※このお話には暴力的、グロテスクな表現が含まれております。
苦手な方は閲覧をお控えください。
今日12月22日、婚約が破断になった。
6年付き合って愛を育み、昇進を機にプロポーズをした。
同棲を初めてから3年。
嫌な部分をお互いに色々見てきたが、それでも一緒にいたいと思えた。
両親の挨拶も終え、式場や新婚旅行の計画等、
全てが順調だった。
そんなある日、あの事件が起こった日から全てが壊れ初め、
今日の破断へと繋がる。
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その日は私が先に帰宅し夕食の準備をしていた。
先に帰宅した方がその日の当番と決めていたからだ。
カレーを作り終えほっと一息ついた。
時間は21時。
少し遅いな・・・
彼女は美穂。事務職をしている。
残業等なければ19時には帰宅する。
滅多にないことだが月末の棚卸の時期に限り21時ごろ帰宅したこともあったので、
さほど気にせずくつろいでいた。
30分、1時間。
時計を見ると22時を回っている。
流石に遅すぎるな・・・連絡もないし・・・
不安になった私は携帯を手に取り美穂に電話を掛けてみる。
コールはするが出ない。
何かあったのかな・・・
急に不安になり始める。
落ち着かないまま時間は過ぎ、
遂に23時を回ってしまった。
居ても立っても居られずアパートを出ようと玄関で靴を履きドアを開けた。
一歩玄関を出た瞬間奥の階段を見ると、
彼女が上がって来たのが目に入った。
良かった・・・
不安から解放された私は、
ゆっくりと近づいてくる美穂を抱きしめる準備をしていた。
しかしよく見ると彼女の様子がおかしい。
壁に手をつき少しフラつき、片足でジャンプをしながらひょこひょこと。
その様子に気付いた私は慌てて彼女に駆け寄ると、
目の前にした彼女を見て私は愕然とした。
右目はを青く腫れほとんど塞がっている。
鼻からは血が滴っている。
唇は大きく腫れあがり出血。
破れた白いリクルートシャツのボタンは1つしか止まっておらず、
下着も着けていないのか胸が露になっている。
スーツのズボンは履いてはいるが、
片方はスリットのレベルを超え裂けている。
ストッキングは上げた片足に引っかかっていて、
足には無数の擦り傷があり流血。
靴は履いていない。
思わず目を背けたくなる光景。
私はすぐに何があったかを察した。
一瞬の間の後、彼女の両肩に手を置いた。
「何があった!?!?」
怒鳴り声にも似た自分の声が響き渡る。
何があった?わかっていた。
乱暴されたに違いない。
認めたくない、嘘であって欲しい。
一番つらいのは彼女だとわかっているのに、
頭の中がぐちゃぐちゃでその一言しか出てこなかったのだ。
私の声にビクッと我に返った様子の彼女。
私に今気が付いた様子で少し間があった後、
彼女はその場にへたり込んだ。
咄嗟に私も膝まづき、目線を合わせる。
どうしてあげればいいのか・・・
何を言ってやればいいのか・・・
・・・・・・。
分からぬまま時間が過ぎる。
・・・・・・。
数分間そうしていただろうか。
私も徐々に冷静さを取り戻し、
彼女にこう問いかけた。
「とりあえず中に入ろう。」
無言で頷く彼女を確認し、
肩を抱き家の中へと連れて行く。
歩きながら私は彼女の足の異常に気付いた。
ずっと上げていた左足は、
糸の切れた人形の様にブラっとしており、
片足で飛び跳ねるたびゆらゆらと揺れている。
そう、脛の下辺りで完全に折れている。
(なんてことを・・・)
言葉にならない感情を押し殺し、
怒りで我を忘れそうになったが、
彼女を思い歯を食いしばる。
部屋のソファーに辿り着いた私は、
彼女を腰掛けさせてお茶を一杯注ぎ、
彼女に差し出した。
無言で受け取った彼女はゆっくりとそれを飲み、
フーっと一息ついたようだった。
その瞬間冷静さを取り戻したのであろうか、
彼女の顔が急に険しくなり目をギューっと瞑って足に目をやる。
折れた足の痛みがようやく感じ取れたのであろうか。
私は大丈夫か?としか聞いてやれなかったが、
彼女承諾の元、救急車を呼んだ。
救急車に同乗した私は、
隊員の方に事情を説明。
隊員の方も一目見て分かったのであろう、
乱暴、襲われた等のフレーズを上手く避けながら話を進めてくれた。
横たわっている彼女は、
救急車のカーテンの一点をジッと見つめ、
一切表情を変えることなく横を向いている。
病院に着き後の処置を医者に任せた。
私は彼女の両親へ連絡をし、
30分程した後駆けつけてくれた。
あらかたの経緯は電話で伝えていた為、
私を見つけたご両親は私に駆け寄り腕を強く掴んだ。
「娘はどこだ!!」
怒りと憎しみのこもったその声は、
今でも頭に残っている。
