私の名前は奈美恵です。
今は日本でも知ってくれている人は知ってくれているピアニストです。
これは私が音大に通っていた頃の話です。
もう20年くらい前に遡った古いお話ですが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
私には当時本当によくしてくれた恩師がいました。
私が高校生の時にピアノの全国大会に出場した際に声をかけてくれたのが、その美代子先生との出会いでした。
その時のことをよく覚えています。
「あなたうちの大学に来ない?あなたの弾くピアノの音にはどこか寂しさを感じるわ。今はまだ荒削りだけれど、それはきっとあなたの天賦の才なのね」
と言われました。
その時の私には美代子先生が何を伝えたかったのかがわかりませんでした。
でも、私は早くに母を亡くしており、父は私のためと再婚するものの、私が新しいお母さんには馴染めなかった過去がありました。
それなりに波乱万丈ではありましたので、その『寂しさ』という単語に美代子先生が良き理解者に思えたのでした。
当時の美代子先生は独身で30代中盤だったと思います。
スラっとした体型にシワひとつない真っ白なスーツを身にまとい、自然な笑顔が素敵なオシャレでカッコいい女性でした。
今で言うと山本美月さんの様な透明感がありました。
長いサラサラのロングヘアが風でなびくと、女の私から見ても見惚れてしまうほど美しく、一気に私の憧れの対象になりました。
年頃だった私は、第二の母と再婚した父にこれ以上負担をかけたくないと思っていましたから、学費免除という条件を出してくれた美代子先生を信じてついていくことにしたのです。
もちろん美代子先生への憧れが一番大きかったのですが。
名門の音大に入った私に美代子先生は熱心に指導してくださいました。
時には厳しい口調で叱られる事もありましたが、レッスンを終われば母の様な優しさで私を包んでくれました。
しかも美代子先生は私の家庭の事情を知った上で、卒業までという条件で、他の生徒には内緒でご自身のマンションに一緒に私を住まわせてくれたのです。
いつも遠慮がちな私に対して先生は口癖の様にこう言ってくれました。
「私は幸せよ。あなたの様な音色を奏でられるピアニストとこうして同じ時間を過ごせるなんて。だからここを自分の家だと思っていいんだからね。」
私が遠慮してたのは居候だからではなく、憧れの先生に対してだったのですけどね。
私が20歳になった時、先生はお祝いをしてくれました。
「奈美恵ちゃんももう20歳だね。おめでとう。」
この時私は始めてお酒を口にしました。
私の初めてのお酒はワインでした。
先生が気を利かせてくれて、私の生まれ年のワインを用意してくれていたんです。
私は心なしか気分が良くなり、先生にこんな質問をしました。
「先生は男の人とお付き合いしたりしないんですか?先生お綺麗だから…もしかして私のせいですか?」
先生との初めてした恋話でした。
先生は口元をニコッとさせて静かに首を横に振りました。
そしておっしゃいました。
「奈美恵ちゃん笑わないでね。実は、私男性恐怖症なの。。。確かに好意を寄せてくださる素敵な人はいるんだけど、どうしても私に勇気がなくて…そんな事してたらいつの間にかこんな歳になっちゃって…」
意外でした。
どちらかと言うと美しすぎてオーラがあるから、気軽に声をかけにくい事が理由だと思っていました。
「じ、じゃあいままで一回も…?」
「うん…男性とお付き合いした事ないんだ。」
驚いた顔をした私に気づいた先生は、
「言っちゃった。誰にも言ったことないのに。でも今日はおめでたい日だし、奈美恵ちゃんは家族みたいなものだからいいよね?」
と顔をくしゃっとして微笑みかけてくれました。
「はい♪私も男性とお付き合いしたことないですし!」
憧れの美代子先生と秘密を共有出来た事が何より嬉しかったです。
それから先生とは、『理想の男性』についてなどちょくちょく家で恋の話しをする様になりました。
今思えばわたしも先生も乙女のような会話でした。
私が4年生になった春、先生は私をコンサートに誘ってくださいました。
なんでも海外の有名なピアニストが来日してコンサートを開くのだとか。
「今日行くコンサートはね。私の好きなピアニストなの。その人のピアノはなんとも言えない寂しさの音色を奏でるのよ。奈美恵ちゃん。あなたと一緒ね」
先生は私にしっかりその人のピアノの音色を盗むようにと言っている気がしました。
当日、私はコンサートに見合う洋服を先生に借りました。
私にとっては思い出深いあの白いスーツです。
先生は薄いブルーのワンピースを選びました。
「2人でおしゃれして出掛けるなんてちょっとワクワクするね」
なんて言いながら家を出たのです。
コンサートはそれはそれは素晴らしく、私も本当に勉強になりました。
ご飯を先生にご馳走になって、少しばかりのお酒も飲んで最高の夜でした。
帰りの電車は帰宅ラッシュの終わりの方でしたが、まだそこそこの混雑具合でした。
電車の中で先生に言いました。
「先生。私、先生がよくおっしゃられる悲しい音色が分かってきたかもしれません。今更かもしれませんが…」
先生は首を横に振りました。
「ううん。今更なんてことないわ。難しいことだもの。むしろ、その若さで気づけるなんて奈美恵ちゃんはやっぱり才能があるのよ。うんきっとそう!」
