えをしたかった。
「高校の頃は、仲間と一緒に好きな女の子のブルマーを見て、喜んでましたね。結構みんな興味あったと思います。でもこんな酷い話は聞いたことないですね。」
「あ~やっぱり男の子ってブルマー好きなんだぁ。」
「いや、先生、あくまでも一般的な普通の話ですよ。」
「なんで、下着じゃないの?ブルマーなんて、濃紺の地味な色だし、見てても全然楽しくないと思うのに。」
竹下の核心をつく質問に菅野は戸惑ったが、竹下とブルマの話をすることに快感を感じ始めていた。
「こういう奴は下着じゃなくて、ブルマーじゃないとだめなんじゃないですか。」
「ブルマーじゃないとだめって?」
菅野は徐々にブルマーフェチの本性の片鱗を出し始めてしまっていた。
「例えば、下着だと、普段は見られない物じゃないですか。でもブルマーって、形がよくわかるし...」
「えっ!形って?」
「形って、つまりスタイルとか...」
「じゃあ、水着の方がいいじゃない?」
「いや、そういう奴にとっては、きっと水着は今ひとつかな。ブルマーがやっぱりいいんでしょう。」
「ブルマーの何を見てるのかなぁ?」
「ふっくらとしていたり、スジがはいって食い込んでいるところとか...」
菅野は過激なことを言いすぎてしまったと思ったが、竹下は笑みを浮かべながらどんどん突っ込んできた。
「食い込むって、どこに、どんなふうに?」
「それは、竹下先生、女性だからわかるんじゃないですか?お股の部分に食い込んでいるように自分には見えますよ。先生はブルマー穿いたことないんですか?」
「もちろんあるわよ。高校までは毎日穿いてたわ。バレー部だったしね。シャツもきちんとブルマーの中にしまって。」
「うわー、そうだったんですか。竹下先生のブルマー姿、是非拝見したかったですね。」
「あら、私のブルマー姿興味あるの?ついこの間まで、地元のチームに入っていたからブルマー穿いてたのよ。ブルマー姿見たければ、いつでも見せてあげるわよ。」
「ホントですか?そんな、からかわないでくださいよ。」
菅野は話に興奮して、股間が次第に大きくなっているのを感じた。
「高校出てからも大学の時や、先生になってからも、時折スカートの下に穿いてたわ。ブルマー穿いてるとなんだか安心するの。」
「先生になってからもブルマーはいてたんですか。そんなもんなんですか?そこはちょっと自分にはわからないですね。」
「だからね、女性にとってはブルマーが盗まれると言うことは、下着が盗まれるのと同じでとっても恥ずかしいことなのよ。」
「竹下先生もブルマー盗まれたことあるんですか?」
「あるわよ。」
菅野はドキッとした。盗んだ奴は竹下先生のブルマーをどうやって盗んだのか、ブルマーを使ってどうやってオナニーしてるのか、そう考えるだけで快感だった。
「ブルマー盗まれたんですか。どうやって盗まれたのか、知りたいですねぇ。」
「私以前小学校に勤めていたんだけど、地元のバレーの練習が体育館であって、練習が終わって、着替えて鞄の中に入れておいたら無くなってたの。家に帰ってから気づいたんだけど。誰が盗んだんだろう?と考えて、すごく嫌な気持ちになったわ。」
「鞄を学校に置きっぱなしにしたんですか?」
「ちがうの、鞄を置いて部屋を開けた、ほんの5分くらいの間にやられたの。初めからブルマーだけを狙ってたのね。」
「犯人はわかったんですか?」
「もちろん、小◯生の男の子よ。初めからこいつしかいない、と思ってたから問いつめたの。最初はシラを切っていたけど、最後には白状したわ。小◯生なのに、ブルマーのことが大好きで、毎日ブルマーのことばかり考えてるって言ってた。気持ち悪い、変な奴だった。」
「そうだったんですか。小◯生が...すごいですね。」
自分の他にも小学校の頃からブルマーが好きな奴がいるんだと思い、菅野は興奮した。そいつは竹下先生のブルマーを使って絶頂感を味わったに違いない。
「あー、余計なことまで喋っちゃったね。ところで菅野先生にお願いがあるの。」
「何でしょう?」
「菅野先生はいつもおそくまで学校に残っていると聞いたのだけど。」
「はい、大体夜は8時から9時くらいまで学校にいます。」
「そんなに遅くまで何やってるの?」
まさかブルマーを漁っているとは言えないので、
「特にないですけど、色々とやることがあって...」
「そしたらね、先生が帰るとき、生徒の教室の方をぐるっと回って帰ってもらえないかしら。犯人がブルマーを悪戯しているとしたら、きっと夜だと思うの。」
自分が疑われていないことを知り、菅野はホッとした。
「わかりました。じゃあ、教室を見回って、変なことをしている奴がいたらとっつかまえてやりましょう。」
「助かるわ~、よろしくお願いします。」
「では、失礼します。」
菅野は興奮した状態で部屋を出た。女性とこんなに長い時間ブルマーについて話をしたのは初めてだった。しかも綺麗な竹下先生が、菅野が大好きなブルマーを盗まれたことまで話してくれるとは...
