仕事に行き、社内行事で遅いとは聞いていたが、
妻の帰りが遅い。
既に夜中の2時を回っていて、
終電の時間はとっくに過ぎている。
実はこう言ったことはたまに在るのだが、
毎回楽しげな写真を見せてくる等、
なにが起きているかが把握できていたこともあり、
特に気にしていなかったが、
昨日までのこともあり、
今回は、妙な胸騒ぎがした。
いつも、それでも2時くらいには帰ってきていたので、
いつもより遅いのも気にかかる。
妻からの連絡は、
23時頃に
『ごめん!今日は終電逃すかも!先に寝てて!』と言うLINEがあり、
その後、0時頃に
『本当申し訳ないんだけど明日起きれるか不安だから保育園よろしくm(__)m』
と言う旨だった。
妻のシフト上、
明日は休みのようなので、
遅くなるのも別に普段であれば気にならなかった。
2時を過ぎた頃、
あまりに不安だったため
電話をかけるが、繋がらない。
胸騒ぎがして、落ち着かないが、
出来ることもなかった上に、翌日私は仕事のため、
とりあえず寝床につく。
寝つきが良くはなかったが、
気づくと朝を迎えていた。
妻の姿は無い。
これは、、、
動揺しつつも、それを隠し、
私は娘たちに食事をとらせ、朝の支度をする。
意味があるか解らないが、
とりあえずスマホのボイスメモは稼働させて
家を出た。
娘を送り、
一人になったタイミングで、
朝バタバタしていて見ていなかったので、
ふとスマホを見ると、妻からのLINEが届いている。
時間は3時過ぎ頃
“送信取り消し”
“送信取り消し”
その後4時頃
「ごめんなさい」
それだけだった。
なにが送られてきて、
なにが消されたのか
確認のしようもない。
その時間に起きていなかったことを後悔しつつ
次第に不安に襲われた。
このまま帰ってこなかったらどうしよう。
妻はどこで、何をしているのか。
娘の迎えはどうなるのか
様々なことが頭をよぎった。
「今どこにいるの?」
「何で帰ってないの?」
「保育園の迎えどうするの?」
「何で電話に出ないの?」
こんな様なLINEを五月雨式に送ったが、
既読がつかない。
それでも仕事が始業してしまうため、
一旦仕事に入る。
もちろん集中力はまるでない。
昼休憩のタイミングでスマホを確認すると、
『ごめん!保育園は大丈夫、ありがとね』
と言うLINEが届いていた。
とりあえず、
帰っては来てくれるようだ。
一旦不安が取り除かれたため、
仕事に戻る。
その日は仕事をいつもより早く切り上げ、
早々に家に帰る。
家につくと娘たちが迎えてくれた。
「ママは?」
『疲れたって寝てるー!』
私は寝室に直行した。
妻は寝ていた。
妻が居ることに安堵した。
起こそうとしたが、
違和感を感じた為、動きが止まった。
かなり崩れてはいるようだが、
化粧を落としていない。
パジャマに着替えておらず、
キャミソールと下着姿と言う
かなり無防備な格好で寝ている。
そして、
特に静かに出入りしたわけでも無いのだが、
私が近くまで来ても
起きる気配がまるでない。
起きる前に、
少し調べようと思った。
私は、
ボイスメモを起動させたスマホと、
妻のスマホをこっそりと持ち出し、
トイレにこもった。
妻のスマホは、昔から
『本当に隠すこと無いからいつ見ても言いよ!』というので、
パスワードは教えられていた為
何度か見たことはあった。
ただ、
何度見てもこれといった浮気の匂いが一切
しなかったため、
手に取るのは久しぶりだ。
LINEにパスワードもかかっていない。
いつものパスワードを入れてみる。
普通に開いた。
LINEを見るが
なにもない
SNS、webの履歴、
ショートメッセージ、
マップの履歴、
メール、
アプリのアンインストールの履歴、
その他怪しいアプリが入っていないか
すべて確認した。
webの履歴が全て消されていること
以外、どこにも、何も形跡はなかった。
