スカートも嫌がるような堅物妻のナオは、撮影会のモデルを経験し気持ちに変化があったのだろう。
三十歳を過ぎて垢ぬけるというのも変だが、傍目にも以前よりも魅力的になったと思う。
街路樹が秋色に色づいてきたころ、ナオは手に入れた新型のスマホの使い方を調べながら話しかけてきた。
「また今週末さ、声かけてもらったから出ようと思うんだけど良いかな?」
「いいよ。というか、いちいち許可とかいらないよ」
「ありがとう。いやさ、いちおうね」
「そっか」
「まぁ、またサクッとやってくるわ」
「撮影会?」
「いや、今度はイベント手伝いかな」
「あ、そうなんだ。まぁ、ぼちぼちやって」
「そうだね」
そういって、またスマホをいじりはじめた。
「新しいスマホどう?」
「なんかすごいね」
「機能が?」
「よくわかんないけど、カメラがすごい」
「そうなんだ」
「写真はあたりまえに綺麗ですごいんだけど、動画もすごいね、これ」
「へぇ」
「普通に撮ってもプロっぽくなりそう。こりゃすごいわ」
そういって、嬉しそうにしていた。どちらかというと撮られる側のはずだが、撮影にも興味が沸いたのだろうか。
そして、また週末いつものように出かけて夜には帰ってきた。
今日はイベントと言っていたので、約束の撮影風景の隠し撮りが送られてくることはないかなと思っていたが、いつものように送られてきた。
どういう内容だったのだろうと不思議に思い、夜にナオが寝てから確認することにした。
―――
そこは、いつも撮影会を行っている会議室だった。今日は長机が置かれていて、そこに本やら雑貨やらが置かれている。
まずイベント屋の山本が現れ、それからナオが現れた。セーターにジーンズと地味な格好だ。
「ナオさん、今日もありがとうございます」
山本が頭をさげて、ナオがこたえる。
「お願いするのは即売会の売り子です。いわゆる同人誌の個人販売会なのですが、今日ご本人が参加できないということで、代わりをお願いした次第です」
「はい。ただ、あまりわかってないのですが」
「大丈夫ですよ。それで、まずはこれからキャラクタの衣装に着替えていただきます。多少露出のある衣装になりますが、買いに来る方は撮影も楽しみにされていますのでお願いします」
「わかりました」
「今日は撮影については軽めのリクエストはアリとしていますので、その辺りうまく対応していただけるとありがたいです。歩合もありますし、ナオさんにも悪くない話かなと」
「がんばります」
「それでは、さっそく着替えのほうをお願いします」
そういうと、山本さんが衣装をナオに手渡した。そして、山本さんはそのままブースの設営を始める。
ナオは山本さんがいるその場で服を脱ぎはじめた。下着もすべて脱いで真っ裸になってから、渡された衣装を身に着ける。事前にコスプレと聞いていたからか、下の毛はすべて剃られていた。
ナオが着替えると、悪魔のような姿になった。服というよりはほぼベルトで、ボンデージに乳首と股がギリギリ隠れる布が少しだけついたものだった。そして、頭には角をつけている。
「あの、、いちおう着替えたんですが、、私、大丈夫でしょうか?」
「とっても良いですよ。さすがナオさんですね」
「そんな、、恥ずかしいです、、いい歳してこんな、、」
ナオは恥ずかしがっていた。露出というよりは、三十路で同人誌キャラのコスプレというのが恥ずかしいのだろう。
「さあ、もうそろそろ始まりますので、準備をお願いします」
ナオは長机で作られたブースに入った。それから手元の商品を確認してから、しきりに自分の胸と股間を気にして見ていた。
コスチュームが細身の彼女には少し大きいらしく、少し態勢を変えると隙間から中が見えてしまうようだった。ただおそらく、これはあえてそういう風にされている衣装なのだろう。
「ポーズは、そちらにある資料をご確認ください」
山本に言われて、ナオは傍らの資料をみてフムフムとうなづいていた。
「それでは、お願いします」
そういうと、山本が部屋から出ていき、販売会が始まった。
―――
それほど大きくないブースに、そこそこの歳の男が数人ずつ順に入って列をつくる。そしてひとりずつ、机の上の冊子や雑貨を物色して、欲しいものを買う。そのたびに、ナオが相手の手を握って声をかけた。
「ありがとうございます。撮影はなさいますか?」
「はい、おねがいします!」
声をかけられた購入者は例外なく撮影も頼む。ナオは撮影を依頼されるとブースから横にでて、相手に依頼されたポーズをとる。
何か手を突き出すようなポーズや、ヤンキー座りをしながら手を頭の後ろにやるようなポーズ、手にステッキをもって振りかざすなど、不思議な動作を続ける。
それがキャラクターのポーズなのだろう、ただ態勢を変えるたび、乳首や股間のヒダが見え隠れしてしまっていた。
写真を依頼した購入者たちは、そんなナオの姿に一眼レフのフラッシュを浴びせていた。ポーズに料金がついているらしく、撮影が終わるたびにナオは料金を受け取っていた。
そして、前の購入者の様子を見て待ちきれない次の購入者が、購入をさっさと済ませて撮影タイムに入る。
「撮影ですね。ありがとうございます!」