「先生明日私のピアノ学校で聞いてもらってもいいで…」
と言ったところで、私は言葉が詰まりました。
お尻を誰かに触られたのです。
あたったのではありません。
明らかに手のひらでスーッと撫でられたのです。
「どうしたの?」
先生が私の異常に気づきました。
「い、いえ。なんでもありません」
私は先生に心配をかけたくないので、そう答えました。
私のその反応を見て『コイツは声を出せない』と思われたのか、お尻を触った手がまた戻ってきました。
そして今度はずっと触り続けたのです。
私は何者かによってお尻を撫でまわされて続けました。
私はグッと堪えて、無口になりました。
しかし、先生がそれに気づいた様で、私をかばう様に強引に私と位置を入れ替えたのです。
うしろで「チッ」と言う舌打ちが聞こえました。
私はその舌打ちの方を向きました。
しかし、先生が壁になって犯人が見えません。
私が体を傾けながらその犯人を探そうとすると、先生は小さな声で言いました。
「見ちゃダメ!向こうをむいてなさい」
私は先生に言われた通り、先生に背中を向ける様にカラダの向きを変えました。
背の高い先生は私がお尻を触られていることに気づきましたからきっと犯人が分かっていたのだと思います。
快速電車はビュンビュン駅を飛ばして進みました。
次の駅に着いたのは10分後でした。
駅に着くと、人がぱらぱらと降り、また同じくらいの人が乗ってきました。
私の後ろからも、人混みをかき分けて強引に出ていく男性がいました。
降車駅まで3駅、30分ほどかかります。
次の駅までの間、私と先生はずっと同じ位置、同じ向きで会話もなく立っていました。
(先生にバレて痴漢はもう降りたのかなぁ。さっきのあの男の人だったのかなぁ)
と思いながら乗っていました。
二つ目の駅でも人が少し入れ替わりました。
私はそろそろ先生と話そうと思い、カラダの向きを変えようとしました。
すると先生が、
「見ちゃダメ!もう少しだから…」
と言うのです。
痴漢はまだ電車の中にいる事を暗に先生は私に告げたのです。
一気に緊張が高まりました。
降車駅に着いた時、私は急いで逃げる様に電車を降りました。
先生は人混みにまみれながら、最後の方に降りてきました。
「先生さっきは助けていただいてありがとうございます。」
先生はにこやかな笑顔で応えてくれました。
私は本当に怖かったのに、先生は毅然としていてすごいなと思いました。
駅からの帰り道、私は先生にコンサートの事をあれこれ話しました。
先生はニコニコとして私の話を聞いてくれました。
今思えば先生の口数が心なしか少なかった様な気がします。
翌日、私は先生に寂しい音色の私なりの解釈をピアノで弾いて聞いてもらいました。
「奈美恵ちゃん。すごく良くなってるわね。私の寂しい音色の解釈もそんな感じよ」
憧れの先生に褒められて私は天にも登る気持ちでした。
「あ、そうだ。奈美恵ちゃん。ちょっと今日おつかいを頼まれてくれない?」
「もちろんです。」
「昨日のピアニストが東京の〇〇ホテルに泊まってるみたいなのよ。19時くらいにホテルに戻るみたいだから、このパンフレットにサインもらってきて欲しいのよ」
「わかりました♪」
私は敬礼の様な格好をして応えました。
「先生も結構ミーハーですね♪」
「そうね」
先生くらいのオーラのある人だと、私のミーハーの感覚と少し違ってキャッキャ騒ぐのではなくて、落ち着いているんだなと思いました。
「あ、でも19時半になっても来なかったら帰ってきてね。無理する必要はないわ」
と先生に言われました。
「わかりました。運に任せます!」
と言って学校を出たのが16時くらいでした。
私が東京駅に着いたのは16時半です。
駅の改札を出て〇〇ホテルに向かおうとしました。
私は一瞬息が止まりました。
そこでなんと偶然駅前のロータリーであのピアニストに出くわしたのです。
なんという強運かと思いました。
ピアニストはタクシーにまさに乗り込むところでした。
私はもうダッシュして、ピアニストを呼び止め、昨日のコンサートのパンフレットを差し出しました。
「プ、プリーズサイン…」
ものすごいカタコトな英語で伝えると、ピアニストはすぐに理解してくれた様で、
「Oh!Thankyou.アリガトウゴザイマス」
と言って、快くサインをしてくれたのでした。
昼間ピアノでも先生に褒められ、そのきっかけをくれたピアニストにもサインをもらえ、このサインを先生に渡したらきっと喜んでくれると思いました。
心の中で
(なんて日だ♪)
と叫んでしまいました。
私は1秒でも早く先生の喜ぶ顔が見たくて、すぐに先生の家に帰ったのです。
(先生こんなに早く帰ってきたら驚くかな♪)
私は家に着くと、先生を驚かそうと思い、鍵の音がしない様にそっと玄関を開けました。
ドアを開けると、玄関に見覚えのない男性用の靴が4足もありました。
(あれ?誰か来てる?)
と思った矢先、リビングのドアの向こうから明らかに穏やかではない会話の声が聞こえたのです。
私は息を殺して聞き耳を立てました。
「おら!さっさと言えよ!昨日の女はどこに住んでるんだよ。兄貴のお気に入りなんだよ!今日5時にここに連れて来いって言ったろうが!」
「そんな事出来ません…あの子は私の大切な生徒なんです。」
「へぇアンタ先生なんか…それで昨日生徒をかばってお前が身代わりになったっちゅうわけか」
(え…身代わり?)