病室に入ったご両親をただ待つことしか出来ず、
私は待合室で俯いて座っていた。
20分程だろうか、病室のドアがゆっくりと開き、
お義父さんだけが出てきた。
「さっきは気が動転していて大きな声を出してすまなかった。
娘はまだ何も話さずずっと窓を見つめていたよ。
ここは女同士にして私も一度帰ろうと思う。
入院の準備もあるしな。
健人君も一度家に帰りなさい。
多分持って来てもらうものとかがあるから、
また連絡させてくれ。」
そう言ってお義父さんは病院を後にした。
私ももう一度彼女の顔を見て帰りたかったが・・・
いや、見たくなかったのかも知れない。
あの姿、大勢の男達に弄ばれたのであろう。
抵抗も出来ずされるがままに・・・
怒りか、憎しみか、嫉妬か。
どうにも治まりの付かない感情で頭がいっぱいで、
彼女の顔を見ようとは思えなかった。
お義父さんの後を追うようにして帰路についた。
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家に着くと飛び込んできたのはあちこちに付いた血痕。
仕事の疲れもあったが精神的ダメージが大きく、
ゆっくりと雑巾でふき取りながら考える。
どこで何をされたんだ。誰がやったんだ。犯人は今どこにいるんだ。
先程病院での感情の正体は、
やはり耐え難い、許しがたい怒りだったと初めてわかった。
許せない・・・
許せない・・・
絶対に許さない・・・
沸々と込み上げてくる怒り。
自分の口元からギリギリを歯が擦れる音がはっきりと聞こえた。
ただ今いくら猛ったところで仕方がない・・・
と、自分自身に言い聞かせながら掃除を続けた。
時間は深夜3時を回っている。
突然鳴った携帯の音にビクッと起き上がる。
知らない内に眠っていたようだ。
電話はお母さんからだった。
「今日はちゃんとお話も出来ずにごめんなさいね。
美穂がついさっき眠ったとこなの。
何が起こったのかは一切言わなかったけれど、
お母さんごめんね、健人ごめんねと繰り返し泣きながら言っていたわ。」
そう話すお義母さんの声も震えていた。
少し間があった後気を取り直したようにお義母さんが話し始めた。
「それでね?美穂は怪我が酷くてしばらく入院することになったの。
申し訳ないのだけど明日病院へ下着やパジャマを持って来てくれるかしら。」
私はすぐに返事をし、電話を切った。
美穂の大きめのボストンバックを取り出し、
パジャマと下着を数着、タオルやその他必要な物を詰め込んだ。
バックを玄関に置き、同僚へメールを入れる。
“明日だけど家の都合で休ませて欲しいと伝えてくれ。朝電話出来るかどうかわからないけど、落ち着いたら自分で電話するから。すまない。”と。
これで明日は自由に動ける。
まだ自分の感情もコントロール出来ていないが、
少し寝たことで冷静さを取り戻していた。
(1番辛く苦しいのは美穂なんだ、しっかりしなきゃ!)
そう自分に言い聞かせシャワーを浴び布団へ入った。
明日は美穂に何を言ってやろうか。
どんな言葉で元気づけてやろうか。
そんなことを考えながら、私はいつの間にか眠っていた。
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(ピンポーン)
ん?玄関のベルか?
目を擦りながら時計を見ると朝の7時。
昨日のことをよく思い出せていない状態だったが、
私は玄関のドアに向かった。
「どちら様ですかぁ・・・」
頭を掻きながら玄関を開ける。
そこには松葉杖を付いた美穂が立っていた。
え!?
気が動転した私に美穂はこう言った。
「病院抜けだしてきちゃった♪」
昨日の出来事が嘘のように思える美穂の笑顔。
「来ちゃったじゃないだろ!昨日あんな酷い怪我したんだ!」
寝ぼけていたとはいえ(しまった!)!と思った。
昨日のことを折角笑っている美穂に言うなんて。
その言葉に一瞬表情を曇らせたように見えた美穂だったが、
それが見間違いだったかと思ってしまう程の早い返しで、
「大丈夫、大丈夫!ちょっと痛いけどもう平気だから♪」と。
「ま、まぁ怪我をしているのは事実だし、とりあえず入れよ。」
美穂を部屋へと促した。
ソファーに座る美穂。
いつもより元気に見える。
「コーヒー淹れて♪」
笑顔でおねだりをする美穂に、
私は昨日の出来事が本当に夢ではないかと錯覚するほどだった。
コーヒーを二人分淹れ美穂の横に腰かけた私。
もう目は冷めている。
何から話そうか・・・
何を言おうか・・・
何を聞こうか・・・
先ずは何で病院を抜けて来たかを聞こう。
そう決め言葉にしようとした瞬間、
美穂がこう話し始めた。
「病院にいるとさ?昨日何があったとか何をされたとか絶対聞かれるでしょ?
