昭和の時代、パンツ一丁で授業を受けていた女子

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当方、昭和30年代の始めに生まれ、還暦を迎えた爺です。

私が小学生だった時代の先生というのは、戦争を経験したことがある人がほとんどで、そのためかとても怖い先生が多かったです。

今では考えられませんが、体罰なども教育の1つとして当たり前に行われていて、頭をはたかれたり殴られたりするのは日常茶飯事でした。

特に私が住んでいたような田舎では学校が地域に根付いており、保護者よりも先生の立場が強く、より体罰や酷い指導が多かった気がします。

そんな小学生時代の中で、色濃く記憶に残っている、今では絶対にありえない体験のうち1つを。

それは6年生の、肌寒い秋の体育の授業のことです。

私のクラスには家が貧乏で、あまり喋らない内気な女の子がいました。

その女の子は体育の授業に使う体操着と運動靴を妹(たしか4年生)と共有して使っていました。

体育の授業が被ることは通常ありえないためそれが出来たのですが、その日は4年生は校外に遠足をするとかで、女の子は妹に体操着と運動靴を貸していました。

当然ながら女の子は体操着ではなく私服のまま、それに運動靴もないので裸足でグラウンドに行っていました。

妹に貸すのはどうしようもない理由だとは思うのですが、体育の先生は怖い人で、

「体操着以外で体育を受けようとは何事だ!!」

と女の子を怒鳴りつけました。

女の子が一生懸命に事情を説明しても、体育の授業を私服で受けるのは許されない、と先生は怒るばかり。

しまいに怒りが頂点に達した先生は、その女の子になんと私服を脱ぐように命令しました。

先生の激しい剣幕に逆らえる訳もなく、女の子はゆっくりとセーターを脱ぎました。

続けてその下のシャツの裾を掴んで、少し捲りあげると、おへそがチラリと見えました。

女の子はそこで躊躇しているようでしたが、思い切って裏返しに脱ぐと、上半身が裸になり胸が丸見えになりました。

「うっそー」「やだぁ」「しんじられない」

女子たちの方からそんな囁き声が聞こえました。

女の子はシャツを脱いだ勢いで、さらにスカートも下ろすと、そのままの格好で体育に参加しました。

女の子は肌着姿、つまり白いパンツだけを身につけて、あとは丸出しの裸んぼです。

パンツ一丁という情けない格好の女の子を、クラスメイトはひそひそと馬鹿にしました。

貧乏で栄養状態が悪いのか、手や脚ががりがりに痩せているものの、胸は少しだけ薄く膨らんでいました。

動くとフルフルとほんのわずかに揺れるので、一部の男子たちはそれをはやし立てて嘲笑いました。

また、お調子者の男子がふざけて女の子のパンツをずり下ろして、一番見られてはいけない部分を、みんなに見せようともしました。

(幸いにも、男子がパンツに手をかけた時に女の子が気づいたので、これは未遂に終わりました)

女の子は寒空に長く肌を晒していたからか、また裸に近い格好を同級生に見られたショックからか、うるうると涙を浮かべて震えながら俯いていました。

授業が終わると女の子は服を着ることを許されましたが、さすがにパンツ一丁でグラウンドにいた女の子は目立っていたようで、次の日には学年中で噂されていました。

この一件から、もともと静かだったその子はもっと静かになり、性格も暗くなっていったような気がします。

お年頃の女の子にとって、それだけショックな出来事だったのでしょうね。

その子とは中学が別々になったので、その後はどうなったかは、まったく分かりません。

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