私は昨日先生とずっと一緒にいました。
昨日の痴漢の件に違いないと思いました。
「どうりでうんともすんとも声をださねぇわけだ。生徒の前でいやらしい声なんて出すわけにいかんもんなぁ?ハッハッハッハッ」
複数の男性の笑い声がしました。
(昨日先生は私の後ろで痴漢に何か酷い事をされてたんだ…それなのに先生はずっと私に笑顔を見せててくれた…)
胸が締め付けられる思いでした。
「先生よぉ、電車でおまんこ晒された気分はどんなやった?え?実は感じてたんちゃうか?」
「おい答えろよ!兄貴が聞いてんだろうが!」
「そ、そんな事ありません…」
「それにしちゃえらい濡らしよったじゃないか。え?」
「そ、そんなこと…」
「フッよく言うぜ。あんだけ太ももに汁たらしといて」
私は昨日の電車の中での状況を今の会話で初めて知りました。
「まぁいいや。んじゃそう言うことにしといたるわ。とにかく、あの女呼べや」
「出来ません!」
「呼べやぁぁ!!」
「出来ません!それだけは許してください」
「それだけは?ほんならなんや?またお前が身代わりになって何でもするっちゅうんか?」
「どうなんだよハッキリせいやぁ!!」
少し間を開けて先生が静かに答えました。
「わかりました…私が代わりに何でもします…だからあの子には…」
「ほぉ〜教師の鏡やなぁ。こんな先生が俺にもおったら俺もこんな風になってないかもなぁ。でもなぁ先生。世の中そう感動的には出来てないんやぞ」
「…。」
「ま、先生もべっぴんさんやしなぁ。先生がそこまで言うんならそうしたるわ。…ほな手始めにとりあえずその服脱げや」
男は静かに先生に要求を突きつけました。
「何もたもたしてんだよ!兄貴が言ったらさっさと脱げやぁ!!」
男性達の罵倒する声が玄関にいる私をビクッとさせました。
「おうそうやそうや。初めから素直にそうやって従っとけば俺らかて、そんな怒鳴ったりせぇへんわ」
リビングの扉一枚向こうの光景が手に取るようにわかりました。
「おう。なんや先生。先生ってのは儲かるんか?えらい高そうな下着つけとるんやなぁ」
「兄貴、服着てたらわかんなかったっすけど、この女かなりいいカラダしてますね。」
「おう。そうやなぁ。こんなでっけぇ乳した女教師なんて、店持ってきゃあ高こう売れるで」
「売っちまいますか?」
「まぁ試してみてからやな。試してみんと分からんやろ?ガバガバのおまんこかも知れんしなぁ」
「そうっすね♪兄貴のあと俺らにも試させてくださいよ。こんないい女久しぶりなんす。」
「ったくしょうがねぇなぁお前ら。俺のあとは好きにせいや。」
「あざっす!!」
あの優雅で可憐な憧れの美代子先生には似つかわしくない男本意な汚らわしい会話が不快でした。
男性恐怖症の先生が私をかばうために、男達にいい様にされていると言う事実も耐えがたい苦痛です。
ただ、私自身足がすくんで助けることも逃げることも出来なかったのです。
「ほぉ〜。こらまたすんごいな。綺麗な脚しとるわ。教師にしとくのはもったないやないか」
「おうコラ。なにとまってんだよ。全部脱ぐんだよ。もたもたしとったらひん剥くぞ!!」
「こらこら、先生が怖がって震えとるやないかい。そんなん言われたら脱げるもんも脱げなくなるわなぁ?先生♪コイツらは大丈夫やから、はよ脱ぎぃや」
激しいプレッシャーと静かなプレッシャーをかけられていると感じました。
少し部屋が静かになりました。
少しの静けさのあとで、
「ほら先生♪そんな隠しとったら見えへんやないかい。コイツらも短気かて、その腕が上がらん様に痛めつけられる前にその手ぇどけぇや♪」
リビングの空気の張り詰めた様な緊張感を感じました。
「ほれみぃ。思った通りええ乳や。なんぼあんねん?」
「き、98です…」
先生の小さな声が聞こえました。
その声は微かに震えている事がわかりました。
「98ぃ?そらええわ!100ないとこがまた絶妙やなぁ♪なにカップやねん?」
「G…」
「ほぇ〜Gかい!おう!こっち来てよう見せぇや。こんな乳しとるんやったらあの電車の中で素っ裸にしときゃあ良かったなぁ?え?」
「そうっすね、そうっすね♪」
不愉快な男達の笑い声でした。
部屋の中で少しバタつく足音がしました。
おそらくリーダー格の男に近づかない先生を他の男が差し出したのだと思いました。
「これもいらんやろ。ほれッ!」
「ハハハ!先生ぇ!パンツがあんなに遠くに飛んでいっちまったぞ♪」
どうやら先生のパンツをリーダー格の男が脱がせて遠くへ投げたようでした。
「先生どうや?俺たちみたいな下品な男達の前で素っ裸にされた気分は?」
先生の状態が全裸である事が確実になりました。
「ほらここ座れや。」
ソファの座面を叩く音がしました。
「ハハハ♪おぉ柔らけ…なんやこの手は?どけぇや!」
「うわ!兄貴すっげえエロいっすね。もみくちゃじゃないですか。」
「当たり前や!女の乳なんて男に吸われるか揉まれるためにあるんやからな。見てみぃ。こーんなに乳首勃たしよるぞこの女。」
「本当っすね。」
「ほれほれ!気持ちいいやろ?ピンク色の極上乳首が硬くなってコリッコリしとるわ」
「や、やめてください…」
先生の小さな抵抗の声が聞こえました。
「先生ぇ!冗談キツいわぁ(笑)やめてでやめてたらワシらの稼業は務まらんぜぇ」
また下品な男達の笑い声がしました。
「おう。先生ぇお馬さんになれや。床に手ェついて」
「兄貴!こんなデッケェ乳してるから馬じゃなくて牛じゃないっすか?(笑)」
「ちげぇねぇや(笑)」
「ほら先生ぇ!そのまま四つ足で歩いてテーブル一周して来いや。帰ってきたら俺のにんじんをやるからよぉ」
「返事ィッ!!」
「はい…」
「おう、お前らコッチから見てみぃや!先生ぇのおマンコ丸見えやぞ!」
「ギャハハハハハ!!おい!隠してんじゃねぇよ!」
「おい。先生ぇのこの情けねぇ姿写真撮っとけ」
「隠すなっつってんだろうがぁ!」
「お願い…やめて!撮らないで…」
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!
「イヤァぁぁ!!」
先生の声は泣いている様でした。
無情にも何十回ものシャッター音がしました。
「おら歩け!そのまま兄貴んとこに戻るんだよ!」
「でっけぇ乳がぶらんぶらん揺れてすけべやなぁ先生。ほらご褒美や」
「え…」
「え?やないわ。いつも男のしゃぶっとるやろうが!やれや!」
「で、出来ません…」
「そんなん通用するか!ほれ口あけろ!」
「出来ませ…ンボボボ…」
男性経験のなかった私は、性行為について詳しくはありませんでしたが、何をさせられているかくらいの想像はつきました。
「なんやカラダに似合わずヘッタクソやなぁ。これじゃあ商品にならんわ。俺がベットでキッチリ教え込んだる。ベッドルームはどこや?」
「さっき玄関の方にありましたよ兄貴」
私はビクッとしました。
ベッドルームは私がいる玄関のすぐ右にあります。
(こ、こっちに来る!!)
