大変お久しぶりです。続きです。
今考えると、やはりクラス内どころか学年内でも、彼女のスタイルの良さは顕著なものだった。
それでも男子連中の中でそういう話がほぼ出なかったのは、前述の通りの素行不良っぷりと、あとは体育会系の体格と性格…要は女子小学生にあるまじき荒っぽさ故、当時の小学生には恋愛対象にならなかった、というのが大きかったのだろうか。よくよく見ると垂れ目系の美人の卵だったと、思い返す度に思う。
ともかく、そんな秘密を知っているのは男子連中の中ではまず自分だけだろうという謎の誇りが、自分の中にあったのは間違いなかった。
で、小学校といえば当然体育の授業があるわけで、彼女のそれも当然衆目に晒される。
最初は前の件もあったから、正直水着のせいだとも考えた。常々例の膨らみやそれに付随する下着やら何やらを見ておいてそれはどうだと思われるかもしれない。だがいつもそばにいる快活な少女が、周知されることのない女性的な色気を無意識のうちに振りまいていることを、その雰囲気とスタイルとのギャップを含めて認識、いや認めることが難しかったのだろう、と今になって思う。
――だが目の前のそれは、どうしてもそれが現実のものだと、自身に認めさせたいようだった。
兄からのお下がりだという青の長袖ジャージはオーバーサイズで、当然丈が余っていた。だがそれでも彼女の膨らみを隠すには至らず、くたびれた生地をぐいぐいと容赦なく押し上げていた。
当然彼女自身には無用の長物だったらしく、ジャージを脱ぎ着する度に、
「もう、何なんだよ…」
と苛立っていたのを覚えている。何せサイズがサイズなので、脱ぎ着に一々手間がかかる。
件の長袖ジャージは、襟元から裾までフロントジッパーのあるポピュラーなタイプ。だから、着る時は下からジッパーを上げていくと問答無用で引っかかる。
……当然そのままという訳にもいかないので、半ば強引に押し込まなければいけないのだが、いつ見ても窮屈そうだった。
つまり、脱ぐ時などもっと恐ろしい。ただでさえ押し込まなければいけない位に窮屈だから、まずジッパーが下がらない。外から膨らみを身体に押し付けるようにしながら下げて、ようやく下がり始める。
胸元の半分ほどまで下げると、後は楽に下がる、らしい。ジッパーの上げるギチギチという悲鳴の中、隙間から白い布地が溢れ出て行くのが、スローモーションのように映った。
中身の150cmサイズ(実際に見た)の半袖白ジャージは丈はぴったりだが、案の定問題はその胸元。当時の学校指定体操服は今考えると妙な仕様で、生地は分厚く通気性の悪い素材。確か綿100パーセントではなかっただろうか。
そして、全て脱ぎ終わって――圧巻だった。
小四とは思えない豊かな双峰が、純白の半袖ジャージを限界まで押し上げる。内側からの圧力に耐えきれなかったのだろう、すっかり生地が伸びきった胸元からは、うっすらと青いスポブラが透けていた。代謝が良かったのだろう、うっすら上気した頬と汗ばんで蒸れたジャージは、未だに記憶に焼き付いている。
続きはいつか。