俺は40代男性、台湾で働いているサラリーマンだ。
最近の言葉でいうところのいわゆる陰キャで、ファッションなどにも全く興味がない。
現地スタッフとも日本人とも友達付き合いもせず、ひっそりとくらしている。
髪は数か月に一回現地の格安の理容室に行き、短めのスポーツ刈りにしてもらう。
街はずれのさびれた通りにある庶民的な建物のその床屋は、50代~60代くらいと思われる男性スタッフの他、20代と思われるスタッフが二人いた。
若い方の一人は不器用そうなお兄さん。
もう一人は逆に、てきぱきとしていて、いかにも仕事ができそうだけど、クールで少し話しかけにくい印象の女性だった。
俺は女性が苦手で、髪を切ってもらう時はいつも男性スタッフのどちらかになるように願うような気持ちで入っている。
指名とかはしないので、2回程度その若い女の子にあたったこともあるが、
言葉も通じないし必要なこと以外は一切しゃべらない女の子に黙々と髪をカットもらうのは、やはり緊張するような、気まずいような感じがして苦手だった。
ある日、いつものように理容室にいくと、スタッフは誰もいなく、中は少々の明かりのみで、薄暗い。
ドアガラスから中のぞきながら「なんだやすみか…」
と思いながら、やれやれと立ち去ろうとすると、奥から人影がやってきた。
やってきたのはあの真面目そうな女の子だった。
「ドウゾ…」
軽く微笑んみながら日本語で喋ってくれたその子の顔を見た時、思わずその端正な可愛らしい顔にはっとした。
俺は今までその子に当たったときも、顔もまともに見たことはなかったが、この時は不意打ちだったので、はじめて顔をちゃんと見た。
くりんとした可愛らしい目には、いかにも仕事ができる真面目そうな感じの中にも、まだ高校生のような幼さが残っていた。
セミロングのストレートの髪が真っ黒に輝き、クールなイメージを強調している。
しかしその美貌と同じくらい目を引いたのは、その高校生のような顔と小柄な体からはふつりあいなほど豊満に尖った胸。
一瞬我を忘れて、その黒いブラウスがきつそうにシワが張った胸を凝視してしまった。
女の子そんなことにはお構いなく、
「こちらヘドウゾ」
俺の顔を覚えていたのか、日本語で椅子に案内してくれる。
暗記している中国語で長さを伝えると、
「ミジカイです?前の時、同じ、イイです?」
前カットしてもらったときは、日本語は全くしゃべってなかった。
しかも、前カットした時の長さも覚えてくれてるのか。
そう思うと少しうれしくなった。
女の子はエプロンをつけ、淡々と仕事をはじめる。
(あの胸…すごい柔らかそうだったな…。そういえばエプロンしてたから今まで気づかなかったのか…)
などと考えながら、鏡にうつるその子の姿をこっそりと眺める…
女の子は俺がそんな変態な事を考えているとも知らず、真剣な顔で作業をはじめた。
「日本語、上手ですね?」
というと、恥ずかしそうに笑い、
「最近、日本語、始めたんです」
「日本友達ができて…」
「ここに、日本人のお客様、少し来るだから…」
いつものクールな感じに比べると、今日はにこやかに話してくれた。
いや、俺が勝手に緊張してただけなのかもしれない。
優しそうに会話してくれながらも、真剣な表情で仕事を進めていくのは、あいかわらずだ。
ときおり、その大きな眼が俺の目をのぞき込むかのような体制になると、
今日初めてあんなに可愛らしい顔だったのを意識したこともあって、今まで以上に緊張し、自分の心臓の音が耳に響くほどだった。
散髪は着々と進む。
もみあげをカットしているとき、ほんの少しであるが、女の子の胸の先端が俺の右肩にそっと触れた。
厚い生地のエプロンに包まれているため、感触まではわからないが、やはり一気に興奮が増し、その瞬間肩に全神経を集中した。
また当たってほしい!と願うも、女の子に配慮して少し反対側に体を傾ける。
その間も女の子の胸や自分の肩にずっと意識を集中していたが、反対側に傾きすぎたのか、
女の子は「もう少し、右、来れますか?」
といって自分の側に俺の体を引き寄せた。
「は、はい…すみません…」
俺はぎこちない動きで体を直す。
このとき、慌てて右に寄りすぎ、俺の肩が女の子の胸に、今度はしっかりとぶつかってしまった。
「あ、す、すみません…」
「あ……。ふふ…」
女の子はごまかすように笑い、そのまま何事もなく散髪を続けた。
エプロンの厚い生地の奥に今度は確かに感じた柔らかい感触と、
そのときの女の子のちょっと慌てて笑った様子が頭から離れない俺をよそに、女の子はやはり真面目な顔で仕事を続ける。
しばらくすると、髪を大方カットし終わり、細かいところの仕上げに入った。
もみあげも整えたのち、前髪をカットするときは、また彼女に目をじっと見られてるような感じになり、落ち着かない。
俺がどぎまぎしていると、彼女の目が俺の目を見たまま、ちょっと笑ったような気がした。
どういう意味の笑顔なのかはわからない。
さっきの胸の事もあるし、女の子に目を見つめられ、心臓が痛いほど拍動する。
その間も、女の子はちらちらと俺の目をのぞき込むようにして微笑んだ。
彼女の微笑に反応するように、下半身が少しずつ立ち上がってくるのを感じた。
やがて仕上げも終わったのか、俺の頭と顔についた髪を丁寧にはらい始めた。
「コウフン、してます?」
女の子が俺の目をじっとみたまま、そっとつぶやいた。
(…!!)
