童貞卒業物語・前編~女子が着替えている教室で~

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ボクが高校2年のころのお話です。

授業中に居眠りしていたボクは、誰かが近づいてくる気配を感じて目を覚ましました。

視線の先には学校指定のジャージを片手に驚いた顔をしている同級生、栗原さん。

ギリギリ地毛で通してるであろうダークブラウンの髪に、着崩されたYシャツと短めのスカート。

不良っぽい雰囲気の割には小柄で口数が少なく、陰キャのボクでも威圧感を感じない女の子でした。

ボクは寝惚けたまま彼女の名前を口にしようとしました。

すると、栗原さんは焦った様子でボクの口をやわらかな手で塞いだのです。

ボクは驚きのあまり、言葉を失いました。

「あんた、死にたいの?」

囁く栗原さんの視線を追って教室内を見渡すと乳白色の世界が揺らいでいます。

ボクはすぐにその乳白色がカーテンだと理解しました。

ボクの席は窓際の中央でちょうど柱がある部分。

これまでも風がある日は、ボクのくるぶしの上ぐらいまで伸びている長いカーテンが波のように広がり、教室からボクを隔離することがしばしばあったのです。

しかし、頭には疑問が残りました。

どうして小声で話す必要があるのだろう、と。

疑問の目を向けると、栗原さんは手に持ったジャージを強調します。

「次、体育」

その言葉を聞き、ようやくボクは自分が置かれた状況を理解しました。

ボクたちが通う高校は山の麓にあり、グラウンドは少し離れた山の中なのです。

グラウンドへ向かうのは教室棟1階の玄関からなのですが、残念なことに体育館と更衣室は教室棟3階。そして、ボクらの教室は教室棟2階です。

つまり、更衣室で着替えようとした場合、1度3階へ上がってから、1階の玄関へ下り、そこから山を登る必要がありました。

だから教室は女子が使い、男子はトイレや廊下で着替えるというのがボクの学年では暗黙のルールになっていたのです。

恐る恐る栗原さんを見ると、呆れたように言いました。

「まさかまだ男子が残ってたなんてね。覗き?まあ××は違うか」

カーテンから見えるのは足首程度。仮に教室側から見えたとしても、学校の指定靴のため、男女の判断はしにくかったのでしょう。

己の真面目というアイデンティティに感謝しつつ、ボクは栗原さんに懇願しました。

「ごめん、黙っててくれる?ほんと態とじゃないんだ」

「だったら大人しくしてなよ。みんないなくなったら、合図してあげるから」

授業時間に遅れるのは確定したものの、今後の学校生活を守れることのほうが大事だったので、ボクは素直に安堵しました。

「栗原さん。ありが……」

お礼の言葉尻は風に流されました。

栗原さんが平然とした顔で、Yシャツのボタンを外していたのです。

カーテンの内側。つまりボクの目の前で。

ボクの視線は、自ずと開けたシャツの隙間から見える白地に青い花が彩られたブラジャーとその内側に隠された白く小さめの双丘に釘付けになりました。

「なに?ガン見されると、恥ずいんだけど?」

「え、あ……っと」

なぜそこで着替えてるのか聞こうとしましたが、上手く言葉は出ませんでした。

おそらく他の子に見られたくなかったのでしょう。

栗原さんはボクに背を向けると、ハンカチかなにかで胸元のあたりを丁寧に拭いているようでした。

「あっ、もしかして小さいとか思った?ショックなんですけど」

「い、いや。全然」

「冗談だって。こう見えてもCあるしぃ」

「今の……親父ギャグ?」

「うわ、さむっ」

栗原さんが悪戯な笑顔で振り向くのを見て、素直に可愛いと思いました。

「ねえ、××って童貞?」

「え?」

沈黙が流れました。

ボクは誰がどう見ても童貞ではあるものの、男として公言はしたくなかったからです。

「いいじゃん別に。童貞でも」

「よくは……ないでしょ」

恥ずかしさでちゃんと声が出ていたかは分かりません。

「ふうん。じゃあさっさと卒業しちゃえばいいじゃん、童貞」

「いや、そんな簡単に……」

「誰か好きな子いるの?いないなら、Y子とかA香に頼んであげよっか?簡単にヤラせてくれるよ?」

そう言いながら、ジャージを履いてからスカートを脱ぎ捨てる栗原さん。

「M美?まだ着替えてんの?私たち先行くよ?」

「うん、ごめん。先行ってて。ちょっとお腹痛くなっちゃって」

栗原さんはカーテンから顔だけ出して友達に返事をし、ぐるりと教室内を見回したあと、こちらに向き直りました。

「なんなら私でもいいけど。どうする?」

高校2年生の陽キャ女子ともなれば、きっと慣れたものなのでしょう。

栗原さんは可愛いブラと浅めの谷間を晒したまま、恥ずかし気もなくボクの両目をまっすぐと見つめてきます。

「どうするって言われても……」

「あのさ、深く考えすぎなんじゃない?もっとシンプルでいいと思うよ」

「シンプルって……例えば?」

栗原さんが右手でピースを作り、左手で1本ずつ畳んでいく。

「したい、か。したくない、か」

言葉に詰まりました。本音を言えば、当然したい。

したいけど、そう口に出してしまえば、もう後戻りはできません。

「そういうの嫌い?」

首を振りました。

「じゃあ、しちゃおうよ?誰がいい?Y子?A香?」

それを簡単に決められるなら、今頃ボクは童貞じゃないはずです。

「おっけぇ。じゃあ、とりあえず私がこれしたげるから。続きをどうするかはあとで考えてよ」