それが嫌で抜けて来たんだ・・・」
先程までのテンションが嘘のように話した。
そして続けた。
「あんな思いはもう絶対したくない。怖かった。悲しかった。
それを何度も何度も聞かれるなんて私には耐えられない。
だから健人に聞いてもらって伝えてもらおうと思ったの。」
悲しかったの辺りで既に声が震えていた。
それはそうだろう。
レイプをされてあんな怪我まで負ったのだ。
一生分の恐怖を屈辱を味わったに違いない。
ただ・・・
今からその地獄の時間を彼女から細かく聞いて、
私は本当に耐えられるのであろうか。
聞いた後も美穂を愛してやれるのであろうか。
それを受け入れこれから先一緒にいられるのであろうか。
自分でも最低の思考であった。
美穂の心配ではない、自分の感情を優先しているのだ。
そんなことを考えている私を見透かしていたのか何なのか、
美穂がこう問いかけてきた。
「もしかしたらね、話を聞いてもう私を嫌いになっちゃうかもしれない。
気持ち悪いって思われるかもしれない。それでも大丈夫なら聞いてほしい。私も覚悟は出来ているから。」
まっすぐと私の目を見て力強く話す美穂を見て、
本当に自分が恥ずかしくなった。
そして私は決意しこう答えた。
「嫌いになることなんてない。気持ち悪いなんて思うはずがない。
全部言って楽になるなら全部話しなよ。ちゃんと聞くから。」
正直保証なんてなかった。
もしかしたら嫌いになってしまうかもしれない。
もう二度と抱きたいと思えないかもしれない。
でも、美穂は今この言葉を待っている。
先ずは話して楽にしてあげてから考えようと思ったのだ。
「健人、ありがとう。」
その感情さえ見透かされていたような気がしたが、
気にせず美穂に姿勢を向け話を聞く体勢を取った。
それを見た美穂は微笑み、直ぐ表情を強張らせ話を始めた。
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※「」は省略します。
昨日は残業を頼まれて19時まで仕事だったの。
急いで帰ろうといつもの道を自転車で走っていると、
後ろの公園から男女の言い争う声が聞こえたんだ。
男の人の怒鳴り声と女の人の悲鳴が聞こえて、
思わず引き返して公園に入っていったの。
そしたら公園の砂場の辺りに数人の人影が見えたから、
あれだけ人がいれば大丈夫か・・・とまた家へ帰ろうと思ったんだ。
そしたら急に数人の走る音が聞こえてね。
振り返るともう私のすぐ後ろに男が3人立ってたの。
何してんだよって言われた。
声が聞こえたから様子を見にきただけですって答えたら、
その中の一人がいきなり私の髪の毛を掴んだの。
離してって大声で叫んだら、思いっきりお腹殴られちゃってさ。
苦しくて意識が遠くなって。
蹲った私に笑いながらこいつヤッちゃいますかって聞こえた。
動けないし声も出せないから何も出来なくて、
御姫様抱っこされて公園のトイレに連れて行かれたんだ。
投げ捨てられたときに頭打って痛さで急に意識がはっきりしたから、
冷静に周りを見たら5人の男と1人の女が立ってた。
私がやめてください!警察呼びますよ!って頑張って言ったんだけど、
全員がケタケタ笑うだけで何にも言わなくて。
雰囲気が何か悪い薬でもやってる感じだったから・・・
何をしゃべっているかよく聞き取れない人もいたし。
そしたら1人の男が太い鉄の棒持って私に近寄って来て、
取り合えず折っとくか。って。
それでいきなり私の足を思いっきり殴ったの。
あまりの痛さでよく覚えてないんだけど、殴ったと同時にボキッて聞こえて、
自分でも骨が折れたなってはっきりわかった。
痛くて泣き叫びたかったけどこれ以上抵抗したら殺されると思って、
もう何も出来ずただ我慢するしかないって覚悟したんだ、その時から。
それでただ泣く事しかできなかった・・・
そこまで話すと美穂は俯き涙を流した。
私はじっと冷静さを取り戻すのを待った。
その時もはや私の怒りは限界を超えていたが、
頑張って話す美穂の気持ちを踏みにじるまいと必死に耐えていた。
数分後鼻をかみ涙を拭いた美穂が話の続きに入った。
うわー足曲がってるよーって笑いながら何度も棒でこつんこつんってされて、
気が遠くなるほど痛かったけど我慢して何も言わない私にイライラしたのか、
つまんねぇ女・・・と冷静言った男が立ち上がって私の顔を蹴ったの。
蹴られた瞬間からは意識が戻るまで覚えてないんだ。
