加奈さんは24歳の元地方銀行員で、20歳の学生身分の俺からしてみたら、大人の女性に見えた。
顔は眞鍋かをりに似て、可愛らしさと色気の上に品性が加わった憧れの人だった。
身長は160センチ弱で肩ぐらいまでストレートな黒髪をなびかせ、小柄なわりにDカップ程度の胸とスッキリとした腰付き。
顔だけでなく後ろ姿も素敵な人だった。
擦れた所のない純朴な性格で、バイト仲間の間では嫁にしたい女性ナンバーワンの人気者であった。
俺と加奈さんはバイト先の飲食店で出会い、二人で食事に行くぐらい仲が良くなった。
地方銀行支店勤務時代にお局にいじめられ退職したそうで、次の仕事が決まるまでの繋ぎでバイトをしているとのこと。
俺たち二人の微妙な距離感が縮まることはなく、いつまでも『まさくん』『加奈さん』と呼び合っていた。
中学高校時代にひっきりなしに彼女をとりかえ続けていた俺にとって、初めて真剣な恋だった。
俺はある日、同じ大学の院生で、研究せずに女遊びばかりしている悪友ジロウに誘われ、合コンに行くことになった。
居酒屋の座敷に入ると、なぜかそこに見覚えのある後ろ姿があった。
「あっ!まさくん!こっちこっち!」
紛れもない加奈さんの明るく透き通った声。目があっただけで、みぞおちがギュッと締め付けられる。薄い水色のTシャツと白の膝上のスカート姿は、バイトの制服姿より何倍も可愛かった。
「まさ、加奈と知り合いだったんか?」とジロウが馴れ馴れしく叫ぶ。
「えぇ、バイト仲間なんすよ。ジロウさんは加奈さんと友人?」
「友人どころか、ヤリ友だで」
「はいはい。やめてよね、そういう冗談。まだ飲み会始まったばかりなのに。まさくんは何飲む?」
「俺は最初はビールでいいです」
「まさくんは顔は可愛いけど、男らしいところあるんだよね。よし!いきなり日本酒とかいっちゃう?」
「かなぁ、まさのこと酔わせてエッロいことする気でな?」
下品なジロウと可愛い加奈さんの掛け合いはテンポ良く続き、あっという間に午前0時近くになっていた。
周りのメンバーは三々五々帰って行き、気付いたら加奈さんとジロウと俺だけ。
「さて、飲み直しするで!今日、仕事でビジネスホテルに泊まってっから、朝まで騒げるで!」
「私はどうしよっかな。まさくんは行くの?」
「加奈さんが行くなら、一緒しますけど?」
「ほんと?じゃぁ明日は休みだから、たまには朝まで付き合っちゃおっかな」
透き通った笑顔に軽く鼻にかかった可愛い声。
俺は勝手に淫らな加奈さんをイメージして、股間を硬くしてしまっていた。
ホテルの部屋はこじんまりとした部屋だが、ユニットバスにツインベット、小さなテーブルと椅子があり、3人で十分楽しめる広さだった。
「さて!飲むで!っても日本酒しかないで。ほら、まさも加奈どんどん飲め!」
「俺も加奈さんも結構酔ってるんで手加減してくださいよ」
「まさくん、なに弱気な事言ってんの。どんどん飲みなさいな」
加奈さんがジロウの前で乱れないよう気を使っていたつもりが、いつの間にか次から次へと加奈さんにお酌され、俺はあっという間に酩酊状態。
少し気持ち悪くなったのと汗をかきすぎたので「俺、ちょっとシャワー浴びてきます」と言ってふらふらになりながら席を立った。「まさくん、大丈夫?」と天使のような顔で覗き込む加奈さん。
「大丈夫っす。」と言って、シャワールームに入った。
熱いシャワーを浴びていても、ジロウの不快で大きな声と、可愛らしい加奈さんの笑い声が薄い壁を通って聞こえてくる。
シャワーを10分ほど浴びた後、バスタブの栓を占め、お湯入れてゆっくりとリラックス。
ただ、壁越しのふたりの会話が気になったしょうがない。
そもそも、なんであの二人は知り合いなんだ?どういう関係だ?
すると、ドン!と何かが壁にぶつかる音がした途端、静まり返った。
胸騒ぎが止まらない。
すると壁の向こうから微かに
「ちょっと、待って。まさくんに聞こえちゃう。」
「大丈夫だて。あいつシャワー入っとるから、何も聞こえんよ。そのまま壁に手をつけや」
「あーもう。なんでこんな展開になるかな。アンッ」
俺はすぐに蛇口の栓を閉めて、会話を聞き入った。
「んっんっ」
と何かを我慢するような声が漏れてきた。
瞬時に何が起こっているか想像はできたが、そうであって欲しくないと願う気持ちはすぐに嫉妬心へと変わる。
初めて淫らな加奈さんをみられる期待感と、クソ野郎から加奈さんを守らなければならないという責任感が交錯。
嫉妬と興奮が混じり合い、頭がクラクラしてきた。
俺のあそこは膨張していた。
「んっアんっんっア。。いや!そこは触らないで!」
「加奈、相変わらずカワイイ声だすんやな。おぉ!下着、エロ!」
「もう、やだ。まさくんに聞こえちゃうよ。あんっ。もう!」
クチュ、ピチャ、プチュ、、、
水面を撫でるような音と加奈さんの甲高い声が同時に響く。
「あん、アッアァ、、」
「加奈、もう、びしょ濡れだで。もう一本いれてほしいか?もう一本、ほしいって言ってみ」
「やっ、はずかしぃよ。あん!あっ、いれちゃ、ぃやっ、ジロウの指ふとぃ、あぁ!」
クチュ、、ピチャ、、クチュ、ピチャ
さっきより激しくかき混ぜる音が、おれの股間を熱くさせた。
興奮が止まらず、頭が余計にクラクラしてきた。
今すぐ加奈さんの情事をのぞいてやりたい気になった。
俺は物音を立てないように、そっと湯船を出て身体を拭く。
下着を履き、静かに扉を開け、ゆっくりとバスルームを出る。
身をかがませて、ゆっくりとベットに近づいていく。
「あぁ、それ以上指動かしたら、まさくんにぃ、聞こえちゃうぉ、いやぁ」
「加奈ぁ、エロいでぇ、よっしゃ、そのまま尻突き出せ。グイッと。そぉそぉ、うぉ、Tバック、エロー!いつもこんなん履いとるんかぁ」
「やだぁ、そういうこと言わないで!」
ベットの上で、加奈さんは四つん這いの体勢になり、後ろからジロウから攻められてた。
白いスカートは捲られ、セクシーな黒のTバックの隙間からジロウは指は上下左右にあそこを弄んでいる。
加奈さんは恥ずかしそうに枕に顔を埋めていた。
腰はビクビクと震え、快感を我慢できずにいるようだった。
クソ野郎!加奈さんに触るな!っと言ってやりたかったが、言葉が出ない。
それどころか、なぜか興奮が勝り、今までにないぐらい俺の股間は厚く硬くなっていた。
続く