私は震える脚をなんとか動かして、玄関を静かに開けその場から立ち去りました。
先生を見捨てて逃げたのです。
マンションの階段を13階から駆け下り、1階まで行き、無我夢中で走りました。
気付けば歩くと8分程かかる駅にいました。
私はどうしていいか分からず、駅のロータリーの片隅に脚を抱えてしゃがみ込みました。
(そうだ!警察に電話しよう)
と思いましたが、男達が撮った先生の写真の存在が私にそれを拒ませました。
逆上した男達が腹いせに先生の恥ずかしい写真を、大学やマンションの他の部屋の人達にバラまくかもしれないと思ったのです。
私は部屋に帰るのが怖くて、2時間もその場にしゃがんでいました。
時計が21時を指した頃、私はようやく家に帰る決心をしました。
先生が殺されていたらどうしよう。
先生が泣いていたらなんて声をかけよう。
と考えながら駅からの道を歩きました。
先生は私を守るために私をお使いにいかせ、男達に私の居場所を教えない代わりにあの男達に自らを捧げたのです。
守ってくれた先生の気持ちに答えるには、答えはひとつしかありませんでした。
(出来る限りいつも通り振る舞おう。)
私も腹をくくりました。
玄関の前でひと呼吸入れてドアを開けました。
「ただいま帰りました」
玄関に男の靴はありませんでした。
「お帰り〜♪」
先生はリビングのドアからいつも通りの笑顔で私を迎えてくれました。
さっきの出来事が嘘のように…。
「どうだった?会えた?」
絶対に私に勘付かせないと言う先生の強さ感じました。
「へへへ〜会えました♪ほら」
「え?…あ、会えたの?」
先生のきょとんとした表情で私は思いました。
(あのピアニストが◯◯ホテルに泊まっているという噂自体が先生の嘘だったのかも…。あの男達が来るから、私を家に近づけないために19時半まであのホテルに待機させておくつもりだっただけなのかもしれない…)
私がピアニストに会えたのは、おそらく本当にただの偶然だったのだと思います。
1日おいてからの1週間、先生は急なフランスへの出張で家をあけました。
その間にあの男達が来たらどうしようと毎日ビクビクしていました。
〜先生帰宅の日〜
先生が空港から電話をしてきました。
「ねぇ奈美恵ちゃん。今日、うちに田舎の母が急に泊まりに来るって言い出して…申し訳ないんだけれど、後でお金渡すから今日だけビジネスホテルに泊まってくれない?」
と頼まれました。
「はい…」
「ごめんね」
と言って電話は切れました。
3年間も先生とひとつ屋根の下で一緒にいれば、すぐにそれが嘘であることはわかりました。
日頃から先生は私に隠し事をしません。
なんでも本音で家族のように接してくれます。
あの一件の事以外は…。
(今日あの男達が家に来る)
そう直感しました。
憧れの先生が私を守るためにこれ以上何かされるのをもう黙っておけませんでした。
(いっそのことこのまま私が乗り込んで男達に…)
そこまで考えました。
「よしっ!」
昼過ぎの大学のキャンバスでひとり覚悟を決めました。
(夕方家に乗り込もう。先生に怒鳴られても嫌われても、私は絶対に出ていかない!もう先生だけに辛い思いはさせない!)
と思いました。
覚悟を決めると心の内側からどんどん恐怖心が溢れてきます。
(何されるんだろう…イタイ事されるのかな…変な事させられるのかな…恥ずかしい事されるのかな…)
私は押しつぶされそうになっていました。
でも、先生はあの晩こんな恐怖をダイレクトに感じていんだと思うと、胸が張り裂けそうな思いになったのです。
「ふぅ…」
私は小さな決意の息を吐きました。
その時です。
先生からの着信がありました。
「奈美恵ちゃん。忘れ物はない?もう今日は家に来ちゃダメよ!!絶対に!!」
いつもの先生らしくない強い口調でそう言われました。
先生も私と3年間暮らしていました。
もしかしたら私が感づいている事にうすうす気づいていたのかもしれません。
そして、私の性格上黙っていられない事もわかっていたのでしょう。
でも。私の決意は揺るぎませんでした。
夕方、私は先生の家の玄関の前にいました。
(神様…どうか慈悲のある結末を…)
神様に祈りながら、玄関を開けました。
玄関に男モノの靴がごった返していました。
私は男の靴を踏みつけながら靴を脱ぎ、リビングの扉を開けました。
「それ以上先生にひどいことしないで!!!」
開口一番叫びました。
そうでもしないと逃げ出してしまいそうだったのです。
リビングの中の光景を見て私は一瞬時が止まりました。
4人の男達に囲まれるようにして、美代子先生が裸にされて床に正座していたのです。
体には首から足首まで麻の縄がくくりつけられて先生の柔肌に食い込んでいました。
手は後ろ手にされ、先生の豊かなバストは麻縄で上下から押しつぶされる形で歪んでいました。