菅野は今後、堂々と教室を回る口実を得たことも嬉しかった。
夏休みも過ぎ、あっという間に9月になった。生徒が学校に戻ってきて、賑やかさを取り戻した。これから9月末までは、女子が体育でブルマーを穿くので、またブルマーをロッカーに置いていく日々のスタートでもあった。
菅野は愛菜との約束もあり、最初は教室前の廊下を歩くだけの日々であったが、やはり長年患ってきた性癖は直すことができず、次第にロッカーを開け、中の体操服の袋を漁り、ブルマーを探す日々が始まってしまった。ブルマー泥棒がいることが女子の間で認識されたのだろうか、可愛いと目を付けた女の子はなかなかブルマーをロッカーにおいていくことはなかった。
愛菜はどうなんだろうか?夏で部活も終わったし、そろそろブルマーを穿きっぱなしの状態は終わって、ブルマーを脱いで学校に置いていくようになっていないだろうか?愛菜のロッカーだけは怖くてなかなか開けられなかったが、ある晩、ついに意を決して愛菜のロッカーも開けてみた。
ロッカーを開けると教科書といつもの体操服の袋が入っていた。きれいにおりたたまれた赤いジャージと半袖の体操服はいつもの通りだった。その時、袋の奥に赤いストライプの巾着袋が入っているのを菅野は発見した。
「(うわっ、これは?愛菜ちゃん、ついにブルマーを学校で脱ぐようになったの?)」
菅野は巾着袋をポケットに入れると、真っ暗な教室を後にし、研究室に戻った。期待に胸を膨らませ、巾着袋を開けた。
中に入っていたのは、果たして...
次の瞬間、菅野はガックリした。巾着袋の中身は紺色のハイソックスが丸められたものだった。
菅野は騙されたような気分になって、何とも言えない怒りが込み上げてきた。
その時である、袋の中に小さく折りたたまれた紙片があるのを菅野は発見した。
「菅野先生、私との約束守ってる?菅野先生がこの手紙を読むことは絶対にないよね?もう人のロッカー勝手に開けてブルマーに触ったりしてないよね。」
愛菜が綴ったものだった。菅野は、ブルマーの発見に期待を膨らませていただけに、ふざけんな、と言う気持ちになり、菅野は愛菜に不満をぶつけるように手紙に返事を書き始めた。
「愛菜ちゃん、この袋の中にブルマーが入っていると思い、期待に胸を膨らませて袋を開けてしまったよ。だからとても残念な気持ちで一杯だ。自分はどうしてもブルマーから離れられないんだよ。愛菜ちゃんとの約束通り、あれ以来、ブルマーを盗むことはしていないけど、どうしてもブルマーに触りたくなってロッカーを開けてしまうんだ。愛菜ちゃんがブルマーを穿いているところが見たい。愛菜ちゃんのブルマーに触りたい、愛菜ちゃんのブルマーにしみ込んだ匂いを嗅ぎたい。お願い、ブルマーを置いていって。」
菅野は感情的になり、そう手紙に返事を書くと、巾着袋に入れ、教室の愛菜のロッカーを開け、体操服の袋に戻した。
9月末に前期試験があった。ここで前期の成績が決まるため、特に推薦を狙っている生徒は、点数をとろうと必死に勉強する。K大学を狙っている愛菜も例外ではなかった。菅野が担当している化学の愛菜の点数は68点であった。
答案返却になった。愛菜は推薦を狙っているだけあって、自分の点数が心配そうな表情をしている。
「平均点は53点だ。もう少ししっかり勉強しなさい。なお、推薦入学などで相談がある者は、化学準備室に相談に来るように。」
愛菜の顔をチラッと覘くと、厳しい表情をしていた。当然である。あまり点数をとらせないように、詳しく触れなかった部分を重点的に出題したのだ。
放課後、菅野はムラムラとした思いをたぎらせながら、化学準備室で愛菜の訪問を待った。ここまでは筋書き通りである。
