浮浪雲(創作話)その8 春眠暁を覚えず…

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以前の事、

この河岸で見掛けた清女を妻として迎え毎日ノンビリと過ごしておりました雲の旦那。

生業の大学芋も順調に売れて、その傍らで干し芋も作って、やや余裕が出てきたある日、芋の支度は清女に任せ雲の旦那は、久々に酒徳利と釣竿を手に釣りに出掛けました。

この河岸は清女と出会ったり、大金の入った財布を拾ったりと、魚は釣れない癖に奇妙な出会いが起こる場所です。

河っ渕に立ち、自家製の干し芋を肴に冷酒を一口口に含み『ゴクリ』と飲み干しました。

『さて、釣り始めるとするか』と支度を始め針崎にエサをつけて『ほいっ』と河に投げ入れました。

ポチャンと音がして浮きが左右に揺れやがて静かに立っています。時折魚が餌をつつくのか、浮きが上下に見え隠れします。

しかしながら、一向に釣れずノンビリ酒を飲みながら浮きを眺めていると、一人のご婦人が『何か釣れましたか?』と声をかけて来ました。

『イヤまだ一向に釣れません。』と雲の旦那

餌さの交換をして再び『ほいっ』と竿を振り出し投げ入れようとした瞬間に引っ張られました。

『あら!糸が!』見ると着物の裾に針が刺さって裾がはだけてしまいました。

裾が広がってしまい、色白な脹ら脛が露に!慌てた雲の旦那竿を立ててしまい、更に着物の裾も捲れてムッチリした太ももが目の前に現れました。

針先には気味悪い餌さが、『ぎゃーっ!早く外して下され』とご婦人。

慌てて針を外そうとしますが、歳の性か細かい作業に眼がついて行けません。より近づけて着物の表から裏からと作業しながら時折ご婦人の太ももに手が触れてしまいます。

『これはご無礼を』『いえ!お気に召さるなそれより早ぅ』と言われますます焦り目を近づけると、真っ白なムッチリとした太ももが、元々女好きな旦那です…糸を外して『これで大丈夫!失礼しました』とは口先だけで、偶然を装い針を着物の太ももの辺りに引っ掛けます。『これは遺憾!今度はこちらに』と糸を引くと着物の合わせが開き太ももと同時に下の茂みまで露になりました。

『いま外します。』と言いながら時折太ももを手の甲で擦りながら作業を進めていきます。その手が徐々に上の方に移動して太ももの脚の付け根辺りに達した時、ご婦人が『ハァ~ン』と息を漏らしました。

『急がずとも良いのでしばしこのまま』と軽く脚を開きました。『しからば』と手の甲を返し手の平でご婦人の太ももの内側を撫でゆっくりと穴を探り当てます。

蜜を貯えた秘穴に指先を入れようとした瞬間清女の声が『主様、障子に穴が開いてしまいます。』

雲の旦那が目を覚まして一言

『逃がした魚は大きい』

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