「あ…あ…せ、先生…」
あられもない姿にされた先生を見て言葉の出ない私を先生はとても驚き、そして悲しそうな目で見ていました。
「な、なんで…」
先生の大きな瞳からひと雫の涙が落ちました。
「あっ!!兄貴!この女!!」
男達が探していた本人が私であることに気づいた男が堰を切ったように言いました。
「ワッハッハッハッ!カモがわざわざ飛び込んできよったわ」
兄貴と呼ばれる主犯格の男を初めて目の当たりにしました。
なんとも恐ろしいその風貌に私は縮み上がりました。
頭はキラキラと光るほどベッタリと油の塗られたオールバックで、濃い茶色のサングラスをかけ、その奥にはうっすらと背筋が凍るほど冷酷な目が見えました。
体型は大柄で、兄貴と呼ばれるにふさわしい恰幅の良さ。
ただ、お腹はだらしなくたるみ切っていました。
「で?お嬢ちゃんどうしたん?先生の恥ずかしい姿を見にきよったんか?」
目の前で聞くと迫力のあるドスの聞いた関西弁でした。
「せ、先生を返してください!もう先生にひどいことしないで!お願いします。。。私はどうなってもいいから…」
思い切って言いました。
「愛だねぇ!ただよぉ、語尾の声が小さくなってるじゃねぇか!」
若い男が茶化しました。
「お嬢ちゃん。大したタマやなぁ。この状況でよう言い切った。ただなぁ…それは出来んのや」
兄貴と呼ばれる男の言葉に若い男3人がニヤニヤと笑いました。
「ど、どういう事ですか…?」
「いやな。俺らは1週間前に先生に契約書を結ばされてしもうたんや。お前のカラダに指一本触れさせんてな。ま、契約やから俺らからもひとつ条件付けたんやけどな。」
「え…じ、条件て…?」
私の想像もしていなかった展開でした。
「先生!この子に教えてやってぇな。」
「え…」
先生は目が泳ぎました。
「おら!1週間前にあんだけ何回も復唱したろ?教えてやんなよこの大切なお嬢ちゃんによ。お前はなんだ?」
先生は私から目を逸らして俯きながら答えました。
「わ、私…大空美代子は本日この契約をもって◯◯組様の所有物となりました。いついかなる時も私は従順に与えられた指示をまっとうします。」
私は黙って聞くしかありませんでした。
「ま、そういうこっちゃ。でもせっかく来たんだから見学して行きぃや。入場料はそうやなぁ…お嬢ちゃんの下着姿くらいでええわ。格安やろ?」
先生が口を挟みました。
「この子には手を出さない約束じゃないですか!」
「なんや?その口の利き方ぁ?安心しぃや。俺達はお嬢ちゃんに指一本触れへんわ。勝手にお嬢ちゃんが脱ぐだけや」
「そ、そんな…」
「先生?ええんやで。先生が俺らにたてついて契約破棄しても。そしたら俺らかてお嬢ちゃんを好きなように出来るんやから。」
「そうだぜ先生。もう身動き取れない先生とお嬢ちゃんひとりくらい俺ら4人いたら好きなようにできるんだからさ。そのほうが俺らも楽しめるし♪破棄しちゃいなよ。」
「どうするんや?破棄するか?俺はお嬢ちゃんが堕ちていく姿を見たぁなってきてわ。」
「い、いえ…すみませんでした…」
先生は引き下がらされました。
「ほれお嬢ちゃん。さっさと脱ぎぃや。ブラもパンティもついでに脱いでもええんやで♪」
「あ!兄貴それいいっすね♪脱ぎなよ全部♪もしかしたらその方が先生はひどい目に合わなくなるかもしれないぞ?」
4人の男の圧力を、私はひとりで抱えることは不可能でした。
私は洋服を脱ぎ、自ら下着姿になりました。
「ほぉ!たまげた。これまたええ乳しとるやんか。最近の若い子は発育がええのぉ。なんぼあるんや?」
1週間前に聞いたことのある質問でした。
見ず知らずの男性になんでそんな事を答えないといけないのか。
私は恥辱心と闘っていました。
「答えた方がいいぜ。先生が今夜どうなるかはお嬢ちゃんにかかってるんだからよ」
私は若い男の顔を見ると、男は締まりのない顔で私の胸を見ていました。
「88です…」
「ほぉ〜先生程やないが、なかなかええやん!しかも若いからまだムッチムチしとるなぁ。」
これっぽっちも嬉しくない褒め言葉でした。
「何カップや?」
お決まりの質問が来ました。
「Eです…」
私はすぐ答えました。
「EとGかい!ゴージャスな2人組やで。最近は細い子が多くて敵わんわ。みーんなBとかCとかや。俺にとっちゃココは天国みたいなもんやな」
若い男が煽ってきました。
「しかし冷てぇなぁ。先生が素っ裸でお嬢ちゃんのためにカラダ張ってんのに、お嬢ちゃんは下着きっちりつけてんだな。先生がどうなってもいいってことなんだ?」
「まぁええやないか。年頃の小娘にそんな覚悟なんてあらへんわ」
私はカチンと来ました。
(私の先生を思う気持ちはそんなもんじゃない!先生は私の目標であり、憧れなんだ!)
