釣りと酒と女が好きで、良いどれながら呑気に何も考えないでお気楽な野郎の話を一席
空をホワ~ンと流れる雲になぞらえて、この男『雲』と呼びます。
いつもの様に釣竿を片手に近所の細い河っぺりで酒を片手に糸を垂れております。
するって~と向こう岸に年の頃ならば三十路前、胸と尻の大きな妙齢の美女が棹先を見ています。
しゃがみこんで見ている為太ももは露に、奥にはパンティに覆われた花園も垣間見えます。
元来が女好きな『雲』ですから『お嬢さん名前は』の問いに、
『自らことの姓名は、父は元京の産にして、姓は安藤、名は慶三、字を五光。母は千代女(ちよじょ)と申せしが、わが母三十三歳の折、ある夜丹頂の鶴を夢見て妾(わらわ)を孕めるが故、垂乳根の胎内を出でしときは鶴女(つるじょ)。鶴女と申せしが、それは幼名、成長の後これを改め、清女(きよじょ)と申し侍るなり』と答えます。
おっといけない。これでは江戸落語の『垂乳根』になってしまいます。てな訳で、このご婦人を清女といたしましょう。
『清女さん釣りが好きなら一緒に如何です?』と雲の旦那『はい、ならば傍らに』と隣に寄り添います。
のべ棹に餌をつけホイッと投げ入れるとする事もなく、目先は清女の太ももに。
あれよあれよと言う間に雲の旦那の太竿が硬く勃起して来るのを見て、清女さん『あら!此方にも立派な竿が』と手にしてゆっくり擦り付けます。雲の旦那も清女の太ももをまさぐりその手は軈て花園に!
『おや!ここに水溜まりがあるではないか?』
『どれ太竿を入れてみよう』と雲の旦那
『その太竿で私を釣って下さいな』と清女さん。
河に置き去りの棹先からピクピクと引きが有るのですが、魚をつるのではなく、鯉(恋)を釣ったと言う馬鹿馬鹿しい一席