「失礼します・・・」ノックとともに愛菜の声が響いた。菅野は湧き上がるブルマーに対する欲情を抑えながら平然を装い、愛菜を迎えた。時計は午後4時を回ったところだ。
「ああ、愛菜ちゃん、久しぶりだね。折角来てくれたけど、これから会議があるんだよね。6時半くらいに出直してくれないかなあ。それまで待てる?」
「そうですか・・・。図書館で待って、また出直します」
愛菜は紺色のプリーツスカートを翻し、残念そうに部屋を出て行った。あのスカートの下には、あのスカートの下には、濃紺のブルマーをまだはいているにちがいない・・。
「失礼します・・・」午後6時半、ふたたび細い声が響いた。そろそろ夏も終わりを迎える季節ではあったが、まだ窓から薄日が差し込んでいた。
「ああ、おそくなってごめんね。どうぞ座って」
菅野は奥のソファに愛菜を座らせた。
「どうしたの?指定校推薦のことかな?」
「そうなんです。わたし・・・、大学の推薦狙ってるんですけど、今日の化学の点数じゃ・・・・」
まさに狙いどおりだった。
「それで、...僕にどうして欲しいの?」
「先生、化学の成績、評定5を付けてもらえませんか?」
「5?ちょっと厳しいかなぁ。68点だったよね。」
「先生、お願いです。私、化学で5がつかないと、K大学の推薦基準に届かないんです。」
「う~ん」
沈黙が続いた。
「それで...愛菜ちゃんは、5を付けてもらうためにどうすればいいか、何か考えてる?」
「それ、どういう意味ですか?」
「愛菜ちゃんは自分の評定を5にすることを望んでいる、そのためには先生が望んでいることをしてあげるのが一番じゃないかなぁ?」
「...先生が望んでいる事って...何ですか?」
「...それは...愛菜ちゃん、もう言わなくてもわかってるんじゃない?この間手紙にも返信したし...読んでくれた?」
菅野は内心ドキドキしていたが、努めて平静を装いながら続けた。
「ちょっと...ちょっとそのスカートをめくって...目の前でブルマーを見せてくれればいいんだよ。今スカートの下にブルマー穿いてるんだろ。」
菅野は目の前に座っている愛菜のスカートの裾に目をやった。愛菜の膝は固く閉じられている。その奥に穿かれているブルマーを想像しないわけにはいかなかった。
「先生...何言ってるんですか...そんな恥ずかしいことできません。それにブルマーも見せたくありません。」
「へぇー、そんなこと言うんだ。じゃあこの話はおしまいかな?」
菅野は半分脅すように言った。おそらく愛菜は、見せるだけなら、と観念するのではないかと期待していた。二人の間に再び沈黙が訪れた。
「わかりました。先生、じゃあ諦めます。ありがとうございました。」
愛菜は立ち上がった。菅野は予想外の答えに一瞬戸惑ったが、愛菜のブルマーを見られるかもしれないチャンスを逃したくないと思った。
私に背中を向けて歩き出したところで、菅野は愛菜の背中から抱きついた。
「キャッ!何するの!」
声をあげた愛菜の口を左手でふさぎ、右手で彼女のウエストに手を巻きつけた。菅野は腕力に自信はないが、愛菜なら抑えつけられるとふんでいた。
「イヤッ!やめて!離して!」
むずがる愛菜の耳元で菅野はささやいた。
「点数なんてどうにでもしてあげるんだよ。自分の言うことさえ聞いてくれれば・・・、ぼくの言うとおりにしてくれさえすれば、推薦入学なんてどうにでもなるんだよ・・・」
愛菜は激しく抵抗し、肘で菅野を突き飛ばし、走って部屋をから出て行った。
残された菅野は何とも言えない虚しさが残った。愛菜のブルマーを目の前で、生で見られる最大のチャンスだったのに...