そんな気持ちで私は男の安い挑発に乗ってしまいました。
「わ、私は先生のためなら全部脱げます!」
先生が驚いた顔で私を見ました。
そして小刻みに首を横に振って訴えていました。
「だ、ダメよ!!」
「クックックッそんな強がらんでええて!どうせ出来ひんのやろ?俺ぁ焦ったい女を、待つのが一番嫌いなんやぞ?」
私はそう言われて引くに引けなくなり、えいやぁとブラジャーもパンツも脱いでみせました。
しかも強がって隠しもせず、男達に全て晒しました。
それが私に考えつくせめてもの抵抗の方法だったのです。
「へぇ大したもんだ。お嬢ちゃん処女みてぇに乳首綺麗だな。毛の方は生え放題だけどよ(笑)」
屈辱的な言葉でした。
「そうやな。確かに綺麗なカラダしとるわ。こんな脱ぎっぷりのいい今時の綺麗な大学生さんが処女なわけないやろ(笑)」
男達はまさか私が処女とは思ってませんでした。
「ええこと教えたろか?お嬢ちゃん。この先生、1週間前まで処女やったんやぞ!ビックリするやろ?俺もさすがに引いてもうたわ」
(1週間前のあの晩、私が逃げた後にやっぱり先生はこの男達に…)
私はどう先生に詫びていいのか、どう責任をとればいいのか皆目検討もつきませんでした。
先生は震えながらうつむていました。
「ほなお嬢ちゃん。そこの隅っこで正座して大人の社会見学しとれや」
私はカーテンの閉まった部屋の一番奥の窓側に座らされました。
「ほな先生。はじめましょか♪お嬢ちゃんに先生の乱れた姿を見てもらおうや。お嬢ちゃん見とれよ。先生はこんなんが好きなんやで」
男は麻縄で挟み込まれた先生の乳房の先端を中指で下からピンピンと弾きました。
先生は動くことができず男にされるがままでした。
「なんや先生。今日はいつもみたいに可愛い声出さんのかいな。え?お嬢ちゃんの前じゃ出せませんか?(笑)まぁ時間の問題やけどな」
「いつもの様に?」
私は思わず反応してしまいました。
先生が初めて男達に酷いことされたのが1週間前。
そこから先生はフランス出張に行ったはずでした。
若い男が私のすぐ横にしゃがみました。
「そうだよ。先生はこの1週間ずっと俺たちの事務所で可愛がってやってたんだよ。代わる代わる交代でな。寝る間も惜しんでずぅっとパコパコしてたんだぜ♪もう一回もう一回ってなぁ。」
「そんな…ひどい…」
「ひどい?何言ってんだよ。先生だってヒンヒン言いながらよだれ垂らして腰振って悦んでたんだぜ?」
「嘘よ!そんなの!1週間も監禁して先生を…!先生がそんなので喜ぶはずがないじゃない!!」
私は感情的になりました。
憧れの先生がそんな事を好んで受け入れるはずがないと信じて疑いませんでした。
「あっそ!なら先生に聞いてみれば?本当だったら…覚えとけよ。生意気な口聞いてくれやがって」
兄貴と呼ばれる男は、私と若い男のやりとりを見ていました。
手持ち無沙汰の様に先生の乳房を素っ気なく指で刺激しながら…。
「話は終わったか?」
「はい。すんません兄貴邪魔して」
男は先生の方に向きなおってしつこく乳房を攻め続けました。
「なんや先生今日はいつもみたいに甲高い声で鳴かんのかいな。そんなに生徒さんの前でこうされるのは嫌なんか?」
先生は辛そうな表情を浮かべながら言いました。
「ご、ご容赦ください。こ、こんな事…耐えられません。お願いです。あの子をこの部屋から出してあげてください。」
男は先生の胸の敏感な部分をキュッと摘んで言いました。
先生のカラダがピクリと少し反応をした様に見えました。
「誰に言うとんのかさっぱりわからんのぉ。そいつは誰に言うとんのや?え?違うやろ?ちゃんと正しく言い直いしぃや」
先生は顔を真っ赤にして絞り出す様な声で言いました。
「ご、ご主人様…お願いです。あの子をこの部屋から出してあげてください…」
「ダメや!」
ひと言で会話は終わりました。
「仕方ないのぉ。お嬢ちゃんには先生の本当の姿を見せてやらにゃいかんからのぉ。」
先生はピクッとします。
手足は拘束されて動けませんが、明らかに何かを嫌がっていました。
男はポケットから銀色の金属の容器を取り出しました。
そしてひねる様にして蓋を開けて中に入っている軟膏の様なものを中指につけました。
「お嬢ちゃん。よぉく見とれな。先生も所詮女なんやぞ。先生はこれが大好きなんや。な?先生♪」
「あぁ…それだけは…」
先生は怯え切っていました。
男は軟膏の様なものを先生の乳房のぷっくりと隆起したピンク色の先端部分に塗りました。
その軟膏を塗られている自分の乳房を無念そうに見ながら先生は言いました。
「あぁぁ…奈美恵ちゃん…見ないで。先生のこんな姿をあなたには絶対に見て欲しくないのお願い!」
太い指で丁寧に塗るその指を動けない先生は受け入れるしかありません。
「あぁ…」
先生は、眉間にシワを寄せながら不安そうに男の指先を見ていました。
男は執拗に先生の光った先端を刺激し続けました。
「せ、先生に何を?」
先生の慌て様に胸がざわついた私は尋ねました。
「媚薬みたいなもんさ。ただ、あれはそこらへんの通販で売られてる様なニセモンと違ってなぁ、感度が数十倍にもなるってシロモノだ。」
さっき私と言い争った男がそう言いました。
「せ、先生負けないで!そんなのに負けちゃダメです!」
精一杯私は先生を励ましました。
「お嬢ちゃん。世の中にはなぁ気合や根性ではどうにもならんこともあるんやで。さぁショータイムの始まりや。」
男は先生の後ろに回って、私に見せつける様にピンク色の突起をコロコロと転がしはじめました。
先生は目を固く瞑り、上を向いて下唇を噛む様に口を真一文字にしめました。
「無駄な抵抗や。わかっとるやろ?」