俺は思わず無言で固まる。
女の子はなにも言わず、道具を置きに向こうへいった。
戻ってくると、また妖しく微笑む。
女の子の手が、シートの下に入ってきたと思うと、俺の股間の上にそっと彼女の手が置かれるのが分かった。
「…ここ…固い…」
女の子はクスっと笑うと、置いた手をそっと動かして俺の股間をゆっくりとさすりはじめた。
「どうして…かたくなってるんです…?」
目の奥をのぞき込まれるようにしてそう問われながら、股間を包むように撫でていた手が少しずつ、俺のモノを握るように移動するのを感じた。
やがて、小さな手が俺の先端をとらえると、先っぽの部分を、複数の細い指がくるくると優しく動いていくのを感じる。
突然のできごとに完全に思考停止して動けなくなってしまった俺の目を、じっと見つめながら彼女は無言で俺のモノを撫で続けた。
彼女は俺の耳に顔を近づけ、
「誰にも、ないしょ…」
と耳元にささやくと、
シートを取り去り、俺のベルトに彼女が手をかける。
「あ、あの…」
と情けなくつぶやく俺の目に笑いかけ
「しー」っと合図し、ベルトを外し始めた。
誰もいないひっそりとした部屋に、カチャカチャとベルトを外す音が響き渡った。
街はずれの古い建物が並ぶ外は車の音もせず、街の中に俺と彼女のふたりだけ存在しているような錯覚を覚える。
彼女は俺のズボンのチャックを外し、そのまま下着とともにずりおろした。
彼女の前に露になったソレは、急激な非日常による興奮と緊張で、最高潮に痛いほど固く、大きく直立している。
「ふふ…」
彼女はそれをみながらニッコリと笑うと、白い小さな手が俺のモノを包むように握った。
ひんやりとした感触が、とんでもない快感となって全身を襲ってくる
「キモチい?…」
と俺の耳元にささやき、彼女が手をゆっくりと動かし始めた。
「どこがきもちいい?…」
裏筋をつーっと人差し指が這っていき、カリ首の部分を親指の腹がそっとなでつつ、敏感な亀頭部分をてのひら全体がつつみこんできた、
「ずっと、私の胸、みてたよ…?知ってたよ…」
そういいながら彼女の手は容赦なく俺の敏感な部分をいじりつづける…
思わず、その上品に膨らんだ彼女のブラウスの胸に手をのばした。
「触りたいの…?」
と問う彼女に、何も答えず、俺は無我夢中で手を伸ばし、彼女のエプロンを脱がそうとする。
彼女はまた優しく微笑みながら、エプロンを脱いでそっと置いた。
問いかけるように俺の目をみつめる彼女の胸に、震える手をそえてみた。
その美しい形を確かめるようにブラウスの上から撫でていき、ゆっくりと揉んでみた。
「くすぐったいです…ふふ…」
恥ずかしそうに笑う彼女の声を聞くと、もう止まらない。
乱暴にブラウスのボタンに手をかける。
「あ、あ…まって…」
妖艶な態度から急に慌てたような様子になった彼女の声は、ますます俺の興奮に拍車をかけた。
一つずつボタンを外していく俺を、彼女はただ黙って見つめていた。
下着を乱暴にずり上げると、白いブラが目に飛び込む。
「ウェイ(wait?)…だめ…待って…」
と彼女は訴えかけてくるが、抵抗はしなかった。俺は何も言わずに、小さな体に手をまわし、「カチッ…」とホックをはずし、そのまま彼女の胸を強引に露にした。
「おぉ…」
見事な光景をみて、思わず感動の声を漏らしてしまう。
美しく膨らんだ白い胸。
その先端が、ツンと上にそるように、小さく桃色に尖っている。
「きれい…」