「少しかがんでもらえますか?」
「こんな感じですか?」
ナオは膝に手をついて前かがみになる。細身なナオの形の良い胸が見える。それに満足したのか、男がフラッシュを浴びせる。
「あの、少し横向いてもらえますか?」
「こうですか?」
ナオは体をよじって見せる。完全に乳首と股間が見えてしまっている。たぶんナオはわざとやっているのだろう。その様子に喜んだらしい購入者がまたフラッシュを炊きまくる。そして満足して次に移っていく。
次々と知らない男どもに撮影されて気持ちが高ぶってきたのか、ナオの肌に赤みが差し上気してきているように見える。
購入と撮影が進むたび、明らかに狭い会場の空気が変わっていくのがわかる。ナオのポーズが大胆になり、購入者の要望も増えていく。
そして、とうとう最後の購入者になった。その年若い購入者はリッチなのか、冊子などを大量に購入した。そして、もちろん撮影もリクエストする。
「あの、、M字になってもらえますか?」
「いいですよ」
ナオはその場にしゃがんでM字の態勢をとった。
「すいません、ステッキを股間に当てるようにしてもらえますか?」
「こうですか?」
そういって、ナオはわざと股間の布をずらしてから、無毛のヒダを隠すようにステッキのあてる。その姿にフラッシュが浴びせられる。
「少し、触ったりしても良いですか?」
「それはダメです。、、でも、これなら良いですよ」
そういうと、ナオは股間に当てていたステッキをどかせた。ヒダが丸出しになり、透明な粘液が漏れているのが見える。
そして、ステッキの先を口でジュボジュボとしゃぶりはじめた。男はその様子を必死に撮影する。
「ほら、、」
ナオは自分の唾液にまみれたステッキの柄を相手のほうにむけた。男は恐る恐るそれを受け取る。
「どうぞ」
ナオはM字の態勢のまま、自分の股間を相手のほうに突き出すようにする。それを見た男は、撮影するのも忘れて、渡されたステッキの先端をナオのヒダの割れ目に当てる。
「やさしくしてくださいね」
返事もせずに、男はゆっくりとステッキをヒダ奥の肉穴に入れた。
「うっ、、」
ナオの耐えるような声が漏れる。慣れていないのか撮影するのも忘れ、男はゆっくりとステッキをそのまま押し込んでいく。ズブズブとステッキが彼女の肉穴に埋まっていく。
「はぁ、はぁ、はぁ、」
ナオの息が漏れる。その様子に興奮したのか、男はステッキを強く押し込む。
「くっ、、い、いたっ、、やめて、、」
男が穴の奥の行き止まりまで押し込んだのにまだ押し込もうとしていたが、ナオの声で手をとめた。
「ゆっくり、、出し、入れ、、して」
ナオの艶声に従い、男はステッキの出し入れ始める。
「はぁ、はぁ、いい、、きもちいい、」
ナオは胸のベルトをずらし、そのまま自分で胸と乳首を弄る。男はステッキを出し入れしながら、その様子を片手で撮影する。
「もっと、、もっと、はげしく、して、、」
ナオがさらに股間を突き出すようにして言った。男がステッキの出し入れを激しくする。ぐちょぐちょぐちょという音が響く。
「ああ!いい!いいよう!きもちいいよう!おく、おくついて!」
男はステッキが奥に当たるように激しく出し入れする。そのたびに、ナオの体がビクッっと震える。
「いい!いたい!でもいい!いいよう!」
ステッキがナオの白い粘液でぐちょぐちょになっている。ヒダ奥の充血した肉壁がステッキに引き摺られて蠢く。
「もう、こわして!こわして!おまんこ!ぐちゃぐちゃにして!」
明らかに強く奥に当たっている手つきで、男が激しく出し入れする。
「いぐ!いぐ!いっちゃう!いっちゃうう!」
ビクビクッっと痙攣し、ナオはその場に倒れこんだ。男は股間にステッキが刺さったままのナオにフラッシュを浴びせかけた。そして倒れたままのナオはそのまま、ブースに料金を置いてその場を後にした。
「はぁ、はぁ、、はぁ、」
ナオは倒れたまま、しばらく荒い息をしていた。息が整うと、ナオは自分の股間に刺さったステッキを抜こうとした。
「・・・」
ナオはちらっと周囲を見てから、刺さったままのステッキを自分で出し入れし始める。
「んぅ、んぅ、、」
声が漏れないように、必死に声をかみ殺している。そのまま、ステッキを激しく出し入れする。
「んふぅ、、くぅ、、」
片手は胸に跡がつくほどに強く鷲掴みにし、もう片方の手でステッキを激しく出し入れする。
「いぃ、いぃよう」
ぐちゃぐちゃという音が響く。
「もうだめ、、いく、、いっちゃうぅ!」
ステッキをぎゅうっと奥に引き寄せながら、体を激しく痙攣させる。そしてまた、その場に倒れこんだ。ナオの股間からは、白濁した粘液と、少し色の混じった粘液が漏れ出していた。
そして、動画はそこで終わった。
撮影会を始めてから、人前で肌をさらすことには抵抗がなくなってきているのだろう。
ただ、最後のあれは何だったのだろう。
最後の撮影で達したように見えたが、そのあとあの場で勝手にひとりではじめてしまった。
しかも、自分でした後の様子からすると、少し傷までついているんじゃないだろうか。
でも、そうなっても止められない衝動が彼女にあるということだ。