先生の白くて大きい乳房を浅黒い男の手が蹂躙するさまはいやらしさの極意を極めました。
「そろそろやな…」
男が言いました。
「…ン……ンフ……フゥ……」
確かに男のしつこい攻めに先生の鼻息が私の耳にも届いてきました。
「さて、もうええやろ」
男は立ち上がって先生の前にしゃがみました。
しかも、私に先生のカラダが見える様な絶妙な位置に。
「ええか?お嬢ちゃん。これから面白いものを見せたるからな。クククッ。俺達の1週間の調教の成果や」
男は先生の顔の前に人差し指を立てて見せました。
「先生ぇ。もうこの指を見ただけで疼いてるんとちゃうか?いくで♪」
「やめて…やめてください…お願いします。あの子の前でだけは!お願いです。」
見たこともない先生の狼狽する姿でした。
男は先生の突起のすぐ下にその人差し指を構えました。
「いくでぇ〜」
「やめてやめて!お願いします。お願いします!ゔっ!うぅぅ…」
男の指が下から上に向かって突起を勢いよくピンッと弾くと、先生はカラダを大きくビクンッ!としました。
でも先生は下唇を噛み締めて耐えていました。
「お!耐えたなぁ。そんなに生徒さんの前で女の姿を見せるのは嫌か?何回まで耐えられるかなぁ?先生」
「頑張って!先生!!」
私は先生に何が起きているのかもわからずに、ただ応援しました。
「フッ…残酷な生徒さんやなぁ…ほれっ!」
男がまた先生の胸の先端を指で弾きました。
「ウグッ!!グフー…フゥ…」
先生は辛そうでした。
「先生!負けないで!!」
私が先生を激励すると、近くにいる若い男が言いました。
「お前が先生を苦しめているのがわかんないのか?先生は大声出して感じたいんだぞ?それを止められてる気持ちわかるか?」
「え…う、嘘よ!先生はこんな事されて嫌がっているのよ!そうに決まってるじゃない!」
「先生可哀想に…」
男が3回目の刺激を先生に与えました。
「はうっ!!んふぅ…ふぅ…」
「先生今日は耐えるなぁ。え?はよ一回声出しちまえば楽んなると違うか?無理は良くないで?」
「お、お願いします。あの子にだけは見せたくないんです…」
「辛そうやのぉ。俺はあのお嬢ちゃんに見せたいんやで?先生のはしたない姿を…クックックッ」
「お…願い…します…」
「もう言葉も絶え絶えになっとるやないかい。今更何か隠す意味あるんか?」
若い男は私に言います。
「お前が先生にもう我慢しなくていいよって言ってやったら先生は楽になるのになぁ」
確かに先生はずっと苦悶の表情を浮かべていました。
「兄貴ぃ。このお嬢ちゃんにも先生の気持ちわかってもらった方が良いんじゃないすかねぇ?」
「あぁそらそうかも知れんな」
先生が勢いよく反対しました。
「そ、それだけはやめてください!お願いします。契約に反します。」
「兄貴ぃ。契約は確か指一本触れないでしたよね?指じゃなくて俺のちんぽでこの子の乳首に塗るってのは違反ですかねぇ?」
「ん?あぁそう言えば、指って書いてあるからなぁ、そらぁ違反やないんやないか?」
主犯格の男がサラッと言いました。
「そ、そんな…言葉尻じゃないですか!指一本と言ったら普通…」
先生は必死に止めようとしてくれました。
「先生!そらぁ認識の問題やわ。俺らが指言うたら指なんや。指一本触れないやからもしかしたら5本ならええのかも知れんわなぁ」
「ヒドイです!じゃあ私はなんのために!!」
「やかましいのぉ。乳首鬼責めしたろか?こうやって!!」
男は先生の突起をグリグリとしました。
「ん〜ッ!!んふぅ!」
超音波の様な先生の声が口から漏れました。
「お前を狂わすことなんていつでも出来るんやぞ?黙っとれや!」
イラッとしたのか、主犯の男は声が荒くなりました。
若い男は下半身を出して先ほどの軟膏をその先に塗りました。
男性経験のない私は、そのイチモツを直視することができずに、チラチラと見るくらいしかできません。
「おら動くなよお嬢ちゃん。先生がもっとヒドイ目に合うぞ!」
私はそれを言われたら逃げることができません。
私の胸の先端に不快なモノが押し付けられました。
それは浅黒くてグロテスクなくらい太くて固いモノでした。
そしてその先についた軟膏を私の胸の先に塗られてしまったのです。
ただでさえ胸に当たるだけで不快なのに変な薬を塗るために擦り付けられたのです。
男は巧みに男性自身を操り、私の薄茶色の部分に軟膏を器用に塗りたくりました。
そして、片側が終わるとまた軟膏を足して反対側にも。
先生と同じ様に私の胸の先端は怪しげな光を帯びました。
「あぁ…ひどいわ…」
先生の目から涙がこぼれました。
時間が経つにつれて、私は薬を塗られた場所がジンジンとしてくるのを感じました。
「兄貴ぃ終わりました。」
「おう。しかしお前も無茶するな。それちんぽに塗ったらどうなるかわかってるやろ?」
「えぇ。まぁそんときゃさっき生意気言ったこのお嬢ちゃんにぶっかけてやりますわ。それも契約違反じゃないすもんね?」
「ん?あぁまぁそうやなぁ。そう言えばぶっかけるなとは書いてへんわ」
「ちょっと待ってください!私を好きにしていいですからその子にだけは本当にいたずらはやめてください!」
主犯の男はまだ先生にイラついていました。
「ほんまうっさいのぉぉ!言われんでもお前は好きにしたるわ!二人まとめて可愛がったる。電車の中でお嬢ちゃんを差し出しときゃこんなことにならんかったのになぁ?」
「兄貴そろそろ効いてきましたよ。ちんぽがジンジンしてきました。」
「フッなんだそりゃ(笑)」
主犯の男が笑いました。
ただ、私はジンジンはするものの特に変わった感じはしませんでした。
若い男がまた私の前に来て、今度は男性自身をムチのように使って上から下に振り下ろし、私の先端をかすめました。
チッ!!