意識が戻った時車の中にいたの。
〇イエースの様な大きい車で、運転席と助手席のヘッドレストに片手ずつ縛られていて、足は自由に動いた。片足は動かなかったけど。
3人の男がニヤニヤしながら私を見下していて、
運転席と助手席には男女が一人ずつ座って話していたの。
意識が戻ったばかりで気が動転していたんだと思う。また大声で叫んじゃったんだ。
そしたら男がうるせー!って顔を思いっきり殴ったの。
鼻血が出てポタポタ横に流れるのがわかって、
またさっきの覚悟を思い出したんだ。
ここからは目を瞑っていたから感覚しかないんだけど、
じゃあ早速って言った男が服を脱がし始めたの。
クスクス笑う声が聞こえてた。
あっという間に服も下着も脱がされて裸にされたんだ。
これから何が起こるのかはわかっていたし、
悔しさと恐怖とで自分が震えているのがわかった。
俺からねーって聞こえたら両足を開いて持ち上げられて、
アソコを舐め始めたの。
気持ち悪さと足の痛みで声が出そうになったけど、
怖くて力を入れて我慢してたらこいつ感じて震えてるぞって。
ケタケタ笑う声に頭がおかしくなりそうだった。
数分間舐められて横の男が胸を触ってきてキスされて。
じゃあ入れまーすって聞こえた瞬間、中に入ってきたの。
痛くてもまた我慢するしかなかった。
揺れる度に足に激痛が走って。それでも我慢して。
早く終わってと痛みに耐えていたら横の男が私の顔の前に跨ってきて、
口あけろって。
開けるしかなかった。
口に入り込んできて喉の奥まで突っ込まれて。
本当に物を扱うように私の髪の毛を掴んで凄い勢いで前後に振るの。
何度も何度も吐きそうになって、それでも止めてくれなくて。
息が出来なくてまた気を失っちゃった。
起きた時には一人は終わっていたんだ。
お尻を何かがつたってきたから、多分中で出されたんだろうね。
そこからはもうあんまり覚えてなくて・・・
一人が入れているときは一人が跨っての繰り返しで。
とにかく早く終わって早く終わってと呪文みたいに頭の中で繰り返してた。
気が付いたのは身体の揺れが止まって手の縄を外している時。
やっと終わった・・・って。
そう思ったんだけど目の前に女がいてね。
なに人の男とヤッてんだよ!って髪の毛掴まれて顔を何度も殴られた。
気が済まなかったらしく左右の男に足を開くよう指示して、
私のアソコに何度も何度もパンチして。
痛みで叫んでも口を塞がれていたから唸ることしかできなくて。
10分ぐらい続いたかな。
もう痛み以外の感情が無くて何も考えられなかった。
衝撃が止んで目を開けると女が殴り疲れてはぁはぁと息切れしていた。
この時冷静になってわかったんだけど、多分運転席の男が彼氏で、
その男も気を失っている間に入れてたんだろうね。
その嫉妬で殴ったのかなって。
そしたら一人の男が手の縄をまたほどき始めて私は自由になった。
もう捨てるよーって足元から聞こえて、一人がトランクを開けた。
渡すを引きずるとじゃーねーって言って私をアスファルトにドスンって。
服とか下着とかバックとか中から飛んできて、
トランクを閉めると車は走っていったの。
解放された安心感からホッとしたらもう意識なくって。
ただ帰らなきゃって思ったから。
そこからは健人君に会ったのも病院に行ったのも、
薄っすら覚えているけど何を話したかとかは何も覚えてないんだ。
ハッキリ自分に起こったことと状況がわかったのは、
病院を抜け出すちょっと前ぐらいかな。
全てを話終えた美穂。
本当に楽になったのであろう、ホッとした顔をしている。
でもやっぱり俯きこちらを見ようとはしない。
私は怒りを既に通り越していた。
ただ美穂を病院に送っていくまでは、
冷静でいなければと自分に言い聞かせていた。
私は美穂に言った。
「よく話してくれたね、ありがとう。警察には俺からちゃんと話すから、美穂はとりあえず病院に戻って早く元気になろうよ。お義母さん達も心配するからさ。」
そう美穂に悟し、同意を得て病院へ連絡をした。
その後は美穂も私も特に会話もなく、
冷めたコーヒーを飲みながら時間が過ぎていき、
1時間程経ったあと美穂を病院まで送り届けた。
帰り道、私は決意をする。
美穂をひどい目に合わせた奴ら全員、
絶対に許さない・・・
必ず復讐してやるからな・・・
ハンドルを持つ手がガタガタと震え、
怒りの先にあるまだ見ぬ奴らの顔と声を想像し、
早る気持ちを押さえて家路についた。