菅野はズボンのチャックを下ろし、中に手を入れた。この時のために、今日は愛菜 のブルマーを穿いてきていたのだ。愛菜とのやりとりを思い出しながら、ブルマーの上から自分のものを擦り始めた。
その時だった。ノックの音が...
「菅野先生いらっしゃいますか?」
竹下の声だった。
「竹下先生...どうしたんですか...」
菅野はあわててズボンのチャックを上げ、立ち上がった。そこには竹下と愛菜が立っていた。
「愛菜...お前...裏切ったな!」
「あら、菅野先生、一体何を言ってるのかしら?自分の穿った欲望を、愛菜ちゃんで叶えようとしたらだめよ。」
菅野は自分のしたことが竹下にばれてしまったショックで、言い返せなかった。
「菅野先生、その代わりにね、先生が毎晩教室を見回ってくれているお礼に、私が先生のお願いを叶えてあげるわ。」
「...どういうことですか...?」
「2ヶ月前、保健室に来てブルマーの話をしたとき、ブルマー泥棒のことだけでなく、私のブルマーにも随分興味があるみたかったじゃない。今日は私、スカートの下にブルマーを穿いてきたのよ。」
「えっ!...」
「私のブルマー、見たいでしょ...」
竹下がスカートのすすを少し捲り上げ、菅野に近寄ってきた。竹下はクリーム色のブラウスにグレーのプリーツスカートを穿いていた。上にはボタンをすべて開けた状態で白衣を羽織っていた。
「菅野先生っ!はい...」
竹下はそう言うと、いきなりスカートのウエストの部分のホックを外した。スルリとスカートが床に落ちると、ブラウスの裾の奥に紛れもない濃紺ブルマーが出現した。
「ほーら、あなたが大好きな濃紺ブルマーよ。菅野先生はこうする方がいいのよね。」
竹下はブラウスの裾をブルマーの中に入れ始めた。菅野の前に、竹下の目映いばかりの濃紺ブルマーが妖艶さを振りまいて迫ってきた。
「うわぁー、うわぁー...ブルマー,,,濃紺のブルマーだ。竹下先生のブルマーだ。」
「そうよ。菅野先生の大好きなブルマーよ。もっと顔を近づけて見ていいのよ。」
菅野はゴクンとつばを飲み込んだ。目の前には憧れの竹下先生がブルマー姿で机にもたれかかって立っている。ブルマーは土手の部分がふっくらとして、お股に向かってUの字型にスジが食い込んでいる。菅野が今まで目にしてきた中でも最上位に位置する形をしているブルマーだった。
菅野は黙って立っている竹下のブルマーに少しずつ顔を近づけた。ブルマーのほのかな香りが伝わってくる。
「...あの...匂いを...ブルマーの匂いを嗅いで...いいですか...?」
菅野はうわずった絞り出すような声で言った。
「もちろんよぉ、あなたが大好きなブルマーよ、好きなようにしていいのよ。」
菅野はブルマーに顔を埋めた。中身の入っていないブルマーを頭にかぶったり顔を埋めたりしてきたが、中にぎゅっと肉体がつまったブルマーに顔を埋めるのは初めてだった。お股のモッコリしている部分に鼻を押し当て匂いを嗅いだ。汗をかいた少女のブルマーとは違って、大人の体臭を感じるブルマーだった。モッコリしている下からお股に食い込んでいっているスジの部分を舌で舐めてみた。太腿の付根の内側の部分がスベスベして気持ちよかった。
「うわぁ...すごい...ちょっとだけ...ちょっとだけ触ってもいいですか...?」
竹下の顔を見上げると、竹下は笑みを浮かべていた。菅野はすかさず右手を股間の奥まで入れて手のひら全体でオマンコを包み込んだ。
モミ...モミモミモミ
「(柔らかい、なんて柔らかいんだ...)」
菅野はすっかり最高の快楽の状態に達した。そのまま左手を竹下の後ろに回し、股間から手を入れて、前から後ろから股間を揉み続けた。オマンコはゴムまりのような弾力性があり、弾けそうな柔らかさと、恥丘の部分の固さのバランスが絶妙で、これ以上考えられないものだった。菅野はそのまま指を立てて割れ目をなぞったり、恥丘の部分を指で挟んだりしながら、ひたすら股間をモミモミし続けた。