栗原さんは右手で輪を作り、大きく開けた口の前で前後させて見せます。

『フェラ』

その言葉が脳裏をよぎると同時に栗原さんの姿が消え、太ももから脳へ鋭い刺激が駆け抜けました。

机で見えていないのに、栗原さんの行動は手に取るように分かりました。

「ギンギンじゃん」

小さな呟きが聞こえ、ズボンの上から肉棒をやわらかな感触が包みました。

それだけで射精しそうでした。

緊張で身動きひとつ取れないボクを無視して、栗原さんは静かに、そして素早くボクのベルトを外し、非常口のチャックを下ろしてゆきます。

「よいしょっ、と」

ボクの股から栗原さんの首が生えたことに驚くのも束の間。先ほどよりも強い刺激が全身に走りました。

栗原さんがボクの肉棒をがっしりと掴み、パンツから取り出そうとしているのです。

反射的にカーテンの向こうを意識しました。

教室で。それもカーテン一枚を隔てたところで同級生の女の子たちが着替えてるところで、自分の肉棒を露出する。

普通に考えれば、とんでもない変態行為です。

「ちょっと待って。やっぱり……」

栗原さんに目を戻すと、とてつもない解放感が漂ってきました。

既にギンギンにそそり立った肉棒が露出されていたのです。

「へえ、悪くないじゃん」

ボクも性欲ギラギラの高校男子ですから、自分の肉棒の長さが日本男児の平均値なのは知っていました。

だから、意外な反応をもらい、胸の底から嬉しさが込み上げてきます。

「そう?普通だと思うけど?」

「長さはね。でも、太くてカリ高だから全然。寧ろ私が見てきた中でも上位だと思うよ」

肉棒にかかる吐息が妙にくすぐったく、気づけば自分の肉棒が栗原さんの口で包まれる瞬間を今か今かと待ち侘びていました。

そんな気持ちを見抜かれたのでしょう。

「忘れてるかもしれないけど、まだ何人かいるから声は絶対我慢ね。その代わり、こっちは好きな時に好きなだけ出していいから」

そう早口で言うと、栗原さんは口を大きく開けました。

肉棒が一気に生暖かいものに包まれ、思わず声が漏れそうになります。

「ははん」

我慢と言われた気がして、ボクは息を止め、歯を食いしばりました。

「ははへ、ひひふっへ」

声がくぐもっているため、何を言ってるのかは分かりません。

とにかく口呼吸だと声が漏れそうだったので、必死に鼻で呼吸をしていました。

栗原さんは吸ったり、前後運動をすることはなく、ひたすらボクの肉棒に舌を絡めてきました。

あとで冷静に考えると、あれはなるべく音を立てないための工夫だったのでしょう。

刺激はそれほど強くはありませんでしたが、自慰では感じられない温もりと特殊な環境下で、ボクは射精すること以外考えられなくなっていました。

「うっ……」

呻き声を漏らしたことにも気づかず、ボクは栗原さんの口の中に欲望を吐き出しました。

ドクドクと脈打つ肉棒はなかなか治まらず、おそらく10秒くらいは射精していたんだと思います。

息を整えていると、栗原さんと目が合いました。

眉毛を八の字に曲げ、責めるような視線でこちらを見ています。

好きに出していいと言ったのはそっちだろ。

心の中でそう思いましたが、口から出たのは謝罪だけでした。

栗原さんは不敵に笑ったあと、左手でハンカチを取り出し、その上に右手で皿を作りました。

ドロッドロの濃ゆい白濁液が栗原さんの薄紅色の唇からだらりと零れ落ち、右手の上に液溜まりを作ってゆきます。

液溜まりは最終的に500円玉を超える大きさになっていました。

「出しすぎ(笑)」

鼻息交じりに文句を言われましたが、ボクはそれどころではありませんでした。

ボクの精液を口から垂らしたままの栗原さんを見て、同級生の女子に口射したという事実が、荒波のように襲ってきたのです。

顔が紅潮し、動悸が激しくなってゆくのが分かりました。

「あっ、もう大丈夫みたい」

栗原さんが身体でタックルするようにカーテンを解き放つと、教室の風景が広がりました。

あちこちに無造作に脱ぎ捨てられた女子の制服が散らかっており、いつもの教室とは別の空間のように感じます。

「ねえねえ」

呼びかけられて栗原さんに向き直ると、その両手は教室の窓から外へ出されていました。

「えい」

掛け声と一緒に栗原さんが手を振ると、手の中からボクの精液が飛散しました。1回、2回、3回。

「ちょっ、だめだって」

「大丈夫大丈夫。こんなとこ誰も通らないって」

確かに校舎裏は山道なので人通りは皆無に等しいし、教室内に水道がない以上、精液を持ったままうろつくわけにもいかないので、仕方がないことだったのかもしれません。

「それより、どうすんの?このままサボって続きしてあげてもいいけど?」

壁掛け時計をちらりと見ると、丁度体育の始業チャイムが鳴り響きました。

もうどうせ間に合わない。

その状況が返ってよかったのでしょう。

ボクが腹を括って力強く頷くと、栗原さんはまた悪戯な笑みを浮かべました。

「そっ、じゃあ行こ」

「え?どこに?」

「トイレ。ここじゃ廊下から丸見えだし、担任とかがたまに来るから無理」

移動中、栗原さんはずっとボクの前を歩いていました。

だからボクはずっと栗原さんのお尻から目が離せませんでした。

当然ですよね。これから栗原さんのまだ見ぬあそこに、ボクの肉棒が入っていく瞬間を繰り返し繰り返し、想像していたのですから(笑)。

――後編へ続く

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