女の子と出かけるとき、大抵の男は、車道側を歩いたり、お店に入るときはドアを開けてあげるだろう。
では、エスカレーターに乗るときの立ち位置はどうか?俺の場合、上りであれば女の子の後ろに立ち、下りであれば女の子の前に立つ。
いずれの場合も自分が階下側に立つことで、万が一の時など女の子を支えることが出来るポジションを取る訳だ。上りの場合、スカートを履いている女の子の後ろに自分が立つことで、盗撮犯から女の子を守る、という壁の役目も果たす。
この、上りエスカレーターに乗ったとき、女の子の性格が出る。後ろに振り向き、俺と目を合わせて会話をするか、あるいは前を向いたままか。俺の女友達の美津紀は後者だ。
美津紀は、俺が壁になっていると安心しているのだろうか?ミニスカートでもお構いなしだ。
しかし俺こそが、美津紀のスカートの中を狙う張本人なのだ。俺が美津紀の後ろに立つのは、俺が美津紀を盗撮するためだ。
ミニスカートで脚を開いて突っ立っているとは、「カメラを差し込んでスカートの中を撮って下さい。せっかくかわいい下着を身に着けてきたんだから」と言っているようなものだ。
そんな美津紀の、口には出せない奥ゆかしい思いを俺は忖度し、遠慮なくカメラを差し込み、スカートの中を撮影する。何度やってもバレない。もしかしたら、後ろが友達の俺で盗撮などするわけないと安心しているのではなく、誰がいようが、全く無頓着なのかもしれない。
そうだとすると、信頼されているから後ろを振り向かないというわけではなくなるので残念ではある。しかし同時に、あれだけ無警戒なのだから今まで美津紀は散々盗撮されて、ズリネタになっているのだろうなぁと思う。そしてその光景を想像して、不覚にも興奮してしまう。
盗撮許すまじの風潮が強いが、レイプしている訳ではないし、女の子たちが恥ずかしい思いをしないように、撮影者は気を使って彼女たちが気付かないようにカメラをスカートの中に差し込んでいるだけだ。そして、将来しわくちゃのババァになって誰からも見向きもされなくなる彼女たちの1番キレイな状態の、スカートの中を永遠に記録してあげているだけなのだ。
美津紀と知り合って10年以上経つ。当初20歳だった美津紀も三十路だ。俺はまだ全然オカズとして使えるので美津紀をあいも変わらず盗撮しているが、他の鳥師からみたらどうだろう?美津紀はまだ撮影対象として見てもらえているだろうか。盗撮されている事を知るのと、もしかしてもはや撮影対象として見なされていないと知ったときと、美津紀にとって、どちらが不幸であろう。
いつもパンティを臀部の割れ目に沿って食い込ませている美津紀の盗撮画像を見比べて、射精と同時に薄れゆく意識の中で、俺はぼんやりと考えていた。