30分以上経っただろうか、竹下がひたすらモミモミし続ける菅野に声をかけた。
「菅野先生...気持ちいいでしょ。どう?夢が叶ったご気分は?」
「...最高です...竹下先生...すごいよぉ...やめられないよ...ブルマー最高です。」
「菅野先生、そろそろ先生の下半身も楽にしてあげるわよふぉ。」
菅野はその言葉を聞き、ブルマーのことばかり考えていた思考が一瞬停止した。
「いや...竹下先生...その...今日はこれで...満足です...」
「えー?何言ってるの?これからがいいところなんじゃない。」
竹下はそう言うと菅野の手を払いのけ、床にしゃがみ込んでいる菅野のズボンの上から股間の膨らみに手を置いた。
「イヤだわ、菅野先生,もうこんなにズボンの前を膨らませて…。」
「あっ、竹下先生、大丈夫...今日は大丈夫なんです。」
菅野は、ズボンの下にブルマーを穿いていることが竹下にバレてしまうのを怖れていたのだ。菅野はかたくなにベルトを押さえて竹下を拒んだ。
「やだぁー、菅野先生、人にここまでやらせておいて...それともズボンの下に何か見られたくないものでもあるのぉ?」
図星だった。菅野は床に仰向けに近い状態で、後ずさりした。
その時であった。菅野の後方に人の気配がして、何かが菅野の両肩にふれた。それはソックスをはいた足首だった。
「菅野先生、先生が見たがってた私のブルマー、見せてあげるよ。」
声の方向を菅野が見上げると、紺色のプリーツスカートの真下だった。スカートの中が薄暗い中うっすらと見える。いつの間にか、愛菜が両足で菅野の頭を挟み込み、立ちふさがっていたのだ。愛菜がこの部屋にまだいたことを、菅野の頭の中から消え去っていた。
「愛菜ちゃん、大丈夫なの?こいつ変態だから、無理しないでね。」
竹下が心配して愛菜に声をかけた。
「竹下先生、二人のやりとりを見てたら、私何だか面白くなってきちゃった。私、大丈夫です。」
「ふふっ、菅野先生、もっとハッキリ見たいよね。」
愛菜はそう言うと、プリーツスカートの裾を少し持ち上げた。スカートの中に部屋の明かりが差し込み、菅野の頭の上で、愛菜のブルマーの股間がくっきりと浮かび上がった。幾筋ものシワが股間に食い込んでいるのが目の前に迫っている。
「うわー、愛菜ちゃん、愛菜ちゃんのブルマー、すごい...ブルマーがオマンコに食い込んでる。うわぁ!」
その瞬間に菅野の手はベルトを離れ、愛菜の足首を押さえていた。竹下はベルトを外し、ゆっくりとファスナーを下ろした。そしてすっとズボンを摺り下げていくと、そこからは紺色の生地が現れた。ブルマーだった。その伸縮性に富んだ布はいきり立ったペニスに突き上げられテントのように盛り上がっていた。
「あらいやだわっ、菅野先生っ!イニシャルがMAって書いてある。いったい誰のブルマーを穿いてるの?ブルマーをこんなことに使っていたなんてっ!」
「竹下先生、MAって、たぶん私のブルマーです。うわっ、きもっ!」
愛菜がロゴに付いた自分のイニシャルを確認して頷いた。
「愛菜ちゃんが合宿の時盗まれたブルマー?イヤーね、気持ち悪い。こういう風にして盗んだブルマー使ってたんだ。」
竹下はブルマーに包まれた菅野の男性器に優しく手を置き柔らかく擦った。
「...もうすっかりこんなになっちゃって...」
「ふうぅ~、ふうぅ~、ぅぅ…」
菅野は快感に悶えながら、顔の上に広がる愛菜のスカートの中を見つめていた。竹下は手のひら全体を使って、そんな菅野のブルマーの膨らみを包み込み、容赦無くクリクリといじり回し、愛撫を始めた。
菅野は目の前の愛菜のブルマーの股間への食い込みを見ながら、下半身をブルマーの上から弄くり回されることに、ほとんど耐えられない状況になっていた。
「わぁ、すっかりコチコチ…ブルマーもどんどん湿っぽくなってきたわ。菅野先生、ブルマーの膨らみからもだんだんシミが出てきたみたいだし...」
「ぅ、ううー、ううー...」
「じゃあ、そろそろ仕上げにいこうかな、愛菜ちゃん、大丈夫?」