ただ、一点だけ気になることがあった。
23時頃、
誰かと通話している。
私ではない。
発信の履歴がある。
名前は登録されていないが、
電話番号は解った。
私はそれをメモして、
録音を確認し始めた。
日中、誰も居ないため
しばらく無音が続いた。
17時頃、
急に音声を拾っているので再生する
扉が開く音
娘が元気良く
ただいまー!と言う。
それと同時に
妻が何かを喋っているが、
確かに聞き取れたのは、
『ありがとう、またねー!』
扉が閉まる音
そこからは何もなかった。
十数時間の録音のうち、
2秒前後の出来事だが、
妻が帰宅直前まで誰かと一緒にいたこと
23時頃誰かと電話していること
この二つの点が繋がりそうだった。
私はトイレから出ると、
娘に確認した。
「今日は保育園から何で帰ってきたの?」
『車だよー!』
「誰と?」
『んー、ままの仕事の人!』
「知ってる人?」
『んとね、多分知ってる人と知らない人!』
「二人居たの?」
『うん』
「二人とも男の人?」
『うん』
「本田さん?」
『そう!本田さん!』
胸が苦しい、
まだ確信はないが、
とりあえず本田と言う男と直近まで居たことは確定した。
若干手が震えているが、
また寝室に戻る。
妻は相変わらず寝ている。
恐る恐る携帯を元あった場所に戻す。
起こそうかと思ったが、
色々あったせいか、
無防備な姿で寝ている妻に
異常に興奮する
私は妻のアソコに何か証拠があるかも知れないと考えた。
確認したかった。
心臓が強く鼓動する
妻の下着に顔を近づけると
変なにおいがする気がした。
緊張しながら、
起こさないように
恐る恐る下着をずらした。
妻のアソコは、
若干湿っているように思ったが、パッと見て解る
AVでよく見るような
精子が溢れている様な状況では無かった。
最悪な状況ではなかったことに
少し安心しかけた瞬間、
ドキッとした。
アソコの毛が、
全くないのである。
私がパイパンにしてほしいと昔頼んだ際、
してくれたものの、
『生え替わるとき見た目も悪いしちくちくするからもーやりません!』
と言ってからは
多少手入れをする程度でしっかりと
生えていたはずだ。
一昨日のSEXの際は、
妻に責められて居たため、
アソコの毛を確認していなかった
と言うより、
よく考えるとここ最近
妻のアソコを見た覚えがない
SEXの時は私は受け身なことが多いし、
部屋は真っ暗、布団もかぶっている。
風呂にも一緒に入っていない。
いつからパイパンなのか、
全く解らなかった。
妻の毛のないアソコを目の当たりにして、
衝撃を受けたが、
まずは起こさないようにと、
下着を戻した。
起こすべきか、
指を入れて確認するか、
考えを巡らせている間に妻が寝返りをうって
横向きになる。
ちょうど手のそばにお尻が来た。
あまりに美しい姿だったので、
何の気なしに、
お知りを軽く撫でてみた
本当に軽く、撫でてみただけなのだ。
しかし、その瞬間、
『ああああぁぁっっ!!』
突然大きなあえぎ声ともに、
絶頂したような反応をした。
その直後、
『あぁ、、あー。。え!??あ、あ!ごめん!おはよう!え、あ、今何時?あ、ごめん!』
眠気からさめて明らかな動揺を見せつつ、
私に声をかける
『あー、ごめんごめん!寝ちゃった!ご飯すぐするね!』
飛び起きて、
そそくさとズボンをはき、
台所に向かう
何だったのだろうか。
ただ、色々と解ったことがある。
疑いが徐々に確信に変わっていく。
だが、私は妻を問いただす事はしなかった。
真実が知りたい。
私の知らない妻の姿が知りたい。
その思いに取り付かれてしまっていたのだ。
私は一つ決心をした。
その日、妻は気まずそうにしつつも
昨晩の話は一切せず、
一見いつもと変わらない一日を終える。
そして次の日、
私は発信履歴にあった番号に
電話をする事となる。
そこから事態は一変する。
続く