そうつぶやいたまま思わずおっぱいを凝視したまま動かない俺をみて、
「もうだめ…だめ…」
と身を縮めるように背中を丸めて恥ずかしそうに向こうを向いてしまった。
俺は椅子から身を起こし、後ろを向いている彼女を背中から強引に抱き寄せる。
彼女の生乳を俺の手が食い込むようにつつみこんだ
「ん…っ!」
(あぁ…柔らかい…)
俺の固い手に揉まれ、彼女のすべすべの美しい乳房はムニュムニュと形を変える。
その感触をなんどもなんども確かめるため、いやらしく揉みつづけた。
程よい弾力…柔らかな感触…そしてなめらかな肌。
もう夢中だ。
そして、人差し指でそっと乳首に触れる
ビクっ…彼女の体が反応した。
そのまま親指と人差し指でこね繰り回していると、手の動きに操られるかのように彼女がいやらしく体を動かす。
「かわいい…」
つぶやくと、彼女は反抗するように向き直ると、俺の股間に手を差し入れて来た。
「ふふ…」
彼女はまた、妖艶に笑う小悪魔のような顔に戻り、中国語で何かをつぶやきながら、ぼくの先端をまたいじめ始めた。
さきほどより早い動きで襲われ、いっきに射精感がこみあげてくる。
彼女のおっぱいに手を伸ばすと、優しく手を添えて胸に乗せてくれた。
彼女は顔を近づけてくると、
「ウォ…イーロ…(?)」
中国語で何か俺の耳元にささやいたと思うと、
「ちゅ…」
いきなり唇を重ねてきた。
「んっ…はむ…ちゅ…」
彼女の柔らかい唇が幾度となく、俺の口を味わうかのように重なってくる。
そして、口の中に入ってきた彼女の舌先と自分の舌先が、軽く接し、彼女の唾液の味を感じたとき、とうとう波打つように押し寄せる、強烈な快感に耐えられなくなり、彼女のかわいい手の中に、勢いよくすべてを発射してしまった。
彼女は唇を離し、ニッコリと微笑むと、さらにもう一度キスをしてきた。
「もう…誰かが来るかもしれない…」
放心状態の俺に彼女はそうつぶやき、汚れたところを丁寧にティッシュでふきとってくれ、俺のズボンのチャックとベルトを締めると、彼女も服を直した。
しばらくは二人とも何も言わず、ゆったりと静かなまま空気が流れる。
(なぜ彼女は今日、急に…)
それまで知っていたクールで仕事熱心で純真なイメージからは想像つなかった今日の出来事に、いまさらながら頭が混乱する…
「あの…」
問いかけようとしたとき、
「ブルルル…!!」外の入り口にバイクの音が近づいてきた。
店主の男性が帰ってきたのだ。
「しー…」
彼女は穏やに微笑みながら合図すると、店内に散らかったままの髪の掃除を始めた。
入り口が開き、何も知る由もない店主の男性は、俺に気が付くも、興味もなさそうに、いつもと変わらない不愛想な様子で作業に取りかかる。
俺と女の子も、何事もないふりをして、会計をすませ、俺は店をでた。
その日から、彼女と付き合うとか、個人的に連絡をとる。ということは一切なかった。
俺はそれからも以前と変わらず、その理容室に通い続けた。
彼女も以前と同じく、優秀でクールな女性としてその店で働いており、
その後何回か俺のカットに当たったけど、まったく真面目に仕事をする様子のままだった。
あの日のできごとは、夢でも見ていたのではないかと思ってしまいそうになる。
しかし、あの日以来、まったくクールで話しかけにくかった彼女は、日本語で笑顔も交えながら軽くしゃべってくれるようになった。
彼女の笑い声を聞きながら、ひっそりと頭の中で当時の事を思い出すのが、自分の中で最高の時間だ。