「もちろんOKです。私は何をすれば良いのですか?」
「別にないわよ。そのまま菅野先生の手を捕まえておいてちょうだい。」
竹下は菅野のブルマーと下着を一気に下ろした。すると、辛うじて先っぽが剥けてそそり立っている菅野の男性器が露わになった。愛菜にとって男性器を見るのは初めての経験だった。
「うわぁ、まるでカエルがひっくり返されて、解剖される寸前みたいですね。」
愛菜はすっかり面白くなってきていた。
竹下は菅野の性器の上にブルマーのまま跨がり、腰を動かして、ブルマーの股間で菅野の性器を擦り始めた。
菅野は愛菜の股間を触りたくて、腕をスカートの中に入れて指先を愛菜の股間に向けて手を伸ばしていった。同時に竹下のブルマーによる刺激がほぼ絶頂のオーガズムを感じさせ、もう限界に達していた。
菅野の指先が、愛菜の股間の一番敏感で柔らかい部分に触れた。
「あんっ!」
愛菜が声を出した、その瞬間だった。
「うぁっ!」
プシューと、音が聞こえるほどの発射だった。
菅野は慌て愛菜のスカートの中から手を引っ込めた。竹下が菅野の迸る精液を、ブルマー全体で受け止めていたのだ。6回ほど射精しただろうか、菅野は生気を抜かれたように、脱力した。
竹下はさっと立ち上がり、精液にまみれたブルマーをするすると脱ぐと、あっという間にスカートを穿き、元の姿に戻っていた。
「さあ菅野先生、全ては終わったわ。このブルマー、先生が生徒のブルマーに精液をひっかけた証拠よ。」
菅野は唖然として、竹下を見つめた。
「私が見せた生徒のブルマーの精子と比べてみればすぐにわかるわ。私の夫の職業わかる?医者よ。DNA検査なんてお手のものよ。」
「菅野先生、それにあなたが生徒のロッカーを開けてブルマーを盗みまくっていたのはもうわかっているの。生徒中の噂になってるわ、今更言い逃れはできないわ。」
「愛菜っ、お前裏切ったな!」
「何言ってるの?愛菜ちゃんは、ずっと菅野先生をかばってきたんだよ。6月に変な手紙入れられて相談に来て、7月には犯人がわかっていたのに、ついこの間まで私には言ってこなかったんだよ。この手紙さえあんたが書かなければ。」
竹下はそう言って菅野が愛菜に返信した手紙を差し出した。
「何?この内容、どうしてもブルマーに触りたくなってロッカーを開けてしまうんだ。愛菜ちゃんがブルマーを穿いているところが見たい。愛菜ちゃんのブルマーに触りたい、愛菜ちゃんのブルマーにしみ込んだ匂いを嗅ぎたい。お願い、ブルマーを置いていって、だって。あーキモイキモイ。愛菜ちゃんはこの手紙を見て、もうあなたは立ち直らないと思って、私に相談してきたのよ。」
「...」
菅野は気が動転して、言葉を発することができなかった。
「あなたのブルマーフェチは直るどころか、最低最悪に向かってるね。それに女子のブルマーばっかジロジロ見るのやめたら?3年の女子はみんな言ってるわよ。菅野先生は変態だって。体育のときとか、部活のときとかブルマーばっかり見てるって。これからも盗んだブルマー使って、オウチでシコシコする?毎日ブルマーのビデオとかで何回オナニーしてんの?オナニーのしすぎで皮伸びちゃってんじゃん。仮性包茎なんてどうしようもないね。あなたはもうおしまいよ。2学期、菅野先生この学校にまだいるかなー?」
「さあ、愛菜ちゃん、行きましょう。」
「はい、そうだ菅野先生、私の成績5にしておいてね。」
そう言い残し、2人は部屋を去っていった。
菅野は9月末退職願を校長に提出した。校長から理由を聞かれたが、私的な理由としか答えることができなかった。
3ヶ月後、菅野は東京から離れた田舎で小中◯生相手の塾の講師をしていた。やはり、ブルマーをはく少女たちからはどうしても離れられない。時折生徒が無防備に股を開いて、スカートの奥に見せる紺色の布地に興奮しながら、竹下先生のブルマーの股間の感触を思い出し、愛菜のブルマーを手に取り匂いを嗅ぎながら、二人のブルマーを思い浮かべて、何度もオナニーにふける毎日であった。