「ヒィアッ!!」
私は一瞬何が起こったのか分かりませんでした。
ただ、かすめた先端から体に電撃の様な刺激が巡ったのです。
「おぉおぉお嬢ちゃんいい声出すやないの。どれ?俺にもやらせい!」
主犯の男は立ち上がると全裸になり、堂々と私の前にゆっくり歩いてきました。
私は目のやり場に困りました。
若い男が私の背中に足を置き、後ろにのけぞれない様にしました。
主犯の男は剥き出しのモノを大きなお腹ごと私の胸に押し当ててきました。
そして膝を使い、グリグリとしてきたのです。
私の胸が男のお腹や股間に押し付けられました。
「ヒィア!な、何?なんなの?ンンンン…」
私は体全身が火照るような、得体の知れない刺激を感じました。
「可愛いく鳴くやないか!え?先生!生徒さんの方が優秀なんやないか?おいお前ら突っ立ってないで先生もやったれや。可哀想やんか。」
「はい」
ずっと立って見ていた男2人がやはり服を脱いで全裸になりました。
下半身丸出し欲望むき出しの全裸男が4人も同じ部屋にいて、しかも女は私と憧れの美代子先生だけというシチュエーションが私の脳では受け入れられませんでした。
私はリーダー格の男と若い男に前後でサンドイッチ状態、先生は2人の男に両胸を前から責められました。
私はこの媚薬というものが初めてでしたから始めこそ声は出したもののその後は口を真一文字にして耐えました。
先生も2人の男に性器をムチのように使われて交互に責められていましたが、なんとかかんとかといった感じでした。
「なかなかこの二人粘りおるわ(笑)この二人が崩壊した時のこと考えると…たまらんなぁ?」
他の男も笑っています。
部屋に男性器がバストを打つ音がペチリペチリと呼応するように鳴り響きました。
慣れることのない電気ショックのような感覚でしたが、私は先生が頑張っているんだからと思うとかろうじて耐えられました。
ですが…
男達の執拗な攻めについに先に塗られた先生が陥落してしまうのでした。
「はぁぁん!!!もうダメ!!奈美恵ちゃん…ゴメンなさい…」
先生は我を忘れたかのように女の声を上げてしまったのです。
一度声が出た先生はもう止まりませんでした。
信じがたいクールな美代子先生の乱れた姿を見させられ、さらに女の声を聞かされながら、私も気づけば今まで出したこともない声を上げてしまっていたのでした。
「いよいよ盛り上がってきたやんか。先生、お嬢ちゃんのマンコに入れてええか?」
「ダメぇダメぇ!あぁんダメェ!!!」
「なんや、なんのダメなんかようわからへんな(笑)」
「お願いします。その子のカラダだけは!!」
「まぁ俺たちも悪魔やないからなぁ。先生の心意気には応えてやりたいんやが…タダって訳にはいかんなぁ」
ペチン!チッ!!ペチン!
相変わらずバストをを打つ男性器の音が響きます。
「あぁッ!ハン…ど、どうすれば…」
私と同様先生も頭がポカポカして朦朧としているのだと思いました。
それでも私を守ろうとしてくれていることは伝わりました。
「ほな先生は俺たちに何さしてくれんのや?」
「の、望む通りに…」
「そうかぁ?ほんなら先生のおマンコの中にたっぷりとザーメンを出してええか?」
「…す、好きにしてください…ハン…」
「あとこれから俺がお前に飽きるまでシモの世話女になれや。それが条件やな」
「うぅぅぅ…はい…わかりました…ンンンン…アン…」
「ええ先生持って良かったなぁ?お嬢ちゃん」
主犯の男は私からようやく離れてくれたのですが、そのまま先生をの方へ行きました。
主犯の男は後ろ手の先生を床に倒し、括られた脚をそのまま天井向けて上げさせ、なんの躊躇なしにズブリと結合したのです。
3人の男に代わる代わる犯される先生、そして私に媚薬を塗った男は私の所に留まり、また性器を私の胸を中心にカラダや顔に擦り付けてきました。
「俺は無理矢理犯すのも好きだが反抗した女を汚すのはもっと好きなんだよ。マンコは使わない約束だが、このカラダは隅々までたっぷり使ってやる」
私達への陵辱は深夜2時ごろまで続きました。
途中、先生は大切な部分にまで薬を塗られたようで、悲鳴のような声を出しはじめ、終わった頃には激しい痙攣と共に気を失いました。
私の方はというと、薬のせいか男は何度果てても蘇り、顔も身体も髪の毛も全身ベトベトとした男性の精液まみれにされました。
男達が去ったあと、部屋に残された私達に会話はありませんでした。
ただ粛々と床に散らばった精液を拭き取り、脱がされた衣服を洗濯機の中に入れ、2人でシャワーを浴びました。
シャワー室でも会話はありませんでしたが、お互いカラダを洗ったあと、泣きながら抱き合いました。
それから、私は大学を卒業するまで先生の家にお世話になりましたが、先生は前期が終わる頃、学校に辞表を提出しました。
私を守るために自らのカラダを毎日のように男達の事務所に差し出しに行ってくれていたのです。
それでも1ヶ月に1度、男達は家に来ました。
私は脱がされる程度で何もされないのですが、先生は私のいる前で陵辱の限りを受けました。
4年生の後期、先生のいない学校に行くのはなんとも虚しかったのを覚えています。
先生は家にもあまり帰ってこなくなりました。
卒業間近となった頃、学食でこんな話をしている男子学生がいました。
「なぁ知ってる?前期に辞めたすっげえ美人のピアノの先生いたじゃん?あの人今〇〇ってソープにいるらしいぜ!誠がたまたま行ったらいたんだって!」
「マジ?俺すっげえ好きだったんだよね〜」
「今日行ってみねぇ?誠はノースキンで中出しまでさしてもらったって!しかもすっげえ綺麗なカラダなんだってさ」
「マジ?行く行く!金貸して!」
「バカある訳ねぇだろ?あそこ90分で8万くらいするんだぜ?」
「高っけ!バイト代明日入るから俺は明日行くわ!」
「じゃあお先に俺がいただいてくるな(笑)」
「げぇ!お前の後かよ!!」
私は、家で先生にそのことについて何も聞けませんでした。
いよいよ卒業の時、卒業コンサートで先生は私のピアノを久しぶりに聞きに来てくれました。
「あなたの寂しい音色は本当に研ぎ澄まされたわね。私が教えることはもうないわ。安心して世界に羽ばたきなさい。」
私の寂しい音色は先生を失った寂しさ。
先生が私を守ってくれたから奏でられる寂しさの音色なのです。
最後に見た先生の哀愁漂う後ろ姿が今も目に焼き付いています。
先生の脚首には濃い目のストッキングで隠されていましたが、蝶の刺青がありました。
私がピアニストで活動している限り、いつかどこかで先生が見てくれていると信じています。
先生に癒しを届けるために、私は今も一音一音に寂しさをのせて鍵盤を叩いています。