禁断の性欲!菜都…美少女初めての歓び 11話

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消毒液の匂いと白衣のナースを見てここが病院だとすぐ気がつきました。

何でこんなところにいるのだろうと考えて、火事を思い出したんです。

「お父さん!お母さんはどこ?」

叫ぶ私の目に映ったのは中年の男女でした。

どこかで見覚えがある、そう考えて記憶をたどる間に向こうから話しかけられました。

「菜っちゃん。大丈夫だった?」

きょとんとする私に

「ほら!大阪の奈津美よ。菜っちゃんのお父さんの妹の。」

名乗られてやっと思い出しました。

お父さんの妹、つまり私の叔母さんの奈津美おばさんとその旦那さんでした。

「お父さんはかわいそうだけど焼け跡から見つかって。」

私は涙流しそうなのを堪えてお母さんの事を聞きました。

「義姉さんは今ICUだけど、大丈夫助かるみたいよ。でも…」

(でも)の続きが気になりおばさんに何度も聞いたんですが困った表情で答えてくれません。

仕方なしにICUに直接行って自分で確かめに行く事にしました。

何度もよろめいて壁づたいに歩いて集中治療室にたどり着いたのです。

私が娘だと知ると看護婦さんが中に入れてくれてお母さんの容体を間近で見る事ができました。

酸素マスクはつけたままですが、意識はありました。お母さんは私を見ると安心したかのように笑顔を見せて手を握ってくれました。

やがて病室を出ると先生からお母さんの容体について説明がありました。

命に別状はないが足の火傷がひどく右足は切除し左足も後遺症が残るらしいと知りました。

私は自分の病室に戻りベッドに入ると父親を失い母も足を失った悲しみから涙が止まりませんでした。

きっと夢なんだと自分に言い聞かせて、寝ておきたら両親がいるのではないかなどと考えて何度も夜を過ごしました。

数ヶ月後、母の容体も安定し二人で退院になりました。

12月の火事の後、退院したのは2月の中頃になってました。

家はすでに叔母夫婦により更地になっていましたが、お父さんと写真を撮った倉庫だけは無事でした。トイレもお風呂もあるのでしばらくそこで生活する事になりました。

学校に行くと金沢先生や同級生たちは優しく声をかけてくれましたが倉庫兼自宅に帰るとたくさんの人が押し寄せてました。

「斉藤さん。お宅の火事でうちも被害出てんですよ。損害どうしてくれるんですか?奥さん!」

隣のお肉屋さんとか裏の画廊とかの人がたくさんいました。

お母さんはしきりに

「保険金が下りたら必ず返しますから」と言って皆さんは帰っていきました。

でも学校から帰ってきたある日、お母さんはだらしなく横になっていました。傍らにはビールやらお酒の空き瓶がたくさん散乱していたんです。

そんな酒浸りのお母さんを見る日が何日も続いてある日酔っぱらって寝ている時に聞いてみました。

「お母さん、本当に保険は出るの?」

「保険?出るわけないじゃん、掛けてないんだから。」

吐き捨てるように聞いた言葉は衝撃でした。

どうしよう、どうしよう、私は頼れるのは叔母さんしかいないと考えて電話してみました。

叔母さんは不在でおじさんしかいなかったのですが来てくれました。

「大変だね!そもそも何で火が出たんだろう。」

聞いてくるおじさんに私が点けた何て言えませんでした。

「消防や警察の捜査では玄関が一番燃えていたんでそこから出火したらしいけど菜っちゃん何か知ってる?」

首を横に振る私を見て

「確か誕生日のケーキ食べていたんだよね。ろうそくの火はちゃんと消したのかな?」

意味深げな苦笑いで私を見つめるおじさんにすべて見抜かれてる気がしたんです。

私の心の中であの日の炎の光景が浮かび上がりました。

「おじさん。何とか助けて。お願い。私、大きくなったら働いてきっと返しますから。」

おじさんの手を握り頼みました。

「わかった。菜っちゃん。今からちょっと出掛けよう。当てがあるから。」

おじさんの乗ってきた車に二人で乗りました。

多分大阪辺りだと思いました。

おじさんの事はあまり知らないのですが、左手の小指はないのは前から知っていました。

車はやがて大きな門を越えてお城のようなお屋敷に入って行きました。

畳の部屋に案内されて待っていると一人のおじいさんが入ってきました。

ニコニコして優しそうな人でしたが、おじさんは何度も挨拶し私を紹介しました。

「斉藤、菜都さん。いい名前じゃのぅ。」

ずっとニコニコして話しているんです。

「それでワシにどうして欲しい?」

横にいるおじさんは火事から今までの事を全部説明した後に私が言いました。

「大人になったら働いてお金かえします。必ず返しますから。」

おじいさんにお願いしました。

きっと何とかしてくれると信じて。

「そもそもどうして火事は起きたんじゃ?そこが疑問じゃ。」

おじいさんもおじさんも私からの返事を待っている感じでした。

黙っている私をみて

「いくら欲しい?」

おじいさんが聞いてきました。

おじさんが指を何本か立てて「これほどかと」と答えると

おじいさんは部屋の襖を開けてそこにあった金庫からお金の札束を出しました。

「足りないなら言ってくれ」

私の目は札束の山に釘付けでした。

これだけあればお母さんも酒浸りにならない、昔のように楽しく暮らせる。

そんな昔の光景を思い浮かべていました。

「それと、こういうのもあります。この子の家はカメラ店で画像が残ってました。」

おじさんが取り出したのは私がお父さんに撮られたヌード写真でした。

葉っぱや絆創膏を貼って撮影されたものでした。

恥ずかしい、何でそんな写真を見せるの?

そう思うと前を見る事ができませんでした。

「ほう。キレイな身体しとるのぉ。菜都さんは今何歳かな?」

「12才です。来年中◯生です。」

おじさんが即座に返事しました。

「まぁ火事の件は後でもいいわい。斉藤菜都さん、これだけの大金、今のキミなら貸してあげてもいいが?どうする?大人になって返すより、今のキミがワシのために働いて返してくれたらいいんじゃが。」

私の表情を見ながらお茶を飲んで待っているおじいさんに

「お願いします。やります!」

と答えた瞬間おじいさんは満面の笑顔で

「よぉ決断した。よし早速この子のお母さんに承諾書もらってきて来い!高木!」

おじさんの名前を呼び捨てにして命令するおじいさんは何者なんだろうという疑問とお母さんを楽にしてあげられる喜びに満ちあふれながら帰りにつきました。

「義姉さん。どうやら義兄さんは保険入ってたみたいで、迷惑かけた近隣に賠償されてるのと焼けた自宅の修復費用も出るみたいですよ」

おじさんはお母さんにそう言うとぐったりして酒に浸っていたお母さんの表情は花が咲いたみたいに明るくなりました。

「良かったね。お母さん。」

二人とも目に涙をためてお母さんの手をとり二人で抱き合いました。

「これで前のように店を始められる。私も貴菜都が産まれるまでは夫婦でやってたからお母さんも店を再開してがんばる。」

喜んでいるお母さんに最後にこういいました。

「お母さん、それとねもうすぐ小学校卒業だから6年生は早めの春休みになるみたい。次に学校行くのは卒業式なんだけど、叔母さんのところから遊びにおいでって言われてて。学校休みだし行ってもいい?」

「もちろんよ。火事でいろいろあったしちょうどいいかもね。叔母さんに迷惑かけたらダメよ。」

病院で目覚めてから私が人間でいられたわずかな時間を決して忘れません。

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